JP2010219735A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ放送を表示中に進行したテレビ放送の放送箇所を容易に表示することができる。
【解決手段】受信部11は第1の放送データと第2の放送データとを受信する。テレビ放送データ記憶部15は、受信部11が受信した第1の放送データを記憶する。区切り検出部17は、第1の放送データの区切りを検出し、記憶する。提示部14は、受信部11が受信した第1の放送データと、テレビ放送データ記憶部15が記憶した第1の放送データと、第2の放送データとのいずれかに基づいて再生を行う。タイムコード記憶部18は、提示部14が第2の放送データに基づいて再生を行う前に、タイムコード記憶部18が記憶した区切りを示す情報を再生開始点として記憶する。提示部14は、テレビ放送データ記憶部15が記憶する第1の放送データに基づいて再生を行う場合、タイムコード記憶部18が記憶する再生開始点から再生を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送受信装置に関する。
従来、テレビ受信装置でデータ放送を視聴する技術が知られている(例えば、非特許文献1および非特許文献2参照)。視聴者は、テレビ受信装置でテレビ放送を視聴中にデータ放送を視聴する場合、テレビ受信装置が表示しているテレビ放送の画像をデータ放送の画像に切り替えて視聴する。また、視聴者は、データ放送の視聴を終了したあとに、テレビ受信装置が表示しているデータ放送の画像をテレビ放送の画像に切り替え、再びテレビ放送を視聴する。
データ放送技術読本、2章−3BSデジタル受信機の表示機能、p16−p22、オーム社、2002 NetComライブラリ「デジタル放送」、4章データ放送サービスの技術、p47−p77、掌華房、2003
しかしながら、データ放送を視聴している間にテレビ放送は進行しているため、視聴者は、データ放送を視聴している間に進行したテレビ放送を視聴することができないという問題がある。
これを解決するために、テレビ受信装置は、記憶部を備え、視聴者がテレビ放送を視聴した時点からのテレビ放送の放送データを記憶部に記憶する。そして、視聴者がデータ放送を視聴し終えた後、テレビ受信装置は記憶部に記憶した放送データに基づいてテレビ放送を表示する。視聴者は、巻き戻しや早送りなどで、テータ放送を視聴中に進行した放送箇所を探し出し、データ放送を視聴中に進行したテレビ放送を視聴する。これにより、視聴者はデータ放送を視聴している間に進行したテレビ放送についても視聴することができる。
しかしながら、視聴者は、データ放送を視聴中に進行したテレビ放送の放送箇所を容易に探し出すことができず、探し出すには時間がかかるという問題がある。すなわち、テレビ受信装置は、テレビ放送を記憶したとしても、データ放送を表示中に進行したテレビ放送の放送箇所を容易に表示することができないという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、データ放送を表示中に進行したテレビ放送の放送箇所を容易に表示することができる放送受信装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1の放送データと第2の放送データとを受信する受信部と、前記受信部が受信した前記第1の放送データを記憶する放送データ記憶部と、前記第1の放送データの区切りを検出する区切り検出部と、前記区切り検出部が検出した前記区切りを示す情報を記憶する区切り記憶部と、前記受信部が受信した前記第1の放送データと、前記放送データ記憶部が記憶した前記第1の放送データと、前記第2の放送データとのいずれかに基づいて再生を行う再生部と、前記再生部が前記第2の放送データに基づいて再生を行う前に、前記区切り記憶部が記憶した前記区切りを示す情報を再生開始点として記憶する再生開始点記憶部と、を備え、前記再生部は、前記放送データ記憶部が記憶する前記第1の放送データに基づいて再生を行う場合、前記再生開始点記憶部が記憶する前記再生開始点から前記再生を行うことを特徴とする放送受信装置である。
また、本発明は、複数種類の前記区切り検出部と、複数種類の前記区切り検出部が検出した複数種類の前記区切りから、特定の区切りを選択する統合部と、を備え、前記区切り記憶部は、前記統合部が選択した前記区切りを示す情報を記憶することを特徴とする放送受信装置である。
