JP2010246704A - 装飾用鎖類の止め金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】全体をできるだけ小さくし、外力による解除を少なくし、外力が作用しても開き難くし、ループの解除を抑制し、脱落、紛失を防止し得る装飾用鎖類の止め金具を提供すること。
【解決手段】鎖類3を通す溝状通路1aを形成するために断面略U字形の樋状に形成された金具本体1と、この金具本体1の溝状通路1aに通された鎖類3を該溝状通路1a内で拘束するために金具本体1の溝状通路1aの一端側上部にヒンジ軸4を介して起伏操作可能に枢着されたロックレバー2とを備え、このロックレバー2を倒伏操作したとき鎖類3を拘束させると共に、金具本体1の上部開口部1bを蓋状に閉鎖させ、かつ、ロックレバー2を起立操作したとき鎖類3の拘束を解除させると共に、金具本体1の上部開口部1bを開口させるように構成してある。
【選択図】図1
【解決手段】鎖類3を通す溝状通路1aを形成するために断面略U字形の樋状に形成された金具本体1と、この金具本体1の溝状通路1aに通された鎖類3を該溝状通路1a内で拘束するために金具本体1の溝状通路1aの一端側上部にヒンジ軸4を介して起伏操作可能に枢着されたロックレバー2とを備え、このロックレバー2を倒伏操作したとき鎖類3を拘束させると共に、金具本体1の上部開口部1bを蓋状に閉鎖させ、かつ、ロックレバー2を起立操作したとき鎖類3の拘束を解除させると共に、金具本体1の上部開口部1bを開口させるように構成してある。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネックレスやブレスレットなどの装飾用鎖類の一端に取り付けておき、着用時、鎖類の他端に係止してループを形成保持させ、或いは、鎖類の途中に係止してループの大きさを調節する場合等に使用される装飾用鎖類の止め金具に関するものである。
従来、ネックレスやブレスレットなどの止め金具として、バネで閉止力を付勢された一対の挟持片からなる洗濯ハサミ型のものがある(例えば、特許文献1,2等参照)。
特許文献1の止め金具は、一対の挟持片で鎖類の途中を横から挟持させるという取付形態となるため、鎖類から脱落し易く、しかも、ヒンジ部の先端側に鎖類の挟持部を形成し、ヒンジ部の後端側に操作摘み部を突出形成しておく必要があり、全体の形状が大きくなるという問題点があると共に、突出形成された操作摘み部に外力が当たりやすく、また、操作を容易にするためにバネ力を小さくしておく必要があり、少しの外力で挟持片が開き、鎖類の挟持が外れて鎖類のループが解除され、全体が脱落し、紛失し易いという問題点がある。
また、特許文献2の止め金具は、一対の挟持片の一方に返し部を設けて挟持片が外力で開いた場合でも鎖類から外れにくくしているが、この場合では、返し部を設けているために、挟持片がさらに大きくなると共に、挟持可能な相手側の形状がリング同士を連結したものに制約されるという問題点がある。
本発明は、従来の止め金具の前記問題点に鑑み、全体をできるだけ小さくし、外力による解除を少なくし、外力が作用しても開き難くし、ループの解除を抑制し、脱落、紛失を防止し得る装飾用鎖類の止め金具を提供することを目的としている。なお、本発明において、鎖類とは、ネックレス、ブレスレット等の装身具に適用される各種の鎖、連珠、紐、芯糸を挿通して綴られたビーズ類、曲玉・管状の宝石、貴石、人工石類、など連続して綴られた装飾用アクセサリー全般を含むものと解されたい。
本発明は、従来の止め金具の前記問題点に鑑み、全体をできるだけ小さくし、外力による解除を少なくし、外力が作用しても開き難くし、ループの解除を抑制し、脱落、紛失を防止し得る装飾用鎖類の止め金具を提供することを目的としている。なお、本発明において、鎖類とは、ネックレス、ブレスレット等の装身具に適用される各種の鎖、連珠、紐、芯糸を挿通して綴られたビーズ類、曲玉・管状の宝石、貴石、人工石類、など連続して綴られた装飾用アクセサリー全般を含むものと解されたい。
