JP2010225034A - 数値制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 X,Y軸のピッチ誤差と直角度誤差を補正する機能のある数値制御装置において、非常停止中にモータを動かした場合にも、非常停止状態からの復帰時に制御上のX,Y軸現在位置とX,Y軸モータ位置を合致させることができる。
【解決手段】 X軸を区分した複数の補正点のX軸ピッチ誤差補正量及びY軸直角度補正量と、Y軸を区分した複数の補正点のY軸ピッチ誤差補正量及びX軸直角度補正量とを予め設定した補正量テーブルと、検出手段によってX,Y軸モータがフリー状態からロック状態に変化したことを検出した際、X,Y軸エンコーダで検出されるX,Y軸絶対位置(x’,y’)と、前記補正量テーブルのピッチ誤差補正量と直角度補正量とに基づいて、被駆動体のX,Y軸現在位置(x,y)を夫々求める現在位置決定手段とを設けた。
【選択図】 図9

Description

本発明は、数値制御式工作機械を制御する数値制御装置に関し、特に非常停止した状態から復帰した際の被駆動体のX,Y軸現在位置を求める現在位置決定手段を設けたものに関する。
工作機械は、ワークを搭載するテーブルを備えている。テーブルは、支持台等に取付けられたガイドレールに沿って移動する。NC制御装置(数値制御装置)では、工作機械の製作誤差を補正する為に、各軸を例えば20mm単位で区分した複数の補正点(補正点を区分したこの長さのことを、以後、補正間隔と呼ぶ)にピッチ誤差補正量のデータを予め設定してメモリに格納している。NC制御装置は、各軸の送り量をピッチ誤差補正量で補正する(特許文献1参照)。工作機械では、ガイドレールのうねりやガイドレールの取り付け誤差などに起因して、X軸方向の現在位置に応じてその軸と直角なY軸方向に位置誤差が発生するという問題があった。同様に、Y軸方向の現在位置に応じてその軸と直角なX軸方向に位置誤差が発生するという問題があった。
この場合、特許文献2の位置誤差補正技術においては、X軸については、X軸ピッチ誤差補正量のデータと、X軸方向への移動に伴ってY軸方向に発生するY軸直角度補正量のデータとを予め設定しメモリに格納しておく。同様に、Y軸については、Y軸ピッチ誤差補正量のデータと、Y軸方向への移動に伴ってX軸方向に発生するX軸直角度補正量のデータとを予め設定しメモリに格納しておく。そして、各軸の送り量をピッチ誤差補正量と対応する直角度補正量とで補正する。
NC制御装置においては、通常時はサーボモータをロック状態(NC制御装置からの指令パルスによって駆動される状態)にして制御する。NC制御装置は、停電時などに非常停止した場合などは安全のためにサーボモータをロック状態からフリー状態(外力によって自由にサーボモータが駆動される状態)に切換えている。
フリー状態のサーボモータは、NC制御装置を介さずに動くため、外力によってサーボモータの軸が動かされた場合、NC制御装置の内部で記憶している現在位置と、実際のサーボモータの位置とが合致しなくなるという問題があった。
前述した問題を解決する技術として、サーボモータをフリー状態からロック状態に切換える際に、現在位置をサーボモータ位置に合わせて更新するモータフォローアップ方式(以後、単にフォローアップと呼ぶ)が実用化されている。
例えば、特許文献3のNC制御装置においては、電源遮断時に被駆動体の現在位置とサーボモータの回転状態を記憶し、サーボモータが回転中であった場合、次回電源投入時にサーボモータを停止させたまま、現在位置をモータの位置と合致するように更新している。
特許第2761427号公報 特開昭60−239804号公報 特開平5−313721号公報
しかし、特許文献3の技術では、現在位置を更新する際、各軸の送り量に対するピッチ誤差補正量や直角度補正量については、何ら考慮されておらず、正確な現在位置を算出することはできなかった。