また、本発明の放送受信装置において、前記再生開始点記憶部は複数の前記再生開始点を記憶し、前記再生開始点記憶部が記憶する複数の前記開始点のうち、1つの前記再生開始点を選択する選択部を備え、前記再生部は、前記放送データ記憶部が記憶する前記第1の放送データに基づいて再生を行う場合、前記選択部が選択した前記再生開始点から前記再生を行うことを特徴とする。
また、本発明の放送受信装置において、前記区切り検出部は、前記第1の放送データの映像変化に基づいて前記第1の放送データの区切りを検出することを特徴とする。
また、本発明の放送受信装置において、前記第1の放送データは字幕データを含み、前記区切り検出部は、前記字幕データの表示タイミングに基づいて前記第1の放送データの区切りを検出することを特徴とする。
また、本発明の放送受信装置において、前記区切り検出部は、前記第1の放送データの音声変化に基づいて前記第1の放送データの区切りを検出することを特徴とする。
本発明によれば、データ放送を表示中に進行したテレビ放送の放送箇所を容易に表示することができる。
第1の実施形態におけるテレビ受信装置の構成を示した構成図である。 第1の実施形態におけるマルチメディア情報を視聴することを示す入力を受け付けたタイミングを示した図である。 第1の実施形態における映像DCTデータを用いた区切り検出部の構成を示した構成図である。 第1の実施形態における動きベクトルデータを用いた区切り検出部の構成を示した構成図である。 第1の実施形態における字幕データを用いた区切り検出部の構成を示した構成図である。 第1の実施形態における音声データを用いた区切り検出部の構成を示した構成図である。 第2の実施形態におけるテレビ受信装置の構成を示した構成図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本実施形態のテレビ受信装置1(放送受信装置)の構成を示した構成図である。図示する例では、テレビ受信装置1は、受信部11と、マルチメディア情報復号部12と、ストリーミング復号部13と、提示部14と、テレビ放送データ記憶部15(放送データ記憶部)と、選択部16と、区切り検出部17と、タイムコード記憶部18(再生開始点記憶部)と、スイッチ19−1,19−2とを備える。なお、マルチメディア情報復号部12と、ストリーミング復号部13と、提示部14とを合わせて再生部とする。
受信部11は、テレビ放送の放送データ(第1の放送データ)と、データ放送などのマルチメディア情報(第2の放送データ)とを受信する。また、受信部11は、受信した放送データをテレビ放送データ記憶部15とスイッチ19−2とに入力する。また、受信部11は、受信したマルチメディア情報をマルチメディア情報復号部12に入力する。
マルチメディア情報復号部12は、入力されたマルチメディア情報を復号し、画像データを生成する。また、マルチメディア情報復号部12は、生成した画像データをスイッチ19−1に入力する。
ストリーミング復号部13は、入力された放送データを復号し、動画データと音声データとを生成する。また、ストリーミング復号部13は、生成した動画データと音声データとをスイッチ19−1に入力する。また、ストリーミング復号部13は、入力された放送データを区切り検出部17に入力する。
提示部14は、液晶ディスプレイやスピーカーなどを備え、マルチメディア情報復号部12が生成した画像データに基づいた画像、またはストリーミング復号部13が生成した動画データや音声データに基づいた動画や音声を再生する。
テレビ放送データ記憶部15は、入力された放送データと、放送データの再生位置を一意に特定することができる時刻情報(タイムコード)と関連付けて記憶する。これにより、テレビ放送データ記憶部15に対して放送データを出力させる場合、テレビ放送データ記憶部15が長時間放送データを記憶している場合においても、タイムコードを指定することで、途中から出力させることができる。なお、本実施形態では、テレビ受信装置1全体で同一のタイムコードを用いる。
また、テレビ放送データ記憶部15は、記憶した放送データをスイッチ19−2に入力する。選択部16は、操作者からの操作を受け付ける。