前記目的を達成するために本発明は、鎖類を通す溝状通路を形成するために断面略U字形の樋状に形成された金具本体と、この金具本体の溝状通路に通された鎖類を該溝状通路内で拘束するために金具本体の溝状通路の一端側上部に該溝状通路を横切る方向のヒンジ軸を介して起伏操作可能に枢着されたロックレバーとを備え、該ロックレバーのヒンジ軸付近には鎖類のロック部が設けられており、このロックレバーを倒伏操作したときロック部で鎖類を拘束させると共に、金具本体の上部開口部を蓋状に閉鎖させ、かつ、ロックレバーを起立操作したときロック部による鎖類の拘束を解除させると共に、金具本体の上部開口部を開口させるように構成してあることを特徴としている。
この構成によれば、金具本体は鎖類を通す溝状通路をもつ断面略U字形樋状に形成しておけばよく、溝状通路の長さ方向寸法は連続して綴られている鎖類の最少単位2個分程度あればよく、ロックレバーは金具本体の上部開口部を蓋状に閉鎖可能な形状であればよく、従来の洗濯ハサミ型のもののように、ヒンジ軸を挟んで先端側に挟持部を、後端側に操作摘み部を設けるものに比べて、ヒンジ軸の一方側に集約して構成でき、止め金具全体を小さくすることができる。しかも、鎖類は、金具本体の溝状通路に挿通してあるため、ロックレバーが、万一、ロック解除されても、鎖類が金具本体から遊離脱落せず、ループ長さの調節が容易にできる。また、ロックレバーは、倒伏操作時、ロック部で鎖類を拘束させると共に、金具本体の上部開口部を蓋状に閉鎖させているため、ロックレバーを金具本体に埋没させたような状態に隠すことができ、その結果、外力によってロックが解除され難くなり、不測の脱落、紛失を防止することができる。
また、本発明に係る装飾用鎖類の止め金具は、鎖類を通す環状通路を有する筒状の金具本体と、この金具本体の一端に前記環状通路を取り囲んで配置されたC字形等の割り環状の鎖類挟持片とを備え、該鎖類挟持片は、拡縮変形可能となるよう割り環状の周方向一部で金具本体に部分的に固着してあることを特徴としている。
この構成によれば、金具本体は鎖類を通す環状通路をもつ筒状に形成しておけばよく、溝状通路の長さ方向寸法は連続して綴られている鎖類の最少単位2個分程度あればよく、また、鎖類挟持片は、C字形等の割り環状に形成して拡縮変形可能となるよう割り環状の周方向一部で金具本体に部分的に固着しておけばよく、止め金具全体を一層小型化することができる。そして、鎖類挟持片をペンチ等の工具で縮径変形させることにより、金具本体に挿通した鎖類を挟持させて固定ロックさせることができ、この場合、鎖類挟持片が隣接する鎖片間に嵌り込むため、外力により脱落、紛失することが防止でき、また、鎖類挟持片を適宜の拡開工具で拡径変形させることにより、金具本体に挿通した鎖類の固定ロックを解除させて鎖類のループ長さの調節を容易に行うことができる。なお、万一、鎖類挟持片による鎖類の固定ロックが解除されても、金具本体に鎖類を挿通してあるため、鎖類が金具本体から遊離脱落せず、不測の紛失を防止することができる。
この構成によれば、金具本体は鎖類を通す環状通路をもつ筒状に形成しておけばよく、溝状通路の長さ方向寸法は連続して綴られている鎖類の最少単位2個分程度あればよく、また、鎖類挟持片は、C字形等の割り環状に形成して拡縮変形可能となるよう割り環状の周方向一部で金具本体に部分的に固着しておけばよく、止め金具全体を一層小型化することができる。そして、鎖類挟持片をペンチ等の工具で縮径変形させることにより、金具本体に挿通した鎖類を挟持させて固定ロックさせることができ、この場合、鎖類挟持片が隣接する鎖片間に嵌り込むため、外力により脱落、紛失することが防止でき、また、鎖類挟持片を適宜の拡開工具で拡径変形させることにより、金具本体に挿通した鎖類の固定ロックを解除させて鎖類のループ長さの調節を容易に行うことができる。なお、万一、鎖類挟持片による鎖類の固定ロックが解除されても、金具本体に鎖類を挿通してあるため、鎖類が金具本体から遊離脱落せず、不測の紛失を防止することができる。
