JP2010250494A - サービス提供システム、端末装置、サーバ、シナリオサーバ、サービスの提供方法およびプログラム - Google Patents

サービス提供システム、端末装置、サーバ、シナリオサーバ、サービスの提供方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 多様化するサービスに柔軟に対応することのできるサービス提供システムの提供。
【解決手段】 端末装置は、サービス毎に、サーバ側に送信するデータ項目の組み合わせを記述したシナリオデータに基づいて、ユーザに読取り操作を要求するデータ項目を設定する。端末装置は、ユーザに対し、前記設定されたデータ項目の任意の媒体からの読取り操作を要求し、前記設定されたデータ項目の読取りが完了した場合に、サーバに対しシナリオデータのIDとともに前記データ項目をまとめて送信する。サーバは、受信したシナリオデータのIDに基づいて、該端末装置が要求するサービスを判別し、前記判別したサービスを提供するサービスサーバに対して、前記端末装置から受信したデータ項目を転送し、前記サービスサーバからの応答を前記端末装置に返送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サービス提供システム、端末装置、サーバ、シナリオサーバ、サービスの提供方法およびプログラムに関し、特に、ユーザに配布等された印刷媒体や電子媒体等を用いてサービスを提供するサービス提供システム、端末装置、サーバ、シナリオサーバ、サービスの提供方法およびプログラムに関する。
無線IDタグ(以下、「RFID」)の種類が13.56MHzのI−CODE SLI(ISO15693)、Tag−It HF−I(ISO15693)、FeliCa(ISO18092準拠)、MIFARE Ultralight、MIFARE Standard、MIFARE Desfire、あるいは2.45GHzのμ Chip、Intellitag(ISO18000−4)、あるいは952〜955MHzのEPC global Class1 Gen2(ISO18000−6 TypeC)やμ Chip Hibiki (ISO18000−6 TypeC準拠)など様々ある中、それらの複数のタグを1つのリーダで読み書き可能になりつつある。
また、携帯電話端末や店舗小型端末等においても、バーコード(二次元バーコードを含む)の読取り機能のほか、RFIDリーダ機能や非接触ICカードとの通信機能を備えたものが提案されている。
上記のように、2次元バーコードからRFID、非接触ICカードに至るまでさまざまな媒体およびこれらを読み取るリーダライタ等が提供され、例えば、顧客を識別するための会員カードと、商品に付されたRFID等のタグ情報とにより顧客関係管理(Customer Relationship Management)が行われている。
上記RFIDリーダとは異なるが、関連技術として特許文献1が挙げられる。特許文献1は、情報処理手段から受けた非接触ICカードに対するアクセス要求を実行するために必要な複数のアクセス制御処理に展開し、該アクセス制御処理に対応するアクセス制御処プログラムを選択してアクセス手順を構成・実行する非接触通信システムが開示されている。
特開2006−31604号公報
しかしながら、上記したこれら複数の媒体からデータを読み取ってサーバに送信し、顧客にサービスを提供するシステムでは、1つの媒体からデータを読込む都度、サーバ側へ送信する方法が採られているため、媒体数が増えるに従ってレスポンスが悪化してしまうという問題点がある。例えば、小売店のレジ端末にて複数の媒体からデータを読み取った都度サーバに送信することとすると、後続する顧客の待ち時間を増大させてしまうことにもなる。
また、複数のデータを読込んでから、一括してサーバ側へ送信する方法を採るものもあるが、この方式では、サービスの種類と、個人IDや製品IDなどデータ項目の組みあわせが固定化されてしまい、多様化するサービスには対応できないという問題点がある。また、この方式では、1つのサービスを提供するために、これら複数のデータ項目を読取り可能な専用のリーダあるいは端末装置を各店舗に新たに設置する必要が生じてしまうという問題点もある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、上記専用のシステムやリーダを用意することなく、多様化するサービスに柔軟に対応することのできるサービス提供システムを提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、サービス毎に、サーバ側に送信するデータ項目の組み合わせを記述したシナリオデータ(設定データ)に基づいて、ユーザに読取り操作を要求するデータ項目を設定するシナリオ設定部と、ユーザに対し、前記設定されたデータ項目の任意の媒体からの読取り操作を要求し、前記設定されたデータ項目の読取りが完了した場合に、前記サーバに対する前記シナリオデータのIDおよびデータ項目の送信を開始する読取り完了判断部と、を備えた端末装置が提供される。
