JP2010246017A - デジタル放送再送信におけるemmメッセージ配信システム、emmメッセージ配信方法、emmメッセージ配信プログラム - Google Patents

デジタル放送再送信におけるemmメッセージ配信システム、emmメッセージ配信方法、emmメッセージ配信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】EMMメッセージ運用を行うデジタル放送を再送信する際に、元の信号と異なる限定受信方式を用いる場合にも、従来と同等の自動表示メッセージ及びメールの運用を可能とするEMMメッセージ配信システムを提供する。
【解決手段】送出側装置100では、EMM個別メッセージで配信される情報を、CAT編集機能105、EMM個別メッセージ削除機能107、EMM個別メッセージ追加機能109およびTS送出機能112によって、受信方式に対応したEMM個別メッセージにのせかえて送信し、受信側装置200では、受信機能201、CAT処理機能202、EMM個別メッセージ処理機能204およびEMM共通メッセージ処理機能206によってCAT処理およびEMMメッセージ処理を行い、初期設定時には、初期接続機能207が、デフォルトメッセージ情報サーバ500に接続してデフォルトメッセージ情報として取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像、音声、字幕、データ放送、PSI(Program Specific Information)/SI(Servcie Information)、EMM(Entitlement Management Message)メッセージなどから構成されるデジタル放送を再送信する際に、中継の段階で元の信号とは異なる限定受信方式に変更する場合においても、自動表示メッセージ及びメールの配信を可能とするための方法に関するものである。
デジタル放送では、コンテンツ提供者の著作権保護、有料放送サービスの実現のため、視聴権限を持つ特定の受信者のみ視聴を許可する限定受信方式が利用されている。放送はもともと同時多数に同じ情報を伝達する役割を担っているが、限定受信方式を用いることにより、受信対象を限定し、個別に情報を伝達することを可能としている。例えば、BSデジタル放送では、非特許文献1(ARIB STD−B25)で規定される限定受信方式を採用しており、EMMメッセージと呼ばれる情報を用いることで各受信機個別にメッセージを伝達する機能を運用可能としている。
このような各受信機個別のメッセージ伝達機能においては、個々にまったく異なる情報のみを送ることも考えられるが、例えば放送内容に関するお知らせを限定された視聴者へ伝える等、定型文を用いることで伝送効率を上げることができる。そのため、EMMメッセージは、全受信機に共通に送るEMM共通メッセージと、各受信機に個別に送るEMM個別メッセージの二つから構成される。
また、このメッセージ伝達機能は、その表示形態によって自動表示メッセージとメールに分類されている。自動表示メッセージは、番組視聴中に自動的にスーパーインポーズで表示されるものであり、メールは番組の視聴とは独立に受信機機能としてユーザー個別に選択的に表示するものである。伝達される情報が自動表示メッセージ用の情報であるかメール用の情報であるかは、EMM個別メッセージ中のヘッダ情報(プロトコル番号)により判断を行なう。なお、EMM個別メッセージはその情報を暗号化して伝送することも可能である(非特許文献1(ARIB STD−B25 5.0版 第1部3.2.5.2EMM個別メッセージ)参照)。
なお、自動表示メッセージにおいては、必ずしもEMM個別メッセージを受信した後にのみ表示するだけではなく、初期状態で全受信機において一律同じ自動表示メッセージの表示を行なう運用も想定される。BSデジタル放送においては、ICカードを用いて限定受信方式を実現しているため、ICカードに事前にEMM個別メッセージに相当する情報を埋め込むことで初期状態での同一自動表示メッセージ表示が可能である(非特許文献2(ARIB TR−B15 4.4版 第五編 5.15.2 猶予期間の運用)参照)。
なお、本発明で利用するCAT(Conditional Access Table)および限定受信方式記述子のデータ構造は、非特許文献3(ARIB STD−B10 4.6版 第2部 番組配列情報における基本情報のデータ構造と定義参照)に記載されている。
「デジタル放送におけるアクセス制御方式」、ARIB STD−B25 5.0版 平成19年3月14日、第1部 3.2.5.2 EMM個別メッセージ、pp.31〜pp.36、4.7.3 EMMメッセージ受信関連、pp.145 「BS/広帯域CSデジタル放送運用規定」、ARIB TR−B15 4.4版 平成20年6月6日、第五編 5.9 EMM、pp.5−47〜pp.5−49、5.15.2 猶予期間の運用、pp.5−58 「デジタル放送に使用する番組配列情報」、ARIB STD−B10 4.6版 平成20年6月6日、第2部 番組配列情報における基本情報のデータ構造と定義 6.2.2 CA識別記述子、pp.99
自動表示メッセージ及びメールを運用するデジタル放送を再送信する際に、元の限定受信方式と異なる限定受信方式を採用した場合、再送信信号を受信する受信機は必ずしも元の限定受信方式に対応していないため、元の限定受信方式で暗号化されたEMM個別メッセージを解読することができない。そのため、変更無しに元のデジタル放送で伝送されるEMMメッセージを再送信する場合に、自動表示メッセージ及びメールを元のデジタル放送と同等に受信することが不可能である。
また、自動表示メッセージにおいて、初期状態での同一自動表示メッセージ表示を、EMM個別メッセージに相当する情報を受信機やICカードへの事前埋め込みで実現する場合、その変更が困難であり、柔軟な運用変更ができない。
本発明は上記課題を解決するものであり、その目的は、EMMメッセージ運用を行うデジタル放送を再送信する際に、元の信号と異なる限定受信方式を用いる場合にも、従来と同等の自動表示メッセージ及びメールの運用を可能とし、また、初期状態での同一自動表示メッセージ表示の柔軟な運用変更を可能とすることができるデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信システム、方法、プログラムを提供することにある。
本発明は、映像、音声、字幕、データ放送、PSI/SI、EMMメッセージなどから構成されるデジタル放送のTS(Transport Stream:MPEG−2 Systemsに定義される多重信号形式)を再送信する際に異なる限定受信方式を採用する場合において、中継の段階で元の放送信号中のEMM個別メッセージを削除し、別途再送信後に用いる限定受信方式に対応したEMM個別メッセージを新たに生成し、追加する。
