JP2010251038A - 高圧放電灯点灯装置、プロジェクタ及び高圧放電灯の点灯方法 - Google Patents

高圧放電灯点灯装置、プロジェクタ及び高圧放電灯の点灯方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ランプ電極の突起にかかわる問題を解消し、さらに、電極間の温度差に起因する照度低下の問題を解決する。
【解決手段】高圧放電灯点灯装置によってランプに通電される交流ランプ電流が変調期間T1及び変調期間T2からなり、変調期間T1は複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが1/2サイクルの低周波電流I1及び(n1+1/2)サイクルの高周波電流I1からなり、低周波電流I1と同極性側の高周波電流I1の波高値i1が低周波電流I1の波高値よりも高く、かつ、変調期間T2も複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが、低周波電流I1とは逆極性の1/2サイクルの低周波電流I2及び(n2+1/2)サイクルの高周波電流I2からなり、低周波電流I2と同極性側の高周波電流I2の波高値i2が低周波電流I1の波高値よりも高くなるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は概略として高圧放電灯点灯装置に関し、より具体的には高圧放電灯の寿命を短くすることなく、安定した光出力が得られる高圧放電灯点灯装置、それを用いたプロジェクタ、及び高圧放電灯の点灯方法に関する。
図1は一般的な高圧放電灯点灯装置の回路図である。高圧放電灯点灯装置は、直流電源部10、降圧チョッパ回路20、フルブリッジ回路30、イグナイタ回路40、及び制御手段50からなる。以降の説明において、降圧チョッパ20とフルブリッジ回路30を合わせて交流電流出力回路という。このような高圧放電灯点灯装置がプロジェクタ等の光源装置に用いられている。
以降の詳細な回路動作は当業者には周知であるが、図1の高圧放電灯点灯装置の安定点灯中の動作を参照として記載しておく。
なお、本明細書全体について、以下を定義しておく。(1)低周波とは1kHz以下の周波数、高周波とは1kHzを超える周波数とする。(2)電極Aから電極Bに向かう電流を正電流、その逆を負電流とする。(3)各電流値の大小関係に関する記載はその絶対値に基づくものとする。
降圧チョッパ回路20は、スイッチング素子21、ダイオード22、直流リアクトル23、平滑コンデンサ24、ランプ電圧検出抵抗25及び26、ランプ電流検出抵抗27並びにPWM制御回路28からなる。PWM制御回路28において、検出されたランプ電流又は検出されたランプ電流及びランプ電圧に基づいて、スイッチング素子21がPWM(パルス幅変調)制御され、降圧チョッパ回路20の出力の定電流制御又は定電力制御が行われる。これにより、所定の直流電流が降圧チョッパ回路20からフルブリッジ回路30に供給される。
フルブリッジ回路30はトランジスタ31−34からなり、ブリッジ制御回路37によってトランジスタ31及び34の組とトランジスタ32及び33の組が交互に反転される。 フルブリッジ回路30によって降圧チョッパ回路20からの直流電流が交流変換され、その交流電流が高圧放電灯(以下、「ランプ」という)60に通電される。
なお、安定点灯中であるのでイグナイタ回路40は停止している。
制御手段50は降圧チョッパ回路20の動作の制御(即ち、PWM制御回路28による出力電流値の制御)とフルブリッジ回路30(即ち、ブリッジ制御回路37による交流電流の反転タイミングの制御)を連係する必要がある場合に設けられる。なお、出力電流値及び反転タイミングが一定である通常の矩形波電流を出力する場合には制御手段50は不要であるが、後述する特許文献1の動作では必要になる。従来技術による通常の矩形波電流点灯ではフルブリッジ回路30の駆動周波数は50Hz〜400Hzの範囲のいずれかの周波数に固定されていた。
ランプ60は高圧水銀ランプであり、ハロゲン物質、希ガス及び水銀が封入され、発光管内には一対の電極が対向配置されている。
ところで、ランプを上記のような固定周波数の通常の矩形波電流で点灯を続けると、放電アークの起点が電極先端上でジャンプするいわゆるフリッカが発生してしまうことが知られている。これは、当初図6Aに示すように各電極に1つの突起が形成されていたものが、点灯時間が進むにつれて図6Bに示すように電極先端部が荒れ、放電アークの起点が電極先端の複数の凸部を移動し一点に定まらなくなることによる。