本発明の第2の視点によれば、上記した端末装置から受信したシナリオデータのID(シナリオID)に基づいて、該端末装置が要求するサービスを判別し、前記判別したサービスを提供するサービスサーバに対して、前記端末装置から受信したデータ項目を転送し、前記サービスサーバからの応答を前記端末装置に返送するサーバが提供される。
本発明の第3の視点によれば、上記した端末装置と、上記したサーバとを含むサービス提供システムが提供される。
本発明の第4の視点によれば、上記した端末装置に対して、シナリオデータを送信する機能を備えたシナリオサーバが提供される。
本発明の第5の視点によれば、サービス毎に、サーバ側に送信するデータ項目の組み合わせを記述したシナリオデータに基づいて、ユーザに読取り操作を要求するデータ項目を設定するステップと、ユーザに対し、前記設定されたデータ項目の任意の媒体からの読取り操作を要求し、前記設定されたデータ項目の読取りが完了した場合に、前記サーバに対し前記シナリオデータのIDとともに前記データ項目をまとめて送信するステップと、前記シナリオデータのIDに基づいて、該端末装置が要求するサービスを判別し、前記判別したサービスを提供するサービスサーバに対して、前記端末装置から受信したデータ項目を転送し、前記サービスサーバからの応答を前記端末装置に返送するステップと、を含むこと、を特徴とするサービスの提供方法が提供される。
本発明の第6の視点によれば、サービス毎に、サーバ側に送信するデータ項目の組み合わせを記述したシナリオデータに基づいて、ユーザに読取り操作を要求するデータ項目を設定する処理と、ユーザに対し、前記設定されたデータ項目の任意の媒体からの読取り操作を要求し、前記設定されたデータ項目の読取りが完了した場合に、前記サーバに対し前記シナリオデータのIDとともに前記データ項目をまとめて送信する処理とを、データの読取り手段を備えたコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
本発明の第7の視点によれば、上記した端末装置から受信したシナリオデータのIDに基づいて、該端末装置が要求するサービスを判別し、前記判別したサービスを提供するサービスサーバに対して、前記端末装置から受信したデータ項目を転送する処理と、前記サービスサーバからの応答を前記端末装置に返送する処理とを、上記した端末装置からデータを受信したコンピュータに実行させるプログラムが提供される。なお、これらのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。
本発明によれば、専用のシステムやリーダを用意することなく、多様化するサービスに柔軟に対応することが可能となる。その理由は、シナリオデータを用いて当該サービスの提供に必要なデータ項目の入力を受け付けサーバに転送し、このサーバが受信したデータ項目を適切なサービスサーバに転送する構成を採用したことにある。
本発明の概要を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の構成を表した図である。 本発明の第1の実施形態で用いるシナリオデータを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の端末装置のデータ種別の判別の仕組みを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の端末装置のデータ保存部に保持されるデータを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態のサーバに保持されるマップテーブルの例である。 本発明の第1の実施形態の端末装置の動作を表したシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態のサーバ側の動作を表したシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態の端末装置のデータ種別の判別の仕組みを説明するための図である。
続いて、本発明の概要について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の概要を説明するための図である。図1を参照すると、ネットワーク100を介して端末装置1と、サーバ2と、サービスサーバ4a、4bが接続された構成が示されている。
端末装置1のシナリオ設定部16は、サービス毎に、送信するデータ項目の組み合わせを記述したシナリオデータに基づいて、ユーザに読取り操作を要求するデータ項目を設定する。
例えば、上記サービスサーバ4aが、製品購入ユーザに対するキャンペーンとしてプレゼントの抽選受付サービスを提供しており、当該プレゼントの抽選受付サービスの提供のため、会員カード32に内蔵されたRFID9に記憶された会員IDと、製品33aに添付されたRFIDに記憶された製品シリアル情報が必要であるものとする。
