JP2010227217A - ミシン - Google Patents

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幸治 桑原
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Abstract

【課題】電動機の動力を糸巻き装置に確実に伝達できるミシンを提供する。
【解決手段】ミシン1の糸巻き装置70は、支持機構72によって回転可能に支持した糸巻き軸73と、該糸巻き軸73の一端部に設けた糸巻きプーリ74とを備える。支持機構72は、糸巻きプーリ74がミシン主軸18に対して接触する「糸巻き姿勢」に変位できる。「糸巻き姿勢」では、糸巻きプーリ74がミシン主軸18の部位18Aに支持されたOリング19に接触する。糸巻きプーリ74はOリング19に対して滑らないので、ミシン主軸18の回転を糸巻きプーリ74に対して確実に伝達できる。
【選択図】図3

Description

本発明はミシンに関し、詳細には、糸巻き装置を備えたミシンに関する。
従来、糸巻き装置を機枠の外部に備えたミシンがある。糸巻き装置は、ミシンの動力を利用してボビンに糸を巻くことができる。例えば、駆動モータの回転シャフト先端にプーリを固定し、該プーリとベッドに設けた糸巻きとの間にベルトを架け渡したミシンの糸巻き機構がある(例えば、特許文献1参照)。糸巻き機構では、駆動モータの動力をベルトを介して糸巻きに伝達できる。
実開昭55−88783号公報
しかしながら、特許文献1に記載のミシンの糸巻き機構では、長期間の使用等によってベルトが緩むことがある。ベルトが緩むと、駆動モータの動力を糸巻きに伝達できないという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、電動機の動力を糸巻き装置に確実に伝達できるミシンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のミシンは、機枠と、当該機枠に設けた電動機と、前記機枠から外方へ突き出し、前記電動機の出力軸と平行に配置した主軸と、前記電動機の前記出力軸に連結した第1歯車と、前記主軸に連結した第2歯車と、前記第1歯車と前記第2歯車との間に架け渡したタイミングベルトと、前記機枠に固定し、ボビンに糸を巻き付ける糸巻き装置とを備え、前記糸巻き装置は、一端に前記ボビンを着脱可能に取り付け、前記一端とは反対側の他端に被駆動輪を設けた糸巻き軸と、当該糸巻き軸を回転可能に支持し、かつ前記被駆動輪を前記主軸における前記第2歯車と前記機枠との間の部位に接離させる支持部材とを備え、前記被駆動輪に対応する前記主軸の前記部位に、前記被駆動輪に接触抵抗を付与する接触抵抗付与部材を設けている。
また、請求項2に係る発明のミシンは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記接触抵抗付与部材は、前記主軸に外挿した弾力を有する弾性部材である。
また、請求項3に係る発明のミシンは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記電動機は、前記機枠の後部に固定し、前記主軸は、前記機枠の側部から外方に突き出している。
また、請求項4に係る発明のミシンは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の構成に加え、前記第1歯車と前記第2歯車とは互いに同じ径に設定されている。
請求項1に係る発明のミシンでは、機枠に糸巻き装置を設けている。糸巻き軸の一端にボビンを着脱自在に取り付け可能とし、他端に被駆動輪を設けている。支持部材は、糸巻き軸を回転可能に支持し、かつ被駆動輪を主軸における第2歯車と機枠との間の部位に設けた接触抵抗付与部材に接離させる。主軸の回転に伴って被駆動輪が回転し、糸巻き軸が回転するので、ボビンに糸を巻くことができる。被駆動輪に対応する主軸の部位には、被駆動輪に接触抵抗を付与する接触抵抗付与部材を設けている。被駆動輪は、接触抵抗付与部材に接触するので、接触抵抗付与部材に対して被駆動輪が滑るのを防止できる。主軸の動力を被駆動輪を介して糸巻き軸に確実に伝達できる。
