JP2010222781A - ハンドル取付け用エスカチオン - Google Patents

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Abstract

【課題】需要者の趣向に柔軟に対応することができると共に、在庫、管理等の面倒を回避することができるハンドル取付け用エスカチオンを提供すること。
【解決手段】扉の壁面に固定されるハンドル取付け用エスカチオンに於いて、該エスカチオンは、窓を有する所定形状の取付け基体と、該取付け基体に設けられた印刷表示装置とから成り、印刷表示装置は、入力部と、この入力部が受け取った印刷情報を記憶する記憶部と、該記憶部の印刷情報を前記電子ペーパーに出力するように制御する制御部と、取付け基体の窓部に設けられ、かつ制御部からの印刷情報を表示後に電気が流れなくてもデータ自己保存性により当該表示後の印刷情報を常に表示(印刷)する前記電子ペーパーを備えるハンドル取付け用エスカチオン。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハンドル取付け用エスカチオンの取付け基体の一部又は全部に印刷が施されているハンドル取付け用エスカチオンに関する。
事務所の入口、ホテルの客室、住宅の玄関等に設けられた扉の内外の壁面には、ハンドル取付け用エスカチオン(取付け座)が固定されている。
従来、ハンドル取付け用エスカチオンは、意匠上、化粧板としての機能が重視されることから、たとえ形状が同じであっても、需要者の趣向に対応するように、色々な色彩や模様に施したエスカチオンを製造及び販売せざるを得ない。付言すると、同一の形状のエスカチオンであっても、色彩や模様を異なるように印刷を施し、いわゆるデザインバリエーションを増やさなければないない。そのために、製造者等は、カラーバリエーション(色彩や絵柄が異なる)ごとに在庫を保有し、かつ管理しているのが実情である。
そこで、需要者の趣向に柔軟に対応することができると共に、在庫、管理等の面倒を回避することができるハンドル取付け用エスカチオンの出現が期待されている。なお、特許文献1には、電子ペーパーを利用して印刷表示装置が開示されている。
特開2007−199296号公報
本発明の所期の目的は、需要者の趣向に柔軟に対応することができると共に、在庫、管理等の面倒を回避することができるハンドル取付け用エスカチオンを提供することである。第2の目的は、複雑な通信設定等をしなくても、需要者等が所持する携帯端末を利用して印刷情報を印刷表示装置に与え、エスカチオンの色彩や絵柄の印刷(いわゆるカラーバリエーション)の変更を容易に行うことができることである。
本発明のハンドル取付け用エスカチオンは、扉の壁面に固定されるハンドル取付け用エスカチオンに於いて、該エスカチオンは、窓を有する所定形状の取付け基体と、該取付け基体に設けられた印刷表示装置とから成り、前記印刷表示装置は、入力部と、この入力部が受け取った印刷情報を記憶する記憶部と、該記憶部の印刷情報を前記電子ペーパーに出力するように制御する制御部と、前記取付け基体の窓部に設けられ、かつ前記制御部からの前記印刷情報を表示後に電気が流れなくてもデータ自己保存性により当該表示後の印刷情報を常に表示(印刷)する前記電子ペーパーを備えることを特徴とする。
また、本発明のハンドル取付け用エスカチオンは、扉の壁面に固定されるハンドル取付け用エスカチオンに於いて、該エスカチオンは、所定形状の取付け基体と、該取付け基体に設けられた印刷表示装置とから成り、前記印刷表示装置は、入力部と、この入力部が受け取った印刷情報を記憶する記憶部と、該記憶部の印刷情報を前記取付け基体の表面に固定された電子ペーパーに出力するように制御する制御部と、該制御部からの前記印刷情報を表示後に電気が流れなくてもデータ自己保存性により当該表示後の印刷情報を常に表示(印刷)する電子ペーパーを備えることを特徴とする。
(a)需要者の趣向に柔軟に対応することができると共に、在庫、管理等の面倒を回避することができるハンドル取付け用エスカチオンを提供することができる。
