JP2010220110A - 撮像装置およびカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ディジタル一眼レフカメラのようなレンズユニット部が撮像装置本体に対して着脱可能な撮像装置において、外部ストロボのようなオプションを用いることなく、省コスト且つ省スペースで、レンズユニット部のレンズ特性に適合した照明手段をレンズユニット部側に備えた撮像装置を提供すること。
【解決手段】 各レンズユニット部2側のサブストロボ装置5−1、5−2は、発光ダイオード(LED)で構成し、カメラボディ部1側のメインストロボ装置4は、キセノン発光管(Xe管)で構成する。サブストロボ装置5−1、5−2は、メインストロボ装置4と同様に、カメラボディ部1側の電源から電力を供給される。レンズユニット部2は、カメラボディ部1に対し矢印をもって示すように、カメラボディ部1の側面から横方向にスライドさせて装着する。
【選択図】 図1
【解決手段】 各レンズユニット部2側のサブストロボ装置5−1、5−2は、発光ダイオード(LED)で構成し、カメラボディ部1側のメインストロボ装置4は、キセノン発光管(Xe管)で構成する。サブストロボ装置5−1、5−2は、メインストロボ装置4と同様に、カメラボディ部1側の電源から電力を供給される。レンズユニット部2は、カメラボディ部1に対し矢印をもって示すように、カメラボディ部1の側面から横方向にスライドさせて装着する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、一眼レフレックスカメラ(以下、「一眼レフカメラ」と略称する)のようなカメラ本体に対しレンズユニット部が着脱可能なカメラとして好適な撮像装置に関する。
従来、特許文献1(特開平8−172561号公報)や特許文献2(特開2006−54709号公報)には、カメラ本体にどのようなカメラヘッド(交換レンズ)が装着されてもカメラ本体側でカメラヘッドとは無関係に好適な画像処理が行われるカメラシステムが提案されている。
この特許文献1には、撮影光学系と撮像素子とを備えて画像信号を生成する、該撮像素子の仕様が異なる複数種類のカメラヘッドと、該カメラヘッドが交換自在に装着されたカメラヘッドから画像信号を受信して記録媒体への画像記録処理および/または画像表示画面への画像表示処理を行うカメラ本体とを、有するカメラであって、カメラ本体にどのようなカメラヘッドが装着されてもカメラヘッドとは無関係にカメラ本体内の画像処理を行うことができるように構成されている。
この特許文献1には、撮影光学系と撮像素子とを備えて画像信号を生成する、該撮像素子の仕様が異なる複数種類のカメラヘッドと、該カメラヘッドが交換自在に装着されたカメラヘッドから画像信号を受信して記録媒体への画像記録処理および/または画像表示画面への画像表示処理を行うカメラ本体とを、有するカメラであって、カメラ本体にどのようなカメラヘッドが装着されてもカメラヘッドとは無関係にカメラ本体内の画像処理を行うことができるように構成されている。
しかしながら、この特許文献1にあっては、撮像の際の照明の要素については、考慮が払われていない。
即ち、ディジタルカメラ等の撮像装置に用いられる照明装置は、使用するレンズの特性(F値、焦点距離)によって必要とされる発光量、配光角などが異なる。このため、使用するレンズ特性毎に最適なストロボ装置を設計する必要がある。
ところが、レンズ特性に適合したストロボをカメラ本体に内蔵させて対応することは困難である。
そこで、交換するレンズユニット部のそれぞれのレンズ特性に合わせたストロボ装置を各レンズユニット部側に搭載することが考えられる。
即ち、ディジタルカメラ等の撮像装置に用いられる照明装置は、使用するレンズの特性(F値、焦点距離)によって必要とされる発光量、配光角などが異なる。このため、使用するレンズ特性毎に最適なストロボ装置を設計する必要がある。
ところが、レンズ特性に適合したストロボをカメラ本体に内蔵させて対応することは困難である。
そこで、交換するレンズユニット部のそれぞれのレンズ特性に合わせたストロボ装置を各レンズユニット部側に搭載することが考えられる。
しかしながら、レンズユニット部側にレンズ特性に合わせたストロボ装置を搭載した場合、レンズユニット部が非常に大きく且つ重くなり、使い勝手が劣化する上、コストも高くなる、という新たな問題が生ずる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ディジタル一眼レフカメラのようなレンズユニット部が撮像装置本体に対して着脱可能な撮像装置において、外部ストロボのようなオプションを用いることなく、省コストで且つ省スペースで、レンズユニット部のレンズ特性に適合した照明手段をレンズユニット部側に備えた撮像装置を提供することにある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ディジタル一眼レフカメラのようなレンズユニット部が撮像装置本体に対して着脱可能な撮像装置において、外部ストロボのようなオプションを用いることなく、省コストで且つ省スペースで、レンズユニット部のレンズ特性に適合した照明手段をレンズユニット部側に備えた撮像装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明に係る撮像装置は、レンズユニット部が撮像装置本体部に対して着脱交換可能な撮像装置において、前記本体部には、電源と、モニタリング画像および再生画像を表示するモニタ部と、撮影時に照明を行う第1の照明手段と、前記レンズユニット部を電気的かつ機械的に接続する本体側コネクト部を有し、
前記レンズユニット部には、前記本体部を電気的かつ機械的に接続するレンズユニット部側コネクト部と、撮影光学系と、撮影時に照明を行う第2の照明手段を有し、
前記第1の照明手段および前記第2の照明手段は、前記本体部に設けられた発光制御回路を介して前記電源から電力が供給されることを特徴としている。
前記レンズユニット部には、前記本体部を電気的かつ機械的に接続するレンズユニット部側コネクト部と、撮影光学系と、撮影時に照明を行う第2の照明手段を有し、