このフリッカを抑制するために、ランプに何らかの特殊な波形の電流を投入することによる対策がこれまで報告されてきた。例えば、特許文献1では、図7A又は7Bのようなランプ電流波形を通電することが提案されている。両図においては、ランプ電流を構成する単位電流サイクルが、1/2サイクルの低周波電流及び1サイクルの高周波電流からなり、その低周波電流と同極性側の高周波電流の波高値Pが低周波電流の波高値よりも高くなるように構成されている。
このような波形のランプ電流を通電することにより(特に波高値Pの部分の効果により)その電極の突起部でハロゲンサイクルが促進され、突起が成長しアークスポットの移動が抑制されてチラツキを防止することができる。なお、図7A又は7Bに示す単位サイクル後半の(即ち、正側低周波部分の後に来る)正の波高値Pの部分の効果により電極Aの突起が成長する。詳細には、波高値Pの短い期間で電流値を上げることによって、電極Aにより多くの電子が当たり、電極Aがスポット的に高温になり、その高温部分周辺でタングステン原子が分離され、それがアーク中で陽イオンになる。そして、その直後の負側低周波で陽イオンが電界により陰極側に引き寄せられ、電極Aにて析出されて突起が成長することによる。逆に、単位サイクル後半の(即ち、負側低周波部分の後に来る)負の波高値Nの部分の効果により電極Bの突起が成長する。
電極が突起状に成長する現象のメカニズムは必ずしも明確ではないが下記のように推測される。加熱させたタングステンが蒸発したことによって発光管内に存在するハロゲン等と結合し、タングステン化合物を形成する。このタングステン化合物は対流などによって管璧付近から電極先端付近へ拡散し、高温部でタングステン原子に分解される。そしてタングステン原子はアーク中で電離することで陽イオンとなる。交流点灯している両電極は点灯周波数ごとに陽極と陰極を繰り返すことになり、この陰極動作をしている時にアーク中の陽イオンが電界によって陰極側に引き寄せられることで両電極先端に析出され、それが突起を形成するものと考えられている。
特開2006−202775号公報
特許文献1のような電流波形を用いた場合、確かに電極上に放電アークの起点となり得るような突起が成長されることが確認された。しかし、その成長に伴う弊害も確認されている。
第1の弊害は突起の過度の成長の問題である。突起が成長すると電極間距離が減少してランプ電圧が下がる。そして、突起が過度に成長するとランプ電圧がさらに下がり、定格ランプ電流を投入してもランプ電力が確保できなくなる場合がある。この場合、ランプ温度が下がり、その結果突起がさらに成長してランプ電力もさらに下がるという悪循環に陥り、最終的に照度不足や電極間ショート等のランプの不具合をもたらすおそれがある。
第2の弊害は複数の突起発生の問題である。突起の長さが適度に維持されたとしても、その後点灯を続けると図6Bに示すようにその突起の周囲に他の突起も形成され、上述した複数の突起に起因するフリッカの問題が解消されない場合がある。
従って、電極上に突起を成長させた後に、それを維持しようとするのではなく、あえてその突起を溶解して電極全体を修復してから再び突起を成長させることを繰り返すのが望ましい。
また、近年はプロジェクタの小型化を達成するためにランプにおいても小型が進んでいる。図6Cに示すように、ランプへの空冷(矢印)を強くすることで、電極温度の高温化を抑えて電極の溶解を防ぎ、ランプが短寿命とならないように工夫したものが提案されている。
ここで、ランプの空冷を強めるとフロント側(開口側)の方が冷却され、ネック側の電極Aよりもフロント側の電極Bの温度が低くなり、一対の同じ電極であっても動作温度に差が生じてしまう。
また、図6Dに示すように、ランプのフロント側に小さなリフレクタ(副鏡)75を設けて光の利用率を改善するものも提案されている。この場合、副鏡により電極Bが加熱され、逆にネック側の電極Aよりもフロント側の電極Bの温度が高くなり、この場合も一対の同じ電極であっても動作温度に差が生じてしまう。
電極の温度が低くなることによる影響として、ハロゲンサイクルが遅くなり、発光管の内壁に付着するタングステンの量が多くなる。これにより黒化が起こり、照度が低下してしまう。
一方、電極の温度が高くなることによる影響として、発光管が変形し、その変形した部分からタングステンが浸透し失透になり照度が低下してしまう。
従って、電極温度の不均衡は上記両方の問題を生ずる可能性がある。