(b)請求項2に記載の発明は、扉からエスカチオンを取り外さなくても、また、複雑な通信設定等をしなくても、一般の需要者が所持する携帯端末(例えば登録商標のFelica技術を備えた携帯電話)、或いは電気錠のメンテナンスをする作業者(SEさん)が所持する業務用端末(例えば複数のIDをまとめて登録する機能、ログの吸出し機能、時間の設定機能等を備えた端末)を利用して印刷情報を印刷表示装置に与え、エスカチオンの色彩や絵柄の印刷(いわゆるカラーバリエーション)の変更を容易に行うことができる。
(c)請求項3に記載の発明は、電子ペーパーにキズ等が付かない。
図1乃至図5は本発明の最良の実施例(第1実施例)を示す各説明図。図6及び図7は本発明の第2実施例を示す各説明図。図8は本発明の第3実施例を示す説明図。図9及び図10は本発明の第4実施例を示す各説明図。
発明の実施の環境を示す概略説明図。 外側エスカチオン3の分解斜視図。 外側エスカチオン3の縦断面概略説明図。 印刷表示装置のブロック図。 印刷のフローチャート。 第2実施例の分解斜視図。 図3と同様の縦断面概略説明図。 第3実施例を示す説明図。 第4実施例を示す分解斜視図。 図3と同様の縦断面概略説明図。
以下、図1乃至図5に示す本発明を実施するための最良の形態(第1実施例)により説明する。
(1)発明の実施の環境
図1は発明の実施の環境を示す概略説明図である。図1に於いて、1は扉、2は扉1の自由端部内に設けられた錠前、3は扉1の外壁面1aに上下方向に固定された外側エスカチオン、一方、4は扉1の内壁面1bに上下方向に固定された内側エスカチオン、5は外側エスカチオン3のハンドル軸孔に、その軸部が挿入された平面視L型形状の外側ハンドル、一方、6は外側ハンドルと同様に、内側エスカチオン4のハンドル軸孔に、その軸部が挿入された平面視L型形状の内側ハンドルである。なお、操作部材としての内外のハンドルには、図示しないノブも含まれる。
図1で示した錠前2は、デッドボルト7及びラッチ部材8の両方を備えている。本発明の実施態様の典型例は、電気錠であるか否かを問わず、デッドボルト7及びラッチ部材8の両方を備えている錠前2用のエスカチオンであるが、例えば室内扉のように、箱体にラッチ部材のみを備えている(デッドボルトが存在しない)ものにも適用することができる(室内扉のハンドル取付け座)。したがって、本発明は、扉の壁面に固定されるハンドル取付け用エスカチオンであれば良い。
(2)外側エスカチオン3
まず、錠前2が電気錠であることを前提として、外側エスカチオン3の一例に本発明を適用した場合を説明する。図2は外側エスカチオン3の分解斜視図、図3は外側エスカチオン3の縦断面概略説明図、図4は印刷表示装置のブロック図である。そして、図5は印刷のフローチャートである。
外側エスカチオン3の基本的構成は、所定形状の取付け基体11と、この取付け基体に設けられた印刷表示装置Zである。
そこで、図2を参照にして、取付け基体11の構成を説明する。取付け基体11は、例えば縦長に形成され(長座)、その中央部には、矩形状の凹所型窓部12が形成されている。この凹所型窓部12を基準にすると、取付け基体11の下端部寄りの部位にはハンドル軸孔13が形成され、該ハンドル軸孔13には、例えば平面視L型形状の外側ハンドル5の軸部5aが挿入される。
また、取付け基体11の前記外側ハンドル5よりも下方の下端部には、図示しない機械式キーを差し込むことができるシリンダ錠19が取り付けられている。一方、取付け基体11の上端部には、図示しない情報記憶媒体としての磁気或いはICカードを差し込むことができる水平方向の差込み口14が形成されている。
なお、取付け基体11の形状及びハンドル軸孔13、シリンダ錠19用の取付け穴、差込み口14の位置は、任意に設計変更できる事項である。
図3を参照にして、さらに取付け基体11の構成について付言すると、取付け基体11の凹所型窓部12には、矩形状の透明板15が前側から固定的に嵌め込まれる。透明板15は、後述する電子ペーパー用の保護カバーとしての機能を有しているので、望ましくは、ガラス又は硬質のプラスチックで形成されたものが用いられる。凹所型窓部12に透明板15をぴったりと嵌め込むと、透明板15の表面と取付け基体11の表面は面一となる。
また、取付け基体11の凹所型窓部12の裏側には、固定手段(例えば複数本の固着具)16を介して断面コ字形状の支持板17が取付けられている。支持板17は、適宜箇所に信号線等を通すための切欠或いは貫通孔あるいはまた開口を有している。本実施例では、支持板17は、例えば格子状又はこれに類似する形状に形成されている。
