JP2010245276A - 可変容量素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型な可変容量素子を提供する。
【解決手段】可変容量素子は、基板10と、基板10上に設けられる信号線路1と、基板10上に設けられる固定電極7と、信号線路1を跨いで固定電極7の上方まで延び、前記固定電極7に対して可動である可動部と、固定電極7に誘電体層9を挟んで固定される固定部と、を含む可動電極3aとを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、通信機器等の電気回路に用いられる可変容量素子に関する。
可変容量素子は、例えば、可変周波数発振器、同調増幅器、位相シフタ、インピーダンス整合回路などを含む電気回路において用いられる重要な部品である。近年、可変容量素子が携帯機器へ搭載されることが増えてきている。従来、主に使用されているバラクダダイオードに比べて、MEMS技術を用いて作製された可変容量素子は、損失が小さくてQ値を高くできるという利点がある。そのため、その可変容量素子の開発が急がれている。
可変容量素子は、対向する2つの電極間の距離を変化させて容量を変化させる構成が一般的である(例えば、特許文献1参照)。図1Aおよび図1Bは、従来の可変容量素子の構成を示す図である。基板41に固定電極43が設けられ、固定電極43と対向する位置に可動電極45が支持されている。可動電極45は弾性を有するので固定電極43に対して可動である。固定電極43と可動電極45との間に電圧を加えることで発生する静電引力により、可動電極45と固定電極43との間の距離が変化する。これにより、静電容量が変化する。また、固定電極43と可動電極45との間には、電極間の接触による短絡を防止するために誘電体層49が設置されている。
デジタル型の可変容量素子では、固定電極43と可動電極45とが離れた状態(図1A)で形成される容量が最小となる。このときの固定電極43と可動電極45との電圧(すなわち駆動電圧)をVoffとする。また、固定電極43と可動電極45とが、誘電体層49を解して接触した状態(図1B)で容量が最大となる。このときの駆動電圧をVonとする。デジタル型の可変容量素子は、この2つの状態、すなわち駆動電圧がVonの状態とVoffの状態で使用される。
図1Cは、可変容量素子における駆動電圧(横軸)と静電容量(縦軸)の関係を示すグラフである。駆動電圧を大きくしていくとある電圧で急激に静電容量が増加し、その後一定(最大容量)となり、その後、駆動電圧を小さくしていくと、ある電圧で急激に静電容量が減少し一定(最小容量)となる。
特開2006−261480号公報
例えば、図2に示すような入力端子Inと出力端子Out間を結ぶ信号線路に並列に可変容量が接続されたインピーダンス整合回路を作製する場合、可変容量素子は、信号線路とグランドとを結ぶ線路上に形成される。すなわち、信号線路から線路を引き出し、引き出した線路上に可変容量素子が形成される。
このように、可変容量素子が挿入されることにより、信号線路とグランドとの距離が長くなる。これに伴い、デバイスのサイズが大きくなる。
ゆえに、本発明は、小型な可変容量素子を提供することを目的とする。
本願開示の可変容量素子は、基板に設けられた信号線路と、前記信号線路を跨ぐように設けられ、両端が前記基板に対して固定された可動電極と、前記可動電極の前記両端のうち少なくとも一端と前記基板との間に設けられる固定容量を有する。
本願明細書の開示によれば、寄生LCRが小さく、小型な可変容量素子を提供することが可能になる。
従来の可変容量素子の構成を示す図 従来の可変容量素子の構成を示す図 可変容量素子における駆動電圧と静電容量の関係を示すグラフ インピーダンス整合回路の一例を示す回路図 第1の実施形態に係る可変容量素子の上面図 図3におけるA−A線の断面図である。 図3に示す可変キャパシタの等価回路図 本実施形態にかかる可変容量素子の断面構成の変形例を示す図 本実施形態にかかる可変容量素子の他の変形例を示す断面図 比較のための可変容量素子の上面図 図7に示す可変容量素子の等価回路図 第2の実施形態にかかる可変容量素子の平面図である。 図9におけるA−A線の断面図 図9におけるA−A線の断面構成の変形例を示す図 第3の実施形態にかかる可変容量素子の平面図 図12におけるA−A線の断面図 図12に示す可変容量素子の等価回路図 可変容量素子を用いた通信モジュールの構成例を示す回路図 インピーダンスチューナーの回路構成例を示す図 インピーダンスチューナーの回路構成例を示す図 インピーダンスチューナーの回路構成例を示す図 インピーダンスチューナーの回路構成例を示す図 通信機器の構成例を示す図