上記のように、ランプのライフの過程でフリッカ、突起の過度の成長、及び複数の突起の発生の問題が根底にある。さらに、電極間に温度差に起因する黒化、失透による照度低下の問題があった。本発明はこれらを解決することを目的とする。
本発明の第1の側面は、交流ランプ電流を高圧放電灯に通電する交流電流出力回路、及び交流ランプ電流の電流値及び反転タイミングを制御する制御手段を備えた高圧放電灯点灯装置である。ここで、交流ランプ電流が第1の変調期間T1及び第2の変調期間T2からなり、第1の変調期間T1が複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが1/2サイクルの低周波電流I1及び(n1+1/2)サイクルの高周波電流I1からなり(n1は自然数)、低周波電流I1と同極性側の高周波電流I1の波高値i1が低周波電流I1の波高値よりも高く、かつ、第2の変調期間T2が複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが、低周波電流I1とは逆極性の1/2サイクルの低周波電流I2及び(n2+1/2)サイクルの高周波電流I2からなり(n2は自然数)、低周波電流I2と同極性側の高周波電流I2の波高値i2が低周波電流I1の波高値よりも高くなるように、交流電流出力回路が制御手段によって制御される。
本発明の第2の側面は、上記第1の側面の交流ランプ電流が、通常変調期間T0に挿入される高圧放電灯点灯装置である。通常変調期間T0は複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが1/2サイクルの低周波電流I0及びmサイクルの高周波電流I0からなり(mは自然数)、低周波電流I0と同極性側の高周波電流I0の波高値が低周波電流I0の波高値よりも高い。
本発明の第3の側面は、上記第1の側面の高圧放電灯点灯装置、高圧放電灯、高圧放電灯が取り付けられるリフレクタ、及び高圧放電灯点灯装置及びリフレクタを内包する筐体を備えたプロジェクタである。
本発明の第4の側面は、交流ランプ電流を出力する交流電流出力回路及び交流ランプ電流の電流値及び反転タイミングを制御する制御手段によって高圧放電灯を点灯する方法である。本方法は、第1の変調期間T1において、1/2サイクルの低周波電流I1及び(n1+1/2)サイクルの高周波電流I1からなる単位電流サイクルであって(n1は自然数)、低周波電流I1と同極性側の高周波電流I1の波高値i1が低周波電流I1の波高値よりも高い単位電流サイクルを高圧放電灯に複数サイクル通電するステップ、及び第2の変調期間T2において、低周波電流I1とは逆極性の1/2サイクルの低周波電流I2及び(n2+1/2)サイクルの高周波電流I2からなる単位電流サイクルであって(n2は自然数)、低周波電流I2と同極性側の高周波電流I2の波高値i2が低周波電流I1の波高値よりも高くなる単位電流サイクルを高圧放電灯に複数サイクル通電するステップからなる。
本発明の第5の側面は、上記第4の側面を構成する各ステップが通常変調期間T0に挿入される高圧放電灯の点灯方法である。通常変調期間T0は複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが1/2サイクルの低周波電流I0及びmサイクルの高周波電流I0からなり(mは自然数)、低周波電流I0と同極性側の高周波電流I0の波高値が低周波電流I0の波高値よりも高い。
上記各側面において、高圧放電灯が電極A及び電極Bを有し、電極Aから電極Bに向かう電流を正電流、その逆を負電流とし、第1の変調期間T1における低周波電流I1が正電流となるように交流ランプ電流を構成し、正負対称電流を通電したならば電極Bの温度が(a)低くなる/(b)高くなる場合に、自然数n2が前記自然数n1よりも(a)大きくなる/(b)小さくなるように交流ランプ電流が形成されるようにしてもよいし、第2の変調期間T2の期間長が第1の変調期間T1の期間長よりも(a)長くなる/(b)短くなるように交流ランプ電流が形成されるようにしてもよい。
一般的な高圧放電灯点灯装置の回路図である。 本発明の第1の実施例のランプ電流波形を示す図である。 本発明のランプ電流波形を説明する図である。 本発明のランプ電流波形を説明する図である。 本発明の第2の実施例のランプ電流波形を示す図である。 本発明のプロジェクタを示す図である。 ランプの構成を説明する図である。 ランプの構成を説明する図である。 ランプの構成を説明する図である。 ランプの構成を説明する図である。 従来のランプ電流波形を示す図である。 従来のランプ電流波形を示す図である。
実施例1.