前記金具本体は、2個分を直列接続して構成されていてもよく、また、前記金具本体は、2個分を並列接続して構成されていてもよく、さらに、前記金具本体は、2個分を屈曲接続して構成されていてもよい。これらの構成によれば、鎖類の端部に連結具を設ける手間を省略することができ、鎖類を所望長さのループに形成すること及びループ長さを調整することが容易となる。
また、前記金具本体には、前記ロックレバーの倒伏端位置を規制するストッパーと係止部とが設けられていることが望ましい。
また、前記金具本体には、前記ロックレバーの倒伏端位置を規制するストッパーと係止部とが設けられていることが望ましい。
さらに、前記ロック部は、ロックレバーに一体に形成された押さえ爪又はロックレバーに取り付けられたシリコンゴム等の弾性押さえ部で構成されていることが望ましい。
また、前記金具本体の側面及び/又は底面には、鎖類への連結環及び/又はアクセサリー吊り下げ具が取り付けてあってもよい。
また、前記金具本体の側面及び/又は底面には、鎖類への連結環及び/又はアクセサリー吊り下げ具が取り付けてあってもよい。
本発明によれば、全体をできるだけ小さくし、外力による解除を少なくし、外力が作用しても開き難くし、ループの解除を抑制し、脱落、紛失を防止し得る装飾用鎖類の止め金具を提供することができる。また、止め金具を小さくできることによって、貴金属材料の節約になり、しかも、違和感を少なくして外観体裁をアップすることができる。
以下、本発明に係る装飾用鎖類の止め金具の実施形態を図面を参照して説明する。
本発明に係る止め金具の第1の実施形態は、図1の(A)〜(C)に示すように、金具本体1と、ロックレバー2とを備えている。
金具本体1は、鎖類3を通す溝状通路1aを形成するために断面略U字形の樋状に形成されている。なお、鎖類3は、中心部を貫通する心紐3aによって連続して綴られたボールチェーンを例示しているが、他の形式の鎖類や紐類などであってもよい。
ロックレバー2は、金具本体1の溝状通路1aに通された鎖類3を該溝状通路1a内で拘束するために金具本体1の溝状通路1aの一端側上部に該溝状通路1aを横切る方向のヒンジ軸4を介して起伏操作可能に枢着されている。
本発明に係る止め金具の第1の実施形態は、図1の(A)〜(C)に示すように、金具本体1と、ロックレバー2とを備えている。
金具本体1は、鎖類3を通す溝状通路1aを形成するために断面略U字形の樋状に形成されている。なお、鎖類3は、中心部を貫通する心紐3aによって連続して綴られたボールチェーンを例示しているが、他の形式の鎖類や紐類などであってもよい。
ロックレバー2は、金具本体1の溝状通路1aに通された鎖類3を該溝状通路1a内で拘束するために金具本体1の溝状通路1aの一端側上部に該溝状通路1aを横切る方向のヒンジ軸4を介して起伏操作可能に枢着されている。
ロックレバー2のヒンジ軸4付近には鎖類3のロック部5が設けられており、このロックレバー2を倒伏操作したときロック部5で鎖類3を拘束させると共に、金具本体1の上部開口部1bを蓋状に閉鎖させ、かつ、ロックレバー2を起立操作したときロック部5による鎖類3の拘束を解除させると共に、金具本体1の上部開口部1bを開口させるように構成してある。
金具本体1には、ロックレバー2の倒伏端位置を規制するストッパー6と係止部7とが設けられている。ストッパー6は、この実施形態においては、金具本体1の溝状通路1aを横切る方向に架設したピン形状のものを例示しているが、これに制約されるものではない。また、係止部7は、ロックレバー2の先端側両側面に形成した凸部2aを位置決め保持する凹部として金具本体1の内面両側部に形成されており、ロックレバー2の係脱操作時には、金具本体1の内面両側部を弾性変形させて行われる。