区切り検出部17は、入力された放送データの区切りとなるタイミングを検出し、このタイミングのタイムコード(区切りを示す情報)を自身が備える記憶部(区切り記憶部)に記憶する。例えば、区切りとなるタイミングは、テレビ放送の内容が変化したタイミングである。区切りとなるタイミングを特定する方法としては、大きく映像が変化したタイミングや、字幕の出現間隔や、音声の無音時間などに基づいて特定する方法がある。区切り検出部17の具体的な構成については後述する。また、区切り検出部17は、記憶したタイムコードのうち、特定のタイムコード(再生開始点)を1個または複数個特定する。区切り検出部17が特定するタイムコードの数は任意に設定してよい。また、区切り検出部17は、特定したタイムコードをタイムコード記憶部18に入力する。タイムコード記憶部18は、入力されたタイムコードを記憶する。
スイッチ19−1は、提示部14に入力するデータを制御するための回路である。具体的には、マルチメディア情報復号部12から入力されたデータ、またはストリーミング復号部13から入力されたデータのいずれか一方のデータを提示部14に入力するように制御する。スイッチ19−2は、ストリーミング復号部13に入力するデータを制御するための回路である。具体的には、受信部11から入力されたデータ、またはテレビ放送データ記憶部15から入力されたデータのいずれか一方のデータをストリーミング復号部13に入力するように制御する。
次に、視聴者が現在放送されているテレビ放送を視聴する際における、テレビ受信装置1の動作について説明する。
視聴者は、選択部16を操作し、現在放送されているテレビ放送を視聴することを示す入力を行う。選択部16は、現在放送されているテレビ放送を視聴することを示す入力を受け付けると、テレビ受信装置1が備える各部に、現在放送されているテレビ放送を再生することを示す信号を入力する。
スイッチ19−1は、現在放送されているテレビ放送を再生することを示す信号が入力されると、ストリーミング復号部13から入力されたデータを提示部14に入力する回路構成となる。図示する例では、スイッチ19−1は、接点aと接続する回路構成となる。すなわち、スイッチ19−1は、ストリーミング復号部13と提示部14とを接続し、マルチメディア情報復号部12と提示部14とを遮断する。
スイッチ19−2は、現在放送されているテレビ放送を再生することを示す信号が入力されると、受信部11から入力されたデータをストリーミング復号部13に入力する回路構成となる。図示する例では、スイッチ19−2は、接点cと接続する回路構成となる。すなわち、スイッチ19−2は、受信部11とストリーミング復号部13とを接続し、テレビ放送データ記憶部15とストリーミング復号部13とを遮断する。
受信部11は、受信したテレビ放送の放送データをスイッチ19−2に入力する。スイッチ19−2は、入力された放送データをストリーミング復号部13に入力する。ストリーミング復号部13は、入力された放送データを復号し、動画データと音声データとを生成する。また、ストリーミング復号部13は、生成した動画データと音声データとをスイッチ19−1に入力する。スイッチ19−1は、入力された動画データと音声データとを提示部14に入力する。提示部14は、入力された動画データと音声データとに基づいて、動画と音声とを再生する。
これにより、視聴者は、現在放送されているテレビ放送を視聴することができる。また、テレビ受信装置1は、上記の処理と同時に、放送データをテレビ放送データ記憶部15に記憶し、放送データの区切りのタイミングを示すタイムコードをタイムコード記憶部18に記憶する。
具体的には、受信部11は、受信したテレビ放送の放送データをテレビ放送データ記憶部15に入力する。テレビ放送データ記憶部15は、入力された放送データをタイムコードと関連付けて記憶する。ストリーミング復号部13は、入力された放送データを区切り検出部17に入力する。区切り検出部17は、入力された放送データの区切りとなるタイミングを検出し、このタイミングのタイムコードを自身が備える記憶部に記憶する。
次に、視聴者がマルチメディア情報を視聴する際における、テレビ受信装置1の動作について説明する。
視聴者は、選択部16を操作し、マルチメディア情報を視聴することを示す入力を行う。選択部16は、マルチメディア情報を視聴することを示す入力を受け付けると、テレビ受信装置1が備える各部に、マルチメディア情報を再生することを示す信号を入力する。