端末装置1のシナリオ設定部16は、リーダ部6を介して、会員カード32に内蔵されたRFID9に記憶された会員IDと、製品33aに添付されたRFIDに記憶された製品シリアル情報とを、ユーザに要求することを定めたシナリオデータをシナリオカード31に内蔵されたRFID9から読み取り、これらをユーザに読取り操作を要求するデータ項目として設定する。
端末装置1の読取り完了判断部14は、ユーザに対し、上記のように設定されたデータ項目の読取り操作を要求し、前記設定されたデータ項目の読取りが完了した場合に、図示省略する送受信部に対し、シナリオカード31から読み出したシナリオデータを特定するためのID(シナリオID)とともに前記データ項目をサーバ2に送信するよう指示する。
サーバ2のマップテーブル23には、シナリオデータに対応するサービスサーバ4aのURL(Uniform Resource Locator)との対応関係が記憶されている。上記のようにしてシナリオIDと、会員IDと、製品シリアル情報とを受信したサーバ2のディスパッチ部21は、マップテーブル23から受信したシナリオIDに対応するURLを読み出し、サービスサーバ4aに、会員IDと、製品シリアル情報とを送信し、サービスサーバ4aからの応答を端末装置1に返送する。
その後、さらに、上記サービスサーバ4bを用いて、別の製品購入ユーザに対するキャンペーンとしてプレゼントの抽選受付サービスを提供することとなった場合を考える。当該プレゼントの抽選受付サービスの提供のため、会員カード32に内蔵されたRFID9に記憶された会員IDと、製品33bに印刷された二次元バーコード10から読み取ることのできる製品シリアル情報とを用いるものとする。
端末装置1のシナリオ設定部16は、リーダ部6を介して、会員カード32に内蔵されたRFID9に記憶された会員IDと、製品33bに印刷された二次元バーコード10から読み取ることのできる製品シリアル情報とを、ユーザに要求することを定めた別のシナリオデータを、別のシナリオカードに内蔵されたRFIDから読み取り、これらをユーザに読取り操作を要求するデータ項目として設定する。
以下同様に、端末装置1は、ユーザに対し、上記のように設定されたデータ項目の読取り操作を要求し、当該別のシナリオIDとともにデータ項目をサーバ2に送信する。
上記のようにしてシナリオIDと、会員IDと、製品シリアル情報とを受信したサーバ2のディスパッチ部21は、マップテーブル23から受信した当該別のシナリオIDに対応するURLを読み出し、サービスサーバ4bに、会員IDと、製品シリアル情報とを送信し、サービスサーバ4bからの応答を端末装置1に返送する。
以上のように、本発明によれば、シナリオデータの配布により、サービスの追加や変更、あるいは、ユーザに入力を要求するデータ項目の変更等に、柔軟に対応することが可能となる。
なお、本発明により提供するサービスとしては、端末装置にて読取り可能な媒体を用いるものであれば特に限定するものではない。例えば、媒体から読み取った情報に対する更なる詳細情報の提供、媒体から読み取った情報を用いたユーザ認証およびこれに派生するサービス(サーバ資源の利用許可、特典の付与、各種申し込みの受付等)が挙げられる。
[第1の実施形態]
続いて、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施形態の構成を表した図である。図2を参照すると、端末装置1と、サーバ2と、サービスサイト41〜46と、これらを接続するインターネット等のネットワーク100とが示されている。
以下、本実施形態では、端末装置1を操作するユーザは、シナリオIDを記録したRFID9が内蔵されたシナリオカード31と、会員IDを記録したRFID9が内蔵された会員カード32と、製品IDを記録したRFID9が添付された製品33aとをリーダ部6にかざすことが可能であるものとする。なお、シナリオカード31は、ユーザが保持している必要はなく、例えば、端末装置1が設置された店舗等に複数のシナリオカードを用意しておき、この店舗等から必要なシナリオカードの提供を受ける形態であってもよい。
サービスサイト41〜46は、具体的には、メンテナンスサイト41、店舗紹介サイト42、キャンペーンサイト43、来店ポイントサイト44、商品紹介サイト45、会員サイト46から構成される。このようなサービスサイト41〜46は、それぞれ固有のURLが付与されて、クライアントからのリクエストに応じて、サービスを提供するサービスサーバによって実現される。
本実施形態では、メンテナンスサイト41は、会員IDにてユーザ認証を行い、ユーザの専用ページをメンテナンスする機能を提供するサイトであるものとする。
また、店舗紹介サイト42は、端末装置1が設置された店舗の詳細情報を提供するサイトであるものとする。
また、キャンペーンサイト43は、どの会員がどのような製品を購入したのかを示すマーケティング情報として会員IDと製品IDとを紐付けて蓄積するとともに、当該会員に対してのポイント付与等を行うサイトであるものとする。
また、来店ポイントサイト44は、会員IDにて会員を特定し、店舗に来店した会員に対するポイント付与を行うサイトであるものとする。
