JP2010249986A - カラープロジェクタ - Google Patents

カラープロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2010249986A
JP2010249986A JP2009097888A JP2009097888A JP2010249986A JP 2010249986 A JP2010249986 A JP 2010249986A JP 2009097888 A JP2009097888 A JP 2009097888A JP 2009097888 A JP2009097888 A JP 2009097888A JP 2010249986 A JP2010249986 A JP 2010249986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel density
color
light
density conversion
image signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009097888A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Ueda
信吾 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2009097888A priority Critical patent/JP2010249986A/ja
Publication of JP2010249986A publication Critical patent/JP2010249986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】複雑な光学系や、光学系の煩雑な調整作業を不要とし、色収差のない高品質なカラー画像を表示させることのできるカラープロジェクタを提供する。
【解決手段】複数の色に対応して分解された画像信号のうち、赤色及び青色に対応する画像信号によって駆動される画素の数を所定の係数で変更し、画素密度変換画像信号とする画素密度変換回路50、52と、緑色光を変調する基準光変調素子40と、赤色光及び青色光を変調する画素密度変換光変調素子38、42と、変調された光を合成してスクリーン34に投射し、カラー画像を生成する投射光学系とを備え、画素密度変換回路50、52は、基準光変調素子40で変調された緑色光により前記スクリーン上に投影される画像の投影倍率と、画素密度変換光変調素子38、42で変調された赤色光及び青色光により前記スクリーン34上に投影される画像の投影倍率とが等しくなるように、画素の数を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の色に対応して分解された各画像信号を各色の光変調素子によって変調し、投射光学系を介してスクリーンに投射させてカラー画像を生成するカラープロジェクタに関する。
例えば、図4に示すように、多数の画素を有する3枚の光変調素子2、4、6に対して、r、g、bの三原色の照明光をそれぞれ照射し、各照明光をR、G、Bの画像信号に従って変調し、光合成部8により合成した後、投射レンズ10を介してスクリーン12に投射することで、拡大されたカラー画像を表示するカラープロジェクタが開発されている。なお、光変調素子としては、液晶パネルやDMD(Digital Micromirror Device)等を用いることができる。
この場合、r、g、bの各色の照明光は、光合成部8、投射レンズ10等、光路中に配設される光学部材の配置設計位置のずれや、光学部材の屈折率が波長によって異なることに基づく色収差の影響により、スクリーン12上に結像される各色の画像の投影倍率に差が生じる倍率色収差と呼ばれる現象が発生する。
図5は、r、g、bの照明光によるスクリーン12上での照明範囲14r、14g、14bを模式的に示したものである。図5に示すように、投射された各色の照明範囲は、波長に対応して大きくなる。このように、照明範囲14r、14g、14bに差があると、スクリーン12の周辺部に行くに従い色ずれが大きくなる。特に、画像の投影倍率が大きいプロジェクタでは、周辺部での色ずれの影響が画質の劣化を惹起し、品質上極めて大きな問題となる。
このような問題を解決するため、例えば、光学系に色収差補正レンズを使用することが考えられる。また、特許文献1に開示された先行技術では、各光変調素子2、4、6を構成する各画素の有効面積を相違させ、あるいは、各光変調素子2、4、6と投射レンズとの間隔を相違させることにより、スクリーン12上でのr、g、bの照明光の照明範囲14r、14g、14bが同じになるようにすることを提案している。
また、スクリーン12上での各色の画像の投影倍率の差を考慮し、R、G、Bの各画像信号に対して、電気的デジタル画像処理による画像の拡大又は縮小処理を施すことも考えられる。
特開2001−5098号公報
しかしながら、色収差補正レンズは構成が複雑であり、色収差補正レンズを用いて投影倍率を調整することはコストアップに繋がる。さらに、投影倍率の大きなプロジェクタの場合には、複雑な構成からなる色収差補正レンズを用いたとしても、充分な補正を実現することは困難である。