本発明は図1の一般的な高圧放電灯点灯装置を用いて実施できる。特許文献1と異なるのはランプ60に通電されるランプ電流波形である。
図2に本発明の第1の実施例のランプ電流波形を示す。本実施例のランプ電流は変調期間T1及び変調期間T2からなる。期間T1は複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが1/2サイクルの低周波電流I1及び3/2サイクルの高周波電流I1からなる。低周波電流I1と同極性側の高周波電流I1の波高値は低周波電流I1の波高値よりも高い。同様に、期間T2も複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが、低周波電流I1とは逆極性の1/2サイクルの低周波電流I2及び3/2サイクルの高周波電流I2からなる。ここでも、低周波電流I2と同極性側の高周波電流I2の波高値は低周波電流I1の波高値よりも高い。
図3A及び3Bはそれぞれ期間T1及びT2の高周波電流部を説明する図である。高周波電流のサイクル数を、図2では3/2としたが、図3A及び3Bではそれぞれ(n1+1/2)及び(n2+1/2)としている。なお、n1及びn2は自然数である。
低周波電流I1及びI2よりも高い部分の波高値i1及びi2を与える半サイクルをそれぞれc1及びc2とする。半サイクルc1及びc2の幅をそれぞれd1及びd2とする。
上述したように、陽極側ではタングステンが蒸発されて突起が溶解し、陰極側ではタングステンが引き寄せられて突起が成長する。従って、図2のように、期間T1では電極Aの突起が溶解し、かつ、電極Bの突起が成長する傾向が強まり、期間T2ではその逆の傾向(電極Aの突起が成長し、かつ、電極Bの突起が溶解する傾向)が弱まる。
本実施例によると、一対の電極の突起が交互かつ同時に成長/溶解される。従って、仮に一方の突起の成長が過度に進んだとしても、他方の突起が溶解されているので、従来例におけるような突起の過度の成長による問題は起こらない。また、ランプ電圧は従来例と比べて狭い変動範囲内にある(仮に、ライフによる電極の磨耗がなければランプ電圧は原理的には略一定となる)ので、定格ランプ電流を投入すれば定格ランプ電力が確保される。また、突起の成長/溶解の制御のためのランプ電圧検出を行う必要はないので、簡素かつ安定な制御が得られる(もちろん、ライフ末期検出などの別の目的にはランプ電圧検出は必要な場合がある)。
実施例2.
