JP2010252249A - 受信装置及びノイズ除去方法 - Google Patents

受信装置及びノイズ除去方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受信した放送信号含まれるインパルスノイズの除去に要する処理時間及び回路規模の増大を抑制可能な受信装置及びノイズ除去方法を提供する。
【解決手段】受信した放送信号から、当該放送信号に含まれるインパルスノイズの複製信号を生成するインパルスノイズレプリカ信号生成部と、放送信号からインパルスノイズレプリカ信号を減算して、インパルスノイズを除去するノイズ除去部とを備え、インパルスノイズレプリカ信号生成部は、インパルスノイズを含むノイズレプリカ信号のサンプル点のうち、振幅値が閾値を越えるサンプルの振幅値と時刻とから、インパルスノイズの最大振幅値と中心時刻とを推定して、これら最大振幅値と中心時刻とに基づいて、閾値以下のサンプル点により形成されるインパルスノイズの波形を推定し、インパルスノイズレプリカ信号を生成する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、受信装置及びノイズ除去方法に関するものであり、特に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)により変調された放送信号に混入したインパルスノイズの影響を低減する受信装置及びノイズ除去方法に関するものである。
従来、ディジタルテレビ放送等で使用される信号変調方式として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が知られている。OFDMは、互いに直交する複数のキャリア(搬送波)を用いて、複数のデータを並列的に送信することにより通信効率を向上させた信号変調方式である。
OFDMを用いてデータを送信する送信局では、送信するデータ列を複素平面にマッピングして、複素平面の横軸を実数部、縦軸を虚数部としてIFFT(逆高速フーリエ変換:Inverse Fast Fourier Transform)を行い、IFFTしたデータをD/A(ディジタル/アナログ)変換し、それぞれ直交する複数のキャリアに割当てた放送信号を送信する。
この放送信号を受信する受信装置は、受信した放送信号をA/D(アナログ/ディジタル)変換した後、FFT(高速フーリエ変換:Fast Fourier Transform)して復調し、逆マッピングを行うことによってデータを再生する。
このような受信装置により受信する放送信号には、その伝送経路においてしばしばガウスノイズやインパルスノイズ等のノイズが混入する場合がある。放送信号にノイズが混入していた場合、受信した放送信号を復調して再生したデータの品質が劣化する。
特に、インパルスノイズは、非常に広帯域であるため、OFDM変調された放送信号を復調した際に、全てのキャリアに影響を及ぼす。さらに、インパルスノイズの振幅が大きい場合には、放送信号の誤り率特性が大きく劣化する。
OFDM変調された放送信号に混入したインパルスノイズの影響を低減する方法として、受信した放送信号(以下、「受信信号」という。)と、受信信号の伝送路特性を補正することにより再現した放送信号(以下、「再現信号」という。)とから、予想されるノイズ信号(以下、「ノイズレプリカ信号」という。)を生成し、ノイズレプリカ信号のサンプル点のうち所定の閾値を超えたサンプル点に対応する受信信号のサンプル点を、対応する再現信号のサンプル点に入れ替えることによって、インパルスノイズの影響を低減する方法が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
図1は、従来のノイズレプリカ信号を示す説明図である。この方法では、図1に示すように、ノイズレプリカ信号の各サンプル点と、閾値とを比較し、閾値以上のサンプル点が検出された時刻t1と時刻t2との間にインパルスノイズが混入していると判定する。
そして、受信信号の時刻t1と時刻t2における各サンプル点を再現信号の時刻t1と時刻t2におけるサンプル点に入れ替えることにより、インパルスノイズの影響を低減する。この場合、時刻t1で立ち上がり、時刻t2で立ち下がることが予想されるインパルスノイズ(インパルスノイズレプリカ信号)S0が推定されていることとなる。
しかし、実際のインパルスノイズは、図1に示すように、時刻t1から閾値まで垂直に立ち上がり、閾値から時刻t2で垂直に立ち下がるものではないため、上記した方法だけでは、時刻t1〜t2の前後の時刻において、インパルスノイズが混入している時刻を精度よく検出することができない。
