JP2010250362A - 有益情報配信システムおよび方法 - Google Patents

有益情報配信システムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010250362A
JP2010250362A JP2009095895A JP2009095895A JP2010250362A JP 2010250362 A JP2010250362 A JP 2010250362A JP 2009095895 A JP2009095895 A JP 2009095895A JP 2009095895 A JP2009095895 A JP 2009095895A JP 2010250362 A JP2010250362 A JP 2010250362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
useful information
common
interest
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009095895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5470991B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kamaike
大士 蒲池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009095895A priority Critical patent/JP5470991B2/ja
Publication of JP2010250362A publication Critical patent/JP2010250362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5470991B2 publication Critical patent/JP5470991B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】リアルタイム通信用Javaアプリの待ち時間に、当該リアルタイム通信の参加メンバーにとって共通した有益情報を提供する。
【解決手段】携帯端末10で、当該携帯端末に登録されている各種情報を解析して抽出した興味要素を含むユーザ情報を、通信網30を介して携帯端末10間でリアルタイム通信を行うためのJavaアプリの起動に応じて配信サーバ20へ通知し、配信サーバ20で、当該リアルタイム通信を行う各携帯端末10から通知されたユーザ情報に基づいて、各携帯端末10のユーザ間で共通する興味要素を共通情報として抽出し、この共通情報と対応する有益情報をユーザ情報データベースから検索してこれら携帯端末10へ配信し、携帯端末10で、配信サーバ20から配信された有益情報を、当該Javaアプリの処理待ち時に画面表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報提供技術に関し、特にリアルタイム通信を利用中のユーザに対して有益情報を提供する技術に関する。
近年、携帯電話で、Java(登録商標)アプリケーション(以下、Javaアプリという)と呼ばれる小サイズのプログラムを実行することにより、電話機能以外の様々な機能をユーザが利用可能となっている。このようなJavaアプリのうち、複数の携帯端末間でのリアルタイム通信を提供するものがある。これにより、例えば、メンバーを呼び出して、メンバー同士でリアルタイムで通信を行うことにより、対戦型や協調型のゲームを行ったり、チャットなどでメッセージをやり取りすることが可能となる。
従来、このようなリアルタイム通信用Javaアプリでは、実行開始時や通信の待ち合わせ時に、予めJavaアプリに格納されている広告情報を、携帯電話の画面に表示するものがある。
特開2002−259800号公報
しかしながら、このような従来技術では、実行開始時や通信の待ち合わせ時に、リアルタイム通信用Javaアプリから提供される広告情報は、リアルタイム通信用Javaアプリを作成する際に予め登録された固定的な広告情報であることから、リアルタイム通信を行っているメンバーが共通して興味を示す、タイムリーな有益情報を提供することはできないという問題点があった。