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施形態)
[可変容量素子の構成]
図3は、第1の実施形態に係る可変容量素子の上面図、図4は、図3におけるA−A線面図、図5は、図3に示す可変キャパシタの等価回路図である。本実施形態は、3つの可変容量素子2a、2b、2cを信号線路1に対して並列に接続する場合の例である。
図3および図4に示す例では、基板10上の信号線路1を跨ぐ3つの可動電極3a、3b、3cが設けられている。可動電極3a、3b、3cの両端は、基板10上に設けられたグランド電極7(固定電極の一例)に対して固定されている。以下、可動電極3a、3b、3cの両端の固定された部分を固定部、両端の固定部の間の部分、すなわち空中に支持された部分を可動部と称する。可動電極3a、3b、3cの可動部と信号線路1とで可変容量Csが形成される。以下、この可変容量Csを信号線部可変容量と称する。
固定部は、導電体4および誘電体層9を介してグランド電極7に対して固定されている。具体的には、可動電極3a、3b、3cの両端はグランド電極7の上方に配置される。グランド電極7の、基板10に垂直な方向において可動電極3a、3b、3cと重なる部分には誘電体層9が設けられる。グランド電極7上面の誘電体層9における可動電極3a、3b、3cの両端側には、導電体4が設けられる。導電体4は、可動電極3a、3b、3cの両端(固定部)を支持する。このように、グランド電極7と可動電極3a、3b、3cとが基板10に垂直な方向に重なる領域のうち可動電極両端側の一部に導電体4を設け、可動電極の両端に接続することにより。可動電極3a、3b、3cの一部とグランド電極7との間に間隙が形成される。
上記構成において、可動電極3a、3b、3cの両端の固定部と、誘電体層9を挟んで対向するグランド電極7とで固定容量Cfが形成される。以下、この固定容量Cfを端部固定容量と称する。
上述のように、グランド電極7と可動電極3a、3b、3cの可動部との間には一部間隙(空隙)が存在する。すなわち、可動電極3a、3b、3cの可動部は、信号線路1を跨いでグランド電極7の上方まで延びて両端の固定部に繋がっている。そのため、可動電極3a、3b、3cの可動部とグランド電極7とで可変容量Ceが形成される。以下、この可変容量Ceを端部可変容量と称する。
図3および図4に示す可変容量素子2a、2b、2cは、言い換えれば、基板10上の信号線路1に対向して可動電極3a、3b、3cの可動部が配置され、さらに、可動電極3a、3b、3cの両端に端部固定容量Cfと端部可変容量Ceが配置された構成である。すなわち、信号線路1に対向する可動電極とその両端に設けられた端部可変容量および端部固定容量によって可変容量素子が形成されている。この可変容量素子が複数、信号線路1に対して並列に接続されている。信号線路1上の可動電極3a、3b、3cに対向する部分には、誘電体層5a、5b、5cが設けられる。このように、複数の可変容量素子を信号線路上を跨ぐように設けることにより、信号線路に対して効率よく配置され、かつ多様な仕様に応じた可変容量素子が実現される。
図3および図4に示す例では、可動電極3aの両端の端部固定容量は、互いに同じ形状の電極(可動電極3aの電極)を有しており、容量の値も同じである。また、可動電極3aの両端の端部可変容量も、上部電極(可動電極3aの両端部)の形状は同じなので容量は同じである。このように、可動電極の両端の端部固定容量を同形状かつ同容量とし、両端の端部可変容量も同形状かつ同容量とすることで、共振の発生を抑制できる。その結果、より広い周波数帯域での可変容量素子の使用が可能となる。なお、同形状または同容量のいずれかのみの構成であっても、共振の発生を抑制する効果は得られる。
また、本実施形態で、可動電極3a、3b、3cが固定されるグランド電極7は、信号線路1の両側に設けられ、可動電極3a、3b、3cは、信号線路1を含む基板に垂直な面について面対称の形状になっている。すなわち、可動電極は、信号線路に対して鏡像的に構成されている。このように、可動電極を信号線に対してミラー配置することにより、共振の発生を抑制することができる。
可動電極3a、3b、3cの両端の固定部と、グランド電極7との間に設けられる誘電体層9は、可動電極3a、3b、3cの可動部の下方まで延びている。これにより、グランド電極7と可動電極3a、3b、3cの可動部との接触が防止され、両者を電気的に分離することができる。すなわち、可動電極3a、3b、3cの可動部の下方まで延びた誘電体層9により、可動部とグランド電極7(固定電極)との接触が防がれる。その結果、可変容量素子2a、2b、2cの信頼性が増す。