前記第1の照明手段および前記第2の照明手段は、前記本体部に設けられた発光制御回路を介して前記電源から電力が供給されることを特徴としている。
また、本発明の請求項2に記載した発明に係る撮像装置は、前記第2の照明手段が、前記撮影光学系の撮影画角に応じた配光特性を有し、
前記第1の照明手段は、前記第2の照明手段に比べて照射角度が広いことを特徴としている。
また、請求項3に記載した発明に係る撮像装置は、前記第1の照明手段が、メインコンデンサとXe放電管を用いたストロボ方式であって、前記第2の照明手段は、LEDを用いたLED方式であることを特徴としている。
また、請求項4に記載した発明に係る撮像装置は、前記第2の照明手段が、複数個のLEDからなり、前記撮影光学系の撮影画角の変化に応じて、前記複数個のLEDの一部を点灯させることなく撮影時の照明を行うように構成したことを特徴としている。
前記第1の照明手段は、前記第2の照明手段に比べて照射角度が広いことを特徴としている。
また、請求項3に記載した発明に係る撮像装置は、前記第1の照明手段が、メインコンデンサとXe放電管を用いたストロボ方式であって、前記第2の照明手段は、LEDを用いたLED方式であることを特徴としている。
また、請求項4に記載した発明に係る撮像装置は、前記第2の照明手段が、複数個のLEDからなり、前記撮影光学系の撮影画角の変化に応じて、前記複数個のLEDの一部を点灯させることなく撮影時の照明を行うように構成したことを特徴としている。
また、請求項5に記載した発明に係る撮像装置は、モニタリング時には、前記第2の照明手段のみを照明光として使用し、撮影時には、前記第1の照明手段を使用するように構成したことを特徴としている。
また、請求項6に記載した発明に係る撮像装置は、撮影時に照明を行うときに、前記第1の照明手段と前記第2の照明手段のいずれか一方、あるいは両方を使用することを判断する判定手段を前記本体部側に設けたことを特徴としている。
また、請求項7に記載した発明に係る撮像装置は、前記本体部には、撮影者が撮影モードを設定するモード設定手段をさらに設け、
前記モード設定手段で近距離撮影を行うマクロモードが設定されたときは、前記第2の照明手段のみを撮影で使用するように構成してなることを特徴としている。
また、請求項6に記載した発明に係る撮像装置は、撮影時に照明を行うときに、前記第1の照明手段と前記第2の照明手段のいずれか一方、あるいは両方を使用することを判断する判定手段を前記本体部側に設けたことを特徴としている。
また、請求項7に記載した発明に係る撮像装置は、前記本体部には、撮影者が撮影モードを設定するモード設定手段をさらに設け、
前記モード設定手段で近距離撮影を行うマクロモードが設定されたときは、前記第2の照明手段のみを撮影で使用するように構成してなることを特徴としている。
また、請求項8に記載した発明に係る撮像装置は、被写体側を電気信号に変換する撮影素子と画像処理手段を前記本体部に設けてなることを特徴としている。
また、請求項9に記載した発明に係る撮像装置は、被写体像を電気信号に変換する撮像素子と、画像処理手段を、前記レンズユニット部に設けてなることを特徴としている。
また、請求項10に記載した発明に係る撮像装置は、モニタリング時には、前記レンズユニット部の前記画像処理手段が前記モニタ部の表示画素数に応じた画像データを生成し、
撮影時には、前記本体部の画像処理手段が前記撮像素子の画素数に応じた記録用の画像データを生成することを特徴としている。
また、請求項11に記載した発明に係るカメラは、請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮像装置を用いてなることを特徴としている。
また、請求項9に記載した発明に係る撮像装置は、被写体像を電気信号に変換する撮像素子と、画像処理手段を、前記レンズユニット部に設けてなることを特徴としている。
また、請求項10に記載した発明に係る撮像装置は、モニタリング時には、前記レンズユニット部の前記画像処理手段が前記モニタ部の表示画素数に応じた画像データを生成し、
撮影時には、前記本体部の画像処理手段が前記撮像素子の画素数に応じた記録用の画像データを生成することを特徴としている。
また、請求項11に記載した発明に係るカメラは、請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮像装置を用いてなることを特徴としている。
レンズユニット部が、撮像装置本体部に対して着脱可能な撮像装置において、撮像装置本体部にストロボ撮影時に主発光を行う第1照明手段を備え、各レンズユニット部側に各レンズ特性に最適な特性が得られるように発光量を制御可能な第2の照明手段を備え、前記撮像装置本体部側に設けられた各照明手段の発光制御回路によって第1の照明手段と第2の照明手段の発光制御を共通化することで、レンズユニット部の第2の照明手段は、発光部のみの変更で、対応可能となり、レンズユニット部を過剰に大きくすることなく、照明ムラが少なく照明効率が高く、しかも安価なレンズユニット部を有する撮像装置を提供することができる。
本発明は、レンズユニット部が着脱可能に撮像装置たる交換式カメラに装着される照明手段としてのストロボ装置において、カメラのカメラボディ部にストロボ撮影時の主発光を行うメインストロボ装置と、レンズユニット部に各レンズ特性に最適な特性が得られるように発光量と配光を制御することができるサブストロボ装置とを備え、サブストロボ装置の発光制御回路を、撮像装置本体部であるカメラボディ部に設置し、各レンズユニット部に共通の回路とすることで、レンズユニット部のストロボ装置は発光部のみの変更で適正な発光に対応可能となり、レンズユニット部を過剰に大きくすることなく、搭載されるレンズの各々に対し、最適なストロボ装置を得られるようにしているものである。
以下、本発明の撮像装置の実施の形態について、〔第1の実施の形態〕、〔第2の実施の形態〕の順に図面を参照して詳細に説明する。
