JP2010220130A - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】蓄積された文書について画像の編集、出力の可否に関わる判断処理を高速化する。
【解決手段】入力される複数の画像を一文書として蓄積する際に、前記画像の属性情報を記憶する画像処理装置であって、前記属性情報のうち、前記画像の編集又は出力の可否に関する制約情報を記憶装置に記憶させる制御手段を有し、前記制御手段は、入力される画像の前記制約情報が前記記憶装置に既に記憶されている前記画像が属する文書に含まれる他の画像の制約情報と同一である場合には、前記入力される画像の前記制約情報を記憶させないことにより上記課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関する。
近年、プリンタ、コピー機、スキャナ、ファクシミリ、又はこれらを一台の筐体で実現することが可能な複合機等の画像処理装置において、汎用コンピュータと同様にCPU(Central Processing Unit)を備え、アプリケーションにより各機能を制御するものが提供されている。
このような画像処理装置において、例えばスキャナや、SDカード等の外部メディアから複数の画像が入力され一文書として蓄積された後、画像処理等がなされ、印刷、出力等が行なわれている。しかしながら、蓄積された画像の中には、例えば変倍、濃度変更、集約等の画像編集処理や、ステープルを施す等の出力処理に関わる制約から、ユーザの指示通りに画像を編集し、印刷、出力等ができない場合がある。
そのため、従来では、例えば文書に含まれる複数の画像について各々の属性を示す属性情報を取得し、取得した属性情報に基づいて、画像の編集、出力等が可能か否かを判定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記に示す特許文献1では、蓄積された文書の複数の画像毎に、属性情報を取得して、取得した属性情報から、画像の編集、印刷、出力の可否に関わる制約情報を抜き出し、画像毎に、また画像の組み合わせ毎に、判定していく処理が必要であった。
したがって、一文書として蓄積される画像が多ければ多いほど、画像の編集、出力までの処理に時間がかかり、効率が悪いという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、蓄積された文書について画像の編集、出力の可否に関わる判断処理を高速化する画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、入力される複数の画像を一文書として蓄積する際に、前記画像の属性情報を記憶する画像処理装置であって、前記属性情報のうち、前記画像の編集又は出力の可否に関する制約情報を記憶装置に記憶させる制御手段を有し、
前記制御手段は、入力される画像の前記制約情報が前記記憶装置に既に記憶されている前記画像が属する文書に含まれる他の画像の制約情報と同一である場合には、前記入力される画像の前記制約情報を記憶させないことを特徴とする。
また、本発明は、画像処理方法、画像処理プログラムとして構成することもできる。
本発明によれば、蓄積された文書について画像の編集、出力の可否に関わる判断処理を高速化することを可能とする。
パイプ&フィルタの概念を説明するための図である。 本実施形態に係る画像処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 最小構成要素リストを更新するまでの処理を示すシーケンス図である。 最小構成要素リストを用いて各フィルタにおいて編集又は出力可能かを判定するまでの処理を示すシーケンス図である。 最小構成要素リストの要素が同一の場合に最小構成要素リストを更新する処理を説明するための図である。 最小構成要素リストの要素が異なる場合に最小構成要素リストを更新する処理を説明するための図である。 蓄積された文書からページを削除する場合に、最小構成要素リストを更新する処理を説明するための図である。 蓄積された文書のページを入れ替える場合に、最小構成要素リストを更新する処理を説明するための図である。 蓄積された文書に外部から文書を挿入する場合に、最小構成要素リストを更新する処理を説明するための図である。 蓄積された文書に外部から文書を挿入する場合の再構成パターンを説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<パイプ&フィルタの概念>
本発明の実施形態は、パイプ&フィルタと呼ばれる考え方に基づくソフトウェアアーキテクチャを画像処理装置に適用することで、画像処理装置の機能のカスタマイズ又は拡張等を簡略化する。
図1は、パイプ&フィルタの概念について説明するための図である。図1に示す「P」はパイプを示し、「F」はフィルタを示す。
ここで、フィルタとは、入力されたデータに対して所定の処理を施して、その処理結果を出力するプログラムである。また、パイプとは、フィルタとフィルタとを連結する手段であり、パイプの入力側に結合されたフィルタから出力される処理結果を一時的に保持し、その後パイプの出力側へ結合されたフィルタへデータを伝達する。このように、パイプ&フィルタの概念によれば、パイプを介在させてフィルタにおける処理を連続したものとすることができる。
本実施形態では、フィルタにおいて施される所定の処理を、入力されたデータに対して、所定の変換を施す処理と考える。すなわち、本実施形態の画像処理装置では、画像処理装置で実現される各機能をドキュメント(入力データ)に対する「変換処理」の連続として捉える。画像処理装置の各機能は、ドキュメントすなわちデータの入力、加工及び出力によって構成されるものと考える。
そこで、本実施形態では「入力処理」、「加工処理」、及び「出力処理」のそれぞれを「変換処理」として捉え、一つの変換処理を実現するソフトウェア部品をフィルタとして構成する。したがって、例えばデータの入力処理を制御するフィルタを「入力フィルタ」、データの加工処理を制御するフィルタを「加工フィルタ」、データの出力処理を制御するフィルタを「出力フィルタ」とする。
各フィルタは、それぞれが独立したプログラムであって、フィルタ間の依存関係は存在しない。したがって、各フィルタは、画像処理装置において独立してフィルタ単位で追加(インストール)、削除(アンインストール)することが可能である。
<画像処理装置のソフトウェア構成>
本実施形態の画像処理装置は、画像処理装置の各種機能を実現させるソフトウェアアーキテクチャに、上記パイプ&フィルタの概念が適用されている。図2は、本実施形態に係る画像処理装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。図2に示す画像処理装置100は、例えばプリンタ、コピー、スキャナ、又はFAX等の複数の機能を一台の筐体において実現する複合機である。
画像形成装置100の機能を実現するソフトウェアは、階層構造となっており、ユーザインターフェース層10、コントロール層20、アプリケーションロジック層30、デバイスサービス層40、及びデバイス制御層50により構成されている。これらの各層における上下関係は、層間の呼び出し関係に基づいている。すなわち、図中において上位層が下位層を呼び出す。
画像形成装置100において、ユーザインターフェース層10によりユーザから各種機能の実行指示が出されると、ユーザインターフェース層10は、コントロール層20を呼び出し、この実行要求に基づきアプリケーションロジック層30を制御する。アプリケーションロジック層30では、コントロール層20からの指示に基づき、要求された機能を実現するアプリケーションを実行する。
また、この実行結果に基づき、デバイスサービス層40、デバイス制御層50が、画像形成装置100のハードウェア資源を制御する。画像形成装置100では、このような動作によりユーザインターフェース層10が受け付けた機能に対応した出力結果を得る。
次に、各層について説明する。
ユーザインターフェース層10には、例えば通信サーバ、及びローカルUI(user interface)部等が実装されており、画像形成装置100の各種機能を実現するための実行要求を受け付ける機能を有する。ここでいう各種機能とは、例えばコピー機能、印刷機能、スキャン機能、FAX機能等である。
ユーザインターフェース層10では、例えば通信サーバによって、クライアントPC(Personal Computer)等からネットワークを介して実行要求を受け付ける。また、ローカルUI部によって、例えば画像形成装置100に設けられた操作パネル等を介して実行要求を受け付ける。ユーザインターフェース層10において受け付けられた実行要求は、コントロール層20へ伝達される。
コントロール層20は、コピーアクティビティ21等が実装されており、画像処理装置100の各機能を実現する処理を制御する制御手段である。具体的には、要求された機能に応じてアプリケーションロジック層30における各フィルタを、パイプ41を用いて結合し、結合されたフィルタを用いて機能の実行を制御する。
例えば、コントロール層20は、ユーザインターフェース層10から受け付けた出力要求を格納するとともに、コピーアクティビティ21によって、ユーザから受け付けた出力要求を処理するために必要なフィルタをアプリケーションロジック層30から選択する。具体的には、コピーアクティビティ21は、ローカルUI部からの指示に基づき、入力フィルタ300と、加工フィルタ310と、出力フィルタ320の各フィルタから、データの生成に必要なアプリケーションを選択するとともに、選択したアプリケーションに対して実行要求を行う。
例えば、コピーアクティビティ21は、入力される複数の画像を一文書として蓄積するよう要求された場合、入力フィルタ300の読取フィルタ301、加工フィルタ310の編集フィルタ311、出力フィルタ320の保管文書登録フィルタ322を選択し、選択した各フィルタに対して実行要求を行う。
なお、以下の本実施例において述べる画像処理装置100の機能とは、画像処理装置100が、ユーザに対して提供する一つのまとまった単位(要求が入力されて最終的な出力が得られるまで)のサービスの定義であり、ソフトウェア的には一つのまとまった単位のサービスを提供するアプリケーションと同義である。
