JP2010242595A - 可変バルブタイミング装置 - Google Patents

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隆英 齋藤
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Abstract

【課題】電動モータの回転を減速機構でカムシャフトに伝達する可変バルブタイミング装置において、径方向寸法を大きくすることなく、高い減速比を得る。
【解決手段】減速機構10が、第1、第2減速機構20、30とを備え、第1、第2減速機構20、30は偏心軸部22、32を有する第1、第2入力軸21、31と、歯23a、33aが周方向に等ピッチで形成された第1、第2内歯車23、33と、複数のローラ24、34と、ポケット25、35が設けられた保持器部26、36を有する第1、第2中間軸27、37とを備える。第1減速機構20の第1入力軸21が電動モータ3の出力軸4に連結され、その第1中間軸27が第2減速機構30の第2入力軸31と一体化され、第2減速機構30の第2中間軸37がカムシャフト1に連結される。電動モータ3の出力軸4の回転が、カムシャフト1に2段に連結した第1、第2減速機構20、30を介して減速される。
【選択図】図1

Description

この発明は、エンジンの吸気バルブや排気バルブの開閉タイミングを変更する可変バルブタイミング装置に関するものである。
自動車の運転状況に応じて、従来から、エンジンに燃料となる混合気を供給するための吸気バルブや燃焼ガスを排出するための排気バルブが、エンジンの動作ストロークに応じて開閉している。エンジンの燃費の向上や排気ガス抑制のために、これらのバルブの開閉タイミングを可変とし、エンジンの運転状況に合わせて変更する可変バルブタイミング装置が知られている。
この可変バルブタイミング装置としては、例えば、図7に示すように、エンジンのバルブを駆動するカムシャフト41と、エンジンから回転を伝達され、カムシャフト41を回転駆動するスプロケット42とを、相対回転可能に同軸上に配置して、カムシャフト41と同軸上に配置した電動モータ43の出力軸44の回転を減速機構45とリンク機構46を介してカムシャフト41に伝達し、カムシャフト41をスプロケット42に対して相対回転させて、両者の回転位相差を変化させ、バルブの開閉タイミングを変更するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
前記減速機構45は、図8に示すように、電動モータ43の出力軸44の偏心軸部44aに軸受で回転自在に支持された内歯車47の歯の一部が、スプロケット42と一体化したハウジング48に設けた外歯車49と噛み合うようにして、出力軸44をスプロケット42に対して相対回転させたときに、内歯車47が偏心軸部44aの回りに回転するようにしたものであり、この内歯車47の回転をガイドプレート50に伝達し、さらに、ガイドプレート50の回転を、アーム46a、46bで構成されるリンク機構46を介して、カムシャフト41と一体回転するカムプレート41aに伝達し、カムシャフト41をスプロケット42に対して相対回転させるようにしている。
特開2008−57349号公報 図3〜図8参照
このカムシャフト41のスプロケット42に対する相対回転により、クランクシャフトの回転位相に対するカムシャフト41の回転位相を変更して、エンジンの吸気バルブまたは排気バルブの開閉のタイミングを変更することができる。
また、減速機構45により減速した電動モータ43の出力軸44の回転をガイドプレート50に伝達し、ガイドプレート50の回転をリンク機構46を介してカムシャフト41に伝達することで、比較的高い減速比(100から150程度)を確保することができる。
しかし、特許文献1に記載された電動式の可変バルブタイミング装置は、電動モータの回転をカムシャフトに伝達する機構が、減速機構とリンク機構を組み合わせた複雑な構造となり、装置をコンパクトに設計できない問題がある。
この問題に対して、電動モータの出力軸の回転をカムシャフトに伝達する減速機構として、電動モータの出力軸に円形断面の偏心軸部を設け、スプロケットと一体化したハウジングの円筒部の内径面に内歯車を偏心軸部と対向させて設け、これらの対向する偏心軸部の外径面と内歯車とに転接する複数のローラを保持するポケットを設けた環状の保持器部を有する中間軸をカムシャフトと同軸上に配置した可変バルブタイミング装置が提案されている。
この提案された可変バルブタイミング装置は、電動モータの出力軸を回転させたときに、ポケットに保持されたローラが偏心軸部の外径面に沿って公転し、これらのローラの公転が中間軸を介してカムシャフトに伝達され、電動モータの回転を減速機構のみでカムシャフトに伝達することができ、コンパクトな設計が可能である。
この可変バルブタイミング装置において、前記減速機構はその減速比が内歯車の歯数に等しく、従来の可変バルブタイミング装置のように比較的高い減速比を得るために、内歯車の径を大きくして内歯車の歯数を増加させることが考えられる。しかし、内歯車を大径化すると、減速機構を収めるハウジングを大型化する必要があった。
また、一般に可変バルブタイミング装置が採用される動弁機構を収めたシリンダヘッドは、カムシャフトの軸方向には比較的許容スペースがあるが、径方向にはシリンダヘッドの大型化を招き、エンジンブロックの重量が増すおそれがあり、許容スペースが限られる。このため、前述のように、ハウジングの大型化の伴う内歯車の大径化によって、内歯車の歯数を増やすことには限界があり、高い減速比を得ることが難しい。
そこで、この発明の課題は、径方向寸法を大きくすることなく、高い減速比を得ることである。
前記課題を解決するために、この発明は、エンジンの吸気バルブおよび排気バルブの少なくとも一方を駆動するカムシャフトと、エンジンから回転を伝達され前記カムシャフトを回転駆動するスプロケットとが、相対回転可能に同軸上に配置され、前記カムシャフトと同軸上に配置した電動モータの出力軸の回転を減速機構を介して前記カムシャフトに伝達し、前記カムシャフトの前記スプロケットに対する回転位相差を変化させるようにした可変バルブタイミング装置において、前記減速機構は第1減速機構と第2減速機構とを備え、前記第1減速機構および第2減速機構は偏心軸部を有する入力軸と、歯が周方向に等ピッチで形成された内歯車と、前記内歯車と前記偏心軸部の外周部との間に介在された複数のローラと、これらのローラを保持するポケットが設けられた保持器部を有する中間軸とを備え、前記ポケットが前記歯に対して1つ異なる数に設けられ、前記歯の1ピッチ分の断面形状は、前記入力軸が回転するとき、前記偏心軸部の外周部に沿って公転する前記ローラの中心が描く軌跡と平行な曲線のうち前記ローラの外径側にある曲線と一致し、前記ローラの公転が前記カムシャフトと同軸上に配置された前記中間軸に伝達され、前記第1減速機構の入力軸が前記電動モータの出力軸に、その中間軸が第2減速機構の入力軸に連結され、前記第2減速機構の中間軸が前記カムシャフトに連結された構成を採用したのである。
この構成により、電動モータの出力軸が回転すると、第1減速機構において、入力軸が回転し、ポケットに保持されたローラが偏心軸部の外周部により内歯車の歯に押され、偏心軸部の外周部に沿って内歯車の歯数と等しい減速比で公転し、これらのローラの公転が中間軸に伝達される。さらに、第1減速機構の中間軸が回転すると、第2減速機構において、第1減速機構と同様に、ローラの公転が中間軸に伝達され、中間軸を介してカムシャフトに伝達される。このように、電動モータの出力軸の回転が、第1、第2減速機構を介して、それぞれの減速比の積となる高い減速比でカムシャフトに伝達される。
また、この構成の減速機構は、第1減速機構と第2減速機構とを備え、これらをカムシャフトと同軸上に2段に連結したものであるので、前述したように減速機構の内歯車を大径化する必要がなく、径方向寸法を大きくせずにより高い減速比が得られる。
また、第1減速機構および第2減速機構の組み立て性を向上させるために、前記第1減速機構の内歯車と前記第2減速機構の内歯車とが一体に形成され、その一体内歯車が前記スプロケットと一体化したハウジング内に嵌合固定された構成、あるいは、前記第1減速機構の中間軸と前記第2減速機構の入力軸とが一体に形成された構成を採用することができる。
また、前記第1減速機構および第2減速機構の内歯車は、複数の前記歯が全周にわたって突出するリブ上に形成された構成を採用すると、内歯車の内周部において突出したリブ上に歯を形成することが可能となり、内歯車の内周部をえぐるようにして歯を形成する場合と比較して、歯の加工が容易になる。
前記中間軸の保持器部が、円筒状の円環部と、この円環部の軸方向片側に間隔をおいて設けられた複数の柱状部からなる構成を採用すると、ポケット内にローラを軸方向から収納することが可能となるので、減速機構の組み立て性が向上する。
前記カムシャフトはエンジンオイルが通るオイル通路を備え、前記スプロケットに前記オイル通路を通るエンジンオイルを前記第1減速機構または第2減速機構の少なくとも一方に供給する油道が形成された構成を採用することができる。
一般に、エンジンは内部の各部材にオイルギャラリを介してエンジンオイルを循環させて、その各部材の潤滑性を確保している。このオイルギャラリは、カムシャフトの前記オイル通路に繋がっており、前記オイル通路とスプロケットの油道とを通るエンジンオイルによって、第1減速機構、第2減速機構の各部材にも潤滑性の確保がなされる。
さらに、第1減速機構の各部材の潤滑性を高めるために、前記第1減速機構の中間軸および前記第2減速機構の入力軸に前記オイル通路を通るエンジンオイルを前記第1減速機構に供給する孔を備えた構成とすることができる。
前記第1減速機構の内歯車と第2減速機構の内歯車とが一体に形成され、その一体内歯車が前記ハウジングの円筒部内に嵌合固定した構成を採用した場合、一体内歯車とハウジングの円筒部とを確実に一体化するために、前記一体内歯車に形成された突起が前記ハウジングに形成された係合孔に係合することで、その一体内歯車とハウジングとが一体化された構成を採用することができる。
前記ローラが転動する前記偏心軸部の外周部が、その偏心軸部の外周部に嵌合した転がり軸受の外輪外周部で形成された構成を採用することにより、ローラと偏心軸部の外周部(転がり軸受の外輪外周部)とのスリップの発生を抑えて、ローラを円滑に公転させるとともに、中間軸を円滑に回転させることができる。
また、前記内歯車の内周部に転がり軸受が嵌合され、前記中間軸が前記転がり軸受により回転可能に支持されると、中間軸を円滑に回転させることができ、電動モータの出力軸の回転が、カムシャフトに効率良く伝達可能となる。
この発明の可変バルブタイミング装置は、電動モータの出力軸の回転が第1減速機構および第2減速機構によってそれぞれ減速されてカムシャフトに伝達されるので、より高い減速比で減速される。
また、減速機構は、第1減速機構と第2減速機構とを軸方向に2段に連結したものであるので、径方向寸法を大きくすることなく、より高い減速比が得られる。
この発明に係る実施例を示す断面図 図1のX−X線に沿った断面図 実施例の第1減速機構の第1中間軸を示す斜視図 図1のY−Y線に沿った断面図 実施例の第2減速機構の第2中間軸を示す斜視図 同上の減速機構における伝達効率の測定装置を示す概略図 従来の可変バルブタイミング装置を示す断面図 図7のZ−Z線に沿った断面図
以下、この発明に係る可変バルブタイミング装置の実施例を図1から図5に基づいて説明する。
この実施例は、図1に示すように、エンジンの吸気バルブおよび排気バルブの少なくとも一方(図示省略)を駆動するカムシャフト1と、エンジンから回転を伝達されカムシャフト1を回転駆動するスプロケット2とが相対回転可能に同軸上に配置され、カムシャフト1と同軸上に配置された電動モータ3の出力軸4の回転が減速機構10を介してカムシャフト1に伝達され、カムシャフト1のスプロケット2に対する回転位相差を変化させて、吸気バルブ(排気バルブ)の開閉タイミングを変更するものである。
スプロケット2は、図示しないタイミングチェーンを介してエンジンのクランクシャフトの回転が伝達され、その一端面にハウジング5の円筒部がスプロケット2と同軸上に一体化されている。ハウジング5は一端側に底部を有し、他端が開放した円筒状に形成され、その円筒部内の一端寄りに電動モータ3の出力軸4が玉軸受6によってカムシャフト1と同軸上に回転可能に支持され、円筒部の他端がスプロケット2と一体化されている。
電動モータ3の出力軸4は、外周部に玉軸受6が嵌合固定され、ハウジング5の一端側の内部にカムシャフト1と同軸上に回転可能に支持され、この電動モータ3の出力軸4とカムシャフト1との間には減速機構10が連結されている。
この減速機構10は、第1減速機構20と第2減速機構30とを備え、第1減速機構20は、円形断面の偏心軸部22を有する第1入力軸21と、周方向に等ピッチで歯23aが形成された第1内歯車23と、その第1内歯車23と偏心軸部22の外周部との間に介在された複数のローラ24と、これらのローラ24を保持するポケット25が周方向に等ピッチに設けられた環状の保持器部26を有する第1中間軸27とを備えている。
第1減速機構20の第1入力軸21は電動モータ3の出力軸4と同軸上に一体化(連結)され、その外周部に前記偏心軸部22が一体に形成される。偏心軸部22の外周部には玉軸受11が嵌合され、その外輪外周部に対向するように第1内歯車23がハウジング5の円筒部内に嵌合固定される。
第1内歯車23は、その内周部の全周に形成されたリブ23b上に複数(図2の場合では13個)の歯23aが等ピッチで形成され、歯23aと前記玉軸受11の外輪外周面とが対向するように、かつカムシャフト1と同軸上に固定されている(図2参照)。
第1内歯車23の歯23aの1ピッチ分における径方向の断面形状は、電動モータ3の出力軸4が回転して、これと一体化された第1入力軸21が回転するとき、偏心軸部22の玉軸受11の外輪外周部に沿って公転するローラ24の中心が描く軌跡と平行な曲線のうちローラ24の外径側にある曲線と一致している。
また、第1内歯車23の軸方向一端部に軸方向の突起23cが形成され、これがハウジング5内に形成された軸方向の係合穴5aに係合し、第1内歯車23がハウジング5に対して一体回転可能に固定される。
第1内歯車23の軸方向一端側(歯23aが形成された側)の内周部と偏心軸部22の玉軸受11との間に、これらに接する状態で複数のローラ24が転動可能に介在している。これらのローラ24は第1中間軸27の保持器部26に対して周方向等ピッチで形成されたポケット25にそれぞれ保持されている。
第1中間軸27の保持器部26は、ポケット25内のローラ24が玉軸受11の外輪外周に沿って円滑に転動可能であれば、その形状は特に限定しないが、例えば、図3に示すように、円筒状の円環部26aと、この円環部の軸方向片側に間隔をおいて一体に設けられた複数の柱状部26bとからなるくし歯状とすることができる。くし歯状であれば、隣り合う柱状部26bの間に形成されるポケット25の加工が容易になり、ローラ24を容易に組み付けることができるからである。
保持器部26のポケット25は、第1内歯車23の歯23aに対して1つ異なる数に設けられ、第1内歯車23の歯23aの数よりも1つ少ない数だけ周方向に等分したときの分割点に対して1つおきに間引いた位置(図2の場合では6箇所)に設けられている。ここで、「ポケット25は第1内歯車23の歯23aに対して1つ異なる数に設けられ」るとは、ポケット25が前記分割点に対して全ての位置に設けられる場合のみならず、一部の間引いた位置に設けられる場合も含むことを意味する。また、ポケット25は、第1内歯車23の歯23aの数よりも1つ多い数に設けてもよい。
保持器部26を有する第1中間軸27は、その保持器部26を一端部に有する大径円筒部27aと、これに対して軸方向他方側に配置された小径円筒部27bとが円環部27cを介して一体に形成されたものであり、大径円筒部27aの外周部に嵌合された玉軸受12により、第1内歯車23の他端側に形成された円筒部23d内において回転可能に支持されている。
第1中間軸27に連結される第2減速機構30は、円形断面の偏心軸部32を有する第2入力軸31と、周方向に等ピッチで歯33aが形成された第2内歯車33と、その第2内歯車33と偏心軸部32の外周部との間に介在された複数のローラ34と、これらのローラ34を保持するポケット35が周方向に等ピッチに設けられた環状の保持器部36を有する第2中間軸37とを備えている。
第2減速機構30の第2入力軸31は、図1に示すように、第1中間軸27の小径円筒部27bであり、第1減速機構の第1中間軸27と一体化(連結)されている。第2入力軸31を第1中間軸27に対して別体に構成し、別体の第1中間軸27と一体回転可能に連結することも可能であるが、一体化することで、減速機構10の組み立て性を向上させることができる。
第2入力軸31としての第1中間軸27の小径円筒部27bは、その筒軸が電動モータ3の出力軸4と同軸上に形成され、その外周部に前記偏心軸部32が形成されている。偏心軸部32の外周部には玉軸受13が嵌合され、その外輪外周部に対向するように第2内歯車33がハウジング5の円筒部内に嵌合固定される。
第2内歯車33は、第1内歯車23と同様、その内周部の全周に形成されたリブ33b上に等ピッチで複数(図4の場合では13個)の歯33aが形成され、歯33aと前記玉軸受13の外輪外周面とが対向するように、かつカムシャフト1と同軸上に固定されている。また、第2内歯車33は、第1内歯車23と一体に形成することができる。この場合、一体化した内歯車は、第1内歯車23の突起23cがハウジング5の係合穴5aに係合しているので、ハウジング5と一体回転可能となる。
第2内歯車33の歯33aの1ピッチ分における径方向の断面形状は、第2入力軸31とされる第1中間軸27が回転するとき、偏心軸部32の玉軸受13の外周部に沿って公転するローラ34の中心が描く軌跡と平行な曲線のうちローラ34の外径側にある曲線と一致している。
また、第2内歯車33の軸方向一端側(歯23aが形成された側)の内周部と偏心軸部32の玉軸受13との間に、これらに接する状態で複数のローラ34が転動可能に介在している。これらのローラ34は第2中間軸37の保持器部36に周方向等ピッチで形成されたポケット35により保持されている。
第2中間軸37の保持器部36は、ポケット35内のローラ34が玉軸受13の外輪外周に沿って円滑に転動可能であれば、その形状は特に限定しないが、例えば、図5に示すように、円筒状の円環部36aと、この円環部の軸方向片側に間隔をおいて一体に設けられた複数の柱状部36bとからなるくし歯状とすることができる。くし歯状であれば、隣り合う柱状部36bの間に形成されるポケット35の加工が容易になり、ローラ34を容易に組み付けることができるからである。
保持器部36のポケット35は、第2内歯車33の歯33aに対して1つ異なる数に設けられ、第2内歯車33の歯33aの数よりも1つ少ない数だけ周方向に等分したときの分割点に対して1つおきに間引いた位置(図4の場合では6箇所)に設けられている。ここで、「ポケット35は第2内歯車33の歯33aに対して1つ異なる数に設けられる」とは、第1減速機構20の場合と同様、ポケット35が前記分割点に対して全ての位置に設けられる場合のみならず、一部の間引いた位置に設けられる場合も含むことを意味する。また、ポケット35は、第2内歯車33の歯33aの数よりも1つ多い数に設けてもよい。
保持器部36を有する第2中間軸37は円環状をなし、その内周部にスプラインが形成され、第2内歯車33の他端側に形成された円筒部33c内に嵌合する玉軸受14により相対回転可能に支持されている。第2中間軸37のスプラインに、カムシャフト1の一端部に形成されたスプラインが噛み合い、第2中間軸37およびカムシャフト1が一体回転可能に連結される。
このカムシャフト1は、軸心方向に貫通するエンジンオイルが通るオイル通路15を備え、スプロケット2にオイル通路15を通るエンジンオイルを第1減速機構20および第2減速機構30に供給する油道17が形成されている。
通常、エンジンはオイルギャラリを介して内部の各部材にエンジンオイルを循環させて、潤滑性を確保している。この実施例において、オイルギャラリは、カムシャフト1のオイル通路15に繋がっており、オイル通路15とスプロケット2の油道17とを通るエンジンオイルによって、第1減速機構20および第2減速機構30の各構成部材の潤滑性が確保されている。
オイル通路15は軸方向中央部分からスプロケット2の内周部の一端部寄りに向かって分岐する分岐路16を有する。分岐路16はカムシャフト1の外周部で開口しており、スプロケット2の油道17と繋がっている。この油道17はスプロケット2の一端面に形成された放射状に延びる溝である。
オイルギャラリから供給されるエンジンオイルは、オイル通路15を通って、第1中間軸27の小径円筒部27bの付近に導かれ、さらに、小径円筒部27bの軸心中央部に設けられた貫通孔38内を通り、第1減速機構20の各部材に供給される。一方、オイルギャラリからオイル通路15および分岐路16を通るエンジンオイルは、油道17に沿って流動し、第2減速機構30の各部材に供給される。
このようにエンジンオイルを第1減速機構20および第2減速機構30の各構成部材に効果的に供給し、潤滑性が確保される。
以上の構成からなる実施例の動作について説明する。
まず、エンジンを始動し、クランクシャフトからタイミングチェーンを介してスプロケット2に回転が伝達されると、スプロケット2の回転によりハウジング5が回転し、ハウジング5内の一体化した第1内歯車23および第2内歯車33(以下、一体内歯車ともいう)がハウジング5と一体に回転する。
この状態において、スプロケット2と電動モータ3の出力軸4とが同期回転するときは、第1減速機構20において、出力軸4と一体の第1入力軸21の偏心軸部22が、一体内歯車に対して同期回転する。
この同期回転によって、玉軸受11と第1内歯車23との間に介在した各ローラ24が、それぞれの歯23aとの係合関係を維持しながら、玉軸受11の外輪外周部に沿って公転し、その公転はスプロケット2の回転に同期する。このため、ローラ24の公転が伝達される第1中間軸27がスプロケット2に対して同期回転する。
第1中間軸27がスプロケット2に対して同期回転すると、第2減速機構30において、第1中間軸27の小径円筒部27bが第2入力軸31とされるので、第2入力軸31の偏心軸部32が一体内歯車に対して同期回転する。
偏心軸部32が同期回転すると、第1減速機構20の場合と同様、玉軸受13と第2内歯車33との間に介在した各ローラ34が、それぞれの歯33aとの係合状態を維持しながら、玉軸受13の外輪外周部に沿って公転し、その公転はスプロケット2の回転に同期する。これにより、ローラ34の公転が伝達される第2中間軸37を介してカムシャフト1がスプロケット2に対して同期回転し、カムシャフト1のスプロケット2に対する回転位相は維持される。
その後、エンジンがアイドル運転などの低回転域に移行すると、この実施例のカムシャフト1がエンジンの吸気バルブを駆動させる場合、公知の手段、例えば、電子制御などによって、電動モータ3の出力軸4をスプロケット2の回転速度よりも相対的に遅くまたは早く回転させて、スプロケット2の回転と電動モータ3の出力軸4とを相対回転させる。
この相対回転により、第1減速機構20において、図2の矢印で示すように、出力軸4と一体の第1入力軸21の偏心軸部22が、スプロケット2に対して一方向に回転すると、偏心軸部22の玉軸受11の外輪外周面と、歯23aが形成された第1内歯車23との環状空間の極小部Aが時計回りに0°の位置、極大部Bが180°の位置にある場合、偏心軸部22の回転に伴って、極小部Aと極大部Bは時計回りに移動し、環状空間の右半分は狭くなる傾向、環状空間の左半分は広くなる傾向となる。
このとき、環状空間の右半分に存在するローラ24は、偏心軸部22の回転に伴って、偏心軸部22の玉軸受11の外輪外周面に押され、第1内歯車23の歯23aを下る外径方向へ、環状空間の左半分に存在するローラ24は歯23aを上る内径方向へ移動し、同図中に矢印で示すように、偏心軸部22の玉軸受11の外周に沿って公転する。
公転するローラ24を保持する第1中間軸27の保持器部26は、偏心軸部22と同じ時計回りに回転する。なお、出力軸4が反時計回りに回転する場合、極小部Aと極大部Bは反時計回りに移動し、ローラ24を保持する第1中間軸27の保持器部26は、出力軸4と同じ反時計回りに回転する。
第1減速機構20では、第1中間軸27の保持器部26の分割点の数N1が第1内歯車23の歯23aの数よりも1つ少ないので、出力軸4(偏心軸部22)が第1内歯車23に対して1回転分相対回転すると、各ローラ24は歯23aの1ピッチ分だけ出力軸4の回転方向と同方向に公転し、出力軸4と第1中間軸27の減速比は、分割点の数N1と等しくなる。なお、分割点の数N1が歯23aの数よりも1つだけ多い場合は、各ローラ24は出力軸4の回転方向と反対方向に公転し、第1中間軸27が出力軸4に対して反対方向に回転する。
この減速された第1中間軸27の回転によって、第1中間軸27と一体である第2入力軸31がスプロケット2に対して相対回転する。このとき、第2減速機構30において、図4の矢印で示すように、第2入力軸31の偏心軸部32が、スプロケット2に対して一方向に回転すると、偏心軸部32の玉軸受13の外輪外周面と、歯33aが形成された第2内歯車33との環状空間の極小部Cが時計回りに0°の位置、極大部Dが180°の位置にある場合、偏心軸部32の回転に伴って、極小部Cと極大部Dは時計回りに移動し、環状空間の右半分は狭くなる傾向、環状空間の左半分は広くなる傾向となる。
このとき、環状空間の右半分に存在するローラ34は、第1減速機構20の作用と同様に、同図中に矢印で示すように、偏心軸部32の玉軸受13の外周に沿って公転する。公転するローラ34を保持する第2中間軸37の保持器部36は、偏心軸部32と同じ時計回りに回転する。なお、偏心軸部32が反時計回りに回転する場合、極小部Cと極大部Dは反時計回りに移動し、ローラ34を保持する第2中間軸37の保持器部36は、偏心軸部32と同じ反時計回りに回転する。
また、第2減速機構30では、その作用が前述の第1減速機構の作用と同様であるので、偏心軸部32が第2内歯車33に対して1回転分相対回転すると、各ローラ34は歯33aの1ピッチ分だけ偏心軸部32の回転方向と同方向に公転し、偏心軸部32と第2中間軸37の減速比は、分割点の数N2と等しくなる。なお、分割点の数N2が歯33aの数よりも1つだけ多い場合は、各ローラ34は偏心軸部32の回転方向と反対方向に公転し、第2中間軸37が偏心軸部32に対して反対方向に回転する。
この減速された第2中間軸37の回転によって、カムシャフト1がスプロケット2に対して相対回転し、カムシャフト1のスプロケット2に対する回転位相が低回転に適した回転位相に変更される。これによって、アイドル運転時のエンジンの回転の安定化と燃費の向上が図れる。
また、アイドル状態からエンジンの運転が通常運転に移行して、例えば、高回転時になると、スプロケット2と電動モータ3の出力軸4との回転速度差を大きくして、スプロケット2の回転と電動モータ3の出力軸4とを相対回転の速度差を大きくする。これにより、上記と同様の作用でカムシャフト1のスプロケット2に対する回転位相が、高回転に適した回転位相に変更され、エンジンの高出力化が図られる。
このように、減速機構10は、第1減速機構20、第2減速機構30を介して2段階に電動モータ3の出力軸4の回転を減速し、第2中間軸37からカムシャフト1に伝達する。このため、減速比は、これらの減速比の積(N1*N2)と等しいものとなり、従来の可変バルブタイミング装置と同等の高い減速比を得ることが可能となる。
一般に、減速機構における減速比が大きい場合、各部材間の摩擦等によってヒステリシス特性は大きくなり、減速比が小さい場合、ヒステリシス特性は小さくなる。このため、減速比が大きければ、カムシャフト1の回転を電動モータ3の出力軸4に伝達する伝達効率をゼロに近づけることができ、逆入力防止機能が発揮される。
すなわち、逆入力防止機能が発揮される減速機構の減速比の大きさは、カムシャフト1の回転を電動モータ3の出力軸4に伝達する伝達効率が実質的にゼロとなる減速比の大きさとすることができる。その伝達効率は、例えば、図6に示す測定装置40により、様々な仕様(減速比)の減速機構に対して算出可能である。
この測定装置40は、減速機構10の出力軸をトルクメータT1に連結し、入力軸にトルクメータT2を連結し、ブレーキに一定トルクを掛けた状態で、駆動モータを駆動させ、それぞれのトルクメータT1、T2により測定されたトルク値の比から伝達効率が算出される。
発明者らは、様々な仕様(減速比)の減速機構に対して伝達効率を算出した結果、減速機構10の減速比が60以上であれば、伝達効率が実質的にゼロとなることを確認した。この実施例での減速機構10は、減速比が60以上となる構成であるため、逆入力防止機能を発揮するものとなった。
また、減速機構10は、第1減速機構20と第2減速機構30とをカムシャフト1と同軸上に2段に連結したものであるので、減速機構の内歯車を大径化する必要がなく、径方向寸法を大きくせずにより高い減速比を得ることができる。
1 カムシャフト
2 スプロケット
3 電動モータ
4 出力軸
5 ハウジング
5a 係合穴
6 玉軸受
10 減速機構
11、12、13、14 玉軸受
15 オイル通路
16 分岐路
17 油道
20 第1減速機構
21 第1入力軸
22 偏心軸部
23 第1内歯車
23a 歯
23b リブ
23c 突起
23d 円筒部
24 ローラ
25 ポケット
26 保持器部
26a 円環部
26b 柱状部
27 第1中間軸
27a 大径円筒部
27b 小径円筒部
27c 円環部
30 第2減速機構
31 第2入力軸
32 偏心軸部
33 第2内歯車
33a 歯
33b リブ
33c 円筒部
34 ローラ
35 ポケット
36 保持器部
36a 円環部
36b 柱状部
37 第2中間軸
38 貫通孔
40 測定装置
41 カムシャフト
41a カムプレート
42 スプロケット
43 電動モータ
44 出力軸
44a 偏心軸部
45 減速機構
46 リンク機構
46a、46b アーム
47 内歯車
48 ハウジング
49 外歯車
50 ガイドプレート

Claims (10)

  1. エンジンの吸気バルブおよび排気バルブの少なくとも一方を駆動するカムシャフトと、エンジンから回転を伝達され前記カムシャフトを回転駆動するスプロケットとが、相対回転可能に同軸上に配置され、前記カムシャフトと同軸上に配置した電動モータの出力軸の回転を減速機構を介して前記カムシャフトに伝達し、前記カムシャフトの前記スプロケットに対する回転位相差を変化させるようにした可変バルブタイミング装置において、
    前記減速機構は第1減速機構と第2減速機構とを備え、前記第1減速機構および第2減速機構は偏心軸部を有する入力軸と、歯が周方向に等ピッチで形成された内歯車と、前記内歯車と前記偏心軸部の外周部との間に介在された複数のローラと、これらのローラを保持するポケットが設けられた保持器部を有する中間軸とを備え、前記ポケットが前記歯に対して1つ異なる数に設けられ、前記歯の1ピッチ分の断面形状は、前記入力軸が回転するとき、前記偏心軸部の外周部に沿って公転する前記ローラの中心が描く軌跡と平行な曲線のうち前記ローラの外径側にある曲線と一致し、前記ローラの公転が前記カムシャフトと同軸上に配置された前記中間軸に伝達され、前記第1減速機構の入力軸が前記電動モータの出力軸に、その中間軸が第2減速機構の入力軸に連結され、前記第2減速機構の中間軸が前記カムシャフトに連結されたことを特徴とする可変バルブタイミング装置。
  2. 前記第1減速機構の内歯車と前記第2減速機構の内歯車とが一体に形成され、その一体内歯車が前記スプロケットと一体化したハウジング内に嵌合固定されたことを特徴とする請求項1に記載の可変バルブタイミング装置。
  3. 前記第1減速機構の中間軸と前記第2減速機構の入力軸とが一体に形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の可変バルブタイミング装置。
  4. 前記第1減速機構および第2減速機構の内歯車は、複数の前記歯が全周にわたって突出するリブ上に形成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の可変バルブタイミング装置。
  5. 前記中間軸の保持器部が、円筒状の円環部と、この円環部の軸方向片側に間隔をおいて設けられた複数の柱状部からなることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の可変バルブタイミング装置。
  6. 前記カムシャフトはエンジンオイルが通るオイル通路を備え、前記スプロケットに前記オイル通路を通るエンジンオイルを前記第1減速機構または第2減速機構の少なくとも一方に供給する油道が形成されたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の可変バルブタイミング装置。
  7. 前記第1減速機構の中間軸および前記第2減速機構の入力軸に前記オイル通路を通るエンジンオイルを前記第1減速機構に供給する孔を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の可変バルブタイミング装置。
  8. 前記一体内歯車に形成された突起が前記ハウジングに形成された係合孔に係合することで、その一体内歯車とハウジングとが一体化されたことを特徴とする請求項2に記載の可変バルブタイミング装置。
  9. 前記ローラが転動する前記偏心軸部の外周部が、その偏心軸部の外周部に嵌合した転がり軸受の外輪外周部で形成されたことを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の可変バルブタイミング装置。
  10. 前記内歯車の内周部に転がり軸受が嵌合され、前記中間軸が前記転がり軸受により回転可能に支持されたことを特徴とする請求項1から9に記載の可変バルブタイミング装置。
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KR20150035710A (ko) * 2012-07-12 2015-04-07 히다치 오토모티브 시스템즈 가부시키가이샤 내연 기관의 가변 밸브 장치
WO2019054377A1 (ja) * 2017-09-15 2019-03-21 Ntn株式会社 減速装置

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