図4に本発明の第2の実施例のランプ電流波形を示す。本実施例では、図7Aに示すような従来の波形に、期間T1と期間T2が挿入される。期間T1と期間T2は周期的に挿入されることが望ましい。以降の説明において、図7の波形の期間を通常変調期間T0という。
前述したように、期間T0は複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルは1/2サイクルの低周波電流I0及びmサイクルの高周波電流I0からなる(mは自然数)。なお、図4においてはm=1である。そして、低周波電流I0と同極性側の高周波電流I0の波高値は低周波電流I0の波高値よりも高い。
本実施例では図7Aの波形を用いているが、図7Bの波形を用いてもよい。また、本実施例では期間T0が低周波電流及び高周波電流からなるようにしたが、突起成長効果を持つ正負対称波形であれば周波数、電流波形等は適宜変更可能である。例えば、電流波形が低周波のみ又は高周波のみから構成されていてもよいし、完全な矩形波でない変形波(三角波、パルス重畳波等)で構成されていてもよい。
通常変調期間T0に期間T1及びT2を必要なサイクルだけ挿入することにより、従来技術の問題点を所望の程度に解消することができる。
なお、本実施例では、通常変調期間T0に期間T1及びT2を挿入する構成としたが、逆に、図2の実施例1に正負対称の通常変調期間T0を挿入したものとしてみると、実施例2は実施例1に比べて次のような有利な効果がある。(1)T0の期間では突起がスポット的に成長することにより、その突起周辺で溶解/成長が行われ突起の位置が移動しないという有利な効果がある。(2)期間T1及びT2による電極突起の成長と溶解の効果を得つつも、電極の特性に応じて成長と溶解の程度を小さくしたい、あるいは調節したい場合に、期間長等を調整可能なT0があると有用である。(3)期間T0がないとすると、電極の動作温度が高い(負荷が大きい)状態か、低い状態の2種類のみとなってしまうが、T0が存在することで電極動作温度が高い状態、中間の状態(T0)、及び低い状態の3種類の状態が存在することになり、電極が高い温度での動作時間比率を下げることが可能となる。これにより、電極への負荷を軽減できる。(4)この期間T0を設けることで、期間T1及びT2の非対称波形によってランプ(発光管)に生じる温度勾配を緩やかにし、熱歪によるランプの破裂故障確率を低減することができる。
実施例3.
実施例1及び2では期間T1の電流波形と期間T2の電流波形とが相互に対称なものとしたが、本実施例ではそれらを非対称とする例を示す。
図6Cに示すリフレクタ70を有する構成によると、仮に図2のような長期的に見て正負対称なランプ電流を通電した場合、フロント側の電極Bの温度がネック側の電極Aの温度がよりも低くなる。従って、図6Cに示す場合は、電極Bの温度低下による黒化が特に問題となる。
そこで本実施例では、この温度分布の不均衡(特に電極Bの温度低下)を是正するために、高周波部(特にc1、c2)の温度上昇効果を調整するものである。
具体的には、高周波部のサイクル数n1及びn2についてn1<n2となるように設定する。
n1<n2とする態様として、(1)n1を実施例1と同様にしてn2を実施例1より大きくするもの、(2)n1を実施例1より小さくしてn2を実施例1より大きくするもの、(3)n1を実施例1より小さくしてn2を実施例1と同様にするもの、(4)n1及びn2双方を実施例1よりも大きくした上でn1<n2とするもの、及び(5)n1及びn2双方を実施例1よりも小さくした上でn1<n2とするもの、が考えられるが、n1を小さくし過ぎると電極Aの必要以上に温度が下がり、これに起因して黒化が発生する可能性があるので、上記(1)、(2)又は(4)の態様により(即ち、電極Aの温度が下がり過ぎないように)温度差を解消することが望ましい。なお、本段落において「実施例1」を「実施例2」に読み替えてもよい。
また、期間T2の期間長(以下、「T2」という)を期間T1の期間長(以下、「T1」という)よりも長くしてもよい。