金具本体1には、ロックレバー2の倒伏端位置を規制するストッパー6と係止部7とが設けられている。ストッパー6は、この実施形態においては、金具本体1の溝状通路1aを横切る方向に架設したピン形状のものを例示しているが、これに制約されるものではない。また、係止部7は、ロックレバー2の先端側両側面に形成した凸部2aを位置決め保持する凹部として金具本体1の内面両側部に形成されており、ロックレバー2の係脱操作時には、金具本体1の内面両側部を弾性変形させて行われる。
ロックレバー2のロック部5は、図1(A)〜(D)では、ロックレバー2と一体に形成され、隣接する鎖片間に割り込んで鎖類3の移動を阻止する押さえ爪とした場合を例示しているが、これに制約されず、例えば図1(E)に示すように、シリコンゴム等の弾性押さえ部5aで構成してもよい。この場合、弾性押さえ部5aは、円柱状とし、外周にネジを切ってロックレバー2の耳部2bのネジ孔にねじ込むことによって固定している。なお、弾性押さえ部5aは、前記押さえ爪と同様な形状としてロックレバー2のヒンジ軸4の付近に接着等で固着しておいてもよい。
図2(A)(B)は、本発明に係る止め金具の第2の実施形態を示しており、この場合では、金具本体1は、2個分を直列接続して溝状通路1aを直線上に連続させて構成されている。そして、ロックレバー2は、2個分を金具本体1の長手方向(溝状通路方向)両端にそれぞれヒンジ軸4を介して起伏操作可能に枢着されている。2個のロックレバー2、2は、互いに独立して回動操作できるように取り付けられている。この実施形態では、ロックレバー2の先端側にピン状のストッパー6aが取り付けられており、このロックレバー2の倒伏位置に対応して、金具本体1の溝状通路1aの両側壁に凹溝状の係止部7aが形成されている。また、ストッパー6aの一端には、摘み凸部6a’が形成されている。この場合、ストッパー6aは、凹溝状の係止部7aに弾性係合して保持されるように構成されている。他と構成は、第1の実施形態と同様とされている。
図3(A)(B)は、本発明に係る止め金具の第3の実施形態を示しており、この場合では、金具本体1は、2個分を並列接続して溝状通路1a、1aを横に並べて平行にして構成されている。そして、ロックレバー2は、2個分を金具本体1のそれぞれの溝状通路1a、1aに対応して互いに反対側の端部にヒンジ軸4、4を介して起伏操作可能に枢着されている。この場合も、2個のロックレバー2、2は、互いに独立して回動操作できるように取り付けられている。この実施形態では、第1の実施形態と同様に、金具本体1にロックレバー2の倒伏端位置を規制するストッパー6と係止部7とが設けられている。即ち、ストッパー6は、この実施形態においては、金具本体1の溝状通路1aを横切る方向に架設したピン形状のものを例示しており、また、係止部7は、ロックレバー2の先端側両側面に形成した凸部2aを位置決め保持する凹部として金具本体1の内面両側部に形成されており、ロックレバー2の係脱操作時には、金具本体1の内面両側部を弾性変形させて行われる。他の構成は、第1の実施形態と同様である。
図4(A)(B)は、本発明に係る止め金具の第4の実施形態を示しており、この場合では、金具本体1は、2個分を屈曲接続し、溝状通路1a、1aを屈曲交叉させて構成されている。この場合のロックレバー2は、2個分を金具本体1のそれぞれの溝状通路1a、1aに対応して互いに反対側の端部にヒンジ軸4、4を介して起伏操作可能に枢着されている。この場合も、2個のロックレバー2、2は、互いに独立して回動操作できるように取り付けられている。この実施形態では、第2の実施形態と同様に、ロックレバー2の先端にロックレバー2の倒伏端位置を規制するピン状のストッパー6aが設けられ、これに対応して金具本体1の溝状通路1aの両側壁に凹溝状の係止部7aが設けられている。他の構成は、前記各実施形態と同様である。なお、2個の金具本体1、1の屈曲角度は、所望角度に設定することができる。
