JP2010245762A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影中の動画からアップロードする動画を作成する際に、撮影可能残り時間または、撮影可能残りファイルサイズを算出することにより、ユーザが撮影時間を調整できるようにする。
【解決手段】撮影装置100に対し、圧縮率設定122と、ファイル制限設定123をシステムコントローラ101内部へ保存する。撮影中は、再圧縮を行った場合のファイルサイズ若しくは記録サイズを算出し、ファイル制限設定123と比較することで、撮影可能残りファイルサイズ若しくは撮影可能時間を算出し、表示部108へ表示する。
【選択図】図2
【解決手段】撮影装置100に対し、圧縮率設定122と、ファイル制限設定123をシステムコントローラ101内部へ保存する。撮影中は、再圧縮を行った場合のファイルサイズ若しくは記録サイズを算出し、ファイル制限設定123と比較することで、撮影可能残りファイルサイズ若しくは撮影可能時間を算出し、表示部108へ表示する。
【選択図】図2
Description
本発明は撮影装置及び撮像方法に関し、特に、撮影中の動画からアップロードする動画を作成するために用いて好適な技術に関する。
インターネットを通して動画を公開する、いわゆる「動画コンテンツ共有サービス」の利用者が急増している。動画コンテンツは、デジタルビデオカメラなどで撮影したデジタル動画コンテンツである。動画コンテンツ共有サービスの提供者は、著作権の保護や、サーバリソースなどの観点から、投稿者がアップロードを行える動画に対し、ファイルのサイズや記録時間等の制限を設けている場合がある。そのため、投稿者は、サーバの制限に合致したアップロード用動画を事前に準備する必要がある。
アップロード用動画の作成手法として、撮影時にサーバの制限に合致したフォーマットで撮影する方法や、パーソナルコンピュータなどを用いて、動画を編集する方法がある。デジタルビデオカメラユーザの多くは、観賞用の動画を撮影する場合において、より高画質、より長時間記録を希望するのに対し、撮影時にアップロード用動画の制限に合わせて撮影した場合、より低画質、より短時間の撮影となってしまう。
したがって、アップロード用動画のフォーマットに合わせて撮影した場合、ユーザは高画質の動画を残すことができないという問題が生じる。また、撮影後に動画を編集して、画質などが変更される場合、最終的にどの程度の画質になるのかということを、撮影時には確認することができないという問題が生じる。
例えば特許文献1では、画質変更のための再圧縮率を事前に設定して記録を行い、記憶装置の空き容量が少なくなると、設定に応じた圧縮率で再圧縮を行う方法が紹介されている。
しかしながら、特許文献1に記載の情報記憶装置では、実際に再圧縮を行った場合に作成される動画のファイルサイズを、記録中にユーザが確認する手段が無い。そのため、特許文献1の発明を撮影装置に適用した場合、アップロード用動画の制限に対する残りファイルサイズ、または残り撮影時間をユーザが知る手段が無く、ユーザはリアルタイムに撮影時間の調整を行うことができない問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、実際の撮像を実行する前に、再圧縮の設定及び記録サイズの設定を事前に行い、設定に従って、再圧縮を行なった場合の記録可能時間を表示できるようにすることを目的とする。
本発明は前述の問題点に鑑み、実際の撮像を実行する前に、再圧縮の設定及び記録サイズの設定を事前に行い、設定に従って、再圧縮を行なった場合の記録可能時間を表示できるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、動画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された動画像を第1の動画像ファイルとして記録する記録手段と、前記撮像手段により撮像する動画像の圧縮率を設定する圧縮率設定手段と、前記記録手段により記録される前記第1の動画像ファイルを、前記圧縮率設定手段により設定した圧縮率に従って圧縮した場合に、生成される第2の動画像のファイルサイズを算出する算出手段と、前記算出手段により算出されたファイルサイズに基づいて、予め定められたファイルサイズに対する残ファイルサイズに関する情報を表示する表示手段とを有し、前記撮像手段による撮像の際に、撮影可能残り時間または撮影可能残りファイルサイズを算出して前記表示手段に表示することを特徴とする。
本発明によれば、撮影中の動画からアップロードする動画を作成する場合、動画コンテンツ共有サービスの制限に対して、あとどれだけ撮影が可能かという情報を撮影中に知ることができる。したがって、撮影の時間調整を撮影時に行うことが可能となり、撮影後の編集作業を軽減することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、撮影中の圧縮パラメータ変更が可能となるため、よりフレキシブルな撮影が可能となる。