以下、本発明の撮像装置の実施の形態について、〔第1の実施の形態〕、〔第2の実施の形態〕の順に図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の外観を示す外観図であり、図1(a)は、カメラボディ部1に装着前の広角単焦点レンズユニット部の外観を示し、図1(b)は、カメラボディ部に装着前の光学ズーム機能付レンズユニット部の外観を示すものである。
レンズユニット部2は、複数の種類を有するが、図1(a)に示す広角単焦点レンズユニット部2(以下、「タイプ1」と称する)においては、単焦点レンズユニット部2が、カメラボディ部1にカメラボディ側面から図1(a)に矢印をもって示すように横方向にスライドインする構成例を示している。第2の照明手段としてのサブストロボ装置5−1は、発光ダイオード(以下、「LED」と略称する)で構成されており、レンズユニット部2に搭載されている。
他方、図1(b)に示す光学ズーム機能付レンズユニット部(「タイプ2」と称する)においては、光学ズーム機能付レンズユニット部3が、カメラボディ部1にカメラボディ側面から矢印をもって示す方向にスライドインする構成例を示している。サブストロボ装置5−2は、LEDで構成されており、レンズユニット部3に搭載されている。
図1において、第1の照明手段としてのメインストロボ装置4は、キセノン発光管(以下、「Xe管」と略称する)で構成されており、カメラボディ部1の正面右寄りの位置に搭載され、いずれのレンズユニット部に対しても共通に使用される。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の外観を示す外観図であり、図1(a)は、カメラボディ部1に装着前の広角単焦点レンズユニット部の外観を示し、図1(b)は、カメラボディ部に装着前の光学ズーム機能付レンズユニット部の外観を示すものである。
レンズユニット部2は、複数の種類を有するが、図1(a)に示す広角単焦点レンズユニット部2(以下、「タイプ1」と称する)においては、単焦点レンズユニット部2が、カメラボディ部1にカメラボディ側面から図1(a)に矢印をもって示すように横方向にスライドインする構成例を示している。第2の照明手段としてのサブストロボ装置5−1は、発光ダイオード(以下、「LED」と略称する)で構成されており、レンズユニット部2に搭載されている。
他方、図1(b)に示す光学ズーム機能付レンズユニット部(「タイプ2」と称する)においては、光学ズーム機能付レンズユニット部3が、カメラボディ部1にカメラボディ側面から矢印をもって示す方向にスライドインする構成例を示している。サブストロボ装置5−2は、LEDで構成されており、レンズユニット部3に搭載されている。
図1において、第1の照明手段としてのメインストロボ装置4は、キセノン発光管(以下、「Xe管」と略称する)で構成されており、カメラボディ部1の正面右寄りの位置に搭載され、いずれのレンズユニット部に対しても共通に使用される。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の回路ブロック構成を示す回路ブロック図であり、図2(a)は、カメラボディ部1(図1)に単焦点レンズユニット部2を装着した場合のレンズユニット部2側の回路ブロック構成を示し、図2(b)は、レンズユニット部2側の回路ブロックと接続されるボディユニット側(カメラボディ部1側)の回路ブロック構成を示すものである。
図2に示す本実施の形態に係る撮像装置の回路ブロック構成では、カメラボディ部1(図1)に単焦点レンズユニット部2を装着した場合の回路ブロック構成を示しているが、カメラボディ部1に光学ズーム機能付レンズユニット部3を装着した場合においても、基本的な回路ブロック構成は同様である。以下、単焦点レンズユニット部2を代表として説明する。
尚、図2においては、レンズユニット部2側に撮像素子と画像処理手段を搭載した実施の形態が示されているが、一般的なディジタル一眼レフカメラのように、カメラボディ部1側に、撮像素子と画像処理手段を搭載するようにしてもよい。また、レンズユニット部2側に撮像素子を設け、画像処理手段をカメラボディ部1側に設けるようにしてもよい。
図2に示す本実施の形態に係る撮像装置の回路ブロック構成では、カメラボディ部1(図1)に単焦点レンズユニット部2を装着した場合の回路ブロック構成を示しているが、カメラボディ部1に光学ズーム機能付レンズユニット部3を装着した場合においても、基本的な回路ブロック構成は同様である。以下、単焦点レンズユニット部2を代表として説明する。
尚、図2においては、レンズユニット部2側に撮像素子と画像処理手段を搭載した実施の形態が示されているが、一般的なディジタル一眼レフカメラのように、カメラボディ部1側に、撮像素子と画像処理手段を搭載するようにしてもよい。また、レンズユニット部2側に撮像素子を設け、画像処理手段をカメラボディ部1側に設けるようにしてもよい。
図2(a)に示すレンズユニット部2側の回路100は、主要な回路ブロックとして、レンズユニット部2側の電源を制御する電源制御回路(DC/DC)101と、レンズユニット部2側の演算を行うサブマイコン102と、レンズユニット部2内の画像処理を行う画像エンジン103と、レンズの移動量を示すホール素子104と、レンズ群の一部のレンズの補正を行うボイスコイル105と、手ぶれ量を検知するジャイロセンサ106と、画像を得るレンズ群107と、画像信号を得る撮像素子108と、画像信号を処理するAFE109と、鏡筒繰り出し/収納用のモータ110と、モータ110のドライバ回路であるモータドライバ111と、加速度量を検出する加速度センサ112と、装着可能なレンズを検出するレンズ検出回路113と、プログラムを保存するフラッシュメモリ(ROM)114と、画像エンジン103用の作業用メモリ(DDR−SDRAM)115と、レンズユニット部側のジョイントコネクタ116と、レンズユニット部側のサブストロボ装置127と、を備える。