予め設定する閾値を図1に示す閾値よりも低く設定すれば、時刻t1〜t2の前後の時刻におけるインパルスノイズの混入時刻を精度よく検出することはできるが、閾値が小さすぎた場合、インパルスノイズが混入していないサンプル点をインパルスノイズが混入しているサンプル点として誤判定するおそれがある。一方、予め設定する閾値が大きすぎた場合には、比較的振幅の小さなインパルスノイズを検出することができないおそれがある。
そのため、この方法では、ノイズレプリカ信号のサンプル点と比較する閾値の設定を変更しながら、インパルスノイズが混入している時間帯を複数回判定することによって、インパルスノイズが混入しているサンプル点の判定精度を向上させていた。
ITE Technical Vol,32,No.33,PP.13〜16 BCT2008-62(Jul.2008)
しかしながら、上記非特許文献1に記載の方法では、インパルスノイズ(インパルスノイズレプリカ信号)の推定精度が不十分であったため、インパルスノイズが混入しているサンプル点の判定精度を向上させるために、閾値を変更しながらサンプル点の判定処理を繰り返し実行する必要があり、受信装置の回路規模や製造コスト、処理時間が増大するおそれがあった。
また、複数回設定変更する閾値の値や、閾値を上下させる変更量は経験則に頼る部分が大きいため、安定して精度よくインパルスノイズが混入しているサンプル点を判定するためには、必然的にサンプル点の判定処理工程数が増大する可能性が高い。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、受信した放送信号に混入しているインパルスノイズの影響を低減するための処理時間及び回路規模が増大することを抑制可能な受信装置及びノイズ除去方法を提供することを目的とする。
本発明では、直交周波数分割多重方式で変調された放送信号を受信して、受信した前記放送信号の伝送路特性に基づいて、送信時の前記放送信号を再現した再現信号を生成する再現信号生成部と、受信した放送信号から前記再現信号を減算処理することにより、前記受信した放送信号に含まれるノイズの複製信号であるノイズレプリカ信号を生成するノイズレプリカ信号生成部と、前記ノイズレプリカ信号から前記受信した放送信号に含まれるインパルスノイズの複製信号であるインパルスノイズレプリカ信号を生成するインパルスノイズレプリカ信号生成部と、前記受信した放送信号から前記インパルスノイズレプリカ信号を減算処理することにより、前記受信した放送信号から前記インパルスノイズを除去するインパルスノイズ除去部とを備え、前記インパルスノイズレプリカ信号生成部は、前記ノイズレプリカ信号を構成する各サンプル点のうち、振幅値が所定の閾値を越えるサンプル点をノイズサンプル点として検出する閾値比較判定部と、各前記ノイズサンプル点に対応する振幅値と時刻とから、前記インパルスノイズの最大振幅値と前記最大振幅値に対応する中心時刻とを推定する中心時刻ピーク値推定部と、前記最大振幅値と前記最大振幅値に対応する時刻とに基づいて、前記ノイズレプリカ信号を構成する各サンプル点のうち、前記所定の閾値以下のサンプル点により形成されるインパルスノイズの波形を推定して、前記インパルスノイズレプリカ信号を生成するインパルスノイズレプリカ信号生成処理部とを有する受信装置及び同装置によるノイズ除去方法を提供することとした。
本発明によれば、ノイズレプリカ信号を構成する各サンプル点のうち、振幅値が所定の閾値を越えるサンプル点をノイズサンプル点として検出し、各ノイズサンプル点に対応する振幅値と時刻とから、インパルスノイズの最大振幅値と最大振幅値に対応する中心時刻とを推定して、これら最大振幅値と中心時刻とに基づいて、ノイズレプリカ信号を構成する各サンプル点のうち、所定の閾値以下のサンプル点により形成されるインパルスノイズの波形を推定して、インパルスノイズレプリカ信号を生成するため、インパルスノイズが混入しているサンプル点の判定精度を向上させるために、閾値を変更しながらサンプル点の判定処理を繰り返し実行する必要がなくなり、インパルスノイズが混入しているサンプル点の判定処理回数を低減することができるので、受信した放送信号に混入しているインパルスノイズの影響を低減するための処理時間及び回路規模が増大することを抑制することができる。