そのため、従来のピッチ誤差と直角度誤差を補正する機能のあるNC制御装置においては、非常停止した状態から復帰した場合には、現在位置からX,Y軸それぞれのピッチ誤差補正量と直角度補正量を求め、求めた補正量分だけX,Y軸モータを動かすことで現在位置とモータ位置を合致させていた。そのため、補正量分だけモータが動いたときに工作機械の主軸とテーブル上の治具やワークが干渉する等の問題があった。
本発明の目的は、X,Y軸のピッチ誤差と直角度誤差を補正する機能のあるNC制御装置において、非常停止した状態から復帰した場合に、モータを動かすことなく、制御上のX,Y軸現在位置とX,Y軸モータ位置を合致させることである。
請求項1の数値制御装置は、被駆動体をX軸方向に移動駆動するX軸モータと,前記被駆動体を前記X軸方向と直交するY軸方向へ移動駆動するY軸モータと、前記X軸モータに設けられ該X軸モータの絶対位置を検出するX軸絶対位置検出手段と、前記Y軸モータに設けられ該Y軸モータの絶対位置を検出するY軸絶対位置検出手段と、前記X軸、Y軸絶対位置検出手段の検出結果に基づいて前記被駆動体を位置制御する数値制御装置において、前記X軸方向における前記被駆動体が移動可能な範囲を区分した複数の補正点のX軸ピッチ誤差補正量及び前記補正点におけるY軸方向のずれであるY軸直角度補正量と、Y軸方向における前記被駆動体が移動可能な範囲を区分した複数の補正点のY軸ピッチ誤差補正量及び前記補正点におけるX軸方向のずれであるX軸直角度補正量とを予め設定した補正量テーブルと、前記X軸モータ及び前記Y軸モータが位置制御不可能なフリー状態から位置制御可能なロック状態に変化したことを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記X軸モータ及び前記Y軸モータが前記フリー状態から前記ロック状態に変化したことを検出した際、前記X,Y軸絶対位置検出手段で検出されるX,Y軸絶対位置と、前記補正量テーブルのピッチ誤差補正量と直角度補正量とに基づいて、前記被駆動体のX,Y軸現在位置を夫々求める現在位置決定手段とを備えたことを特徴としている。
前記現在位置決定手段は、前記補正量テーブルに予め設定してあるX軸,Y軸ピッチ誤差補正量とX軸,Y軸直角度補正量と、前記X,Y軸絶対位置検出手段で検出されるX,Y軸絶対位置とに基づいて、被駆動体のX,Y軸現在位置を夫々求める。
請求項2の数値制御装置は、請求項1の発明において、前記現在位置決定手段は、X,Y軸を前記の複数の補正点で複数区分することで、被駆動体の移動領域に想定される複数行複数列の複数の補正エリアのうち、前記X,Y軸絶対位置が対応する第1補正エリア内に、前記X,Y軸現在位置が入るか否か判定する判定手段を備えたことを特徴としている。
請求項3の数値制御装置は、請求項2の発明において、前記現在位置決定手段は、前記判定手段が肯定判定した場合には、前記X,Y軸現在位置を、請求項1で求めたX,Y軸現在位置とすることを特徴としている。
請求項4の数値制御装置は、請求項3の発明において、前記現在位置決定手段は、前記判定手段が否定判定した場合に、前記第1補正エリアの外側に隣接する8つの補正エリアから所定の選択則で順次選択される候補補正エリアに、前記X,Y軸現在位置が対応すると仮定して、被駆動体のX,Y軸現在位置を夫々求め、求めたX,Y軸現在位置が前記候補補正エリア内に入る場合に限って、前記X,Y軸現在位置を前記求めたX,Y軸現在位置とすることを特徴としている。
請求項1の数値制御装置によれば、検出手段によってX軸,Y軸モータがフリー状態からロック状態に変化したことを検出した際、X,Y軸絶対位置検出手段で検出されるX,Y軸絶対位置と補正量テーブルのピッチ誤差補正量と直角度補正量とに基づいて、被駆動体のX,Y軸現在位置を夫々求める現在位置決定手段とを設けたので、次の効果が得られる。