アプリケーションロジック層30には、画像処理装置100において提供される機能の一部を実現する部品群である各種フィルタが実装されている。アプリケーションロジック層30では、コントロール層20の制御により、複数のフィルタを組み合わせて一つの機能(アプリケーション)が実現される。
本実施形態におけるアプリケーションロジック層30には、入力フィルタ300、加工フィルタ310、出力フィルタ320が実装されている。なお、アプリケーションロジック層30には、上述したフィルタ以外のフィルタを実装するように構成しても良い。
入力フィルタ300、加工フィルタ310、出力フィルタ320は、それぞれ画像処理装置100の各種機能を実現するための機能ブロックであるフィルタ(アプリケーション)を実装する。入力フィルタ300、加工フィルタ310、出力フィルタ320に実装されるフィルタは、一つであっても複数であっても良い。
以下に、アプリケーションロジック層30に実装された各フィルタについてさらに説明する。
入力フィルタ300は、画像処理装置100の外部から入力を受け付けたデータに固有の識別情報を付与し、データに対する入力処理を制御する。入力フィルタ300は、読取フィルタ301、保管文書読出フィルタ302等を備えている。入力フィルタ300には、外部から入力を受付けたデータを記憶する記憶装置を設けてもよい。
読取フィルタ301は、例えばスキャナによる画像データの読取を制御し、読み取られた画像データを出力する。
保管文書読出フィルタ302は、ユーザから蓄積された文書に対して出力要求等の指示があった場合に、蓄積された文書の最小構成要素リストをHDD233等から読み出す。なお、保管文書読出フィルタ302は、最小構成要素リストを出力する際、例えば最小構成要素リストに、蓄積される画像の同一の要素を基準にまとめられた情報を順次ページ毎に出力する。例えば、同一の要素を基準にまとめられた情報とは、「A4、600dpi」、「A3、600dpi」等の情報である。
入力フィルタ300には、その他、画像処理装置100において電子メールを受信し、受信した電子メールに含まれるデータを出力するメール受信フィルタ、FAX受信を制御し、受信されたデータを出力するFAX受信フィルタ、クライアントPC等から印刷データを受信し、この印刷データを出力するPC文書受信フィルタ等を備えることができる。
加工フィルタ310は、入力フィルタ300から出力されたデータに所定の加工処理を施して、出力フィルタ320との間に処理結果を出力する。加工フィルタ310は、編集フィルタ311を主なフィルタとして備えている。
編集フィルタ311は、入力されたデータに所定の画像変換処理を施し出力する。ここで、画像変換処理とは、例えば入力されたデータの集約、拡大、縮小処理等である。また、編集フィルタ311は、コピーアクティビティ21によって、選択された文書(画像データ)に対して編集可能か否かを確認する指示を受けた場合には、ユーザによって指定された編集内容と、例えば最小構成要素リストから保管文書読出フィルタ302によって出力された情報を用いて、選択された文書が編集可能か否かを予め設定されたチェック条件に基づいて確認し、その可否結果をコピーアクティビティ21に通知する。
ここで、チェック条件としては、例えば、変倍のチェック(画像の種類によって変倍できる/出来ない等のチェック)、集約のチェック(画像処理制約により集約第一面と第二面の階調(画像情報の一部)に差異がある場合に集約できないため、その集約可否のチェック)、最大・最小変倍率チェック(ハードウェア制約のため25%以下の変倍、400%以上の変倍の指定があるか否かのチェック等があるが、本発明においては特にこれに限定されない。
なお、編集フィルタ311は、ユーザによる蓄積された画像(データ)の編集における操作条件設定又は確定時には、例えば最小構成要素リストから保管文書読出フィルタ302によって出力された情報を用いて、編集可能か否かを判断し、編集の可否結果をコピーアクティビティ21に通知することができる。
出力フィルタ320は、入力されたデータに対する出力処理を制御し、画像処理装置100の外部へ出力する。出力フィルタ320は、印刷フィルタ321、保管文書登録フィルタ322、送信フィルタ323を主なフィルタとして備えている。
印刷フィルタ321は、入力されたデータをプロッタに出力(印刷)させる。
制御手段としての保管文書登録フィルタ322は、入力される複数の画像(画像データ)を一文書として保存(蓄積)する際に、画像の属性情報のうち、編集又は出力の可否に関する制約情報をHDD233等の記憶装置に記憶させる。
ここで、制約情報は、例えば蓄積される画像(画像データ)の編集又は出力の可否判定に用いられる最小構成情報等とすることができるが、本発明における制約情報としてはこれに限定されるものではない。