また、商品紹介サイト45は、製品IDにて特定される製品に関する原材料の産地情報の紹介、生産者の紹介、流通ルートの紹介、栄養成分の紹介、製品マニュアルや修正プログラム等を含むサポート情報の提供、あるいは、セットで購入するとお得な情報や、当該製品と良く合う他の製品の案内などを顧客に情報提供するサイトであるものとする。
また、会員サイト46は、会員が自ら貯まったポイントを確認したり、商品の送付先住所の登録・変更等を受け付けるサイトであるものとする。
端末装置1は、RFIDリーダ等のリーダ部6を接続可能なコンピュータである。端末装置1は、シナリオ管理部18と、表示部11と、一次読取り部12と、データ保存部13と、読取り完了判断部14と、二次読取り部15と、シナリオ設定部16と、送受信部17と、を備える。
表示部11は、ユーザに対して各種メッセージを表示するための液晶表示装置等によって構成される。
一次読取り部12および二次読取り部15は、接続されたリーダ部6を制御して、シナリオカード31、会員カード32、製品33に内蔵または添付されたRFID9に記録されたデータを読み取り、シナリオ設定部16側に出力する。
データ保存部13は、RFID9から読み取ったデータを一時的な保管先として利用されるメモリまたは補助記憶装置等によって構成される。
読取り完了判断部14は、データ保存部13を参照し、シナリオ設定部16によって設定されたデータ項目の読取りが完了したか否かを判断する。シナリオ設定部16によって設定されたデータ項目の読取りが完了したと判断した場合、読取り完了判断部14は、送受信部17に対し、データ保存部13に保存されたデータの送信を指示する。また、シナリオ設定部16によって設定されたデータ項目の読取りが完了していない場合、読取り完了判断部14は、当該読取りが完了していないデータ項目の読取り操作を促すメッセージを表示部11に表示する。
シナリオ設定部16は、リーダ部6および一次読取り部12または二次読取り部15を介して入力されたデータ種別を判別して、データ保存部13に保存する。また、シナリオ設定部16は、入力されたデータがシナリオIDである場合、当該シナリオIDをデータ保存部13に保存するとともに、シナリオ管理部18に記憶されたシナリオデータから、当該シナリオIDに対応するシナリオデータを読み出して、ユーザに要求するデータ項目をデータ保存部13に設定する。なお、シナリオ設定部16における。入力されたデータ種別の判別方法については、後に詳述する。
送受信部17は、データ保存部13に保存されたデータをサーバ2に送信するとともに、サーバ2からの応答を受信する、例えば、ブラウザによって構成される。
シナリオ管理部18は、サーバ2から定期的あるいは不定期に配信されたシナリオデータを記憶する。またこのシナリオ管理部18を、端末装置1に接続かつ可搬可能な記録媒体によって構成することもできる。この場合、シナリオデータを記録した当該記録媒体を差し替えることで、シナリオデータの更新や書き換えを実現することができる。
なお、上記した読取り完了判断部14およびシナリオ設定部16は、ハードウェアによる構成のほか、上記した処理を、端末装置1を構成するコンピュータに実行させるプログラムにより実現することができる。
サーバ2は、ディスパッチ部21と、シナリオ管理部22と、マップテーブル23とを備える。
ディスパッチ部21は、マップテーブル23を参照して、上記端末装置1の送受信部17から送信されたデータに含まれるシナリオID、あるいは、その他データ項目の組み合わせに基づいて、上記端末装置1の送受信部17から送信されたデータを送信すべきサービスサイトを判別する。そして、ディスパッチ部21は、前記判別したサービスサイトに、上記端末装置1の送受信部17から受信したデータを送信し、当該サービスサイトから返された応答を端末装置1に返送する。
シナリオ管理部22は、端末装置1に配信するシナリオデータを記憶する。また、シナリオ管理部22が、サーバ2側のオペレータに、シナリオデータの新規追加や変更といったシナリオデータの管理機能を提供するようにしてもよい。シナリオデータの詳細については後に詳述する。
マップテーブル23は、シナリオID、あるいは、その他データ項目の組み合わせにより、接続先となるサービスサイトのURLをマッピングしたテーブルである。マップテーブル23の詳細については後に詳述する。
[シナリオデータ]
ここで、端末装置1のシナリオ管理部18あるいはサーバ2のシナリオ管理部22に記憶されるシナリオデータについて説明する。図3は、シナリオ管理部18、22に記憶されたシナリオデータをテーブル形式で表した図である。例えば、シナリオIDが「0000」のシナリオデータは、メンテナンスサイト41からサービスを受けるためのシナリオデータを示している。シナリオIDが「0000」のシナリオデータでは、会員IDが「○」(必要)、製品IDが「×」(不要)であると定義されている。これは、メンテナンスサイト41からサービスを受けるために会員IDが必要であり、製品IDは不要であることを示している。
なお、図3の例では、会員IDと、製品IDの要否のみが定義されているが、他にも必要なデータ項目があれば適宜付け加えることもできる。
[データ種別(データ項目)の判別]