図1は、従来のノイズレプリカ信号を示す説明図である。 図2は、本実施形態に係る受信装置により受信される放送信号波形の一例を示す説明図である。 図3は、本実施形態に係る受信装置により、受信信号から伝送路特性に起因した波形の歪みを排除して放送信号の波形を再現するまでの手順を示す説明図である。 図4は、本実施形態に係る受信装置により、ノイズレプリカ信号を生成する手順を示す説明図である。 図5は、本実施形態に係る受信装置により、インパルスノイズレプリカ信号を生成する手順を示す説明図である。 図6は、本実施形態に係る受信装置により、受信信号からインパルスノイズの除去を行う手順を示す説明図である。 図7は、本実施形態に係る受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 図8は、本実施形態に係る受信装置で実行される処理を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る受信装置及びノイズ除去方法の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。本実施形態では、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重方式)で変調されたディジタルテレビ放送信号(以下、「放送信号」という。)を受信する受信装置及び、同装置により受信した放送信号からインパルスノイズを除去するノイズ除去方法に対して本発明を適用した場合について説明する。
まず、本実施形態に係るノイズ除去方法について、図2〜6を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る受信装置1により受信される放送信号波形の一例を示す説明図である。
図2に示すように、受信装置1は、所定の放送局100によりOFDM変調されて送信されたディジタルテレビ方法信号(以下、「放送信号S1」という。)を受信する装置である。
本実施形態では、受信装置1が受信する放送信号(以下、「受信信号S3」という。)にインパルスノイズS2が混入していた場合に、その受信信号S3からインパルスノイズS2を除去するノイズ除去方法を例に挙げて説明する。
図2に示すように、伝送中の放送信号S1にインパルスノイズS2が混入すると、受信信号S3は、インパルスノイズS2の影響を受けて、インパルスノイズS2が発生した時間帯に対応する部分の波形が放送局100から送信された時点の放送信号S1の波形と異なる波形になる。
本実施形態に係る受信装置1では、この受信信号S3からインパルスノイズS2の成分を推定して除去することにより、受信信号S3の波形を放送信号S1の波形に近付けて復元する。
受信装置1は、受信信号S3を受信すると、その受信信号S3から伝送路特性に起因した波形の歪みを排除して放送信号S1の波形を再現する。図3は、本実施形態に係る受信装置1により、受信信号S3から伝送路特性に起因した波形の歪みを排除して放送信号S1の波形を再現するまでの手順を示す説明図である。
図3に示すように、受信装置1は、受信信号S3を受信すると、時間領域の信号である受信信号S3を高速フーリエ変換することによって、周波数領域におけるシンボル(信号点)からなる放送信号に変換する。
周波数領域の放送信号に変換された各シンボルは、横軸を実数I、縦軸を虚数Qとした複素平面に配置される。この状態では、受信信号S3が伝送路特性による影響を受けているため、各シンボルは、2次元の複素平面上に不規則に配列されている。
次に、受信装置1は、周波数領域の放送信号に含まれているSP(Scattered Pilot)シンボルを用いて受信信号S3の伝送路推定値Hを算出し、その伝送路推定値Hで周波数領域の放送信号を除算することにより、受信信号S3に対してSP等化処理を行う。
そして、受信装置1は、2次元の複素平面である周波数領域上に配置された各シンボルを仮判定して、放送信号S1がOFDM変調された際に用いられた信号点配置図の配置に収束させることにより伝送路特性の補正を行う。
その後、受信装置1は、周波数領域における補正後の放送信号を逆高速フーリエ変換して、周波数領域の放送信号を再度時間領域の放送信号に変換することにより、伝送路特性に起因した波形の歪みを排除した波形を再現した放送信号(以下、「再現信号S4」という。)を生成する。なお、この再現信号S4には、依然としてインパルスノイズS2の信号成分が含まれている。
次に、受信装置1は、再現信号S4を用いて、受信信号S3に含まれているノイズの複製信号であるノイズレプリカ信号S5(図4参照)を生成する。図4は、本実施形態に係る受信装置1により、ノイズレプリカ信号S5を生成する手順を示す説明図である。
図4に示すように、受信装置1は、受信信号S3から再現信号S4を除算処理することによって、受信信号S3に含まれるノイズを推定したノイズレプリカ信号S5を生成する。
