JP2010249594A - サーバ装置、日時生成装置および日時生成システム - Google Patents

サーバ装置、日時生成装置および日時生成システム Download PDF

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Abstract

【課題】GPSのWNがロールオーバした場合の日時誤りを自システム単独で解決する。
【解決手段】日時生成部220をGPS受信部221とWNがロールオーバした場合の日時誤りを補正する日時補正部222から構成する。閏秒サーバ100は閏秒とその閏秒の適用時期に対応するWNの組みを蓄え、また基地局装置とネットワークを介して接続している。閏秒サーバ100は、任意のWNと閏秒の組みを与えられると、ロールオーバ回数を求める。日時補正部22は、先ずGPS受信部221からのWNと閏秒を閏秒サーバ100に送信し、対応するロールオーバ回数を受信する。次にこれをもとに正しく補正した日時を生成して基地局装置内に配信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、サーバ装置、日時生成装置および日時生成システムに係り、特にGPSにより得られる日時情報を用いたサーバ装置、日時生成装置および日時生成システムに関する。
無線通信システムにおいて、基地局装置間の時刻同期は、GPSにより得られる日時情報を用いる。CDMA方式の無線通信システムであるCDMA−Oneの3GPP2標準、C.S0032−0(非特許文献1)の規定によれば、システムにおける基準時刻は、GPS時刻と同じ1980年1月6日(日)0:00を起点とした時刻に同期している。無線通信システムでは、すべての無線セクタがこの時刻に同期している必要がある。よって、基地局装置は、GPS受信機を備え、このGPS受信機によって基地局装置内に配信される日時情報をシステム時刻として利用する。
GPSにより得られる日時情報は、1980年1月6日0:00からの1週間を第0週として、以降、日曜日の0:00からの1週間を単位としてインクリメントする週番号(WN:Week number)と、日曜日0:00からの経過時間(週内時刻)により与えられる。このうちWNは、GPS衛星より30秒周期で放送される航法メッセージに含まれる10bitの値である。よってWNは、0から1023までの1024週間、すなわち約19.6年間しか表現することができない。WNは、1023までインクリメントすると、次週、0に戻る。これを周回と呼ぶ。なお、1999年8月22日に1回目の周回が発生した。
したがって、日時情報を利用するGPS受信機は、受信機の設計時期や生産時期等、その受信機を利用開始する前の、それに近い時期の週のWNおよびそのWNに対応する年月日の固定値を持っている。GPS受信機は、これを、日時を算出する起点とした1024週間に限りGPSを用いて正しく日時情報を生成できるように設計されている。また一般的に、この期間を超過したGPS受信機は、WNが日時を算出する起点として持っているWNに至ると、生成する日時情報も日時を算出する起点として持っている年月日に戻ってしまう。したがって、GPS受信機は、以降、誤った日時情報を提供することとなる。ここで、WNが、GPS受信機が日時を算出する起点として持っているWNに至ることを、WNのロールオーバ(Rollover)と呼ぶ。WNがロールオーバに至ったGPS受信機は、日時を算出する起点として持っている固定値を更新するために、改修する等の処置が必要となる。
なお、一般的に、周回は、ロールオーバの訳語である。しかし、本明細書では、WNが0に戻ることを周回と表現し、WNが日時の算出の起点のWN(0とは限らない)に戻ることをロールオーバと表現する。
特開2002−090441号公報 特開2000−352583号公報
3GPP2、"Recommended Minimum Performance Standards for cdma2000 High Rate Packet Data Access Network"、C.S0032-0 v2.0、2003年12月12日
GPSにより得られる日時情報を利用して基地局装置間の時刻を同期して通信を実現する無線通信システムを運営する事業者にとって、システムを構成するGPS受信機のWNのロールオーバは、問題がある。すなわち、すべての基地局のGPS受信機に何らかの改修作業を実施する必要が生じ、改修コストが必要である。また、無線通信システムは、通信インフラを担い、事業者は連続的にサービスを提供する社会的責任を負っている。ここで、GPS受信機の改修という非定常作業は、何らかのシステムの潜在的不具合または作業者によるヒューマンエラーによるサービス中断のリスクを高める。