この際、EMM個別メッセージは、元の放送信号に含まれるEMM共通メッセージの内容を事前に確認し、その内容に合わせた運用を行なう。再送信時に生成・追加するEMM個別メッセージは、暗号化せず平文のみで運用することも、再送信後に用いる限定受信方式に対応した鍵で暗号化することも可能である。なお、EMM個別メッセージであることを判断する情報を示すものとして、table_id及びtable_id_extensionの値は、それぞれ送信側・受信側にて同一の値を規定する。
なお、再送信後に用いる限定受信方式に対応したEMM個別メッセージは、限定受信方式の違いによりCAS(Condeitional Access System)クライアント識別のサイズが放送信号中のEMM個別メッセージと異なる場合があるが、その他の自動表示メッセージ及びメールを実現するための情報については同一の情報を伝送・利用することで、同様の処理により自動表示メッセージ及びメールが実現可能となる。本発明で用いるEMM個別メッセージのデータ構造を図9、図10に示す。尚、図10のメッセージコード領域は非特許文献2のARIB STD−B25に規定されている。
また、EMMメッセージの特定に必要なPID(Packet Identification:TS中から各情報を特定するための識別番号)を伝達するCAT(Conditional Access Table)中に配置される記述子のCA_system_IDについても、再送信後に用いる限定受信方式の値に書き換えを行う。本発明で利用するCATのデータ構造を図11に、限定受信方式記述子及びCAサービス記述子のデータ構造を図12に示す。
尚、図11のCATのデータ構造は非特許文献3のARIB STD−B10に規定されている。また、図12(a)の限定受信方式記述子は非特許文献3のARIB STD−B10に規定され、図12(b)のCAサービス記述子は非特許文献2のARIB STD−B25に規定されている。
加えて、初期状態での同一自動表示メッセージ表示を行なう場合において、受信機が初期状態で表示するための自動表示メッセージ用のEMM個別メッセージ相当の情報を事前に埋め込むだけでなく、その情報を初期設定時にデフォルトメッセージ情報として取得・設定可能なように配信する。デフォルトメッセージ情報は、EMM個別メッセージ相当の情報をXML(Extensible Markup Language)形式で定義し、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)やHTTPS(Hypertext Transfer Protocol over Secure Socket Layer)で配信することや、通常のEMM個別メッセージと同様のデータ構造のある特殊なCASクライアント識別宛のEMM個別メッセージ(例えばビット列が全て0のCASクライアント識別宛)を全受信機向けのEMM個別メッセージとして送信側・受信側にて定義し、通常のEMMメッセージと同様に配信することも考えられる。
受信機は初期設定時にいずれかの方法にてデフォルトメッセージ情報を取得・保持し、初期状態での(自CASクライアント識別宛のEMM個別メッセージを一度も受信していない状態での)自動表示メッセージの表示に用いる。なお、この際に必ずしもEMM個別メッセージの全ての情報をデフォルトメッセージ情報として配信する必要は無く、配信される情報以外については、受信機側で事前に定められた値が配置されているものとして動作を行なうことができる。本発明で用いるXML形式で定義されるデフォルトメッセージ情報の例を図13に示す。
本発明のデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信システムは、送出側装置と受信側装置を備え、デジタル放送を第1のネットワークを介して伝送するデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信システムであって、
前記送出側装置は、
CAT(Conditional Access Table)中に配置される記述子のCA_system_IDについて、元の限定受信方式識別の値と再送信後に用いる限定受信方式識別の値とが設定された第1の設定手段を有し、デジタル放送波の受信又は番組コンテンツの再生により得られるTS(トランスポートストリーム)を入力とし、
前記入力されたTSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子のCA_system_IDが、前記第1の設定手段に設定された元の限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子中のCA_PIDを通知信号として出力し、前記TSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子、CAサービス記述子のCA_system_IDが、前記第1の設定手段に設定された元の限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子、CAサービス記述子のCA_system_IDを、前記第1の設定手段に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値へ書き換えて、当該TSを出力するCAT編集手段と、
EMM(Entitlement Management Message)個別メッセージを特定するための監視対象PIDが記憶される第1の記憶手段を有し、前記CAT編集手段からのTSおよび通知信号を入力とし、前記入力されたTSから、前記第1の記憶手段に記憶されている監視対象PIDにより特定されるEMM個別メッセージを削除し、当該TSを出力するEMM個別メッセージ削除手段と、
再送信後に用いるEMM個別メッセージのTSパケットが生成・蓄積される個別情報TS生成・蓄積手段と、EMM個別メッセージを多重化する際のPIDが記憶される第2の記憶手段を有し、前記EMM個別メッセージ削除手段からのTSおよび前記CAT編集手段からの通知信号を入力とし、前記入力されたTSに対して、前記個別情報TS生成・蓄積手段に蓄積されたEMM個別メッセージのTSパケットを、前記第2の記憶手段に記憶されたPIDによって多重化し、該TSを出力するEMM個別メッセージ追加手段とを備え、
前記EMM個別メッセージ追加手段から出力されるTSを前記第1のネットワークへ送出し、
前記受信側装置は、
CAT中に配置される記述子のCA_system_IDについて、再送信後に用いる限定受信方式識別の値が設定された第2の設定手段を有し、前記第1のネットワークを介して送出側装置から送出されたTSを受信したTSが入力され、