スイッチ19−1は、マルチメディア情報を再生することを示す信号が入力されると、マルチメディア情報復号部12から入力されたデータを提示部14に入力する回路構成となる。図示する例では、スイッチ19−1は、接点bと接続する回路構成となる。すなわち、スイッチ19−1は、マルチメディア情報復号部12と提示部14とを接続し、ストリーミング復号部13と提示部14とを遮断する。
スイッチ19−2は、マルチメディア情報を再生することを示す信号が入力されると、受信部11から入力されたデータをストリーミング復号部13に入力する回路構成となる。図示する例では、スイッチ19−2は、接点cと接続する回路構成となる。すなわち、スイッチ19−2は、受信部11とストリーミング復号部13とを接続し、テレビ放送データ記憶部15とストリーミング復号部13とを遮断する。
区切り検出部17は、マルチメディア情報を再生することを示す信号が入力されると、自身の記憶部に記憶したタイムコードのうち、最新のタイムコードを1個または複数個特定する。先述したとおり、区切り検出部17が特定するタイムコードの数は任意に設定してよい。
また区切り検出部17は、特定したタイムコードをタイムコード記憶部18に入力する。タイムコード記憶部18は、入力されたタイムコードを記憶する。
受信部11は、受信したテレビ放送の放送データをスイッチ19−2に入力する。スイッチ19−2は、入力された放送データをストリーミング復号部13に入力する。また受信部11は、受信したマルチメディア情報をマルチメディア情報復号部12に入力する。マルチメディア情報復号部12は、入力されたマルチメディア情報を復号し、画像データを生成する。また、マルチメディア情報復号部12は、生成した画像データをスイッチ19−1に入力する。スイッチ19−1は、入力された画像データを提示部14に入力する。提示部14は、入力された画像データに基づいて、画像を再生する。
これにより、視聴者はマルチメディア情報を視聴することができる。また、テレビ受信装置1は、上記の処理と同時に、受信部11が受信した放送データをテレビ放送データ記憶部15に記憶する。これにより、テレビ受信装置1は、視聴者がマルチメディア情報を視聴している間に進行したテレビ放送の放送データを記憶することができる。また、テレビ受信装置1は、記憶した放送データの区切りのタイミングであるタイムコードのうち、視聴者がマルチメディア情報の視聴を開始した直前のタイムコードを記憶することができる。
視聴者がマルチメディア情報の視聴を開始した直前のタイムコードを、区切り検出部17が特定する具体例について図2を参照して説明する。図2は、本実施形態における区切り検出部17が備える記憶部が記憶するタイムコードと、マルチメディア情報を視聴することを示す入力を受け付けたタイミングとを示した図である。図示する例では、区切り検出部17が備える記憶部が記憶するタイムコード201〜207が時系列に示されている。また、選択部16が、マルチメディア情報を視聴することを示す入力を受け付けたタイミング210が示されている。また、右側に表示されているタイムコードより、左に表示されているタイムコードの方が過去のタイミングを示す。
区切り検出部17は、マルチメディア情報を再生することを示す信号が入力されると、自身の記憶部に記憶したタイムコードのうち、最新のタイムコードを1つ特定する。図示する例では、区切り検出部17は、タイムコード205を特定する。
なお、先述したとおり、区切り検出部17が自身の記憶部に記憶したタイムコードのうち、新しいタイムコードから順に複数個特定するように設定してもよい。例えば、新しいタイムコードから順に3個特定する場合、区切り検出部17は、タイムコード203〜205を特定する。
次に、視聴者がマルチメディア情報を視聴した後、再度テレビ放送を視聴する際における、テレビ受信装置1の動作について説明する。
視聴者がデータ放送を視聴している間にテレビ放送は進行しているが、視聴者は、データ放送を視聴している間に進行したテレビ放送を視聴していない。そのため、テレビ受信装置1は、視聴者がデータ放送を視聴している間に進行したテレビ放送に基づいた動画と音声を再生する。