従来、WNがロールオーバした場合であっても正しい日時情報を得る方法として、システムの外部から何らかの情報を取得し、これを用いてGPSによる日時情報を補正する方法が提案されている。具体的には、特許文献1において、標準電波に基づく下2桁の西暦情報を利用して正しい西暦を認識する方法が提案されている。また、特許文献2において、ハードウェアスイッチによりWNのロールオーバ回数を設定する方法が提案されている。
標準電波による方法を無線通信システムに用いられるGPS受信機に適用する場合、各基地局は、標準電波を連続して良好に受信できることが必要である。一方、ハードウェアスイッチにより設定する方法は、人による設定操作を伴なう。このことから、ヒューマンエラーによる誤設定のおそれがあり、これを回避する何らかの工夫が必要である。
無線通信システムに用いられるGPS受信機において、サービスの信頼性を担保するため、こうしたシステムの外部からの情報の信頼性の影響を受ける方法ではなく、システム単独で完結できる方法を採用することが必要である。このような、システム単独で解決できる方法として、さらに特許文献2において、GPS衛星から受信した閏秒情報に基づき過去の所定時点から現在までのWN情報の周回数を算出する方法が提案されている。
ここで、GPS衛星からの閏秒情報について概略を説明する。GPSにおける閏秒とは、世界協定時UTC(Universal Time Coordinated)とGPS時の時刻の差である。両時刻は、GPS時の規定により、GPS標準元期である1980年1月6日0:00において一致していた。UTCは、我々が日常生活で用いる時刻である。日本標準時JST(Japan Standard Time)は、UTCに9時間を加算した時刻である。
UTCの1秒の長さは、セシウム133の原子放射の振動数に基づいて定義される1秒間に等しい。この時系を原子時系と呼ぶ。しかし、原子時系は、太陽系における地球の運動に基づいて定義されているUT1(Universal Time 1)の時系と異なっている。したがって、時間の経過と共に両時刻には差が生じる。この差を放置すると、極端な場合、たとえば日本において夜中にJST12:00となるなど、不自然な状態となるおそれがある。よってUTCとUT1の差が1秒以上とならないよう、国際度量衡局は、UTCに1秒を挿入または削除する調整の決定と公表をおこなっている。一方、GPS時は、時系についてはUTCと同じ原子時系である。しかし、GPS時は、UT1との時刻の差を調整しない。このため、UTCとGPS時の時刻には差が生じる。
特許文献2における閏秒情報に基づく過去の所定時点から現在までのWN情報の周回数を算出する方法は、閏秒の増加速度をほぼ一定とした上で、閏秒情報の値の閾値判別によりWN情報の周回数を求めるものである。
2009年1月現在において、GPS時に対する閏秒は、+15秒である。現在までにおける閏秒の更新は、すべてUTCに1秒を挿入するものある。閏秒の更新の間隔は、1年から7年までのばらつきがある。ここで、間隔が一定とならないのは、地球の内部質量移動、潮汐による変形で地球の慣性モーメントが変化、地球の自転軸方向そのものがふらつくことにより生じる地球の自転角速度の変動によるものと考えられている。
たとえば、1980年から2000年までの期間の閏秒の更新は1年から2.5年の間隔で計13回あり、比較的安定した増加速度にて13秒にまで閏秒が増加した。この実績により増加速度を求めると、0.65秒/年である。GPS標準元期である1980年1月を起点とし、今後もこの増加速度にて閏秒が増加するものと推定した場合は、1回目の周回後の1024週間における閏秒の推移はWNの第0週において13秒、第1023週において26秒、2回目の周回後の1024週間における閏秒の推移はWNの第0週において26秒、第1023週において39秒と推定される。この推定に基づいて閏秒情報の値の閾値判別により、たとえばWNが第0週の時点においてWN情報の周回数2回目か否かを判別するための閾値は、26秒±6.5秒とすればよいと考えられる。これが、特許文献2の周回数を算出する方法である。
しかし、近年の閏秒更新の状況は、1998年の更新より後、2008年までの10年間において計2回しか行われていない。この近年の実績により増加速度を求めると、0.1秒/年である。仮に今後もこの近年の増加速度にて閏秒が増加すると、1回目の周回後の1024週間における閏秒の推移はWNの第0週において13秒、第1023週において17秒、2回目の周回後の1024週間における閏秒の推移はWNの第0週において17秒、第1023週において21秒となる。2回目の周回後、WNが第0週の時点において閏秒が17秒であるのに、前述のWN情報の周回数2回目か否かを判別するための閾値である26秒±6.5秒の範囲外となってしまう。