また、請求項2に係る発明のミシンでは、請求項1に記載の発明の効果に加え、接触抵抗付与部材は、弾力を有する弾性部材であるので、被駆動輪と共に損傷するのを防止できる。しかも、被駆動輪に対して接触抵抗を効果的に付与できる。
また、請求項3に係る発明のミシンでは、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、電動機は機枠の後部に固定し、主軸は機枠の側部から外方に突き出しているので、使用者の邪魔にならない。
また、請求項4に係る発明のミシンでは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加え、第1歯車と第2歯車とは互いに同じ径に設定されているので、1:1の速度比率で動力を伝達できる。
ミシン1の右側面図である。 ミシン1の右側面図(手動輪100を省略)である。 ミシン1の右側面図(糸巻き装置70:「基本姿勢」)である。 ミシン1の右側面図(糸巻き装置70:「糸巻き姿勢」)である。 ミシン1の正面から見た部分拡大図である。
以下、本発明の一実施形態であるミシン1について、図面を参照して説明する。図1において、左方を使用者に対向するミシン1の前方とし、右方をミシン1の後方とし、紙面手前側をミシン1の右側方とし、紙面奥行き側をミシン1の左側方とする。図2では、手動輪100を省略している。図3では、タイミングベルト55を省略している。図4では、ミシンプーリ50を省略している。
ミシン1の構造について説明する。図1に示すように、ミシン1は、土台12と、土台12に立設したミシン本体10とからなる。ミシン本体10は、土台12の上面の右端側に立設した角柱状の脚柱部13と、脚柱部13の上部から左側方に延設し、かつ土台12の上面と対向する角柱状のアーム部(図示外)とからなる。アーム部の先端部には下方にやや折り曲げて延出した頭部(図示外)を設けている。頭部の下部には、後述するモータ30の駆動によって上下に往復移動する針棒(図示外)を備えている。針棒は自身の下端に縫い針(図示外)を備えている。針棒の後方には、昇降可能な押え棒(図示外)を備えている。押え棒の下端には押え足(図示外)を備えている。
アーム部の内側には、アーム部の長手方向に沿って延びるミシン主軸18を備えている。ミシン主軸18は、針棒を上下動させる駆動機構(図示外)に連結している。ミシン主軸18が回転すると、駆動機構を介して針棒が上下動する。
脚柱部13の後部には、ブラケット25を固定している。ブラケット25は、板状の台部26と、該台部26上に立設したリング状の第1保持部27と、第1保持部27の内側に設けた円筒状の第2保持部28とからなる。台部26を脚柱部13の後部に複数の螺子29で固定することによって、ブラケット25を脚柱部13の後部に固定している。第2保持部28は、自身の軸線がアーム部の延設方向に対して平行になるように位置する。第2保持部28は、円柱状のモータ30を内側に同軸上に保持する。モータ30は、ミシン主軸18を回転させて縫製を行う動力源である。モータ30の一端面の中心には、動力を出力するためのモータ出力軸35が突き出している。モータ出力軸35は、アーム部の内側に備えたミシン主軸18に対して平行に位置する。モータ30は、ブラケット25によって、ミシン本体10の後部に位置するので、作業者の邪魔にならない。
モータ30は、モータ出力軸35の回転位相を検出するエンコーダ(図示外)を備えている。エンコーダは、図示しない複数のスリットを有する回転円板と、複数のスリットを有する扇形の板と、発光素子と、受光素子とを備える一般的なものである。回転円板の片側から当てた光のうち、回転円板のスリットと扇形の板のスリットとを透過した光を受光素子が検出する。受光素子における受光量に基づいて、モータ出力軸35の回転角度(回転位相)を検出する。検出した回転位相に関する情報を、ミシン1の動作を統括する制御部(図示外)に送信する。制御部は、モータ出力軸35の回転位相に基づき、ミシン主軸18、駆動機構を介して上下動する針棒及び縫い針の位置を検出し、縫製動作を制御する。