視聴者は、選択部16を操作し、データ放送の視聴を中止し、データ放送を視聴している間に進行したテレビ放送を視聴することを示す入力を行う。選択部16は、データ放送を視聴している間に進行したテレビ放送を視聴することを示す入力を受け付けると、テレビ受信装置1が備える各部に、データ放送を視聴している間に進行したテレビ放送を再生することを示す信号を入力する。
スイッチ19−1は、データ放送を視聴している間に進行したテレビ放送を再生することを示す信号が入力されると、ストリーミング復号部13から入力されたデータを提示部14に入力する回路構成となる。図示する例では、スイッチ19−1は、接点aと接続する回路構成となる。すなわち、スイッチ19−1は、ストリーミング復号部13と提示部14とを接続し、マルチメディア情報復号部12と提示部14とを遮断する。
スイッチ19−2は、データ放送を視聴している間に進行したテレビ放送を再生することを示す信号が入力されると、テレビ放送データ記憶部15から入力されたデータをストリーミング復号部13に入力する回路構成となる。図示する例では、スイッチ19−2は、接点dと接続する回路構成となる。すなわち、スイッチ19−2は、テレビ放送データ記憶部15とストリーミング復号部13とを接続し、受信部11とストリーミング復号部13とを遮断する。
テレビ放送データ記憶部15は、データ放送を視聴している間に進行したテレビ放送を再生することを示す信号が入力されると、タイムコード記憶部18が記憶するタイムコードで特定される再生位置から放送データに基づいた再生が行われるように、放送データをスイッチ19−2に出力する。
なお、タイムコード記憶部18が複数個のタイムコードを記憶している場合、選択部16を介して視聴者にいずれかのタイムコードを選択してもらい、選択されたタイムコードで特定される再生位置から放送データに基づいた再生が行われるように、放送データをスイッチ19−2に出力する。
スイッチ19−2は、入力された放送データをストリーミング復号部13に入力する。ストリーミング復号部13は、入力された放送データを復号し、動画データと音声データとを生成する。また、ストリーミング復号部13は、生成した動画データと音声データとをスイッチ19−1に入力する。スイッチ19−1は、入力された動画データと音声データとを提示部14に入力する。提示部14は、入力された動画データと音声データとに基づいて、動画と音声とを再生する。
これにより、視聴者は、早送りや巻き戻しなどの操作を行うことなく、容易に、マルチメディア情報の視聴を行っている間に進行したテレビ放送を視聴することができる。また、区切りとなるタイミングからテレビ放送の再生が開始されるため、視聴者はテレビ放送の内容をより把握することができる。
次に、区切り検出部17の具体的な構成について説明する。
(映像DCTデータを用いた区切り検出部)
はじめに、映像DCT(Discrete Cosine Transform、離散コサイン変換)データを用いた区切り検出部17−1について説明する。
現在の放送や通信ではデジタル画像圧縮技術を用いており、圧縮されたデータの数値から映像の特徴を算出することができる。例えば、映像の明度や色の変化量あるいは周波数スペクトラムの変化量は、時間として前後に位置する映像フレームの圧縮データのDCT成分数値の差分を算出することにより得られる。
図3は、映像DCTデータを用いた区切り検出部の構成を示した構成図である。映像DCTデータを用いた区切り検出部17−1は、映像フレーム抽出部31と、DCT成分抽出部32と、画像フロックのDCT成分の差分算出部33と、閾値設定部34と、差分判定部35と、タイムコード蓄積部36と、タイミング指定部37と、タイムコード特定部38とを備える。
映像フレーム抽出部31は、ストリーミング復号部13から入力された放送データから時間順に映像フレームを抽出する。また、映像フレーム抽出部31は、抽出した映像フレームを時間順にDCT成分抽出部32に入力する。
DCT成分抽出部32は、現時点で入力された映像フレームと、この映像フレームの1つ前に入力された映像フレームとから、それぞれDCT成分のデータを抽出する。また、DCT成分抽出部32は、抽出した2種類のDCT成分のデータを、画像ブロックのDCT成分の差分算出部33に入力する。なお、DCT成分のデータは、放送データで送信されるデータを用いる。