非常停止した状態から復帰した時にX,Y軸モータを動かすことなく被駆動体のX,Y軸現在位置を決定することができるため、工作機械の主軸とテーブル上の治具やワークが干渉するのを防止することができる。
請求項2の数値制御装置によれば、現在位置決定手段は、複数行複数列の複数の補正エリアのうち、X,Y軸絶対位置が対応する第1補正エリア内に、X,Y軸現在位置が入るか否か判定する判定手段を備えたため、この判定手段の判定に基づいてX,Y軸現在位置が正しい現在位置か否か判定することができる。
請求項3の数値制御装置によれば、現在位置決定手段は、判定手段が肯定判定した場合には、X,Y軸現在位置を請求項1で求めたX,Y軸現在位置とするため、X,Y軸現在位置を確実に判定することができる。
請求項4の数値制御装置によれば、現在位置決定手段は、判定手段が否定判定した場合に、第1補正エリアの外側に隣接する8つの補正エリアから所定の選択則で順次選択される候補補正エリアに、X,Y軸現在位置が対応すると仮定して、被駆動体のX,Y軸現在位置を夫々求め、求めたX,Y軸現在位置が候補補正エリア内に入る場合に限って、X,Y軸現在位置を求めたX,Y軸現在位置とする。X,Y軸現在位置が属する可能性の高い8つの補正エリアについてX,Y軸現在位置を探索するため、X,Y軸現在位置を求めるまでにかかる制御負荷を軽くすることができる。
マシニングセンタを制御する数値制御装置の構成を示すブロック図である。 被駆動体が移動するXY平面を複数行複数列の複数の補正エリアに分割した状態を示す説明図である。 X軸のピッチ誤差補正量を説明する説明図である。 ピッチ誤差補正量の累積補正量の算出方法を説明する説明図である。 X,Y軸モータのモータ位置(x’,y’)に対応する第1補正エリアの算出方法を説明する説明図である。 図5の第1補正エリアの外側に1エリア拡大した探索範囲の8つの補正エリアについて探索順位を説明する説明図である。 ピッチ誤差累積補正量の説明図である。 直角度累積補正量の説明図である。 現在位置(x,y)を決定するフォローアップ制御のフローチャートである。 図9のフローチャートにおける現在位置探索処理のフローチャートである。 フォローアップ制御前後の現在位置についての説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
本実施例は、マシニングセンタを制御する数値制御装置1に本発明を適用した場合の一例である。最初に、数値制御装置1を含むマシニングセンタの制御系について説明する。 図1に示すように、数値制御装置1は、入出力インタフェース10と、CPU11と、ROM12と、RAM13と、プログラムメモリ14と、不揮発性RAM15と、軸制御部21〜25と、サーボアンプ31〜34と、微分器41〜44などを備えている。
サーボアンプ31〜34は、夫々X軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53、主軸モータ54に接続している。軸制御部25は、マガジンモータ55に接続している。
X軸モータ51、Y軸モータ52は、ボールネジ機構を介して、テーブル2(被駆動体)を夫々X軸方向、Y軸方向に移動させる為のモータである。マガジンモータ55は、工具マガジンを回転させる為のモータである。主軸モータ54は主軸を回転させる為のモータである。以下、X軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53、及び主軸モータ54をモータ51〜54という。モータ51〜54は、夫々アブソリュート形のエンコーダ61〜64を備えている。