最小構成情報には、例えば、画像の原稿の種類について文字、文字写真等の情報、画像の画質モード情報、原稿サイズ情報、階調数情報、例えばJPG等の画像フォーマット情報、600×600dpi等の画像解像度情報、画像の角度を示す情報、自動濃度処理に係る自動濃度調整値等の情報、PDF等のファイルフォーマット情報等が挙げられる。また、最小構成情報を構成する一つひとつの上記情報を要素とする。
保管文書登録フィルタ322は、入力される複数の画像を一文書として蓄積する際に、この最小構成情報を用いて、文書毎に最小構成要素リストを作成し、更新していく。例えば、保管文書登録フィルタ322は、蓄積される文書の最小構成要素リストを作成、更新していく場合に、入力される画像の最小構成情報が、記憶装置に既に記憶されている、入力される画像が属する文書に含まれる他の画像の最小構成情報と同一である場合には、入力される画像の最小構成情報を記憶させない。
より具体的には例えば、保管文書登録フィルタ322は、画像が入力された場合に、当該画像の最小構成情報を取得する。そして、保管文書登録フィルタ322は、既に記憶装置に記憶されている最小構成情報と、当該画像の最小構成情報とを比較する。ここで、比較の対象となる既に記憶装置に記憶されている最小構成情報とは、入力された当該画像が属する文書に含まれる他の画像に対応するすべての最小構成情報である。比較の結果、既に記憶されている最小構成情報のなかに当該画像の最小構成情報と同一のものがある場合には、保管文書登録フィルタ322は当該画像の最小構成情報を記憶装置に記憶させない。
一方、比較の結果、同じ最小構成情報が記憶装置に記憶されていなかった場合には、保管文書登録フィルタ322は当該画像の最小構成情報を記憶装置に記憶させる。このようにして、保管文書登録フィルタは、1つ以上の最小構成情報を含む最小構成要素リストを作成する。
また、入力される画像の最小構成情報が、入力される画像の直前に記憶させた最小構成情報と異なる場合には記憶させるようにしてもよい。より具体的には例えば、保管文書登録フィルタ322は、画像が入力された場合に、当該画像の最小構成情報を取得する。そして、保管文書登録フィルタ322は、既に記憶装置に記憶されている最小構成情報と、当該画像の最小構成情報とを比較する。
ここで、比較の対象となる既に記憶装置に記憶されている最小構成情報とは、入力された当該画像が属する文書に含まれる他の画像に対応する最小構成情報のうち、最も新しく記憶されたものである。そのため、既に記憶装置に記憶されている最小構成情報のなかに、入力された当該画像の最小構成情報と同じものがある場合でも、その同じ最小構成情報が最も新しく記憶されたものでない場合には(換言すると、その同じ最小構成情報が記憶装置に記憶された後に、異なる最小構成情報が記憶された場合には)、保管文書登録フィルタ322は、入力された当該画像の最小構成情報を記憶装置に記憶させる。
すなわち、本例では保管文書登録フィルタ322は、同じ最小構成情報に対応する画像が連続して入力された場合に、その最小構成情報を1度だけ記憶装置に記憶させる。その一方で保管文書登録フィルタ322は、同じ最小構成情報(最小構成情報Aとする)に対応する画像の入力と入力の間に、異なる最小構成情報(最小構成情報Bとする)に対応する画像が入力された場合には、最小構成情報Aを2度記憶装置に記憶させることとなり、記憶装置には2つの最小構成情報A(と最小構成情報B)が記憶されることとなる。
このような処理を行うことにより、最小構成要素リストを作成する。なお、入力される画像と、画像のページ情報とを関連付けて記憶しても良い。また、蓄積された文書に属する画像の削除・入れ替え、又は外部からの画像の挿入等の文書の編集に応じて、最小構成要素リストを更新することができる。なお、最小構成要素リストの作成、更新方法については後述する。
これにより、入力される画像の属性情報から、特に編集又は出力の可否に関する最小構成情報を用いて作成、更新した最小構成要素リスト記憶することにより、情報量を少なくして保存することが可能となる。
送信フィルタ323には、入力されたデータを電子メールに添付して送信するメール送信フィルタ、入力されたデータをFAX送信フィルタ、入力されたデータをクライアントPC等に送信するPC文書送信フィルタ、入力されたデータを操作パネル等にプレビュー表示させるプレビューフィルタ等を備えることができる。
なお、上述した出力フィルタ320を構成する各フィルタは、コピーアクティビティ21によって選択された文書に対して出力可能か否かを確認する指示を受けた場合には、ユーザによって指定された各フィルタの出力内容と、例えば最小構成要素リストから保管文書読出フィルタ302によって出力された情報を用いて、選択された文書が出力可能か否かを予め設定されたチェック条件に基づいて、確認し、その可否結果をコピーアクティビティ21又はコントロール層20に含まれる送信アクティビティ等に通知する。
また、出力フィルタ320は、ユーザによる蓄積された画像(データ)の出力における操作条件設定又は確定時には、例えば最小構成要素リストから保管文書読出フィルタ302によって出力された情報等を用いて出力可能か否かを判断し、出力の可否をコピーアクティビティ21等に通知することができる。
