JP2010245959A - 画像データ変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】RGB成分で表される入力画像データをYUV成分で表される出力画像データに変換する時同時に、回路規模を削減しつつ、しかも画質を劣化することなくUV成分の平均化を行うことができる画像データ変換装置を提供する。
【解決手段】画像データ変換装置は、画像データのRGB成分を互いに異なる条件で量子化して量子化RGB成分を生成する複数の量子化回路と、それぞれの量子化回路が生成した量子化RGB成分をYUV成分に変換する複数のYUV変換回路と、隣り合う画素のRGB成分とY成分の差分との演算により、隣り合う画素のRGB成分をUV成分が平均化された平均化RGB成分に変換する平均化回路とを有する。隣り合う画素の平均化RGB成分をそれぞれの量子化回路に入力して互いに異なる条件で量子化し、隣り合う画素のUV成分が平均化されたYUV成分で表される複数の変換済み画像データを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、RGB(赤、緑、青)成分で表される原画像データを、YUV(輝度、青の色差、赤の色差)成分で表される出力画像データに変換するのと同時に、隣り合う画素のUV成分を平均化する画像データ変換装置に関するものである。
例えば、RGB成分で表される(つまり、RGB形式の)入力画像データに対して、特許文献1に開示されているように、異なる条件で複数の量子化を行い、それぞれの量子化出力を圧縮し、所望の圧縮率を達成する量子化出力を選択する方法がある。
また、複数の量子化の例として、RGB形式の24ビットの画像データのR[7:0]に対して、R[7:1]、R[7:2]、R[7:3]、…のように、最下位ビット側から順次ビットを除くような量子化がある。
また、例えば、画像データの形式をRGB444からYUV422に変換するRGB444toYUV422変換のような色変換を使用して画像データの圧縮を行う時には、データ量を削減するために、UV成分の間引き(UV成分の平均化)が行われる。この時、画像データの隣り合う画素のうちの1つの画素のUV成分だけを出力する単純な間引きよりも、隣り合う画素のUV成分の平均値をとって出力する平均化の方が、高画質な画像が得られることが経験的に分かっている。
この場合、複数の量子化出力のそれぞれを圧縮してからUV成分の平均をとるのは無駄であるから、例えば、RGB444toYUV422変換後のYUVに対してUV成分の平均化(UV平均)を行い、画像データの形式をYUV422からRGB444に変換するYUV422toRGB444変換を行い、その後、複数の量子化を行うことが考えられる。
しかし、上記方式のUV平均化回路では、一旦、画像データをRGB形式からYUV形式に変換してUV変換した後、再度、画像データをYUV形式からRGB形式に変換する必要があるため、回路規模が増大するという問題点がある。また、YUV形式での画像データの量子化は、RGB形式での画像データの量子化に比べて画質の劣化が大きいという問題点がある。
ここで、本発明に関連性のある先行技術文献として、特許文献1の他に特許文献2,3がある。
特許文献2には、画像データに対して減色処理をした後、RGB形式の画像データをYUV4:2:2フォーマットでYUV形式に変換することが開示されている。また、この時同時に、YUV4:2:2フォーマットでサンプリングを行うこともできる。
また、特許文献3には、RGBデータを、フォーマット判断部での比較をもとに選択したフォーマットでYUV変換を行うことが開示されている。
国際公開第WO2003/084243号 特開2004−361497号公報 特開2007−108439号公報
本発明の目的は、RGB成分で表される入力画像データをYUV成分で表される出力画像データに変換する時同時に、回路規模を削減しつつ、しかも画質を劣化することなくUV成分の平均化を行うことができる画像データ変換装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、RGB成分で表される原画像データを、隣り合う画素のUV成分が平均化されたYUV成分で表される変換済み画像データに変換する画像データ変換装置であって、
画像データのRGB成分を互いに異なる条件で量子化して量子化RGB成分を生成する複数の量子化回路と、該複数の量子化回路のそれぞれに対応して設けられ、該それぞれの量子化回路が生成した量子化RGB成分をYUV成分に変換するYUV変換回路とを有する変換ブロックと、