携帯電話を用いて商品やサービスに関する広告情報を提供する技術が提案されているが(例えば、特許文献1など参照)、この種のサービスは、ユーザがスケジュール登録・確認などのため、携帯電話から特定のサーバに接続した際に、当該ユーザ個人に対応した情報を提供するものである。したがって、携帯電話を操作しているユーザの待ち時間に情報を提供することはできないし、リアルタイム通信を行っているメンバーが共通して興味を示す、タイムリーな有益情報を提供することもできない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、リアルタイム通信用Javaアプリの待ち時間に、当該リアルタイム通信の参加メンバーにとって共通した有益情報を提供することができる有益情報配信技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる有益情報配信システムは、通信網に接続された配信サーバと複数の携帯端末とを含み、携帯端末は、当該携帯端末に登録されている各種情報を解析して、当該ユーザの興味に関する興味要素を抽出する興味要素解析部と、通信網を介して携帯端末間でリアルタイム通信を行うためのJavaアプリケーションの起動に応じて、興味要素を含むユーザ情報を通信網を介して配信サーバへ通知し、これに応じて配信サーバから配信された有益情報を、当該Javaアプリケーションの処理待ち時に画面表示する通信制御部とを備え、配信サーバは、携帯端末に対して配信する各種有益情報を記憶する有益情報データベースと、リアルタイム通信を行う各携帯端末から通信網を介して通知されたユーザ情報に基づいて、これら携帯端末のユーザ間で共通する興味要素を共通情報として抽出する共通情報抽出部と、共通情報と対応する有益情報をユーザ情報データベースから検索する有益情報検索部と、有益情報を各携帯端末へ配信する有益情報配信部とを備えている。
また、本発明にかかる有益情報配信方法は、通信網に接続された配信サーバと複数の携帯端末とを含み、当該配信サーバから各携帯端末に対して有益情報を配信する有益情報配信システムで用いられる有益情報配信方法であって、携帯端末の興味要素解析部が、当該携帯端末に登録されている各種情報を解析して、当該ユーザの興味に関する興味要素を抽出する興味要素解析ステップと、携帯端末の通信制御部が、通信網を介して携帯端末間でリアルタイム通信を行うためのJavaアプリケーションの起動に応じて、興味要素を含むユーザ情報を通信網を介して配信サーバへ通知するユーザ情報通知ステップと、配信サーバの共通情報抽出部が、リアルタイム通信を行う各携帯端末から通信網を介して通知されたユーザ情報に基づいて、これら携帯端末のユーザ間で共通する興味要素を共通情報として抽出する共通情報抽出ステップと、配信サーバの有益情報検索部が、携帯端末に対して配信する各種有益情報を記憶する有益情報データベースから、共通情報と対応する有益情報を検索する有益情報検索ステップと、配信サーバの有益情報配信部が、有益情報を各携帯端末へ配信する有益情報配信ステップと、携帯端末の通信制御部が、配信サーバから配信された有益情報を、当該Javaアプリケーションの処理待ち時に画面表示する通信制御ステップとを備えている。
本発明によれば、リアルタイム通信用Javaアプリの待ち時間に、当該リアルタイム通信の参加メンバーにとって共通した有益情報を提供することができる。
本実施形態にかかる有益情報配信システムの構成を示すブロック図である。 携帯端末に登録されているブックマーク情報を示す説明図である。 携帯端末に登録されているマルチメディアデータを示す説明図である。 携帯端末に保存されている電子クーポンを示す説明図である。 携帯端末に登録されているスケジュール情報を示す説明図である。 携帯端末から配信サーバへ通知されるユーザ情報を示す説明図である。 本実施形態にかかる有益情報配信システムの動作を示すシーケンス図である。 配信サーバでの共通情報の抽出動作を示す説明図である。 携帯端末での有益情報表示例である。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
[本実施形態の構成]
まず、図1を参照して、本実施形態にかかる有益情報配信システムについて説明する。図1は、本実施形態にかかる有益情報配信システムの構成を示すブロック図である。
この有益情報配信システムは、通信網30を介して接続された配信サーバ20と複数の携帯端末10とから構成されている。
携帯端末10は、携帯電話やPDAなどの情報通信端末からなり、無線回線を介して通信網30へ接続し、リアルタイム通信用Javaアプリを実行した際にユーザ情報を配信サーバ20へ通知し、これに応じた配信サーバ20から配信された有益情報を画面表示する機能を有している。
配信サーバ20は、全体として配信サーバ装置などの情報処理装置からなり、各携帯端末10から収集したユーザ情報に基づき検索した有益情報をこれら携帯端末10へ配信する機能を有している。
本実施形態は、携帯端末10において、当該携帯端末に登録されている各種情報を解析して抽出した、当該ユーザの興味に関する興味要素を含むユーザ情報を、通信網30を介して携帯端末10間でリアルタイム通信を行うためのJavaアプリの起動に応じて配信サーバ20へ通知し、配信サーバ20において、リアルタイム通信を行う各携帯端末10から通知されたユーザ情報に基づいて、各携帯端末10のユーザ間で共通する興味要素を共通情報として抽出し、この共通情報と対応する有益情報をユーザ情報データベースから検索してこれら携帯端末10へ配信し、携帯端末10において、配信サーバ20から配信された有益情報を、当該Javaアプリの処理待ち時に画面表示するようにしたものである。
[携帯端末]