前記入力されたTSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子のCA_system_IDが、前記第2の設定手段に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子中のCA_PIDを出力し、前記入力されたTSに含まれるCAT中のCAサービス記述子のCA_system_IDが、前記第2の設定手段に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値である場合に、当該CAサービス記述子中の情報(事業体識別、猶予期間、サービス識別)を出力するCAT処理手段を備え、
前記CAT処理手段から出力されたTSおよび限定受信方式記述子中のCA_PID、CAサービス記述子中の情報に基づいて、EMMメッセージ処理および表示制御を行うことを特徴としている。
(1)請求項1〜5に記載の発明によれば、EMMメッセージ運用を行なうデジタル放送を再送信する際に、異なる限定受信方式を用いる場合にも、従来と同等の自動表示メッセージ及びメールの運用を可能とすることができる。
(2)請求項2、4に記載の発明によれば、EMMメッセージ運用を行うデジタル放送を配信する際において、初期状態での同一自動表示メッセージ表示の柔軟な運用変更が可能となる。
本発明の実施形態例の機能ブロック図。 本発明のCAT編集機能での処理を示すフローチャート。 本発明のEMM個別メッセージ削除機能での処理を示すフローチャート。 本発明のEMM個別メッセージ追加機能での処理を示すフローチャート。 本発明の初期接続機能での処理を示すフローチャート。 本発明のCAT処理機能での処理を示すフローチャート。 本発明の実施例1のシステム構成図。 本発明の実施例2のシステム構成図。 本発明で利用するEMM個別メッセージのデータ構造を示す説明図。 本発明で利用するEMM個別メッセージのデータ構造を示す説明図。 本発明で利用するCATのデータ構造を示す説明図。 本発明で利用する記述子のデータ構造を示す説明図。 本発明で利用するデフォルトメッセージ情報の構造を示す説明図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の実施形態例に限定されるものではない。
図1に、本実施形態例のデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信システム全体の機能ブロック図を示す。図1において、100は送出側装置、200は受信側装置、300は送出側装置100と受信側装置200を結ぶデジタル放送網/IPネットワーク(第1のネットワーク)である。
500は、送出側装置100の外部に設けられ、デフォルトメッセージ情報をIPネットワーク(第2のネットワーク)400を介して受信側装置200に提供するデフォルトメッセージ情報サーバである。501は前記サーバ500に保存されたデフォルトメッセージ情報を示している。
送出側装置100内の101は番組コンテンツであり、102は番組コンテンツ101を再生する再生手段の再生機能を示している。103は放送波を受信するアンテナであり、104はアンテナ103で受信された放送波をデジタル信号に変換するチューナーである。
前記再生機能102またはチューナー104から入力されたTSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子のCA_system_IDが、第1の設定手段の設定値106に設定された元の限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子中のCA_PIDを通知信号として出力し、前記TSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子、CAサービス記述子のCA_system_IDが、前記設定値106に設定された元の限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子、CAサービス記述子のCA_system_IDを、前記設定値106に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値へ書き換えて、当該TSを出力するCAT編集手段を行うCAT編集機能を示している。
107は、前記CAT編集機能105からのTSおよび通知信号を入力とし、前記入力されたTSから、第1の記憶手段としての記憶部108に記憶されている監視対象PIDにより特定されるEMM個別メッセージを削除し、当該TSを出力するEMM個別メッセージ削除手段を行うEMM個別メッセージ削除機能を示している。
108は、EMM個別メッセージを特定するための監視対象PIDが記憶される第1の記憶手段としての記憶部である。
109は、前記EMM個別メッセージ削除機能107からのTSおよび前記CAT編集機能105からの通知信号を入力とし、前記入力されたTSに対して、個別情報TS生成・蓄積手段に蓄積された個別情報TS110を、第2の記憶手段としての記憶部111に記憶されたPIDによって多重化し、該TSを出力するEMM個別メッセージ追加手段を行うEMM個別メッセージ追加機能を示している。
110は、再送信後に用いるEMM個別メッセージのTSパケットおよびPCR(Program Clock reference)が多重化された個別情報TSが生成・蓄積される個別情報TS生成・蓄積手段の個別情報TSを示している。
111は、EMM個別メッセージを多重化する際のPIDが記憶される第2の記憶手段としての記憶部である。
112は、EMM個別メッセージ追加機能109から送出されたTSをデジタル放送網/IPネットワーク300へ送出するTS送出手段を行なうTS送出機能を示している。
受信側装置200内の201は、前記デジタル放送網/IPネットワーク300から送信されたTSを受信する受信手段の受信機能を示している。
202は、前記入力されたTSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子のCA_system_IDが、第2の設定手段の設定値203に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子中のCA_PIDを出力し、前記入力されたTSに含まれるCAT中のCAサービス記述子のCA_system_IDが、前記設定値203に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値である場合に、当該CAサービス記述子中の情報を出力するCAT処理手段が行うCAT処理機能を示している。
203は、CAT中に配置される記述子のCA_system_IDについて、再送信後に用いる限定受信方式識別の値が設定された第2の設定手段の設定値を示している。