この支持板17と透明板15とで画定された内部空間18に印刷表示装置Zが組み込まれている。但し、この第1実施例の外側エスカチオン3は、印刷表示装置Zを構成するアンテナ21が、前述したICカード用差込み口14側に位置するように取付け基体11の上端部寄りの内壁面(支持板17の外)に配設されている。その他の外側エスカチオン3の細部的事項の説明は割愛する。
(3)印刷表示装置Z
図4を参照にして、印刷表示装置Zの具体的構成を説明する。印刷表示装置Zは、前述したアンテナ21を備え、後述する電子ペーパー26及び電子ペーパー用制御部24を主とするものである。電子ペーパー26は、光吸収層、液晶層、透明電極層、透明フィルム等を構成要素(公知事項)として、電気が流れなくなっても印刷情報aを表示する特質を有している。
さて、21はアンテナ、22は電力生成部、23は送受信機能を有する入力部、24は制御部、25は記憶部、そして、26は表示部としての電子ペーパーで、これらの各部21、22、23、24、25は、信号線27及び電力供給線28を介してそれぞれ適宜に接続されている。
前記アンテナ21は、図3で示すように取付け基体11の内部に設けられている。アンテナ21は、例えばリーダ機能、書込み機能、送信機能等を有する情報伝達媒体手段(例えば携帯端末の一例としての携帯電話)20から送られる印刷情報(受信信号)aを受信する。携帯電話20は、図示しない通信網を介してサーバから前記印刷情報aを取得する。印刷情報aは書き込み指令と表示内容を含む電磁波である。
電力生成部22は、電磁波から電力を生成する機能を有する。アンテナ21を介して導入される電磁波は、該電力生成部22により、各部21、22、23、24等を動作させるための電力を生成する。入力部23は、アンテナ21が受信した電磁波から書き込み指令を受信しかつ制御部24に送る。
制御部24は書き込み準備の処理をすると共に、入力部23から書き込み準備完了の信号を携帯端末(携帯電話)20に送る。そうすると、携帯電話20は印刷情報aをアンテナ21に対して送信する。入力部22はアンテナ21を介して印刷情報aを受信し、制御部24は入力部22から受け取った印刷情報(受信信号、表示内容)aを記憶部25に格納する。
制御部24は、周知のように、記憶部25に格納された情報を処理し、図示しない表示制御部を動作させて記憶部25の印刷情報aを、信号線27を介して電子ペーパー26に出力するように制御する。そのとき電力生成部23からの電力が電力線28を介して電子ペーパー26に供給されている。それにより、印刷情報aが電子ペーパー26に表示される。その後、電力生成部22からの電力の供給は断たれるが、電子ペーパー26は、そのデータ自己保存性により、印刷情報aをそのまま表示し続ける。
上記のように、外側エスカチオン3は、窓12を有する所定形状の取付け基体11と、該取付け基体に設けられた印刷表示装置Zとから成り、前記印刷表示装置Zは、入力部23と、この入力部が受け取った印刷情報aを記憶する記憶部25と、該記憶部の印刷情報aを前記電子ペーパー26に出力するように制御する制御部24と、前記取付け基体11の窓部12に設けられ、かつ前記制御部24からの前記印刷情報aを表示後に電気が流れなくてもデータ自己保存性により当該表示後の印刷情報aを常に表示(印刷)する前記電子ペーパー26を備え、需要者が所望するとき、何時でも固定化された印刷情報aを書き換えることができる。
(4)印刷情報aの印刷までの流れ
図5を参照にして、Felica(登録商標)機能を有する携帯端末20から送信される印刷情報aが印刷表示装置Zの電子ペーパー26に表示される(印刷される)流れを説明する。
ステップS1は、例えば携帯端末20から印刷表示装置Zに対して印刷情報aの書込み指令が送信された段階である。携帯端末20から書込み指令が送信されると、印刷表示装置Zの制御部24は、書き込み指令に係る信号を載せた電磁波を受信したか否かを判断する(ステップS2)。もし、書き込み指令に係る信号を載せた電磁波を受信しなければ、そのステップを繰り返す。
一方、印刷表示装置Zは書き込み指令に係る信号を受信したならば、電力生成部22は電磁波により、各部を動作させるための電力を生成して各部に電力を供給する。