T1<T2とする態様として、(1)T1を実施例1と同様にしてT2を実施例1より長くするもの、(2)T1を実施例1より短くしてT2を実施例1より長くするもの、(3)T1を実施例1より短くしてT2を実施例1と同様にするもの、(4)T1及びT2双方を実施例1よりも長くした上でT1<T2とするもの、及び(5)T1及びT2双方を実施例1よりも短くした上でT1<T2とするもの、が考えられるが、T1を短くし過ぎると電極Aの温度が必要以上に下がり、これに起因して黒化が発生する可能性があるので、上記(1)、(2)又は(4)の態様により(即ち、電極Aの温度が下がり過ぎないように)温度差を解消することが望ましい。なお、本段落においても「実施例1」を「実施例2」に読み替えてもよい。
代替例として、半サイクルc2の電流時間積id2(=i2×d2)が半サイクルc1の電流時間積id1(=i1×d1)よりも大きくなるようにして電極間の温度不均衡を是正するようにしてもよい。また、電流時間積(単位:A・s)の代わりに電流時間二乗積(単位:A・s)を用いてランプ電流波形を決定してもよい。より詳細には、i1<i2、又はd1<d2となるようにすればよい。
なお、本段落で記載した不等式を達成する態様は、前述したn1とn2又はT1とT2に関するものと同様である。
上記とは逆に、図6Dに示すリフレクタ70及び副鏡75を有する構成によると、仮に正負対称電流を通電したならばフロント側の電極Bの温度がネック側の電極Aの温度よりも高くなる。従って、図6Dに示す場合は、電極Bの温度上昇による失透が特に問題となる。この温度分布の不均衡を是正するためには上記副鏡75がない場合と逆の動作を行なえばよい。
即ち、高周波部のサイクル数n1及びn2について、n1>n2となるように設定する。
n1>n2とする態様として、(1)n1を実施例1と同様にしてn2を実施例1より小さくするもの、(2)n1を実施例1より大きくしてn2を実施例1より小さくするもの、(3)n1を実施例1より大きくしてn2を実施例1と同様にするもの、(4)n1及びn2双方を実施例1よりも大きくした上でn1>n2とするもの、及び(5)n1及びn2双方を実施例1よりも小さくした上でn1>n2とするもの、が考えられるが、n1を大きくし過ぎると電極Aの温度が必要以上に上がり、これに起因して失透が発生する可能性があるので、上記(1)、(2)又は(5)の態様により(即ち、電極Aの温度が上がり過ぎないように)温度差を解消することが望ましい。なお、本段落においても「実施例1」を「実施例2」に読み替えてもよい。
また、期間T2の期間長を期間T1の期間長よりも短くしてもよい。
T1>T2とする態様として、(1)T1を実施例1と同様にしてT2を実施例1より短くするもの、(2)T1を実施例1より長くしてT2を実施例1よりも短くするもの、(3)T1を実施例1より長くしてT2を実施例1と同様にするもの、(4)T1及びT2双方を実施例1よりも長くした上でT1<T2とするもの、及び(5)T1及びT2双方を実施例1よりも短くした上でT1<T2とするもの、が考えられるが、T1を長くし過ぎると電極Aの温度が必要以上に上がり、これに起因して失透が発生する可能性があるので、上記(1)、(2)又は(5)の態様により(即ち、電極Aの温度が上がり過ぎないように)温度差を解消することが望ましい。なお、本段落においても「実施例1」を「実施例2」に読み替えてもよい。
代替例として、半サイクルc1の電流時間積id1(=i1×d1)が半サイクルc2の電流時間積id2(=i2×d2)よりも大きくなるようにして電極間の温度不均衡を是正するようにしてもよい。また、電流時間積(単位:A・s)の代わりに電流時間二乗積(単位:A・s)を用いてランプ電流波形を決定してもよい。より詳細には、i1>i2、又はd1>d2となるようにすればよい。
なお、本段落で記載した不等式を達成する態様は、前述したn1とn2又はT1とT2に関するものと同様である。
以上より、電極間の温度分布の不均衡が是正され、黒化又は失透による照度の低下を防止することができる。
上記実施例では、高圧放電灯の一対の電極の突起が交互かつ同時に成長/溶解され、突起の過度の成長による照度不足等の問題を解消するとともに、電極間の温度分布の不均衡を解消する高圧放電灯点灯装置を示したが、それを用いたアプリケーションとしてのプロジェクタを図5に示す。図5において、プロジェクタは高圧放電灯点灯装置100、リフレクタ70(及び副鏡75)、及びこれらを内包する筐体110を備える。なお、図は実施例を模擬的に図示したものであり、寸法、配置などは図面通りではない。そして、図示されない映像系の部材等を筐体110内に適宜配置してプロジェクタが構成される。