また、特許文献1の場合、特殊な構成からなる光変調素子2、4、6を製造し、あるいは、プロジェクタの光学系を厳密に設計しなければならない。それにも関わらず、各色の画像の投影倍率が個々のプロジェクタの個体差によって異なる場合があるため、色ずれを高精度に補正できるとは限らない。
さらに、画像信号を電気的デジタル画像処理により拡大又は縮小すると、画像信号に対する先鋭度処理等のフィルタリング処理に影響が出るため、適切な画像が得られなくなるおそれがある。しかも、拡大又は縮小された画像信号を同一の画素数からなる光変調素子2、4、6に供給して変調した場合、例えば、最小の拡大率に設定された画像信号を基準として各光変調素子2、4、6の画素数が設定されているものとすると、この画像信号よりも拡大率が大きく設定された画像信号に基づいて生成される画像については、光変調素子2、4、6により全ての画像範囲を生成することができなくなってしまう。
本発明は、前記の不具合を解消するためになされたものであって、複雑な光学系や、光学系の煩雑な調整作業を不要とし、色収差を低減した高品質なカラー画像を表示させることのできるカラープロジェクタを提供することを目的とする。
本発明に係るカラープロジェクタは、複数の色に対応して分解された各色の画像信号のうち、視感度の最も高い色の前記画像信号を基準画像信号とし、前記基準画像信号を除く他の色の前記画像信号によって駆動される画素の数を所定の係数で変更することにより、前記画像信号を画素密度変換画像信号とする画素密度変換部と、前記基準画像信号に基づいて、前記視感度の最も高い色に対応する光を変調する基準光変調素子と、前記画素密度変換画像信号に基づいて、前記他の色の光を変調する画素密度変換光変調素子と、前記基準光変調素子で変調された光及び前記画素密度変換光変調素子で変調された光を合成してスクリーンに投射し、カラー画像を生成する投射光学系と、を備え、前記画素密度変換部は、前記基準光変調素子で変調された光により前記スクリーン上に投影される画像の投影倍率と、前記画素密度変換光変調素子で変調された光により前記スクリーン上に投影される画像の投影倍率とが等しくなるように、前記画像信号によって駆動される画素の数を変更することを特徴とする。
前記カラープロジェクタにおいて、前記基準光変調素子及び前記画素密度変換光変調素子は、マトリクス状に配列された複数の表示画素を備え、前記表示画素の画素数は、前記基準画像信号及び前記画素密度変換画像信号に基づいて生成される前記画像を構成する前記画素の画素数以上であることを特徴とする。
前記カラープロジェクタにおいて、前記画像信号は、R、G、Bの色に対応した信号であり、Gの色が視感度の最も高い色として設定されることを特徴とする。
本発明のカラープロジェクタでは、複雑な光学系を用いることなく、また、光学系の調整作業が容易であり、色収差の低減が可能で高品質なカラー画像を極めて容易に得ることができる。
本実施形態のカラープロジェクタの構成ブロック図である。 図1に示すカラープロジェクタにおける投影光学系の構成ブロック図である。 図1に示すカラープロジェクタを構成する光変換素子において使用する画素範囲の説明図である。 従来のカラープロジェクタの構成ブロック図である。 色収差がある場合における各色の照明光によるスクリーン上の照明範囲の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のカラープロジェクタ30の構成ブロック図である。カラープロジェクタ30は、入力されたカラー画像に係る画像信号Sを処理し、R(赤)、G(緑)、B(青)の光変調素子駆動信号を生成する画像信号処理部32と、生成された光変調素子駆動信号に従ってスクリーン34上にカラー画像を投影する投影光学系36とから基本的に構成される。
投影光学系36は、R、G、Bの各光変調素子駆動信号に従い、r(赤)、g(緑)、b(青)の照明光を変調する光変調素子38、42(画素密度変換光変調素子)及び光変調素子40(基準光変調素子)と、変調された照明光g及び変調された照明光r、bを合成して投影光とする光合成部44と、合成された投影光をスクリーン34に投射する投射レンズ46とを備える。
なお、光変調素子38、40、42は、例えば、Si基板に集積回路が形成されたICチップとガラス基板とで液晶層を挟み込んだ構成からなる。光変調素子38、40、42のICチップの液晶層側には、マトリクス状に画素が配列されており、各画素の表面には反射膜が形成されている。また、ガラス基板の液晶層側には透明導電膜が形成されている。光変調素子駆動信号に従って画素と透明導電膜の間に挾持された液晶を駆動することで、入射した照明光を変調し反射する反射型液晶パネルを用いることができる。さらに、反射型液晶パネルに代えて、透過型液晶パネルやDMDを用いることができる。
画像信号処理部32は、入力された画像信号SをR、G、Bの画像信号に分解するとともに、R、G、Bの各画像信号に対して、階調処理、カラーコレクション、先鋭度強調処理等の信号処理を施す画像信号処理回路48と、視感度の最も高いGの画像信号(基準画像信号)を除くR、Bの画像信号に対して、スクリーン34上におけるGの画像に対するR、Bの投影倍率比に応じた画素密度変換を行う画素密度変換回路50、52と、Gの画像信号及び画素密度変換されたR、Bの画像信号(画素密度変換画像信号)を光変調素子駆動信号に変換し、各光変調素子38、40、42に供給する光変調素子駆動回路54、56、58とを備える。
