JP2010219985A - 会議装置、会議処理方法、及び制御プログラム、 - Google Patents

会議装置、会議処理方法、及び制御プログラム、 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の拠点に設置された会議装置間でネットワークを介して接続可能な会議装置において、会議情報の漏洩を防止することを可能とする会議装置、会議処理方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】各拠点の端末装置10のCPU11は、会議参加登録者人数情報の取得処理を実行する(S111)。続いて、CPU11は撮影画像情報と音声情報を取得する(S112)。そして、ステップS112にて取得された撮影画像情報から参加者の人数情報を算出する処理を行う(S113)。次に、参加者人数情報が参加登録者情報と同等か、または以下であるかどうかを判断する(S114)。そしてCPU11がステップS114にて、参加者人数情報が参加登録者人数情報より以下でないと判断した場合(S114:NO)、撮影画像情報、音声情報の出力規制処理を実行する(S130)。
【選択図】図5

Description

本発明は、会議装置、会議処理方法、及び制御プログラムに関し、詳細には、複数の拠点に設置された会議装置間でネットワークを介して接続可能な会議装置、会議処理方法、制御プログラムに関する。
従来、複数の拠点でネットワークを介して接続し、各拠点で取得された撮影画像と音声情報を双方向に送受信することにより、遠隔の地にある者同士の会議を実現するテレビ会議装置が知られている。
また、拠点間でテレビ会議が開催されている時に、会議内容を急遽秘匿したい状況が発生した場合、テレビ会議装置の撮像レンズを手で覆われたことを検出して、音声情報を相手拠点に送信しないように制御するテレビ会議装置(特許文献1)も考案されている。
特開平9−322044号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のテレビ会議装置では、テレビ会議を開催中に会議参加予定者以外の人物が不意に会議装置が設置してある領域に参入して来た場合、参加者が会議情報を隠そうとしても、テレビ会議装置の撮像部分を手で覆うまでに時間がかかり、その時間の間は会議情報を見られてしまうという問題がある。また、一般的にテレビ会議装置で会議を行う場合は、会議参加者はテレビ会議装置の表示画面の方向を見ながら会議をするため、参加者の背後に不意に参加予定者以外の人物が現れても気づかない場合があり、会議情報が漏洩してしまうという課題がある。
本発明は、上記問題点を解決する為になされたものであり、会議情報の漏洩を迅速に防止することを可能とする会議装置、会議処理方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の会議装置は、複数の拠点に設置された会議装置間でネットワークを介して接続可能な前記会議装置において、前記会議装置が設置された拠点の撮影画像情報を取得する撮影画像情報取得手段と、前記会議装置が設置された拠点の音声情報を取得する音声情報取得手段と、前記撮影画像情報取得手段により取得された前記撮影画像情報と、前記音声情報取得手段により取得された前記音声情報を他拠点に設置された前記会議装置へ送信する送信手段と、前記会議装置が設置された他拠点の前記送信手段にて送信された前記撮影画像情報と前記音声情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記撮影画像情報と前記音声情報を出力する出力手段と、前記複数の拠点間で開催される会議に参加する参加者の参加登録者人数情報を取得する参加登録者人数情報取得手段と、前記撮影画像情報取得手段により取得された前記撮影画像情報から、前記参加者の画像である参加者画像を検出して、前記参加者の人数情報を算出する参加者人数情報算出手段と、前記参加者人数情報算出手段により算出された前記参加者人数情報と、前記参加登録者人数情報取得手段により取得された前記参加登録者人数情報とを照合し、前記人数情報が一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記出力手段の出力を規制制御する出力規制手段とを備えている。
請求項2に係る発明の会議装置では、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記出力規制手段は、前記判断手段により前記参加者人数情報が前記参加登録者人数情報取得手段により取得された前記参加登録者人数情報より多いと判断された場合、前記出力手段による前記撮影画像情報または前記音声情報のうち少なくとも1つの出力を停止することを特徴としている。
請求項3に係る発明の会議装置では、請求項1乃至2のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記出力規制手段は、前記判断手段により前記参加者人数情報が前記参加登録者人数情報より多いと判断された場合、前記出力手段による前記撮影画像情報と前記音声情報の出力を停止することを特徴としている。
請求項4に係る発明の会議装置では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記出力規制手段は、前記判断手段により前記参加者人数情報が前記参加登録者人数情報より多いと判断された場合、前記出力手段による前記撮影画像情報の透過の値である透過度を上げることを特徴としている。
