JP2010250100A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010250100A JP2010250100A JP2009099976A JP2009099976A JP2010250100A JP 2010250100 A JP2010250100 A JP 2010250100A JP 2009099976 A JP2009099976 A JP 2009099976A JP 2009099976 A JP2009099976 A JP 2009099976A JP 2010250100 A JP2010250100 A JP 2010250100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- toner
- current
- forming apparatus
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】現像剤(トナー52)の薄層が形成される現像剤担持体(現像ローラ50d)と、静電潜像を担持した状態で、現像剤担持体50dから現像剤52が移動する静電潜像担持体(感光体ドラム50a)と、現像剤担持体50dから静電潜像担持体50aへの現像剤52の移動により、現像剤担持体50dに流れる電流を検出する電流検出部(電流検出回路50h)と、電流検出部50hで検出された電流に基づいて転写バイアスを決定する電圧設定部3Aとを有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
なお、説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、本実施形態では、本発明を電子写真カラー記録装置に適用した場合を例にして説明する。
第一の実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すように、記録用紙トレイ10と、画像形成部4と、定着部7とを備え、さらにこれらの各部に印刷用媒体としての記録用紙10aを搬送するための用紙搬送ローラ9a〜9xと、搬送路切り替えガイド12a,12bと、印刷された記録用紙10aを保持するスタッカーカバー11とを備えている。
また、本実施形態の画像形成装置1は、図3に示すように、メモリ部2と、制御部3とを備えている。
なお、4つの現像装置5,5・・・は使用されるトナー52の色、即ち、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のみが異なり、その他の構成は全て同一である。したがって、以下の説明においては、ブラック(K)の現像装置5についてのみ説明する。
Itnr =−Ion …(1)
Ioff =Iopc +Ibl+Isp …(2)
Ioffは現像時、非現像時にかかわらず、感光体ドラム50a、現像ローラ50d、トナー供給ローラ50eにバイアス電圧が印加され且つ各ローラ50d,50eが回転しているときには常時流れる。そのため、オフセット電流Ioffを構成する電流にマイナス成分の電流があると、このマイナス成分の電流とトナー52の移動に起因する電流との区別ができず、正確な現像電流が測定できない。このため、現像電流測定時においてはIoffを構成する電流を全てプラス成分の電流とすることが望ましい。
以上から、Ioffの各電流成分がプラス成分の電流となるバイアス条件は下記の式(3)で示される。
|Vdev+Vtnr|<|Vsp| …(3)
C=S×Mdev×k×r×Q/M…(4)
Itnr=dC/dt…(5)
C=移動トナーの総電荷量
S=電流測定用潜像パターンの面積
Mdev=現像ローラ上の単位面積当たりのトナーの付着量
k=現像ローラの感光体ドラムに対する周速比
r=現像効率
Q/M=トナーの帯電量
ここで、周速比kは、同じ装置であれば一定であり、現像効率を100%とし、標準状態におけるトナーの帯電量Q/Mを予め決めておけば、現像電流測定において検出される現像電流Itnrは、下記の式(6)で示すように、トナーの付着量Mdevに対応する値となる。Consは、前記の既知のパラメータからなる定数である。
Itnr×dt=Cons×Mdev…(6)
転写バイアス設定部34が、決定した転写バイアス設定値35に基づいて、転写ローラ用電源66が転写バイアスを印加するように制御を行って終了する。
実施例では、画像濃度(OD値)=1.4を得るために必要な記録用紙上のトナー付着量の目標値を0.5mg/cm2にして、この目標値に近くなるように、図8に示すように、感光体ドラム上のトナーの付着量に応じた転写バイアスを設定した。
比較例では、感光体ドラム上のトナーの付着量が変化しても、一定の転写バイアス(1500V)を印加するように設定した。これによって、全ての場合において転写効率は80%〜90%の範囲内になった。また、感光体ドラム上のトナーの付着量が1.0mg/cm2以上の場合には、記録用紙上のトナーの付着量は0.9mg/cm2以上になり、OD値は1.50以上になる結果が得られた。
以上のように、比較例では、感光体ドラム上のトナーの付着量が変化すると、記録用紙上のトナーの付着量が大きく変化し、OD値が安定しないという結果が得られた。
次に、本発明の第二の実施形態について、図9乃至図14を参照して説明する。なお、第二の実施形態に係る画像形成装置1の説明においては、第一の実施形態に係る画像形成装置1と重複する部分については、説明を省略する。
Itnr=Consa×Mdev(♯)×Q/M(♯)・・・(7)
転写バイアス設定部34が、決定した転写バイアス設定値35に基づいて,転写ローラ用電源66が転写バイアスを印加するように制御を行って終了する。
実施例1では、温度及び湿度に基づいて、環境領域1〜3に区分けするとともに、感光体ドラム上に付着したトナーの付着量に応じた転写バイアスを、環境領域1〜3ごとに設定した。具体的には、温度25℃で湿度50%の環境を環境領域1、温度10℃で湿度20%の環境を環境領域2、温度28℃で湿度80%の環境を環境領域3とした。また、各環境領域1〜3の転写バイアスは、図12の各環境領域転写バイアステーブルを用いた。
実施例2では、温度及び湿度が変化しても、感光体ドラム上のトナーの付着量に応じた転写バイアスを印加するように設定した。なお、実施例2では、図5の転写バイアステーブルを用いた。したがって、感光体ドラム上のトナーの付着量が0.6mg/cm2の条件下では、転写バイアスは1400V(基準値1500V−100V=1400V)に常時設定される。
2 メモリ部(記憶部)
21 転写バイアステーブル
22 環境領域テーブル
23 環境領域トナー帯電量テーブル
24 環境領域転写バイアステーブル
3 制御部
31 電流測定部
3A 電圧設定部
32 現像電流算出部
33 トナー付着量算出部(現像剤付着量算出部)
34 転写バイアス設定部
35 転写バイアス設定値
36 環境測定部
37 環境領域決定部
4 画像形成部
5 現像装置
50 現像部
50a 感光体ドラム(静電潜像担持体)
50d 現像ローラ(現像剤担持体)
50e トナー供給ローラ(現像剤供給体)
50h 電流検出回路(電流検出部)
50i 現像バイアス電源
50j 供給バイアス電源
51 トナー貯蔵容器(現像剤貯蔵容器)
52 トナー(現像剤)
6 転写部
63 転写ローラ
7 定着部
10 記録用紙トレイ
10a 記録用紙(媒体)
13 環境センサ(環境検出部)
Claims (7)
- 現像剤の薄層が形成される現像剤担持体と、
静電潜像を担持した状態で、前記現像剤担持体から前記現像剤が移動する静電潜像担持体と、
前記現像剤担持体から前記静電潜像担持体への前記現像剤の移動により、前記現像剤担持体に流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部で検出された電流に基づいて転写バイアスを決定する電圧設定部と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記静電潜像担持体に形成される静電潜像に対して前記現像剤が移動することにより形成される現像潜像を媒体に転写する転写ローラをさらに有し、
前記転写バイアスは、転写ローラに印加されるバイアス電圧であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記電圧設定部は、前記電流検出部で検出された電流に基づいて前記静電潜像担持体に移動した前記現像剤の付着量を算出する現像剤付着量算出部を有し、
前記電圧設定部は、前記現像剤付着量算出部で算出された前記現像剤の付着量に基づいて、転写バイアスを決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤の付着量と、前記転写バイアスとを関連付けたデータを格納している記憶部をさらに有し、
前記電圧設定部は、前記記憶部の前記データに基づいて転写バイアスを決定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 温度及び湿度を検出する環境検出部をさらに有し、
前記電圧設定部は、高温高湿領域、中温中湿領域及び低温低湿領域のいずれかの領域に基づいて転写バイアスを決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記電圧設定部は、現像電流算出部をさらに有し、
前記電流検出部は、前記現像剤担持体から前記静電潜像担持体へ移動したときの電流と、前記現像剤が移動しないときの電流とを検出し、
前記現像電流算出部は、前記電流検出部が検出した前記現像剤担持体から前記静電潜像担持体へ移動したときの電流と、前記現像剤が移動しないときの電流との差分を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤担持体へ前記現像剤を供給する現像剤供給体をさらに有し、