204は、前記CAT処理機能202からのTSおよび限定受信方式記述子中のCA_PIDを入力とし、TS中のEMM個別メッセージを特定し該メッセージを自動表示メッセージ制御機能210又はメール制御機能212に伝達する処理と、TSをEMM共通メッセージ処理機能206へ出力する処理とを行う、EMM個別メッセージ処理手段を行なうEMM個別メッセージ処理機能を示している。
205は、受信機ごとに一意となる、自身の対応するCASクライアント識別の値が設定される設定手段の設定値を示している。
207は、外部からのデフォルトメッセージ情報取得指示を受けたときに、前記デフォルトメッセージ情報サーバ500と接続され、デフォルトメッセージ情報を取得し、第3の設定手段の設定値208に設定された情報および第3の記憶手段としての記憶部209に記憶されたデフォルトメッセージ情報に基づいてEMM個別メッセージを生成し、自動表示メッセージ制御機能210に出力する初期接続手段が行う初期接続機能を示している。
210は、初期接続機能207および前記EMM個別メッセージ処理機能204からの自動表示メッセージ用のEMM個別メッセージを受信し、その事業体識別ごとに1つのメッセージを記憶部211に保存して管理する自動表示メッセージ制御手段を行う自動表示メッセージ機能を示している。
またこの自動表示メッセージ制御機能210は、前記EMM共通メッセージ処理機能206からのEMM共通メッセージを受信し、記憶部211に保存されたEMM個別メッセージと組み合わせて自動表示メッセージを生成し、さらに前記CAT処理機能202からのCAサービス記述子の情報を受信し後述の各種の表示制御を行う。
212は、前記EMM個別メッセージ処理機能204からのメール用のEMM個別メッセージを受信し、記憶部213に保存して管理するメール制御手段が行うメール制御機能を示している。
またこのメール制御機能212は、前記EMM共通メッセージ処理機能206からのEMM共通メッセージを受信し、記憶部213に保存されたメッセージと組み合わせてメールを生成し、視聴者の操作に応じて表示を行う。
214は、前記受信機能201から入力されたTSを再生し画面表示を行う再生手段の再生機能を示している。
次に送出側装置100の機能ブロック毎の処理フローを説明する。
再生機能102は番組コンテンツ101を再生し、CAT編集機能105へTSを出力する。または、アンテナ103は放送波を受信し、チューナー104に放送波を出力し、チューナー104は入力された放送波をデジタル信号へ変換してTSとしてCAT編集機能105へ出力する。
CAT編集機能105では、入力されたTSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子及びCAサービス記述子のCA_system_IDが、設定値106に事前に設定された元の限定受信方式識別の値であった場合に、同じく設定値106に事前に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値への書き換え(上書き)を行い、その限定受信方式記述子のCA_PIDをEMMメッセージ特定のためのPIDとしてEMM個別メッセージ削除機能107及びEMM個別メッセージ追加機能109に通知する処理と、TSのEMM個別メッセージ削除機能107への出力処理を実施する。
なお、CAT中の記述子の編集を行なった場合にはそのCATのCRC(Cyclic Redundancy Check)誤り検出の再計算を行い、当該CAT中のCRC_32に上書きする。
CAT編集機能105の処理フロー例を図2とともに説明する。尚以下で説明する図2〜図6のフローチャートにおいて、「S」は各処理のステップを示すものとする。
S501:再生機能102もしくはチューナー104からTSの入力を受け、S502へ進む。
S502:S501にて入力されたTSのCATを読み取り、CA_system_IDが設定値106に設定された元の限定受信方式識別の値となっている限定受信方式記述子が配置されていることを検知した場合にはS503へ、そうでない場合にはS505へ進む。
S503:EMM個別メッセージ削除機能107及びEMM個別メッセージ追加機能109へ、S502にて検知されたCATの限定受信方式記述子中のCA_PID(EMMメッセージを特定するためのPID)を受け渡し、S504へ進む。
S504:S502にて検知されたCATの限定受信方式記述子中のCA_system_IDを、設定値(106)に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値へと書き換えを行い、S505へ進む。
S505:S501にて入力されたTSのCATを読み取り、CA_system_IDが設定値106に設定された元の限定受信方式識別の値となっているCAサービス記述子が配置されていることを検知した場合にはS506へ、そうでない場合にはS507へ進む。
S506:S505にて検知されたCATのCAサービス記述子中のCA_system_IDを、設定値106に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値への書き換えを行い、S507へ進む。
S507:EMM個別メッセージ削除機能107へTSを出力する。
EMM個別メッセージ削除機能107では、記憶部108に設定された監視対象PIDにて伝送されるTSパケットを読み取り、CAT編集機能105から入力されるTS中のEMM個別メッセージを特定し、EMM個別メッセージの削除を行ない、TSのEMM個別メッセージ追加機能109への出力処理を実施する。
EMM個別メッセージの削除とは、例えばEMM個別メッセージを伝送するTSパケットをNULLパケット(PIDが0x1FFFのデータを内包しないダミーパケット)に置き換える処理にて実施される。なお、記憶部108には、EMM個別メッセージを特定するための監視対象PIDを事前に手動で静的に設定しておく。CAT編集機能105からEMMメッセージを特定するためのPID(CA_PID)が通知された場合には、記憶部108に事前設定されたEMM個別メッセージを特定するための監視対象PIDに上書き設定することも出来る。また、EMMメッセージが伝送されるPIDと同じPIDにてEMM(個別情報)も伝送されるため、本機能でEMM個別メッセージを削除する際にEMM(個別情報)を同時に削除することも可能である。EMM個別メッセージ削除機能107の処理フロー例を図3とともに説明する。
S601:CAT編集機能105からTSの入力を受け、S602へ進む。
S602:S601にて入力されたTSの記憶部108に設定された監視対象PIDのTSパケットを読み取り、EMM個別メッセージが配置されていることを検知した場合にはS603へ、そうでない場合にはS604へ進む。