請求項5に係る発明の会議装置では、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記撮影画像情報取得手段は、撮影の範囲である撮影範囲を制御する撮影範囲制御手段と、前記参加者人数情報算出手段は、前記参加者人数情報が増加した時の追加された参加者の画像である追加参加者画像の領域を特定する追加参加者画像特定手段を備え、前記判断手段により前記参加者人数情報が前記参加登録者人数情報より多いと判断された場合、前記出力手段は、前記撮影範囲制御手段により前記追加参加者画像を拡大して撮影する撮影範囲に制御された前記撮影画像情報を出力することを特徴としている。
請求項6に係る発明の会議装置では、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記会議装置は、前記撮影画像情報取得手段による前記撮影画像情報の取得が可能な範囲以外の領域に人体が存在するか否かを検出する人体検出手段を備え、前記出力規制手段は、前記判断手段により前記参加者人数情報が前記参加登録者人数情報と同じ人数と判断され、かつ前記人体検出手段により人体の存在を検出された場合、前記出力手段による前記撮影画像情報または前記音声情報のうち少なくとも1つの出力を停止することを特徴としている。
請求項7に係る発明の会議装置では、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記出力規制手段は、前記出力手段による前記撮影画像情報または、前記音声情報の少なくとも1つの出力を停止してから、所定時間以内に前記参加登録者人数情報取得手段により取得される前記参加登録者人数情報が、前記参加者人数情報と同じ人数になった場合、出力を停止していた前記撮影画像情報または前記音声情報の出力を開始することを特徴としている。
請求項8に係る発明の会議処理方法においては、複数の拠点に設置された会議装置間でネットワークを介して接続可能な前記会議装置によって処理される会議処理方法において、前記会議装置が設置された拠点の撮影画像情報を取得する撮影画像情報取得ステップと、前記会議装置が設置された拠点の音声情報を取得する音声情報取得ステップと、前記撮影画像情報取得ステップにより取得された前記撮影画像情報と、前記音声情報取得ステップにより取得された前記音声情報を他拠点に設置された前記会議装置へ送信する送信ステップと、前記会議装置が設置された他拠点の前記送信ステップにて送信された前記撮影画像情報と前記音声情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにより受信した前記撮影画像情報と前記音声情報を出力する出力ステップと、前記複数の拠点間で開催される会議に参加する参加者の参加登録者人数情報を取得する参加登録者人数情報取得ステップと、前記撮影画像情報取得ステップにより取得された前記撮影画像情報から、前記参加者の画像である参加者画像を検出して、前記参加者の人数情報を算出する参加者人数情報算出ステップと、前記参加者人数情報算出ステップにより算出された前記参加者人数情報と、前記参加登録者人数情報取得ステップにより取得された前記参加登録者人数情報とを照合し、前記参加者の人数が一致するか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップによる判断結果に基づいて、前記出力ステップの出力を制御する出力規制ステップとを備えている。
請求項9に係る発明においては、コンピュータを、請求項1乃至8のいずれかに記載の会議装置における各手段、または会議処理方法における各種処理ステップを実行させる。
請求項1に係る発明の会議装置、または請求項8に係る発明の会議処理方法では、会議装置が設置された拠点の撮影画像情報と音声情報を取得し、取得された撮影画像情報と音声情報を他拠点に設置された会議装置へ送信する。そして会議装置が設置された他拠点の送信手段にて送信された撮影画像情報と音声情報を受信し、受信した撮影画像情報と音声情報を出力する。また、複数の拠点間で開催される会議に参加する参加者の参加登録者人数情報を取得し、撮影画像情報から、参加者の画像である参加者画像を検出して、参加者の人数情報を算出する。さらに参加者人数情報と前記参加登録者人数情報とを照合し、人数情報が一致するか否かを判断して、その判断結果に基づいて、撮影画像情報と音声情報の出力を規制する。よって、会議装置が設置された拠点において、会議参加者は会議に参加する参加登録者の人数と、撮影画像情報から算出される参加者人数の照合ができ、その結果に基づいて会議装置間で共有している撮影画像情報と音声情報の出力を規制できるので、秘匿内容の会議でも安心して実施できる。
請求項2に係る発明の会議装置では、請求項1に記載の発明の効果に加え、参加者人数情報が参加登録者人数情報より多いと判断された場合、撮影画像情報または音声情報のうち少なくとも1つの出力を停止することができる。よって、会議装置が設置されている拠点において、会議参加者は、撮影されている参加者人数が参加登録者の人数より多いと判断された場合、会議に参加する予定以外の人が許可無く参加していると判断できるので、撮影画像情報または音声情報の出力を停止することができる。したがって、会議に参加予定以外の人に、会議装置間で共有している撮影画像情報または音声情報の漏洩を迅速で的確に防止することができる。
