JP2010241168A - 車両用ウォッシャ装置 - Google Patents

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みさ子 桑
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Abstract

【課題】デザイン性(外観見栄え)が向上すると共に洗浄液を目標とするポイントに的確に着水させることができるに止まらず、車両搭載位置や適用の範囲が拡大する車両用ウォッシャ装置を得る。
【解決手段】車両用ウォッシャ装置10では、ノズル26がガイド板30のガイドレール32によって案内されて「格納位置」と「噴射位置」との間で進退移動可能であり、洗浄液の噴射時には、ノズル26が噴射位置へ進出移動されることで噴射口28がエンジンフードパネルの上端部に対応した高い位置となるため、噴射された洗浄液はワイパーアーム等と干渉することなくウインドシールドガラスの目標とするポイントに着水させることができ、しかも、ノズル26の進退移動のための広い配置スペースが不要になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のウインドシールドガラス等の洗浄を行うために洗浄液を噴射する車両用ウォッシャ装置に関する。
自動車等の車両に適用されウインドシールドガラス等の洗浄を行うためのウォッシャ装置では、洗浄液をウォッシャポンプによって送給(圧送)し、エンジンフードパネル上に設けられたウォッシャノズルによって噴射してウインドシールドガラス上に着水させる構成が一般的であるが、近年では、車両のデザイン性(見栄え)向上のために、図10に示す如く、ウォッシャノズル70をエンジンフードパネル72の下方側(裏面側)に配置したものが知られている。
この種のウォッシャノズル70では、外観上は直接にはウォッシャノズル72が見えないために見栄えが向上するが、当該ウォッシャノズル72が比較的低位の位置に配置される構成であるため、噴射された洗浄液が例えばワイパ装置のワイパーアーム74等と干渉し易くなり、洗浄液をウインドシールドガラス76上の目標とするポイントに的確に着水させることが困難であった。
そこで、ウォッシャノズルをエンジンフードパネルの裏面側に配置しつつ、前述の問題を解決できるように構成したウォッシャ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記公報に示されたウォッシャ装置では、ウォッシャノズルをエンジンフードパネルの裏面側に配置することで見栄えが向上すると共に、ウォッシャノズルからの洗浄液噴射性能を確保できるように構成されている。
しかしながら、前記公報に示された従来のウォッシャ装置では、見栄え向上のためにエンジンフードパネルの裏面側に配置されたウォッシャノズルが、洗浄液噴射時には所謂「振り子」のように揺動して上方へ変移する構成であるため、このウォッシャノズルの揺動のための大きな(広い)スペースが不可欠であり、車両搭載位置や適用の範囲が制限される問題があった。
特に、近年の車両においては、デザイン性向上のためにエンジンフードパネルとウインドシールドガラスとの間隔が狭く設定されたものがあり、しかもウインドシールドガラス自体の傾斜角度が小さく設定されているものがある。このような車両において前記公報に示された従来のウォッシャ装置を適用しようとする場合には、洗浄液噴射時のウォッシャノズルの高さを十分に高くしないと洗浄液を目標とするポイントに着水させることが困難であり、一方、揺動変移した際のウォッシャノズルの高さを十分に確保しようとすると、大きな揺動半径でウォッシャノズルを変移させる必要があるが、このように設定すればエンジンフードパネルとウインドシールドガラスの狭い隙間に適用できなくなり、互いに背反であった。
すなわち、前記公報に示された従来のウォッシャ装置では、洗浄液噴射時のウォッシャノズルの高さを十分に高くしようとすると、ウォッシャ装置の広い揺動スペース(配置スペース)が不可欠であり、車両搭載位置や適用の範囲が制限されてしまう、という背反する問題を十分に解決することはできないものであった。
特開平4−310455号公報
本発明は上記事実を考慮し、デザイン性(外観見栄え)が向上すると共に洗浄液を目標とするポイントに的確に着水させることができるに止まらず、車両搭載位置や適用の範囲が拡大する車両用ウォッシャ装置を得ることが目的である。
請求項1に係る発明の車両用ウォッシャ装置は、送給された洗浄液を噴射する噴射口を有すると共に、前記噴射口がエンジンフードパネルの裏面側に退避した格納位置と前記噴射口が前記エンジンフードパネルの上端部対応位置まで進出した噴射位置との間で進退移動可能に設けられた噴射部と、前記洗浄液の前記送給が停止された状態では前記噴射部を前記格納位置に保持し、前記洗浄液が送給された際に前記洗浄液の送給圧力によって前記噴射部を前記噴射位置へ進出移動させる駆動部と、前記噴射部の前記格納位置と前記噴射位置との間の進退移動を所定の移動軌跡で案内するガイド部と、を備えたことを特徴としている。
請求項1記載の車両用ウォッシャ装置では、噴射部と駆動部とガイド部とを備えており、エンジンフードパネルの裏面側に配置される。
ウォッシャ装置の非使用時(洗浄液の非送給時)には、噴射部は噴射口がエンジンフードパネルの裏面側に退避した格納位置となっており、この退避状態が駆動部によって保持されている。
ウォッシャ装置の使用時(洗浄液の送給時)には、洗浄液の送給圧力によって駆動部が作動し、噴射部が噴射位置へ進出移動される。すなわち、噴射部がガイド部によって案内され所定の移動軌跡を描きながら移動し、噴射口がエンジンフードパネルの上端部に対応する位置まで進出し、この状態で洗浄液が噴射される。
洗浄液の噴射を停止すると、再び駆動部の作動により噴射部が格納位置へ退避移動される。すなわち、噴射部がガイド部によって案内され所定の移動軌跡を描きながら移動し、噴射口がエンジンフードパネルの裏面側に退避した格納状態となる。
ここで、請求項1記載の車両用ウォッシャ装置では、各部がエンジンフードパネルの下方側に配置されるため、デザイン性(見栄え)が向上する。さらに、洗浄液の噴射時には、噴射部が噴射位置へ進出移動されることで噴射口がエンジンフードパネルの上端部に対応した高位置となるため、噴射された洗浄液はワイパ装置のワイパーアーム等と干渉することなく目標とするポイントに着水させることができる。したがって、ウインドシールドガラス自体の傾斜角度が小さく設定されている場合であっても、洗浄液着水性能を確保することができる。
またさらに、噴射部は、ガイド部によって案内され所定の移動軌跡で格納位置と噴射位置との間で進退移動するため、ガイド部による移動軌跡を好適に設定することで、噴射部(噴射口)の進退移動のための大きな(広い)スペースが不要になる。例えば、ガイド部による噴射部の移動軌跡を直線状(大きな曲率半径の円弧状)に設定すれば、エンジンフードパネルとウインドシールドガラスとの間隔が狭くされた車両の場合であっても噴射部(噴射口)を支障なく進退移動させることができ、適用することが可能になる。
このように、請求項1記載の車両用ウォッシャ装置では、デザイン性(外観見栄え)が向上すると共に洗浄液を目標とするポイントに的確に着水させることができ、しかも、車両搭載位置や適用の範囲が拡大する。
請求項1に係る発明の車両用ウォッシャ装置は、デザイン性(外観見栄え)が向上すると共に洗浄液を目標とするポイントに的確に着水させることができるに止まらず、車両搭載位置や適用の範囲が拡大するという優れた効果を有している。
本発明の実施形態に係る車両用ウォッシャ装置の全体構成を示し、ノズルが格納位置へ退避移動した状態における斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ウォッシャ装置の全体構成を示し、ノズルが噴射位置へ進出移動した状態における斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ウォッシャ装置の全体構成を示し、ノズルが格納位置へ退避移動した状態における縦断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ウォッシャ装置の全体構成を示し、ノズルが噴射位置へ進出移動した状態における縦断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ウォッシャ装置の全体構成を示し、ノズルが格納位置へ退避移動した状態における横断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ウォッシャ装置が適用された車両を示す概略的な斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ウォッシャ装置の配置状態及び洗浄液の噴射状態を示す概略的な側面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ウォッシャ装置と従来のウォッシャ装置の必要配置スペースを対比して示す概略的な側面図である。 本発明の他の実施形態に係る車両用ウォッシャ装置を示す概略的な側面図である。 従来の車両用ウォッシャ装置の配置状態及び洗浄液の噴射状態を示す概略的な側面図である。
以下、図1乃至図9を用いて、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、矢印FR方向が車両前方側であり、矢印RE方向が車両後方側である。
図6には、本発明の実施形態に係る車両用ウォッシャ装置10が適用された車両40が概略的な斜視図にて示されている。
このウォッシャ装置10は、車両40のエンジンフードパネル42の先端裏面側に左右一対が配置されており、それぞれ配管ホース44の一端が接続されている。配管ホース44の他端は、ウォッシャポンプ(図示省略)を介してウォッシャタンク46に接続されており、これにより、ウォッシャタンク46内の洗浄液が配管ホース44を介して各ウォッシャ装置10に圧送される構成である。
ここで、図1及び図2には、ウォッシャ装置10の全体構成が斜視図にて示されている。また、図3及び図4には、ウォッシャ装置10の全体構成が縦断面図にて示されており、図5にはウォッシャ装置10の全体構成が横断面図にて示されている。
このウォッシャ装置10は、駆動部を構成する本体ケース12を備えている。本体ケース12は、断面四角形のボックス状に形成されており、一端部には接続ニップル14が設けられている。この接続ニップル14に配管ホース44が接続されており、ウォッシャタンク46からの洗浄液が本体ケース12内に圧送される構成である。
また、本体ケース12の内部には、同様に駆動部を構成するピストン16が配置されている。ピストン16は、中心部分が開口する鍔部18及び筒部20によって構成されており、このピストン16の鍔部18が、本体ケース12と所謂「シリンダ&ピストン」の関係を構成している。また、筒部20の周囲には、同様に駆動部を構成するリターンスプリング22が巻装されており、常にピストン16を付勢している。これにより、本体ケース12内に洗浄液が圧送されると、この洗浄液の送給圧力(ピストン16の鍔部18が受ける内圧)によって、ピストン16がリターンスプリング22の付勢力に抗して本体ケース12内を先端側(接続ニップル14と反対側)へ移動し、これに対して、洗浄液の圧送が停止されると、リターンスプリング22の付勢力によってピストン16が再び元の位置(接続ニップル14の側)に復帰移動される構成となっている。
さらに、本体ケース12内に配置されたピストン16の筒部20の先端部分は、本体ケース12の先端部から外方へ突出して設けられており、フレキシブルチューブ24が接続されている。またさらに、フレキシブルチューブ24の先端には、噴射部を構成するノズル26が接続されている。
ノズル26は、全体として緩やかな(曲率半径の大きな)円弧状に形成されており、先端部分には噴射口28が設けられている。このため、本体ケース12内に洗浄液が圧送されてピストン16が本体ケース12内を先端側へ移動する際には、これと一体的に、フレキシブルチューブ24及びノズル26が前方(接続ニップル14と反対側)へ向けて移動され、しかも、本体ケース12内に圧送された洗浄液がピストン16の筒部20、フレキシブルチューブ24、及びノズル26を介して送給されて噴射口28から噴射されるようになっている。
一方、フレキシブルチューブ24及びノズル26の側方には、ガイド部としてのガイド板30が本体ケース12と一体に設けられている。ガイド板30には、緩やかな(曲率半径の大きな)円弧状にガイドレール32が切り欠き形成されており、さらに、ガイドレール32には、ノズル26の外周に固定されたスライドピン34がスライド可能に嵌まり込んでいる。これにより、ノズル26は、スライドピン34と共にガイドレール32に沿って案内されながら直線状(大きな曲率半径の円弧状)にスライド移動される構成である。しかもここで、スライドピン34がガイドレール32の先端に達した位置が噴射口28の「噴射位置」であり、スライドピン34がガイドレール32の最も基端に達した位置が噴射口28の「格納位置」である。
以上の構成のウォッシャ装置10は、本体ケース12の上面に形成されたクリップ36によって、エンジンフードパネル42の裏面側に固定配置されている。
なお、ウォッシャ装置10におけるガイドレール32やノズル26の形状や長さ等(すなわち、ノズル26の噴射口28の移動軌跡)は、搭載される車両40に応じて適宜に設定されており、前述の如く噴射口28の「噴射位置」では、この噴射口28がエンジンフードパネル42の上端部に対応する高い位置まで進出した状態となり、一方、噴射口28の「格納位置」では、この噴射口28がエンジンフードパネル42の裏面側に退避した状態となるように各部の寸法等が設定されている。
以下に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
上記構成の車両用ウォッシャ装置10はエンジンフードパネル42の裏面側に配置されており、このウォッシャ装置10の非使用時(洗浄液の非送給時)には、図1、図3、及び図5に示す如く、本体ケース12内のピストン16は、リターンスプリング22の付勢力によって接続ニップル14の側に復帰移動されており、ノズル26の噴射口28はエンジンフードパネル42の裏面側に退避した「格納位置」となっている。
一方、ウォッシャ装置10の使用時(洗浄液の送給時)には、ウォッシャタンク46内の洗浄液が配管ホース44を介して各ウォッシャ装置10に圧送されると、この洗浄液の送給圧力(ピストン16の鍔部18が受ける内圧)によって、ピストン16がリターンスプリング22の付勢力に抗して本体ケース12内を先端側(接続ニップル14と反対側)へ移動される。ピストン16が本体ケース12内を先端側へ移動すると、これと一体的に、フレキシブルチューブ24及びノズル26が前方(接続ニップル14と反対側)へ向けて移動され、しかもこの際には、ノズル26はスライドピン34と共にガイドレール32に沿って案内され所定の移動軌跡を描きながら移動される。そして、スライドピン34がガイドレール32の先端に達した時点で、図2及び図4に示す如く、噴射口28の「噴射位置」となり、さらには、本体ケース12内に圧送された洗浄液がピストン16の筒部20、フレキシブルチューブ24、及びノズル26を介して送給されて噴射口28から噴射される。
洗浄液の噴射を停止すると(すなわち、洗浄液の圧送が停止されると)、本体ケース12内のリターンスプリング22の付勢力によってピストン16が再び元の位置(接続ニップル14の側)に復帰移動される。ピストン16が本体ケース12内の元の位置へ移動すると、これと一体的に、フレキシブルチューブ24及びノズル26が再びもとの位置(接続ニップル14の側)へ向けて移動され、しかもこの際にも、ノズル26はスライドピン34と共にガイドレール32に沿って案内され所定の移動軌跡を描きながら移動され、噴射口28がエンジンフードパネル42の裏面側に退避した格納状態となる。
このように、本実施形態に係る車両用ウォッシャ装置10では、各部がエンジンフードパネル42の裏面側に配置され、しかも、図7において二点鎖線にて概略的に示す如く、ウォッシャ装置10の非使用時(洗浄液の非送給時)には、ノズル26の噴射口28はエンジンフードパネル42の裏面側に退避した「格納位置」となるため、デザイン性(見栄え)が向上する。さらに、洗浄液の噴射時には、図7において実線にて概略的に示す如く、ノズル26が噴射位置へ進出移動されることで噴射口28がエンジンフードパネル42の上端部に対応した高い位置となるため、噴射された洗浄液はワイパ装置のワイパーアーム等と干渉することなくウインドシールドガラス48の目標とするポイントに着水させることができる。したがって、ウインドシールドガラス48自体の傾斜角度が小さく設定されている場合であっても、洗浄液着水性能を確保することができる。
またさらに、ノズル26(噴射口28)は、ガイド板30のガイドレール32によって案内され所定の移動軌跡で「格納位置」と「噴射位置」との間で進退移動するため、ガイド板30のガイドレール32による移動軌跡を好適に設定することで、ノズル26(噴射口28)の進退移動のための大きな(広い)スペースが不要になる。
ここで、図8には、本実施形態に係るウォッシャ装置10の必要配置スペースと、従来のウォッシャ装置50(前述した特許文献1に示したもの)の必要配置スペースとを比較したものが概略的な側面図にて示されている。
この図8にて明らかな如く、従来のウォッシャ装置50では、ウォッシャノズル52が所謂回転体とされており、洗浄液噴射時には振り子のように揺動して上方へ変移する構成であるため、このウォッシャノズル52の揺動のための広いスペースYが不可欠であり、ワイパーブレード54等との干渉を防止することが困難であり、車両搭載位置や適用の範囲が制限されてしまうことになる。
これに対し、本実施形態に係るウォッシャ装置10では、ガイド板30のガイドレール32によってノズル26(噴射口28)は直線状(大きな曲率半径の円弧状)の移動軌跡でスライドし進退移動するため、進退移動のための広いスペースが不要であり狭いスペースXで機能する。すなわち、従来のウォッシャ装置50に比べて所謂「出代S」が少なくてすみ、ワイパーブレード54等との隙間を確保して干渉を防止することができ、車両搭載位置や適用の範囲が大幅に拡大することになる。
以上説明した如く、本実施形態に係る車両用ウォッシャ装置10では、デザイン性(外観見栄え)が向上すると共に洗浄液をウインドシールドガラス48の目標とするポイントに的確に着水させることができ、しかも、車両搭載位置や適用の範囲が拡大する。
なお、前述した実施形態においては、ガイド板30のガイドレール32によってノズル26(噴射口28)は直線状(大きな曲率半径の円弧状)の移動軌跡でスライドし進退移動する構成として説明したが、ガイド部としての構成はこれに限るものではなく、他の手段によって構成することもできる。
例えば、図9に示すウォッシャ装置60の如く、ヒンジ62によって支持された回転式のノズル64を設け、洗浄液の送給圧力によってヒンジ62を中心にノズル64が回動して「噴射位置」と「格納位置」との間で進退する構成としても良い。
この場合であっても、ヒンジ62の位置やノズル64の形状や長さ等(すなわち、ノズル64の移動軌跡)を搭載される車両に応じて適宜に設定すれば、ノズル64の「噴射位置」ではこのノズル64がエンジンフードパネル42の上端部に対応する高い位置まで進出した状態となり、一方、ノズル64の「格納位置」ではこのノズル64がエンジンフードパネル42の裏面側に退避した状態とすることができ、前述した実施形態に係るウォッシャ装置10と同様の作用効果を得ることができる。
10 車両用ウォッシャ装置
12 本体ケース(駆動部)
16 ピストン(駆動部)
18 鍔部
20 筒部
22 リターンスプリング(駆動部)
24 フレキシブルチューブ
26 ノズル(噴射部)
28 噴射口
30 ガイド板(ガイド部)
32 ガイドレール
34 スライドピン
40 車両
42 エンジンフードパネル
44 配管ホース
46 ウォッシャタンク
48 ウインドシールドガラス
60 ウォッシャ装置
62 ヒンジ(ガイド部)
64 ノズル(噴射部)

Claims (1)

  1. 送給された洗浄液を噴射する噴射口を有すると共に、前記噴射口がエンジンフードパネルの裏面側に退避した格納位置と前記噴射口が前記エンジンフードパネルの上端部対応位置まで進出した噴射位置との間で進退移動可能に設けられた噴射部と、
    前記洗浄液の前記送給が停止された状態では前記噴射部を前記格納位置に保持し、前記洗浄液が送給された際に前記洗浄液の送給圧力によって前記噴射部を前記噴射位置へ進出移動させる駆動部と、
    前記噴射部の前記格納位置と前記噴射位置との間の進退移動を所定の移動軌跡で案内するガイド部と、
    を備えたことを特徴とする車両用ウォッシャ装置。
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