JP2010237791A - 注文装置の統括制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】一部のサービスの機能に問題が生じた場合の対応を容易に行うことができ、注文処理の効率低下を抑制する。
【解決手段】プリント注文を受け付ける複数の注文装置1を統括的に監視する統括制御装置2と、注文装置1は、複数種のサービス内容に応じた複数種のサービス処理手段40と、複数種のサービス処理手段40にエラーが発生しているか否かを監視する基本処理手段20と、を有し、統括制御装置2は、注文装置1からエラーに関する情報を取得し、エラーが発生している場合に、エラー内容を解析するエラー解析手段251と、解析結果に応じて、サービス処理手段40の使用可否に関する表示をさせる指令信号を生成する表示指令手段252と、指令信号を注文装置1へ送信する指令信号送信手段253と、を備え、指令信号を受けた注文装置1は、エラーに係るサービス処理手段40の使用を禁止し、使用可否に関する表示をさせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像データに基づく写真プリント注文を受け付ける注文装置と、ネットワークにより接続された複数の前記注文装置を統括的に監視および制御する統括制御装置と、を備えた注文装置の統括制御システムに関するものである。
写真店(ミニラボ店とも称される。)では、顧客がデジタル画像データを持ち込み、店内に設置された注文装置で顧客自らが写真プリントの注文を行なえる。この注文装置として、例えば、特許文献1が知られている。
特許文献1の受付装置における注文操作は、先ず、デジタル画像データが記憶されたメディアからデジタル画像データを読み込み、コマ画像として表示させ、次いで、プリント対象を選択し、プリント枚数、プリントサイズ、所定の補正処理等を選択し、注文を確定する流れである。写真プリントの仕上がりタイプも選択可能であり、このタイプとしては、コマ画像ごとに1枚の写真を形成するタイプや、複数のコマ画像を1枚の写真に規則性を持って配置したインデックスプリントや、最終的にアルバム編集されるためにプリントされるアルバムプリントと称されるタイプもある。
また、写真店が提供する写真プリント注文に関するサービスは多様化しており、従来からある普通プリントの作成の他、アルバムプリント、コラージュプリント、シャッフルプリントなど多様化している。このようなサービスの多様化に対応して、顧客が自ら操作する注文装置にも対応する機能を持たせる必要がある。このようなサービスの内容に応じた機能は、通常はソフトウェアにより提供されている。この機能により、注文装置を操作する顧客は、画像データの取り込みから注文完了までの種々の操作をモニター画面を見ながら行うことができ、便利になってきている。
特開2006−103100号公報
一方、上記ソフトウェアにバグ等のエラーが存在し、そのまま使用させると問題が生じる場合がある。かかる場合、従来の注文装置においては、その注文装置自体が利用できなくなるような処理が行われていた。したがって、例えば、上記バグ等のエラーが特定のサービス(例えば、コラージュプリント)に関するもののみである場合であって、他のサービス(例えば、アルバムプリント)には関連のないエラーであっても、注文装置が利用できなくなっていた。したがって、本来利用できるはずのサービスであっても、上記の如く構成されていたため、利用できず、写真店における注文処理の効率低下や、顧客からの写真プリント注文の機会を逃すという問題があった。
また、写真店においては、写真プリント注文の受け付けを効率よく行うために、多数の注文装置を設置し、これらをネットワークにより接続している。かかる場合において、特定の注文装置を操作している時にエラーが発生することがあるが、当該エラーは、他の同じ機能を有する注文装置にも関連する場合や、関連しない場合など、種々の状況が考えられる。例えば、他の注文装置には関連しないエラーであれば、他の注文装置で同じ操作をできるのか否かを容易に知ることができれば、注文装置の操作性を向上できると考えられる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、多様な写真プリントサービスを提供するに際して、一部のサービスの機能に問題が生じた場合の対応を容易に行うことができ、写真店における注文処理の効率低下を抑制する注文装置の統括制御システムを提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る注文装置の統括制御システムは、
画像データに基づく写真プリント注文を受け付ける注文装置と、
ネットワークにより接続された複数の前記注文装置を統括的に監視および制御する統括制御装置と、を備えた注文装置の統括制御システムであって、
前記注文装置の夫々は、写真プリント注文に関する複数種のサービス内容のそれぞれに応じた注文処理を実行する複数種のサービス処理手段と、複数種の注文処理に共通に用いられる基本処理を実行するとともに、前記複数種のサービス処理手段にエラーが発生しているか否かを監視する基本処理手段と、を有し、