このノイズレプリカ信号S5において、時間軸Tの中心時刻付近で振幅が局所的に大きくなっている部分がインパルスノイズS2に対応すると予想される波形部分であるが、その前後に存在する波形は、インパルスノイズS2の影響による波形か否かが不明確な信号成分である。
そのため、受信装置1では、このノイズレプリカ信号S5からインパルスノイズS2の複製信号であるインパルスノイズレプリカ信号S6(図5参照)を生成する。図5は、本実施形態に係る受信装置1により、インパルスノイズレプリカ信号S6を生成する手順を示す説明図である。
インパルスノイズレプリカ信号S6を生成する際、受信装置1は、図5(a)に示すように、ノイズレプリカ信号S5と所定の閾値とを比較する処理を行う。なお、図4及び図5(a)では、ノイズレプリカ信号S5を実線により示しているが、このノイズレプリカ信号S5は、実際には、その信号を示す実線にそって存在する複数のサンプル点(信号点)により構成されている。
ここで、ノイズレプリカ信号S5と比較する所定の閾値としては、たとえば、予めテスト用に生成した理想的なインパルスノイズと理想的なガウスノイズとを付加した受信信号S3を生成し、その受信信号S3に基づいて受信装置1で生成したノイズレプリカ信号S5の振幅値を検証し、理想的なガウスノイズの最大振幅値よりも大きく、理想的なインパルスノイズの最大振幅値よりも小さな振幅値を用いることができる。
図5(b)は、図5(a)中に示す破線領域を拡大したものである。図5(b)に示すように、この受信装置1は、ノイズレプリカ信号S5を構成する各サンプル点のうち、そのサンプル点に対応する振幅が所定の閾値を超えるサンプル点をノイズサンプル点として検出する。
特に、本実施形態の受信装置1では、ノイズサンプル点が検出された時間帯を単純にインパルスノイズS2の発生時間帯として推定するのではなく、ノイズサンプル点に対応する振幅値と時刻とから、インパルスノイズS2の最大振幅値と、その最大振幅値とに対応する時刻とを推定し、ノイズレプリカ信号を構成する各サンプル点のうち、前記所定の閾値以下のサンプル点により形成されるインパルスノイズS2の波形を推定して、インパルスノイズレプリカ信号を生成する。
具体的には、受信装置1は、検出したノイズサンプル点に対応する時刻(そのサンプル点が受信された時刻)と、それらの各ノイズサンプル点に対応するノイズレプリカ信号の振幅値とから、インパルスノイズS2の最大振幅値(以下、「ピーク値」という。)を推定すると共に、そのピーク値に対応する時刻(以下、「ピーク時刻」という。)をインパルスノイズS2が混入した時間帯の中心時刻として推測する。
このとき、受信装置1は、たとえば、インパルスノイズS2の振幅の時間変化がなだらかであることを考慮して、各サンプル点における振幅値の時間変化を時間方向に補完処理することによって、インパルスノイズS2のピーク値と、そのピーク値に対応する時間軸Tにおけるピーク時刻とを推定する。
そして、受信装置1は、推定したピーク時刻にピーク値をとる理想インパルスを所定の周波数帯域のバンドパスフィルタにより濾波した場合に得られる信号をインパルスノイズレプリカ信号として生成する。なお、バンドパスフィルタに設定する所定の帯域幅としては、たとえば、放送局100が放送信号S1を送信するキャリア(搬送波周波数)のバンド幅に設定する。
ここで、例えば、理想インパルスを帯域幅Nfの理想帯域フィルタに通した後の信号のベースバンド表現は、以下に示す数1により表現することができる。
Figure 2010252249
そして、受信装置1は、所定帯域幅をNf、ピーク値をA、ピーク時刻をtとした場合に、時刻tにおける振幅値が上記数1により得られる信号をインパルスノイズレプリカ信号として生成する。つまり、受信装置1は、上記数1中のAに推定したインパルスノイズS2のピーク値を代入し、数1中のtに推定したインパルスノイズレプリカ信号のピーク時刻を代入することにより、図5(c)に示すインパルスノイズレプリカ信号S6を生成する。
その後、受信装置1は、生成したインパルスノイズレプリカ信号S6を用いて、受信信号S3からインパルスノイズS2の除去を行う。図6は、本実施形態に係る受信装置1により、受信信号S3からインパルスノイズS2の除去を行う手順を示す説明図である。
図6に示すように、受信装置1は、受信信号S3から数1により生成したインパルスノイズレプリカ信号S6を減算処理することによって、受信信号S3からインパルスノイズS2を除去した信号(以下、「復元信号S7」という。)を生成する。