請求項3に係る発明の会議装置では、請求項1乃至2のいずれかに記載の発明の効果に加え、参加者人数情報が参加登録者人数情報より多いと判断された場合、撮影画像情報と音声情報の出力を停止することができる。よって、会議装置が設置されている拠点において、会議参加者は、撮影されている参加者人数が参加登録者の人数より多いと判断された場合、会議に参加する予定以外の人が未登録で参入していると判断できるので、撮影画像情報と音声情報の両方の出力を停止することができる。したがって、会議に参加予定以外の人に、会議装置間で共有している撮影画像情報と音声情報の漏洩することをより迅速で的確に防止することができる。
請求項4に係る発明の会議装置では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果に加え、参加者人数情報が参加登録者人数情報より多いと判断された場合、撮影画像情報の透過の値である透過度を上げることができる。よって、会議装置が設置されている拠点において、会議参加者は、撮影されている参加者人数が参加登録者の人数より多いと判断された場合、会議に参加する予定以外の人が未登録で参入していると判断できるので、撮影画像の透過度を上げて、参加予定以外の人に撮影画像を見難くすることができる。したがって、会議に参加予定以外の人に、会議装置間で共有している撮影画像情報の漏洩することを抑制しながら、会議を継続することができる。
請求項5に係る発明の会議装置では、請求項1に記載の発明の効果に加え、撮影の範囲である撮影範囲を制御できる。また、参加者人数情報が増加した時の追加された参加者の画像である追加参加者画像の領域を特定することができ、参加者人数情報が参加登録者人数情報より多いと判断された場合、追加参加者画像を拡大した撮影画像情報を出力することができる。よって、会議装置が設置されている拠点において、参加者人数情報が参加登録者人数情報より多いと判断された場合、参加者人数が追加された時の追加参加者画像を拡大して撮影するので、会議参加者は、追加された参加予定以外の人が誰なのかを表示装置を見て確認することができる。したがって、会議参加者は追加された人を迅速に確認することができ、さらに会議情報の漏洩防止の適切な対応ができる。
請求項6に係る発明の会議装置では、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の効果に加え、撮影画像情報の取得が可能な範囲以外の領域に人体が存在するか否かを検出することができ、参加者人数情報が前記参加登録者人数情報と同じ人数と判断され、かつ撮影範囲以外の領域に人体の存在を検出された場合、撮影画像情報または音声情報のうち少なくとも1つの出力を停止することができる。よって、会議装置が設置されている拠点において、撮影範囲以外に参加予定者以外の人が存在している場合、会議装置間で共有している撮影画像情報または音声情報の漏洩することを防止できる。
請求項7に係る発明の会議装置では、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の効果に加え、撮影画像情報または、前記音声情報の少なくとも1つの出力を停止してから、所定時間以内に参加登録者人数情報が、参加者人数情報と同じ人数になった場合、出力を停止していた撮影画像情報または音声情報の出力を開始することができる。よって、会議装置が設置されている拠点において、途中で参加者が追加される場合、所定時間以内に参加者登録をすれば、再び会議を円滑に開始することができる。
請求項9に係る発明においては、コンピュータを、請求項1乃至8のいずれかに記載の会議装置における各手段、または会議処理方法における各種処理ステップを実行させることができる。よって、会議装置が設置された拠点において、会議参加者は、会議に参加予定以外の人に、会議装置間で共有している撮影画像情報または音声情報の漏洩することを的確に防止することができる。
テレビ会議システム100の概略構成を示すシステム構成図である。 端末装置10の電気的構成を示すブロック図である。 ユーザデータベース1510の説明図である。 拠点10Aの説明図である。 端末装置10で行われるメイン処理についてのフローチャートである。 拠点10Aの説明図である。 拠点10Aの説明図である。 メイン処理のS130で行われる処理のフローチャートである。 メイン処理のS130で行われる処理の変形実施形態2のフローチャートである。 メイン処理のS130で行われる処理の変形実施形態3のフローチャートである。 拠点10Aの説明図である。
以下、本発明を具現化した実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
最初に、図1を参照して、本実施形態に係るテレビ会議システム100の全体構成について説明する。
図1に示すように、テレビ会議システム100は、各拠点(以後、10A、10B、10Cとする。)に設けられた端末装置10を含み、これらはすべてネットワーク200に接続されている。ネットワーク200としては、例えば、IP(Internet Protocol)やISDN(Integrated Services Digital Network)等のネットワークを採用することができる。図1では、拠点は3つしか図示されていないが、実際には複数が存在する。また各拠点は、例えばある企業の同一サイト内に複数存在してもよいし、異なる事業所内や、異なる地域や国に点在して存在していてもよい。端末装置10は、例えば、周知のパーソナルコンピュータであり、汎用型の装置である。端末装置10は、ネットワーク200を介して接続された複数の拠点間で行われるTV会議に関する各種の処理を行う。端末装置10の構成、および端末装置10で行われる各種処理の詳細については後述する。