前記原画像データの隣り合う画素のRGB成分から該隣り合う画素のY成分の差分を算出する差分回路を含み、前記隣り合う画素のRGB成分と前記Y成分の差分との演算により、前記隣り合う画素のRGB成分をUV成分が平均化された平均化RGB成分に変換する平均化回路とを有し、
前記隣り合う画素の平均化RGB成分を前記変換ブロックのそれぞれの量子化回路に入力することにより、互いに異なる条件で量子化されるとともに、前記隣り合う画素のUV成分が平均化されたYUV成分で表される複数の変換済み画像データを生成することを特徴とする画像データ変換装置を提供するものである。
ここで、前記平均化回路が、さらに、前記隣り合う画素のRGBそれぞれの成分の和を算出する加算回路を含み、前記RGBそれぞれの成分の和と前記Y成分の差分との演算により、前記平均化RGB成分への変換を行うことが好ましい。
また、前記平均化回路が、
前記RGBそれぞれの成分の和に前記Y成分の差分を加えることにより、前記隣り合う画素のうちの第1の画素の平均化RGB成分を生成する第1の平均化回路と、
前記RGBそれぞれの成分の和から前記Y成分の差分を減じることにより、前記隣り合う画素のうちの第2の画素の平均化RGB成分を生成する第2の平均化回路と、
を有することが好ましい。
また、前記複数の変換済み画像データから1つを選択して出力する選択部をさらに備えることが好ましい。
本発明によれば、画像データをRGB成分からYUV成分に変換してからUV成分の平均化を行うのではなく、画像データのRGB成分に対して直接UV成分の平均化を行うので、画質を向上させることができる。
また、本発明によれば、異なる条件で複数の量子化を行う場合でも、1つの平均化回路を設けるだけでよいため、複数の量子化のそれぞれに対応して平均化回路を設ける場合と比べて回路規模を大幅に削減することができる。また、平均化回路は、単純にRGBtoYUV変換→UV成分の平均化→YUVtoRGB変換を行うよりも演算量が少ないため、さらに、回路規模を削減することができる。
本発明の画像データ変換装置の構成を表す一実施形態の概念図である。 図1に示すUV平均化回路の構成を表す概念図である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の画像データ変換装置を詳細に説明する。
図1は、本発明の画像データ変換装置の構成を表す一実施形態の概念図である。同図に示す画像データ変換装置10は、RGB成分で表される原画像データ(入力RGB)に対して異なる条件で複数の量子化を行い、それぞれの量子化出力をYUV成分で表される変換済み画像データに変換し、所望の圧縮率を達成する出力画像データ(圧縮データ)を選択的に出力するものである。画像データ変換装置10は、UV平均化回路12と、変換ブロック14と、選択部16とによって構成されている。
UV平均化回路(平均化回路)12には、RGB成分で表される原画像データ(RGB形式の入力画像データ)が入力される。UV平均化回路12は、原画像データの隣り合う画素のRGB成分から、この隣り合う画素のY成分の差分を算出する差分回路を含み、隣り合う画素のRGB成分とY成分の差分との演算により、隣り合う画素のRGB成分を、UV成分が平均化された(UV成分の間引きが行われた)平均化RGB成分に変換する。
変換ブロック14は、量子化回路18a、18b、18cと、RGBtoYUV変換回路20a、20b、20cと、圧縮回路22a、22b、22cとによって構成されている。これらの構成要素18,20,22は、同じ個数が設けられる。
量子化回路18a、18b、18cは、UV平均化回路12が変換した平均化RGB成分に対して、互いに異なる条件(例えば、量子化ビット数が異なる)で量子化を行い、量子化RGB成分を生成する。
RGBtoYUV変換回路(YUV変換回路)20a、20b、20cは、複数の量子化回路18a、18b、18cのそれぞれに対応して設けられ、それぞれの量子化回路18a、18b、18cが生成した量子化RGB成分をYUV成分に変換し、これを変換済み画像データ(YUV成分に変換された画像データ)として出力する。RGBtoYUV変換回路20a、20b、20cは同一のYUV変換を行う。
圧縮回路22a、22b、22cは、それぞれのRGBtoYUV変換回路20a、20b、20cに対応して設けられ、それぞれのRGBtoYUV変換回路20a、20b、20cが変換したYUV成分を所定の圧縮形式で圧縮して圧縮YUV成分を生成する。圧縮回路22a、22b、22cは、同一の圧縮を行う。
選択部16は、圧縮回路22a、22b、22cが生成した圧縮YUV成分の中から、所望の圧縮率を達成する1つの画像データを選択し、これを出力画像データ(圧縮データ)として出力する。
次に、UV平均化回路12について説明する。
図2は、図1に示すUV平均化回路の構成を表す概念図である。同図に示すUV平均化回路12は、画像データ変換回路10が、RGB形式の入力画像データを、YUV422形式の出力画像データに変換する場合において、隣り合う画素のUV成分を平均化する場合の構成を表したものである。UV平均化回路12は、加算回路24と、Y成分算出回路25_1,25_2と、減算回路26と、演算回路28とによって構成されている。
加算回路24は、原画像データの隣り合う画素(奇数ピクセルとその次の偶数ピクセル)のRGBそれぞれの成分の和を算出する。図2に示すように、RGB形式の入力画像データの隣り合う2つの画素が、奇数ピクセル(第1の画素)のR1,G1,B1と、偶数ピクセル(第2の画素)のR2,G2,B2であるとする。この場合、加算回路24は、R1+R2、G1+G2、B1+B3を算出する。
Y成分算出回路25_1,25_2は、例えば次の式の計算により、隣り合う画素のそれぞれのY成分(奇数ピクセルのY1と、偶数ピクセルのY2)を算出する。
Y1=0.299R1+0.587G1+0.114B1
Y2=0.299R2+0.587G2+0.114B2
減算回路26は、隣り合う画素のY成分の差分Y1−Y2を算出する。
演算回路28は、加算回路24が算出したRGBそれぞれの成分の和と、減算回路26が算出したY成分の差分との演算により、隣り合う画素のRGB成分を、UV成分が平均化された平均化RGB成分に変換する。演算回路28は、第1の平均化回路30と、第2の平均化回路32とによって構成されている。
第1の平均化回路30は、加算回路24から入力されるRGBそれぞれの成分の和に、減算回路26から入力されるY成分の差分を加える加算回路34と、加算回路34の出力信号を1/2に除算することにより、隣り合う画素のうちの奇数ピクセルの平均化RGB成分を生成する除算回路36とによって構成されている。第1の平均化回路30からは、以下の算出式で示す奇数ピクセルの画像データが出力される。
R=(R1+R2+Y1−Y2)/2
G=(G1+G2+Y1−Y2)/2
B=(B1+B2+Y1−Y2)/2
第2の平均化回路32は、加算回路24が算出したRGBそれぞれの成分の和から、減算回路26が算出したY成分の差分を減じる減算回路38と、減算回路38の出力信号を1/2に除算することにより、隣り合う画素のうちの偶数ピクセルの平均化RGB成分を生成する除算回路40とによって構成されている。第2の平均化回路32からは、以下の算出式で示す偶数ピクセルの画像データが出力される。
R=(R1+R2−Y1+Y2)/2
G=(G1+G2−Y1+Y2)/2
B=(B1+B2−Y1+Y2)/2
YUV422形式の画像データにおいて、隣り合う画素の違いは輝度Yのみである。つまり、隣り合う画素のUV成分は同じである。これに基づき、本実施形態のUV平均化回路12は、隣り合う画素の加算をRGB成分について行い、それぞれのピクセルのRGB値から奇数ピクセルと偶数ピクセルの輝度Y1,Y2を求めて、その輝度の差分をそれぞれRGB成分の平均に加算および減算することによりUV成分の平均化を行う。
ここで、図2では、奇数ピクセルの輝度Y1と偶数ピクセルの輝度Y2との差分を求めるために、差分回路として、それぞれのピクセルのRGB値から輝度Y1,Y2を求め、その差分を計算した。これに対し、差分回路を、奇数ピクセルと偶数ピクセルのRGBそれぞれの値の差分を計算し、その差分から、輝度Y1,Y2の差分を求める構成とすることも可能である。
次に、画像データ変換回路10の動作を説明する。
RGB形式の画像データが入力されると、UV平均化回路12により、UV成分の平均化が行われ、平均化RGB成分が生成される。
続いて、変換ブロック14において、量子化回路18a、18b、18cにより、平均化RGB成分を各々異なる条件で量子化して量子化RGB成分が生成され、RGBtoYUV変換回路20a、20b、20cにより、対応する量子化RGB成分がYUV成分に変換され、圧縮回路22a、22b、22cにより、対応するYUV成分が圧縮されて圧縮YUV成分が生成される。
そして、選択部16により、圧縮回路22a、22b、22cから入力される圧縮YUV成分の中から所望の圧縮率を達成する1つの画像データが選択され、出力画像データ(圧縮データ)として出力される。
以下、RGBtoYUV変換→UV成分の量子化→YUVtoRGB変換を行うUV平均化回路を比較例とし、この比較例のUV平均化回路との対比を行うことにより、本実施形態のUV平均化回路12についてさらに説明する。
比較例のUV平均化回路において、RGBtoYUV変換による変換式の例として以下の計算式を挙げることができる。
Y=0.299R+0.587G+0.114B
U=0.500R−0.419G−0.081B
V=−0.169R−0.332G+0.500B
また、YUVtoRGB変換による変換式の例として以下の計算式を挙げることができる。
R=Y+1.402U
G=Y−0.714U−0.344V
B=Y+1.772V
比較例のUV平均化回路において、入力画像データの隣り合う2画素毎に平均をとることを考えて演算数を求めると以下の通りとなる。
RGBtoYUV変換:(乗算9回+加算6回)×2
UV成分の平均:加算2回
YUVtoRGB変換:(乗算4回+加算4回)×2
合計:乗算26回+加算22回
ここで、平均値の算出のための1/2の除算は、2進数の演算においては単純なシフト操作で行うことができるため、上記の演算数には含めていない。
一方、本実施形態のUV平均化回路12において、同様に入力画像データの隣り合う2画素毎に平均をとることを考えて演算数を求めると以下の通りとなる。
輝度成分の算出:(乗算3回+加算2回)×2
UV成分の平均:加算10回
合計:乗算6回+加算14回
ここで、比較例と同様に、1/2の除算は演算数に含めていない。加算回路34および減算回路38(いずれも、R,G,Bそれぞれの成分の値を算出するための回路を有する)での加算演算の回数は、合計で6回である。UV成分の平均において、R1+R2,G1+G2,B1+B2の加算演算の回数は、合計で3回である。すなわち、それぞれ1つの加算回路を利用してR1+R2,G1+G2,B1+B2の加算演算を行い、その結果を、加算回路34と減算回路38との両方の、対応する成分の値を算出するための回路に供給する。さらに、UV成分の平均において、Y1−Y2の加算演算の回数は1回である。すなわち、1つの減算回路を利用してY1−Y2の加算演算を行い、その結果を、加算回路34と減算回路38との両方に供給する。
つまり、本実施形態のUV平均化回路12は、比較例のUV平均化回路と比べると、加算数が22回から10回へと減少し、乗算数が26回から6回へと大幅に減少し、回路規模を大幅に削減できることが分かる。
次に、上記比較例のUV平均化回路と本実施形態のUV平均化回路12について、出力画像データの整合性を検証する。
奇数ピクセルのデータRGB0、偶数ピクセルのデータRGB1をそれぞれ以下のように行列で定義する。
Figure 2010245959
比較例のUV平均化回路において、RGBtoYUVの変換行列(3×3)をQ、YUVtoRGBの変換行列(3×3)をQIとし、YUV成分からUV成分を取り出すための変換行列P0、同Y成分を取り出す変換行列P1をそれぞれ以下のように定義する。
Figure 2010245959
上記から比較例のUV平均化回路において、入力画像データのRGB成分をYUV成分に変換し、UV成分の平均をとってからRGB成分に変換した後の奇数ピクセルの値は以下の計算式で表される。
QI*((P0*Q*RGB0+P0*Q*RGB1)/2+P1*Q*RGB0)
これを計算すると以下のようになる。
R=(0.3505r1+0.6495r0−0.2935g1+0.2935g0−0.057b1+0.057b0)
G=(−0.1495r1+0.1495r0+0.2065g1+0.7935g0−0.057b1+0.057b0)
B=(−0.1495r1+0.1495r0−0.2935g1+0.2935g0+0.443b1+0.557b0)
一方、本実施形態のUV平均化回路12の場合、前述のRGBtoYUVの変換行列Qの1行目をQ0として、輝度の差分Y1−Y2(=Y)を、Y=Q0*RGB0−Q0*RGB1とすると、同じく奇数ピクセルの値は以下の計算式で表される。
Figure 2010245959
これを計算すると以下のようになる。
R=(0.3505r1+0.6495r0−0.2935g1+0.2935g0−0.057b1+0.057b0)
G=(−0.1495r1+0.1495r0+0.2065g1+0.7935g0−0.057b1+0.057b0)
B=(−0.1495r1+0.1495r0−0.2935g1+0.2935g0+0.443b1+0.557b0)
上記説明の通り、比較例のUV平均化回路と本実施形態のUV平均化回路12において、その出力の奇数ピクセルの値が同一になることが確認できる。また、偶数ピクセルについては言うまでもなく同様に同一となる。
上記のように、画像データ変換回路10は、画像データをRGB成分からYUV成分に変換してからUV成分の平均化を行うのではなく、画像データのRGB成分に対して直接UV平均を行うことにより、画質を向上させることができる。ここで、YUV成分よりもRGB成分に対してUV平均を行う方が画質の低下を防止できることは実験的に分かっている。
また、上記実施形態のように、異なる条件で複数の量子化を行う場合でも、1つのUV平均化回路を設けるだけでよいため、複数の量子化のそれぞれに対応してUV平均化回路を設ける場合と比べて回路規模を大幅に削減することができる。また、UV平均化回路は、単純にRGBtoYUV変換→UV成分の平均化→YUVtoRGB変換を行うよりも演算量が少ないため、さらに、回路規模を削減することができる。
なお、YUV422を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、YUV422の他にも、YUV444、YUV420、YUV411、YUV9などの様々なYUV形式の画像データに変換する場合も同様に適用できる。
また、変換ブロックにおいて、実施形態のように、3組の量子化回路、YUV変換回路、圧縮回路を設けることに限定されず、2組以上の量子化回路、YUV変換回路、圧縮回路を設けることができる。また、圧縮回路と選択部は必須の構成要素ではなく、例えば、RGBtoYUV変換回路から出力される複数のYUV成分で表される変換済み画像データを他の装置に供給する構成とすることもできる。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 画像データ変換装置
12 UV平均化回路
14 変換ブロック
16 選択部
18a、18b、18c 量子化回路
20a、20b、20c RGBtoYUV変換回路
22a、22b、22c 圧縮回路
24、34 加算回路
25_1,25_2 Y成分算出回路
26、38 減算回路
28 演算回路
30 第1の平均化回路
32 第2の平均化回路
36、40 除算回路

Claims (4)

  1. RGB成分で表される原画像データを、隣り合う画素のUV成分が平均化されたYUV成分で表される変換済み画像データに変換する画像データ変換装置であって、
    画像データのRGB成分を互いに異なる条件で量子化して量子化RGB成分を生成する複数の量子化回路と、該複数の量子化回路のそれぞれに対応して設けられ、該それぞれの量子化回路が生成した量子化RGB成分をYUV成分に変換するYUV変換回路とを有する変換ブロックと、
    前記原画像データの隣り合う画素のRGB成分から該隣り合う画素のY成分の差分を算出する差分回路を含み、前記隣り合う画素のRGB成分と前記Y成分の差分との演算により、前記隣り合う画素のRGB成分をUV成分が平均化された平均化RGB成分に変換する平均化回路とを有し、
    前記隣り合う画素の平均化RGB成分を前記変換ブロックのそれぞれの量子化回路に入力することにより、互いに異なる条件で量子化されるとともに、前記隣り合う画素のUV成分が平均化されたYUV成分で表される複数の変換済み画像データを生成することを特徴とする画像データ変換装置。
  2. 前記平均化回路が、さらに、前記隣り合う画素のRGBそれぞれの成分の和を算出する加算回路を含み、前記RGBそれぞれの成分の和と前記Y成分の差分との演算により、前記平均化RGB成分への変換を行うことを特徴とする請求項1記載の画像データ変換装置。
  3. 前記平均化回路が、
    前記RGBそれぞれの成分の和に前記Y成分の差分を加えることにより、前記隣り合う画素のうちの第1の画素の平均化RGB成分を生成する第1の平均化回路と、
    前記RGBそれぞれの成分の和から前記Y成分の差分を減じることにより、前記隣り合う画素のうちの第2の画素の平均化RGB成分を生成する第2の平均化回路と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の画像データ変換装置。
  4. 前記複数の変換済み画像データから1つを選択して出力する選択部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像データ変換装置。
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