上記構成により、これにより、フリッカを防止しつつも照度不足等の問題を解消し、かつ、長寿命化を図ることができるプロジェクタを得ることができる。
なお、上記実施例は本発明の最も好適な例として示したものであるが、それに関連して以下を注記しておく。
(1)交流電流出力回路は、波形成型可能な交流電流をランプ60に通電できるものであれば降圧チョッパ回路とフルブリッジ回路の組合せに限られない。即ち、直流出力手段として示した降圧チョッパ回路20は他の周知の回路方式(例えば、フライバック型等)であってもよい。同様に、交流変換手段として示したフルブリッジ回路30も他の周知の回路方式(例えば、プッシュプル型等)であってもよい。
(2)各実施例は個別のものとして記載したが、各技術要素は組み合わせ可能である。例えば、実施例2の構成と実施例3の構成は組み合わせることができる。
10.直流電源部
20.降圧チョッパ回路
28.PWM制御回路
30.フルブリッジ回路
37.ブリッジ制御回路
40.イグナイタ回路
50.制御手段
60.高圧放電灯(ランプ)
70.リフレクタ
75.副鏡
100.高圧放電灯点灯装置
A、B.電極

Claims (9)

  1. 高圧放電灯点灯装置であって、
    交流ランプ電流を高圧放電灯に通電する交流電流出力回路、及び該交流ランプ電流の電流値及び反転タイミングを制御する制御手段を備え、
    該交流ランプ電流が第1の変調期間T1及び第2の変調期間T2からなり、
    該第1の変調期間T1が複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが1/2サイクルの低周波電流I1及び(n1+1/2)サイクルの高周波電流I1からなり(n1は自然数)、該低周波電流I1と同極性側の該高周波電流I1の波高値i1が該低周波電流I1の波高値よりも高く、かつ、
    該第2の変調期間T2が複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが、該低周波電流I1とは逆極性の1/2サイクルの低周波電流I2及び(n2+1/2)サイクルの高周波電流I2からなり(n2は自然数)、該低周波電流I2と同極性側の該高周波電流I2の波高値i2が該低周波電流I1の波高値よりも高くなるように、
    前記交流電流出力回路が前記制御手段によって制御されるよう構成された高圧放電灯点灯装置。
  2. 高圧放電灯点灯装置であって、
    交流ランプ電流を高圧放電灯に通電する交流電流出力回路、及び該交流ランプ電流の電流値及び反転タイミングを制御する制御手段を備え、
    該交流ランプ電流が通常変調期間T0、並びに該通常変調期間T0に挿入される第1の変調期間T1及び第2の変調期間T2からなり、
    該通常変調期間T0が複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが1/2サイクルの低周波電流I0及びmサイクルの高周波電流I0からなり(mは自然数)、該低周波電流I0と同極性側の該高周波電流I0の波高値が該低周波電流I0の波高値よりも高く、
    該第1の変調期間T1が複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが1/2サイクルの低周波電流I1及び(n1+1/2)サイクルの高周波電流I1からなり(n1は自然数)、該低周波電流I1と同極性側の該高周波電流I1の波高値i1が該低周波電流I1の波高値よりも高く、かつ、
    該第2の変調期間T2が複数の単位電流サイクルを含み、各単位電流サイクルが、該低周波電流I1とは逆極性の1/2サイクルの低周波電流I2及び(n2+1/2)サイクルの高周波電流I2からなり(n2は自然数)、該低周波電流I2と同極性側の該高周波電流I2の波高値i2が該低周波電流I1の波高値よりも高くなるように、
    前記交流電流出力回路が前記制御手段によって制御されるよう構成された高圧放電灯点灯装置。
  3. 請求項1又は2記載の高圧放電灯点灯装置において、前記高圧放電灯が電極A及び電極Bを有し、該電極Aから該電極Bに向かう電流を正電流、その逆を負電流とし、前記第1の変調期間T1における低周波電流I1が正電流となるように前記交流ランプ電流を構成し、正負対称電流を通電したならば該電極Bの温度が(a)低くなる/(b)高くなる場合に、
    前記自然数n2が前記自然数n1よりも(a)大きくなる/(b)小さくなるように前記交流ランプ電流が形成される高圧放電灯点灯装置。
  4. 請求項1又は2記載の高圧放電灯点灯装置において、前記高圧放電灯が電極A及び電極Bを有し、該電極Aから該電極Bに向かう電流を正電流、その逆を負電流とし、前記第1の変調期間T1における低周波電流I1が正電流となるように前記交流ランプ電流を構成し、正負対称電流を通電したならば該電極Bの温度が(a)低くなる/(b)高くなる場合に、
    前記第2の変調期間T2の期間長が前記第1の変調期間T1の期間長よりも(a)長くなる/(b)短くなるように前記交流ランプ電流が形成される高圧放電灯点灯装置。
  5. 請求項1又は2記載の高圧放電灯点灯装置、高圧放電灯、該高圧放電灯が取り付けられるリフレクタ、及び該高圧放電灯点灯装置及び該リフレクタを内包する筐体を備えたプロジェクタ。
  6. 交流ランプ電流を出力する交流電流出力回路及び該交流ランプ電流の電流値及び反転タイミングを制御する制御手段によって高圧放電灯を点灯する方法であって、
    第1の変調期間T1において、1/2サイクルの低周波電流I1及び(n1+1/2)サイクルの高周波電流I1からなる単位電流サイクルであって(n1は自然数)、該低周波電流I1と同極性側の該高周波電流I1の波高値i1が該低周波電流I1の波高値よりも高い単位電流サイクルを、該高圧放電灯に複数サイクル通電するステップ、及び
    第2の変調期間T2において、該低周波電流I1とは逆極性の1/2サイクルの低周波電流I2及び(n2+1/2)サイクルの高周波電流I2からなる単位電流サイクルであって(n2は自然数)、該低周波電流I2と同極性側の該高周波電流I2の波高値i2が該低周波電流I1の波高値よりも高くなる単位電流サイクルを、該高圧放電灯に複数サイクル通電するステップ
    からなる方法。
  7. 交流ランプ電流を出力する交流電流出力回路及び該交流ランプ電流の電流値及び反転タイミングを制御する制御手段によって高圧放電灯を点灯する方法であって、
    通常変調期間T0において、1/2サイクルの低周波電流I0及びmサイクルの高周波電流I0からなり(mは自然数)、該低周波電流I0と同極性側の該高周波電流I0の波高値が該低周波電流I0の波高値よりも高い単位電流サイクルを、該高圧放電灯に複数サイクル通電するステップを有し、
    さらに、
    第1の変調期間T1において、1/2サイクルの低周波電流I1及び(n1+1/2)サイクルの高周波電流I1からなる単位電流サイクルであって(n1は自然数)、該低周波電流I1と同極性側の該高周波電流I1の波高値i1が該低周波電流I1の波高値よりも高い単位電流サイクルを、該高圧放電灯に複数サイクル通電するステップ、及び
    第2の変調期間T2において、該低周波電流I1とは逆極性の1/2サイクルの低周波電流I2及び(n2+1/2)サイクルの高周波電流I2からなる単位電流サイクルであって(n2は自然数)、該低周波電流I2と同極性側の該高周波電流I2の波高値i2が該低周波電流I1の波高値よりも高くなる単位電流サイクルを、該高圧放電灯に複数サイクル通電するステップ
    を挿入する方法。
  8. 請求項6又は7記載の方法において、前記高圧放電灯が電極A及び電極Bを有し、該電極Aから該電極Bに向かう電流を正電流、その逆を負電流とし、前記第1の変調期間T1における低周波電流I1が正電流となるように前記交流ランプ電流を構成し、正負対称電流を通電したならば該電極Bの温度が(a)低くなる/(b)高くなる場合に、
    前記自然数n2が前記自然数n1よりも(a)大きくなる/(b)小さくなるように前記交流ランプ電流が形成される方法。
  9. 請求項6又は7記載の方法において、前記高圧放電灯が電極A及び電極Bを有し、該電極Aから該電極Bに向かう電流を正電流、その逆を負電流とし、前記第1の変調期間T1における低周波電流I1が正電流となるように前記交流ランプ電流を構成し、正負対称電流を通電したならば該電極Bの温度が(a)低くなる/(b)高くなる場合に、
    前記第2の変調期間T2の期間長が前記第1の変調期間T1の期間長よりも(a)長くなる/(b)短くなるように前記交流ランプ電流が形成される方法。
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