前記統括制御装置は、それぞれの注文装置から前記エラーに関する情報を取得し、エラーが発生している場合に、エラー内容を解析するエラー解析手段と、
解析結果に応じて、前記サービス処理手段の使用可否に関する表示をさせる指令信号を生成する表示指令手段と、
注文装置に前記表示をさせるために前記指令信号を注文装置へ送信する指令信号送信手段と、を備え、
前記指令信号を受けた注文装置の基本処理手段は、エラーに係るサービス処理手段の使用を禁止させるとともに、前記使用可否に関する表示をさせる処理を実行する、ことを特徴とするものである。
この構成による注文装置の統括制御システムの作用・効果を説明する。注文装置は、画像データに基づく写真プリント注文を受け付ける機能を有しており、この注文装置の複数台がネットワークにより接続されている。また、注文装置は、画像データに基づいて、各種サービスのプリント注文を行える機能を備えている。各種サービスは、例えば、L版、2L版等の普通プリント、アルバムプリント、コラージュプリント、シャッフルプリント、名刺プリント、はがきプリント、各種サイズによるコレクションプリント、写真集、各種記憶媒体への書き込みが挙げられる。画像データは、例えば、画像、文字、記号、またはそれらの組み合わせで構成されるデジタルデータが挙げられる。
注文装置は、基本処理手段と複数種のサービス処理手段とを有している。ここで「複数」は1以上である。サービス処理手段は、サービス内容に応じた注文処理を実行する機能であり、例えば、普通プリント、アルバムプリント、コラージュプリント、シャッフルプリント、名刺プリント、はがきプリント、各種サイズによるコレクションプリント、写真集、各種記憶媒体への書き込み処理単位に構成される。サービス処理手段は、例えば、ソフトウェアの機能に基づいて構成することができる。この場合、それぞれのサービス内容ごとにソフトウェアが存在する。また、基本処理手段についても、同様にソフトウェアにより構成することが可能である。
また、基本処理手段は、複数種のサービス処理手段にエラーが発生しているか否かを監視する機能を有する。エラーとは、例えば、サービス処理手段がソフトウェアにより構成される場合に、ソフトウェアのバグである。バグは特定の操作を行うときに発生するケースがあるため、かかるエラーを基本処理手段により監視する。
統括制御装置は、ネットワークに接続されたそれぞれの注文装置を監視しており、特に、注文装置からエラーに関する情報(エラーが発生しているか、正常であるか等の情報)を取得する。そして、エラーに関する情報から、エラーが発生していることが検出されると、そのエラーの内容を解析する。そして、この解析結果に応じて、サービス処理手段の使用可否に関する表示をさせる指令信号を生成する。この指令信号は、注文装置へ送信される。
指令信号を受信した注文装置の基本処理手段は、エラーに係るサービス処理手段の使用を禁止させる。ただし、エラーに関連のないサービス処理手段については使用は禁止されないので、注文装置自体が使用不能になることはなく、他のサービスに関しては、処理を行うことができるので、写真店における注文処理の効率低下を抑制することができる。
また、エラーが発生した場合、注文装置のモニターに使用可否に関する表示をさせる。表示の態様については、特に限定されるものではない。例えば、当該サービスは使用できなくなった旨の表示、他の注文装置では使用可能である旨の表示、などエラーの内容に応じて適切な表示を行うようにすればよい。これにより、一部のサービスの機能に問題が生じた場合の対応を容易に行うことができ、写真店における注文処理の効率低下を抑制する注文装置の統括制御システムを提供することができる。
本発明に係る前記エラー解析手段は、発生したエラーが当該注文装置にのみ関するものか、すべての注文装置に関するものかを解析し、前記指令信号送信手段は、前記解析結果に応じて、関連する注文装置に対して前記指令信号を送信することが好ましい。
発生したエラーによっては、そのエラーが当該注文装置のみに関する場合と、すべての注文装置に関する場合とがある。例えば、ソフトウェアのバグによるエラーの場合は、すべての注文装置に関係する場合がほとんどであると考えられる。その場合には、エラーの内容に応じた処理をすることが好ましく、例えば、バグによるエラーであれば、すべての注文装置に送信する。そして、すべての注文装置に対して、当該サービスの使用が禁止され、また、使用が禁止された旨の表示が行われる。
(サービス処理手段および基本処理手段について)
本発明に係るサービス処理手段および基本処理手段については、例えば、次のように構成することができる。すなわち、基本処理手段は、プラットホームと称されるソフトウェアで構成でき、サービス処理手段は、このプラットホームの上で動作するアプリケーションソフトウェアで構成できる。
サービス処理手段のそれぞれは、その他のサービス処理手段と独立して機能し、任意のサービス処理手段の変更が、その他のサービス処理手段に影響を与えることがないように構成されている。サービス処理手段は、例えば、画像処理部、制御部、GUI等の機能を有する。それぞれのサービス処理手段に画像処理部を設けておくことで、サービス処理手段ごとに、画像処理部のバージョン、設定値等が異なるように構成できるため、サービス毎に最適の画像処理アプリケーションのバージョン、設定値等を用いることができる。
基本処理手段は、複数種の注文処理に共通に用いられる基本処理を実行することができる。基本処理は、例えば、記憶媒体からの画像データ読み取り処理、注文確定・蓄積処理(以下では「カート」と称することがある)の管理、プリンタの操作処理、各種データ転送処理が挙げられる。
また、基本処理手段とサービス処理手段とが共有で使用し、かつサービス処理手段の独立性を低下させないような機能や処理は、共有ライブラリ手段の機能として備える構成がある。なお、共有ライブラリ手段に画像処理部の機能を設ける場合には、サービス処理手段に画像処理部を設けなくてもよい場合がある。
また、基本処理手段、サービス処理手段、共有ライブラリ手段の情報伝達(例えば、データ、機能の呼び出し)は、例えば、以下のように定義されてもよい。(1)共有ライブラリ手段との情報伝達は、基本処理手段、サービス処理手段共に自由にできる。(2)基本処理手段とサービス処理手段の情報伝達は自由にできる。(3)サービス処理手段間の情報伝達は禁止する。これによりサービス処理手段間の依存性をなくし、任意のサービス処理手段の変更がその他のサービス処理手段に影響を与えないようにでき、個々のサービス処理手段の追加、変更、削除を自由に行える。(4)基本処理手段を経由したサービス処理手段間の情報伝達を可能に設定するオプションを有する。
また、基本処理手段は、基本GUI部と基本制御部とを有する。比較的変更が多い「見た目」の部分(注文操作画面等の表示される処理部分)と、比較的変更が少ない「見た目以外」の部分を分離して構築し、頻繁に発生する見た目の変化による影響を局所化できる効果がある。サービス処理手段も同様に、サービスGUI部とサービス制御部とを有する。
基本処理手段とサービス処理手段との情報伝達は、インターフェースによって行われる。サービス処理手段の追加、削除を他のサービス処理手段への影響を無くすために、所定の規則に従ったインターフェースが構築されている。
基本処理手段は、前記任意のサービス処理手段による注文処理実行中に、記憶媒体から画像データを取得する手段を有している。すなわち、この基本処理手段によって、任意の注文処理実行中に、記憶媒体から画像データを自由に読み取ることができる。
よって、注文装置は、各種サービス単位に注文操作を実行できるように構成され、任意の注文処理操作中いつでも、記憶媒体から画像データを取得することが可能である。注文処理手順に依存しないため、または注文処理操作中いつでも画像データの読み込みタイミングを注文者の自由にできるので、注文操作性を飛躍的に向上させることができる。
本発明において、「オーダー」は、写真プリントを作成する場合の注文単位である。「1オーダ」は、フィルム1本分あるいは複数本分、記憶媒体1個分あるいは複数個分、データフォルダ1個分あるいは複数個分についてのプリント注文に係る画像データ群を指すものであるが、これに限定されるものではなく、1オーダーの概念はオペレータ、注文者により適宜設定することができる。以下、同様である。
写真処理システムの一例について説明するための図 注文装置の機能構成について説明するための図 注文操作のフローチャート 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 エラー発生時のフローチャート 注文操作画面におけるエラー発生に関する表示例を示す図 注文操作画面におけるエラー発生に関する表示例を示す図
本発明に係る注文装置の好適な実施形態を、図面を用いて説明する。図1は、写真店に設置される写真処理システムの構成の一例を示している。プリンタの種類、設置台数は図1に限定されない。また、画像処理装置5、プリント注文受付のための注文装置1の設置台数も図1に限定されない。写真処理システムを構成するそれぞれの装置はお互いがLAN等のネットワークによって接続されている。
この写真処理システムは、写真プリントの作成や記憶媒体への画像書き込みといった画像記録を行うためのシステムである。写真プリントの注文に係る画像データは、顧客が自ら持参した記憶媒体(以下ではメディアと称する)に記録されている。顧客は、注文装置1を操作し、メディアに記録された画像データに基づく写真プリントの注文を行なえる。また、注文に係る画像データは、ネガフィルムからスキャナー(不図示)を用いて読みとることもできる。また、注文者が自宅のPCや携帯端末からインターネットを経由し、写真店のサーバにアクセスし注文する、いわゆるオンラインプリント注文も可能である。オンラインプリント注文は公知の構成であり詳細な説明は省略する。
銀塩式プリンタは、画像データに基づいて写真プリントの作成を行える。写真プリントの作成を行う場合は、プリント用に処理されたプリント用画像データを露光エンジンに送信し、ペーパー等の写真感光材料に画像を焼付露光する。画像が焼付露光されたペーパーを現像処理することで、写真プリントを作成することができる。
インクジェットプリンタは、各種データ通信のための通信部を備え、この通信部は、画像処理装置5からプリント用画像データを受信し、メモリに保存する。また、インクジェットプリンタは、RIP処理部を有し、このRIP処理部はRIP処理を実行する機能である。RIP処理部は、写真プリント処理に係るRGB画像データのプリント用画像データを、RIP処理し、CMYKごとのグレースケールデータに展開する。そして、印刷部は、CMYKごとのグレースケールデータに基づいて印刷処理する。印刷部は、CMYKのそれぞれのプリントヘッドを備えている。プリントヘッドは、間欠搬送される用紙に対し、プリントヘッドが主走査方向に一走査し、この走査時に、各色のインク吐出ノズルからインクが吐出し、用紙の表面に付着する。この間欠搬送、主走査動作およびインク吐出動作を繰り返すことで、用紙の印刷領域に画像が形成される。インク吐出の方法としては、インクが充填された圧力室内の容積がピエゾ素子によって変化することで、圧力室に連通するインク吐出ノズルからインクを吐出する一般的なピエゾ方式が例示される。
また、不図示の媒体書き込み装置は、CD−R(記憶媒体の一例)等のメディアに画像データの書き込みを行う機能を有する。画像処理装置5から画像データを媒体書き込み装置に送信することで、CD−R等のメディアに画像データを書き込むことができる。
(注文装置)
注文装置1は、顧客により操作されるものであり、画像データの受付と注文内容の設定等を行うことができる。注文装置1は、それ自身が画像形成プリンタの機能を有していてもよい。例えば、熱昇華型のプリンタを内蔵している。この場合、ネットワークに接続された他の装置と関係なく、独立してプリント処理を行うこともできる。注文装置1は、画像形成用のプリンタを内蔵していない場合、あるいは他のプリンタで写真プリント(またはメディアへの書込み処理)をする場合には、ネットワーク経由で画像処理装置5あるいは直接にプリンタ側にプリント対象の画像データを転送する。画像処理装置5については後述する。
注文装置1は、メディア駆動部10を備えており、各種メディアAに格納されている画像データを内部に取り込むことができる。メディアAとしては、CD−R、デジタルカメラ用の記憶メディア、MOディスクなどが例としてあげられる。また、フラットベッドスキャナー(不図示)により、写真フィルムのない写真プリントから画像データを取得することができる。また、注文装置1は、モニター12を備えており、入力された画像データを画面に表示させることができる。また、注文内容の設定などは、モニター画面に設けられたタッチパネル13により行うことができる。もちろん、キーボードやマウスなどの入力手段を設けてもよい。
注文装置1は、受付証発行部11を備えており、注文内容が確定すると、受付証をプリントアウトする。受付証には、注文内容、課金情報、顧客情報などがプリントされる。この受付証を写真店の担当者に渡すことで、画像記録や料金支払いなどが行われる。
(統括制御装置)
統括制御装置2は、図1に示すように、ネットワークに接続されており、特に、注文装置1の監視・制御を行う機能を有する。後述するように、注文装置1におけるエラー発生に関する情報を集中的に管理し、各注文装置1に対するエラー関連の表示の制御を行う。特定の注文装置1においてエラーが発生した場合、必要であれば、ネットワークに接続されている他の注文装置1に対して情報を送信し、エラー関連の表示をさせる。統括制御装置2は、通常のコンピュータ(パソコン)により構成することができ、モニター画面、キーボード、マウス等を備えている。
(注文装置の機能)
注文装置1の構成を図2の機能ブロック図により説明する。注文装置1は、システムCを備えており、各種ハードウェアとはインターフェースを介して接続される。すなわち、メディア駆動部10、受付証発行部11、モニター12、タッチパネル13、ハードディスク14がインターフェースを介して接続される。ハードディスク14は、メディア駆動部10を介して取得した画像データを一時的に保存することができる機能を有してしいる。また、ハードディスク14に、オーダー情報を保存しておくこともできる。ハードディスク14は、大容量保存手段としての機能の他にCPU実行の際の作業領域として機能してもよい。また、システムC側には不図示のCPUまたはMPU、メモリ(ROM、RAM等)が具備されている。
インクジェットプリンタにより写真プリントの作成を行う場合は、適宜のタイミングで画像データを含む注文に関するオーダー情報のデータを、ネットワーク・インターフェース15を介してネットワークへ送出し、画像処理装置5または直接に各種プリンタに送信する構成である。
システムCは、基本処理手段20およびサービス処理手段40,50,60を備える。これらは、次のように構成することができる。すなわち、基本処理手段20の基本的要素は、プラットホームと称されるソフトウェアで構成することができ、サービス処理手段40,50,60の基本的要素は、このプラットホームの上で動作するアプリケーションソフトウェアで構成することができる。
基本処理手段20は、複数種の注文処理に共通に用いられる基本処理を実行する機能である。基本処理は、例えば、記憶媒体からの画像データ読み取り処理、カートの管理、プリンタの操作処理、各種データ転送処理が挙げられる。基本処理手段20は、例えば、基本制御部22、基本GUI部21の機能を有する。
基本処理手段20の基本制御部22の機能について以下に説明する。メディアから画像データを読み込む処理は、サービス処理手段による注文処理手順に依存せずに、または注文処理操作中いつでも実行できる。検知部221は、メディアAがメディア駆動部10に挿入されたことを示す信号を検知する。これによって、読取制御部222は、メディアAに記録されている画像データを読み取る。読み込まれた画像データはハードディスク14に保存される。画像データを読み取る場合に、Exif情報中のサムネイル画像データを読み込むように構成でき、また、読み込まれた画像データのサムネイル画像を表示するように構成できる。
読み込まれた画像データは、基本GUI部21の一覧表示部211の機能によって、モニター12の画面に表示される。例えば、モニター12の画面に一覧表示してもよいし、画面の表示領域を分割して、分割された下部に表示してもよい。この画面の表示領域を分割して表示する機能は、後述するサービス処理手段40のサービスGUI部41の機能による。
絞込み検索部223は、各種絞り込み条件1501に応じて画像データを絞り込む機能である。例えば、「全て」を指示(タッチ)し、「写真の絞り込み」1502を指示すれば、すべての画像が表示エリア1503に表示される。「撮影日」を指示すると、さらに絞り込み条件「昨日と今日」、「最近1週間」、「最近1ヶ月」等が表示され(不図示)、例えば「最近1週間」を指示し、「写真の絞り込み」1502を指示すれば、最近1週間の撮影日の画像のみが表示エリア1503に表示される。表示エリア1503の任意の画像を指示すれば(2重枠の1503a)、拡大画像が拡大表示エリア1504に表示される。「展開」ボタン1505を指示すれば、表示エリア1503に表示されている画像が、実行中のサービス処理手段の注文処理に、展開部224の機能によって反映される。
エラー監視手段225は、各サービス処理手段40,50,60においてエラーが発生しているか否かを監視する機能である。エラーの内容については多様なものが考えられるが、例として以下のようなものがあげられる。
例えば、注文装置1を操作している時に発生するエラーである。注文者は、アルバムプリントのサービスを受ける場合、サービス処理手段50の機能を利用して操作することになるが、その操作の中で特定の操作を行うと画面が重たくなるとか、画像データが読み込めなくなるとか、ソフトウェアが強制終了されてしまうとか、種々の不具合が生じることがある。この原因の主なものは、サービス処理手段50を構成するソフトウェアのバグによるものである。このような状況になったとき、エラー監視手段225は、エラーであると判断する。
このようなエラーは、ソフトウェア自身に起因するものであり、他の注文装置1にインストールされているサービス処理手段50についても同様の不具合が発生する可能性が高い。すなわち、エラーの中には、当該エラーが発生した注文装置1だけのものであるか、他の注文装置1にも起こりうる共通のものであるか、の2通りが存在する。
なお、同じソフトウェアのバグであったとしても、複数の注文装置1の間でバージョンが異なる場合には、エラーが発生するのは、特定の注文装置1にのみであり、すべての注文装置1に発生するエラーであるとは限らない。
その他のエラーの具体例を説明する。画像データを取り込む時に、ハードディスクの容量が不足してしまうことがある。この場合、写真プリントしたい画像データを読み込めないため、エラー発生になる。このエラーは、サービス特有のものではなく、当該注文装置1にのみ関するエラーであり、他の注文装置1には関係のないエラーである。また、画像データを取り込む時に、途中でメディアを外してしまった場合も同様である。
以上のように、エラー監視手段225により、各サービス処理手段40,50,60のエラー発生状況を監視しており、監視履歴は監視履歴保存手段141(ハードディスク14に設定可能)に保存することができる。監視履歴は、各サービス毎に保存され、エラーが発生した時期、エラーの内容などのデータが保存される。
指令信号受信手段226、表示処理手段227、サービス処理禁止手段228の各機能については後述する。
サービス処理手段40、50、60は、サービス内容に応じた注文処理を実行する機能であり、例えば、サービス処理手段40は、フーダプリントの注文処理機能であり、サービス処理手段50は、アルバムプリント、サービス処理手段60は、コラージュプリントの注文処理機能として構成できる。他のサービスも任意に注文装置1に追加できる。サービスの削除も任意に行うことができる。各サービスのバージョンアップは、個別に行うことができる。
サービス処理手段40を例にして説明する。サービス処理手段40は、例えば、画像処理部(不図示)、サービス制御部42、サービスGUI部41の機能を有する。
基本GUI部21、サービスGUI部41は、モニター12に表示させる注文処理操作の表示内容を制御し、注文受付操作を顧客が行い易いように、種々の操作に係る表示画面を提供する。操作画面のデータは不図示のメモリに保存されている。
共有ライブラリ手段30は、基本処理手段20とサービス処理手段40、50、60が共有で使用し、かつサービス処理手段40、50、60の独立性を低下させないような機能や処理を実行する機能である。
システムCの各機能は、例えば、コンピュータプログラムとCPUおよびメモリ等の協働作用により実現することができ、このプログラムは、不図示のROMに記憶されている。また、システムCを専用回路、ファームウエア等で構成してもよく、それらの組み合わせ構成としてもよい。また、基本処理手段20を専用回路、ファームウエア等で構成してもよく、サービス処理手段40、50、60をコンピュータプログラムとCPUおよびメモリ等の協働作用により実現してもよい。
(統括制御装置の機能)
統括制御装置2の機能について、図2により説明する。受信手段250は、各注文装置1からエラーに関する情報を受信する。具体的には、監視履歴保存手段141に保存されている監視履歴データを受信する。受信するタイミングは、適宜設定することができる。例えば、所定時間毎に定期的にデータを読みに行くようにしてもよい。また、注文装置1において、エラーが発生したときのみデータを受信するように構成してもよい。この場合、エラー発生後、直ちにデータを受信し必要な処理を実行することが好ましい。
なお、各注文装置1が備えている監視履歴保存手段141と同じ機能を統括制御装置2が備えていてもよい。この場合は、ネットワークに接続されている全ての監視履歴を統括的に保存する。その場合、注文装置1側のデータが更新されれば、統括制御装置2側のデータを連動させて更新するようにする。
エラー解析手段251は、受信したエラーに関する情報を解析する。解析すべき内容は、そのエラーが、エラーの発生した注文装置1にのみ関するものか、他の注文装置1に関するものかである。例えば、前述のようにソフトウェアのバグに基づくものであれば、すべての注文装置1に関するエラーとなる。ただし、ソフトウェアのバージョンによっては、一部の注文装置1にのみ関するエラーということもありうる。また、例えば、ハードディスクの容量不足に起因するエラーであれば、その注文装置のみに関するエラーということになる。
統括制御装置2は、各注文装置1におけるサービス処理手段40,50,60の最新のバージョン情報を把握できるように構成する。例えば、特定の注文装置1において、バージョンアップがされた場合、その情報を更新する。特定の注文装置1において、新たなサービス処理手段が追加されたり削除された場合も、その情報を把握しておく。これにより、適正な指令を各注文装置1に対して与えることができる。例えば、新たなサービスの追加やバージョンアップなどは、すべての注文装置1に関して同時に行われるものではなく、時間あるいは日を変えて行われる可能性があるからである。
表示指令手段252は、エラー解析手段251の解析結果に応じて、エラーに係るサービス処理手段40,50,60の使用可否に関する表示をさせる指令信号を生成する。例えば、ソフトウェアのバグが重大なものであれば、当該サービスの利用を禁止する旨の表示指令信号を生成する。また、エラーが当該注文装置1にのみの事情に基づくものであれば、他の注文装置1であれば利用可能である旨の表示指令信号を生成する。
指令信号送信手段253は、表示指令手段252により生成された指令信号を注文装置1に送信する。なお、指令信号はすべての注文装置1に送信されるとは限らず、エラーの解析結果に応じて、必要な注文装置1に対してのみ送信する。重大なソフトウェアバグのようなエラーの場合は、すべての注文装置1に対して指令信号が送信される。
(注文装置1側の対応する機能)
次に、上記の統括制御装置2の機能に対応した注文装置1側の基本処理手段20の機能を説明する。図2に戻り、指令信号受信手段226は、上記の指令信号送信手段253から送信される指令信号を受信する機能である。
表示処理手段227は、指令信号に含まれる表示指令信号に基づいて、モニター12の画面に表示をさせる。例えば、「このサービスの利用は禁止されました」「このサービスの利用を終了させていただきます」「エラーが発生しました」「エラーが発生したので強制終了します」「他の端末を利用してください」「このサービスは他の端末であれば利用可能です」「このサービスはすべての端末で利用が禁止されました」などの表示をさせる。表示内容については多種の変形例が考えられる。
サービス処理禁止手段228は、エラー発生に係るサービス処理手段40,50,60に関して処理の禁止をさせる機能を有する。禁止する態様としては、そのサービスに関する操作ができないように、画面上でグレイアウトする方法や、画面上から完全にそのサービスの情報を削除してしまう方法がある。エラーが解消すれば、そのサービスを復活させればよい。
(画像処理装置)
画像処理装置5は、オーダー単位に画像データを管理する機能を有している。また、オーダー単位に写真プリント処理、メディアへの書込み処理を制御する機能を有している。以下において、画像処理装置5の主要な構成要素の一例について説明するが、これに限定されない。
画像処理装置5は、不図示のオーダー情報保存手段を備え、オーダー情報を保存する機能を有している。また、画像処理装置5は、写真プリント注文に係る画像データやオーダー情報を管理制御するオーダー管理手段を備えている。オーダー管理手段は、プリント処理に関し、プリンタの設定、プリント順序等を設定できる。また、プリント順序に関し、モニターにオーダー情報を表示させ、プリント順序を変更する機能も有する。
オーダー情報保存手段は、後述するプレジャッジ処理されて設定された補正情報、画像データ、オーダー情報等を保存している。また、画像データは、補正情報に基づいて画像処理された後のデータでもよい。また、画像処理装置5は、各種操作画面を表示するためのモニター等の表示手段と、各種の入力用にキーボード、マウス等の入力手段を備える。
(ジャッジ処理)
ジャッジ手段は、画像データに対するプレジャッジ処理を実行する機能を有する。プレジャッジ処理において、所定数のコマ画像をモニターに表示し、コマ画像ごとにプリント条件を設定することができる。例えば、所定数(例えば、4コマ、6コマ)のコマ画像をモニターに表示し、表示されたコマ画像に対し、プリント枚数、プリントサイズ、画像の補正情報等のプリント条件を設定することができる。このプレジャッジ処理は必ず行なわなければならないものではなく、プレジャッジ処理を省略してプリント処理を行うことも可能である。注文装置1からのオーダー情報の画像データは、ジャッジ処理されてもよく、ジャッジ処理されなくてもよい。
ジャッジ手段は、例えば、色や濃度を補正するための補正情報を入力する機能を提供するものであり、かかる補正情報の入力は必要に応じて設定される。その他の補正情報の設定としては、赤目補正、逆光補正などの特殊補正の設定が例としてあげられる。設定された補正情報は、画像データ、オーダー情報に関連づけられてオーダー情報保存手段に保存される。
プリント用画像データ作成手段は、ジャッジ手段で設定されたプリント条件の補正データ、プリントサイズ等の補正情報に基づいて、それに対応する画像データを画像処理し、プリント用画像データ(RGB画像データである)を作成する機能を有している。プリント用画像データ作成手段は、コンピュータプログラムと、CPU、メモリ等ハードウェア資源との協働作用によって実現する構成や、また、専用回路で構成された画像処理基板での構成が例示される。画像処理基板としては、例えば、入力メモリ、画像処理回路部、展開メモリにより構成され、画像処理回路部において所定の画像処理が行なわれる。具体的には、プレジャッジ処理等の補正データに基づく色・濃度の補正、設定されたプリントサイズに従ったデータの拡縮処理などである。ここで作成されたプリント用画像データは、プリンタ側に通信手段によって送信される。
注文装置1から受信したオーダー情報の場合、ジャッジ処理されなくとも、プリント用画像データ作成手段によって、プリンタの種類に応じたプリント用画像データが作成される。なお、別実施形態として、注文装置1側から直接にプリンタ側にオーダー情報を送信し、プリンタ側で、プリント用画像データが作成されてもよい。
(写真プリントサービスの注文処理フロー)
次に、図3のフローチャート、図4〜6の注文操作画面を用いて注文処理について説明する。
図4のサービス選択画面が表示される。これは基本処理手段20の機能による(ステップS1)。例えば、注文者は「FU:DA フーダ」ボタン401を指示(タッチ)し、「サービス開始」ボタン402を指示する。これによって、図5の「FU:DA フーダ」サービスの詳細画面に移行し、「自分名刺」501のサービスを選択する(ステップS2)。不図示のサービス説明画面が表示され(ステップS3)、基本処理手段20から該当するサービス処理手段40へ、サービス起動指令がなされる(ステップS4)。
サービス処理手段40は、サービス操作画面の表示を実行する(ステップS5)。操作画面の一部を図6に例示する。図6に示すようなプリント編集画面等の操作画面が表示され、注文者による画面操作が行われる(ステップS6)。601aは名刺の表の編集エリアを示し、601bは名刺の裏の編集エリアを示す。それぞれのエリアを指示(タッチ)して前面・裏面を切り替えて編集することができる。604は、プリント条件を変更するためのボタンエリアを示し、例えば「レイアウト」ボタンを指示すれば、レイアウト編集画面が表示され、任意のレイアウトを選択し、編集エリア601a、601bの表示に反映させることができる。
602は画像表示エリアである。「流し込み」ボタン603を指示して、不図示のメモリから画像データを読み出し、画像表示エリア602に一覧表示させることができる。また、「流し込み」ボタン603を指示せずに、マニュアル選択によって、画像データをドラッグ&ドロップすることによって画像表示エリア602に表示させることができる。画像表示エリア602の左先頭画像が名刺編集エリア601a、601bに表示される。表示エリア605には、他の画像を用いた名刺が表示される。
画像データの選択の後、名前、住所等の文字情報の入力、編集を行うことができる。詳細な画面については、説明を省略する。画像編集に関する操作が終了した後は、注文処理のための操作を行う。
(エラー発生時のフロー)
次にエラーが発生したときのフローを図7により説明する。注文装置1は、エラー監視手段225の機能により、サービス処理手段40,50,60のエラー発生を監視している(S10)。エラーが発生すると、それを監視履歴保存手段140に保存する(S11,S12)。
統括制御装置2は、エラー情報を取得する(S13)。エラー解析手段251は、取得したエラー情報を解析する(S14)。次に、表示指令手段252は、解析結果に基づいて指令信号を生成する(S15)。指令信号は、指令信号送信手段253により、関連する注文装置1へと送信される(S16)。例えば、ソフトウェアの重大なバグの場合、すべての注文装置1に対して送信される。また、エラーが発生した注文装置1に特有のものであれば、当該注文装置1に対してのみ送信される。
注文装置1の基本処理手段20は、送信されてきた指令信号を指令信号受信手段226により受信する(S17)。受信された指令信号により表示処理手段227は、モニター12にエラーに関する表示をさせる(S18)。図8は、表示例を示す図である。図示のような操作画面でエラーが発生した場合、例えば「このサービスの利用を終了させていただきます」という吹き出し表示をする。次に、サービスの利用を禁止する(S19)。この場合、ネットワークに接続されている他の注文装置1に対しても同様の処理が施される。
ただし、他の注文装置1において、エラーとは関係のないサービスを利用していた場合は、「○○のサービスの利用は禁止されました」という表示をするか、エラーに係るサービスを利用しようとした場合に、上記と同じ表示をさせるようにしてもよい。したがって、表示のタイミングに関しては、注文装置1の利用状況を考慮して適宜設定することができる。
なお、エラーに係るサービスが利用禁止されたとしても、他のサービスは利用可能である。例えば、図2におけるサービス処理手段40に係るサービスの利用が禁止されても、他のサービス処理手段50,60に関しては、引き続き利用することができる。したがって、一部の機能が使用できなくなるだけであり、注文装置1そのものは、他のサービスに関しては利用することができる。したがって、写真店において、注文処理の効率が必要以上に低下することを抑制することができる。
図8に示す操作画面でエラーが発生し、当該サービスの利用が禁止される場合は、例えば、図8に示す画面から図4に示すサービス選択画面に戻ることができる。例えば、コラージュプリントのサービスを利用禁止とする場合、禁止されたサービスについては、画面に表示されないようにするか、図9に示すようにグレイアウトさせる。グレイアウトさせることで、その部分にタッチしても、そのサービスは利用できない。またグレイアウトさせることで、そのサービスに関して何らかのエラーが発生したことを認識することができる。また、単にグレイアウトさせるだけでなく、図示のように利用できない旨を吹き出し等で表示してもよい。
<別実施形態>
エラー発生表示をさせる場合、エラー発生原因を合わせて表示してもよい。例えば、「ハードディスクの容量が不足しています」「ソフトウェアにバグが発生されました」などと表示することができる。
エラーが発生した注文装置1以外の他の注文装置1にエラー関連の表示をさせる場合、表示だけにとどめておいて、直ちにサービスの利用を禁止しなくてもよい。例えば、ソフトウェアのバグは特定の操作を行ったときにのみ発生することが多く、そのような操作を行わない限り、エラーは発生しないからである。また、バグの中には軽微なものも存在する。かかる場合、サービスの利用を終了した後に、当該サービスの利用を禁止するように構成してもよい。
1 注文装置
10 メディア駆動部
12 モニター
13 タッチパネル
20 基本処理手段
21 基本GUI部
211 一覧表示部
22 基本制御部
221 検知部
222 読取制御部
223 絞込み検索部
224 展開部
225 エラー監視手段
226 指令信号受信手段
227 表示処理手段
228 サービス処理禁止手段
250 受信手段
251 エラー解析手段
252 表示指令手段
253 指令信号送信手段
30 共有ライブラリ手段
40 サービス処理手段
41 サービスGUI部
42 サービス制御部

Claims (2)

  1. 画像データに基づく写真プリント注文を受け付ける注文装置と、
    ネットワークにより接続された複数の前記注文装置を統括的に監視および制御する統括制御装置と、を備えた注文装置の統括制御システムであって、
    前記注文装置の夫々は、写真プリント注文に関する複数種のサービス内容のそれぞれに応じた注文処理を実行する複数種のサービス処理手段と、複数種の注文処理に共通に用いられる基本処理を実行するとともに、前記複数種のサービス処理手段にエラーが発生しているか否かを監視する基本処理手段と、を有し、
    前記統括制御装置は、それぞれの注文装置から前記エラーに関する情報を取得し、エラーが発生している場合に、エラー内容を解析するエラー解析手段と、
    解析結果に応じて、前記サービス処理手段の使用可否に関する表示をさせる指令信号を生成する表示指令手段と、
    注文装置に前記表示をさせるために前記指令信号を注文装置へ送信する指令信号送信手段と、を備え、
    前記指令信号を受けた注文装置の基本処理手段は、エラーに係るサービス処理手段の使用を禁止させるとともに、前記使用可否に関する表示をさせる処理を実行する、注文装置の統括制御システム。
  2. 前記エラー解析手段は、発生したエラーが当該注文装置にのみ関するものか、すべての注文装置に関するものかを解析し、前記指令信号送信手段は、前記解析結果に応じて、関連する注文装置に対して前記指令信号を送信する請求項1に記載の注文装置の統括制御システム。
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