閏秒の値は、単調増加する。これは、地球−月系の潮汐相互作用で説明できる。地球に対して働く月の潮汐力は、地球を月の方向に長軸を向けた楕円体に変形させるように作用している。しかし、地球の自転速度は月の公転速度に比べて早く、また地球の潮汐変形には時間がかかる為、地球楕円体の長軸は月の方向ではなく、月が公転により進む先の方向に向けて出っ張ることとなる。その結果、月の重力がこの出っ張り部分に影響を及ぼして地球の自転にブレーキをかけるように作用し、地球の自転速度は単調減少する。すなわち、閏秒の値は、単調増加する。なお、地球の自転速度が月の公転速度と一致するまで低下して地球の自転速度の減少が停止するのは、数10億年から1000億年先と予想されている。
本発明が解決しようとする課題は、GPSを用いて正確な日時情報を取得するためにWNのロールオーバ回数を求める手段として、自システム単独で解決できる方法によることで信頼性を向上し、且つ閏秒の増加速度が一定でない場合においても正しく現在日時を生成できるサーバ装置、日時生成装置および日時生成システムを実現することである。
ネットワークインタフェースと、このネットワークインタフェースに接続された閏秒管理部と、この閏秒管理部がメモリ上に保持する閏秒テーブルとからなり、前記閏秒管理部は、定期的に閏秒の更新をモニタし、更新があったとき前記閏秒テーブルを更新し、週番号と閏秒とを受信したとき前記閏秒テーブルを参照してロールオーバ回数を取得し、このロールオーバ回数を返信するサーバ装置により、達成できる。
また、GPS衛星からの日時情報を受信するGPS受信部と、このGPS受信部と接続されて日時情報を補正する日時補正部とからなり、起動されたとき、前記日時補正部は、取得した週番号と週内時刻と閏秒とを前記GPS受信部から取得し、前記週番号と前記閏秒とをサーバ装置に送信し、このサーバ装置から受信したロールオーバ回数と前記週番号と前記週内時刻と前記閏秒とを用いて補正された日時を生成する日時生成装置により、達成できる。
さらに、ネットワークを介して接続されたサーバ装置と、日時生成装置とからなり、前記サーバ装置は、前記ネットワークに接続された閏秒管理部と、この閏秒管理部がメモリ上に保持する閏秒テーブルとからなり、前記閏秒管理部は、定期的に閏秒の更新をモニタし、更新があったとき前記閏秒テーブルを更新し、週番号と閏秒とを受信したとき前記閏秒テーブルを参照してロールオーバ回数を取得し、このロールオーバ回数を返信し、前記日時生成装置は、GPS衛星からの日時情報を受信するGPS受信部と、このGPS受信部と接続されて日時情報を補正する日時補正部とからなり、前記日時生成装置が起動されたとき、前記日時補正部は、取得した週番号と週内時刻と閏秒とを前記GPS受信部から取得し、前記週番号と前記閏秒とをサーバ装置に送信し、このサーバ装置から受信したロールオーバ回数と前記週番号と前記週内時刻と前記閏秒とを用いて補正された日時を生成する日時生成システムにより、達成できる。
GPSを用いて正確な日時情報を取得するためにWNのロールオーバ回数を求める手段として、自システム単独で解決できる方法によることで信頼性を向上し、且つ閏秒の増加速度が一定でない場合においても正しく現在日時を生成できるサーバ装置、日時生成装置および日時生成システムが実現できる。
無線通信システムの構成を説明するブロック図である。 日時生成部の構成を説明するブロック図である。 閏秒テーブルを説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質同一部位には、同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
まず、図1を参照して、無線通信システムの構成を説明する。図1において、無線通信システム500は、閏秒サーバ100と、ネットワーク300と、複数の基地局装置200とから構成される。閏秒サーバ100は、閏秒テーブル管理部110とネットワークインタフェース部120と閏秒テーブル130とから構成されている。基地局装置200は、ネットワークインタフェース部210と日時生成部220とから構成されている。なお、図1において、無線通信システム500の全体構成のうち、GPS受信機により得られる日時情報を基地局装置200内に配信するのに必要なブロック以外については省略している。