軸制御部21〜24は、CPU11からの移動指令量を受けて、電流指令(モータトルク指令値)を夫々サーボアンプ31〜34に出力する。サーボアンプ31〜34は、電流指令を受けて、夫々モータ51〜54に駆動電流を出力する。軸制御部21〜24は、夫々エンコーダ61〜64からの位置フィードバック信号を受けて、位置のフィードバック制御を行う。微分器41〜44は、夫々エンコーダ61〜64が出力した位置フィードバック信号を微分して速度フィードバック信号に変換し、軸制御部21〜24に速度フィードバック信号として出力する。
軸制御部21〜24は、夫々微分器41〜44が出力する速度フィードバック信号に基づいて、速度フィードバックの制御を行う。電流検出器71〜74は、夫々サーボアンプ31〜34がモータ51〜54に出力する駆動電流を検出する。電流検出器71〜74は、駆動電流の検出信号を夫々軸制御部21〜24にフィードバックする。軸制御部21〜24は、フィードバックを受けた駆動電流の検出信号に応じて、電流(トルク)制御を行う。
前記ROM12には、数値制御装置1が実行する種々の制御の制御プログラム、図9、図10に示す後述のフォローアップ制御の制御プログラム等が格納されている。RAM13にはCPU11が演算処理したデータ等を一次的に記憶する種々のワークメモリが設けられる。プログラムメモリ14には、複数種類のワークに対応する複数の加工プログラムが格納される。これら加工プログラムは操作パネル4を介して格納される。不揮発性RAM15には、後述の表1に示すX軸補正量テーブルと、Y軸補正量テーブル等が格納されると共に、テーブル2(被駆動体)の制御上の現在位置(x,y)及びエンコーダ61,62の検出信号から分かるモータ51,52の現在のモータ位置(x’,y’)が更新しつつ格納される。
モータ位置とは、テーブル2の実際の位置となる。サーボロック状態で、テーブル2を制御している場合は、制御上の現在位置(x,y)と、モータ位置(x’,y’)とは一致している。サーボフリー状態では、制御上の現在位置(x,y)は、更新されないが、モータ位置(x’,y’)は、テーブル2を外部の力で移動させると変化する。
入出力インタフェース10には、ディスプレイ3を有する操作パネル4と非常停止SW5が接続されている。電源電圧異常を検出する電源電圧異常検出装置6からの信号はCPU11のINT端子に入力され、停電時等に電源電圧が低下する際に、CPU11が割り込み処理によりモータ51〜54を非常停止させる。非常停止SW6からの非常停止指令が入力された場合にも、CPU11が割り込み処理によりモータ51〜54を非常停止させる。尚、数値制御装置1のCPU11、ROM12、RAM13、プログラムメモリ14、不揮発性RAM15等は、バックアップ用2次電池によりバックアップされている。
図2は、テーブル2の移動領域を複数行複数列の複数の補正エリアに分割した状態を示す図である。X軸を所定長さL(例えば、L=20mm)で複数区間に分割し、X軸上に複数の補正点Ci(i=1,2,・・)を設定する。同様に、Y軸を所定長さL(例えば、L=20mm)で複数区間に分割し、Y軸上に複数の補正点Dj(j=1,2,・・)を設定する。
表1に示す補正量テーブルの上半部分には、複数の補正点Ci(i=1,2,・・)にそれぞれ設定した、ピッチ誤差補正量pxi(i=1,2,・・)と、直角度補正量rxi(i=1,2,・・)が予め設定されている。
テーブル2を案内するガイドレールのうねりやガイドレールの取り付け誤差などに起因して、X軸方向の現在位置に応じてその軸と直角なY軸方向に位置誤差が発生し、同様に、Y軸方向の現在位置に応じてその軸と直角なX軸方向に位置誤差が発生する。
前記直角度補正量rxiが、X軸方向の現在位置に応じてY軸方向に発生する位置誤差である「X軸直角度補正量」に相当するものである。
補正量テーブルの下半部分には、複数の補正点Di(i=1,2,・・)にそれぞれ設定した、ピッチ誤差補正量pyi(i=1,2,・・)と、直角度補正量ryi(i=1,2,・・)が予め設定されている。前記直角度補正量ryiが、Y軸方向の現在位置に応じてX軸方向に発生する位置誤差である「Y軸直角度補正量」に相当するものである。