さらに、テレビ会議への参加を希望するユーザは、端末装置10のうちいずれかを操作し、参加者登録手段(図2参照)へID情報等を登録することによってテレビ会議にログインする。テレビ会議に参加した状態では、例えば端末装置10に接続されたカメラ19(図2参照)によって会議参加者が撮影される。撮影された画像(以下「撮影画像情報」という。)は、端末装置10から他の端末装置10に対して送信される。撮影画像情報を受信した他の端末装置10では、受信した撮影画像情報を自拠点で撮影した撮影画像情報と共に表示装置171に表示させる。撮影画像情報が複数存在する場合、個別のウィンドウ内に其々表示させる。これによってテレビ会議に参加する会議参加者は、各拠点の会議参加者の撮影画像情報を共有して視認することが可能となる。
なお上述では、テレビ会議への参加を希望するユーザは、ID情報を入力することによってテレビ会議にログインしていた。しかしながら本発明はこの方法に限定されず、他の様々な方法が使用可能である。例えば、RFIDをリーダに読み取らせることによってログインする方法等が使用可能である。
次に、図2を参照して、端末装置10の電気的構成について説明する。端末装置10としては、画像および音声データを圧縮符号化して送信するとともに、受信した圧縮符号化された画像および音声データを復号化して出力することが可能なコーデックを内蔵した、公知の端末装置を採用することができる。端末装置10は、CPU11と、CPU11に各々接続されたROM12およびRAM13を備えている。CPU11には、その他、入出力(I/O)インタフェイス14が接続されている。I/Oインタフェイス14には、記録装置(ハードディスク装置(HDD)など、以下「HDD」と称す)15、マウスコントローラ16、ビデオコントローラ17、キーコントローラ18、カメラ19、人体検出センサ20、マイク21、スピーカ22、参加者登録手段23、CD−ROMドライブ24、および通信装置30が接続されている。
CPU11は、端末装置10の全体の制御を司る。ROM12は、BIOSを含む、端末装置10を動作させるための各種のプログラムや、そのための設定値を記憶している。CPU11は、ROM12や後述するHDD15に記憶されたプログラムに従って、端末装置10の動作を制御する。RAM13は、各種データを一時的に記憶するための記憶装置である。マウスコントローラ16、ビデオコントローラ17、キーコントローラ18には、それぞれマウス161、表示装置171、およびキーボード181が接続されている。カメラ19は、端末装置10が設置されている拠点を撮影する撮影機器である。また人体検出センサ20(図4、図6、図7、図11では20L、20Rとして図示)は、後述するカメラ19の撮影範囲外への参入者を検出する為に、赤外線を発して人体の有無を検出する機器である。マイク21は、端末装置10が設置されている拠点の音声情報を取得する機器であり、スピーカ22は、他端末装置から送信された他拠点の音声情報を出力する機器である。参加者登録手段23は、例えばID番号入力装置やRFIDリーダ等の上述した会議参加者の登録を受け付ける機器である。また、CD−ROMドライブ24に挿入されるCD−ROM241には、端末装置10のメインプログラムや、本発明の制御プログラム等が記憶されている。CD−ROM241の導入時には、これら各種プログラムが、CD−ROM241からHDD15にセットアップされて、後述するプログラム記憶領域152に記憶される。通信装置30は、ネットワーク200に接続し、他の端末装置10等の外部機器との間でデータの送受信を行うためのものである。
ここで、HDD15の詳細について説明する。図2に示すように、HDD15は、ユーザデータベース(DB)記憶エリア151、プログラム記憶エリア152、を含む複数の記憶エリアを備えている。ユーザDB記憶エリア151には、ユーザDB1510(図3参照)が記憶されている。ユーザDB1510は、各拠点において会議に参加するユーザの情報(以下、ユーザ情報という)を格納する。ユーザ情報は、ユーザ1名毎に作成されており、例えば、図3に示すように、ユーザID、ユーザ名、およびログイン状態を含む。ユーザIDとは、各ユーザに付与される固有の識別コードである。ユーザ名は、ユーザの氏名である。それらの情報は、予めユーザによって入力された情報を登録すればよい。また、ログイン状態は、会議に参加する為の登録処理を実施するとONとし、未登録の場合はOFFとして記憶している。これは各拠点の端末装置10にてユーザが会議に参加する時、自分のIDを端末装置10へ登録すると、そのユーザのログイン状態をONとして記憶する。そして会議が終了した場合、またはユーザが会議途中で退場することを端末装置10へ入力した場合、そのユーザのログイン状態はOFFとして更新記憶される。ユーザ情報には、他に、例えば、ユーザの電話番号やメールアドレス、役職等、ユーザに関連するその他の情報を含めてもよい。なお、図3では、説明の便宜上、4名分のユーザ情報しか図示されていないが、ユーザDB1510に記憶されるユーザ情報の数はこれに限られない。
図2に示すプログラム記憶エリア152には、詳細は図示しないが各種処理を端末装置10に実行させるための各種プログラムが記憶されている。なお、これらのプログラムは、例えばCD−ROM241に記憶されたものがCD−ROMドライブ24を介してインストールされ、プログラム記憶エリア152に記憶される。または、ネットワーク200を介してダウンロードされたプログラムが、プログラム記憶エリア152に記憶されてもよい。HDD15には、その他、各種処理で使用される設定値等も記憶されている。