このように、本実施形態の受信装置1では、ノイズレプリカ信号を構成するサンプル点のうち、ノイズレプリカ信号の振幅値が所定の閾値を超えるノイズサンプル点を検出し、そのノイズサンプル点に対応する振幅と時刻とからインパルスノイズS2のピーク値とピーク時刻とを推定し、推定したピーク値とピーク時刻とを上記数1に代入することによって、インパルスノイズレプリカ信号S6を生成する。
そのため、この受信装置1によれば、図5(c)に示したように、推定したピーク値を頂点として、略二等辺三角形状に裾野を広げたインパルスノイズレプリカ信号S6を生成することができる。
このインパルスノイズレプリカ信号S6の立ち上がり角度、及び、立下り角度は、推定したピーク時刻に、推定したピーク値をとる理想インパルスを、放送信号S1の周波数帯域を選択的に通過させるバンドパスフィルタにより濾波した結果得られる波形の立ち上がり角度、及び、立下り角度であるため、受信信号S3に含まれるインパルスノイズS2の立ち上がり角度、及び、立下り角度と非常に近いことが予想される。
つまり、本実施形態の受信装置1では、ノイズレプリカ信号S5を構成する複数のサンプル点の中で、振幅値が所定の閾値を超え、明らかにインパルスノイズS2に対応することが予想されるノイズサンプル点により構成される部分のインパルスノイズS2の波形を再現すると共に、各ノイズサンプル点の振幅及び時刻からインパルスノイズS2に対応するか否かが不明確な振幅値が閾値以下のサンプル点から構成されるインパルスノイズS2の波形を予想して再現することができる。
そのため、この受信装置1によれば、振幅値が所定の閾値以下のサンプル点がインパルスノイズS2に起因するものか否かを判定するために、ノイズレプリカ信号のサンプル点と比較する閾値を複数回変更しながら複数回インパルスノイズS2の除去処理を行う必要がない。
その結果、本実施形態の受信装置1は、インパルスノイズS2の除去処理に含まれる高速フーリエ変換や逆フーリエ変換の回数を低減(最低1回ずつに)することができるようになるため、インパルスノイズS2の除去処理に要する処理時間、処理回路の回路規模、当該受信装置1の製造コストを低減させることができる。
次に、本実施形態に係る受信装置1の構成について、図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係る受信装置1の構成を示す機能ブロック図である。なお、図7では、本実施形態に係る受信装置1の特徴を説明するために必要な構成要素のみを示しており、一般的な放送信号を受信する受信装置が有する構成要素についての記載を一部省略している。
図7に示すように、本実施形態に係る受信装置1は、再現信号生成部2と、ノイズレプリカ信号生成部3と、インパルスノイズレプリカ信号生成部4と、インパルスノイズ除去部5と、遅延部6と、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)部7とを備えている。
再現信号生成部2は、放送局100から送信されるOFDMで変調された放送信号S1を受信して、受信した受信信号S3の伝送路特定に基づいて、放送局100による送信時の放送信号S1の波形に近い波形を再現した再現信号S4を生成する処理部である。
この再現信号生成部2は、FFT部21と、SP(Scattered Pilot)等化部22と、デマップ部23と、乗算部24と、IFFT(Inverse Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)部25とを備えている。
FFT部21は、アンテナ(図示略)により受信された時間領域における受信信号S3を高速フーリエ変換することにより、周波数領域におけるシンボルからなる放送信号に変換してSP等化部22へ出力する処理部である。なお、ここで、アンテナにより受信された受信信号S3には、インパルスノイズS2等が混入しているものとする。
SP等化部22は、周波数領域におけるシンボルに変換された放送信号に含まれるSPシンボルを用いて受信信号S3の伝送路推定値Hを算出し、その伝送路推定値HでFFT部21から入力される周波数領域の放送信号を複素除算することにより、放送信号に対してSP等化処理を行ってデマップ部23へ出力する処理部である。また、このSP等化部22は、算出した伝送路推定値Hを後段の乗算部24へ出力する。
デマップ部23は、2次元の複素平面である周波数領域上に配置された各シンボルを受信信号S3がOFDM変調された際に用いられた信号点の配置に収束させることにより伝送路特性の補正を行い、補正後の周波数領域における放送信号を乗算部24へ出力する処理部である。
乗算部24は、デマップ部23から入力された伝送路特性と、SP等化部22から入力される伝送路推定値Hとを乗算して、IFFT部25へ出力する処理部である。