前記ピッチ誤差補正量pxi,pyiと、直角度補正量rxi,ryiは、マシニングセンタの製作後の試運転時に、X軸ボールネジ機構とY軸ボールネジ機構の製作・組み立て誤差を精密に測定し、その誤差を解消する為の補正量として予め設定される。
図3は、補正点C1〜C4についてのピッチ誤差補正量px1〜px4を説明する図であり、例えば、補正点C4に対するピッチ誤差補正量は、px1〜px4の合計(累積補正量)となる。図4は、補正点Cn−1,Cnの間の点Aに対するピッチ誤差補正量の累積補正量が、補正点Cn−1までのピッチ誤差補正量px1〜pxn−1の和と、ピッチ誤差補正量pxnを比例配分した比例配分補正量pxn×[x−L×(n−1)]/Lとの合計であることを説明する説明図である。Y軸方向のピッチ誤差補正量、X軸方向の直角度補正量、Y軸方向の直角度補正量についても同様である。
図11に示すように、実際のモータ位置は、フォローアップ後の現在位置に対してピッチ誤差補正量pxi,pyiや直角度補正量rxi,ryiを含んだ位置になる。点A’( xa, xa ) はフォローアップ前の現在位置、点B( xb, yb ) は実際のモータ位置、点A( xc, yc ) はフォローアップ後の現在位置である。図中のα=(点AにおけるX軸ピッチ誤差累積補正量+点AにおけるY軸直角度累積補正量)、β=(点AにおけるY軸ピッチ誤差累積補正量+点AにおけるX軸直角度累積補正量)である。
図5は、テーブル2を駆動するX,Y軸モータ51,52のモータ位置をP(x’,y’)としたとき、モータ位置Pが入っている補正エリア(これを、第1補正エリアとする)に、テーブル2の制御上の現在位置(x,y)が属していると仮定した場合、モータ位置P(x’,y’)は、次の(1)式と(2)式で表すことができる。
次に、数値制御装置1のROM12に格納されているフォローアップ制御のフローチャートについて、図5以降の図面に基づいて説明する。尚、図9、図10中のSi(i=1,2,・・)は各ステップを示す。図9のフローチャートのS1においては、非常停止か否か判定し、 その判定がNoの間はS1を繰り返し、その判定がYesになるとS2へ移行する。電源電圧異常検出装置6が停電を検出すると、或いは非常停止SW5がオンされると、数値制御装置1のCPU11は割り込み処理にてモータ51〜55を非常停止させてフリー状態に切換える。すると、S1における判定がYesとなる。
非常停止中にはCPU11は非常停止が解除されたか否か常時監視し(S2)、非常停止が解除された場合にはS3へ移行する。S3では、X,Y軸モータ51,52を通常の制御状態であるロック状態に切換える。これにより、モータ51,52は数値制御装置1からの指令パルスで駆動される状態になる。
ここで、非常停止中はモータ51,52がフリー状態であるため、この時点では実際のモータ51,52の位置(x’,y’)と、制御上で保持する現在位置(x,y)の整合がとれなくなっているおそれがある。そこで、S4以降のステップにより、現在位置(x,y)を実際のモータ位置(x’,y’)に合わせて更新するフォローアップ処理を行う。
まず、S4において、実際のモータ51,52の位置(x’,y’)が、図5に図示のどの補正エリアにあるかを特定する。この場合、x’/L(但し、Lは補正間隔で、例えばL=20mm)の値から、モータ51が補正点Cn−1とCnの間に存在することを知ることができる。このときのnの値が、モータ51が存在する補正エリアの補正点番号となる。また、y’/Lの値から、モータ52が補正点Dm−1とDmの間に存在することを知ることができる。このときのmの値が、モータ52が存在する補正エリアの補正点番号となる。