基地局装置200のネットワークインタフェース部210は、ネットワーク300を介して、閏秒サーバ100のネットワークインタフェース120に接続されている。基地局装置200と閏秒サーバ100は、相互に通信する。基地局装置200において、日時生成部220は、無線通信システム500において必要な時刻の生成を行なう。閏秒サーバ100において、閏秒テーブル管理部110は、基地局装置200の日時生成部220が日時を補正する際に必要な閏秒テーブル130を管理する。閏秒サーバ100のハードウェアは、ネットワークインタフェース120と、閏秒テーブル管理部110を構成するCPUと、閏秒テーブル130を保持するメモリである。メモリは、CPUで実行される閏秒テーブル管理プログラムも保持する。
図2を参照して、基地局装置の日時生成部の詳細を説明する。図2において、日時生成部220は、GPS受信部221と日時補正部222とから構成される。GPS受信部221は、図示しないGPS衛星から日時情報を受信する。日時情報は、WN、週内GPS時刻、閏秒である。GPS受信部221は、WN、週内GPS時刻、閏秒を日時補正部222に送信する。日時補正部222は、無線通信システム500の設計時期または生産開始時期の週のWNおよびそのWNに対応する年月日の固定値を保持する。
日時補正部222が1回目のロールオーバより前から通電状態にある場合、ロールオーバ後も連続してインクリメントによる時刻生成を行なうことにより、誤った日時を生成することはない。しかし、1回目のロールオーバ以後に電源を投入された場合、または1回目のロールオーバ以後に装置をリセットされた場合、日時補正部222は、正しい日時を生成するためにはロールオーバ回数を取得する必要が生じる。
日時補正部222は、電源が投入され起動された際、およびリセットから再起動された際、GPS受信部221がGPS衛星を捕捉し、WNと閏秒の情報を取得するまで待機する。日時情報(WN、週内時刻、閏秒)がGPS受信部221から日時補正部222に入力されたとき、日時補正部222は、ネットワークインタフェース部210を介して、WNおよび閏秒を閏秒サーバ100に送信する。閏秒サーバ100は、基地局装置200より受信したWNと閏秒に基づき、後述する閏秒テーブルを参照して、対応するロールオーバ回数を求め、基地局装置200の日時補正部222に返信する。日時補正部222は、GPS受信部221からの現在のWNと週内時刻に基づいて生成した時刻に、閏秒サーバ100より受信したロールオーバ回数に1024週間を乗じた時間を加算することにより、正しい現在日時を算出する。
以後、電源の切断またはリセットの投入が無い限りは、再び閏秒サーバ100にロールオーバ回数を問い合わせる必要はなく、日時補正部222は、一度求めた現在WNに対するインクリメント処理により時刻生成を続ければよい。
閏秒サーバ100における閏秒テーブル管理部110は、GPSからの閏秒情報に基づいて、無線通信システム500の設計時期もしくは生産開始時期等、本システムにおけるGPS受信部221を利用開始後の閏秒の更新履歴を閏秒テーブル130として保持する。
図3において、閏秒テーブル130は、閏秒値131、Week Number132、ロールオーバ回数133から構成されている。ここで、Week Number132は、当該閏秒となった最初のWNまたは0である。換言すれば、閏秒が3秒のとき、WNは181から285の範囲である。また、閏秒が13秒のとき、WNは990から1023または0から330の範囲である。なお、閏秒テーブル130にロールオーバ回数133は、必須ではない。これは、レコードの頭からWeek Number132を順に参照すればロールオーバ回数が算出できるからである。また、Week Number132は、当該閏秒の最後のWNでもよい。さらに、Week Number132は、当該閏秒の最初のWNと最後のWNでもよい。すなわち、Week Number132は、当該閏秒に対応するWNを定義できればよい。
閏秒テーブル管理部110は、基地局装置200のいずれかから閏秒情報を取得する。また、閏秒サーバ100に、図示しないGPS受信機を内蔵し、GPS受信機により閏秒の情報を取得してもよい。閏秒テーブル管理部110が閏秒の更新を記録するタイミングは、3月末、6月末、9月末、12月末である。これは、閏秒の挿入/削除は、6月末または12月末の土曜の深夜を第一優先、3月末または9月末の土曜の深夜を第二優先とする取り決めにより限定されているからである。また、閏秒の更新は、その実施の少なくとも一ヶ月前までに公表されることになっている。したがって、これら閏秒が更新される可能性のある日付の1ヶ月前以降の期間に3ヶ月に1回の頻度で実施すればよい。具体的には、GPS衛星からの日時情報には閏秒の更新を予告する情報が含まれており、これを参照することにより、閏秒の更新が実施される前に閏秒テーブル130の更新を済ませておくことができる。