S603:S602にて検知されたEMM個別メッセージのTSパケットを、NULLパケットへと置き換え、S604へ進む。
S604:EMM個別メッセージ追加機能109へTSを出力する。
EMM個別メッセージ追加機能109では、EMM個別メッセージ削除機能107から入力されるTSに対して、あらかじめ個別情報TS110として生成・蓄積された再送信後に用いるEMM個別メッセージおよび後述のPCRを多重化したTSを、記憶部111に設定されたEMM個別メッセージを多重化する際のPIDにて多重化を行ない、TS送出機能112への出力処理を実施する。
TSの多重化とは、例えばNULLパケット等の受信機にて必要としないTSパケットを、個別情報TS110として蓄積されたEMM個別メッセージのTSパケットへと、記憶部111に設定されたEMM個別メッセージを多重化する際のPIDを設定して置き換える処理にて実施される。なお、記憶部111には、EMM個別メッセージを多重化する際のPIDを事前に手動で静的に設定しておく。
CAT編集機能105からEMMメッセージを特定するためのPIDが通知された場合には、記憶部111に事前設定されたEMM個別メッセージを多重化する際のPIDに上書き設定することも出来る。個別情報TS110には、再送信用のEMM個別メッセージのTSパケットの情報だけでなく、EMM個別メッセージ削除機能107から入力されるTSと同様にPCR(Program Clock reference:番組基準クロック)が多重化されており、各TSパケットを順次読み出すことで、配置すべきタイミングについても取得可能である。PCRを参照しながら個別情報TS110を読み取り、各EMM個別メッセージのTSパケットが配置されていた際に(各EMM個別メッセージのTSパケットを配置すべきタイミングが来た際に)、EMM個別メッセージ削除機能107から入力されるTS中のNULLパケットとの置き換え行なう。なお、個別情報TS110は必ずしも事前に蓄積されている必要は無く、リアルタイムに他のサーバから伝送され、入力される場合もある。EMM個別メッセージ追加機能109の処理フロー例を図4とともに説明する。
S701:EMM個別メッセージ削除機能107からTSの入力を受け、S402へ進む。
S702:EMM個別メッセージ削除機能107から入力されるTSのPCR変化にあわせて個別情報TS110を読み取り、配置すべきTSパケットが存在するか否かを確認し、配置すべきタイミングのEMM個別メッセージのTSパケットが存在する場合はS703へ、存在しない場合はS704へ進む。
S703:S701にて入力されたTSのNULLパケットを、個別情報TS110中の配置すべきタイミングのEMM個別メッセージのTSパケットへと、記憶部111に設定されたEMM個別メッセージを多重化する際のPIDを設定して置き換え、S704へ進む。
S704:TS送出機能112へTSを出力する。
TS送出機能112は、入力されたTSをデジタル放送網/IPネットワーク300へ出力する。
次に、受信側装置200の機能ブロック毎の処理フローを説明する。
ユーザー操作による手動実行や、受信側装置初回起動時の自動実行等により、外部より初期接続機能207にデフォルトメッセージ情報取得指示が出された際に、初期接続機能207はIPネットワーク400経由で事前に設定値208に設定されたURIにてデフォルトメッセージ情報サーバ500へHTTPS等の通信プロトコルで接続し、デフォルトメッセージ情報501を取得し、記憶部209に保存する。この保存されたデフォルトメッセージ情報501を用いてEMM個別メッセージを生成し、自動表示メッセージ制御機能210へと出力する。
前記デフォルトメッセージ情報501中にEMM個別メッセージのデータ構造の各項目に相当する全ての情報の記載が無い場合には、設定値208に事前設定されたEMM個別メッセージのデータ構造の各項目に相当する値にて代替し、EMM個別メッセージを生成することが出来る。なお、デフォルトメッセージ情報は必ずしもIPネットワーク400経由で取得する必要は無く、送出側装置100のTS送出機能112からTSに多重化された形にて配信される場合もある。初期接続機能207の処理フロー例を図5とともに説明する。
S1101:ユーザー操作等を契機にデフォルトメッセージ情報取得指示を受け取り、S1102へ進む。
S1102:記憶部209に既にデフォルトメッセージ情報501が保存されているかを確認し、保存されていない場合にはS1103へ、そうでない場合にはS1105へ進む。
S1103:設定値208に設定されたデフォルトメッセージ情報サーバ500のURIへとHTTPSにて接続し、デフォルトメッセージ情報501を取得し、S1104へ進む。
S1104:S1103にて取得されたデフォルトメッセージ情報501を記憶部209に保存し、S1105へ進む。
S1105:設定値208に設定されたEMM個別メッセージのデータ構造の各項目に相当する値に、S1104にて記憶部209に保存されたデフォルトメッセージ情報501中の各項目に相当する情報を上書きすることでEMM個別メッセージを生成し、自動表示メッセージ制御機能210へと出力する。
S1106:デフォルトメッセージ情報取得が完了した旨を画面表示等でユーザー通知する。
受信機能201はデジタル放送網/IPネットワーク300からTSを受信し、CAT処理機能202及び再生機能214へ出力する。
CAT処理機能202は受信機能201から入力されたTSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子のCA_system_IDが、自身の対応する限定受信方式識別の値(設定値203に事前に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値)であった場合に、その限定受信方式記述子のCA_PIDをEMMメッセージ特定のためのPIDとしてEMM個別メッセージ処理機能204及びEMM共通メッセージ処理機能206に通知する処理と、TSのEMM個別メッセージ処理機能204への出力処理を実施する。CAT処理機能202の処理フロー例を図6とともに説明する。
S801:受信機能201からTSの入力を受け、S802へ進む。
S802:S801にて入力されたTS中のCATを読み取り、CA_system_IDが設定値203に事前に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値となっている限定受信方式記述子が配置されていることを検知した場合にはS803へ、そうでない場合にはS804へ進む。
S803:S802にて検知されたCATの限定受信方式記述子中のCA_PID(EMMメッセージを特定するためのPID)を、EMM個別メッセージ処理機能204及びEMM共通メッセージ処理機能206へ受け渡し、S804へ進む。