モータ30の動力伝達機構について説明する。図3,図4に示すように、モータ出力軸35の位置とミシン主軸18の位置とは互いに同一高さである。モータ出力軸35の先端部には、円柱状のモータプーリ60を同軸上に固定している。モータプーリ60の外周面には凹凸状の歯部61を備えている。モータプーリ60はモータ出力軸35の回転に伴って回転する。脚柱部13の右側面から突き出したミシン主軸18の先端側には、円柱状のミシンプーリ50(図2,図5参照)を同軸上に固定している。ミシンプーリ50の外周面には凹凸状の歯部51(図2参照)を備えている。モータプーリ60とミシンプーリ50は同径である。
図2に示すように、モータプーリ60とミシンプーリ50との間には、無端状のタイミングベルト55を架け渡している。タイミングベルト55は樹脂製である。タイミングベルト55の内側の面には、凹凸状の歯部57を備えている。モータプーリ60の歯部61と、ミシンプーリ50の歯部51と、タイミングベルト55の歯部57とは同一形状である。タイミングベルト55の歯部57を、モータプーリ60の歯部61と、ミシンプーリ50の歯部51とに対して噛み合わせる。
上記構成からなる動力伝達機構では、モータ出力軸35が回転すると、モータプーリ60が回転し、タイミングベルト55を介してミシンプーリ50が回転する。ミシンプーリ50が回転することでミシン主軸18が回転し、駆動機構を介して針棒及び縫い針が上下動する。上述したように、モータプーリ60とミシンプーリ50は同径であるから、タイミングベルト55を採用した本実施例のミシン1は、1:1の速度比率で駆動するものである。
ミシン主軸18の先端部には、図1,図5に示すように、ミシンプーリ50の外方に位置する円筒状の手動輪100を装着している。手動輪100を手動で回転させるとミシン主軸18が回転する。ミシン主軸18が回転することで、駆動機構を介して針棒及び縫い針が上下動する。
ミシン主軸18において、図5に示すように、ミシンプーリ50と脚柱部13の側面との間の部位18Aには、軸方向と平行な方向の断面が半円状の溝38を周方向に設けている。溝38にはOリング19をその弾性に抗して嵌合装着している。Oリング19は弾性部材である。溝38に装着したOリング19は、ミシン主軸18の軸方向に移動しない。Oリング19には、後述する糸巻き装置70の被駆動輪としての糸巻きプーリ74の周面が接触する。Oリング19は、弾性部材であるので、糸巻きプーリ74に対する接触抵抗を効果的に付与する。
モータ出力軸35において、図1に示すように、モータ30とモータプーリ60との間には、冷却ファン40を同軸上に固定している。冷却ファン40は、同心円上に複数の羽根41を備えている。冷却ファン40は、モータ出力軸35の回転に伴って回転することで、モータ30に向けて送風する。モータ30に送風することで、発熱するモータ30を冷却する。脚柱部13の右側面の下部には、糸巻き装置70を設けている。糸巻き装置70は、モータ30の動力を利用して下糸をボビン88に巻き付けるための装置である。
糸巻き装置70の構造について、図3を参照して説明する。糸巻き装置70は、脚柱部13の右側面後部に配置され、かつ脚柱部13の右側方において基端部がブラケット25に固定され、ミシン1の後方から前方に向かって斜め上方に傾斜突出する支持板71と、該支持板71の上面に設けた支持機構72と、該支持機構72によって回転可能に支持し、かつミシン主軸18に対して平行に位置した糸巻き軸73と、該糸巻き軸73に対するミシン本体10側の一端部に固定されて糸巻き軸73と一体回転する糸巻きプーリ74とを備えている。糸巻き軸73の他端には、ボビン88を着脱自在に装着するためのボビン装着部79を設けている。
支持機構72は、支持板71の上面の前側に固定した左右一対(右側のみ図示)の前方基台部81と、該前方基台部81に支持された取付軸98に回動可能に支持される左右一対(右側のみ図示)の第1支持部材82と、該左右の第1支持部材82の上部に一体的に連結され、上端部に糸巻き軸73を相対的に回動可能に支持する左右方向に長尺状の第2支持部材83と、該第2支持部材83の右側部に上部が一体的に連結され、開放端部が斜め下方に突出する第3支持部材94と、支持板71の上面の右側後部に固定された後方基台部91と、該後方基台部91に下方の一端部が軸によって回動可能に支持された第4支持部材92と、一端部が第4支持部材92の長手方向の中間部に軸によって回動可能に連結され、他端部が第3支持部材94の開放端部に軸によって回動可能に連結された第5支持部材93とからなる。なお、第1支持部材82と、第2支持部材83と、第3支持部材94とは一体的に形成されている。