また、本発明のその他の特徴によれば、特に可変圧縮率記録の圧縮フォーマットにおいて、より正確な残ファイルサイズ若しくは撮影可能時間の算出が可能となる。
また、本発明の他の特徴によれば、撮影中の圧縮パラメータ変更が可能となるため、よりフレキシブルな撮影が可能となる。
また、本発明のその他の特徴によれば、特に可変圧縮率記録の圧縮フォーマットにおいて、より正確な残ファイルサイズ若しくは撮影可能時間の算出が可能となる。
図1に、本発明の実施の形態が適用可能なデジタルビデオカメラ100のシステムブロック図を示す。
デジタルビデオカメラ100内部は、映像ブロック、記録ブロック、再生表示ブロック、システムブロック、通信ブロックから構成され、動画像を撮像する。
デジタルビデオカメラ100内部は、映像ブロック、記録ブロック、再生表示ブロック、システムブロック、通信ブロックから構成され、動画像を撮像する。
映像ブロックは、撮像部102、映像処理部103、マイク115、圧縮画像処理部109から構成される。撮像部102は光学像を電気信号に変換し、所定の形式のアナログ映像信号を作成する。
その後、撮像部102はアナログ映像信号をデジタル映像信号にA/D変換し、A/D変換されたデジタル映像信号にガンマ補正及び色バランス補正などの所定の補正処理を行い、補正処理を施したデジタル映像信号を映像処理部103へ送る。マイク115から出力される音声信号はA/D変換によりデジタル音声信号に変換され、さらに各種雑音除去及びダイナミックレンジの制限等の補正処理を施した上で映像処理部103へ送られる。
映像処理部103は、撮像部102及びマイク115から送られたデジタル映像信号及びデジタル音声信号を合成し、さらに圧縮伸張処理を施し、MPEG−4などの所定の動画ファイル形式に変換する。その上で、変換された動画ファイルをシステムバス124経由で記録再生制御部に転送する。
また、映像処理部103は、撮像部102及びマイク115により転送されたデジタル映像信号及びデジタル音声信号を、圧縮画像処理部109へ転送する。圧縮画像処理部109は、圧縮率設定122を参照して映像処理部103から転送されたデジタル映像信号及びデジタル音声信号の再圧縮を行う。再圧縮は、デジタル音声信号に対して画面サイズ変換とビットレート変換とフレームレート変換とを行い、また、デジタル音声信号に対して音声ビットレート変換を行う。また、圧縮率設定122により設定された圧縮率に従って圧縮した場合に、生成される第2の動画像のファイルサイズを算出する。
記録ブロックは、記録再生制御部114、着脱可能記憶媒体105、着脱可能記憶媒体インタフェース104、着脱記憶媒体検出部106、内蔵記憶媒体107から構成され、各種データの記録を行う。着脱可能記憶媒体105はフラッシュメモリカード、カセットテープ、光磁気ディスクなどの形態で既に実施されており、本実施の形態は一例としてフラッシュメモリカードを着脱可能記憶媒体105とする。
着脱可能記憶媒体105と、記録制御部の間には、着脱可能記憶媒体インタフェース104があり、着脱可能記憶媒体105の物理的、電気的特性のインタフェース部となる。着脱記憶媒体検出部106にて、記憶媒体の装着を検出することができる。内蔵記憶媒体107は半導体メモリ、HDD(ハードディスクドライブ)などの形態で既に実施されており、本実施の形態は、一例としてHDDとする。
記録再生制御部114は、他のブロックからデータを取得し、着脱可能記憶媒体105または、内蔵記憶媒体107への記録を制御する。また、記録再生制御部114は、着脱可能記憶媒体105または内蔵記憶媒体107からデータの読み出しを行う。なお、動画ファイルの記録先記憶媒体は、動画記録前にユーザがユーザ操作部111を操作することによりシステムコントローラ101が記憶媒体の選択状態設定を保存する。そして、記録再生制御部114が記憶媒体の選択状態設定を参照して内蔵記憶媒体107及び着脱可能記憶媒体105のいずれかに決定する。本実施形態においては、記録再生制御部114は、撮像された動画像を第1の動画像ファイルとして記録する。
着脱可能記憶媒体105へ記録を行う際には、まず記録再生制御部114が着脱記憶媒体検出部106により着脱可能記憶媒体105の検出を行い、着脱可能記憶媒体105が検出された場合には、着脱可能記憶媒体105が記録可能であるかを状態判別する。着脱可能記憶媒体105が記録可能である場合には、記録再生制御部114から転送される動画ファイルデータを着脱可能記憶媒体インタフェース104により物理層レベルのインタフェースをとり、その上で動画ファイルデータを着脱可能記憶媒体105に記録する。記録再生制御部114は、システムバス124から転送された動画ファイルを内蔵記憶媒体107もしくは着脱可能記憶媒体105へ記録する。
再生表示ブロックは、音声出力部110、表示部108から構成されており、他のブロックから入力されるデータをアナログ信号としてユーザへ出力する。本実施の形態では、音声出力部110は、スピーカ及びヘッドフォン出力端子を選択して切替え可能の構成とする。また、本実施の形態では、表示部108は液晶パネルとする。
システムブロックは、ユーザ操作部111、システムコントローラ101と、システムバス124から構成されている。システムコントローラ101は、中央処理装置、メモリ手段等で構成されている。ユーザは、ユーザ操作部111を操作することで、各種の要求を入力可能であり、撮影モード選択用のモードダイヤルや、選択用の十字キー、記録開始、終了を制御する撮影ボタンなどで構成されている。システムコントローラ101は、ユーザの要求とデジタルビデオカメラ100内の各部の状態を元にして動作を決定し、各部を制御する。システムバス124は、システムコントローラ101がデジタルビデオカメラ100内の各部を制御するための制御信号や、データの受け渡しに使用する。
通信ブロックは、ネットワークコントローラ112と、ネットワークインタフェース113から構成され、(不図示の)外部装置と通信可能である。ネットワークのプロトコルとして、USB、Ethenet、IEEE1394などでの構成が可能であるが、本実施の形態でのネットワークプロトコルは、Ethenetとする。
本実施形態のデジタルビデオカメラ100は、動画ファイルデータ等を通信により、(不図示の)外部装置へ送信することが可能である。外部装置とは、インターネットに接続された動画コンテンツ共有サービスのサーバなどである。
ここで、外部装置での再生が可能な動画データファイルのフォーマットに制限があるとき、撮影済みの動画データファイルを再圧縮などによりこの制限に合致する形式へ変換してから、外部装置へ送信する必要が生じる。デジタルビデオカメラ100では、送信用動画データファイル(以下、アップロードファイル)を作成するための、圧縮率設定122と、ファイル制限設定123を記録前にユーザ操作部111にて行うことが可能である。
撮影時には、動画データを記憶媒体へ記録すると同時に、圧縮画像処理部109にて、圧縮率設定122に従って圧縮を行った映像を表示部108と比較器121へ出力する。比較器121は、ファイル制限設定123にて設定した制限と、前記圧縮を行った映像または、実際に記録されている動画データとの比較を行い、撮影可能残りファイルサイズ、または、撮影可能残り時間として計算する。
圧縮記録方式が、特に可変ビットレート(Variable Bit Rate:VBR)である場合、実際に記録される動画データとの比較を行うことで、再圧縮後のアップロードファイルの予想ファイルサイズが正確に見積もることが可能である。固定ビットレート(Constant Bit Rate:CBR)で圧縮した場合、撮影開始時に一度、撮影可能時間または撮影可能ファイルサイズ、すなわち、予め定められたファイルサイズを算出した後、所定の期間ごとに残量を減算する。これにより、CPUのリソースを抑えつつ、残ファイルサイズを算出することが可能である。
次に、本実施形態のデジタルビデオカメラ100を使用して、アップロードファイルを送信するまでの動作を、図面を用いて説明する。
第1に、ユーザがユーザ操作部111を操作することによりファイル制限設定123を設定する。ユーザがユーザ操作部111を操作し、アップデートファイル制限設定画面(図3)を表示する。302〜304は、アップロードファイルを送信する動画コンテンツ共有サービスのサーバを示すアイコン表示である。図3では、303のアイコンが選択されている。
第1に、ユーザがユーザ操作部111を操作することによりファイル制限設定123を設定する。ユーザがユーザ操作部111を操作し、アップデートファイル制限設定画面(図3)を表示する。302〜304は、アップロードファイルを送信する動画コンテンツ共有サービスのサーバを示すアイコン表示である。図3では、303のアイコンが選択されている。
アイコン選択は、ユーザ操作部111を操作することで行う。アップロードファイルの制限が動画コンテンツ共有サービスのサーバ毎に事前に設定されており、ユーザはアイコンを選択することで、自動的にファイル制限設定123の情報を変更することができる。図3の例では、ファイル制限設定123の情報は、306に表示されている内容であり、記録時間は10分、ファイルサイズは100メガバイトの制限となる。
また、動画コンテンツ共有サービスのサーバ情報として、サイトの名前やURL情報305の表示や、最後に選択したサイトに接続した日時情報307を表示する。本操作にて、ファイル制限設定123の情報は、301の様に、表示部108へ表示する。ユーザが設定したファイル制限設定は、システムコントローラ101内に、ファイル制限設定123として保存される。
第2に、ユーザがユーザ操作部111を操作することにより圧縮率設定122を設定する。ユーザがユーザ操作部111を操作し、撮影モード設定画面(図4)を表示する。401〜403は撮影モードをアイコン表示したものである。撮影モードは、ユーザ操作部111の構成品の一つであるモードダイヤルにより選択することが可能である。図4の例では撮影モードは、アイコン403の「夜景」撮影モードが選択されている状態を表示している。
圧縮率設定122は、撮影モードと連動してパラメータが変更される。圧縮率設定では、画像サイズ404、ビットレート405、フレームレート406、音声サンプリングレート407、圧縮フォーマット408のパラメータが設定される。また、ユーザ操作部111を操作することにより、各パレメータを個別に設定することも可能である。図4の例では、画像サイズ404を選択している状態であり、ユーザ操作部111のキー操作でパラメータの変更が可能である。
ここで、設定した圧縮率設定にてアップロードファイルを作成する場合、図3の説明で設定したファイル制限設定に対しての、撮影可能残り時間、撮影可能残りファイルサイズの算出を行う。また、何れの条件がネックとなるのかを、301のように、表示部へ表示する。以上の様に、ユーザは撮影モード設定画面の表示を参照して撮影後に圧縮する際の圧縮率を設定することが可能であり、本実施形態では、画面サイズと、ビットレートと、フレームレートと、音声ビットレートとを設定する。ユーザが設定した圧縮率の設定は、システムコントローラ101内に、圧縮率設定122として保存される。
第3に、撮影時の動作に関して説明する。
前述のファイル制限設定123及び圧縮率設定122を設定した際に、圧縮画像処理部109で設定された圧縮率設定122に従ってデジタル映像信号が再圧縮される。そして、再圧縮されたデジタル映像信号は撮影時間などの各種の画面表示データと合成されて表示部108に表示される。圧縮画像処理部109で圧縮されたデジタル音声信号は、音声出力部110に出力される。
前述のファイル制限設定123及び圧縮率設定122を設定した際に、圧縮画像処理部109で設定された圧縮率設定122に従ってデジタル映像信号が再圧縮される。そして、再圧縮されたデジタル映像信号は撮影時間などの各種の画面表示データと合成されて表示部108に表示される。圧縮画像処理部109で圧縮されたデジタル音声信号は、音声出力部110に出力される。
撮影の開始及び終了は、ユーザがユーザ操作部111に含まれる撮影ボタンを操作することにより制御する。
撮影ボタンを一度押下することにより、システムコントローラが撮影開始の処理を行う。撮影開始後は、撮像部102及びマイク115で撮影した映像及び音声の補正処理を行い、動画データファイルとして着脱可能記憶媒体105または内蔵記憶媒体107へ記録する。
撮影ボタンを一度押下することにより、システムコントローラが撮影開始の処理を行う。撮影開始後は、撮像部102及びマイク115で撮影した映像及び音声の補正処理を行い、動画データファイルとして着脱可能記憶媒体105または内蔵記憶媒体107へ記録する。
また、撮影中にユーザがユーザ操作部111を操作することにより圧縮率設定122を変更した際には、新規に設定された圧縮率設定122に沿って圧縮画像処理部109が圧縮方法を変更する。撮影中にユーザが圧縮率設定を変更した場合、撮影可能残り時間、撮影可能残りファイルサイズが再計算され、表示部108内の301の表示が更新される。図2は撮影中の表示部108の表示例である。202は、撮影可能残り時間または、撮影可能残りファイルサイズを示す。図の例では、10分撮影可能であり、残り1分15秒である状態の表示である。撮影中、撮影時間、または再圧縮後の予想ファイルサイズが撮影前に設定したファイル制限設定123の制限を越えていた場合でも、撮影を継続することは可能である。
撮影終了時に、圧縮率設定122の情報及び、ファイル制限設定123の情報を着脱可能記憶媒体105または、内蔵記憶媒体107内に動画ファイルと関連付けして保存する。関連付けの例として、図5を用いて説明する。
図5は、着脱可能記憶媒体105または、内蔵記憶媒体107内部のディレクトリまたはファイル構造を示す。501は着脱可能記憶媒体105または内蔵記憶媒体107のルートディレクトリを示す。511は、撮影時の動画データファイルを保存する上位ディレクトリであり、521〜524は、撮影時の動画データファイルを保存する下位ディレクトリである。下位ディレクトリ内部に、撮影時の動画データファイル(531〜533)を保存する。
下位ディレクトリ522〜524は展開していないが、521と同様のファイルが保存可能である。また、各動画データファイルに対応する圧縮率設定122の情報、ファイル制限設定123の情報も含め、511の上位ディレクトリとは異なる名称(512)にてディレクトリを作成する。以下、動画データファイルと同一ディレクトリ構造にて、異なる拡張子にてレシピファイルとして保存する。レシピファイルの保存タイミングは、動画データファイルの作成完了と同時に記録を行う。なお、レシピファイルを作成しないモードもユーザ操作により設定可能とする。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における撮像装置を構成する各手段、並びに撮像方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録(記憶)したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(記録媒体)は本発明に含まれる。
前述した本発明の実施形態における撮像装置を構成する各手段、並びに撮像方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録(記憶)したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(記録媒体)は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記憶媒体(記録媒体)としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体(記録媒体)にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
100 撮影装置(デジタルビデオカメラ)、101 システムコントローラ、102 撮像部、103 映像処理部、105 記憶媒体(フラッシュメモリカード)、107 HDD、108 表示部、109 圧縮画像処理部、111 ユーザ操作部、122 圧縮率設定、123 ファイル制限設定、124 システムバス
Claims (8)
- 動画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された動画像を第1の動画像ファイルとして記録する記録手段と、
前記撮像手段により撮像する動画像の圧縮率を設定する圧縮率設定手段と、
前記記録手段により記録される前記第1の動画像ファイルを、前記圧縮率設定手段により設定した圧縮率に従って圧縮した場合に、生成される第2の動画像のファイルサイズを算出する算出手段と、
前記算出手段により算出されたファイルサイズに基づいて、予め定められたファイルサイズに対する残ファイルサイズに関する情報を表示する表示手段とを有し、
前記撮像手段による撮像の際に、撮影可能残り時間または撮影可能残りファイルサイズを算出して前記表示手段に表示することを特徴とする撮像装置。 - 前記算出手段は、前記記録手段により記録された前記第1の動画像ファイルのファイルサイズと、前記圧縮率とをもとに前記第2の動画像のファイルサイズを算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記算出手段は、前記圧縮率の設定を変更したタイミングで、再計算を行なうことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 動画像を撮像する撮像工程と、
前記撮像工程において撮像された動画像を第1の動画像ファイルとして記録する記録工程と、
前記撮像工程において撮像する動画像の圧縮率を設定する圧縮率設定工程と、
前記記録工程において記録される前記第1の動画像ファイルを、前記圧縮率設定工程において設定した圧縮率に従って圧縮した場合に、生成される第2の動画像のファイルサイズを算出する算出工程と、
前記算出工程において算出されたファイルサイズに基づいて、予め定められたファイルサイズに対する残ファイルサイズに関する情報を表示装置に表示する表示工程とを有し、
前記撮像工程における撮像の際に、撮影可能残り時間または撮影可能残りファイルサイズを算出して前記表示装置に表示することを特徴とする撮像方法。 - 前記算出工程は、前記記録工程において記録された前記第1の動画像ファイルのファイルサイズと、前記圧縮率とをもとに前記第2の動画像のファイルサイズを算出することを特徴とする請求項4に記載の撮像方法。
- 前記算出工程は、前記圧縮率の設定を変更したタイミングで、再計算を行なうことを特徴とする請求項4に記載の撮像方法。
- 動画像を撮像する撮像工程と、
前記撮像工程において撮像された動画像を第1の動画像ファイルとして記録する記録工程と、
前記撮像工程において撮像する動画像の圧縮率を設定する圧縮率設定工程と、
前記記録工程において記録される前記第1の動画像ファイルを、前記圧縮率設定工程において設定した圧縮率に従って圧縮した場合に、生成される第2の動画像のファイルサイズを算出する算出工程と、
前記算出工程において算出されたファイルサイズに基づいて、予め定められたファイルサイズに対する残ファイルサイズに関する情報を表示装置に表示する表示工程とをコンピュータに実行させ、
前記撮像工程における撮像の際に、撮影可能残り時間または撮影可能残りファイルサイズを算出して前記表示装置に表示するようコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項7に記載のコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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