また、図示しないが、誘電体層9は、グランド電極7と信号線路1との間に延びて形成されてよい。これにより、信号線路1と端部固定容量Cfの下部電極(グランド電極7)との間のリーク発生を抑えることができるので、可変容量素子の信頼性及び歩留りが向上する。
信号線路1を基準に可動電極3a、3b、3cに電圧を印加することで、信号線路1と可動電極3a、3b、3cとの間、および可動電極3a、3b、3cとグランド電極7との間の双方に静電引力が発生する。その結果、信号線路1と可動電極3a、3b、3cとの距離が変化する。この距離の変化に応じて容量も変化する。例えば、可動電極3a、3b、3cが誘電体層5a、5b、5cと接触する状態で容量が最大となり、可動電極3a、3b、3cと信号線路1との間の静電引力が最も弱い状態で容量が最小となる。この静電引力は、可動電極3a、3b、3cと信号線路1との間の駆動電圧により制御することができる。そのため、駆動電圧により、可変容量素子2a、2b、2cの容量を制御することができる。また、駆動電圧により、信号線路1と可動電極との間、およびグランド電極7と可動電極との間の双方で静電引力を発生させるので、より低電圧での効率のよい駆動が可能となる。
各可変容量素子2a、2b、2cの一端側は、バイアス線路6a、6b、6cが設けられる。バイアス線路6a、6b、6cにより、可動電極3a、3b、3cが基板10へ引き出される。バイアス線路6aとグランド電極7の間にも誘電体層9が設けられている。すなわち、誘電体層9は、端部固定容量Cfの下部電極(グランド電極7)の側面にも形成されている。これにより、グランド電極7と、可動電極3aに繋がるバイアス線路6aとは電気的に分離されている。可動電極3a、3b、3cのバイアス線路6a、6b、6cには、(図3、4には示していないが)RFブロック11と電源12が直列に接続される。この電源12は、上記駆動電圧を供給する。
図5の等価回路図に示すように、電源12は、信号線路1と可動電極3a、3b、3cで構成する信号線部可変容量Csと端部可変容量Ceとの間にRFブロック11を介して接続される。それぞれの容量は、DCブロックの役割を果たしている。
上記の可変容量素子は、MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を用いて作製することができる。また、可変容量素子は、可変キャパシタと呼ばれることもある。
[変形例1]
図6は、本実施形態にかかる可変容量素子の変形例を示す断面図である。図6に示す例では、グランド電極7上面の基板10からの高さが、信号線路1上面の基板10から高さより大きくなっている。そのため、可動電極3a、3b、3cとグランド電極7との電極間距離は、信号線部可変容量Csにおける信号線路1と可動電極3a、3b、3cとの電極間距離よりも短くなっている。すなわち、端部可変容量Ceの電極間距離は、信号線部可変容量Csの電極間距離より短い。これより、端部可変容量Ceの電極間に発生する静電引力が大きくなり、端部可変容量Ceにおいては、より低電圧での駆動が可能となる。
2枚の対向する電極間に発生する静電気力Fは、例えば、下記式(1)で表すことができる。
Figure 2010245276
上記式(1)において、Vは電圧、Sは電極の面積、εは電極間の誘電率、dは電極間の距離である。上記式(1)に示されるように、電極間の静電引力は、電極間の距離dに依存する。そのため、一例として、図6に示すように、端部可変容量Ceにおける可動電極3aとグランド電極7間の距離を、信号線部可変容量Csにおける電極間距離よりも、短くすることで、端部可変容量Ceでの駆動電圧に対する静電気力を比較的大きくすることができる。
このように、信号線路1の基板10からの高さとグランド電極7の基板10からの高さを調整することにより、端部可変容量Ceにかかる力と信号線部可変容量Csにかかる力とのバランスを調整することができる。
[変形例2]