第4支持部材92の上方の他端部には、作業者が手で押すための操作部96を設けている。支持機構72は、第1,第2支持部材82,83、第3支持部材94、第4、第5支持部材92,93の間接連動回動によって、糸巻きプーリ74がミシン主軸18に対して離間する「待機姿勢」と、糸巻きプーリ74がミシン主軸18に対して接触する「糸巻き姿勢」とにそれぞれ変位できる。
前方基台部81と第1支持部材82とを連結する取付軸98には、図3に示すように、ねじりバネ77を設けている。ねじりバネ77は、常時、第1支持部材82をミシン1の後方に付勢する。第1支持部材82は後方に回動するので、糸巻きプーリ74はミシン主軸18から離間する。支持機構72は「待機姿勢」となる。
操作部96をミシン1の前方に押し込むと、図4に示すように、第4支持部材92が前方に回動する。第4支持部材92が前方に回動すると、第5支持部材93および第3支持部材94が回動し、糸巻きプーリ74をミシン主軸18に向かって押し上げる。第2支持部材83を前方に押し戻し、糸巻きプーリ74は、ミシン主軸18に装着したOリング19に密着する。支持機構72は「糸巻き姿勢」となる。「糸巻き姿勢」では、ミシン1を右側面から見たときに、第5支持部材93および第3支持部材94は略同一線上に直列となるので、第1支持部材82を後方に付勢するねじりバネ77の付勢に抗して、支持機構72は「糸巻き姿勢」を保持する。
第5支持部材93には、板状の感知部材97を設けている。この感知部材97は、ボビン88の左右のフランジの間隔よりも僅か狭い幅のバネ板によってU字状に構成され、第3支持部材94の下側部に立設された頭付きの支持ピンの頭部内側にバネ力に抗して嵌合支持され、その開放端部がボビン88の左右のフランジの間に向かって突出している。支持機構72を「糸巻き姿勢」に配置した場合、感知部材97の開放端部は、図4に示されるように、ボビン88の左右のフランジの間に侵入配置される。この状態で、糸巻きを開始して、ボビン88に巻く糸量が増加すると、ボビン88に巻いた糸の外周が感知部材97の開放端部を外側に押圧する。そして、糸量が一定以上になると、感知部材97によって第5支持部材93が図4の配置から図3の配置に向かって図4における反時計方向に回動し始め、第5支持部材93と第3支持部材94との直列配置が崩れてくの字状に変化し始めると、ねじりバネ77の付勢力が第1支持部材82を後方に回動させるように働くようになり、第1支持部材82は、取付軸98を中心に後方に回動するので、図4から図3に示されるように、糸巻きプーリ74をミシン主軸18から離間させる。支持機構72は、「待機姿勢」となる。
糸巻き装置70を使用した糸巻きの手順について説明する。はじめに、糸巻き軸73の他端に設けたボビン装着部79にボビン88を装着する。糸駒(図示外)から引き出した下糸をボビン88に巻き付ける。支持機構72が「待機姿勢」を保持している状態において、操作部96を指で前方に押し込む。第1,第2支持部材82,83、第3支持部材94、第4、第5支持部材92,93が間接連動回動し、支持機構72は「糸巻き姿勢」に変位してその姿勢を保持する。「糸巻き姿勢」では、糸巻きプーリ74の周面がミシン主軸18の部位18A(図5参照)に装着したOリング19に接触する。
モータ30を駆動して、モータ出力軸35を回転させる。モータ出力軸35が回転すると、モータプーリ60が回転し、タイミングベルト55を介してミシンプーリ50が回転する。ミシンプーリ50が回転することでミシン主軸18が回転する。ミシン主軸18の部位18Aに装着したOリング19に接触する糸巻きプーリ74が回転する。糸巻き軸73が回転し、ボビン装着部75に装着したボビン88が回転する。ボビン88に下糸を巻くことができる。