前記電流検出部は、前記現像剤供給体に印加する電圧の絶対値を、前記現像剤担持体に印加する電圧と前記現像剤担持体に形成される現像剤層電圧との和の絶対値より大きく設定することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009099976A JP5432572B2 (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009099976A JP5432572B2 (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010250100A true JP2010250100A (ja) | 2010-11-04 |
JP5432572B2 JP5432572B2 (ja) | 2014-03-05 |
Family
ID=43312495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009099976A Expired - Fee Related JP5432572B2 (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5432572B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012203174A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Oki Data Corp | 画像形成装置、及び、現像装置 |
JP5979324B2 (ja) * | 2014-01-29 | 2016-08-24 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59121364A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-13 | Canon Inc | 電子写真装置 |
JPH05100534A (ja) * | 1991-10-08 | 1993-04-23 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2003241483A (ja) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | Pfu Ltd | フルカラー電子写真の転写電圧制御方法及び装置 |
JP2005189790A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-07-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2005258386A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-09-22 | Oki Data Corp | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
JP2007078942A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008026659A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
-
2009
- 2009-04-16 JP JP2009099976A patent/JP5432572B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59121364A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-13 | Canon Inc | 電子写真装置 |
JPH05100534A (ja) * | 1991-10-08 | 1993-04-23 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2003241483A (ja) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | Pfu Ltd | フルカラー電子写真の転写電圧制御方法及び装置 |
JP2005189790A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-07-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2005258386A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-09-22 | Oki Data Corp | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
JP2007078942A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008026659A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012203174A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Oki Data Corp | 画像形成装置、及び、現像装置 |
JP5979324B2 (ja) * | 2014-01-29 | 2016-08-24 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5432572B2 (ja) | 2014-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2636267C9 (ru) | Устройство формирования изображений | |
US7860415B2 (en) | Image forming apparatus with toner concentration sensor | |
US7697854B2 (en) | Image forming apparatus with variable process speed | |
US20060210326A1 (en) | Image forming apparatus | |
US7941078B2 (en) | Electrophotographic image forming apparatus having transparent toner | |
JP4027287B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7403726B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2011033856A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2009145488A (ja) | 現像剤担持体リフレッシュ方法、画像形成装置、画像形成方法、プロセスカートリッジ及び現像装置 | |
JP2013217986A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5432572B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7139498B2 (en) | Image forming apparatus having transfer bias voltage | |
US8346109B2 (en) | Image forming apparatus with reset operation processing unit | |
JP2005055839A (ja) | 画像形成装置における現像装置 | |
JP2004240369A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006017918A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4478446B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004013034A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10161487A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003005490A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004013033A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002162795A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006267646A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011154314A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008203653A (ja) | 現像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130820 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5432572 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |