JP2010235978A - 冷却構造体の製作方法 - Google Patents

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【課題】 受熱盤と冷却パイプとの間の熱抵抗を充分に低減することで冷却能力の改善を図ることができる冷却構造体の製作方法を提供する。
【解決手段】 内部を冷却媒体が流れる冷却パイプ(11)と、冷却対象物に取り付けられる受熱盤であって、冷却パイプ外面との間に微小間隙を確保して冷却パイプを覆う受熱盤(10)とを準備する。微小間隙に、粉体組成物を水及び/又はアルコールで練り込んだ混練物(12)を封入する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷却対象物に取り付けられる受熱盤と、この受熱盤内に挿通され、内部を冷却媒体が流れる冷却パイプとを備えた冷却構造体に関し、特に高炉その他の工業炉の炉体を冷却するために用いられる冷却構造体の製作方法に関する。
例えば、高炉においては、炉内で生じる熱による炉体の劣化を抑えるために、冷却構造体としてのステーブクーラを用いて、炉体を冷却しながら操業が行われる。
図2は、高炉の炉壁の断面図である。ステーブクーラ1は、不定形耐火物2を介して鉄皮3に取り付けられた受熱盤1aと、この受熱盤1a内に挿通され、内部を冷却水が流れる冷却パイプ1bとを備える。冷却パイプ1bの内部を流れる冷却水により、冷却パイプ1b及び受熱盤1aを通じて炉体が冷却される。
高炉内の苛酷な熱環境下においては、熱負荷が原因して受熱盤1aに亀裂が生じることがあり得る。仮に受熱盤1aに亀裂が生じた場合、それが冷却パイプ1bにまで伝播すると水漏れが発生し、高炉の操業に支障をきたすこととなる。そこで、受熱盤1aから冷却パイプ1bへの亀裂の伝播を防止するために、両者間に微小間隙Gを確保している(例えば、特許文献1参照)。
しかし、微小間隙Gの存在は、受熱盤1aから冷却パイプ1bへの熱の移動を妨げ、ひいてはステーブクーラ1の冷却能力を低下させる原因となる。
そこで、図2の微小間隙Gの部分に、薄銅板(特許文献2)、あるいは低融点金属粉をピッチで練り込んだ混練物(特許文献3)を介在させることで、受熱盤1aから冷却パイプ1bへの亀裂の伝播を防止する効果は残しつつ、受熱盤1aと冷却パイプ1bとの間の熱抵抗を低減し、ステーブクーラ1の冷却能力の低下を防止する提案がなされている。
特公昭50−21420号公報 特開2002−146418号公報 実公昭48−36086号公報 特開2008−156133号公報 特開昭53−133217号公報
特許文献2の薄銅板だと、微小間隙Gを隙間なく埋めることができず、どうしても空隙が残ってしまう。このため、受熱盤1aと冷却パイプ1bとの間の熱抵抗を充分に低減することができない。
特許文献3の非水系混練物だと、微小間隙Gを隙間なく埋めることはできるが、混練に熱伝導性の悪いピッチを用いているため、受熱盤1aと冷却パイプ1bとの間の熱抵抗を充分に低減することができない。
なお、ピッチに限らず、液状レジンやタール等も含めたいわゆる非水系バインダは、熱伝導性が悪いため、これを混練液に用いると、如何に粉体に熱伝導性に優れたものを用いても、それによる熱伝導性の向上効果が減殺されることとなる。
本発明の目的は、受熱盤と冷却パイプとの間の熱抵抗を充分に低減することで冷却能力の改善を図ることができる冷却構造体の製作方法を提供することである。
本発明の一観点によれば、(a)内部を冷却媒体が流れる冷却パイプと、冷却対象物に取り付けられ、前記冷却パイプ外面との間に微小間隙を確保して前記冷却パイプを覆う受熱盤とを準備する工程、並びに(b)前記微小間隙に、粉体組成物を水及び/又はアルコールで練り込んだ混練物を封入する工程を有する冷却構造体の製作方法が提供される。
水及び/又はアルコールは、非水系バインダに比べて熱伝導性に優れる。本発明の混練物は受熱盤と冷却パイプとの間に封入状態で使用されるため、冷却構造体の稼動中も混練物中の水及び/又はアルコールが逸散しにくい。このため、水及び/又はアルコールの熱伝導性の良さがいかんなく活かされる。
従って、用いる粉体組成物の構成が同じであっても、非水系バインダを用いる従来よりも冷却パイプと受熱盤との間の熱抵抗を低減することができ、冷却構造体の冷却能力を改善することができる。
なお、混練液に水を用いた水系の混練物そのものは従来からよく知られている。また、その熱伝導性を高める検討も従来からなされている(特許文献4及び5参照)。しかし、従来の水系の混練物はいずれも、乾燥し固化させてから使用することが前提であり、水そのものの熱伝導性の良さを利用しようという技術思想に基づくものではない。
ステーブクーラの断面図である。 高炉のシャフト部における炉壁の断面図である。
図1に、高炉の冷却に用いられるステーブクーラの断面図を示す。このステーブクーラは、炉体に取り付けられる受熱盤10と、受熱盤10内に挿通され、内部を冷却水が流れる冷却パイプ11とを備え、冷却パイプ11内を流れる冷却水により、冷却パイプ11及び受熱盤10を通じて炉体を冷却するものである。
受熱盤10及び冷却パイプ11の素材としては、慣用のもの、例えば、鉄若しくは銅又はこれらのいずれかを含む合金その他の金属が用いられる。
このステーブクーラは、受熱盤10の内面と、冷却パイプ11の外面との間に、混練液に水及び/又はアルコールを用いた混練物12を封入した点を最大の特徴としている。
混練物12は封入状態で使用されるため、ステーブクーラの稼動中も、混練物12中の水及び/又はアルコールが逸散しにくい。このため、水及び/又はアルコールの熱伝導性の良さがいかんなく活かされ、混練物12が良好な熱伝導性を示すことができる。このことが、ステーブクーラの冷却能力の改善に寄与する。
既述のように、水系の混練物そのものは従来からよく知られている。しかし、水系の混練物は工業炉、特に高炉には通常適用されない。これは、高炉に用いられる内張り耐火物が水蒸気により酸化をきらうためである。この点、本ステーブクーラにおいては、水及び/又はアルコールの逸散を封入により防止したため、混練物12の使用が上記水蒸気酸化の問題を引き起こすことはない。
なお、図1において、水及び/又はアルコールのみを、受熱盤10と冷却パイプ11との間に封入することも考えられるが、水及び/又はアルコールのみを液密に封入することは難しい。仮に、封入ができたとしても、例えば、使用中の熱負荷で受熱盤10に亀裂が生じた場合、その亀裂を通じて水及び/又はアルコールが外部、即ち高炉内に容易に流出する懸念がある。
水及び/又はアルコールと共に粉体組成物を併用することで、封入を容易に行え、また仮に受熱盤10に亀裂が生じた場合でも水及び/又はアルコールが外部に流出しにくい。粉体組成物の存在により、水及び/又はアルコールの逸散を防止する効果が高まる。
また、粉体組成物のみを、受熱盤10と冷却パイプ11との間に封入することも考えられるが、粉体組成物中の粒子間にどうしても空隙が残るため、受熱盤10と冷却パイプ11との間の熱抵抗を充分に低減することができない。
以下、上記ステーブクーラの製作方法について説明する。
〔第1の例〕
まず、冷却パイプ11を準備し、これを受熱盤10となる溶融金属、例えば鋳鉄で鋳ぐるむ。但し、鋳ぐるみに際し、冷却パイプ11と受熱盤10との間に微小間隙が形成されるようにする。
具体的には、冷却パイプ11の外面に耐火ペーストを塗布して受熱盤10の鋳込みを行うことで、微小間隙が形成される。耐火ペーストは、例えば、シリカ粉や粘土を用いて構成される。
なお、このようにして微小間隙を形成する方法は、公知であるため詳細な説明は省略する(例えば、特許文献1参照)。
次に、受熱盤10と冷却パイプ11との間の上記微小間隙に、外部から混練物12を圧入する。
次に、受熱盤10の表面における混練物12の露出部分をシール材13で閉塞する。シール材13には、例えば、シリコーンを用いることができる。これにより、混練物12が封入状態となる。
〔第2の例〕
まず、冷却パイプ11と、微小間隙を確保して冷却パイプ11を挟み込むように組み合わされる複数の部材に分割して構成された受熱盤10とを準備する。
次に、上記複数の部材及び冷却パイプ11の少なくともいずれか一方の他方との対向面に混練物12を塗布する。
次に、上記複数の部材で冷却パイプ11を挟み込み、この状態で上記複数の部材をボルト等で連結して受熱盤10と成す。