IFFT部25は、乗算部24から入力される周波数領域の放送信号を逆高速フーリエ変換することにより、再度時間領域における再現信号S4に変換してノイズレプリカ生成部3へ出力する処理部である。なお、この再現信号S4は、伝送路特性による影響は排除されているが、伝送中に混入したインパルスノイズS2等は依然含まれた状態である。
ノイズレプリカ信号生成部3は、加算器31を備えており、遅延部6から入力される受信信号S3から、再現信号生成部2から入力される再現信号S4を減算処理することによってノイズレプリカ信号S5を生成し、インパルスノイズレプリカ信号生成部4へ出力する処理部である。なお、ノイズレプリカ信号生成部3に入力される受信信号S3は、再現信号S4と位相同期するように、遅延部6により位相遅延処理が施されている。
インパルスノイズレプリカ信号生成部4は、閾値比較判定部41と、中心時刻ピーク値推定部42と、インパルスノイズレプリカ信号生成処理部43とを備えている。
閾値比較判定部41は、ノイズレプリカ生成部3から入力されるノイズレプリカ信号S5を構成する各サンプル点のうち、振幅値が所定の閾値を越えるサンプル点をノイズサンプル点として検出して、各ノイズサンプル点に対応するノイズレプリカ信号S5の振幅値と、各ノイズサンプル点の検出時刻に関する情報を中心時刻ピーク値推定部42へ出力する処理部である。
中心時刻ピーク値推定部42は、閾値比較判定部41から入力される各ノイズサンプル点の振幅及び検出時刻を示す情報に基づいて、受信信号S3に混入したインパルスノイズS2のピーク値とピーク時刻とを推定し、その推定結果をインパルスノイズレプリカ信号生成処理部43へ出力する処理部である。
インパルスノイズレプリカ信号生成処理部43は、中心時刻ピーク値推定部42から入力されるインパルスノイズS2のピーク値の推定値をAとし、ピーク時刻の推定値をtとして上述の数1に代入することによって、インパルスノイズレプリカ信号S6を生成して、インパルスノイズ除去部5へ出力する処理部である。
インパルスノイズ除去部5は、加算器51を備えており、遅延部6から入力される受信信号S3から、インパルスノイズレプリカ信号生成部4から入力されるインパルスノイズレプリカ信号S6を減算処理することによって、インパルスノイズS2を除去した復元信号S7を生成し、FFT部7へ出力する。
FFT部7は、インパルスノイズレプリカ信号生成部4から入力される時間領域の復元信号S7を高速フーリエ変換することによって、周波数領域の復元信号に変換して後段の処理部へ出力する処理部である。
FFT部7から出力された復元信号S7は、一般的な受信装置と同様に、伝送路推定処理、等化処理、誤り訂正処理等が施されて復調され、所定の表示装置によりディジタルテレビ放送画像として表示される。
なお、図7には、受信装置1の機能的な構成を示したが、この受信装置1は、物理的にはCPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを有する情報処理装置を備えており、CPUがROMから所定の信号受信プログラムを読出し、RAMを作業領域として使用して実行することにより、上記した再現信号生成部2、ノイズレプリカ信号生成部3、インパルスノイズレプリカ信号生成部4、インパルス除去部5等として機能する。
次に、受信装置1が備えるCPUが実行する処理について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る受信装置1で実行される処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、受信信号S3からインパルスノイズS2を除去するために実行される処理について説明することとし、それ以外の処理については、説明を省略する。
図8に示すように、CPUは、受信装置1に電源が投入されると、まず、放送信号(受信信号S3)を受信したか否かの判定を行い(ステップS101)、受信信号S3を受信したと判定した場合に(ステップS101:Yes)、処理をステップS102へ移す。一方、CPUは、受信信号S3を受信していないと判定した場合(ステップS101:No)、処理を終了して、再度ステップS101から処理を開始する。
ステップS102において、CPUは、受信信号S3から再現信号S4を生成し、生成した再現信号S4からノイズレプリカ信号S5を生成して(ステップS103)、処理をステップS104へ移す。