画像ブロックのDCT成分の差分算出部33は、DCT成分抽出部32から入力された2種類のDCT成分から、画像ブロック間の差分値を算出し、全ての画像ブロックについての総計を算出する。また、画像フロックのDCT成分の差分算出部33は、算出した差分値の総計を差分判定部35に入力する。なお、計算量を少なくするため、全ての画像ブロックでなく、画像全体をまんべんなくサンプルした複数の画像ブロックの総計を算出してもよい。
閾値設定部34は、予め閾値を設定している。差分判定部35は、入力された差分値の総計が、閾値設定部34が設定した閾値より大きいか否かを判定する。差分判定部35は、入力された差分値の総計が、閾値設定部34が設定した閾値より大きいと判定した場合、この判定に用いたDCT成分を抽出した映像フレーム(現映像フレーム)のタイムコードをタイムコード蓄積部36に入力する。タイムコード蓄積部36は、入力されたタイムコードを蓄積する。
上述した処理により、タイムコード蓄積部36は、区切りのタイミングとなる放送データのタイムコードを蓄積することができる。
タイミング指定部37は、選択部16からマルチメディア情報を再生することを示す信号が入力されると、タイムコードを特定する指示を示す信号をタイムコード特定部38に入力する。
タイムコード特定部38は、タイムコードを特定する指示を示す信号が入力されると、タイムコード蓄積部36が蓄積するタイムコードのうち、最新のタイムコードを特定する。また、タイムコード特定部38は、特定したタイムコードをタイムコード記憶部18に入力する。なお、タイムコード特定部38が複数個のタイムコードを特定するように設定してもよい。
これにより、映像DCTデータを用いた区切り検出部17−1は、時間として前後に位置する映像フレームの圧縮データのDCT成分数値の差分に基づいて、区切りとなるタイミングのタイムコードを特定することができる。さらに、映像DCTデータを用いた区切り検出部17−1は、視聴者がマルチメディア情報の視聴を開始した直前のタイムコードを特定することができる。
なお、閾値設定部34が予め設定している閾値を大きくすると区切りとなるタイムコードは少なくなる。すなわち、テレビ放送の内容を大まかに分けることになる。また、閾値設定部34が予め設定している閾値を小さくすると区切りとなるタイムコードは多くなる。すなわち、テレビ放送の内容を細かく分けることになる。これにより、閾値設定部34が予め設定している閾値を変更することで、視聴者の要望や番組内容に応じた区切り検出を行うことができる。
(動きベクトルデータを用いた区切り検出部)
次に、動きベクトルデータを用いた区切り検出部17−2について説明する。
図4は、動きベクトルデータを用いた区切り検出部の構成を示した構成図である。動きベクトルデータを用いた区切り検出部17−2は、マクロブロックの動きベクトルデータ抽出部41と、マクロブロックの動きベクトル量算出部42と、閾値設定部43と、差分判定部44と、タイムコード蓄積部45と、タイミング指定部46と、タイムコード特定部47とを備える。
マクロブロックの動きベクトルデータ抽出部41は、ストリーミング復号部13から入力された放送データから映像フレームを抽出し、映像フレーム間のマクロブロックの動きベクトルデータを抽出する。また、マクロブロックの動きベクトルデータ抽出部41は、抽出した動きベクトルデータをマクロブロックの動きベクトル量算出部42に入力する。
マクロブロックの動きベクトル量算出部42は、マクロブロックの動きベクトルデータ抽出部41から入力された動きベクトルデータを、全てのマクロブロックについて合計する。また、マクロブロックの動きベクトル量算出部42は、全てのマクロブロックについて合計した値を差分判定部44に入力する。
閾値設定部43は、予め閾値を設定している。差分判定部44は、入力された全てのマクロブロックについて合計した値が、閾値設定部43が設定した閾値より大きいか否かを判定する。差分判定部44は、入力された差分値の総計が、閾値設定部43が設定した閾値より大きいと判定した場合、この判定に用いた動きベクトルデータを抽出した映像フレームのタイムコードをタイムコード蓄積部45に入力する。タイムコード蓄積部45は、入力されたタイムコードを蓄積する。
上述した処理により、タイムコード蓄積部45は、区切りのタイミングとなる放送データのタイムコードを蓄積することができる。
タイミング指定部46とタイムコード特定部47との動作は、図3に示したタイミング指定部37とタイムコード特定部38との動作と同様である。