アプリケーションロジック層30では、上述した入力フィルタ300、加工フィルタ310、出力フィルタ320にそれぞれ格納される各フィルタを後述するパイプ41によって結合することにより、画像処理装置100における各種機能を実現する。
例えば、コピー機能を実現したい場合には、コピーアクティビティ22によって選択された読取フィルタ301、編集フィルタ311、印刷フィルタ321を接続することにより実現される。
各フィルタは、コピーアクティビティ22より実行要求を受け付け、読取フィルタ301は、原稿より読み取られた画像データを印刷フィルタ321に出力し、印刷フィルタ321によって印刷することで実現できる。なお、集約、拡大、又は縮小等の加工が要求された場合には、これらの加工を実現する編集フィルタ311が読取フィルタ301と印刷フィルタ321との間に挿入される。これにより、ユーザから指示によって受付けた機能を実現する。
デバイスサービス層40は、アプリケーションロジック層30に実装された各フィルタから共通して利用される下位の機能が実装されている。例えば、パイプ41、データ管理部42等が含まれる。パイプ41は、上述したパイプの機能を実現するものであり、アプリケーションロジック層30に実装されている一のフィルタからの出力結果を、次のフィルタへ伝達する。
データ管理部42は、画像処理装置100内のデータベースであって、例えばユーザにより登録されたユーザ情報や、画像処理装置100において各種の処理が施された文書データや画像データなどが蓄積されるデータベース等が相当する。
デバイス制御層50には、ハードウェアを制御するプログラムであるドライバが実装されている。本実施例のデバイス制御層50には、例えばスキャナ制御部、プロッタ制御部、メモリ制御部、電話回線制御部及びネットワーク制御部等が実装され、各制御部はそれぞれの名称に付けられたデバイスを制御する。
<画像処理装置100のハードウェア構成>
次に、画像処理装置100のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像処理装置100のハードウェア構成として、コントローラ201と、オペレーションパネル202と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)203と、撮像部121と、印刷部122とを備える。
コントローラ201は、CPU211、ASIC212、NB221、SB222、MEM−P231、MEM−C232、HDD(ハードディスクドライブ)233、メモリカードスロット234、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)241、USBデバイス242、IEEE1394デバイス243、セントロニクスデバイス244備える。
CPU211は、種々の情報処理用のICである。ASIC212は、種々の画像処理用のICである。NB221は、コントローラ201のノースブリッジである。SB222は、コントローラ201のサウスブリッジである。
MEM−P231は、画像処理装置100のシステムメモリである。MEM−C232は、画像処理装置100のローカルメモリである。HDD233は、画像処理装置100のストレージである。メモリカードスロット234は、メモリカード235をセットするためのスロットである。
NIC241は、MACアドレスによるネットワーク通信用のコントローラである。USBデバイス242は、USB規格の接続端子を提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス243は、IEEE1394規格の接続端子を提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス244は、セントロニクス仕様の接続端子を提供するためのデバイスである。
オペレーションパネル202は、ユーザが画像処理装置100に入力を行うためのハードウェア(操作部)であるとともに、ユーザが画像処理装置100から出力を得るためのハードウェア(表示部)である。
なお、図1に示されるソフトウェアは、例えば、MEM−C232に格納され、CPU211によって処理されることによりその機能を画像処理装置100に実行させる。
<最小構成要素リストを更新するまでの処理>
ここで、図4を用いて、最小構成要素リストを作成、更新するまでの処理を説明する。図4は、最小構成要素リストを更新するまでの処理を示すシーケンス図である。
例えば、オペレーションパネル等を介して、ユーザからスキャナからの原稿の読取・保管要求があった場合、ユーザインターフェース層10は、入力された要求の実行をコントロール層20に要求する。
コントロール層20のコピーアクティビティ22は、上記要求を受けて、まず画像の読取・保管処理を実行するため、読取フィルタ301と、編集フィルタ311と、保管文書登録フィルタ322とを選択するとともに、フィルタ間をパイプ41によって接続する。
次に、図4に示すように、コピーアクティビティ22は、利用する読取フィルタ301、編集フィルタ311、保管文書登録フィルタ322に対して、それぞれ実行要求を出力する(S10、S11、S12)。