S804:S801にて入力されたTS中のCATを読み取り、CA_system_IDが設定値203に事前に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値となっているCAサービス記述子が配置されていることを検知した場合にはS805へ、そうでない場合にはS806へ進む。
S805:S804にて検知されたCATのCAサービス記述子中の情報(事業体識別、猶予期間、サービス識別)を、自動表示メッセージ制御機能210へ受け渡し、S806へ進む。
S806:EMM個別メッセージ処理機能204へTSを出力する。
EMM個別メッセージ処理機能204はCAT処理機能202から入力されたTSとEMMメッセージ特定のためのPIDにて伝送されるTSパケットを読み取り、TS中のEMM個別メッセージを特定し、そのEMM個別メッセージ中のCASクライアント識別が自身の対応する値(設定値205に事前に設定されたCASクライアント識別の値)と等しい場合に、そのEMM個別メッセージ中のメッセージ制御が自動表示メッセージ用であることを示す値の場合(値が0X01となる場合)は自動表示メッセージ制御機能210に対して、そのEMM個別メッセージ中のメッセージ制御がメール用であることを示す値の場合(値が0X02となる場合)はメール制御機能211に対して、それぞれ受信したEMM個別メッセージを伝達する処理と、TSのEMM共通メッセージ処理機能206への出力処理を実施する。
EMM共通メッセージ処理機能206はEMM個別メッセージ処理機能204から入力されたTSと、CAT処理機能202から入力されたEMMメッセージ特定のためのPIDにて伝送されるTSパケットを読み取り、EMM共通メッセージを特定し、自動表示メッセージ制御機能210及びメール制御機能212の両方に対して、受信したEMM共通メッセージを伝達する処理を実施する。
自動表示メッセージ制御機能210は、初期接続機能207及びEMM個別メッセージ処理機能204より、自動表示メッセージ用のEMM個別メッセージを受信し、その事業体識別ごとに1つのメッセージを記憶部211に保存する。既にEMM個別メッセージが保存され、記憶部211に存在する場合に新しい情報を取得した場合は、元の情報に上書き保存することで、表示すべき自動表示メッセージとしてEMM個別メッセージは事業体識別ごとにただひとつが管理される。 また、EMM共通メッセージ処理機能206より、EMM共通メッセージを受信し、記憶部211に保存されたEMM個別メッセージと組み合わせることで、自動表示メッセージを生成し、再生機能214にて再生される画面にスーパーインポーズ表示を行なう。なお、CAT処理機能202より、CAサービス記述子の情報を受信し、それを用いてサービス毎の自動表示メッセージ表示要否の制御を行う。
メール制御機能212は、EMM個別メッセージ処理機能204より、メール用のEMM個別メッセージを受信し、記憶部213に保存する。この際、複数のEMM個別メッセージを保存することが想定されるが、保存可能な上限数を超えた場合には、古いものから削除し、新しく受信したものを優先して保存を行う。 また、EMM共通メッセージ処理機能206より、EMM共通メッセージを受信し、記憶部213に保存されたメッセージと組み合わせることで、メールを生成し、視聴者の操作に応じて表示を行なう。
再生機能214は、受信機能201から入力されたTSを再生し、画面表示を行なう。
これにより、EMMメッセージ運用を行なうデジタル放送を再送信する際に、異なる限定受信方式を用いる場合にも、従来と同等の自動表示メッセージ及びメールの運用を行うことができる。
また、デジタル放送における自動表示メッセージ運用において、初期状態での同一自動表示メッセージ表示の柔軟な運用変更が可能となる。
次に、IP同時再送信、または事前蓄積型IP再送信において、EMMメッセージ運用を行なうデジタル放送を再送信する際に、異なる限定受信方式を用いる場合にも、従来と同等の自動表示メッセージ及びメールの運用を行うことができ、初期状態での同一自動表示メッセージ表示の柔軟な運用変更が可能となる本発明の実施例を示す。
(実施例1)
本発明をIP同時再送信で利用した場合、図7に示すように、放送局設備901、デジタル放送波902、IP化送出サーバ903、マルチキャストストリーム904、受信機905、デフォルトメッセージ情報サーバ906から構成される。
放送局設備901では放送番組を含んだデジタル放送波902を送る機能を有する。IP化送出サーバ903は、図1の送出側装置100を備え、デジタル放送波902を受け、デジタル放送波902を、マルチキャストストリーム904に変換して送出する機能を有する。受信機905は、図1の受信側装置200を備え、マルチキャストストリーム904を受信し、再生・表示できる機能に加え、図1のデフォルトメッセージ情報サーバ500と同様に構成されたデフォルトメッセージ情報サーバ906からデフォルトメッセージ情報を取得できる機能を有する。
以下、IP同時再送信での本実施例におけるシステムの動作について記述する。
(1)放送局設備901からは放送番組の情報をのせたデジタル放送波902を送る。
(2)IP化送出サーバ903は、放送波902を受信し、図1で説明した送信側装置100の処理を行い、マルチキャストストリーム904へ変換し送出する。すなわち、CATの編集を行い、さらに元の放送信号中のEMM個別メッセージを削除し、別途再送信後に用いる限定受信方式に対応したEMM個別メッセージを新たに追加して伝送を行う。
(3)受信機905では、初期設定時にデフォルトメッセージ情報サーバ906からデフォルトメッセージ情報を取得し、IP化送出サーバ903からマルチキャストストリーム904を受け、図1で説明した受信側装置200の処理を行い、自動表示メッセージ及びメールの表示を行なう。
(実施例2)
本発明を事前蓄積型IP再送信で利用した場合、図8に示すように、IP化送出サーバ1001、マルチキャストストリーム1002、受信機1003、デフォルトメッセージ情報サーバ1004から構成される。
IP化送出サーバ1001は、図1の送出側装置100を備え、事前に蓄積したTSをマルチキャストストリーム1002に変換して送出する機能を有する。受信機1003は、図1の受信側装置200を備え、マルチキャストストリーム1002を受信し、再生・表示できる機能に加え、図1のデフォルトメッセージ情報サーバ500と同様に構成されたデフォルトメッセージ情報サーバ1004からデフォルトメッセージ情報を取得できる機能を有する。
以下、事前蓄積型IP再送信での本実施例におけるシステム動作について記述する。
(1)IP化送出サーバ1001は事前に蓄積したTSを、図1で説明した送信側装置100の処理を行い、マルチキャストストリーム1002へ変換し送出する。すなわち、CATの編集を行い、さらに元の放送信号中のEMM個別メッセージを削除し、別途再送信後に用いる限定受信方式に対応したEMM個別メッセージを新たに追加して伝送を行う。
(2)受信機1003では、初期設定時にデフォルトメッセージ情報サーバ1004からデフォルトメッセージ情報を取得し、IP化送出サーバ1001からマルチキャストストリーム1002を受け、図1で説明した受信側装置200の処理を行い、自動表示メッセージ及びメールの表示を行なう。
また、本実施形態のデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信システムにおける各手段の一部もしくは全部の機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、本実施形態のデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信方法における手順をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその機能を実現するためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えばFD(Floppy(登録商標) Disk)や、MO(Magneto−Optical disk)、ROM(Read Only Memory)、メモリカード、CD(Compact Disk)−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)−ROM、CD−R、CD−RW、HDD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
100…送出側装置
101…番組コンテンツ
102…再生機能
103…アンテナ
104…チューナー
105…CAT編集機能
106,203,205,208…設定値
107…EMM個別メッセージ削除機能
108,111,209,211,213…記憶部
109…EMM個別メッセージ追加機能
110…個別情報TS
112…TS送出機能
200…受信側装置
201…受信機能
202…CAT処理機能
204…EMM個別メッセージ処理機能
206…EMM共通メッセージ処理機能
207…初期接続機能
210…自動表示メッセージ制御機能
212…メール制御機能
300…デジタル放送網/IPネットワーク
400…IPネットワーク
500,906,1004…デフォルトメッセージ情報サーバ
903,1001…IP化送出サーバ
904,1002…マルチキャストストリーム
905,1003…受信機

Claims (5)

  1. 送出側装置と受信側装置を備え、デジタル放送を第1のネットワークを介して伝送するデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信システムであって、
    前記送出側装置は、
    CAT(Conditional Access Table)中に配置される記述子のCA_system_IDについて、元の限定受信方式識別の値と再送信後に用いる限定受信方式識別の値とが設定された第1の設定手段を有し、デジタル放送波の受信又は番組コンテンツの再生により得られるTS(トランスポートストリーム)を入力とし、
    前記入力されたTSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子のCA_system_IDが、前記第1の設定手段に設定された元の限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子中のCA_PIDを通知信号として出力し、前記TSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子、CAサービス記述子のCA_system_IDが、前記第1の設定手段に設定された元の限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子、CAサービス記述子のCA_system_IDを、前記第1の設定手段に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値へ書き換えて、当該TSを出力するCAT編集手段と、
    EMM(Entitlement Management Message)個別メッセージを特定するための監視対象PIDが記憶される第1の記憶手段を有し、前記CAT編集手段からのTSおよび通知信号を入力とし、前記入力されたTSから、前記第1の記憶手段に記憶されている監視対象PIDにより特定されるEMM個別メッセージを削除し、当該TSを出力するEMM個別メッセージ削除手段と、
    再送信後に用いるEMM個別メッセージのTSパケットが生成・蓄積される個別情報TS生成・蓄積手段と、EMM個別メッセージを多重化する際のPIDが記憶される第2の記憶手段を有し、前記EMM個別メッセージ削除手段からのTSおよび前記CAT編集手段からの通知信号を入力とし、前記入力されたTSに対して、前記個別情報TS生成・蓄積手段に蓄積されたEMM個別メッセージのTSパケットを、前記第2の記憶手段に記憶されたPIDによって多重化し、該TSを出力するEMM個別メッセージ追加手段とを備え、
    前記EMM個別メッセージ追加手段から出力されるTSを前記第1のネットワークへ送出し、
    前記受信側装置は、
    CAT中に配置される記述子のCA_system_IDについて、再送信後に用いる限定受信方式識別の値が設定された第2の設定手段を有し、前記第1のネットワークを介して送出側装置から送出されたTSを受信したTSが入力され、
    前記入力されたTSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子のCA_system_IDが、前記第2の設定手段に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子中のCA_PIDを出力し、前記入力されたTSに含まれるCAT中のCAサービス記述子のCA_system_IDが、前記第2の設定手段に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値である場合に、当該CAサービス記述子中の情報(事業体識別、猶予期間、サービス識別)を出力するCAT処理手段を備え、
    前記CAT処理手段から出力されたTSおよび限定受信方式記述子中のCA_PID、CAサービス記述子中の情報に基づいて、EMMメッセージ処理および表示制御を行うことを特徴とするデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信システム。
  2. 前記送出側装置の外部に、デフォルトメッセージ情報を第2のネットワークを介して前記受信側装置に提供するデフォルトメッセージ情報サーバが設けられ、
    前記受信側装置は、前記デフォルトメッセージ情報サーバに接続するための接続情報およびEMM個別メッセージのデータ構造の各項目に相当する値が設定された第3の設定手段と、デフォルトメッセージ情報を記憶する第3の記憶手段を有し、外部からのデフォルトメッセージ情報取得指示を受けたときに、デフォルトメッセージ情報を取得し、該情報に基づいてEMM個別メッセージを生成する初期接続手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信システム。
  3. デジタル放送波の受信又は番組コンテンツの再生により得られるTS(トランスポートストリーム)を入力とするCAT編集手段、EMM個別メッセージ削除手段およびEMM個別メッセージ追加手段とを備えた送出側装置から、CAT処理手段を備えた受信側装置にデジタル放送を第1のネットワークを介して伝送するデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信方法であって、
    前記送出側装置のCAT編集手段は、CAT(Conditional Access Table)中に配置される記述子のCA_system_IDについて、元の限定受信方式識別の値と再送信後に用いる限定受信方式識別の値とが設定された第1の設定手段を有し、
    前記CAT編集手段が、前記入力されたTSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子のCA_system_IDが、前記第1の設定手段に設定された元の限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子中のCA_PIDを通知信号として出力し、前記TSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子、CAサービス記述子のCA_system_IDが、前記第1の設定手段に設定された元の限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子、CAサービス記述子のCA_system_IDを、前記第1の設定手段に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値へ書き換えて、当該TSを出力するステップと、
    前記EMM個別メッセージ削除手段は、EMM(Entitlement Management Message)個別メッセージを特定するための監視対象PIDが記憶される第1の記憶手段を有し、前記CAT編集手段からのTSおよび通知信号を入力とし、
    前記EMM個別メッセージ削除手段が、前記入力されたTSから、前記第1の記憶手段に記憶されている監視対象PIDにより特定されるEMM個別メッセージを削除し、当該TSを出力するステップと、
    前記EMM個別メッセージ追加手段は、再送信後に用いるEMM個別メッセージのTSパケットが生成・蓄積される個別情報TS生成・蓄積手段と、EMM個別メッセージを多重化する際のPIDが記憶される第2の記憶手段を有し、前記EMM個別メッセージ削除手段からのTSおよび前記CAT編集手段からの通知信号を入力とし、
    前記EMM個別メッセージ追加手段が、前記入力されたTSに対して、前記個別情報TS生成・蓄積手段に蓄積されたEMM個別メッセージのTSパケットを、前記第2の記憶手段に記憶されたPIDによって多重化し、該TSを出力するステップと、
    前記送出側装置が、前記EMM個別メッセージ追加手段から出力されるTSを前記第1のネットワークへ送出するステップと、
    前記受信側装置のCAT処理手段は、CAT中に配置される記述子のCA_system_IDについて、再送信後に用いる限定受信方式識別の値が設定された第2の設定手段を有し、前記第1のネットワークを介して送出側装置から送出されたTSを受信したTSが入力され、
    前記CAT処理手段が、前記入力されたTSに含まれるCAT中の限定受信方式記述子のCA_system_IDが、前記第2の設定手段に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値である場合に、当該限定受信方式記述子中のCA_PIDを出力する処理を行うステップと、
    前記入力されたTSに含まれるCAT中のCAサービス記述子のCA_system_IDが、前記第2の設定手段に設定された再送信後に用いる限定受信方式識別の値である場合に、当該CAサービス記述子中の情報を出力するステップと、
    前記処理後のTSを出力するステップと、
    前記受信側装置が、前記CAT処理手段から出力されたTSおよび限定受信方式記述子中のCA_PID、CAサービス記述子中の情報に基づいて、EMMメッセージ処理および表示制御を行うステップとを備えたことを特徴とするデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信方法。
  4. 前記送出側装置の外部に、デフォルトメッセージ情報を第2のネットワークを介して前記受信側装置に提供するデフォルトメッセージ情報サーバが設けられ、
    前記受信側装置は、前記デフォルトメッセージ情報サーバに接続するための接続情報およびEMM個別メッセージのデータ構造の各項目に相当する値が設定された第3の設定手段と、デフォルトメッセージ情報を記憶する第3の記憶手段を有した初期接続手段を備え、
    前記初期接続手段が、外部からのデフォルトメッセージ情報取得指示を受けたときに、前記第3の記憶手段にデフォルトメッセージ情報が保持されていない場合に、前記第3の設定手段に設定された接続情報を用いて前記デフォルトメッセージ情報サーバと接続し、デフォルトメッセージ情報を取得するステップと、
    前記取得されたデフォルトメッセージ情報を前記第3の記憶手段に保持するステップと、
    前記第3の設定手段に設定されているEMM個別メッセージのデータ構造の各項目に相当する値に、前記第3の記憶手段に保存されているデフォルトメッセージ情報中の各項目に相当する情報を上書きすることでEMM個別メッセージを生成するステップとを備えたことを特徴とする請求項3に記載のデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信方法。
  5. コンピュータを請求項1又は2に記載の各手段として機能させることを特徴とするデジタル放送再送信におけるEMMメッセージ配信プログラム。
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