本実施形態にかかる有益情報配信システムで用いられる携帯端末10には、主な機能部として、無線インターフェース部(以下、無線I/F部という)11、アプリ制御部12、操作入力部13、画面表示部14、記憶部15、興味要素解析部16、時間要素解析部17、および通信制御部18が設けられている。
無線I/F部11は、専用の無線通信回路からなり、無線回線を介して通信網30へ接続してデータ通信を行う機能を有している。
端末制御部12は、ユーザ操作に応じて、電話機能、電話帳機能、ブラウザ機能、マルチメディアデータ再生機能、メール機能などの基本機能を制御する機能と、リアルタイム通信用などの任意のJavaアプリの実行制御を行う機能とを有している。
操作入力部13は、ダイヤルキー、カーソルキー、機能キーなどの各種操作キーによりユーザ操作を検出する機能を有している。
画面表示部14は、LCDなどの画面表示装置からなり、操作メニュー、Javaアプリの出力情報、配信サーバ20からの有益情報などの各種情報を画面表示する機能を有している。
記憶部15は、半導体メモリなどの記憶装置からなり、各機能部での動作に用いる処理情報やプログラム、さらにはJavaアプリのプログラムを記憶する機能を有している。記憶部15で記憶される主な処理情報としては、携帯端末10の電話機能、メール機能、電話帳機能などの基本機能で用いる各種処理情報のほか、携帯端末10から任意のサイトへアクセスするためのブックマーク情報、携帯端末10に登録されたマルチメディアデータ、任意のサイトからメールで受信した電子クーポンなどの各種処理情報がある。
興味要素解析部16は、記憶部15の各種処理情報を解析して、当該ユーザの興味に関する興味要素を抽出する機能を有している。
時間要素解析部17は、記憶部15の各種処理情報を解析して、当該ユーザのスケジュールに関する時間要素を抽出する機能を有している。
通信制御部18は、通信網30を介して携帯端末10間でリアルタイム通信を行うためのJavaアプリが起動された際、興味要素と時間要素を含むユーザ情報を配信サーバ20へ送信する機能と、これに応じて配信サーバ20から配信された有益情報を、当該Javaアプリの処理待ち時に画面表示する機能とを有している。
図2Aは、携帯端末に登録されているブックマーク情報を示す説明図である。図2Bは、携帯端末に登録されているマルチメディアデータ(音楽データ)を示す説明図である。図2Cは、携帯端末に保存されている電子クーポンを示す説明図である。図3は、携帯端末に登録されているスケジュール情報を示す説明図である。
図2Aのブックマーク情報は、携帯端末10のブラウザ機能を利用して、ユーザが携帯端末10からインターネットで特定のサイトへ普段アクセスする際に利用する接続先情報である。図2Bのマルチメディアデータは、携帯端末10のマルチメディアデータ再生機能を利用して、ユーザが携帯端末10で普段再生しているマルチメディアデータデータである。ここでは、音楽データが示されているが映像データであってもよい。図2Cの電子クーポンは、携帯端末10の電子メール機能を利用して、ユーザがインターネットの店舗サイトから収集したクーポン券のことである。図3のスケジュール情報は、携帯端末10のスケジュール管理機能を利用して、ユーザが携帯端末10に登録したスケジュールであり、ここでは、下線が付された日は、スケジュールが登録されていない日を示している。
興味要素解析部16は、記憶部15に登録されている、図2A〜図2Cに示すような各種処理情報を解析して、当該ユーザの興味に関する興味要素を抽出する。また時間要素解析部17は、記憶部15に登録されている図3に示すような各種処理情報を解析して、当該ユーザのスケジュールに関する時間要素を抽出する。
図4は、携帯端末から配信サーバへ通知されるユーザ情報を示す説明図である。ここでは、図2A〜図2Cに示す各種処理情報から当該ユーザの興味要素として「サザンオールスターズ」という情報が抽出されており、また図3に示す各種処理情報から当該ユーザの時間要素として「1/11,17,24,25予定なし」という情報が抽出されている。これら興味要素と時間要素を含むユーザ情報が携帯端末10から配信サーバ20へ通知される。
携帯端末10の機能部のうち、端末制御部12、興味要素解析部16、時間要素解析部17、および通信制御部18については、専用の情報処理回路で実現してもよいが、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部15に格納されているプログラムを実行して各種処理部を実現する演算処理部で実現してもよい。
[配信サーバ]
本実施形態にかかる有益情報配信システムで用いられる配信サーバ20には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)21、有益情報データベース部(以下、有益情報DBという)22、共通情報抽出部23、有益情報検索部24、有益情報配信部25、および記憶部26とが設けられている。
通信I/F部21は、専用の通信回路からなり、通信回線を介して通信網30へ接続してデータ通信を行う機能を有している。