次に、読取フィルタ301は、デバイス制御層50のスキャナ制御部等に対して画像(画像データ)の読取を指示し、スキャナ制御部のスキャナ(撮像部)によって読み取られた原稿の画像をページ数分、繰り返し読み取る(S13)。
次に、読取フィルタ301は、スキャナ制御部から読み取った画像データをパイプ41−1に書き込む(S14)。次に、編集フィルタ311は、パイプ41−1から画像データを読み込む(S15)。
編集フィルタ311は、パイプ41−1から読み込んだ画像に所定の編集処理を行い(S16)、パイプ41−2に書き込む(S17)。次に、保管文書登録フィルタ322は、パイプ41−2から画像データを読み込む(S18)。
保管文書登録フィルタ322は、パイプ41−2から読み込んだ画像を保存するとともに、受信した画像の属性情報から、最小構成情報を用いて最小構成要素リストを作成し、更新を行う(S19)。なお、最小構成要素リストの作成、更新については後述する。
次に、保管文書登録フィルタ322は、読み込んだ画像と、更新した最小構成要素リストについて永続化処理を行う(S20)。
<最小構成要素リストを用いた編集又は出力の可否判定>
次に、図5を用いて、保管された保管文書の編集又は出力の可否判定処理について説明する。図5は、各フィルタにおける保管文書の編集又は出力の可否判定処理を示すシーケンス図である。
ユーザインターフェース層10は、ユーザから保管文書が選択され、部数等の印刷設定がなされた後、印刷実行の要求を受け付けると、入力された要求の実行をコントロール層20に要求する。
コントロール層20のコピーアクティビティ22は、上記要求を受けて、印刷出力処理を実行するため、図5に示すように、保管文書読出フィルタ302と、編集フィルタ311と、印刷フィルタ320とを選択するとともに、フィルタ間をパイプ41によって接続し、選択した各フィルタに対して、実行要求を出力する(S31、S32、S33)。
次に、保管文書読出フィルタ302は、コピーアクティビティ22からの実行要求を受け、ユーザによって選択された保管文書に関する最小構成要素リストをHDD233等から読み出す(S34)。
次に、保管文書読出フィルタ302は、読み出した保管文書の最小構成要素リストから、例えば、同一要素を基準にまとめられた画像1ページの情報をパイプ41−3に出力し(S35)、パイプ41−3は、保管文書読出フィルタ302から出力された情報をメモリに書き込む。
なお、ここで保管文書読出フィルタ302によって出力される画像1ページの情報とは、例えばA4サイズの原稿が1000枚の時には、「A4、600dpi」等の情報となり、これ以外の情報が記憶されてない場合には、この情報が一回出力されるのみとなる。また、「A4、600dpi」、「A3、600dpi」等、その他の画像1ページの情報がある場合には、それらの情報が順次出力される。
次に、編集フィルタ311は、パイプ41−3から出力された画像1ページの情報の読み込む(S36)。
編集フィルタ311は、パイプ41−3から読み込んだ画像1ページの情報と、ユーザがオペレーションパネル等を介して設定した編集情報(変倍、集約等)とを用いて、予め設定された条件等に基づいて、編集処理が可能か否かを判定する(S37)。
例えば、編集フィルタ311は、画像1ページの情報に「A3サイズの原稿」とあり、ユーザの設定した編集情報に「400倍」とあった場合には、編集処理不可として判断する。次に、編集フィルタ311は、この画像1ページの情報をパイプ41−4に出力する(S38)。
印刷フィルタ320は、印刷フィルタ320は、パイプ41−4から出力された画像1ページの情報の読み込む(S39)。
印刷フィルタ320は、パイプ41−4から読み込んだ画像1ページの情報と、ユーザがオペレーションパネル等を介して設定した印刷設定情報(ステープル、パンチ処理等)とを用いて、予め設定された条件等に基づいて、印刷可能か否かを判定する(S40)。
保管文書読出フィルタ302は、保管文書の最小構成情報リストの全てのページ(同一要素を基準にまとめられた画像1ページの情報)についてパイプ41−3への出力を終了すると、コピーアクティビティ22に対して判定終了通知を出力する(S41)。また、保管文書読出フィルタ302は、パイプ41−3に対してデータ終了通知を出力する(S42)。
パイプ41−3は、データ終了通知を受けると、編集フィルタ311に対してデータ終了通知を出力し(S43)、編集フィルタ311は、パイプ41−4に対してデータ終了通知を出力し(S44)、コピーアクティビティ22に対して編集可否とともに判定終了通知を出力する(S45)。パイプ41−4は、データ終了通知を受けると、印刷フィルタ320に対してデータ終了通知を出力する(S46)。
印刷フィルタ320は、データ終了通知を受けると、選択された保管文書の全てデータの観点から最小構成情報を用いて印刷可能か否かの判定を行い(S47)、判定が終了するとコピーアクティビティ22に対して印刷可否とともに判定終了通知を出力する(S48)。