糸巻きプーリ74は、ミシン主軸18の部位18Aに装着したOリング19に接触する。糸巻きプーリ74はOリング19に対して滑らない。ミシン主軸18の動力を糸巻きプーリ74に確実に伝達できる。Oリング19は弾性部材であるので、糸巻きプーリ74とミシン主軸18との間にずれが生じた場合でも、Oリング19に対して糸巻きプーリ74を接触させることができる。
以上説明したように、本実施形態のミシン1では、ミシン本体10の外部に糸巻き装置70を備えている。糸巻き装置70は、脚柱部13の後部に固定した支持板71と、該支持板71の上面に設けた支持機構72と、該支持機構72によって回転可能に支持した糸巻き軸73と、該糸巻き軸73の一端部に設けた糸巻きプーリ74とを備えている。支持機構72は、糸巻きプーリ74がミシン主軸18に対して接触する「糸巻き姿勢」に変位できる。「糸巻き姿勢」では、糸巻きプーリ74がミシン主軸18の部位18Aに装着したOリング19に接触する。糸巻きプーリ74はOリング19に対して滑らない。ミシン主軸18の動力を糸巻きプーリ74に確実に伝達できる。Oリング19は弾性部材であるので、糸巻きプーリ74とミシン主軸18との間にずれが生じた場合でも、Oリング19に対して糸巻きプーリ74を接触させることができる。
以上説明において、図3に示すミシン本体10が本発明の「機枠」に相当する。モータ30が本発明の「電動機」に相当する。ミシン主軸18が本発明の「主軸」に相当する。モータ出力軸35が本発明の「出力軸」に相当する。モータプーリ60が本発明の「第1歯車」に相当する。ミシンプーリ50が本発明の「第2歯車」に相当する。糸巻きプーリ74が本発明の「被駆動輪」に相当する。Oリング19が本発明の「接触抵抗付与部材」に相当する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定することなく、種々の変更が可能である。例えば、糸巻き装置70において、糸巻きプーリ74をミシン主軸18に対して接離させる支持機構は、上記実施形態の支持機構72とは異なる構成でもよい。また、糸巻きプーリ74の周面は平滑に構成されているが、所謂梨地状やローレット状に構成してもよい。このようにすることによって、Oリング19との接触抵抗を高めることができ、糸巻きを一層確実にすることができる。
上記実施形態のミシン1は、1:1の速度比率で駆動するベルト駆動式であるが、速度比率についてはこれに限定されない。
上記実施形態のミシン1では、タイミングベルト55を用いたが、その他のベルト(例えば、Vベルト等)でもよい。
1 ミシン
10 ミシン本体
12 土台
18 ミシン主軸
18A 部位
19 Oリング
30 モータ
35 モータ出力軸
50 ミシンプーリ
55 タイミングベルト
60 モータプーリ
70 糸巻き装置
71 支持板
72 支持機構
73 糸巻き軸
74 糸巻きプーリ
79 ボビン装着部

Claims (4)

  1. 機枠と、
    当該機枠に設けた電動機と、
    前記機枠から外方へ突出し、前記電動機の出力軸と平行に配置した主軸と、
    前記電動機の前記出力軸に連結した第1歯車と、
    前記主軸に連結した第2歯車と、
    前記第1歯車と前記第2歯車との間に掛け渡したタイミングベルトと、
    前記機枠に固定し、ボビンに糸を巻き付ける糸巻き装置と
    を備え、
    前記糸巻き装置は、
    一端に前記ボビンを着脱可能に取り付け、前記一端とは反対側の他端に被駆動輪を設けた糸巻き軸と、
    当該糸巻き軸を回転可能に支持し、かつ前記被駆動輪を前記主軸における前記第2歯車と前記機枠との間の部位に接離させる支持部材と
    を備え、
    前記被駆動輪に対応する前記主軸の前記部位に、前記被駆動輪に接触抵抗を付与する接触抵抗付与部材を設けたミシン。
  2. 前記接触抵抗付与部材は、前記主軸に外挿した弾力を有する弾性部材である請求項1に記載のミシン。
  3. 前記電動機は、前記機枠の後部に固定し、
    前記主軸は、前記機枠の側部から外方に突出した請求項1又は2に記載のミシン。
  4. 前記第1歯車と前記第2歯車とは互いに同じ径に設定されている請求項1乃至3の何れかに記載のミシン。
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