次に、図4を参照して、各拠点(図4は拠点10Aとする。)の表示装置171に表示されている表示状態と、会議に参加しているユーザの状態について説明する。拠点10Aの端末装置10は、他の拠点(拠点10B、拠点10C)と互いに離れた場所に設置されており、ネットワーク200を介して他拠点の端末装置10と接続されている。図4に示す拠点10Aでは、3名のユーザ(Y001、Y002、Y003)が会議に参加している。さらに、図4に示すように拠点10Aの表示装置171の画面には、各拠点の端末装置10に備えられたカメラ19により撮影された拠点の撮影画像情報(19A、19B、19C)が分割表示されている。本実施形態では、拠点10Aは撮影画像情報19A、拠点10Bは撮影画像情報19B、拠点10Cは撮影画像情報19Cとする。また、各拠点の端末装置10にはマイク21、スピーカ22も備えられているので、ネットワークを介して撮影画像情報と音声情報を共有しながら、一般的なTV会議が実施されているものとする。
また、図4に示す拠点10Aの端末装置10に備えられたカメラ19は、撮影範囲が破線191と破線192に挟まれる領域となるよう設定されているものとし、会議に参加している3名のユーザが上記撮影範囲内に入った状態で、撮影画像情報が他拠点に送信されている。また、端末装置10には上記撮影範囲外で人の存在の有無を検出する人体検出センサ20(20L、20R)が備えられているので、拠点10Aの撮影範囲外に会議に参加する予定外の人が存在しているかどうかを検出することができる。
次に、図5〜図7を参照して端末装置10のCPU11により行われるメイン処理について説明をする。図5はメイン処理のフローチャートであり、端末装置10の電源がONされると開始され、電源がONである間は定期的な周期で(例えば20ミリ秒周期)継続して処理が繰り返し行われる。また、本実施形態での各拠点との間でネットワーク200を介して接続が完了して、相互通信が可能な状態になっているものとする。
まず、各拠点の端末装置10のCPU11は、会議参加登録者人数情報の取得処理を実行する(S111)。詳細には、各拠点毎に会議に参加するユーザが端末装置10に備えられた参加者登録手段23に登録操作を行うと、ユーザ情報1510(図3)の対応するユーザIDのログイン状態欄がONとして更新記憶され、ログイン状態がONとなっている人数情報を参加登録者人数情報として取得する。本実施形態での拠点10Aでは、ユーザID:Y001、Y002、Y003のログイン状態がONとなっているので、拠点10Aでの参加登録者人数情報:3として取得される。
続いて、CPU11は撮影画像情報と音声情報を取得する(S112)。ここでは、自拠点である10Aと、他拠点である10B、10Cの撮影画像情報と音声情報を取得して、RAM13に一時記憶する。そして、ステップS112にて取得された撮影画像情報から自拠点の参加者の人数情報(以後、参加者人数情報とする。)を算出する処理を行う(S113)。具体的には、ステップS112にて取得された拠点10Aの撮影画像情報から、CPU11が顔の検出処理を実行し、会議に参加している顔の数を参加者人数情報として算出する処理を行う。ここでの顔の検出処理は、一般的に顔検出技術といて用いられている技術で良いので、詳細な説明は省略するが、例えば、顔特徴データとして予め、顔の特徴部分である目、鼻、口などの形状のエッジ部をデータ化して記憶しておき、その特徴データに基づいて撮影画像情報の中に所定割合以上、前記特徴部分の形状に類似している形状があるかどうかを照合することで顔形状の有無を判断する処理である。本実施形態での拠点10Aでは、CPU11はステップS113の処理にて、撮影画像情報19A(図4)から3名の顔が検出されるので、参加者人数情報:3と算出される。
次に、参加者人数情報が参加登録者人数情報と同等か、または以下であるかどうかを判断する(S114)。そしてステップS11にて参加者人数情報が参加登録者情報と同等か、または以下であると判断した場合(S114:YES)、参加者人数情報と参加登録者人数情報が同じで、かつ人体検出センサ20で人を検知したかどうかを判断する(S115)。本実施形態の図4(拠点10A)を参照して具体的に説明すると、CPU11がステップS115にて参加者人数情報:3と参加登録者人数情報:3が同じであると判断し、かつ人体検出センサ20により、撮影範囲外(破線191と破線192の間以外の領域)に人の存在が無いと判断されるので(S115:NO)、ステップS112で取得した各拠点の撮影画像情報と音声情報を表示装置171、スピーカ22へそれぞれ出力する(S116)。そして、端末装置10のCPU11は、会議終了の指示があるかどうかを判断し(S119)、指示が無ければ(S119:NO)ステップ111へ戻り繰り返し処理を実行する。よって、表示装置171には、図4に示す様に各拠点の撮影画像情報が表示されて、音声情報をスピーカ22から出力しながら会議が進行する。
また、CPU11がステップS114にて、参加者人数情報が参加登録者人数情報より以下でないと判断した場合、すなわち参加者人数情報が参加登録者人数情報より多いと判断した場合(S114:NO)、撮影画像情報、音声情報の出力規制処理を実行する(S130)。