図7は、本実施形態にかかる可変容量素子の他の変形例を示す断面図である。図7に示す例では、端部可変容量Ceにおける可動電極3a、3b、3cとグランド電極7との電極間距離は、信号線路1と可動電極3a、3b、3cとの電極間距離よりも短くなっている。すなわち、グランド電極7上面の基板10からの高さが、信号線路1上面の基板10から高さより小さくなっている。これより、信号線部可変容量Csの電極間に発生する静電引力が大きくなり、信号線部可変容量Csにおいては、より低電圧での駆動が可能となる。また、信号線路1と可動電極との距離が近くなることにより、より低い駆動電圧でも、可動電極3a、3b、3cを誘電体層5a、5b、5cと接触させることができるようになる。図7に示す構造は、例えば、信号線部可変容量Csの駆動効率を優先する場合に好適である。
[効果の説明、その他]
図8は、比較のための可変容量素子の上面図である。図9は、図8に示す可変容量素子の等価回路図である。図8に示す例では、信号線路31に固定容量34を介して接続される線路を跨ぐ位置に可動電極32a、32b、32cが設けられている。可動電極32a、32b、32cの両端はグランド電極37に接続される。これらの可動電極32a、32b、32cが跨ぐ線路の一端である固定電極36a、36b、36cには、RFブロック11を介して、電源12が接続される(図9参照)。このようにして、可動電極32a、32b、32cにより3つの可変容量素子が形成される。
図3に示した構成に比べると、図8に示す構成では、信号線路31から可変容量素子までの距離が長くなる。これに伴い寄生LCRが大きくなりインピーダンス整合回路の特性が劣化、また、デバイスのサイズが大きくなる。これに対して、図3に示す可動電極は、入力端子Inと出力端子Outを繋ぐ信号線路1を跨ぐように可動電極3a、3b、3cが設けられるので、信号線路1から可変容量素子までの距離が小さくなる。その結果、寄生LCRを小さくでき、さらに素子の小型化が可能となる。
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態にかかる可変容量素子の平面図である。図11Aは、図10におけるA−A線の断面図である。図11Bは、図10におけるA−A線の断面構成の変形例を示す図である。図10、図11Aおよび図11Bにおいては、図3および図4と同じ部材には同じ番号が付されている。
図10および、図11Aまたは図11Bに示す例では、信号線路1が設けられる基板10に、RFブロック11が搭載されている。RFブロック11は、可動電極3aを基板10上に引き出すバイアス線路6aに接続される。RFブロック11は、例えば、基板10上に設けられたSiCr膜14(抵抗膜の一例)により形成される。このSiCr膜14は、バイアス線路6aに接続されている。SiCr膜14は、保護膜13により覆われている。保護膜13は、例えば、SiO2、SiNxまたはアルミナ等の絶縁膜で形成することができる。
図11Aに示す例では、誘電体層9は、グランド電極7の上面および信号線路1と反対側の側面に形成され、基板10に接している。可動電極3aの端に接続されたバイアス線路6aは、グランド電極7側面に設けられた誘電体層9を伝って基板10に達している。基板に達したバイアス線路6aにRFブロック11を形成するSiCr膜14が接続される。SiCr膜14の誘電体層9の反対側には、配線6bが接続される。保護膜13は、SiCr膜14の上面全体を覆うように形成される。これにより、SiCr膜14は、基板10、バイアス線路6a、保護膜13および配線6bにより保護される。
図11Bに示す例では、誘電体層9は、グランド電極7の上面および信号線路1と反対側の側面に形成され、基板10に接している。この誘電体層9の基板10と接している部分にRFブロック11を形成するSiCr膜14が接続される。バイアス線路6aは、可動電極3aの端から、SiCr膜14の上面まで延びている。SiCr膜14の上面でバイアス線路6aに覆われていない部分には保護膜13が形成される。これにより、SiCr膜14は、基板10、誘電体層9、バイアス線路6a、保護膜13および配線6bにより保護される。
信号線路1と可動電極3aとの間の空間形成には、犠牲層エッチング技術が用いられることが多い。この犠牲層を除去するときに、SiCr膜はダメージを受けやすく、上面に保護膜13を形成することで安定した特性を得られる。
なお、RFブロック11を形成する膜は、SiCrに限られず、その他の抵抗膜を用いることができる。例えば、抵抗膜としては、ZnO、W、Si、Fe−Cr−Al合金、Ni−Cr合金、Ni−Cr−Fe合金等が使用される。このように、基板10上のバイアス線路6aの一部を抵抗膜とすることで、RFブロックを基板10上に搭載することができる。これにより、RFブロックのために、別途チップ部品を設ける必要がなくなる。また、基板10にRFブロックを搭載することで、電源までの線路の長さを短くすることができる。そのため、線路の長さによる特性の劣化が防がれる。