また、図2(b)に示すボディユニット側の回路200は、主要な回路ブロックとして、カメラボディ部1側のジョイントコネクタ201と、レンズユニット部2側への電源スイッチ202と、カメラボディ部1側の電源を制御する電源制御回路(DC/DC)203と、リチウムイオンバッテリ204と、カメラボディ部1側のサブマイコン205と、上下左右キーなどで構成されるスイッチ群206と、カメラボディ部1側のメインストロボ装置207と、カメラボディ部1側の画像エンジン208と、EVF209と、LCD210と、カメラボディ部1側のフォーカス&レリーズスイッチ211と、HDMI出力コネクタ212と、AV出力用インターフェースコネクタ213と、USBインターフェース用コネクタ214と、を備える。また、ボディユニット側の回路200は、USBインターフェース用コネクタ214と、カメラボディ部1に実装される音声コーデックIC216と、スピーカ217と、マイクロフォン218と、カメラボディ部1起動&制御用のプログラムを保存するフラッシュメモリ(ROM)219と、カメラボディ部の画像エンジン208のための作業用メモリ(DDR−SDRAM)220と、カメラボディ部1側の画像エンジン208に接続されたLED−DRIVER225と、を備える。
以下、図2に示す本実施の形態に係る撮像装置の回路の機能について説明する。レンズ群107を介して入ってくる撮像データは、撮像素子108にて光から微弱な電気信号に変換された後、AFE109にて信号増幅とディジタル信号へと変換される。ディジタル信号化された撮像データは、レンズユニット部2内の画像エンジン103にてYuv変換からJPEG画像にデータ変換されるか、若しくは画像エンジン103にてRAWデータファイルを生成する。
このディジタル化された任意の撮像データファイルは、レンズユニット部2側画像エンジン103の双方向バス123、レンズユニット部2側のジョイントコネクタ116およびカメラボディ側のジョイントコネクタ201を介してカメラボディ部1側双方向バス223経由で、カメラボディ部1側の画像エンジン208へパケット通信手段にて送信される。
レンズユニット部2側の画像エンジン103の双方向バス123およびカメラボディ側の画像エンジン208の双方向バス223は、バス幅が適応的に変更できる。
また、画像処理は、データ処理の複雑さの度合いにより、レンズユニット部2側の画像エンジン103とカメラボディ部1側の画像エンジン208とに分散処理を行うことが可能であり、それぞれデータ処理途中のデータについて、必要に応じて双方向バスにてデータの授受ができるように構成してある。
このディジタル化された任意の撮像データファイルは、レンズユニット部2側画像エンジン103の双方向バス123、レンズユニット部2側のジョイントコネクタ116およびカメラボディ側のジョイントコネクタ201を介してカメラボディ部1側双方向バス223経由で、カメラボディ部1側の画像エンジン208へパケット通信手段にて送信される。
レンズユニット部2側の画像エンジン103の双方向バス123およびカメラボディ側の画像エンジン208の双方向バス223は、バス幅が適応的に変更できる。
また、画像処理は、データ処理の複雑さの度合いにより、レンズユニット部2側の画像エンジン103とカメラボディ部1側の画像エンジン208とに分散処理を行うことが可能であり、それぞれデータ処理途中のデータについて、必要に応じて双方向バスにてデータの授受ができるように構成してある。
加速度センサ112で検出された加速度量を画像エンジン103にて演算して、大地との水平度を計算し、この水平度をボディユニット側の回路200内のLCD210若しくはEVF209に表示すると共に、HDMI出力は、HDMI出力コネクタ212を介して、HDTVに出力する。
レンズ駆動型手ぶれ補正機能を有する構成の場合、ジャイロセンサ106が検知した手ぶれ量から、画像エンジン103にて補正すべき量を演算した後、レンズ群107の一部のレンズをボイスコイル105の駆動により移動させて適切な補正を行うと共に、該レンズの移動量は、ホール素子104にて画像エンジン103にフィードバックする。
フラッシュメモリ(ROM)114は、レンズユニット部2の起動用のプログラムおよび制御用のプログラムを保存するフラッシュメモリであり、作業用メモリ(RAM)115は、レンズユニット部2内の画像エンジン103のための作業用メモリである。
モータドライバ111は、レンズユニット部2の鏡筒繰り出し/収納用のモータドライバであり、画像エンジン103に制御されて、モータ110を駆動する。この機構により鏡筒収納時、レンズユニット部2とカメラボディとは全体でフラットな構造となる。
レンズ駆動型手ぶれ補正機能を有する構成の場合、ジャイロセンサ106が検知した手ぶれ量から、画像エンジン103にて補正すべき量を演算した後、レンズ群107の一部のレンズをボイスコイル105の駆動により移動させて適切な補正を行うと共に、該レンズの移動量は、ホール素子104にて画像エンジン103にフィードバックする。
フラッシュメモリ(ROM)114は、レンズユニット部2の起動用のプログラムおよび制御用のプログラムを保存するフラッシュメモリであり、作業用メモリ(RAM)115は、レンズユニット部2内の画像エンジン103のための作業用メモリである。
モータドライバ111は、レンズユニット部2の鏡筒繰り出し/収納用のモータドライバであり、画像エンジン103に制御されて、モータ110を駆動する。この機構により鏡筒収納時、レンズユニット部2とカメラボディとは全体でフラットな構造となる。
符号121は、レンズユニット部2側の制御信号を示し、カメラボディ側の制御信号(符号221)に接続される。
符号122は、レンズユニット部2側のシリアルインターフェース信号であり、カメラボディ部1側のシリアルインターフェース信号(符号222)に接続されて、双方の画像エンジン103の制御パラメーターの授受に用いることができる。
符号124は、レンズユニット部側のSDIO信号であり、カメラボディ側のSDIO(符号221)に接続されて、カメラボディ部1側の画像エンジン208の汎用インターフェースポートに入力される。
レンズユニット部側のサブマイコン102は、カメラボディ側から供給された電力を検知すると共に、レンズユニット部側のDC/DC(コンバータ)101を制御して、レンズユニット部内に必要な各種電源を供給させる。
レンズ検出回路113は、レンズユニット部外部に装着可能なテレコンバーターレンズ、若しくはワイドコンバータレンズを検出するための回路である。