上述したように、最小構成要素リストの同一要素を基準にまとめられた画像1ページの情報を各フィルタに出力することにより、各フィルタにおける編集又は出力の可否判断を高速化することが可能となる。
<最小構成要素リストの更新例>
<ページ追加時(要素が同じ場合)>
次に、保管文書登録フィルタ322において更新される最小構成要素リストについて説明する。図6は、最小構成要素リストに追加される要素が同一の場合に最小構成要素リストを更新する処理を説明するための図である。
なお、図6では、すでに最小構成要素リストとして、「A4、600dpi」(該当ページ1〜2)、「A3、600dpi」(該当ページ3)というリストが作成されている。これは、1ページ目に「A4、600dpi」、2ページ目に「A4、600dpi」、3ページ目に「A3、600dpi」という画像が入力され、同一要素を基準に各画像の最小構成情報がまとめられて作成されたものである。
図6に示すように、保管文書登録フィルタ322は、このようにして作成された最小構成要素リストに、新たに画像が蓄積される場合に、まず、最小構成要素リストの最後尾の要素と、新たに蓄積される画像ページの要素とを比較する。図6の場合、最小構成要素リストに蓄積されている文書の3ページ目の最後尾要素が「A3、600dpi」であり、新たに蓄積される4ページ目の画像の要素が「A3、600dpi」であって、要素が同一である。したがって、保管文書登録フィルタ322は、最小構成要素リストの最後尾の要素の該当ページ「3〜4」のみ更新する。
<ページ追加時(要素が異なる場合)>
次に、最小構成要素リストの最後尾要素と、新しく追加される画像ページの要素とが異なる場合について説明する。図7は、最小構成要素リストの要素が異なる場合にリストを更新する処理を説明するための図である。
図7に示すように、最小構成要素リストの最後尾の要素と、新たに蓄積される画像ページの要素と比較すると、新たに蓄積される4ページ目の画像の要素が「A4、600dpi」であって、最後尾の要素とは要素が異なる。したがって、保管文書登録フィルタ322は、最小構成要素リストの最後尾に構成要素を追加して、最小構成要素リストを更新する。
<ページ削除時>
次に、例えばユーザが画面上等で、蓄積された文書から画像ページを削除した場合について説明する。図8は、蓄積された文書からページを削除する場合に、最小構成要素リストを更新する処理を説明するための図である。
例えば、ユーザによってWebアプリ等を介して保管文書として蓄積されている文書の所定の画像ページ(図8において、3,4ページ)を削除した場合には、図8に示すように、保管文書登録フィルタ322は、最小構成要素リストの該当ページを更新し、該当ページが空になった場合に要素から削除し、最小構成要素リストを更新する。
<ページ入れ替え時>
次に、ユーザによってWebアプリ等を介して保管文書として蓄積されている文書の画像のページを入れ替えた場合について説明する。図9は、蓄積された文書のページを入れ替える場合に、最小構成要素リストを更新する処理を説明するための図である。
図9に示すように、蓄積された文書の所定ページ(図9において、2ページと3ページ)を入れ替える場合には、保管文書登録フィルタ322は、最小構成要素リストにおいて、入れ替えた画像ページの要素を入れ替え、異なる構成要素が交互に含まれる場合には、最小構成要素リストを再計算して、例えば、該当ページ「1〜2」、「3〜4」とあった情報を並び替えの結果、該当ページ「1」、「2」、「3」、「4」となるように構成を変更して更新する。
<ページ挿入時>
次に、ユーザによってWebアプリ等を介して保管文書として蓄積されている文書に、外部から文書(画像ページ)を挿入した場合について説明する。図10は、蓄積された文書に外部から文書を挿入する場合に、最小構成要素リストを更新する処理を説明するための図である。
図10に示すように、保管文書登録フィルタ322は、最小構成要素リストを構成する文書の3ページ目に新しく文書(画像ページ)が挿入される場合(図10において、画像の要素が「A4、400dpi」のページを3ページ目にページイン)には、挿入先の前後のページに該当する文書の要素を比較し、最小構成要素リストを再構成するよう更新する。
<再構成パターンについて>
次に、ユーザによってWebアプリ等を介して保管文書として蓄積されている文書に、外部から文書(画像ページ)を挿入した場合に最小構成要素リストを再構成するパターンについて説明する。図11は、蓄積された文書に外部から文書を挿入する場合の再構成パターンを説明するための図である。
図11に示すように、最小構成要素リストの同一の構成要素を持つ画像ページに、異なる構成要素を持つ画像ページを挿入する場合、例えば3つのパターンが考えられる。まず、先頭ページに挿入された場合には、後ろに続く文書のページ番号をインクリメントする。
また、同一の構成要素を持つ2つの画像ページの間に挿入された場合には、構成要素をそれぞれ2つに分離して、画像ページ毎に構成要素を記憶する最小構成要素リストを作成する。また、最後尾ページに追加された場合には、最小構成要素リストの最後尾に追加する。