また、入力部23は、アンテナ21が受信した電磁波から書き込み指令を取得して制御部24に送る。該制御部24は、書き込み準備の処理をする(ステップS3)。そして、制御部24は書き込み準備完了をしたか否かを判断する(ステップS4)。もし、書き込み準備完了していなければ、書き込み準備を実行する。
一方、書き込み準備完了したならば、送受信機能を有する入力部23から書き込み準備完了の信号を携帯端末20に送る(ステップS5)。携帯端末20は、書き込み準備完了信号を印刷表示装置Zから受信したか否かを判断する(ステップS6)。もし、書き込み準備完了信号を受けていなければ、そのステップを繰り返す。一方、書き込み準備完了信号を受信したならば、携帯端末20から、印刷情報aを送信する(ステップS7)。
このようにして入力部23が印刷情報aを、アンテナ21を介して受信すると、制御部24は入力部23から当該印刷情報aを受け取り、記憶部25に一旦格納する。
その後、制御部24は、記憶部25に格納した前記印刷情報aを、信号線27を介して電子ペーパー26に出力するように制御する。その時、電力生成部22からの電力が電力供給線27を介して電子ペーパー26に供給されている。それにより、印刷情報aが電子ペーパー26に表示される(ステップS8)。その後、電力生成部22からの電力の供給は絶たれるが、電子ペーパー26のデータ自己保存性により、印刷情報aはそのまま表示され続ける。
つまり、表示部としての電子ペーパー26は、制御部24からの印刷情報aを表示後に電気が流れなくてもデータ自己保存性により当該表示後の印刷情報を常に表示(印刷)する。
発明の実施の形態で示した実施例は、外側エスカチオン3に本発明の印刷表示装置Zを適用したものであるが、図6及び図7で示すように内側エスカチオン4に本発明を適用しても良い(これを第2実施例とする)。以下、第2実施例等の説明にあたって、第1実施例と同一の構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
この内側エスカチオン4は、例えば電気錠用なので、縦長の取付け基体11Aの上端部側の内部空間に印刷表示装置Zの制御部24を構成する電力生成部22とは別個の電気錠の制御盤用電源(複数本の電池)31を備えている。制御盤用電源31は、望ましくは電源31用収納枠体32に着脱自在に取付けられている。
また、内側エスカチオン4は、凹所型窓部12Aを基準とする下端部側に、内側ハンドル6とサムターン33がそれぞれ設けられている。内側エスカチオン4の印刷表示装置Zの構成及び携帯端末20からの印刷情報の印刷までの流れは、第1実施例と同一なので重複する説明を省略する。
次に、図8はアンテナ21Aの位置を変えた外側エスカチオン3Aの第3実施例を示す。第3実施例の外側エスカチオン3Aは、形態上のコンパクト化を図るはために、支持板17Aの裏面にアンテナ21Aを配設したものである。なお、支持板17Aはアンテナ21Aの受信障害にならないように格子状に形成され、或いは適宜箇所に開口を有する。
次に、図9及び図10は、図示しない箱体にラッチ部材のみを備えている、いわゆる室内扉のエスカチオン3Bに印刷表示装置Zを適用したものである(これを第4実施例とする)。
この室内扉のエスカチオン3Bは、縦長の取付け基体11Bと、この取付け基体11Bの表側の一例としての前面に形成された凹所35にぴったりと嵌め込まれる所定形状の電子ペーパー26と、この電子ペーパー26の表面にぴったりと重ねられるフィルム状の透明板15と、前記取付け基体11Bの裏面に設けられた内部空間18Bに支持板17Bを介して取付けられた印刷表示装置Zとから成る。この室内扉のエスカチオン3Bは、扉1の内外の壁面1a、1bのいずれにも取付け可能である。
しかして、図9で示すように、取付け基体11B、電子ペーパー26及び透明板15の適宜箇所(例えば下端部)には、外側ハンドル5又は内側ハンドル6用のハンドル軸孔13Bがそれぞれ形成されている。
また、支持板17Bは、適宜形状(例えばフランジを有する枠状)に形成され、印刷表示装置Zの制御部24及びアンテナ21が、該支持板17Bの不番の凹所内に縦方向にそれぞれ固定される。信号線28および電力供給線28は、取付け基体11Bの表面の上端部に形成した通孔36を介して電子ペーパー26にそれぞれ接続されている。