ステップS104において、CPUは、ノイズレプリカ信号S5の各サンプル点と所定の閾値とを比較して、閾値を超えるサンプル点をノイズサンプル点として検出し、その後、検出したサンプル点(ノイズサンプル点)からインパルスノイズS2のピーク時刻とピーク値とを推定して(ステップS105)、処理をステップS106へ移す。
続いて、CPUは、推定したピーク時刻とピーク値を上記した数式(数1)に適用して、インパルスノイズレプリカ信号S6を生成し(ステップS106)、受信した放送信号(受信信号S3)からインパルスノイズレプリカ信号S6を減算処理して、復元信号S7を生成し(ステップS107)、その後、インパルスノイズS2の除去に関する処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る受信装置1及び同装置によるノイズ除去方法では、ノイズレプリカ信号S5を構成する各サンプル点のうち、振幅値が所定の閾値を越えるサンプル点をノイズサンプル点として検出し、各ノイズサンプル点に対応する振幅値と時刻とから、インパルスノイズS2のピーク値とピーク時刻とを推定して、これらピーク値とピーク時刻とを所定の数式(数1)に代入することによって、ノイズレプリカ信号S5を構成する各サンプル点のうち、所定の閾値以下のサンプル点により形成されるインパルスノイズS2の波形を推定して、インパルスノイズレプリカ信号S6を生成する。
そのため、インパルスノイズS2が混入しているサンプル点の判定精度を向上させるために、閾値を変更しながらサンプル点の判定処理を繰り返し実行する必要がなくなり、インパルスノイズS2が混入しているサンプル点の判定処理回数を低減することができるので、受信信号S3に混入しているインパルスノイズS2の影響を低減するための処理時間及び回路規模が増大することを抑制することができる。
また、本実施形態では、受信信号S3に一つのインパルスノイズS2が混入していた場合を例に挙げて説明したが、本発明は、複数のインパルスノイズS2が混入した受信信号S3からインパルスノイズS2を除去することを想定して受信装置1で実行される処理を変更してもよい。
複数のインパルスノイズS2が混入した受信信号S3からインパルスノイズS2を除去する場合、例えば、振幅値が所定の閾値を超えたノイズレプリカ信号のサンプル点のみでピーク値の検出を行い、検出されたピーク値の数をインパルスノイズS2の数と判定し、各ピーク値に対応するピーク時刻をインパルスノイズS2の中心時刻として判定する。
その後は、検出した各ピーク値について、上記した実施形態と同様の処理手順により受信信号S3からインパルスノイズS2の除去を行う。なお、複数のインパルスノイズS2を検出して除去する場合、一つのインパルスノイズS2を検出して除去する場合よりも、ノイズレプリカ信号S5のサンプル点と比較する閾値を高く設定する。
また、上記した実施形態では、一度の判定によりインパルスノイズS2のピーク値及びピーク時刻を推定したが、ピーク値及びピーク時刻の判定を複数回行った後に、その結果得られたピーク値とピーク時刻とを数1に適用してインパルスノイズレプリカ信号S6を生成するように、受信装置1を構成してもよい。
かかる構成とする場合、受信装置1は、インパルスノイズレプリカ信号生成部4は、時刻tにおけるノイズサンプル点の振幅値と、数1におけるt、A、Aの各値を複数回変更して得られた各時刻tにおけるインパルスノイズレプリカ信号S6の振幅値との差が最小となるt、A、Aの値を数1に適用して、最終的なインパルスノイズレプリカ信号S6を決定する。
かかる構成とすることにより、インパルスノイズレプリカ信号S6の波形を受信信号S3に混入しているインパルスノイズS2の波形に、より近づけることができるので、受信信号S3からインパルスノイズS2による影響をより確実に除去することができる。
また、上記した実施形態では、ノイズレプリカ信号S5のサンプル点と比較する閾値を固定して、インパルスノイズS2のピーク値とピーク時刻とを推定したが、これらピーク値及びピーク時刻の推定は、閾値を段階的に下げながら行ってもよい。
こうすることによっても、インパルスノイズレプリカ信号S6の波形を受信信号S3に混入しているインパルスノイズS2の波形に、より近づけることができるので、受信信号S3からインパルスノイズS2による影響をより確実に除去することができる。
1 受信装置
2 再現信号生成部
3 ノイズレプリカ信号生成部
4 インパルスノイズレプリカ信号生成部
5 インパルスノイズ除去部
6 遅延部
7 FFT部
S1 放送信号
S2 インパルスノイズ
S3 受信信号
S4 再現信号
S5 ノイズレプリカ信号
S6 インパルスノイズレプリカ信号
S7 復元信号

Claims (5)