図5(A)(B)は、本発明の止め金具に適用される吊り下げ具8の異なる実施形態を示す側面図であって、図5(A)では、金具本体1の底面にU字形の連結環9をロー付け等で固着し、この連結環9に接続環10を介して吊り下げ具8を取り付け、この吊り下げ具8に真珠、宝石、ペンダント、ブローチ、その他、各種のアクセサリー11を吊り下げるようにした場合を示している。図5(B)では、金具本体1の底面に吊り下げ具8を直接ロー付け等で固着し、この吊り下げ具8にアクセサリー11を吊り下げるようにした場合を示している。吊り下げ具8は、基部8aと、この基部8aから下方に伸びる固定フック部8bと、この固定フック部8bの閉鎖部材8cとを備えており、この閉鎖部材8cは、基部8aにヒンジ軸8dを介して枢着され、常時、バネ(図示省略)によって固定フック部8bを閉鎖するように構成されている。アクセサリー11を取り付ける際には、閉鎖部材8cをバネに抗して固定フック部8bの内側に押し込むことで固定フック部8bを開き、アクセサリー11の吊り環12を挿入してアクセサリー11を吊り下げるものである。
上記吊り下げ具8と連結環9は、第1の実施形態における金具本体1の底面に取り付けた場合を例示しているが、これに制約されず、他の実施形態の金具本体1にも取り付けることができ、その際の取付面は、側面、その他、適宜の部分に取り付けてもよい。
図6(A)(B)は、本発明の止め金具の第5の実施形態を示しており、この場合の金具本体1は、鎖類を通す環状通路1cを有する筒状とされ、この金具本体1と、この金具本体1の一端に前記環状通路1cを取り囲んで配置されたC字形等の割り環状の鎖類挟持片13とを備え、該鎖類挟持片13は、拡縮変形可能となるよう割り環状の周方向一部で金具本体1に部分的にロー付け等で固着してある。この金具本体1には、連結環9が取り付けてあるが、これは省略してもよく、また、図5(A)(B)に示したような吊り下げ具8を取り付けてもよい。さらに、この第5の実施形態の金具本体1についても、図2〜図4に示した各実施形態と同様に2個分を、直列接続、並列接続、屈曲接続させてもよい。その場合、鎖類挟持片13は、金具本体1の互いに反対側の端部に取り付けておくのがよい。
図6(A)(B)は、本発明の止め金具の第5の実施形態を示しており、この場合の金具本体1は、鎖類を通す環状通路1cを有する筒状とされ、この金具本体1と、この金具本体1の一端に前記環状通路1cを取り囲んで配置されたC字形等の割り環状の鎖類挟持片13とを備え、該鎖類挟持片13は、拡縮変形可能となるよう割り環状の周方向一部で金具本体1に部分的にロー付け等で固着してある。この金具本体1には、連結環9が取り付けてあるが、これは省略してもよく、また、図5(A)(B)に示したような吊り下げ具8を取り付けてもよい。さらに、この第5の実施形態の金具本体1についても、図2〜図4に示した各実施形態と同様に2個分を、直列接続、並列接続、屈曲接続させてもよい。その場合、鎖類挟持片13は、金具本体1の互いに反対側の端部に取り付けておくのがよい。
本発明に係る止め金具は、金、銀、白金、その他の金属によって構成され、材料節約のため、金具本体1の側面に適宜の盗み孔14(図1(A)等参照)が形成されている。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明してきたが、本発明は、これらの実施形態にのみ制約されるものではなく、特許請求の範囲に記載した意味と内容の範囲内で適宜、変更して実施してもよい。また、金具本体1の大きさやサイズは、鎖類3の大きさやサイズに応じて製作されるものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明してきたが、本発明は、これらの実施形態にのみ制約されるものではなく、特許請求の範囲に記載した意味と内容の範囲内で適宜、変更して実施してもよい。また、金具本体1の大きさやサイズは、鎖類3の大きさやサイズに応じて製作されるものである。
本発明に係る装飾用鎖類の止め金具は、ネックレス、ブレスレット、アンクレット、ペンダント、ブローチ、その他、各種の装身具用鎖類の止め金具に利用可能である。
1 金具本体
2 ロックレバー
3 鎖類
4 ヒンジ軸
5 ロック部
6 ストッパー
7 係止部
8 吊り下げ具
9 連結環
10 接続環
11 アクセサリー
12 吊り環
13 鎖類挟持片
14 盗み孔
2 ロックレバー
3 鎖類
4 ヒンジ軸
5 ロック部
6 ストッパー
7 係止部
8 吊り下げ具
9 連結環
10 接続環
11 アクセサリー
12 吊り環
13 鎖類挟持片
14 盗み孔
Claims (8)
- 鎖類を通す溝状通路を形成するために断面略U字形の樋状に形成された金具本体と、この金具本体の溝状通路に通された鎖類を該溝状通路内で拘束するために金具本体の溝状通路の一端側上部に該溝状通路を横切る方向のヒンジ軸を介して起伏操作可能に枢着されたロックレバーとを備え、該ロックレバーのヒンジ軸付近には鎖類のロック部が設けられており、このロックレバーを倒伏操作したときロック部で鎖類を拘束させると共に、金具本体の上部開口部を蓋状に閉鎖させ、かつ、ロックレバーを起立操作したときロック部による鎖類の拘束を解除させると共に、金具本体の上部開口部を開口させるように構成してあることを特徴とする装飾用鎖類の止め金具。
- 鎖類を通す環状通路を有する筒状の金具本体と、この金具本体の一端に前記環状通路を取り囲んで配置されたC字形等の割り環状の鎖類挟持片とを備え、該鎖類挟持片は、拡縮変形可能となるよう割り環状の周方向一部で金具本体に部分的に固着してあることを特徴とする装飾用鎖類の止め金具。
- 前記金具本体は、2個分を直列接続して構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装飾用鎖類の止め金具。
- 前記金具本体は、2個分を並列接続して構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装飾用鎖類の止め金具。
- 前記金具本体は、2個分を屈曲接続して構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装飾用鎖類の止め金具。
- 前記金具本体には、前記ロックレバーの倒伏端位置を規制するストッパーと係止部とが設けられていることを特徴とする請求項1、3〜5の何れか1項に記載の装飾用鎖類の止め金具。
- 前記ロック部は、ロックレバーに一体に形成された押さえ爪又はロックレバーに取り付けられたシリコンゴム等の弾性押さえ部で構成されていることを特徴とする請求項1、3〜6の何れか1項に記載の装飾用鎖類の止め金具。
- 前記金具本体の側面及び/又は底面には、鎖類への連結環及び/又はアクセサリー吊り下げ具が取り付けてあることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の装飾用鎖類の止め金具。
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Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPS61172529U (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-27 | ||
JP2006061571A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Nippon Jido Hokanki Kk | キーホルダー保持バンド |
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2009
- 2009-04-15 JP JP2009098751A patent/JP2010246704A/ja active Pending
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