図2は、投影光学系36の詳細な構成図である。投影光学系36は、キセノンランプ等からなる白色の照明光を出力する光源60と、光源60から出力された照明光より紫外光成分を除去するUVカットフィルタ62と、照明光の照度むらを除去するためのインテグレータ64、66と、照明光をS偏光に変換する偏光変換素子68と、S偏光に変換された照明光を集光する集光レンズ70とからなる光源部72を備える。
光源部72からのS偏光である照明光は、全反射ミラー74により反射された後、ダイクロイックミラー76によってr、gの照明光とbの照明光とに分離される。r、gの照明光は、全反射ミラー78により反射された後、ダイクロイックミラー80によりrの照明光とgの照明光とに分離される。rの照明光は、集光レンズ82を介して偏光ビームスプリッタ84に入射した後、1/4波長板86を介して光変調素子38に供給される。gの照明光は、集光レンズ88を介して偏光ビームスプリッタ90に入射した後、1/4波長板92を介して光変調素子40に供給される。ダイクロイックミラー76により分離されたbの照明光は、全反射ミラー93及び集光レンズ94を介して偏光ビームスプリッタ96に入射した後、1/4波長板98を介して光変調素子42に供給される。
光変調素子38、40、42により変調され反射されたr、g、bの照明光は、光合成部44を構成するXプリズム100によって合成された後、投射レンズ46を介してスクリーン34に投射される。
本実施形態のカラープロジェクタ30は、基本的には以上のように構成される。次に、カラープロジェクタ30の動作及び作用効果について説明する。
カラープロジェクタ30において、画素密度変換回路50、52によりR、Bの画像信号に画素密度変換処理を行わない場合、すなわち、r、g、bの各照明光によりスクリーン34上に形成された画像を構成する画素数がR、G、Bの各画像信号で等しい場合、スクリーン34上に形成された照明範囲14r、14g、14bが図5に示す範囲であったとする。このとき、視感度が最も高いgの照明光による照明範囲14gを基準として、r、bの照明光による照明範囲をそれぞれ照明範囲14r、14bとし、照明範囲14gに対する照明範囲14r、14bの投影倍率比をMr、Mbとする。画素密度変換回路50、52には、これらの投影倍率比Mr、Mbの逆数が設定される。なお、以下の説明では、スクリーン34の水平方向h(図5)に対する投影倍率比と垂直方向v(図5)に対する投影倍率比とが等しいものとする。
そこで、先ず、画像信号処理部32において、画像信号処理回路48は、入力された画像信号SのR、G、Bの色成分に応じた各画像信号に対して、階調処理、カラーコレクション、先鋭度強調処理等の信号処理を施す。信号処理されたR、G、Bの画像信号のうち、R、Bの画像信号は、それぞれ画素密度変換回路50、52に供給される。
画素密度変換回路50、52は、設定された投影倍率比Mr、Mbの逆数を用いて、R、Bの画像信号に対する画素密度変換処理を施す。すなわち、画素密度変換回路50は、Rの画像信号の画素密度が投影倍率比Mrの逆数1/Mr倍となるように画素密度変換を行う。同様に、画素密度変換回路52は、Bの画像信号の画素密度が投影倍率比Mbの逆数1/Mb倍となるように画素密度変換を行う。これらの画素密度変換処理により、R、Bの画像を構成する画素数は、画素密度変換処理前の画素数に対して、それぞれ所定の係数である1/Mr2倍、1/Mb2倍に変更される。画素密度変換回路50、52により画素密度変換されたR、Bの画像信号は、光変調素子駆動回路54、58に供給され、画素密度変換されないGの画像信号は、直接、光変調素子駆動回路56に供給される。
光変調素子駆動回路54、56、58は、供給されたR、G、Bの画像信号を光変調素子駆動信号に変換し、各光変調素子38、40、42を駆動する。この場合、画素密度変換されていないGの画像信号が供給された光変調素子駆動回路56は、Gの画像を構成する画素数に従い、図3に示すように、光変調素子40を構成する画素102のうち、水平方向hの画素数Gh×垂直方向vの画素数Gvの範囲の画素102を駆動する。一方、画素密度変換回路50により画素密度変換されたRの画像信号が供給された光変調素子駆動回路54は、Rの画像を構成する画素数に従い、光変調素子38を構成する各画素102のうち、光変調素子40に対して投影倍率比Mrの逆数1/Mrの分だけ異なる水平方向hの画素数Rh×垂直方向vの画素数Rvの範囲の画素102を駆動する。同様に、画素密度変換回路52により画素密度変換されたBの画像信号が供給された光変調素子駆動回路58は、Bの画像を構成する画素数に従い、光変調素子40に対して投影倍率比Mbの逆数1/Mbの分だけ異なる水平方向hの画素数Bh×垂直方向vの画素数Bvの範囲の画素102を駆動する。
例えば、光変調素子38、40、42が水平方向hに1952画素、垂直方向vに1096画素を有する素子として構成されているものとし、光変調素子駆動回路56が、Gの画像信号に基づいて、光変調素子44を水平方向hの画素数Gh=1920、垂直方向vの画素数Gv=1080だけ駆動するものとする。gの照明光を基準とするr、bの照明光の投影倍率比Mr、Mbを101.0%、99.0%とすると、画素密度変換されたRの画像信号により駆動される光変調素子38の画素数は、水平方向hの画素数Rh=1920/1.01≒1901、垂直方向vの画素数Rv=1080/1.01≒1069、画素密度変換されたBの画像信号により駆動される光変調素子42の画素数は、水平方向hの画素数Bh=1920/0.99≒1939、垂直方向vの画素数Bv=1080/0.99≒1091となる。