有益情報DB22は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、配信サーバ20から携帯端末10に対して配信する有益情報が、ユーザの興味要素や時間要素と関連付けて登録されているデータベースである。
共通情報抽出部23は、リアルタイム通信を行う各携帯端末10から通知されたユーザ情報に含まれている興味要素と時間要素とに基づいて、各携帯端末のユーザ間で共通する興味要素と時間要素を共通情報として抽出する機能を有している。
有益情報検索部24は、共通情報抽出部23で抽出した共通情報と対応する有益情報を、有益情報DBから検索する機能を有している。
有益情報配信部25は、有益情報検索部24で検索された有益情報を、当該リアルタイム通信を行う各携帯端末10に対して、通信I/F部21から配信する機能を有している。
記憶部26は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、各機能部での動作に用いる各種処理情報やプログラムを記憶する機能を有している。
配信サーバ20の機能部のうち、共通情報抽出部23、有益情報検索部24、および有益情報配信部25については、専用の情報処理回路で実現してもよいが、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部26に格納されているプログラムを実行して各種処理部を実現する演算処理部で実現してもよい。
[本実施形態の動作]
次に、図5を参照して、本実施形態にかかる有益情報配信システムの動作について説明する。図5は、本実施形態にかかる有益情報配信システムの動作を示すシーケンス図である。
携帯端末10において、ユーザ操作に応じて端末制御部12でリアルタイム通信用アプリが起動された場合、通信制御部18は、端末制御部12からの通知に応じて、リアルタイム通信用アプリの起動を確認し(ステップ100)、興味要素解析部16および時間要素解析部17に対して、解析要求を指示する(ステップ101)。
この解析要求に応じて、興味要素解析部16は、記憶部15内の各種処理情報を解析して興味要素を抽出し(ステップ102)、時間要素解析部17は、記憶部15内の各種処理情報を解析して時間要素を抽出し(ステップ103)、それぞれ抽出した興味要素および時間要素を解析応答により通信制御部18へ通知する(ステップ104)。
通信制御部18は、この解析応答で通知された興味要素および時間要素を、当該リアルタイム通信を識別するための識別情報や、当該リアルタイム通信に参加しているメンバーに関するメンバー情報などのリアルタイム通信関連情報とともに、ユーザ情報として、無線I/F部11から通信網30を介して配信サーバ20へ通知する(ステップ105)。
配信サーバ20において、通信I/F部21により、当該リアルタイム通信に参加するメンバーの携帯端末10から、それぞれのユーザ情報を受信した場合、共通情報抽出部23は、これらユーザ情報から当該メンバーに共通する興味要素および時間要素を共通情報として抽出し(ステップ110)、この共通情報に対応する有益情報の検索要求を有益情報検索部24へ通知する(ステップ111)。
有益情報検索部24は、この検索要求に応じて、有益情報DB22から当該共通情報の興味要素および時間要素と対応する有益情報を検索し(ステップ112)、得られた有益情報に関する配信要求を有益情報配信部25へ通知する(ステップ113)。
有益情報配信部25は、この配信要求に応じて、当該リアルタイム通信に参加している各メンバーの携帯端末10に対し、通信I/F部21から通信網30を介して当該有益情報を配信する(ステップ114)。
携帯端末10において、無線I/F部11により、配信サーバ20から有益情報を受信した場合、通信制御部18は、受信した有益情報を記憶部15へ保存し(ステップ120)、端末制御部12から通知された当該Javaアプリの処理待ち時に、当該有益情報を画面表示部14で画面表示する(ステップ121)。
図6は、配信サーバでの共通情報の抽出動作を示す説明図である。ここでは、リアルタイム通信に参加している3つの携帯端末10から、それぞれのユーザ情報41〜43が通知されている。
配信サーバ20の共通情報抽出部23では、これらユーザ情報41〜43の興味要素と時間要素とについてそれぞれ比較し、共通の要素を抽出する。ここでは、ユーザ情報41〜43の興味要素に「サザンオールスターズ」という要素が共通して含まれており、ユーザ情報41〜43の時間要素に「1/24予定なし」という要素が共通して含まれている。このため、共通情報抽出部23では、これら要素が共通情報44として抽出されている。
有益情報検索部24は、興味要素「サザンオールスターズ」と時間要素「1/24予定なし」とを含む共通情報44に基づいて、有益情報DB22を検索し、予定なしの日に開催されているイベント情報として、「1/24開催:サザンオールスターズ武道館Live情報」という有益情報45を検索している。
図7は、携帯端末での有益情報表示例である。ここでは、リアルタイム通信用Javaアプリの起動中に、一般的なお待たせ画面50が画面表示部14で画面表示されている。このように、お待たせ画面50が画面表示されている処理待ち状態で、配信サーバ20から前述した有益情報45を受信した場合、その内容を示す有益情報画面51へ画面表示部14の画面表示が切り替えられる。
[本実施形態の効果]
このように、本実施形態では、携帯端末10において、当該携帯端末に登録されている各種情報を解析して抽出した、当該ユーザの興味に関する興味要素を含むユーザ情報を、通信網30を介して携帯端末10間でリアルタイム通信を行うためのJavaアプリの起動に応じて配信サーバ20へ通知し、配信サーバ20において、リアルタイム通信を行う各携帯端末10から通知されたユーザ情報に基づいて、各携帯端末10のユーザ間で共通する興味要素を共通情報として抽出し、この共通情報と対応する有益情報をユーザ情報データベースから検索してこれら携帯端末10へ配信し、携帯端末10において、配信サーバ20から配信された有益情報を、当該Javaアプリの処理待ち時に画面表示するようにしたので、リアルタイム通信用Javaアプリの待ち時間に、当該リアルタイム通信の参加メンバーにとって共通した有益情報を提供することができる。
また、本実施形態では、携帯端末10で、上記興味要素と同様に、当該携帯端末10に登録されている各種情報を解析して、当該ユーザのスケジュールに関する時間要素を抽出し、これら興味要素と時間要素を含むユーザ情報を通信網を介して配信サーバ20へ通知し、配信サーバ20で、各携帯端末10からのユーザ情報に基づいて、これら携帯端末のユーザ間で共通する興味要素と時間情報を共通情報として抽出するようにしたので、コンサートなどの時間性を有するタイムリーなイベント情報についても、当該リアルタイム通信の参加メンバーにとって共通した有益情報として提供することができる。
[実施形態の拡張]
前述した実施形態では、携帯端末10の興味要素解析部16、時間要素解析部17、および通信制御部18を、当該携帯端末10に基本機能として設けられている場合を例として説明したが、これら機能部をリアルタイム通信用アプリで実現される処理部で構成してもよい。
これにより、リアルタイム通信用アプリを管理サイトからダウンロードして携帯端末10へ登録するだけで、興味要素解析部16、時間要素解析部17、および通信制御部18を当初から持たない既存の携帯端末10であっても、本発明にかかる有益情報配信システムを容易に利用することが可能となり、高い汎用性が得られる。
また、前述した実施形態では、リアルタイム通信用アプリの起動に応じて、記憶部15内の各種処理情報を解析してユーザ情報を生成する場合を例として説明したが、ユーザ情報の生成タイミングについては、これに限定されるものではない。
例えば、解析対象となる処理情報が更新されたタイミングで、興味要素解析部16や時間要素解析部17により、ユーザ情報を生成して記憶部15へ保存しておいてもよい。これにより、リアルタイム通信用アプリの起動に応じて、記憶部15内のユーザ情報を直ちに配信サーバ20へ通知することができ、リアルタイム通信用アプリの起動における早い段階で、有益情報を画面表示することが可能となる。
また、前述した実施形態では、ブックマーク情報、マルチメディアデータ、電子クーポンなどの処理情報からユーザに固有の興味要素を抽出する場合を例として説明したが、興味要素の抽出対象となる処理情報は、これらに限定されるものではなく、他の処理情報から興味要素を抽出してもよい。
例えば、興味要素解析部16により、電子メールの作成等で使用される文字入力の履歴情報、電話帳の登録情報、ワンセグ視聴履歴などの各種処理情報から、使用頻度が高い単語をユーザの興味要素として抽出してもよい。また、時間要素も同様であり、時間要素の抽出対象となる処理情報がスケジュール情報に限定されるものではない。なお、文字入力の履歴情報など、多様なカテゴリに属する単語が含まれている文字情報から、興味要素を抽出する方法については、予め用意しておいた要素辞書に登録されている単語を興味要素として抽出するなど、公知の技術を利用すればよい。
また、前述した実施形態では、携帯端末10の各機能部で使用する各種処理情報から、興味要素や時間要素を抽出する場合を例として説明したが、これら要素の抽出対象として、当該リアルタイム通信によりメンバー間で過去にやり取りした情報の履歴を用いてもよい。
例えば、通信制御部18により、同様の興味や趣味を持つメンバーで行うリアルタイム通信の識別情報ごとに、当該リアルタイム通信でやり取りした文字情報を履歴情報として記憶部15に記憶しておく。この際、チャットや電子会議の場合、これらチャットや電子会議の名称やIDを識別情報として用いればよい。その後、新たにリアルタイム通信が起動された場合、興味要素解析部16で、当該リアルタイム通信の識別情報と対応する履歴情報から、使用頻度が高い単語をユーザの興味要素として抽出すればよい。これにより、メンバー間で高い共通性を持つ興味要素を容易に抽出できる。
また、前述した実施形態では、携帯端末10の各種処理情報に含まれる単語を興味要素として抽出する場合を例として説明したが、抽出した単語と相関関係などの関連性を持つキーワードを興味要素として抽出するようにしてもよい。
例えば、記憶部15に、関連性を持つ単語とキーワードの組を辞書データベースとして予め登録しておき、興味要素解析部16で、処理情報から抽出した単語と対応するキーワードを辞書データベースから検索し、このキーワードからなる興味要素をユーザ情報として配信サーバ20へ通知すればよい。
また、上記キーワードについては、携帯端末10ではなく配信サーバ20で検索するようにしてもよい。
例えば、配信サーバ20の記憶部に、前述した辞書データベースを予め登録しておき、共通情報抽出部23により、当該リアルタイム通信のメンバーとなる各携帯端末10から通信されたユーザデータの興味要素ごとに辞書データベースを検索して、当該興味要素と関連性を持つキーワード群をそれぞれ取得し、これらキーワード群を比較することにより、各メンバーで共通するキーワードを共通情報として抽出するようにしてもよい。
これにより、携帯端末10の構成規模や処理負担を増大させることなく、携帯端末10で抽出された興味要素に内在している内在要素を、広範囲に渉る知識情報に基づいて、キーワードという形で効率よく具現化することができる。したがって、各携帯端末10へ配信する有益情報として、多様な候補を有益情報DB22から容易に検索することができ、利用価値の高い有益情報配信サービスを提供することが可能となる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1…有益情報配信システム、10…携帯端末、11…無線I/F部、12…端末制御部、13…操作入力部、14…画面表示部、15…記憶部、16…興味要素解析部、17…時間要素解析部、18…通信制御部、20…配信サーバ、21…通信I/F部、22…有益情報DB、23…共通情報抽出部、24…有益情報検索部、25…有益情報配信部、30…通信網。

Claims (6)

  1. 通信網に接続された配信サーバと複数の携帯端末とを含み、
    前記携帯端末は、
    当該携帯端末に登録されている各種情報を解析して、当該ユーザの興味に関する興味要素を抽出する興味要素解析部と、
    前記通信網を介して前記携帯端末間でリアルタイム通信を行うためのJavaアプリケーションの起動に応じて、前記興味要素を含むユーザ情報を前記通信網を介して前記配信サーバへ通知し、これに応じて前記配信サーバから配信された前記有益情報を、当該Javaアプリケーションの処理待ち時に画面表示する通信制御部と
    を備え、
    前記配信サーバは、
    前記携帯端末に対して配信する各種有益情報を記憶する有益情報データベースと、
    前記リアルタイム通信を行う各携帯端末から前記通信網を介して通知されたユーザ情報に基づいて、これら携帯端末のユーザ間で共通する興味要素を共通情報として抽出する共通情報抽出部と、
    前記共通情報と対応する有益情報を前記ユーザ情報データベースから検索する有益情報検索部と、
    前記有益情報を前記各携帯端末へ配信する有益情報配信部と
    を備える
    ことを特徴とする有益情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の有益情報配信システムにおいて、
    前記携帯端末は、当該携帯端末に登録されている各種情報を解析して、当該ユーザのスケジュールに関する時間要素を抽出する時間要素解析部をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記興味要素と前記時間要素を含むユーザ情報を前記通信網を介して前記配信サーバへ通知し、
    前記共通情報抽出部は、前記各携帯端末からのユーザ情報に基づいて、これら携帯端末のユーザ間で共通する興味要素と時間情報を共通情報として抽出する
    ことを特徴とする有益情報配信システム。
  3. 請求項1に記載の有益情報配信システムにおいて、
    前記興味要素解析部と前記通信制御部のいずれか一方または両方が、前記Javaアプリケーションで実現される処理部で構成されていることを特徴とする有益情報配信システム。
  4. 請求項1に記載の有益情報配信システムにおいて、
    前記通信制御部は、リアルタイム通信により前記各携帯端末との間でやり取りした文字情報を履歴情報として記憶部に保存し、
    前記興味要素解析部は、前記履歴情報から使用頻度が高い単語を前記興味要素として抽出する
    ことを特徴とする有益情報配信システム。
  5. 請求項1に記載の有益情報配信システムにおいて、
    前記配信サーバは、関連性を持つ興味要素とキーワードとの組が複数登録された辞書データベースをさらに備え、
    前記共通情報抽出部は、前記各携帯端末からのユーザ情報に含まれる興味要素ごとに前記辞書データベースを検索して、当該興味要素と関連性を持つキーワード群をそれぞれ取得し、これらキーワード群を比較することにより、ユーザ間で共通するキーワードを前記共通情報として抽出する
    ことを特徴とする有益情報配信システム。
  6. 通信網に接続された配信サーバと複数の携帯端末とを含み、当該配信サーバから前記各携帯端末に対して有益情報を配信する有益情報配信システムで用いられる有益情報配信方法であって、