ここで、図6を参照して具体的に説明する。図6は、本実施形態での拠点10Aにて、図5に示すように3名(Y001、Y002、Y0003)のユーザが他拠点と会議を行っている時に、参加予定外の人(Y100)が参入してきた状態の説明図である。よって拠点10Aの表示装置171に、自拠点の撮影画像情報19Aに参加予定外の人(Y100)の画像が追加されているので、CPU11はステップS113での処理にて、参加者人数情報:4と算出する。よってCPU11は、ステップS114にて拠点10Aでの参加者人数情報:4が、参加登録者人数情報:3より大きいと判断し(S114:NO)、次ステップのS130へ進む。
また、図7に示すように、カメラ19の撮影範囲外に参加予定外の人(Y100)が参入してきた場合、ステップS115では、人体検知センサで人を検知したと判断し(S115:YES)、撮影画像情報、音声情報の出力規制処理が実行される(S130)。具体的には、拠点10Aにて会議に参加している参加登録者のユーザ(Y001、Y002、Y003)が他拠点と会議を実施している状態で、撮影範囲以外の領域(破線191と破線192の間以外の領域)に参加予定外の人(Y100)が参入してきたので、人体検出センサ(20L)にて、人の存在を検知し(S115:YES)、撮影画像情報、音声情報の出力規制処理を実行する(S130)。
そこで、次にステップS130で実行される撮影画像情報、音声情報の出力規制処理について図8を参照して説明する。図8は、撮影画像情報、音声情報の出力規制処理のフローチャートであり、CPU11が、ステップS114処理にてNOと判断した後、または、ステップS115にてYESと判断した後に開始される。まず、最初に、CPU11は撮影画像情報の出力を中止する(S1311)。具体的には、ステップS112で取得した各拠点の撮影画像情報を表示装置171へ出力する処理を中止する。よって、図示は省略するが表示装置171から、各拠点の撮影画像(19A、19B、19C)の表示が無くなった状態となる。そして、次にステップS112にて取得した各拠点の音声情報をスピーカ22への出力を中止して(S1312)、本処理を終了する。また、上述では、ステップS1311で撮影画像情報の出力を中止し、ステップS1312にて音声情報の出力を中止したが、これに限定するものでは無く、ステップS1311とステップS1312の処理する順番が逆でも良いし、または、同時に処理しても良い。または、上述のように撮影画像情報と音声情報の出力をいずれも中止するようにしたが、音声情報はそのまま出力を維持して、撮影画像情報のみ出力を中止するようにしても良い。
そして、メイン処理(図5参照)に戻り、追加参加者の登録がされたかどうかを判断する(S117)。ここで、ステップS114または、ステップS115にて参入してきた参加予定外の人(Y100)(図6、図7参照)が、端末装置10の参加者登録手段23により追加参加登録をした場合(S117:YES)は、ステップS114へ戻り、再び、参加者人数情報が参加登録者人数情報より以下かどうかを判断する(S114)。具体的には参加予定外の人(Y100)が端末装置10の参加者登録手段23に登録操作を行うと、ユーザDB1510に対応するユーザIDのログイン状態欄がONとして更新記憶されるので、CPU11は参加者人数情報:4と参加登録者人数情報:4が同じであると判断する(ステップS114:YES)。そして追加登録したユーザ(Y100)が、拠点10Aにて撮影範囲内に移動して会議に参加すると、ステップS115で参加者人数情報と参加登録者人数情報が同等で、かつ人体検出センサによる人の存在を検知しないと判断し(S115:NO)、各拠点の撮影画像情報と音声情報が出力されるようになる。
また、ステップS117にて、CPU11はステップS130の処理が実行されてから追加参加者の登録が無い(S117:NO)と判断されてから所定時間(例えば、10秒〜30秒)が経過したかどうかを判断する(S118)。ステップS118にて、所定時間が経過していないと判断した場合(S118:NO)は、ステップS117へ戻り、繰り返し処理が継続される。また、ステップS118にて所定時間が経過したと判断した場合(S118:YES)は、続いて会議終了指示が有るかどうかを判断し(S119)、会議終了指示が無い場合(S119:NO)は、ステップS111へ戻り繰り返し処理が実行されるが、会議終了指示があると判断した場合(S119:YES)は、本メイン処理を終了する。
よって、上記メイン処理を実行することにより、各拠点で会議に参加しているユーザは、参加登録されている人数以上の人が不意に参入して来た場合でも、表示装置171に表示されている各拠点の撮影画像情報や音声情報を、迅速に非出力状態にすることができるので、参加予定外の人に対して、会議に関する情報の漏洩を的確に防止することができる。また、上述の不意に参入してきた人が、会議に新たに追加して参加する場合は、端末装置10に備えられた参加者登録手段23に参加登録の操作を行うことで、表示装置171に再び、各拠点の撮影画像情報を表示させ、またスピーカ22から音声情報を出力することができるので、会議参加者の人数を急遽増加する場合でも、会議を円滑に再開することができる。
次に、本発明の変形例である変形実施形態2について、図9を参照して説明する。図9はメイン処理(図5参照)のステップS130の処理についての変形実施形態である撮影画像情報、音声情報の出力規制処理2のフローチャート説明図である。まず、初めにCPU11は撮影画像情報の透過度を変更して出力する処理を実行する(S1321)。ここでの透過度とは、撮影画像情報の透過する度合を設定する設定値であり、予め端末装置10に設定されているものとする。透過度の設定値は大きくなるに従い、透過する量が増えて表示画面上では薄く見えるように表示される。本実施形態では、メイン処理(図5参照)のステップS116で出力する撮影画像情報の透過度の設定値は0として、本処理のステップS1321での透過度の設定値を0.9とする。次にCPU11は、音声情報の音量を低下して出力する処理を実行し、本処理を終了する。よって、上述した変形実施形態2の処理を実行することにより、拠点に不意に参加予定外の人が参入してきた場合、迅速に表示装置171に表示されていた各拠点の撮影画像情報の透過度を上げるように変更することで、参加予定外の人に会議情報を見難く表示するように変更し、さらにスピーカ22から出力されていた音声情報の音量を低下するように処理することができる。したがって、会議を継続しながら参加予定外の人に対して会議情報の漏洩を防止することができる。また、上述した変形実施形態2では、ステップS1321で撮影画像情報の透過度を変更して出力し、ステップS1322にて音声情報の音量低下の処理をしたが、これに限定するものでは無く、ステップS1321とステップS1322の処理する順番が逆でも良いし、または、同時に処理しても良い。
次に、本発明の変形例である変形実施形態3について、図6、図10と図11を参照して説明する。図10はメイン処理(図5参照)のステップS130の処理についての変形実施形態3である撮影画像情報、音声情報の出力規制処理3のフローチャート説明図である。まず、初めにCPU11は撮影画像情報の中から追加参加者画像を検出する処理を実行し(S1331)、追加された参加者の撮影画像情報を拡大して表示されるよう出力する(S1332)。具体的に図6と図11を参照して説明する。図6は拠点10Aにて、ユーザ(Y001、Y002,Y003)が他拠点と会議をしている時に、不意に参加予定外の人(Y100)が参入してきた状態である。図6に示すように表示装置171に表示されている拠点10Aの撮影画像情報に、参加予定外の人(Y100)の撮影画像が追加されて表示されている。そしてステップS1331にて、撮影画像情報19Aの中で追加された参加予定外の人(Y100)の撮影画像領域を検出する。詳細には、ステップS113にて参加者人数情報の算出処理が実行された時の撮影画像情報と照合して、追加された参加予定外の人(Y100)の撮影画像領域を上述した顔検出技術を用いて検出する(S1331)。そして、CPU11はカメラ19の撮影範囲を図11に示すようにステップS1331で検出された追加参加者の撮影画像領域を拡大するようにズームUP制御して、表示装置171へ表示させるように出力する(S1332)。したがって、上述した変形実施形態3の処理を実行することにより、参加予定外の人が不意に参入してきた場合でも、表示装置171に表示していた会議情報の漏洩を防ぐと共に、追加された参加予定外の人の撮影画像を表示装置171へ拡大して表示することができるので、会議に参加しているユーザは参入者が誰なのかを表示装置171にて迅速に確認することができる。
本実施形態では、端末装置10が、「会議装置」に相当し、図5のS112の処理を行うCPU11が本発明の「撮影画像情報取得手段」、「音声情報取得手段」、「受信手段」に相当し、S116の処理を行うCPU11が本発明の「出力手段」、「送信手段」に相当し、S113の処理を行うCPU11が本発明の「参加登録者人数情報算出手段」に相当し、S114の処理を行うCPU11が本発明の「判断手段」に相当し、S130の処理を行うCPU11が本発明の「出力規制手段」に相当する。
図10のS1331の処理を実行するCPU11が本発明の「追加参加者画像特定手段」に相当し、S1332を処理するCPU11が本発明の「撮影範囲制御手段」に相当する。また、図2の人体検出センサ20が本発明の「人体検出手段」に相当する。
図5のS112の処理を行うCPU11が本発明の「撮影画像情報取得ステップ」、「音声情報取得ステップ」、「受信ステップ」に相当し、S116の処理を行うCPU11が本発明の「出力ステップ」、「送信ステップ」に相当し、S113の処理を行うCPU11が本発明の「参加登録者人数情報算出ステップ」に相当し、S114の処理を行うCPU11が本発明の「判断ステップ」に相当し、S130の処理を行うCPU11が本発明の「出力規制ステップ」に相当する。
10 端末装置
11 CPU
15 HDD
16 マウスコントローラ
17 ビデオコントローラ
18 キーコントローラ
19 カメラ
20 人体検出センサ
21 マイク
22 スピーカ
23 参加者登録手段
24 CD−ROMドライブ
151 ユーザデータベース記憶エリア
152 プログラム記憶エリア
171 表示装置
1510 ユーザデータベース

Claims (9)

  1. 複数の拠点に設置された会議装置間でネットワークを介して接続可能な前記会議装置において、
    前記会議装置が設置された拠点の撮影画像情報を取得する撮影画像情報取得手段と、
    前記会議装置が設置された拠点の音声情報を取得する音声情報取得手段と、
    前記撮影画像情報取得手段により取得された前記撮影画像情報と、前記音声情報取得手段により取得された前記音声情報を他拠点に設置された前記会議装置へ送信する送信手段と、
    前記会議装置が設置された他拠点の前記送信手段にて送信された前記撮影画像情報と前記音声情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記撮影画像情報と前記音声情報を出力する出力手段と、