続いて、本実施形態におけるデータ種別(データ項目)の判別の仕組みについて説明する。図4は、シナリオ設定部16が入力されたデータ種別(データ項目)を判別する際に参照するデータをテーブル形式で表したものである。例えば、シナリオIDは、0000−0020という数値範囲135が決まっており、シナリオ設定部16は、入力されたデータが0000−0020の範囲であれば、シナリオIDと判断し、データ保存部13の該当領域に保存する。同様に、入力されたデータが1000−1999の範囲であれば、シナリオ設定部16は、会員IDが入力されたものと判断し、データ保存部13の該当領域に保存する。このように、入力されるデータ種別(データ項目)の数値範囲135を決めておくことにより、シナリオ設定部16におけるデータ種別の判別が簡素化される。
図5は、上記図3のシナリオID「0003」のシナリオデータおよび図4のデータを用いてデータ保存部13に設定される内容を表している。図3のシナリオID「0003」のシナリオデータによると、会員IDが「○」(必要)、製品IDが「×」(不要)であると定義されているため、データ保存部13の要否判定格納領域(要否)133には、会員IDが「○」(必要)、製品IDが「×」(不要)と設定される。また、データ保存部13のメッセージ格納領域132には、図4のデータを参照して、各データ種別の読取り操作を要求する際に用いるメッセージが設定される。なお、実データ格納領域134は、入力されたデータ種別(データ項目)の値の一次保存先として使用される。
また、読取り完了判断部14は、定型文「〜をかざしてください。」に、前記データ保存部のメッセージ格納領域のメッセージを挿入して、表示部11に、例えば、「お客さまの会員カードをかざしてください。」とのメッセージを表示させる。
[マップテーブル]
続いて、本実施形態におけるマップテーブル23について説明する。図6は、サーバ2に保持されるマップテーブルの例である。図6のマップテーブルは、概略シナリオ管理部18、22に記憶されているシナリオデータと対応しており、端末装置1から受信したデータの中に、0000〜0004のシナリオIDが含まれている場合には、当該データを送信すべきサービスサイトのURLが定義されている。また、図5のマップテーブルでは、端末装置1から受信したデータの中にシナリオIDが含まれていない場合のサービスサイトのURLも定義されている。これにより、例えば、会員IDのみを送信してきたユーザを会員サイトにアクセスさせ、製品IDのみを送信してきたユーザを商品紹介サイトにアクセスといった振り分けが可能になる。
続いて、本実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。はじめに、端末装置1の動作について説明する。図7は、本実施形態の端末装置1の動作を表したシーケンス図である。図7を参照すると、まず、端末装置1のユーザによって処理開始要求操作が行われると、シナリオ設定部16が、データ保存部13のデータを初期化する(ステップ。例えば、図5に示すような設定内容および実データが残されている場合、シナリオ設定部16は、実データを削除するとともに、要否判定格納領域(要否)133をすべて不要の状態(×)に初期化する。なお、図7の例では、この初期化処理をシナリオ設定部16に実行させているが、一次読取り部12等が実行することとしてもよい。
次に、ユーザがRFID9が内蔵されたカード等をリーダ部6に近づけると、一次読取り部12が、ユーザがかざしたカード等からデータを読み込み、シナリオ設定部16に出力する(ステップA02)。
シナリオ設定部16は、前記入力されたデータ種別(データ項目)を判別する(ステップA03)。ここで、シナリオIDが入力された場合、シナリオ設定部16は、データ保存部13のシナリオIDの実データ格納領域134に当該シナリオIDを保存するとともに、シナリオ管理部18から該当するシナリオIDのシナリオデータを読み出して、データ保存部13の要否判定格納領域(要否)133を設定する(ステップA04)。
一方、会員IDまたは製品IDが入力された場合、シナリオ設定部16は、データ保存部13の会員IDまたは製品IDの実データ格納領域134に当該会員IDまたは製品IDを保存する(ステップA05)。
次に、読取り完了判断部14が、データ保存部13の要否判定格納領域(要否)133に「○」がある項目の実データ格納領域134にすべて数値が読込まれているか否かにより、必要なデータ種別(データ項目)の読み取りが完了したか否かを判断する(ステップA06)。また、読取り完了判断部14は、シナリオカード31を持たないユーザ等から、サーバ2にデータを送信する操作が行われた場合も同様に、読取り完了と判断する。
ここで、必要なデータ種別(データ項目)の読み取りが完了したと判定した場合、読取り完了判断部14は、送受信部17に、データ保存部13に保存されたデータの一括送信を指示する(ステップA07)。
一方、読取りが済んでいないデータ種別(データ項目)が見つかった場合、読取り完了判断部14は、データ保存部13の当該読み取りが済んでいないデータ種別(データ項目)のメッセージ格納領域132の文字列に「”をかざして下さい”」を追加して、不足するデータ種別(データ項目)の読取り操作を要求するメッセージを作成し、表示部11に出力する(ステップA08)。
例えば、会員IDが必要であると設定されているにも拘らず、未だ読込まれていない場合、読取り完了判断部14は、データ保存部13の会員IDのメッセージ格納領域132から読み取った”お客様の会員カード”に、”をかざしてください”を結合して、”お客様の会員カードをかざしてください”という要求メッセージを生成する。
表示部11は、上記読取り完了判断部14から出力された、不足するデータ種別(データ項目)を示したメッセージを画面に表示する(ステップA09)。
前記メッセージを閲覧したユーザが、当該不足するデータ種別(データ項目)が記録されたカード等をリーダ部6に近づけると、二次読取り部15が、ユーザがかざしたカード等からデータを読み込み、シナリオ設定部16に出力する(ステップA10)。
このようにして、必要なデータ種別(データ項目)の読み取りが完了すると、送受信部17が、サーバ2に対して、データ保存部13に保存されたデータを送信する(ステップA11)。
続いて、図8を参照して、上記データ送信後のサーバ2側の動作について説明する。端末装置1の送受信部17がサーバ2にデータを送信すると(ステップA11)、サーバ2のディスパッチ部21は、シナリオ管理部22を参照し、送受信部17より受け取ったデータにシナリオデータどおりのデータ種別(データ項目)が正しく入っているか否かを確認する(ステップB01)。なお、ここで、必要なデータ種別(データ項目)が入っていないことが判明した場合、ディスパッチ部21は、端末装置1の送受信部17に対し、エラー画面を返す(ステップB06)。これにより、端末装置1のユーザは読取り操作のやり直しを行うことになる。
一方、受信したデータに必要なデータ種別(データ項目)が入っている場合、ディスパッチ部21は、前記受信したデータと、マップテーブル23とを比較し、当該データを転送する転送先サイトのURLを抽出する(ステップB02)。例えば、図6のようなマップテーブル23が設定されている場合、シナリオIDが”0000”の場合、メンテナンスサイト41へのURL、シナリオIDが”0001”の場合は店舗紹介サイト42へのURLというようにシナリオIDに応じたURLが抽出される。また、シナリオIDの値がない場合、会員IDまたは製品IDのいずれかがあれば、図6に示したように会員サイト46または商品紹介サイトへのURLが抽出される。
次に、ディスパッチ部21は、端末装置1から受け取ったデータを、前記抽出したURLのパラメータとして含めて、サービスサイト41〜46のいずれかに送信する(ステップB03)。
サービスサイト41〜46のうち前記データを受け取ったサービスサイトは、前記受け取ったデータに含まれる会員IDや製品IDを用いて、各サービスサイト固有の処理を実行し(ステップB04)、その処理結果を示す画面データを返却する(ステップB05)
例えば、メンテナンスサイト41は、サーバ2を介して転送された端末装置1で読み取った会員IDにより、メンテナンス管理者であるか否かのユーザ認証処理を行ない、ユーザ認証に成功すれば、メンテナンス画面を端末装置1に返却する。
また例えば、店舗紹介サイト42は、特に会員IDや製品IDを必要としないため、端末装置1が設置されている店舗について、来客したユーザへの特典情報の表示画面を返却する。
また例えば、キャンペーンサイト43は、会員IDと製品IDとを用いて、ユーザの購入金額に応じたポイント付与処理を行った後、今回付与されたポイントを含んだポイント残高確認画面を返却する。同様に、来店ポイントサイト44は、会員IDを用いて、ユーザの購入金額に応じたポイント付与処理を行った後、今回付与されたポイントを含んだポイント残高確認画面を返却する。
また例えば、商品紹介サイト45は、製品IDにて特定される製品に関する原材料の産地情報の紹介、生産者の紹介、流通ルートの紹介、栄養成分の紹介、あるいは、セットで購入するとお得な情報や、当該製品と良く合う他の製品の案内等の表示画面を返却する。
また例えば、会員サイト46は、会員IDにて特定される会員のポイント残高確認画面や、商品の送付先住所を登録・変更画面の表示画面を返却する。
ディスパッチ部21は、これら受信した画面データを端末装置1の送受信部17に返却する(ステップB06)。
再度、図7を参照して、上記データ返却後の端末装置1の動作について説明する。送受信部17が、サーバ2から受信した画面データを表示部11に出力すると(ステップA12)、表示部11は、サーバ2から受信した画面データを表示する(ステップA13)。
以上のように、本実施形態では、複数のサービスサイトに対応するシナリオデータを予め作成しておき、ユーザにより選択されたシナリオデータに基づいて、必要なデータの読み取り操作を促し、該データを適切なサービスサイトに転送し、適切に処理を行わせることができる。
[第2の実施形態]
続いて、上記本発明の第1の実施形態のシナリオデータおよびシナリオ設定部におけるデータ種別(データ項目)の判別方法に変更を加えた第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第2の実施形態は、上記した第1の実施形態と同様の構成で実現でき、また、動作もほとんど共通するので、以下、その相違点を中心に説明する。
本実施形態では、シナリオIDが入ったシナリオカード(図1の31)は、ISO18000−4方式のRFIDを搭載しており、会員IDが入った会員カード(図1の32)は、ISO18092方式のRFIDを搭載しており、製品IDは、EPC Global Class2方式のRFIDに記録されているものとする。
図9は、本発明の第2の実施形態の端末装置1のシナリオ設定部16が、入力されたデータ種別(データ項目)を判別する際に参照するデータをテーブル形式で表したものである。第1の実施形態におけるデータ種別(データ項目)の判別方法の説明に用いた図4との相違点は、数値範囲に代わって、各データ種別(データ項目)毎に使用するプロトコルが定義されている点である。
図9の例では、上記シナリオID、会員ID,製品IDが記録されているRFIDのタイプにより、入力されたデータのデータ種別(データ項目)を判別できるようになっている。
シナリオ設定部16は、図9のようなデータを参照し、一次読取り部12や二次読取り部15を介して入手したリーダ部6にて使用したプロトコルの種類により、入力されたデータのデータ種別(データ項目)を判別し、データ保存部13の該当領域に保存する。
以上のように本実施形態では、第1の実施形態のように、シナリオID、会員ID、製品IDの数値範囲に関する制限が不要となる。このため、各タイプのRFIDそれぞれの書き込み可能な範囲すべてを用いること可能となり、大量の製品や会員に対応することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。
例えば、上記した実施形態では、シナリオIDのほかに会員IDと、製品IDとの2項目を読み取るものとして説明したが、サービスサイト(サービスサーバ)で必要とするデータ種別(データ項目)を適宜加えることが可能である。
また例えば、上記した第1の実施形態では、RFIDの有効桁が4桁であるものとして各データ種別(データ項目)に数値範囲を設定した例を挙げて説明したが、有効桁や数値範囲は上記の例に限定されないことはもちろんである。例えば、読み取ったデータが、RFIDであるか二次元バーコードであるかといった違いやデータの形式等によって、データ種別(データ項目)を判別することとしてもよい。
また例えば、上記した実施形態ではサーバ2がシナリオ管理部22を備えるものとして説明したが、シナリオ管理部22を有し、シナリオデータを端末装置1に配信するシナリオサーバを設けることも可能である。また、各端末装置に、サーバ2またはこのようなシナリオサーバから、シナリオデータを受信してシナリオ管理部に記憶されたシナリオデータを自動更新機能を備えてもよい。
また例えば、上記した実施形態では、端末装置1がシナリオ管理部18を備え、シナリオカードからシナリオIDを読み取るものとして説明したが、シナリオカードからシナリオデータを読取り、端末装置1に展開する構成を採ることも可能である。
また例えば、上記した実施形態では、シナリオID、会員ID、製品IDのすべてがRFIDから読み取られるものとして説明したが、必ずしもRFIDを用いる必要はない。
また例えば、上記した実施形態では、端末装置1は、一次読取り部12および二次読取り部15の2つの読取り部を備えるものとして説明したが、これらを一つの読取り部で実現することも可能である。
1 端末装置
2 サーバ
4a、4b サービスサーバ
6 リーダ部
9 RFID
10 二次元バーコード
11 表示部
12 一次読取り部
13 データ保存部
14 読取り完了判断部
15 二次読取り部
16 シナリオ設定部
17 送受信部
18 シナリオ管理部
21 ディスパッチ部
22 シナリオ管理部
23 マップテーブル
31 シナリオカード
32 会員カード
33、33a、33b 製品
41 サービスサイト(メンテナンスサイト)
42 サービスサイト(店舗紹介サイト)
43 サービスサイト(キャンペーンサイト)
44 サービスサイト(来店ポイントサイト)
45 サービスサイト(商品紹介サイト)
46 サービスサイト(会員サイト)
100 ネットワーク
131 データ種別(データ項目)
132 メッセージ格納領域
133 要否判定格納領域(要否)
134 実データ格納領域
135 数値範囲

Claims (14)

  1. サービス毎に、サーバ側に送信するデータ項目の組み合わせを記述したシナリオデータに基づいて、ユーザに読取り操作を要求するデータ項目を設定するシナリオ設定部と、
    ユーザに対し、前記設定されたデータ項目の任意の媒体からの読取り操作を要求し、前記設定されたデータ項目の読取りが完了した場合に、前記サーバに対する前記シナリオデータのIDおよびデータ項目の送信を開始する読取り完了判断部と、を備えた端末装置と、
    前記端末装置から受信したシナリオデータのID(シナリオID)に基づいて、該端末装置が要求するサービスを判別し、前記判別したサービスを提供するサービスサーバに対して、前記端末装置から受信したデータ項目を転送し、前記サービスサーバからの応答を前記端末装置に返送するサーバと、を含むサービス提供システム。
  2. 前記シナリオデータには、各データ項目が取りうる数値範囲が設定されており、
    前記読取り完了判断部は、読み取ったデータ値が予め設定された数値範囲であるか否かによって、前記設定されたデータ項目の読取りが完了したか否かを判断する請求項1のサービス提供システム。
  3. 前記シナリオデータには、各データ項目を取得するためのプロトコルまたはデータの形式が設定されており、
    前記読取り完了判断部は、プロトコルまたはデータの形式によって、前記設定されたデータ項目の読取りが完了したか否かを判断する請求項1のサービス提供システム。
  4. 前記端末装置は、さらに、複数のシナリオデータを記憶するシナリオ管理部を備え、
    前記シナリオ設定部は、
    ユーザから入力されたシナリオIDに対応するシナリオデータに基づいて、ユーザに読取り操作を要求するデータ項目を設定する請求項1から3いずれか一のサービス提供システム。
  5. 前記端末装置は、前記サーバまたは所定のシナリオサーバから、前記シナリオデータを受信して前記シナリオ管理部に記憶されたシナリオデータを更新する機能を備える請求項4のサービス提供システム。
  6. 前記端末装置は、サービス別に複数種作成され、前記シナリオデータまたは前記シナリオIDを記録したカード媒体を読取り、前記シナリオデータまたは前記シナリオIDを入力する請求項4または5のサービス提供システム。
  7. 前記端末装置は、前記シナリオデータまたは前記シナリオIDを記録したRFIDを読取り、前記シナリオデータまたは前記シナリオIDを入力する請求項4または5のサービス提供システム。
  8. 前記サーバは、前記端末装置から受信したシナリオデータのID(シナリオID)に代えて、前記端末装置から受信したデータ項目の組み合わせに基づいて、該端末装置が要求するサービスを判別し、前記判別したサービスを提供するサービスサーバに対して、前記端末装置から受信したデータ項目を転送し、前記サービスサーバからの応答を前記端末装置に返送する請求項1から7いずれか一のサービス提供システム。
  9. サービス毎に、サーバ側に送信するデータ項目の組み合わせを記述したシナリオデータに基づいて、ユーザに読取り操作を要求するデータ項目を設定するシナリオ設定部と、
    ユーザに対し、前記設定されたデータ項目の任意の媒体からの読取り操作を要求し、前記設定されたデータ項目の読取りが完了した場合に、前記サーバに対する前記シナリオデータのIDおよび前記データ項目の送信を開始する読取り完了判断部と、を備えたこと、を特徴とする端末装置。
  10. 請求項9の端末装置から受信した前記シナリオデータのIDに基づいて、該端末装置が要求するサービスを判別し、前記判別したサービスを提供するサービスサーバに対して、前記端末装置から受信したデータ項目を転送し、前記サービスサーバからの応答を前記端末装置に返送するサーバ。
  11. 請求項5のサービス提供システムの端末装置に対して、シナリオデータを送信する機能を備えたシナリオサーバ。
  12. サービス毎に、サーバ側に送信するデータ項目の組み合わせを記述したシナリオデータに基づいて、ユーザに読取り操作を要求するデータ項目を設定するステップと、
    ユーザに対し、前記設定されたデータ項目の任意の媒体からの読取り操作を要求し、前記設定されたデータ項目の読取りが完了した場合に、前記サーバに対し前記シナリオデータのIDとともに前記データ項目をまとめて送信するステップと、
    前記シナリオデータのIDに基づいて、該端末装置が要求するサービスを判別し、前記判別したサービスを提供するサービスサーバに対して、前記端末装置から受信したデータ項目を転送し、前記サービスサーバからの応答を前記端末装置に返送するステップと、を含むこと、を特徴とするサービスの提供方法。
  13. サービス毎に、サーバ側に送信するデータ項目の組み合わせを記述したシナリオデータに基づいて、ユーザに読取り操作を要求するデータ項目を設定する処理と、
    ユーザに対し、前記設定されたデータ項目の任意の媒体からの読取り操作を要求し、前記設定されたデータ項目の読取りが完了した場合に、前記サーバに対し前記シナリオデータのIDとともに前記データ項目をまとめて送信する処理とを、データの読取り手段を備えたコンピュータに実行させるプログラム。
  14. 請求項8の端末装置から受信したシナリオデータのIDに基づいて、該端末装置が要求するサービスを判別し、前記判別したサービスを提供するサービスサーバに対して、前記端末装置から受信したデータ項目を転送する処理と、
    前記サービスサーバからの応答を前記端末装置に返送する処理とを、請求項9の端末装置からデータを受信したコンピュータに実行させるプログラム。
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