    前記携帯端末の興味要素解析部が、当該携帯端末に登録されている各種情報を解析して、当該ユーザの興味に関する興味要素を抽出する興味要素解析ステップと、
    前記携帯端末の通信制御部が、前記通信網を介して前記携帯端末間でリアルタイム通信を行うためのJavaアプリケーションの起動に応じて、前記興味要素を含むユーザ情報を前記通信網を介して前記配信サーバへ通知するユーザ情報通知ステップと、
    前記配信サーバの共通情報抽出部が、前記リアルタイム通信を行う各携帯端末から前記通信網を介して通知されたユーザ情報に基づいて、これら携帯端末のユーザ間で共通する興味要素を共通情報として抽出する共通情報抽出ステップと、
    前記配信サーバの有益情報検索部が、前記携帯端末に対して配信する各種有益情報を記憶する有益情報データベースから、前記共通情報と対応する有益情報を検索する有益情報検索ステップと、
    前記配信サーバの有益情報配信部が、前記有益情報を前記各携帯端末へ配信する有益情報配信ステップと、
    前記携帯端末の通信制御部が、前記配信サーバから配信された前記有益情報を、当該Javaアプリケーションの処理待ち時に画面表示する通信制御ステップと
    を備えることを特徴とする有益情報配信方法。
JP2009095895A 2009-04-10 2009-04-10 有益情報配信システムおよび方法 Expired - Fee Related JP5470991B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009095895A JP5470991B2 (ja) 2009-04-10 2009-04-10 有益情報配信システムおよび方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009095895A JP5470991B2 (ja) 2009-04-10 2009-04-10 有益情報配信システムおよび方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010250362A true JP2010250362A (ja) 2010-11-04
JP5470991B2 JP5470991B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=43312656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009095895A Expired - Fee Related JP5470991B2 (ja) 2009-04-10 2009-04-10 有益情報配信システムおよび方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5470991B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05134989A (ja) * 1991-11-14 1993-06-01 Canon Inc スケジユール管理システム
WO2001029675A1 (fr) * 1999-10-18 2001-04-26 Kabushiki Kaisha Eighting Systeme, procede de diffusion d'informations et programme de diffusion a support de stockage lisible sur ordinateur
JP2003132186A (ja) * 2001-10-23 2003-05-09 Sanyo Electric Co Ltd スケジュール提案システムおよびスケジュール提案方法
JP2004248145A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Megachips System Solutions Inc 多地点通信システム
JP2007140749A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Akira Usami チャット処理装置、方法、及びコンピュータプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05134989A (ja) * 1991-11-14 1993-06-01 Canon Inc スケジユール管理システム
WO2001029675A1 (fr) * 1999-10-18 2001-04-26 Kabushiki Kaisha Eighting Systeme, procede de diffusion d'informations et programme de diffusion a support de stockage lisible sur ordinateur
JP2003132186A (ja) * 2001-10-23 2003-05-09 Sanyo Electric Co Ltd スケジュール提案システムおよびスケジュール提案方法