    前記複数の拠点間で開催される会議に参加する参加者の参加登録者人数情報を取得する参加登録者人数情報取得手段と、
    前記撮影画像情報取得手段により取得された前記撮影画像情報から、前記参加者の画像である参加者画像を検出して、前記参加者の人数情報を算出する参加者人数情報算出手段と、
    前記参加者人数情報算出手段により算出された前記参加者人数情報と、前記参加登録者人数情報取得手段により取得された前記参加登録者人数情報とを照合し、前記人数情報が一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に基づいて、前記出力手段の出力を規制制御する出力規制手段と、を備えたことを特徴とする会議装置。
  2. 前記出力規制手段は、前記判断手段により前記参加者人数情報が前記参加登録者人数情報取得手段により取得された前記参加登録者人数情報より多いと判断された場合、前記出力手段による前記撮影画像情報または前記音声情報のうち少なくとも1つの出力を停止することを特徴とする請求項1に記載の会議装置。
  3. 前記出力規制手段は、前記判断手段により前記参加者人数情報が前記参加登録者人数情報より多いと判断された場合、前記出力手段による前記撮影画像情報と前記音声情報の出力を停止することを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の会議装置。
  4. 前記出力規制手段は、前記判断手段により前記参加者人数情報が前記参加登録者人数情報より多いと判断された場合、前記出力手段による前記撮影画像情報の透過の値である透過度を上げることを特徴とする請求項1乃至3にいずれかに記載の会議装置。
  5. 前記撮影画像情報取得手段は、撮影の範囲である撮影範囲を制御する撮影範囲制御手段と、
    前記参加者人数情報算出手段は、前記参加者人数情報が増加した時の追加された参加者の画像である追加参加者画像の領域を特定する追加参加者画像特定手段を備え、
    前記判断手段により前記参加者人数情報が前記参加登録者人数情報より多いと判断された場合、前記出力手段は、前記撮影範囲制御手段により前記追加参加者画像を拡大して撮影する撮影範囲に制御された前記撮影画像情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の会議装置。
  6. 前記会議装置は、
    前記撮影画像情報取得手段による前記撮影画像情報の取得が可能な範囲以外の領域に人体が存在するか否かを検出する人体検出手段を備え、
    前記出力規制手段は、前記判断手段により前記参加者人数情報が前記参加登録者人数情報と同じ人数と判断され、かつ前記人体検出手段により人体の存在を検出された場合、前記出力手段による前記撮影画像情報または前記音声情報のうち少なくとも1つの出力を停止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の会議装置。
  7. 前記出力規制手段は、前記出力手段による前記撮影画像情報または、前記音声情報の少なくとも1つの出力を停止してから、所定時間以内に前記参加登録者人数情報取得手段により取得される前記参加登録者人数情報が、前記参加者人数情報と同じ人数になった場合、出力を停止していた前記撮影画像情報または前記音声情報の出力を開始することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の会議装置。
  8. 複数の拠点に設置された会議装置間でネットワークを介して接続可能な前記会議装置によって処理される会議処理方法において、
    前記会議装置が設置された拠点の撮影画像情報を取得する撮影画像情報取得ステップと、
    前記会議装置が設置された拠点の音声情報を取得する音声情報取得ステップと、
    前記撮影画像情報取得ステップにより取得された前記撮影画像情報と、前記音声情報取得ステップにより取得された前記音声情報を他拠点に設置された前記会議装置へ送信する送信ステップと、
    前記会議装置が設置された他拠点の前記送信ステップにて送信された前記撮影画像情報と前記音声情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信した前記撮影画像情報と前記音声情報を出力する出力ステップと、
    前記複数の拠点間で開催される会議に参加する参加者の参加登録者人数情報を取得する参加登録者人数情報取得ステップと、
    前記撮影画像情報取得ステップにより取得された前記撮影画像情報から、前記参加者の画像である参加者画像を検出して、前記参加者の人数情報を算出する参加者人数情報算出ステップと、
    前記参加者人数情報算出ステップにより算出された前記参加者人数情報と、前記参加登録者人数情報取得ステップにより取得された前記参加登録者人数情報とを照合し、前記参加者の人数が一致するか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップによる判断結果に基づいて、前記出力ステップの出力を制御する出力規制ステップと、を備えたことを特徴とする会議処理方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれかに記載の会議装置における各手段、または会議処理方法における各種処理ステップを実行させるための制御プログラム。
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