閏秒テーブル管理部110は、更新後の閏秒の値と、その更新が実施される日時に対応したWNの値と、ルールオーバ回数とを閏秒の更新が行われた順に閏秒テーブル130に記録する。こうしておくことにより、無線通信システム500の設計時期または生産開始時期であるシステムにおけるGPS受信部221を利用開始後のロールオーバ回数について、閏秒の値と、WNの値にて知ることができる。なお、閏秒テーブル130は、同じ閏秒でのロールオーバの前後でレコードを分けておくと参照が容易である。
閏秒テーブル管理部110は、日時補正部222よりWNと閏秒の情報を受信すると、閏秒テーブル130を参照して、ロールオーバ回数を求める。閏秒テーブル管理部110は、求めたロールオーバ回数を基地局装置200に返信する。日時補正部222は、GPS受信部221からの現在のWNと週内時刻に基づいて生成した時刻に、閏秒サーバ100より受信したロールオーバ回数に1024週間を乗じた時間を加算することにより、正しく補正した日時を生成する。日時補正部222は、補正した日時について、基地局装置200の図示しない各部に配信する。
100…閏秒サーバ、110…閏秒テーブル管理部、120…ネットワークインタフェース部、130…、閏秒テーブル、200…基地局装置、210…ネットワークインタフェース部、220…日時生成部、221…GPS受信部、222…日時補正部、300…ネットワーク、500…無線通信システム。

Claims (6)

  1. ネットワークインタフェースと、このネットワークインタフェースに接続された閏秒管理部と、この閏秒管理部がメモリ上に保持する閏秒テーブルとからなるサーバ装置であって、
    前記閏秒管理部は、定期的に閏秒の更新をモニタし、更新があったとき前記閏秒テーブルを更新し、週番号と閏秒とを受信したとき前記閏秒テーブルを参照してロールオーバ回数を取得し、このロールオーバ回数を返信することを特徴とするサーバ装置。
  2. 請求項1に記載のサーバ装置であって、
    前記閏秒テーブルは、閏秒の更新を定義する週番号と閏秒との対で構成されていることを特徴とするサーバ装置。
  3. 請求項2に記載のサーバ装置であって、
    前記閏秒テーブルは、閏秒の更新を定義する週番号と閏秒とロールオーバ回数との組で構成されていることを特徴とするサーバ装置。
  4. GPS衛星からの日時情報を受信するGPS受信部と、このGPS受信部と接続されて日時情報を補正する日時補正部とからなる日時生成装置であって、
    起動されたとき、前記日時補正部は、取得した週番号と週内時刻と閏秒とを前記GPS受信部から取得し、前記週番号と前記閏秒とをサーバ装置に送信し、このサーバ装置から受信したロールオーバ回数と前記週番号と前記週内時刻と前記閏秒とを用いて補正された日時を生成することを特徴とする日時生成装置。
  5. 請求項4に記載の日時生成装置であって、
    前記日時補正部は、前記GPS受信部から取得した前記週番号と前記週内時刻に基づいて生成した時刻に、前記サーバ装置より取得した前記ロールオーバ回数に1024週間を乗じた時間を加算することを特徴とする日時生成装置。
  6. ネットワークを介して接続されたサーバ装置と、日時生成装置とからなる日時生成システムであって、
    前記サーバ装置は、前記ネットワークに接続された閏秒管理部と、この閏秒管理部がメモリ上に保持する閏秒テーブルとからなり、
    前記閏秒管理部は、定期的に閏秒の更新をモニタし、更新があったとき前記閏秒テーブルを更新し、週番号と閏秒とを受信したとき前記閏秒テーブルを参照してロールオーバ回数を取得し、このロールオーバ回数を返信し、
    前記日時生成装置は、GPS衛星からの日時情報を受信するGPS受信部と、このGPS受信部と接続されて日時情報を補正する日時補正部とからなり、
    前記日時生成装置が起動されたとき、前記日時補正部は、取得した週番号と週内時刻と閏秒とを前記GPS受信部から取得し、前記週番号と前記閏秒とをサーバ装置に送信し、このサーバ装置から受信したロールオーバ回数と前記週番号と前記週内時刻と前記閏秒とを用いて補正された日時を生成することを特徴とする日時生成システム。
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