このように第4実施例のエスカチオン3Bは、少なくとも取付け基体11Bの表面の略全部に電子ペーパー26を設けた点で、第1実施例のエスカチオンとは相違する。
ここで、入力部23と記憶部25に関して、念のために付言する。本実施例の入力部23は、情報伝達媒体手段(例えば携帯電話)20から送られる印刷情報(受信信号)aを受信する旨を説明したが、もちろん、取付け基体に直接又は接続コードを介して間接的に設けられたカードリーダであっても良い。特に図示しないが、取付け基体にカードリーダを設ける場合には、電子ペーパー26の邪魔にならないように、取付け基体の周縁部の適宜箇所に設けるのが望ましい。
そして、入力部23の一例としてカードリーダを取付け基体に設けた場合に於いて、情報媒体手段としてのメモリーカード(例えば登録商標としてのSDカード)に格納されている印刷情報aは、当該カードリーダによって読み込まれ、記憶部25に一時的に保存され、該記憶部25に一時的に保存された印刷情報aは、制御部24に制御されて電子ペーパー26に出力される。
したがって、本実施例の記憶部25に格納される印刷情報aは、携帯電話20から送信されるものに限定されない。また、携帯電話20は、前述したように情報伝達媒体手段の一例であるから、電気錠のメンテナンスをする作業者(SEさん)が所持する業務用端末(例えば複数のIDをまとめて登録する機能、ログの吸出し機能、時間の設定機能等を備えた端末)も、当然含まれる。
それ故に、ここで「端末」とは、携帯電話、電気錠のメンテナンスをする作業者が所持する業務用端末、カードリーダ機能を有しかつ、電気錠とは異なる場所に配設された遠隔端末(操作盤)が含まれる。また、「印刷情報」には、携帯電話20から送信されるものや情報媒体手段を介して得られるものを含む。
本発明は、主に錠前や建具の業界で利用される。
Z…印刷表示装置、1…扉、1a…外壁面、1b…内壁面、2…錠前、3…外側エスカチオン、3B…室内扉のエスカチオン、4…内側エスカチオン、5…外側ハンドル、6…内側ハンドル、11、11A、11B…取付け基体、12、12A…窓部、13、13B…ハンドル軸孔、15…透明板、16…固定手段、17、17A、17B…支持板、18、18B…内部空間、20…携帯端末、a…印刷情報(受信信号)、21、21A…アンテナ、22…電力生成部、23…入力部、24…制御部、25…記憶部、26…電子ペーパー、27…信号線、28…電力供給線、31…制御盤用電源(電池)、32…電源用収納枠体、35…凹所。

Claims (4)

  1. 扉の壁面に固定されるハンドル取付け用エスカチオンに於いて、該エスカチオンは、窓を有する所定形状の取付け基体と、該取付け基体に設けられた印刷表示装置とから成り、前記印刷表示装置は、入力部と、この入力部が受け取った印刷情報を記憶する記憶部と、該記憶部の印刷情報を前記電子ペーパーに出力するように制御する制御部と、前記取付け基体の窓部に設けられ、かつ前記制御部からの前記印刷情報を表示後に電気が流れなくてもデータ自己保存性により当該表示後の印刷情報を常に表示(印刷)する前記電子ペーパーを備えることを特徴とするハンドル取付け用エスカチオン。
  2. 請求項1に於いて、入力部に対する情報伝達手段として、端末が用いられることを特徴とするハンドル取付け用エスカチオン。
  3. 請求項1に於いて、窓部には、電子ペーパー保護用の透明板が設けられていることを特徴とするハンドル取付け用エスカチオン。
  4. 扉の壁面に固定されるハンドル取付け用エスカチオンに於いて、該エスカチオンは、所定形状の取付け基体と、該取付け基体に設けられた印刷表示装置とから成り、前記印刷表示装置は、入力部と、この入力部が受け取った印刷情報を記憶する記憶部と、該記憶部の印刷情報を前記取付け基体の表側に固定された電子ペーパーに出力するように制御する制御部と、該制御部からの前記印刷情報を表示後に電気が流れなくてもデータ自己保存性により当該表示後の印刷情報を常に表示(印刷)する前記電子ペーパーを備えることを特徴とするハンドル取付け用エスカチオン。
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