フォーカス&レリーズスイッチ211は、カメラボディ側に設けられるフォーカス&レリーズスイッチであり、上下左右キーなどで構成されるスイッチ群206による制御信号はカメラボディ側のサブマイコン205に入力される。
符号122は、レンズユニット部2側のシリアルインターフェース信号であり、カメラボディ部1側のシリアルインターフェース信号(符号222)に接続されて、双方の画像エンジン103の制御パラメーターの授受に用いることができる。
符号124は、レンズユニット部側のSDIO信号であり、カメラボディ側のSDIO(符号221)に接続されて、カメラボディ部1側の画像エンジン208の汎用インターフェースポートに入力される。
レンズユニット部側のサブマイコン102は、カメラボディ側から供給された電力を検知すると共に、レンズユニット部側のDC/DC(コンバータ)101を制御して、レンズユニット部内に必要な各種電源を供給させる。
レンズ検出回路113は、レンズユニット部外部に装着可能なテレコンバーターレンズ、若しくはワイドコンバータレンズを検出するための回路である。
フォーカス&レリーズスイッチ211は、カメラボディ側に設けられるフォーカス&レリーズスイッチであり、上下左右キーなどで構成されるスイッチ群206による制御信号はカメラボディ側のサブマイコン205に入力される。
カメラボディ側のサブマイコン205は、リチウムイオンバッテリ204から供給される電力を、カメラボディ側のDC/DC203を介して制御することで、電源制御およびレンズユニット部側への電源スイッチ202の制御を行う。
符号219は、カメラボディ部起動&制御用のプログラムが保存されているフラッシュメモリ(RO4M)を示し、符号220は、カメラボディ部の画像エンジン208のための作業用メモリ(RAM)を示す。
カメラボディ部に実装される音声コーデックIC216では、マイクロフォン218にて音が収集できると共に、スピーカ217にて音を出力することができる。
USBインターフェース用コネクタ214は、USBインターフェース用のコネクタであり、AV出力用インターフェースコネクタ213は、AV出力用のインターフェースコネクタである。
カメラボディ側に搭載されているメインストロボ装置207は、発光部がXe管で構成されている。
レンズユニット部側に搭載されているサブストロボ装置127は、カメラボディ側の画像エンジン208に接続されたLED−DRIVER225からの制御信号と、レンズユニット部側のDC/DC101から供給される電力で動作する。
符号219は、カメラボディ部起動&制御用のプログラムが保存されているフラッシュメモリ(RO4M)を示し、符号220は、カメラボディ部の画像エンジン208のための作業用メモリ(RAM)を示す。
カメラボディ部に実装される音声コーデックIC216では、マイクロフォン218にて音が収集できると共に、スピーカ217にて音を出力することができる。
USBインターフェース用コネクタ214は、USBインターフェース用のコネクタであり、AV出力用インターフェースコネクタ213は、AV出力用のインターフェースコネクタである。
カメラボディ側に搭載されているメインストロボ装置207は、発光部がXe管で構成されている。
レンズユニット部側に搭載されているサブストロボ装置127は、カメラボディ側の画像エンジン208に接続されたLED−DRIVER225からの制御信号と、レンズユニット部側のDC/DC101から供給される電力で動作する。
なお、一実施例として、タイプ1の広角単焦点レンズユニット部2(図1)は、例えば、F値2.0、焦点距離24mm(画角74°)とし、かつタイプ2の光学ズーム機能付レンズユニット部3(図2)のWIDE側は、例えば、F値3.0、焦点距離28mm、TELE側はF値5.0、焦点距離84mmとして、メインストロボ装置207を、タイプ1のレンズユニット部で最適となるように設計することができる。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置において、カメラボディ部1に搭載されるメインストロボ装置207の水平方向の配光特性を示す特性グラフ図である。
同図に示すように、メインストロボ装置207の配光特性は、タイプ1の広角単焦点レンズユニット部2のレンズ特性に合わせて設計しているため、光学ズーム機能付レンズユニット部3では、撮影エリア全面を照射することが可能である。
しかし、従来の撮像装置では、光学ズーム機能付レンズユニット部3の場合、レンズのF値が大きくなってしまうため、同じ発光量でストロボを発光させた場合においては、広角単焦点レンズユニット部2に比べて暗くなってしまうという問題点がある。この問題点を解決するため、本実施の形態に係る撮像装置では、レンズユニット部側には、サブストロボ装置5−1,5−2を設置している。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置において、カメラボディ部1に搭載されるメインストロボ装置207の水平方向の配光特性を示す特性グラフ図である。
同図に示すように、メインストロボ装置207の配光特性は、タイプ1の広角単焦点レンズユニット部2のレンズ特性に合わせて設計しているため、光学ズーム機能付レンズユニット部3では、撮影エリア全面を照射することが可能である。
しかし、従来の撮像装置では、光学ズーム機能付レンズユニット部3の場合、レンズのF値が大きくなってしまうため、同じ発光量でストロボを発光させた場合においては、広角単焦点レンズユニット部2に比べて暗くなってしまうという問題点がある。この問題点を解決するため、本実施の形態に係る撮像装置では、レンズユニット部側には、サブストロボ装置5−1,5−2を設置している。
図4は、広角単焦点レンズユニット部2のサブストロボ装置5−1の外観を示す説明図である。
広角単焦点レンズユニット部2では、カメラボディ部1側のメインストロボ装置4で十分な特性が得られるように構成しているため、同図に示すように、サブストロボ装置5−1は、補助光として使用する1個のLEDから構成される。
図5は、光学ズーム機能付レンズユニット部3のサブストロボ装置5−2の外観を示す説明図である。
同図に示す光学ズーム機能付レンズユニット部3のサブストロボ装置5−2は、合計4個のLEDで構成されており、中心の2個(即ち、LED1とLED2)は、垂直方向(画角0°方向)に、両端の2個(即ち、LED3とLED4)は、垂直方向から外側(画角が広くなる方向)に配光されるように設置されている。このようなサブストロボ装置5−2においては、TELE側の配光角が小さい場合では中心部の2個のLED(即ち、LED1とLED2)のみに大きな駆動電流を流して中心部を強く発光させ、WIDE側の場合は、両端の2個のLED(即ち、LED3とLED4)に大きな駆動電流を流し、中心部の2個のLED(即ち、LED1とLED2)の駆動電流は小さくすることで、最適な配光が得られるようにしている。
広角単焦点レンズユニット部2では、カメラボディ部1側のメインストロボ装置4で十分な特性が得られるように構成しているため、同図に示すように、サブストロボ装置5−1は、補助光として使用する1個のLEDから構成される。
図5は、光学ズーム機能付レンズユニット部3のサブストロボ装置5−2の外観を示す説明図である。
同図に示す光学ズーム機能付レンズユニット部3のサブストロボ装置5−2は、合計4個のLEDで構成されており、中心の2個(即ち、LED1とLED2)は、垂直方向(画角0°方向)に、両端の2個(即ち、LED3とLED4)は、垂直方向から外側(画角が広くなる方向)に配光されるように設置されている。このようなサブストロボ装置5−2においては、TELE側の配光角が小さい場合では中心部の2個のLED(即ち、LED1とLED2)のみに大きな駆動電流を流して中心部を強く発光させ、WIDE側の場合は、両端の2個のLED(即ち、LED3とLED4)に大きな駆動電流を流し、中心部の2個のLED(即ち、LED1とLED2)の駆動電流は小さくすることで、最適な配光が得られるようにしている。
図6は、光学ズーム機能付レンズユニット部3の、サブストロボ装置5−2とメインストロボ装置4の両方を用いて発光させた場合のWIDE側水平方向の配光特性を示す特性グラフ図である。
また、図7は、光学ズーム機能付レンズユニット部3の、サブストロボ装置5−2と、メインストロボ装置4の両方を用いて発光させた場合のTELE側水平方向の配光特性を示す特性グラフ図である。
ここでは、水平方向の配光について示し、最適な配光が得られる工夫を説明したが、垂直方向に関しても同様の工夫が可能である。
以上に述べたように、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置によれば、レンズユニット部2のサブストロボ装置5−1,レンズユニット部3のストロボ装置5−2をLEDとすることで、Xe管ストロボのような昇圧回路を必要とせず、カメラボディ部1側に搭載したLEDドライバからの制御信号とレンズユニット部2側から供給される電力のみでの動作が可能となる。このためレンズユニット部2,3のサブストロボ装置5−1,5−2のLEDの制御系統を変更し、カメラボディ部1側の発光制御回路としてのLEDドライバ225(図2)で制御することで、各レンズユニット部2,3に最適なストロボ配光を得ると共に、コストの安い撮像装置を得ることができる効果がある。
また、レンズユニット部2,3側に搭載されるサブストロボ装置5−1、5−2に、LEDを用いることで、通常測距用の補助光用LEDと兼用にして使用することができる効果も得られる。
また、図7は、光学ズーム機能付レンズユニット部3の、サブストロボ装置5−2と、メインストロボ装置4の両方を用いて発光させた場合のTELE側水平方向の配光特性を示す特性グラフ図である。
ここでは、水平方向の配光について示し、最適な配光が得られる工夫を説明したが、垂直方向に関しても同様の工夫が可能である。
以上に述べたように、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置によれば、レンズユニット部2のサブストロボ装置5−1,レンズユニット部3のストロボ装置5−2をLEDとすることで、Xe管ストロボのような昇圧回路を必要とせず、カメラボディ部1側に搭載したLEDドライバからの制御信号とレンズユニット部2側から供給される電力のみでの動作が可能となる。このためレンズユニット部2,3のサブストロボ装置5−1,5−2のLEDの制御系統を変更し、カメラボディ部1側の発光制御回路としてのLEDドライバ225(図2)で制御することで、各レンズユニット部2,3に最適なストロボ配光を得ると共に、コストの安い撮像装置を得ることができる効果がある。
また、レンズユニット部2,3側に搭載されるサブストロボ装置5−1、5−2に、LEDを用いることで、通常測距用の補助光用LEDと兼用にして使用することができる効果も得られる。
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の構成は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成と同じであるが、レンズユニット部2,3側に搭載されたサブストロボ装置5−1、5−2は、ストロボ撮影時のプレ発光(即ち、調光、赤目防止)用としても使用され、各レンズ仕様に最適なLEDの発光において測距、プレ発光までの処理を行えることを特徴とする。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の撮影開始から撮影終了までのタイミングを示すタイミングチャート図である。
測距やプレ発光(調光、赤目防止)用にLED輝度を制御して用いる技術は、周知であるため、ここでは詳細な説明を省略するが、従来技術においては、カメラボディに固定されたLEDを用いていたため、取り付けられるレンズによって特性が合わず精度が低下するという問題点があった。
しかしながら、本実施の形態のサブストロボ装置では、各レンズユニット部に合ったLEDを搭載し、かつレンズのズーム状況により配光・光量を変化させることができるため、常に精度の高い測距、プレ発光特性を得ることが可能となる。また、プレ発光(調光、赤目防止)をサブストロボ装置5−1、5−2で行うことで、メインストロボ装置のメインコンデンサに蓄えられたエネルギーの消費を抑えることができて、ストロボ撮影時の光量低下を防ぎ、効率を高めることができる。
本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の構成は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成と同じであるが、レンズユニット部2,3側に搭載されたサブストロボ装置5−1、5−2は、ストロボ撮影時のプレ発光(即ち、調光、赤目防止)用としても使用され、各レンズ仕様に最適なLEDの発光において測距、プレ発光までの処理を行えることを特徴とする。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の撮影開始から撮影終了までのタイミングを示すタイミングチャート図である。
測距やプレ発光(調光、赤目防止)用にLED輝度を制御して用いる技術は、周知であるため、ここでは詳細な説明を省略するが、従来技術においては、カメラボディに固定されたLEDを用いていたため、取り付けられるレンズによって特性が合わず精度が低下するという問題点があった。
しかしながら、本実施の形態のサブストロボ装置では、各レンズユニット部に合ったLEDを搭載し、かつレンズのズーム状況により配光・光量を変化させることができるため、常に精度の高い測距、プレ発光特性を得ることが可能となる。また、プレ発光(調光、赤目防止)をサブストロボ装置5−1、5−2で行うことで、メインストロボ装置のメインコンデンサに蓄えられたエネルギーの消費を抑えることができて、ストロボ撮影時の光量低下を防ぎ、効率を高めることができる。
上述し且つ図示した実施の形態によれば、ディジタル一眼レフカメラのようなレンズユニット部交換可能なディジタルカメラにおいて、省スペースで安価に交換可能なレンズの特性(発光量、配光角など)に最適な照明手段(ストロボ装置)を含む撮像装置を提供することができる。
また、第2の照明手段としてのサブストロボ装置は、消費電力が少なく、充電待機時間が短いか、0に近い時間であるため、即写性に富むと共に、ストロボ撮影時の光量低下を防ぐことができる。
また、モニタリング時には、第2の照明手段を用い、撮影時には、第1の照明手段を用いることで、効率の良い使い分けをすることができ、節電効果を高めることができ、また、第1の照明手段と第2の照明手段の駆動手段を、撮像装置(カメラ本体)側に設けた電源と発光制御回路で共通化させることで、特に、レンズユニット部のスペースを増大させることなく且つ余分なコストを増やすことなく、レンズユニット部内へ照明手段を配設することができる。
また、第2の照明手段としてのサブストロボ装置は、消費電力が少なく、充電待機時間が短いか、0に近い時間であるため、即写性に富むと共に、ストロボ撮影時の光量低下を防ぐことができる。
また、モニタリング時には、第2の照明手段を用い、撮影時には、第1の照明手段を用いることで、効率の良い使い分けをすることができ、節電効果を高めることができ、また、第1の照明手段と第2の照明手段の駆動手段を、撮像装置(カメラ本体)側に設けた電源と発光制御回路で共通化させることで、特に、レンズユニット部のスペースを増大させることなく且つ余分なコストを増やすことなく、レンズユニット部内へ照明手段を配設することができる。
本発明に係る撮像装置は、ディジタルカメラおよび携帯情報端末装置に適用が可能である。
1 カメラボディ部
2、3 レンズユニット部
4 メインストロボ装置
5−1、5−2 サブストロボ装置
100 レンズユニット部側の回路
101 電源制御回路(レンズユニット部側)
102 サブマイコン(レンズユニット部側)
103 画像エンジン(レンズユニット部側)
104 ホール素子
105 ボイスコイル
106 ジャイロセンサ
107 レンズ群
108 撮像素子
109 AFE
110 モータ
111 モータドライバ
112 加速度センサ
113 レンズ検出回路
114 フラッシュメモリ(ROM)(レンズユニット部側)
115 作業用メモリ(RAM)(レンズユニット部側)
116 ジョイントコネクタ(レンズユニット部側)
127 サブストロボ装置
200 ボディユニット側の回路
201 ジョイントコネクタ(カメラボディ側)
202 電源スイッチ
203 電源制御回路(カメラボディ側)
204 リチウムイオンバッテリ
205 サブマイコン(カメラボディ側)
206 スイッチ群
207 メインストロボ装置(カメラボディ側)
208 画像エンジン(カメラボディ側)
209 EVF
210 LCD
211 フォーカス&レリーズスイッチ(カメラボディ側)
212 HDMI出力コネクタ
213 AV出力用インターフェースコネクタ
214 USBインターフェース用コネクタ
216 音声コーデックIC
217 スピーカ
218 マイク
219 フラッシュメモリ(ROM)(カメラボディ側)
220 作業用メモリ(RAM)(カメラボディ側)
225 LED−DRIVER
2、3 レンズユニット部
4 メインストロボ装置
5−1、5−2 サブストロボ装置
100 レンズユニット部側の回路
101 電源制御回路(レンズユニット部側)
102 サブマイコン(レンズユニット部側)
103 画像エンジン(レンズユニット部側)
104 ホール素子
105 ボイスコイル
106 ジャイロセンサ
107 レンズ群
108 撮像素子
109 AFE
110 モータ
111 モータドライバ
112 加速度センサ
113 レンズ検出回路
114 フラッシュメモリ(ROM)(レンズユニット部側)
115 作業用メモリ(RAM)(レンズユニット部側)
116 ジョイントコネクタ(レンズユニット部側)
127 サブストロボ装置
200 ボディユニット側の回路
201 ジョイントコネクタ(カメラボディ側)
202 電源スイッチ
203 電源制御回路(カメラボディ側)
204 リチウムイオンバッテリ
205 サブマイコン(カメラボディ側)
206 スイッチ群
207 メインストロボ装置(カメラボディ側)
208 画像エンジン(カメラボディ側)
209 EVF
210 LCD
211 フォーカス&レリーズスイッチ(カメラボディ側)
212 HDMI出力コネクタ
213 AV出力用インターフェースコネクタ
214 USBインターフェース用コネクタ
216 音声コーデックIC
217 スピーカ
218 マイク
219 フラッシュメモリ(ROM)(カメラボディ側)
220 作業用メモリ(RAM)(カメラボディ側)
225 LED−DRIVER
Claims (11)
- レンズユニット部が撮像装置本体部に対して着脱交換可能な撮像装置において、前記本体部には、電源と、モニタリング画像および再生画像を表示するモニタ部と、撮影時に照明を行う第1の照明手段と、前記レンズユニット部を電気的かつ機械的に接続する本体側コネクト部を有し、
前記レンズユニット部には、前記本体部を電気的かつ機械的に接続するレンズユニット部側コネクト部と、撮影光学系と、撮影時に照明を行う第2の照明手段を有し、
前記第1の照明手段および前記第2の照明手段は、前記本体部に設けられた発光制御回路を介して前記電源から電力が供給されることを特徴とする撮像装置。 - 前記第2の照明手段は、前記撮影光学系の撮影画角に応じた配光特性を有し、
前記第1の照明手段は、前記第2の照明手段に比べて照射角度が広いことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記第1の照明手段は、メインコンデンサとXe放電管を用いたストロボ方式であって、前記第2の照明手段は、LEDを用いたLED方式であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
- 前記第2の照明手段は、複数個のLEDからなり、前記撮影光学系の撮影画角の変化に応じて、前記複数個のLEDの一部を点灯させることなく撮影時の照明を行うように構成したことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- モニタリング時には、前記第2の照明手段のみを照明光として使用し、撮影時には、前記第1の照明手段を使用するように構成したことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の撮像装置。
- 撮影時に照明を行うときに、前記第1の照明手段と前記第2の照明手段のいずれか一方、あるいは両方を使用することを判断する判定手段を前記本体部側に設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記本体部には、撮影者が撮影モードを設定するモード設定手段をさらに設け、
前記モード設定手段で近距離撮影を行うマクロモードが設定されたときは、前記第2の照明手段のみを撮影で使用するように構成してなることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。 - 被写体側を電気信号に変換する撮影素子と画像処理手段を前記本体部に設けてなることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 被写体像を電気信号に変換する撮像素子と、画像処理手段を、前記レンズユニット部に設けてなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
- モニタリング時には、前記レンズユニット部の前記画像処理手段が前記モニタ部の表示画素数に応じた画像データを生成し、
撮影時には、前記本体部の画像処理手段が前記撮像素子の画素数に応じた記録用の画像データを生成することを特徴とする請求項8または9に記載の撮像装置。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮像装置を用いてなることを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009067000A JP2010220110A (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 撮像装置およびカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009067000A Pending JP2010220110A (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 撮像装置およびカメラ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013094457A1 (ja) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | ローム株式会社 | 撮影補助光装置およびこれを備えたデジタルカメラ |
JP2014010336A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Panasonic Corp | 撮像装置およびその制御方法 |
-
2009
- 2009-03-18 JP JP2009067000A patent/JP2010220110A/ja active Pending
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WO2013094457A1 (ja) * | 2011-12-20 | 2013-06-27 | ローム株式会社 | 撮影補助光装置およびこれを備えたデジタルカメラ |
US9451665B2 (en) | 2011-12-20 | 2016-09-20 | Rohm Co., Ltd. | Image pickup auxiliary light source device and digital camera provided with same |
JP2014010336A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Panasonic Corp | 撮像装置およびその制御方法 |
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