一般的に、ピッチ誤差補正量と直角度補正量は数μm程度の値であるため、現在位置(x,y)と、モータ位置(x’,y’)は互いに近くに位置している可能性が高い。そこで、S5では、現在位置(x,y)が実際のモータ位置(x’,y’)と同じ補正エリア(第1補正エリア)にあると仮定して、前記式(1),(2)に、前記求めた補正点番号(n,m)と、補正量テーブルから読み込んだ、ピッチ誤差補正量pxi及び直角度補正量rxiと、ピッチ誤差補正量pyi及び直角度補正量ryiとを適用し、(x,y)を未知数とする連立1次方程式を解いて、現在位置(x,y)を求める。
次に、S6においては正しい現在位置(x,y)が得られたか否か判定する。S5で求めた現在位置(x,y)が点Pで示すモータ位置(x’,y’)と同じ第1補正エリアにある場合には、正しい現在位置(x,y)が得られたと判断してS7へ移行する。S5で求めた現在位置(x,y)がモータ位置(x’,y’)と同じ第1補正エリアにない場合には、正しい現在位置(x,y)が得られなかったと判断してS8へ移行する。
S7では、不揮発性メモリ15に格納している現在位置(x,y)のデータを、S5で求めた現在位置(x,y)のデータでもって更新し、モータ51,52をロック状態に切換え、その後リターンする。
次に、現在位置(x,y)が属する補正エリアを求めるS8の現在位置探索処理について、図10のフローチャート、図6〜図8に基づいて説明する。
S20においては、現在位置(x,y)を探索する限界探索範囲(前記第1補正エリアの外側何個分の補正エリアまで探索するかを示す探索範囲の限界値)を演算する。これは、実際のモータ位置(x’,y’)から最大累積補正量を超える範囲については探索する必要がないためである。ここで、最大累積補正量とは、X軸補正量データの最大累積値とY軸補正量データの最大累積値のうち大きい方の値を指す。
不揮発性メモリ15の補正量テーブルのデータから、X軸、Y軸それぞれについてのピッチ誤差最大累積補正量と直角度最大累積補正量を求める。
図7は、X軸ピッチ誤差補正量pxiを累積したX軸のピッチ誤差最大累積補正量を示し、図8はY軸直角度補正量ryiを累積したY軸直角度最大累積補正量を示す。
X軸の最大累積補正量Emax(x)は、X軸ピッチ誤差最大累積補正量Pmax(x)と、Y軸直角度最大累積補正量Rmax(x)の和である。Y軸についても上記と同様に、Y軸の最大累積補正量Emax(y)を求め、Emax(x)とEmax(y)の大きい方を最大累積補正量Emax とする。X,Y軸モータ51,52とX,Y軸現在位置がEmaxの値より離れて位置することはないため、図5に点Pで示すモータ位置(x’,y’)から最大累積補正量Emax だけ離れた位置より内側の全ての補正エリアを探索すれば、現在位置(x,y)が存在し得る全ての補正エリアを探索したことになる。そして、補正間隔をLとすると、探索範囲は最大累積補正量Emax ÷Lとして求めることができる。尚、ピッチ誤差、直角度それぞれの最大累積補正量が負の値になる場合には、その絶対値を用いるものとする。
次に、S21においては、前回の探索範囲より外側に1エリア拡大した複数の補正エリアに探索範囲を拡大する。最初は、図6に示すように、第1補正エリアから外側に1エリア拡大した8つの補正エリアを探索範囲とする。S22においては、探索順位に従って探索範囲内の補正エリアで現在位置(x,y)を演算する。
このとき、第1補正エリアの外側に隣接する8つの補正エリアから所定の選択則で順次選択される候補補正エリアに、X,Y軸現在位置(x,y)が対応すると仮定して、テーブル2のX,Y軸現在位置(x,y)を夫々求め、求めたX,Y軸現在位置(x,y)が前記候補補正エリア内に入る場合に限って、X,Y軸現在位置(x,y)を前記求めたX,Y軸現在位置とする。但し、モータ位置(x’,y’)は不変であり、図5の点Pの位置である。