光変調素子駆動回路54、56、58から光変調素子駆動信号が供給された光変調素子38、40、42は、光源部72から供給されるr、g、bの照明光を変調する。変調されたr、g、bの光は、光合成部44により合成された後、投射レンズ46を介してスクリーン34に投射されることで、所望のカラー画像が生成される。
すなわち、光源60から出力された照明光は、UVカットフィルタ62、インテグレータ64、66、偏光変換素子68、集光レンズ70を介して、S偏光の照明光として全反射ミラー74により反射された後、ダイクロイックミラー76によりr、gの照明光とbの照明光とに分離される。r、gの照明光は、全反射ミラー78により反射された後、ダイクロイックミラー80によりrの照明光とgの照明光とに分離される。rの照明光は、集光レンズ82を介して偏光ビームスプリッタ84に入射した後、1/4波長板86を介して光変調素子38に供給される。gの照明光は、集光レンズ88を介して偏光ビームスプリッタ90に入射した後、1/4波長板92を介して光変調素子40に供給される。ダイクロイックミラー76により分離されたbの照明光は、全反射ミラー93及び集光レンズ94を介して偏光ビームスプリッタ96に入射した後、1/4波長板98を介して光変調素子42に供給される。光変調素子駆動信号に従って駆動される光変調素子38、40、42により変調された照明光は、光合成部44を構成するXプリズム100によって合成されて投射光となり、投射レンズ46を介してスクリーン34に投射される。
この場合、光変調素子38、40、42は、スクリーン34上でのr、g、bの照明光の照明範囲14r、14g、14b(図5)を一致させるべく、図3に示すように、gの照明光に対するr、bの各照明光の投影倍率比に従い、使用する画素102の範囲が調整されているため、色ずれのない高品質なカラー画像を得ることができる。しかも、使用する画素102の範囲の調整に際して、視感度の最も高いGの画像信号に対しては画素密度変換処理を施さず、視感度がGよりも低いR、Bの画像信号に対して画素密度変換処理を施しているため、画像信号処理回路48において、例えば、R、G、Bの各画像信号に対して先鋭度強調処理を行っている場合であっても、スクリーン34上に投影されたカラー画像の先鋭度の劣化が視認されることはない。
なお、上記の実施形態では、スクリーン34の水平方向hの投影倍率比と垂直方向vの投影倍率比とが等しいものとして説明したが、投影光学系36の構成、カラープロジェクタ30の個体差、設計誤差によっては、水平方向hと垂直方向vとで投影倍率比が異なることがある。その場合には、画素密度変換回路50、52に対して、水平方向hの投影倍率比と垂直方向vの投影倍率比とを独立に設定し、各方向に対して画素密度変換処理を行えばよい。
また、上記の実施形態では、r、g、bの照明光の投影倍率比がr、g、bの順で大きい場合について説明したが、r、g、bの照明光の間での投影倍率比の大小関係は、カラープロジェクタ30の構成によって異なることがある。従って、投影倍率比は、r、g、bの各単色の照明光をスクリーン34上に投影させ、実測値に基づいて設定することが望ましい。
また、カラー画像を生成するための照明光としては、r、g、bの三原色に限られるものではなく、任意の色の組み合わせとし、それらの色のうち、最も視感度の高い色の画像信号を除いた画像信号に対して画素密度変換を行うことにより、同様の効果を得ることが可能である。
また、基準画像信号であるGに対する画素密度変換回路を設ける場合には、拡大縮小倍率を等倍とすることで、同様な効果を得ることが可能である。
また、上記の実施形態では、画像信号処理部32は、入力された画像信号SをR、G、Bの画像信号に分解することとしたが、外部でR、G、Bの画像信号に分解した後に画像信号処理部32に入力することとしてもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
30…カラープロジェクタ
32…画像信号処理部
34…スクリーン
36…投影光学系
38、40、42…光変調素子
44…光合成部
46…投射レンズ
48…画像信号処理回路
50、52…画素密度変換回路
54、56、58…光変調素子駆動回路
60…光源

Claims (3)

  1. 複数の色に対応して分解された各色の画像信号のうち、視感度の最も高い色の前記画像信号を基準画像信号とし、前記基準画像信号を除く他の色の前記画像信号によって駆動される画素の数を所定の係数で変更することにより、前記画像信号を画素密度変換画像信号とする画素密度変換部と、
    前記基準画像信号に基づいて、前記視感度の最も高い色に対応する光を変調する基準光変調素子と、
    前記画素密度変換画像信号に基づいて、前記他の色の光を変調する画素密度変換光変調素子と、
    前記基準光変調素子で変調された光及び前記画素密度変換光変調素子で変調された光を合成してスクリーンに投射し、カラー画像を生成する投射光学系と、
    を備え、
    前記画素密度変換部は、前記基準光変調素子で変調された光により前記スクリーン上に投影される画像の投影倍率と、前記画素密度変換光変調素子で変調された光により前記スクリーン上に投影される画像の投影倍率とが等しくなるように、前記画像信号によって駆動される画素の数を変更することを特徴とするカラープロジェクタ。