上記のように、実施形態において、可変容量素子は、可動電極3aを基板10へ引き出すバイアス線路6aを備え、バイアス線路6aには、抵抗膜が挿入され、抵抗膜は保護膜で覆われている態様である。この構成により、例えば、RFブロック等のように抵抗膜により形成される素子を基板に搭載することが可能になる。
(第3の実施形態)
図12は、第3の実施形態にかかる可変容量素子の平面図である。図13は、図12におけるA−A線の断面図である。図14は、図12に示す可変容量素子の等価回路図である。図12〜図14においては、図3〜図5と同じ部材には同じ番号が付されている。
図3では、複数の可変容量素子2a、2b、2cが信号線路1に対して並列に接続されている。これに対して、図12では、信号線路1に対して可変容量素子2a、2b、2cが直列に接続されている。このように、可変容量素子は、信号線路に対して直列に形成することもできる。
図12および図13に示す例では、入力端子In側の信号線路1aを跨ぐ可動電極3a、3b、3cの両端に設けられる端部固定容量Cfの固定電極が、出力端子Out側の信号線路1bに接続されている。これにより、3つの可変容量素子2a、2b、2cを、信号線路1に対して直列に接続することができる。すなわち、入力端子In側の信号線路1を跨ぐ3つの可動電極3a、3b、3cの両端は、基板10上に設けられた出力端子Out側の信号線路1b(固定電極の一例)に対して固定されている。
可動電極3a、3b、3cは、両端が信号線路1bの上方にくるように配置される。信号線路1bの上面全体には誘電体層9が設けられる。グランド電極7の上面の誘電体層9における可動電極3a、3b、3cの両端側には、導電体4が設けられる。導電体4は、可動電極3a、3b、3cの両端(固定部)を支持する。このように、グランド電極7の上方の可動電極両端側部分に導電体4を設け、可動電極の両端に接続して固定することにより。可動電極3a、3b、3cの一部とグランド電極7との間に間隙が形成される。
可動電極3a、3b、3cは、両端が信号線路1bの上方にくるように配置される。信号線路1bの、基板10に垂直な方向において可動電極3a、3b、3cと重なる部分には誘電体層9が設けられる。信号線路1b上面の誘電体層9における可動電極3a、3b、3cの両端側には、導電体4が設けられる。導電体4は、可動電極3a、3b、3cの両端(固定部)を支持する。これにより、可動電極3a、3b、3cの一部と信号線路1bとの間に間隙が形成される。
図12および図13に示す可変容量素子2a、2b、2cは、言い換えれば、入力端子In側の信号線路1aに対向して可動電極3a、3b、3cの可動部が配置され、さらに、可動電極3a、3b、3cの両端に端部固定容量Cfと端部可変容量Ce が配置された構成である。そして、端部固定容量Cfと端部可変容量Ceは、可動電極3a、3b、3cを上部電極とし、出力端子Out側の信号線路1bを下部電極としている。信号線路1上の可動電極3a、3b、3cに対向する部分には、誘電体層5a、5b、5cが設けられる。
図14の等価回路図に示すように、可変容量素子2a、2b、2cを駆動するための電源12は、信号線部可変容量Csと端部可変容量Ceとの間にRFブロック11を介して接続される。
このように、可動電極を入力側の信号線路を跨ぐように配置し、可動電極両端を出力側の信号線路に対して誘電体を介して固定することにより、信号線路に対して直列に、効率よく配置され、かつ多様な仕様に応じた可変容量素子が実現される。なお、可動電極が跨ぐ信号線路を出力側の信号線路とし、可動電極の両端を固定する固定電極を入力側の信号線路としてもよい。
(第4の実施形態)
本実施形態は、上記第1〜3いずれかの実施形態における可変容量素子を用いたモジュールの例である。図15は、可変容量素子を用いた通信モジュールの構成例を示す回路図である。図15に示す通信モジュール20は、通信機器のRFフロントエンド部のモジュールである。この通信モジュール20は、受信信号および送信信号の周波数帯域を調整することができる通信モジュールである。なお、図15中の矢印は信号の流れる向きを示している。
図15に示す通信モジュール20は、チューナブルアンテナ21、インピーダンスチューナー(整合器)22、スイッチ(またはDPX)23、チューナブルフィルタ24、チューナブルLNA25、チューナブルVCO26およびチューナブルPA27を備える。
チューナブルアンテナ21は、指向性の方向を自由に調整可能なアンテナである。チューナブルアンテナ21とスイッチ23の間に、インピーダンスチューナー22が接続される。インピーダンスチューナー22は、アンテナ周りの状態に応じてインピーダンスを調整して最適化する。スイッチ23は、チューナブルアンテナ21からの線路を、送信端子Tx側の線路と受信端子Rx側の線路に分岐する。
スイッチ23と受信端子Rx側との間の線路には、通過周波数帯域の調整が可能なチューナブルフィルタ24、チューナブルLNA25およびチューナブルVCO26が接続される。チューナブルLNA25は、効率、パワーおよび周波数の調整が可能なローノイズアンプである。チューナブルVCO26は、周波数調整が可能な発信機である。
スイッチ23と送信端子Txとの間には、チューナブルPA27が接続される。チューナブルPA27は、効率、パワーおよび周波数の調整が可能なパワーアンプである。
上記の構成要素のうち、チューナブルアンテナ21、インピーダンスチューナー22、チューナブルフィルタ24、チューナブルLNA25、チューナブルVCO26およびチューナブルPA27には、上記第1〜3いずれかの実施形態における可変容量素子が搭載されている。これにより、寄生LCRを小さくでき、さらに小型化された可変容量素子が用いられるので、より特性が向上し、かつ、より小型の通信モジュールが提供される。
図16A〜図16Dは、インピーダンスチューナー22の回路構成例を示す図である。図16Aに示すインピーダンスチューナーは、入力端子Inおよび出力端子Outを結ぶ信号線路に対して直列に接続されたインダクタと、並列に接続された2つの可変容量を含む。図16Bでは、信号線路に対して、1つのインダクタが直列に接続され、1つの可変容量が並列に接続されている。図16Cでは、信号線路に対して、1つの可変容量が直列に接続され、2つのインダクタが並列に接続されている。図16Dでは、信号線路に対して、1つの可変容量が直列に接続され、1つのインダクタが並列に接続されている。図16A〜図16Dにおける可変容量は、上記の第1〜3いずれかの実施形態における可変容量素子が用いられる。
例えば、図16Aまたは図16Bの回路図で示される1つの並列可変容量は、例えば、図3に示すような、信号線路を跨ぐ3つの可変容量素子で形成することができる。図16Cおよび図16Dに示される直列の可変容量素子は、例えば、図12に示すような3つの可変容量素子で形成することができる。尚、可変容量素子の個数は、3つに限定されるわけではない。
可変容量素子を用いたモジュールは、図15に示した通信モジュールに限られない。図15に示す通信モジュールに含まれる構成要素のうち少なくとも1つを含むモジュールや、さらに、構成要素が追加されたモジュールも本発明の実施形態に含まれる。
例えば、図15に示す通信モジュール20を含む通信機器も本発明の実施形態に含まれる。図17は、通信機器の構成例を示す図である。図17に示す通信機器50においては、モジュール基板51上に、図15に示したフロントエンド部の通信モジュール20、RFIC53およびベースバンドIC54が設けられている。
通信モジュール20の送信端子TxはRFIC53に接続され、受信端子RxもRFIC53に接続されている。RFIC53はベースバンドIC54に接続されている。RFIC53は、半導体チップおよびその他の部品により形成することができる。RFIC53には、受信端子から入力された受信信号を処理するための受信回路および、送信信号を処理するための送信回路を含む回路が集積されている。
また、ベースバンドIC54も半導体チップおよびその他の部品により実現することができる。ベースバンドIC54には、RFIC53に含まれる受信回路から受け取った受信信号を、音声信号やパッケットデータに変換するための回路と、音声信号やパッケットデータを送信信号に変換してRFIC53に含まれる送信回路に出力するため回路とが集積される。
図示しないが、ベースバンドIC54には、例えば、スピーカ、ディスプレイ等の出力機器が接続されており、ベースバンドIC54で受信信号から変換された音声信号やパケットデータを出力し、通信機器50のユーザに認識させることができる。また、マイク、ボタン等の通信機器50が備える入力機器もベースバンドIC54に接続されており、ユーザから入力された音声やデータをベースバンドIC54が送信信号に変換することができる構成になっている。なお、通信機器50の構成は、図17に示す例に限られない。
また、図15に示した、上記のチューナブルアンテナ21、インピーダンスチューナー22、チューナブルフィルタ24、チューナブルLNA25およびチューナブル発信機26のような単体の素子も本発明の実施形態に含まれる。さらに、第1〜3の可変容量素子は、上記の素子以外にも利用することができる。
以上の第1〜4の実施形態は、本発明の実施形態の例であり、本発明の実施の形態は上記例に限られない。例えば、上記実施形態では、可動電極の両端に固定容量が設けられる例を説明したが、可動電極の両端のうち、一方だけに固定容量を設けた構成であっても、小型化が可能になるという効果を得ることはできる。また、可変容量素子の数は必ずしも3つである必要はない。
[実施形態における効果、その他]
上記実施形態では、可動電極は、信号線路を跨いで固定電極の上方まで延びる可動部と、固定電極に誘電体層を挟んで固定される固定部とを含む。これにより、信号線路に対向する位置に可動電極を配置することが可能になる。そのため、信号線路と可変容量素子との距離が短くなり、デバイスの小型化が可能になる。また、固定電極の上方まで可動部が延びているので、可動電極と固定電極間にも静電気力が生じさせることが可能な構成となる。そのため、可変容量素子を効率よく駆動することができる。
また、上記実施形態のように、固定電極の少なくとも一部の上方で前記固定電極と前記可動部との間には間隙が存在する態様とすることができる。このように、固定電極の上方に、すくなくとも可動部が可動するための間隙を設けることができる。
上記の可変容量素子を備えたモジュールおよび、そのようなモジュールを備えた通信機器も、本発明の実施形態に含まれる。
1、1a、1b 信号線路
2a、2b、2c 可変容量素子
3a、3b、3c 可動電極
4 導電体
5a、5b、5c、9 誘電体層
6a バイアス線路
6b 配線
7 グランド電極(固定電極の一例)
10 基板
11 RFブロック
12 電源
13 保護膜
14 SiCr膜(抵抗膜の一例)
20 通信モジュール
50 通信機器
51 モジュール基板

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられる信号線路と、
    前記基板上に設けられる固定電極と、
    前記信号線路を跨いで前記固定電極の上方まで延び、前記固定電極に対して可動である可動部と、前記固定電極に誘電体層を挟んで固定される固定部と、を含む可動電極と、
    を備える、可変容量素子。
  2. 請求項1に記載の可変容量素子であって、
    前記固定電極の少なくとも一部の上方で前記固定電極と前記可動部との間には間隙が存在する、可変容量素子。
  3. 請求項1又は2に記載の可変容量素子であって、
    前記基板の表面から前記固定電極の上面までの距離は、前記基板の表面から前記信号線路の上面までの距離よりも小さい、可変容量素子。
  4. 請求項1又は2に記載の可変容量素子であって、
    前記基板の表面から前記信号線路の上面までの距離は、前記基板の表面から前記固定電極の上面までの距離よりも小さい、可変容量素子。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の可変容量素子であって、
    前記誘電体層は、前記可動部の下方まで延びている、可変容量素子。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の可変容量素子であって、
    前記固定電極は、前記信号線路の両側に設けられ、
    前記可動電極は、前記信号線路を含む基板に垂直な面について面対称である、可変容量素子。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の可変容量素子であって、
    前記固定電極はグランド線路である、可変容量素子。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の可変容量素子であって、
    前記可動電極を前記基板上に引き出す引き出し線路を備え、
    前記引き出し線路は、前記誘電体を介して前記固定電極と絶縁されていることを特徴とする可変容量素子。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の可変容量素子であって、
    前記可動電極を前記基板へ引き出すバイアス線路を備え、
    バイアス線路には、抵抗膜が挿入され、前記抵抗膜は保護膜で覆われている、可変容量素子。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の可変容量素子を備えた通信機器。
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