図6において、1,2,3・・は探索する順位を示し、前記所定の選択則は、X軸,Y軸ともに補正点番号が最も小さい補正エリアを順位1とし、その補正エリアから反時計回りに隣接する補正エリアの順に探索するものとする。
S23においては、正しい現在位置(x,y)が得られたか否か判定する。この場合、求めた現在位置(x,y)が、属していると仮定した補正エリアに入っている場合には、正しい現在位置(x,y)が得られたとしてS24へ移行し、S24において探索成功とし、その後図9のS9へ移行し、S9の判定がYesとなるため、S7へ移行する。
S23の判定がNoの場合、S25において探索範囲内の全ての補正エリアで現在位置(x,y)を演算したか否か判定し、その判定がNoの場合S22へ戻って残りの補正エリアについて探索を実行する。S21で拡大した探索範囲の全ての補正エリアについて現在位置(x,y)の探索が終了した場合には、S25の判定がYesとなり、S26において限界探索範囲内の全てのエリアで現在位置(x,y)を演算したか否か判定する。
S26においてその判定がNoの場合S21へ戻って前回の探索範囲より外側に1エリア拡大した複数の補正エリアに探索範囲を拡大する。例えば、図6に示す8つの補正エリアの全てについての探索が終了した場合には、順位1〜8の補正エリアの外側に1エリア拡大した16個の補正エリアに探索範囲を拡大する。この場合も、図6に示した順位と同様に順位付けするものとする。その16個の補正エリアの全てについての探索が終了した場合には、その16個の補正エリアの外側に1エリア拡大した複数の補正エリアに探索範囲を拡大する。以下、同様である。
S20で求めた限界探索範囲の全ての補正エリアについて現在位置(x,y)の探索が終了した場合には、S26の判定がYesとなり、S27において探索失敗とされ、図9のS9における判定がNoとなってS10へ移行し、S10においてブザーを鳴らしたり、赤色ランプを点灯させる等のエラー報知が実行され、マシニングセンタの全ての操作が禁止され、その後制御が終了する。
尚、エンコーダ61,62が「X,Y軸絶対位置検出手段」に相当する。図9、図10のフローチャートが「現在位置決定手段」に相当する。フローチャート中のS2が「検出手段」に相当する。フローチャート中のS6が「判定手段」に相当する。
以上説明した数値制御装置1の作用、効果について説明する。
非常停止した状態から復帰した時にX,Y軸モータ51,52を動かすことなく被駆動体のX,Y軸現在位置(x,y)を決定することができるため、工作機械の主軸とテーブル上の治具やワークが干渉するのを防止することができる。
複数行複数列の複数の補正エリアのうち、前記X,Y軸絶対位置(x’,y’)が対応する第1補正エリア内に、前記X,Y軸現在位置(x,y)が入るか否か判定するように構成したため、この判定に基づいて前記X,Y軸現在位置(x,y)が正しい現在位置か否か判定することができる。前記判定の結果、第1補正エリア内に前記X,Y軸現在位置(x,y)が入る場合には、前記X,Y軸現在位置(x,y)を非常停止した状態から復帰した時のX,Y軸現在位置とするため、X,Y軸現在位置(x,y)を確実に判定することができる。
前記判定の結果、第1補正エリア内に前記X,Y軸現在位置(x,y)が入らない場合、前記第1補正エリアの外側に隣接する8つの補正エリアから所定の選択則で順次選択される候補補正エリアに、前記X,Y軸現在位置(x,y)が対応すると仮定して、被駆動体のX,Y軸現在位置(x,y)を夫々求め、求めたX,Y軸現在位置(x,y)が前記候補補正エリア内に入る場合に限って、前記X,Y軸現在位置(x,y)を前記求めたX,Y軸現在位置とする。そのため、X,Y軸現在位置(x,y)が属する可能性の高い8つの補正エリアについてX,Y軸現在位置を探索するため、X,Y軸現在位置を求めるまでにかかる制御負荷を軽くすることができる。
前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