  1. 直交周波数分割多重方式で変調された放送信号を受信して、受信した前記放送信号の伝送路特性に基づいて、送信時の前記放送信号を再現した再現信号を生成する再現信号生成部と、
    受信した放送信号から前記再現信号を減算処理することにより、前記受信した放送信号に含まれるノイズの複製信号であるノイズレプリカ信号を生成するノイズレプリカ信号生成部と、
    前記ノイズレプリカ信号から前記受信した放送信号に含まれるインパルスノイズの複製信号であるインパルスノイズレプリカ信号を生成するインパルスノイズレプリカ信号生成部と、
    前記受信した放送信号から前記インパルスノイズレプリカ信号を減算処理することにより、前記受信した放送信号から前記インパルスノイズを除去するインパルスノイズ除去部とを備え、
    前記インパルスノイズレプリカ信号生成部は、
    前記ノイズレプリカ信号を構成する各サンプル点のうち、振幅値が所定の閾値を越えるサンプル点をノイズサンプル点として検出する閾値比較判定部と、
    各前記ノイズサンプル点に対応する振幅値と時刻とから、前記インパルスノイズの最大振幅値と前記最大振幅値に対応する中心時刻とを推定する中心時刻ピーク値推定部と、
    前記最大振幅値と前記中心時刻とに基づいて、前記ノイズレプリカ信号を構成する各サンプル点のうち、前記所定の閾値以下のサンプル点により形成されるインパルスノイズの波形を推定して、前記インパルスノイズレプリカ信号を生成するインパルスノイズレプリカ信号生成処理部と
    を有することを特徴とする受信装置。
  2. インパルスノイズレプリカ信号生成処理部は、
    前記中心時刻に前記最大振幅値をとるインパルスを所定帯域幅のバンドパスフィルタにより濾波した場合に得られる信号を前記インパルスノイズレプリカ信号として生成することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. インパルスノイズレプリカ信号生成処理部は、
    前記所定帯域幅をNf、前記最大振幅値をA、前記中心時刻をtとした場合に、時刻tにおける振幅値が
    Figure 2010252249
    により得られる信号を前記インパルスノイズレプリカ信号として生成することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記インパルスノイズレプリカ信号生成処理部は、時刻tにおける前記ノイズサンプル点の振幅値と、前記数1における前記t、A、Aの各値を複数回変更して得られた各時刻tにおける前記インパルスノイズレプリカ信号の振幅値との差が最小となる前記t、A、Aの値を前記数1に適用することを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  5. 受信した放送信号からノイズを除去するノイズ除去方法であって、
    直交周波数分割多重方式で変調された放送信号を受信して、受信した前記放送信号の伝送路特性に基づいて、送信時の前記放送信号を再現した再現信号を生成する再現信号生成ステップと、
    受信した放送信号から前記再現信号を減算処理することにより、前記受信した放送信号に含まれるノイズの複製信号であるノイズレプリカ信号を生成するノイズレプリカ信号生成ステップと、
    前記ノイズレプリカ信号から前記受信した放送信号に含まれるインパルスノイズの複製信号であるインパルスノイズレプリカ信号を生成するインパルスノイズレプリカ信号生成ステップと、
    前記受信した放送信号から前記インパルスノイズレプリカ信号を減算処理することにより、前記受信した放送信号から前記インパルスノイズを除去するインパルスノイズ除去ステップとを備え、
    前記インパルスノイズレプリカ信号生成ステップは、
    前記ノイズレプリカ信号を構成する各サンプル点のうち、振幅値が所定の閾値を越えるサンプル点をノイズサンプル点として検出する閾値比較判定ステップと、
    各前記ノイズサンプル点に対応する振幅値と時刻とから、前記インパルスノイズの最大振幅値と前記最大振幅値に対応する中心時刻とを推定する中心時刻ピーク値推定ステップと、
    前記最大振幅値と前記中心時刻とに基づいて、前記ノイズレプリカ信号を構成する各サンプル点のうち、前記所定の閾値以下のサンプル点により形成されるインパルスノイズの波形を推定して、前記インパルスノイズレプリカ信号を生成するインパルスノイズレプリカ信号生成処理ステップと
    を有することを特徴とするノイズ除去方法。
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