なお、このように複数の部材の連結によって受熱盤10を構成する手法は、公知であるため詳細な説明は省略する(例えば、特許文献2参照)。
上述した第1の例では、受熱盤10の表面の位置における上記微小間隙の開口面積を、混練物12を外部から圧入できる程度に広く確保する必要があったが、本第2の例によると、外部から混練物12を圧入する必要がないので、上記微小間隙の開口面積を可能な限り小さくすることができる。
このため、上記微小隙間の開口面積を、混練物12中の水及び/又はアルコールが受熱盤10の外部に殆ど逸散しない程度に狭くすることで、必ずしもシール材13を用いなくても、上記複数の部材の連結と同時に混練物12の封入状態が得られる。
具体的には、混練物12を構成する粉体組成物の最大粒径をdとしたとき、上記微小間隙の最大の開口幅が12d以下であれば、シール材13を用いなくても、上記複数の部材の連結と同時に混練物12の封入状態が得られる。上記微小間隙の最大の開口幅は6d以下であることが好ましい。
例えば、粉体組成物の最大粒径が150μmのとき、上記微小間隙の最大の開口幅は1.8mm以下、好ましくは、0.9mm以下であれば、上記複数の部材の連結と同時に混練物12の封入状態が得られる。
但し、微小間隙の開口幅を大きくし、上記複数の部材の連結の後に、外部から混練物12を追加的に圧入してもよい。その場合は、第1の例の場合と同様、受熱盤10の表面における混練物12の露出部分をシール材13で塞ぐ。
以下、混練物12の構成について具体的に説明する。
混練物12は、粉体組成物を水及び/又はアルコールで練り込んでなる。
粉体組成物には、例えば、炭素質原料、炭化珪素質原料、アルミナ質原料、シリカ質原料、アルミナ‐シリカ質原料、その他の耐火性粉体、及び金属粉から選択される一種以上を用いることができる。
粉体組成物としては水及びアルコールよりも熱伝導性に優れたものが好ましい。これにより、水及び/又はアルコールのみを受熱盤10と冷却パイプ11との間に封入する場合に比べて、両者間の熱抵抗を低減することができる。
粉体組成物としては、良好な熱伝導性だけでなく、耐酸及び耐アルカリ性も兼ね備える点で炭素質原料、特に黒鉛が好ましい。粉体組成物に占める炭素質原料の割合は60質量%以上が好ましく、90質量%以上がより好ましい。
また、粉体組成物に水溶性高分子を含めることが好ましい。水溶性高分子としては、例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリエチレンオキサイド、及びポリアクリルアミド等が挙げられる。
水溶性高分子は、以下の(ア)〜(エ)の効果をもつ。
(ア)粉体組成物に水及び/又はアルコールに対する濡れ性の悪い材料、例えば炭素質原料を多く用いた場合でも、これを水及び/又はアルコールと分離させることなく容易に練り込むことを可能とする効果。
(イ)水溶性高分子がもつ保水性によって混練物からの水及び/又はアルコールの逸散を防止する効果。
(ウ)仮に混練物中の水及び/又はアルコールが多少逸散したとしても、粉体組成物を構成する粒子どうしを隔離させることなく繋ぎ止めることで、混練物の熱伝導性の低下を抑制する効果。
(エ)混練物に、平滑な面にもだれ落ちることなく付着させることができる塗布容易性や、狭い空隙にも粉体組成物を水及び/又はアルコールと分離させることなく行き渡らせることができる圧入容易性を付与する効果。
上記(ア)〜(エ)の効果を得る観点から、水溶性高分子の配合量は、粉体組成物に占める割合で、例えば、0.5質量%以上が好ましい。
以上の他、粉体組成物は、βナフタレンスルホン酸ソーダ等の分散剤や、アルミナセメント等の硬化剤といった添加剤を含んでもよい。但し、硬化剤は含まないことが好ましい。混練物12に硬化剤を含めないことで、受熱盤10から冷却パイプ11への亀裂の伝播を防止する効果をより確実なものとすることができる。
水及び/又はアルコールの添加量は、特に限定されない。例えば、粉体組成物100体積%に対する外かけで5〜80体積%程度とすることで、混練物に圧入や塗布が可能な作業性を付与することができる。なお、アルコールとしては、メタノールやエタノール等の1価アルコールが好ましい。
本明細書において、混練液の添加量(体積%)は、粉体組成物のゆるみ嵩に基づいて定めるものとする。ゆるみ嵩とは、対象粉体を容器に静かにそそぎ込んだときの対象粉体が占める体積をいう。
図1のステーブクーラを用い、以下の実験を行った。
受熱盤10の下面(以下、受熱面という)10aを電気ヒータで加熱する。受熱面10aが800℃に安定したら、電気ヒータの発熱量は維持したまま、冷却パイプ11の供給口11aから冷却水として約25℃の工業水を供給する。冷却水の流量は一定値に保ち、冷却パイプ11の排出口11bから排出される冷却水は循環させることなく廃棄する。
このようにしてある期間、冷却水を流し続け、受熱盤10内部の温度分布が定常状態に達したときの、図1の点Aの温度、即ち受熱盤10の内部における冷却パイプ11との対向面の温度(以下、受熱盤温度という。)Tと、冷却パイプ11から排出された冷却水の温度(以下、出水温度という。)Tとを測定する。
表1に、受熱盤10と冷却パイプ11との間に介在させたもの(以下、介在物という。)の別に、受熱盤温度Tと出水温度Tとを示す。受熱盤温度Tが低く、出水温度Tが高い程、ステーブクーラの冷却能力が高いことを意味する。
Figure 2010235978
実施例1は、鱗状黒鉛:60質量%と、粘土:40質量%とよりなる粉体組成物を外かけ30体積%の量の水で練り込んだ混練物を用いたものであり、受熱盤温度Tが比較的低く、かつ出水温度Tが比較的高いことから、ステーブクーラが良好な冷却能力を発揮できていることが分かる。
実施例2は、鱗状黒鉛:95質量%と、増粘剤:5質量%とよりなる粉体組成物を外かけ30体積%の量の水で練り込んだ混練物を用いたもので、粉体組成物に占める鱗状黒鉛の割合が実施例1よりも高いため、実施例1よりも優れた冷却能力を発揮することができている。
実施例3は、実施例2の混練液である水をアルコールに変更したもので、実施例2にはやや劣るが、優れた冷却能力を発揮することができている。なお、実施例2と3の比較から、混練液としてはアルコールよりも水の方が好ましいことが分かる。
比較例1は、実施例1に対する比較例であり、粉体組成物の構成は実施例1と同じであるが、混練液に熱伝導性の悪いピッチを用いたため、実施例1に比べると、ステーブクーラの冷却能力に劣る。
比較例2は、粉体組成物に占める鱗状黒鉛の割合が100質量%と実施例2及び3よりも高いが、施工液に熱伝導性の悪いピッチを用いたため、実施例2及び3に比べると、ステーブクーラの冷却能力に著しく劣る。
比較例3は、介在物として水のみを用いたもので、実施例1〜3のいずれよりもステーブクーラの冷却能力に劣る。実施例1及び2は、水と共に水よりも熱伝導性に優れた粉体組成物を併用したので、混練物全体としての熱伝導性が水よりも高い。
比較例4は、充填材として薄銅板を用いたもので、上記微小間隙を完全に埋めることができず、隙間ができたためか、受熱盤温度Tが相対的に高く、出水温度Tが相対的に低い。即ち、冷却パイプの冷却能力がステーブクーラの冷却能力にいかんなく反映されていない。
以上、本発明について具体的に説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、種々の組み合わせ及び改良が可能なことは当業者に自明であろう。
1…ステーブクーラ、1a…受熱盤、1b…冷却パイプ、2…不定形耐火物、3…鉄皮、G…微小間隙、10…受熱盤、10a…受熱面、11…冷却パイプ、11a…供給口、11b…排出口、12…混練物、13…シール材。

Claims (4)

  1. (a)内部を冷却媒体が流れる冷却パイプと、冷却対象物に取り付けられ、前記冷却パイプ外面との間に微小間隙を確保して前記冷却パイプを覆う受熱盤とを準備する工程、並びに(b)前記微小間隙に、粉体組成物を水及び/又はアルコールで練り込んだ混練物を封入する工程を有する冷却構造体の製作方法。
  2. 前記粉体組成物が、黒鉛を60質量%以上含む請求項1に記載の製作方法。
  3. 前記粉体組成物が、水溶性高分子を含む請求項1又は2に記載の製作方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の製作方法に使用される前記混練物。
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