  2. 請求項1記載のカラープロジェクタにおいて、
    前記基準光変調素子及び前記画素密度変換光変調素子は、マトリクス状に配列された複数の表示画素を備え、
    前記表示画素の画素数は、前記基準画像信号及び前記画素密度変換画像信号に基づいて生成される前記画像を構成する前記画素の画素数以上であることを特徴とするカラープロジェクタ。
  3. 請求項1記載のカラープロジェクタにおいて、
    前記画像信号は、R、G、Bの色に対応した信号であり、Gの色が視感度の最も高い色として設定されることを特徴とするカラープロジェクタ。
JP2009097888A 2009-04-14 2009-04-14 カラープロジェクタ Pending JP2010249986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009097888A JP2010249986A (ja) 2009-04-14 2009-04-14 カラープロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009097888A JP2010249986A (ja) 2009-04-14 2009-04-14 カラープロジェクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010249986A true JP2010249986A (ja) 2010-11-04

Family

ID=43312404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009097888A Pending JP2010249986A (ja) 2009-04-14 2009-04-14 カラープロジェクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010249986A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09304749A (ja) * 1996-05-10 1997-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 投写型画像表示装置
JP2007150816A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2008116624A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Ricoh Co Ltd 投影機及び倍率色収差補償方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09304749A (ja) * 1996-05-10 1997-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 投写型画像表示装置
JP2007150816A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2008116624A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Ricoh Co Ltd 投影機及び倍率色収差補償方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4893004B2 (ja) プロジェクタ
JP2002311408A (ja) 多重反射型空間光を使用する高分解能画像を印刷する方法及び装置
WO2015075945A1 (ja) 表示装置
CN114868080A (zh) 照明设备和显示装置
JP4221334B2 (ja) 投写型表示装置
JP2007199486A (ja) 投射型表示装置
JP2008158446A (ja) 画像投影装置、画像表示装置
JP4856863B2 (ja) 投射型画像表示装置及びそれに使用される調整方法
JP2010249986A (ja) カラープロジェクタ
US20150222863A1 (en) Projector
JP2010087698A (ja) 光学装置及び画像表示装置
JP2010113285A (ja) 光学系及びこれを備えた多板式投影装置
JP2008275909A (ja) 投射型表示装置
JP4383501B2 (ja) 照明装置及び投写型映像表示装置
JP2008139389A (ja) 投射型表示装置
JP2008090239A (ja) 投射型画像表示装置
JP2006251357A (ja) 投射型画像表示装置
JP2019032495A (ja) 画像投射装置
JP2009175421A (ja) 液晶プロジェクタ
JP2005167680A (ja) プロジェクタシステム
WO2016152323A1 (ja) 投射型表示装置及び画像表示方法
JP2006330058A (ja) プロジェクタ
JP4653416B2 (ja) 画像表示装置
JP2005301139A (ja) 映像拡大装置
JP2002341436A (ja) 投写型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20111012

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130702