JP2004248145A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Megachips System Solutions Inc 多地点通信システム
JP2007140749A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Akira Usami チャット処理装置、方法、及びコンピュータプログラム

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNA199805404001; FUJITSU IFOS-SV/U ユーザーズガイド スケジュール管理・会議室予約・アポイントメント 第2版, 19931130, p.37,38, 富士通株式会社 *
CSNG200201389007; 松塚 健 外2名: 'kMedia:ユーザー間の共通話題ネットワークの発見 kMedia: Discovery of Shared Topic Networks amo' 電子情報通信学会技術研究報告 IEICE Technical Report Vol.99 No.717, 20000321, pp.49-55 *
JPN6013023450; 松塚 健 外2名: 'kMedia:ユーザー間の共通話題ネットワークの発見 kMedia: Discovery of Shared Topic Networks amo' 電子情報通信学会技術研究報告 IEICE Technical Report Vol.99 No.717, 20000321, pp.49-55 *
JPN6013023452; FUJITSU IFOS-SV/U ユーザーズガイド スケジュール管理・会議室予約・アポイントメント 第2版, 19931130, p.37,38, 富士通株式会社 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP5470991B2 (ja) 2014-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5853653B2 (ja) サーバ装置、情報端末及びプログラム
JP6006986B2 (ja) 投稿情報共有システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理システム
JP6806762B2 (ja) 情報をプッシュするための方法及び装置
CN109801111A (zh) 一种广告落地页投放方法、广告落地页显示方法及装置
CN105074700A (zh) 产生含有到应用程序的状态链接的搜索结果
US20150249700A1 (en) Posted information sharing system, information-processing system, information processing method, storage medium, and computer platform
KR20140052933A (ko) 키워드에 기초하여 랜딩 페이지에 전화 번호를 디스플레이 하는 방법
CN106528243B (zh) 信息处理方法、信息处理装置、终端设备及服务器
JP2013235497A (ja) 広告連動学習装置、広告連動学習方法、及びプログラム
JP5595252B2 (ja) 連携支援装置、プログラム、連携支援方法、連携支援システム及び通信装置
JP2012215930A (ja) 電子広告配信システム
JP5470991B2 (ja) 有益情報配信システムおよび方法
JP2008027136A (ja) サービス紹介システム、wwwサーバ、端末装置、サービス紹介方法及びコンピュータプログラム
KR101799327B1 (ko) 광고 플랫폼과 연계되는 키보드 sdk 장치 및 그 광고 방법
JP2008134800A (ja) 検索システムおよび検索方法
JP2008158947A (ja) 知識検索装置、ポイント更新方法、およびポイント更新プログラム
US20110028211A1 (en) Information system, information terminal, and information communication method
JP2012128538A (ja) 情報配信装置、方法、及びプログラム
KR100626714B1 (ko) 휴대전화기용 웹 페이지 검색장치
JP2009075181A (ja) 広告配信システム
JP4195260B2 (ja) Faq検索システム、方法及びプログラム
CN110674443B (zh) 一种信息扩展方法、装置、终端、服务器及存储介质
JP2013073474A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
CN100390797C (zh) 通过因特网的字词关联内容搜寻方法
JP2008292598A (ja) 広告配信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees