JP2010237522A - 画像提示システム及びこの画像提示システムに用いられるヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】メインコンテンツがヘッドマウントディスプレイと別体に表示される場合であっても、メインコンテンツとサブコンテンツとが同時に視認可能な画像提示システム及びこの画像提示システムに用いられるヘッドマウントディスプレイを提供すること。
【解決手段】メインコンテンツ表示手段に対する、ヘッドマウントディスプレイの相対位置に基づいて、画像提示手段を透過してユーザに視認されるメインコンテンツ表示手段に隣接する位置が、サブコンテンツの提示位置として決定される。従って、メインコンテンツがヘッドマウントディスプレイと別体に表示される場合であっても、サブコンテンツをメインコンテンツ表示手段の近傍且つ互いに重ならない位置に提示することができ、メインコンテンツとサブコンテンツとが同時に視認可能になる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像提示システム及びこの画像提示システムに用いられるヘッドマウントディスプレイに関する。
従来から、映画館等において、スクリーン等の大型の表示手段を複数人で視聴することが行われている。大型の表示手段には、映画等のメインコンテンツが表示される。そして、メインコンテンツの周囲(例えば下側)には、しばしばメインコンテンツを補助する目的で、字幕等のサブコンテンツが一体に表示されることがある。
メインコンテンツを複数人で視聴する場合、例えば字幕なしで映画を楽しみたい等、人によってはサブコンテンツが不要になる場合がある。また、例えば母国語の異なる人達が同じメインコンテンツを視聴する場合等、個人に応じて異なるサブコンテンツの提供が望まれる場合がある。即ち、サブコンテンツは、メインコンテンツと一体に表示されるのではなく、個人に応じた様態で表示されるのが望ましい。
特許文献1では、使用者の頭部に装着されるヘッドマウントディスプレイと、その使用者の身体に装着される制御装置とを備える携帯型表示システムが開示される。この携帯型表示システムは、動画のセリフの吹き替えや吹き込みの際に用いられ、複数人で共通に視聴するメインコンテンツとしての動画に対して、サブコンテンツとしてのセリフがヘッドマウントディスプレイに表示される。この携帯型表示システムによって、動画の内容に応じた必要なセリフが、動画と同時に視認可能にヘッドマウントディスプレイに表示される。
特開2002−351385号公報
メインコンテンツとサブコンテンツとを同時に視認するためには、サブコンテンツがメインコンテンツの近傍に表示され、且つ互いに重ならないのが理想的である。特許文献1に記載の携帯型表示システムでは、メインコンテンツとサブコンテンツとの両方がヘッドマウントディスプレイに一体に表示される場合であれば、サブコンテンツとメインコンテンツとの表示位置を調整することで、サブコンテンツをメインコンテンツの近傍且つ互いに重ならない位置に表示することができる。しかし、メインコンテンツがサブコンテンツとは別体に表示される場合、即ち映画館等の様にメインコンテンツが外部のスクリーン等に表示される場合、特許文献1に記載の携帯型表示システムでは、サブコンテンツとメインコンテンツとの表示位置を個人に合わせて調整することができない。その結果、例えばメインコンテンツの表示位置とヘッドマウントディスプレイとの相対位置によっては、メインコンテンツとサブコンテンツとが重なる、あるいはメインコンテンツとサブコンテンツとの間隔が大きく開いてしまい、同時に視認することが困難となる可能性がある。
本発明は、メインコンテンツがヘッドマウントディスプレイと別体に表示される場合であっても、メインコンテンツとサブコンテンツとが同時に視認可能な画像提示システム及びこの画像提示システムに用いられるヘッドマウントディスプレイを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、外光を透過しつつ、表示情報に応じた画像光をユーザの眼に投射して前記画像光に応じた画像をユーザに提示する画像提示手段を有するシースルー型のヘッドマウントディスプレイを備えた画像提示システムにおいて、前記ヘッドマウントディスプレイと別体に構成され、メインコンテンツを実像として表示するメインコンテンツ表示手段と、メインコンテンツに関連付けられ、前記画像提示手段を介してユーザに提示されるサブコンテンツを取得するサブコンテンツ取得手段と、前記メインコンテンツ表示手段に対する、前記ヘッドマウントディスプレイの相対位置を取得する位置取得手段と、前記相対位置に基づいて、前記画像提示手段による画像提示が可能な提示領域の中で、前記画像提示手段を透過して前記ユーザに視認される前記メインコンテンツ表示手段による実像を避けるように、前記メインコンテンツ表示手段による前記実像の近傍を、サブコンテンツの提示位置として決定するサブコンテンツ位置決定手段と、前記サブコンテンツ取得手段によって取得されたサブコンテンツを、前記サブコンテンツの提示位置に提示させるように、前記画像提示手段を制御する画像提示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記メインコンテンツ表示手段は、メインコンツの実像が表示される、縦方向よりも横方向に長い横長表示部を有し、前記サブコンテンツ位置決定手段は、前記横長表示部の上下の近傍を、前記サブコンテンツの提示位置として決定する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記相対位置に基づいて、前記画像提示手段を透過して前記ユーザに視認される前記メインコンテンツ表示手段の見た目のサイズを決定するメインコンテンツサイズ決定手段をさらに備え、前記画像提示制御手段はさらに、前記サブコンテンツの提示位置及び前記メインコンテンツ表示手段の見た目のサイズに応じて、前記サブコンテンツの提示される画角を決定する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明において、前記位置取得手段は、前記ヘッドマウントディスプレイと別体に設けられ、前記相対位置を特定するための情報を記憶し、信号の送受信を行うためのアンテナを含む位置特定無線タグと、前記ヘッドマウントディスプレイに設けられ、前記位置特定無線タグとの間で情報の送受信を行う無線タグ読取装置と、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明において、前記位置取得手段は、前記ヘッドマウントディスプレイに設けられ、前記メインコンテンツ表示手段を撮像することで撮像画像を生成する撮像手段と、前記撮像画像に基づいて、前記相対位置を決定する画像処理手段と、を有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の画像提示システムに用いられるシースルー型のヘッドマウントディスプレイであって、外光を透過しつつ、表示情報に応じた画像光をユーザの眼に投射して前記画像光に応じた画像をユーザに提示する画像提示手段と、表示されたメインコンテンツに対する相対位置を取得する位置取得手段と、メインコンテンツに関連付けられ、前記画像提示手段を介してユーザに提示されるサブコンテンツを取得するサブコンテンツ取得手段と、前記相対位置に基づいて、前記画像提示手段による画像提示が可能な提示領域の中で、前記画像提示手段を透過して前記ユーザに視認される前記表示されたメインコンテンツを避けるように、前記ユーザに視認される前記表示されたメインコンテンツの近傍を、前記サブコンテンツの提示位置として決定するサブコンテンツ位置決定手段と、前記サブコンテンツ取得手段によって取得されたサブコンテンツを、前記サブコンテンツの提示位置に提示させように、前記画像提示手段を制御する画像提示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記表示されたメインコンテンツが縦方向よりも横方向に長い場合、前記サブコンテンツ位置決定手段はさらに、前記表示されたメインコンテンツの上下の近傍を、前記サブコンテンツの提示位置として決定する、ことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の発明において、前記相対位置に基づいて、前記画像提示手段を透過して前記ユーザに視認される前記表示されたメインコンテンツの見た目のサイズを決定するメインコンテンツサイズ決定手段をさらに備え、前記画像提示制御手段はさらに、前記サブコンテンツの提示位置及び前記表示されたメインコンテンツの見た目のサイズに応じて、前記サブコンテンツの提示される画角を調整する、ことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6〜8の何れか1項に記載の発明において、前記位置取得手段は、前記相対位置を特定するための情報を記憶するとともに信号の送受信を行うためのアンテナを含む位置特定無線タグとの間で情報の送受信を行う無線タグ読取装置、を有することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6〜8の何れか1項に記載の発明において、前記位置取得手段は、前記表示されたメインコンテンツを撮像することで撮像画像を生成する撮像手段と、前記撮像画像に基づいて、前記相対位置を決定する画像処理手段と、
を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、メインコンテンツ表示手段に対する、ヘッドマウントディスプレイの相対位置に基づいて、画像提示手段を透過してユーザに視認されるメインコンテンツ表示手段による実像を避けるように、メインコンテンツ表示手段による実像の近傍が、サブコンテンツの提示位置として決定される。従って、メインコンテンツが、ヘッドマウントディスプレイと別体に構成されるメインコンテンツ表示手段に表示される場合であっても、サブコンテンツをメインコンテンツ表示手段による実像の近傍に提示することによって、メインコンテンツとサブコンテンツとが互いに重なることなく同時に視認可能になる。
請求項2に記載の発明では、メインコンツの実像が縦方向よりも横方向に長い横長表示部に表示される。そして、横長表示部の上下の近傍が、サブコンテンツの提示位置として決定される。メインコンテンツが横長に表示される場合、仮に横長表示部の左右の近傍にサブコンテンツが提示されると、ユーザが視認する対象が左右方向に拡がりすぎ、サブコンテンツがユーザの視野に入りきらない可能性がある。そこで、サブコンテンツが横長表示部の上下の近傍に表示されることで、より確実にメインコンテンツとサブコンテンツとが同時に視認可能になる。
仮にサブコンテンツの提示される画角が一定の場合、ヘッドマウントディスプレイとメインコンテンツ表示手段との距離が近すぎると、サブコンテンツはメインコンテンツに対して小さ過ぎるように視認される可能性がある。逆に、ヘッドマウントディスプレイとメインコンテンツ表示手段との距離が遠すぎると、サブコンテンツがメインコンテンツよりも大きく視認される可能性がある。請求項3に記載の発明では、サブコンテンツの提示位置及びメインコンテンツ表示手段の見た目のサイズに応じて、サブコンテンツの提示される画角が調整される。従って、より確実にメインコンテンツとサブコンテンツとが同時に視認可能になる。
請求項4に記載の発明では、ヘッドマウントディスプレイに設けられる無線タグ読取装置が、ヘッドマウントディスプレイと別体に設けられた位置特定無線タグを読み取ることで、メインコンテンツ表示手段に対する、ヘッドマウントディスプレイの相対位置が取得される。従って、相対位置を特定する情報を記憶する位置特定無線タグを読み取るだけで、容易に相対位置を取得することができる。
請求項5に記載の発明では、ヘッドマウントディスプレイに設けられる撮像手段が、メインコンテンツ表示手段を撮像する。そして、その撮像によって生じた撮像画像を画像処理することで、相対位置が決定される。従って、相対位置を取得するために、ヘッドマウントディスプレイと別体の特別な構成が不要になる。
請求項6に記載の発明では、表示されたメインコンテンツに対する相対位置に基づいて、画像提示手段を透過してユーザに視認される表示されたメインコンテンツを避けるように、前記ユーザに視認される表示されたメインコンテンツの近傍が、サブコンテンツの提示位置として決定される。従って、メインコンテンツがヘッドマウントディスプレイと別体に表示される場合であっても、サブコンテンツをメインコンテンツの近傍且つ互いに重ならない位置に表示することができ、メインコンテンツとサブコンテンツとが同時に視認可能になる。
請求項7に記載の発明では、表示されたメインコンテンツが縦方向よりも横方向に長い場合、表示されたメインコンテンツの上下の近傍が、サブコンテンツの提示位置として決定される。メインコンテンツが横長に表示される場合、仮にメインコンテンツの左右の近傍にサブコンテンツが提示されると、ユーザが視認する対象が左右方向に拡がりすぎ、サブコンテンツがユーザの視野に入りきらない可能性がある。そこで、サブコンテンツが表示されたメインコンテンツの上下の近傍に提示されることで、より確実にメインコンテンツとサブコンテンツとが同時に視認可能になる。
仮にサブコンテンツの提示される画角が一定の場合、ヘッドマウントディスプレイと表示されたメインコンテンツとの距離が近すぎると、サブコンテンツはメインコンテンツに対して小さ過ぎるように視認される可能性がある。逆に、ヘッドマウントディスプレイと表示されたメインコンテンツとの距離が遠すぎると、サブコンテンツがメインコンテンツよりも大きく視認される可能性がある。請求項8に記載の発明では、サブコンテンツの提示位置及び表示されたメインコンテンツの見た目のサイズに応じて、サブコンテンツの提示される画角が調整される。従って、より確実にメインコンテンツとサブコンテンツとが同時に視認可能になる。
請求項9に記載の発明では、無線タグ読取装置によって位置特定無線タグを読み取ることで、表示されたメインコンテンツに対する相対位置が取得される。従って、位置特定無線タグに記憶された相対位置を特定する情報を読み取るだけで、容易に相対位置を取得することができる。
請求項10に記載の発明では、ヘッドマウントディスプレイに設けられる撮像手段が、表示されたメインコンテンツを撮像する。そして、その撮像によって生じた撮像画像を画像処理することで、相対位置が決定される。従って、ヘッドマウントディスプレイと別体の特別な構成を必要とせず、ヘッドマウントディスプレイ単体での相対位置の取得が可能となる。
第1の実施形態に係る、画像提示システム1を実際に使用した状態を示した説明図。 第1の実施形態に係る、ユーザUSRがHMD10を装着した状態を図。 第1の実施形態に係る、頭部装着部100の構成を示す図。 第1の実施形態に係る、画像提示システム1の構成を示す機能ブロック図。 第1の実施形態に係る、RAM206及び位置特定無線タグTGに記憶される情報を示す図。 第1の実施形態に係る、制御ボックス200によって実行される処理のフローチャート。 第1の実施形態に係る、サブコンテンツ提示処理を説明するフローチャート。 第1の実施形態に係る、字幕SCの提示される座標を決定する方法を説明する図。 第2の実施形態に係る、画像提示システム2の構成を示す機能ブロック図。
本発明は、外光を透過しつつ、表示情報に応じた画像光をユーザの眼に投射して当該ユーザに前記画像光に応じた画像を視認させるシースルー型のヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDともいう)を備えた画像提示システムに関する。特に、本実施形態に係る画像提示システムは、映画等のメインコンテンツに関連付けられた字幕等のサブコンテンツを、ユーザが装着しているHMDを介してユーザに提示する。このサブコンテンツは、映画スクリーン等のメインコンテンツ表示手段に対するHMDの相対位置に基づいて、HMDを透過してユーザに視認されるメインコンテンツ表示手段による実像を避けるように、メインコンテンツ表示手段による実像の近傍に提示される。従って、ユーザは、サブコンテンツを、メインコンテンツの近傍且つ互いに重ならないようにして、メインコンテンツと同時に視認することができる。
以下、本実施形態に係る画像提示システムについて、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
[全体の概要]
まず、図1を用いて画像提示システム1の概要について説明する。図1は、画像提示システム1を実際に使用した状態を示した説明図である。図1において、メインコンテンツとしての映画が、非図示のプロジェクタ等から、メインコンテンツ表示手段としてのスクリーンMCに投影される。スクリーンMCは、上下方向(縦方向)よりも左右方向(横方向)に長い。座席STに着座しているユーザUSR(図1では複数示される)は、シースルー型のHMD10(図2参照)を装着している。座席STの背面には、スクリーンMCとHMD10との相対位置に係る情報が記憶された位置特定無線タグTGが設けられる。HMD10に設けられる位置取得手段130に含まれる無線タグ読取装置134(図4参照)は、この位置特定無線タグTGを読み取ることで、スクリーンMCとHMD10との相対位置を取得する。取得された相対位置に基づいて、サブコンテンツとしての字幕SCの提示位置が決定される。具体的には、字幕SCは、スクリーンMCの下側に隣接する位置にユーザUSRに視認される様にして、HMD10を介してユーザに提示される。
[HMD10の構成]
図2は、ユーザUSRがHMD10を装着した状態を示す図である。HMD10は、ユーザUSRの頭部に装着される頭部装着部100と、HMD10の制御を行う制御ボックス200と、頭部装着部100と制御ボックス200とを接続する信号ケーブル250とで構成される。頭部装着部100には、スクリーンMCに対するHMD10の相対位置を取得するために、位置取得手段130が設けられる。位置取得手段130の構成は、後述する。尚、制御ボックス200が頭部装着部100に含まれるようにして、両者を一体として構成しても良い。
図3は、頭部装着部100の構成を示す図である。図3(a)は頭部装着部100の平面図、図3(b)は頭部装着部100の正面図、図3(c)は頭部装着部100の右側面図をそれぞれ示す。
頭部装着部100は、テンプル104A,104Bと、ヨロイ106A,106Bと、フロントフレーム108とにより骨格が形成される。テンプル104A,104Bの一端には、ユーザUSRの耳に当たるモダン102A,102Bが取り付けられる。テンプル104A,104Bの他端は、蝶番112A,112Bを介してヨロイ106A,106Bに連結される。ヨロイ106A,106Bは、フロントフレーム108の左右両端に連結される。フロントフレーム108の中央には、利用者の鼻に当接する鼻パッド110が設けられる。テンプル104A,104Bは、ヨロイ106A,106Bに形成された蝶番112A,112Bによって、フロントフレーム108に対して折りたたむことができる。頭部装着部100の骨格の構成は、例えば、通常の眼鏡と同様である。頭部装着部100は、ユーザUSRに装着された状態において、モダン102A,102Bと、鼻パッド110と、により利用者の顔に保持される(図2参照)。なお、図3(b)において、モダン102A,102B及びテンプル104A,104Bは省略される。
頭部装着部100の骨格部には、画像提示装置114が、ヨロイ106A付近に配設された取付部122を介して取り付けられる。画像提示装置114は、ヨロイ106A付近に取付部122を介して取り付けられた状態において、頭部装着部100を装着したユーザUSRの左眼118と略同一の高さとなる位置に配設される。画像提示装置114は、制御ボックス200(図2参照。詳細については後述する図4参照)と、信号ケーブル250を介して接続される。画像提示装置114は、制御ボックス200から信号ケーブル250を介して送信された画像信号に基づく画像光を、ハーフミラー116に向けて光学的に出射する。
画像提示装置114から出射された画像光120aは、ハーフミラー116に入射する。ハーフミラー116で反射された画像光120bは、ユーザUSRの左眼118に入射する。換言すれば、画像提示装置114は、ユーザUSRの左眼118に画像光を入射することで、ユーザUSRに画像を所定の画角で視認可能に提示する。以下、ユーザUSRに提示される画像の画角、即ちユーザUSRの視野に画像が提示される領域を、提示領域とも表現する。なお、画像提示装置114は、取得された画像信号に応じた画像光120a,120bを2次元方向に走査し、その走査された画像光120a,120bを利用者の左眼118に導き網膜上にコンテンツ画像を形成する網膜走査型のディスプレイを用いて構成することができる他、液晶ディスプレイ、有機EL(Organic Electro―Luminescence)ディスプレイその他の装置を用いた構成とすることもできる。
[機能ブロックの説明]
図4に、画像提示システム1の構成を示す機能ブロックを示す。画像提示システム1は、スクリーンMCと、HMD10と、サブコンテンツ記憶手段300と、位置特定無線タグTGとで構成される。HMD10は、制御ボックス200と、頭部装着部100と、制御ボックス200と頭部装着部100とを接続する信号ケーブル250とで構成される。
制御ボックス200は、CPU202と、ROM204と、RAM206と、操作部208と、サブコンテンツ取得手段210と、入出力インターフェース212とで構成される。以下、制御ボックス200の各構成の説明を行う。
CPU202は、ROM204と、RAM206と、操作部208と、サブコンテンツ取得手段210と、入出力インターフェース212との間で信号の送受信を行い、各種演算,処理を行う。
ROM204は、HMD10を制御する各種プログラムやパラメータを記憶する。
RAM206は、CPU202で処理される各種プログラムや、CPU202が処理するデータを、そのアドレス空間に一時記憶する。具体的には、RAM206は、図5(a)に示されるように、字幕データ206a、相対位置データ206b、HMD方向データ206c、字幕表示位置データ206d、字幕文字組データ206e、字幕提示諸元データ206f及びスクリーン見た目サイズデータ206gを一時記憶する。字幕データ206aは、HMD10を介してユーザUSRに提示される字幕に係るデータである。相対位置データ206bは、スクリーンMCに対するHMD10の相対位置を示すデータである。HMD方向データ206cは、ユーザUSRの顔が向いている方向、即ち頭部装着部100が向く方向を示すデータである。字幕表示位置データ206dは、字幕データ206aが提示される位置、具体的には、スクリーンMCの上下左右の何れの方向に提示されるかを示すデータである。字幕文字組データ206eは、字幕データ206aが横組みで提示されるのか縦組みで提示されるのかを示すデータである。字幕提示諸元データ206fは、字幕SCが提示される座標及び画角を示すデータである。スクリーン見た目サイズデータ206gは、スクリーンMCに対するHMD10の相対位置において、スクリーンMCの見た目のサイズを示すデータである。
操作部208は、HMD10を操作するための構成である。ユーザUSRが操作部208に対して操作を行うことで、操作部208から操作信号がCPU202に対して送信される。
サブコンテンツ取得手段210は、CPU202からの制御信号に従って、字幕SCに係るデータを取得する。本実施形態において、サブコンテンツ取得手段210は、例えば無線LAN等の無線インターフェースで構成される。即ち、サブコンテンツ取得手段210は、HMD10とは別体に設けられるサブコンテンツ記憶手段300から、無線を介して字幕SCに係るデータを取得する。取得された字幕SCに係るデータは、サブコンテンツ取得手段210からCPU202に字幕信号として送信され、字幕データ206aとしてRAM206に一時記憶される。
入出力インターフェース212は、CPU202からの制御信号に従って、頭部装着部100との間の各種データを含む信号の入出力(送受信)を制御する。入出力インターフェース212は、後記する入出力インターフェース115と、信号ケーブル250によって接続される。
頭部装着部100は、画像提示装置114、入出力インターフェース115及び位置取得手段130によって構成される。以下、頭部装着部100の各要素の説明を行う。
画像提示装置114は、前記したように、CPU202からの制御信号に従って、信号ケーブル250を介して受信した画像信号に基づく画像光を、ユーザUSRの左眼118に対して射出する。
入出力インターフェース115は、CPU202からの制御信号に従って、制御ボックス200との間の各種データを含む信号の入出力(送受信)を制御する。入出力インターフェース115は、信号ケーブル250を介して入出力インターフェース212に接続される。
位置取得手段130は、スクリーンMCに対するHMD10の相対位置を取得する。位置取得手段130は、方向検知手段132と、無線タグ読取装置134とで構成される。
方向検知手段132は、CPU202からの制御信号に従って、HMD10が向いている方向を検知する。方向検知手段132は、例えば、重力方向に対する方向を検出する重力センサ(加速度センサ)と、地磁気方向に対する方向を検出する地磁気センサとを組み合わせることで構成できる。方向検知手段132の検知結果は、方向信号としてCPU202に送信され、HMD方向データ206cとしてRAM206に一時記憶される。
無線タグ読取装置134は、スクリーンMCに対する、HMD10の相対位置を取得する。具体的には、無線タグ読取装置134は、CPU202からの制御信号に従って、ユーザUSRの前席背面に設けられた位置特定無線タグTGを読み取る。読み取りによって得られた、スクリーンMCに対するHMD10の相対位置に関する情報は、相対位置信号としてCPU202に送信され、相対位置データ206bとしてRAM206に一時記憶される。
再び画像提示システム1全体の説明を行う。スクリーンMCには、メインコンテンツとしての映画が、非図示のプロジェクタ等から投影される。スクリーンMCとHMD10との間に電気的な信号の送受信は行われない。スクリーンMCは、HMD10とは別体に、光学的に映画を表示する。
サブコンテンツ記憶手段300は、スクリーンMCに表示される映画の内容に関連付けられた、サブコンテンツとしての字幕SCに係る情報を記憶する。字幕SCに係る情報としては、少なくとも、HMD10によってユーザUSRに提示される文字情報と、その文字情報の表示タイミングを決定する情報とが含まれる。サブコンテンツ記憶手段300は、無線を介してサブコンテンツ取得手段210に接続される。サブコンテンツ記憶手段300は、HMD10からの要求に応じた字幕データをサブコンテンツ取得手段210に送信する。即ち、画像提示システム1において、サブコンテンツ記憶手段300はサーバとして働き、HMD10はクライアントとして働く。ユーザUSRは、例えば操作部208を操作することで字幕SCに関する属性(言語の種類等)を選択し、サブコンテンツ記憶手段300は、選択された属性に応じた字幕SCに関するデータを、サブコンテンツ取得手段210に対して送信する。
位置特定無線タグTGは、スクリーンMCに対するHMD10の相対位置に関する情報を記憶する。具体的には、位置特定無線タグTGは、図5(b)に示される様に、スクリーン距離Aと、スクリーン縦幅Bと、スクリーン上下位置Cと、スクリーン横幅Dと、スクリーン左右位置Eとを記憶する(詳細は後記する図8を参照)。スクリーン距離Aは、HMD10からスクリーンMCまでの距離を表す。スクリーン縦幅Bは、スクリーンMCの縦幅(上下方向の幅)を表す。スクリーン上下位置Cは、HMD10に対するスクリーンMCの上下方向の位置を表す。スクリーン横幅Dは、スクリーンMCの横幅(左右方向の幅)を表す。スクリーン左右位置Eは、HMD10に対するスクリーンMCの左右方向の位置を表す。位置特定無線タグTGは、無線タグ読取装置134からの電波をエネルギー源として動作する、所謂パッシブタグである。本実施形態において、無線タグ読取装置134と位置特定無線タグTGとの通信には、極超短波帯の電磁波であるUHF(UltraHigh Frequency)が用いられる。
[制御ボックス200によって実行される処理]
図6に、制御ボックス200によって実行される処理のフローチャートを示す。なお、この処理は、電源がONにされたHMD10において、CPU202が、ユーザUSRによって処理を開始する旨の操作がなされた操作部208からの操作信号を取得することを条件として、開始される。詳細には、CPU202は、前記操作信号の取得を条件として、ROM204に記憶された所定のプログラムをRAM206上で実行し、この処理を開始する。
ステップS1において、CPU202は、スクリーンMCに対する、HMD10の相対位置を取得する。具体的には、CPU202は、無線タグ読取装置134に制御信号を送信することで、無線タグ読取装置134に位置特定無線タグTGを読み取らせる。無線タグ読取装置134によって読み取られた情報(図5(b)参照)は、相対位置信号としてCPU202に送信された後に、相対位置データ206bとしてRAM206に一時記憶される。その後、CPU202は、処理をステップS2に移行する。
ステップS2において、CPU202は、HMD10を介してユーザUSRに提示される字幕SCに係るデータを取得する。具体的には、CPU202は、サブコンテンツ取得手段210に制御信号を送信することによって、サブコンテンツ取得手段210に字幕SCに係るデータを取得させる。サブコンテンツ取得手段210は、無線を介してサブコンテンツ記憶手段300から字幕SCに係るデータを取得する。取得された字幕SCに係るデータは、CPU202に送信された後に、字幕データ206aとしてRAM206に一時記憶される。その後、CPU202は、処理をステップS3に移行する。
ステップS3において、CPU202は、HMD10によってユーザ10に提示される字幕SCの提示位置を、スクリーンMCの上側の近傍、詳細にはスクリーンMCの上側に隣接する位置、に決定する。具体的には、CPU202は、RAM206に一時記憶されている字幕提示位置データ206dを、スクリーンMCの上側に隣接する位置に字幕SCが提示されるように更新する。その後、CPU202は、処理をステップS4に移行する。
ステップS4において、CPU202は、HMD10によってユーザ10に提示される字幕SCの提示方向を、横方向に決定する。具体的には、CPU202は、RAM206に一時記憶されている字幕文字組データ206eを、字幕SCが横方向に提示されるように更新する。その後、CPU202は、処理をステップS5に移行する。
ステップS5において、CPU202は、ユーザUSRに字幕SCを提示するための、サブコンテンツ提示処理を行う。以下、このサブコンテンツ提示処理を示した図7を用いて、説明を行う。
ステップSA1において、CPU202は、相対位置データ206b、字幕提示位置データ206d及び字幕文字組データ206eに基づいて、字幕SCの提示座標を決定する。以下、図8を用いてステップSA1の処理を説明する。
図8は、字幕SCの提示座標を決定する方法を説明する図である。尚、図8の説明に用いられる左,右は、ユーザUSRから見た場合の左,右に一致する。先ず、図8(a)を用いて、上下方向の提示座標を決定する方法を説明する。ユーザUSRがスクリーンMCの中心に視線を向けていれば、画像がユーザUSRに提示される領域である提示領域の中心と、スクリーンMCの中心とが一致する。今、HMD10の上下方向の位置(ユーザUSRの視線の高さ)から、スクリーンMCの上端までの角度を角度φ1と、スクリーンMCの下端までの角度を角度φ2と、スクリーンMCの中心までの角度を角度φ3と、それぞれ表現する。角度φ1、角度φ2及び角度φ3は、RAM206に一時記憶された相対位置データ206bに含まれる、スクリーン距離A、スクリーン縦幅B及びスクリーン上下位置Cを用いて、以下の[数1]の様に導出される。
スクリーンMCの中心から上端までの角度を角度θ1、中心から下端までの角度を角度θ2と表記する。角度θ1及び角度θ2は、角度φ1、角度φ2及び角度φ3を用いて、以下の[数2]の様に導出される。
次に、図8(b)を用いて、左右方向の提示座標を決定する方法を説明する。HMD10の左右方向の位置から、スクリーンMCの右端までの角度を角度φ4と、スクリーンMCの左端までの角度を角度φ5と、スクリーンMCの中心までの角度を角度φ6と、それぞれ表現する。角度φ4、角度φ5及び角度φ6は、RAM206に一時記憶された相対位置データ206bに含まれる、スクリーン距離A、スクリーン横幅D及びスクリーン左右位置Eを用いて、以下の[数3]の様に導出される。
スクリーンMCの中心から右端までの角度を角度θ3、中心から左端までの角度を角度θ4と表記する。角度θ3及び角度θ4は、角度φ4、角度φ5及び角度φ6を用いて、以下の[数4]の様に導出される。
[数1]〜[数4]によって導出された角度θ1〜θ4を用いて、RAM206に一時記憶される字幕提示位置データ206dに応じて、スクリーンMCに隣接する位置に字幕SCを提示することができる。具体的には、字幕提示位置データ206dに字幕SCがスクリーンMCの上側に表示される旨のデータが一時記憶されている場合は、(1)字幕SCの左右方向の中心は提示領域の中心に一致、(2)字幕SCの下端が提示領域の中心からθ1だけ上側に位置、するように、字幕SCがユーザUSRに提示される。また、字幕提示位置データ206dに字幕SCがスクリーンMCの下側に表示される旨のデータが一時記憶されている場合は、(1)字幕SCの左右方向の中心は提示領域の中心に一致、(2)字幕SCの上端が提示領域の中心からθ2だけ下側に位置、するように、字幕SCがユーザUSRに提示される。字幕提示位置データ206dに字幕SCがスクリーンMCの右側に表示される旨のデータが一時記憶されている場合は、(1)字幕SCの左端が提示領域の中心からθ3だけ右側に位置、(2)字幕SCの上下方向の中心が提示領域の中心に一致、するように、字幕SCがユーザUSRに提示される。そして、字幕提示位置データ206dに字幕SCがスクリーンMCの左側に表示される旨のデータが一時記憶されている場合は、(1)字幕SCの右端が提示領域の中心からθ4だけ左側に位置、(2)字幕SCの上下方向の中心が提示領域の中心に一致、するように、字幕SCがユーザUSRに提示される。
図8を用いて説明した処理を行うことで、CPU202は、字幕SCの提示座標を決定する。決定された字幕SCの提示座標は、字幕提示諸元データ206fの一部として、RAM206に一時記憶される。また、角度θ1〜θ4も、スクリーン見た目サイズデータ206gとしてRAM206に一時記憶される。その後、CPU202は、処理をステップSA2に移行する。
ステップSA2において、CPU202は、字幕SCの提示画角を決定する。具体的には、CPU202は、スクリーン見た目サイズデータ206fに基づいて、字幕SCがスクリーンMCの見た目のサイズ以下の画角で提示される様に、字幕SCの提示画角を決定する。即ち、字幕SCがスクリーンMCの上側又は下側に提示される場合、字幕SCの左右方向の画角は、「θ3+θ4」以下になる様に決定される。また、字幕SCがスクリーンMCの右側又は左側に提示される場合、字幕SCの上下方向の画角は、「θ1+θ2」以下になる様に決定される。決定された字幕SCの提示画角は、字幕提示諸元データ206fの一部として、RAM206に一時記憶される。その後、CPU202は、処理をステップSA3に移行する。
ステップSA3において、CPU202は、HMD10が向いている方向を検知する。具体的には、CPU202は、方向検知手段132に制御信号を送信することで、方向検知手段132にHMD10が向いている方向を検知させる。方向検知手段132の検知結果は、方向信号としてCPU202に送信された後に、HMD方向データ206cとしてRAM206に一時記憶される。その後、CPU202は、処理をステップSA4に移行する。
前記したステップSA1において、決定された字幕SCの提示座標は、ユーザUSRがスクリーンMCの中心に視点を向けることを前提として決定された。通常、ユーザUSRがスクリーンMCを見ている場合、ユーザUSRはスクリーンMCの中心に視点を向ける。しかし、ユーザUSRが頭を左右に微動する等の動作を行った場合、字幕SCがスクリーンMCに隣接する位置からずれる。そこで、字幕SCが常にスクリーンMCに隣接する位置に提示されるために、ステップSA4において、CPU202は、字幕提示諸元データ206f及びHMD方向データ206cに基づいて、ユーザUSRに字幕SCを提示する。具体的には、CPU202は、画像提示装置114に制御信号を送信することで、画像提示装置114にユーザUSRに画像を所定の画角で視認可能に提示させる。このとき、CPU202は、HMD方向データ206cに基づいて、スクリーンMCの中心とHMD10の向いている方向(ユーザUSRの視線方向)とのズレが補正されるように、字幕提示諸元データ206fに含まれる字幕SCの提示座標を補正する。この補正によって、字幕SCが常にスクリーンMCに隣接する位置に提示される。その後、CPU202は、サブコンテンツ提示処理を終了し、処理を図6のステップS6に移行する。
ステップS6において、CPU202は、字幕SCの提示位置の変更が行われたか否かを判断する。具体的には、CPU202は、字幕SCの提示位置の変更を行う旨の操作信号を操作部208から受信することで、ステップS6における判断を行う。ステップS6の判断が肯定(Y)の場合、CPU202は、処理をステップS7に移行する。一方、ステップS6の判断が否定(N)の場合、CPU202は、処理をステップS14に移行する。
ステップS7において、CPU202は、操作部208から送信された操作信号が、字幕SCの提示位置をスクリーンMCの下側に変更する旨の操作信号であるか否かを判断する。ステップS7の判断が肯定(Y)の場合、CPU202は、処理をステップS8に移行する。一方、ステップS7の判断が否定(N)の場合、CPU202は、処理をステップS9に移行する。
ステップS8において、CPU202は、HMD10によってユーザUSRに提示される字幕SCの提示位置を、スクリーンMCの下側の近傍、詳細にはスクリーンMCの下側に隣接する位置に決定する。具体的には、CPU202は、RAM206に一時記憶されている字幕提示位置データ206dを、スクリーンMCの下側に隣接する位置に字幕SCが提示されるように更新する。その後、CPU202は、処理をステップS4に戻す。
ステップS9において、CPU202は、操作部208から送信された操作信号が、字幕SCの提示位置をスクリーンMCの上側に変更する旨の操作信号であるか否かを判断する。ステップS9の判断が肯定(Y)の場合、CPU202は、処理をステップS3に戻す。一方、ステップS9の判断が否定(N)の場合、CPU202は、処理をステップS10に移行する。
ステップS10において、CPU202は、操作部208から送信された操作信号が、字幕SCの提示位置をスクリーンMCの右側に変更する旨の操作信号であるか否かを判断する。ステップS10の判断が肯定(Y)の場合、CPU202は、処理をステップS11に移行する。一方、ステップS10の判断が否定(N)の場合、CPU202は、処理をステップS12に移行する。
ステップS11において、CPU202は、HMD10によってユーザUSRに提示される字幕SCの提示位置を、スクリーンMCの右側の近傍、詳細にはスクリーンMCの右側に隣接する位置に決定する。具体的には、CPU202は、RAM206に一時記憶されている字幕提示位置データ206dを、スクリーンMCの右側に隣接する位置に字幕SCが提示されるように更新する。その後、CPU202は、処理をステップS13に移行する。
ステップS12において、CPU202は、HMD10によってユーザUSRに提示される字幕SCの提示位置を、スクリーンMCの左側の近傍、詳細にはスクリーンMCの左側に隣接する位置に決定する。具体的には、CPU202は、RAM206に一時記憶されている字幕提示位置データ206dを、スクリーンMCの左側に隣接する位置に字幕SCが提示されるように更新する。その後、CPU202は、処理をステップS13に移行する。
ステップS13において、CPU202は、HMD10によってユーザ10に提示される字幕SCの提示方向を、縦方向に決定する。具体的には、CPU202は、RAM206に一時記憶されている字幕文字組データ206eを、字幕SCが縦方向に提示されるように更新する。その後、CPU202は、処理をステップS14に移行する。
ステップS14において、CPU202は、字幕SCの提示を終了するか否かを判断する。具体的には、CPU202は、字幕SCの提示を終了する旨の操作信号を操作部208から受信することで、ステップS14における判断を行う。ステップS14の判断が肯定(Y)の場合、CPU202は、一連の処理を終了する。一方、ステップS14の判断が否定(N)の場合、CPU202は、処理をステップS5に戻す。
<第2の実施形態>
[機能ブロックの説明]
図9は、画像提示システム2の構成を示す機能ブロックを示す。本実施形態における画像提示システム2と、前記した第1の実施形態における画像提示システム1との差異は、(1)HMD20の構成、(2)位置特定無線タグTGが設けられない、の2点である。また、本実施形態におけるHMD20と、前記した第1の実施形態におけるHMD10との差異は、(1)サブコンテンツ取得手段210の代わりにサブコンテンツ記憶手段310が制御ボックス220に含まれる、(2)無線タグ読取装置134の代わりにCCDカメラ234が位置取得手段230に含まれる、の2点である。第1の実施形態と同一の構成要素は、同一の番号を付すことで説明を省略する。
制御ボックス220に含まれるサブコンテンツ記憶手段310は、第1の実施形態におけるサブコンテンツ記憶手段300と同様に、字幕SCに係る情報を記憶する。サブコンテンツ記憶手段310は、CPU202からの制御信号に応じて、字幕SCに係る情報を字幕信号としてCPU202に送信する。CPU202に送信された字幕信号は、字幕データ206aとしてRAM206に一時記憶される。尚、サブコンテンツ記憶手段310は、ハードディスクやフラッシュROM等の書き換え可能な不揮発記憶媒体によって構成できる。
CCDカメラ234は、CPU202からの制御信号に従って、スクリーンMCを撮像する。スクリーンMCを撮像することによって発生した撮像画像は、CPU202に撮像信号として送信された後に、RAM206に撮像データとして一時記憶される。CCDカメラ234を含む位置取得手段230は、HMD20が向いている方向とCCDカメラの視野中心の方向とが一致するようにして、画像提示装置114の上面に設けられる。
[制御ボックス220によって実行される処理]
本実施形態において制御ボックス220によって実行される処理は、図6及び図7に示される第1の実施形態における処理と同様である。但し、本実施形態においては、ステップS1及びステップS2において行われる処理が、第1の実施形態におけるステップS1及びステップS2と異なる。ここでは、本実施形態においてステップS1及びステップS2で行われる処理の説明のみを行う。
ステップS1において、CPU202は、スクリーンMCに対する、HMD20の相対位置を取得する。具体的には、CPU202は、CCDカメラ234に対して制御信号を送信することで、CCDカメラ234にスクリーンMCを撮像させる。CCDカメラ234はCPU202に撮像信号を送信し、CPU202は受信した撮像信号をRAM206に撮像データとして一時記憶する。CPU202は、RAM206に一時記憶された撮像データから、スクリーンMCの輪郭を決定する。映画館であればスクリーンMCは周囲に比べて明るいので、撮像データにおいて輝度が急激に高くなる領域を検知することで、スクリーンMCの輪郭が決定できる。スクリーンMCの輪郭は大きさの決まった四角形なので、CPU202は、スクリーンMCの輪郭の形状に基づいて、スクリーンMCに対するHMD20の相対位置を決定する。決定された相対位置は、相対位置データ206bとしてRAM206に一時記憶される。その後、CPU202は、処理をステップS2に移行する。
ステップS2において、CPU202は、HMD20を介してユーザUSRに提示される字幕SCに係るデータを取得する。具体的には、CPU202は、サブコンテンツ記憶手段310に制御信号を送信することによって、サブコンテンツ記憶手段310に記憶された字幕SCに係るデータを取得する。サブコンテンツ記憶手段310は字幕SCに係るデータをCPU202に送信し、CPU202は受信した字幕SCに係るデータを字幕データ206aとしてRAM206に一時記憶する。その後、CPU202は、処理をステップS3に移行する。
ステップS3〜ステップS14で行われる処理は、図6及び図7に示される第1の実施形態における処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本発明は、今までに述べた実施形態に限定されることは無く、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形・変更が可能である。以下にその変形の一例を述べる。
<変形例>
前記した実施形態において、ハーフミラー116を用いたシースルー型のヘッドマウントディスプレイが利用される。しかし、例えばカメラでユーザUSRの視線方向の外界を撮像し、その撮像画像に字幕SCを重畳する様な、所謂ビデオシースルー型のヘッドマウントディスプレイが利用されても良い。
前記した実施形態において、メインコンテンツ表示手段として、映画が投影されるスクリーンMCが示された。しかし、例えば大型のディスプレイなどがメインコンテンツ表示手段として用いられても良い。要は、HMDと別体に構成され、メインコンテンツを実像として表示する表示手段であれば、どの様なものであっても良い。
前記した実施形態において、字幕SCは、スクリーンMCの上側,下側,右側,左側の何れかに隣接する位置に表示された。より詳細には、字幕SCがスクリーンMCに隣接する位置に提示される際に、字幕SCの端とスクリーンMCの端とが接するとして説明された(図7のステップSA1参照)。しかし、字幕SCが提示される位置は、スクリーンMCに隣接する位置に限定されず、スクリーンMCの近傍であれば良い。例えば、字幕SCの端とスクリーンMCの端とが所定角度(例えば5〜10°程度)離れていても、近傍に含まれる。
1,2 画像提示システム
10,20 HMD
100 頭部装着部
102A,102B モダン
104A,104B テンプル
106A,106B ヨロイ
112A,112B 蝶番
110 鼻パッド
114 画像提示装置
115,212 入出力インターフェース
130,230 位置取得手段
132 方向検知手段
134 無線タグ読取装置
200,220 制御ボックス
202 CPU
204 ROM
206 RAM
208 操作部
210 サブコンテンツ取得手段
234 CCDカメラ
250 信号ケーブル
300,310 サブコンテンツ記憶手段
MC スクリーン
SC 字幕
ST 座席
TG 位置特定無線タグ

Claims (10)

  1. 外光を透過しつつ、表示情報に応じた画像光をユーザの眼に投射して前記画像光に応じた画像をユーザに提示する画像提示手段を有するシースルー型のヘッドマウントディスプレイを備えた画像提示システムにおいて、
    前記ヘッドマウントディスプレイと別体に構成され、メインコンテンツを実像として表示するメインコンテンツ表示手段と、
    メインコンテンツに関連付けられ、前記画像提示手段を介してユーザに提示されるサブコンテンツを取得するサブコンテンツ取得手段と、
    前記メインコンテンツ表示手段に対する、前記ヘッドマウントディスプレイの相対位置を取得する位置取得手段と、
    前記相対位置に基づいて、前記画像提示手段による画像提示が可能な提示領域の中で、前記画像提示手段を透過して前記ユーザに視認される前記メインコンテンツ表示手段による前記実像を避けるように、前記メインコンテンツ表示手段による前記実像の近傍を、サブコンテンツの提示位置として決定するサブコンテンツ位置決定手段と、
    前記サブコンテンツ取得手段によって取得されたサブコンテンツを、前記サブコンテンツの提示位置に提示させるように、前記画像提示手段を制御する画像提示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像提示システム。
  2. 前記メインコンテンツ表示手段は、メインコンツの実像が表示される、縦方向よりも横方向に長い横長表示部を有し、
    前記サブコンテンツ位置決定手段は、前記横長表示部の上下の近傍を、前記サブコンテンツの提示位置として決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像提示システム。
  3. 前記相対位置に基づいて、前記画像提示手段を透過して前記ユーザに視認される前記メインコンテンツ表示手段の見た目のサイズを決定するメインコンテンツサイズ決定手段をさらに備え、
    前記画像提示制御手段はさらに、前記サブコンテンツの提示位置及び前記メインコンテンツ表示手段の見た目のサイズに応じて、前記サブコンテンツの提示される画角を決定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像提示システム。
  4. 前記位置取得手段は、
    前記ヘッドマウントディスプレイと別体に設けられ、前記相対位置を特定するための情報を記憶し、信号の送受信を行うためのアンテナを含む位置特定無線タグと、
    前記ヘッドマウントディスプレイに設けられ、前記位置特定無線タグとの間で情報の送受信を行う無線タグ読取装置と、
    を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像提示システム。
  5. 前記位置取得手段は、
    前記ヘッドマウントディスプレイに設けられ、前記メインコンテンツ表示手段を撮像することで撮像画像を生成する撮像手段と、
    前記撮像画像に基づいて、前記相対位置を決定する画像処理手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像提示システム。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の画像提示システムに用いられるシースルー型のヘッドマウントディスプレイであって、
    外光を透過しつつ、表示情報に応じた画像光をユーザの眼に投射して前記画像光に応じた画像をユーザに提示する画像提示手段と、
    表示されたメインコンテンツに対する相対位置を取得する位置取得手段と、
    メインコンテンツに関連付けられ、前記画像提示手段を介してユーザに提示されるサブコンテンツを取得するサブコンテンツ取得手段と、
    前記相対位置に基づいて、前記画像提示手段による画像提示が可能な提示領域の中で、前記画像提示手段を透過して前記ユーザに視認される前記表示されたメインコンテンツを避けるように、前記ユーザに視認される前記表示されたメインコンテンツの近傍を、前記サブコンテンツの提示位置として決定するサブコンテンツ位置決定手段と、
    前記サブコンテンツ取得手段によって取得されたサブコンテンツを、前記サブコンテンツの提示位置に提示させように、前記画像提示手段を制御する画像提示制御手段と、
    を備えることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  7. 前記表示されたメインコンテンツが縦方向よりも横方向に長い場合、前記サブコンテンツ位置決定手段はさらに、前記表示されたメインコンテンツの上下の近傍を、前記サブコンテンツの提示位置として決定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  8. 前記相対位置に基づいて、前記画像提示手段を透過して前記ユーザに視認される前記表示されたメインコンテンツの見た目のサイズを決定するメインコンテンツサイズ決定手段をさらに備え、
    前記画像提示制御手段はさらに、前記サブコンテンツの提示位置及び前記表示されたメインコンテンツの見た目のサイズに応じて、前記サブコンテンツの提示される画角を調整する、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  9. 前記位置取得手段は、
    前記相対位置を特定するための情報を記憶するとともに信号の送受信を行うためのアンテナを含む位置特定無線タグとの間で情報の送受信を行う無線タグ読取装置、
    を有することを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載のヘッドマウントディスプレイ。
  10. 前記位置取得手段は、
    前記表示されたメインコンテンツを撮像することで撮像画像を生成する撮像手段と、
    前記撮像画像に基づいて、前記相対位置を決定する画像処理手段と、
    を有することを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載のヘッドマウントディスプレイ。
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