上述したように、本発明の実施形態によれば、入力される画像の属性情報から、編集又は出力の可否に関する最小構成情報を用いて最小構成要素リストとして記憶することにより、情報量を少なくして保存することが可能となる。また、最小構成要素リストに同一要素を基準にまとめられた情報を用いて編集又は出力の可否を判断することにより、蓄積された文書について画像の編集、出力の可否に関わる判断処理を高速化することを可能とする。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本
発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能である。
10 ユーザインターフェース
20 コントロール層
21 パラメータ
22 コピーアクティビティ
30 アプリケーションロジック層
40 デバイスサービス層
41 パイプ
42 データ管理部
100 画像処理装置
121 撮像部
122 印刷部
201 コントローラ
202 オペレーションパネル
203 ファクシミリコントロールユニット(FCU)
211 CPU
212 ASIC
221 NB
222 SB
231 MEM−P
232 MEM−C
233 HDD(ハードディスクドライブ)
234 メモリカードスロット
241 NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)
242 USBデバイス
243 IEEE1394デバイス
244 セントロニクスデバイス
300 入力フィルタ
301 読取フィルタ
302 保管文書読出フィルタ
310 加工フィルタ
311 編集フィルタ
320 出力フィルタ
321 印刷フィルタ
322 保管文書登録フィルタ
323 送信フィルタ
特開2004−090423号公報

Claims (9)

  1. 入力される複数の画像を一文書として蓄積する際に、前記画像の属性情報を記憶する画像処理装置であって、
    前記属性情報のうち、前記画像の編集又は出力の可否に関する制約情報を記憶装置に記憶させる制御手段を有し、
    前記制御手段は、入力される画像の前記制約情報が前記記憶装置に既に記憶されている前記画像が属する文書に含まれる他の画像の制約情報と同一である場合には、前記入力される画像の前記制約情報を記憶させないことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記入力される画像の前記制約情報が、前記入力される画像の直前に記憶させた制約情報と異なる場合には記憶させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像を蓄積する際に前記制約情報を記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記制約情報と前記画像のページ情報とを関連付けて前記記憶装置に記憶させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、蓄積された文書の編集に応じて、前記制約情報を更新することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記蓄積された文書の編集条件及び出力条件が確定された場合に、前記記憶装置に記憶されている前記制約情報を用いて出力可能か否かを判断し、出力可能である場合に前記蓄積された文書を出力することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記蓄積された文書の編集条件又は出力条件が設定された場合に、前記記憶装置に記憶されている前記制約情報を用いて出力可能か否かを判断し、出力不可である場合に前記ユーザにその旨を通知することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 入力される複数の画像を一文書として蓄積する際に、前記画像の属性情報を記憶する画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
    前記属性情報のうち、前記画像の編集又は出力の可否に関する制約情報を記憶装置に記憶させる制御手順を有し、
    前記制御手順は、入力される画像の前記制約情報が前記記憶装置に既に記憶されている前記画像が属する文書に含まれる他の画像の制約情報と同一である場合には、前記入力される画像の前記制約情報を記憶させないことを特徴とする画像処理方法。
  9. 入力される複数の画像を一文書として蓄積する際に、前記画像の属性情報を記憶するコンピュータを、
    前記属性情報のうち、前記画像の編集又は出力の可否に関する制約情報を記憶装置に記憶させる制御手段として機能させ、
    前記制御手段は、入力される画像の前記制約情報が前記記憶装置に既に記憶されている前記画像が属する文書に含まれる他の画像の制約情報と同一である場合には、前記入力される画像の前記制約情報を記憶させないことを特徴とするコンピュータプログラム。
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