1]前記実施例では、エンコーダ61,62がアブソリュート形のエンコーダであるとして説明したが、エンコーダ61,62としてインクリメント形のエンコーダを採用すると共に、モータ51,52の原点位置を検出する原点位置検出スイッチを設け、これらエンコーダと原点位置検出スイッチからの信号からモータ51,52の絶対位置を知ることができる。
2]図6に示す8つの補正エリアを探索する探索順位の決定の仕方は一例に過ぎず、この探索順位の決定の仕方と異なる方法で探索順位を決定してもよい。
数値制御式工作機械が停電等によって非常停止した場合に、NC制御装置において被駆動体の制御上の現在位置をモータを動かすことなく決定することができるため、非常停止した状態から復帰した時に工作機械の主軸とテーブル上の治具やワークが干渉するのを防止することができ、数値制御式工作機械を使用するときの安全性を高めることができる。
1 数値制御装置
2 テーブル(被駆動体)
11 CPU
12 ROM
13 RAM
15 不揮発性メモリ
61,62 エンコーダ

Claims (4)

  1. 被駆動体をX軸方向に移動駆動するX軸モータと,前記被駆動体を前記X軸方向と直交するY軸方向へ移動駆動するY軸モータと、前記X軸モータに設けられ該X軸モータの絶対位置を検出するX軸絶対位置検出手段と、前記Y軸モータに設けられ該Y軸モータの絶対位置を検出するY軸絶対位置検出手段と、前記X軸、Y軸絶対位置検出手段の検出結果に基づいて前記被駆動体を位置制御する数値制御装置において、
    前記X軸方向における前記被駆動体が移動可能な範囲を区分した複数の補正点のX軸ピッチ誤差補正量及び前記補正点におけるY軸方向のずれであるY軸直角度補正量と、Y軸方向における前記被駆動体が移動可能な範囲を区分した複数の補正点のY軸ピッチ誤差補正量及び前記補正点におけるX軸方向のずれであるX軸直角度補正量とを予め設定した補正量テーブルと、
    前記X軸モータ及び前記Y軸モータが位置制御不可能なフリー状態から位置制御可能なロック状態に変化したことを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記X軸モータ及び前記Y軸モータが前記フリー状態から前記ロック状態に変化したことを検出した際、前記X,Y軸絶対位置検出手段で検出されるX,Y軸絶対位置と、前記補正量テーブルのピッチ誤差補正量と直角度補正量とに基づいて、前記被駆動体のX,Y軸現在位置を夫々求める現在位置決定手段と、
    を備えたことを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記現在位置決定手段は、X,Y軸を前記の複数の補正点で複数区分することで、被駆動体の移動領域に想定される複数行複数列の複数の補正エリアのうち、前記X,Y軸絶対位置が対応する第1補正エリア内に、前記X,Y軸現在位置が入るか否か判定する判定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 前記現在位置決定手段は、前記判定手段が肯定判定した場合には、前記X,Y軸現在位置を、請求項1で求めたX,Y軸現在位置とすることを特徴とする請求項2に記載の数値制御装置。
  4. 前記現在位置決定手段は、前記判定手段が否定判定した場合に、前記第1補正エリアの外側に隣接する8つの補正エリアから所定の選択則で順次選択される候補補正エリアに、前記X,Y軸現在位置が対応すると仮定して、被駆動体のX,Y軸現在位置を夫々求め、求めたX,Y軸現在位置が前記候補補正エリア内に入る場合に限って、前記X,Y軸現在位置を前記求めたX,Y軸現在位置とすることを特徴とする請求項3に記載の数値制御装置。
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