これにより、動きベクトルデータを用いた区切り検出部17−2は、動きベクトルデータに基づいて、区切りとなるタイミングのタイムコードを特定することができる。さらに、動きベクトルデータを用いた区切り検出部17−2は、視聴者がマルチメディア情報の視聴を開始した直前のタイムコードを特定することができる。
なお、閾値設定部43が予め設定している閾値を大きくすると区切りとなるタイムコードは少なくなる。すなわち、テレビ放送の内容を大まかに分けることになる。また、閾値設定部43が予め設定している閾値を小さくすると区切りとなるタイムコードは多くなる。すなわち、テレビ放送の内容を細かく分けることになる。これにより、閾値設定部43が予め設定している閾値を変更することで、視聴者の要望や番組内容に応じた区切り検出を行うことができる。
(字幕データを用いた区切り検出部)
次に、字幕データを用いた区切り検出部17−3について説明する。字幕は、デジタル放送などではクローズドキャプション技術により、テキストデータとして動画データや音声データと共にタイムコードが付加され送信されている。テレビ受信装置1は、このタイムコードに基づいて、字幕の表示タイミングと映像や音声とを同期している。
例えば、1つの字幕に対して、字幕の表示を開始するタイミングを示すタイムコード(開始タイムコード)と、字幕の表示を終了するタイミングを示すタイムコード(終了タイムコード)が付されている。字幕データを用いた区切り検出部17−3は、この字幕のタイムコードを利用して映像コンテンツの区切りを検出する。
図5は、字幕データを用いた区切り検出部の構成を示した構成図である。字幕ベクトルデータを用いた区切り検出部17−3は、字幕データ抽出部51と、字幕タイムコード抽出部52と、開始タイムコードと終了タイムコードの差分算出部53と、閾値設定部54と、差分判定部55と、タイムコード蓄積部56と、タイミング指定部57と、タイムコード特定部58とを備える。
字幕データ抽出部51は、ストリーミング復号部13から入力された放送データから字幕データを抽出する。また、字幕データ抽出部51は、抽出した字幕データを字幕タイムコード抽出部52に入力する。
字幕タイムコード抽出部52は、現時点で入力された字幕データの開始タイムコードと、この字幕データの1つ前に入力された字幕データの終了タイムコードとを抽出する。また、字幕タイムコード抽出部52は、抽出した開始タイムコードと終了タイムコードとを、開始タイムコードと終了タイムコードの差分算出部53に入力する。
開始タイムコードと終了タイムコードの差分算出部53は、字幕タイムコード抽出部52から入力された開始タイムコードと終了タイムコードの差分を算出する。また、開始タイムコードと終了タイムコードの差分算出部53は、算出した開始タイムコードと終了タイムコードの差分を差分判定部55に入力する。
閾値設定部54は、予め閾値を設定している。差分判定部55は、入力された開始タイムコードと終了タイムコードの差分が、閾値設定部54が設定した閾値より大きいか否かを判定する。差分判定部55は、入力された開始タイムコードと終了タイムコードの差分が、閾値設定部54が設定した閾値より大きいと判定した場合、この判定に用いた現字幕データを抽出した映像フレームのタイムコードをタイムコード蓄積部56に入力する。タイムコード蓄積部56は、入力されたタイムコードを蓄積する。
上述した処理により、タイムコード蓄積部56は、区切りのタイミングとなる放送データのタイムコードを蓄積することができる。
タイミング指定部57とタイムコード特定部58との動作は、図3に示したタイミング指定部37とタイムコード特定部38との動作と同様である。
これにより、字幕データを用いた区切り検出部17−3は、字幕データに基づいて、区切りとなるタイミングのタイムコードを特定することができる。さらに、字幕データを用いた区切り検出部17−3は、視聴者がマルチメディア情報の視聴を開始した直前のタイムコードを特定することができる。
なお、閾値設定部43が予め設定している閾値を大きくすると区切りとなるタイムコードは少なくなる。すなわち、テレビ放送の内容を大まかに分けることになる。また、閾値設定部43が予め設定している閾値を小さくすると区切りとなるタイムコードは多くなる。すなわち、テレビ放送の内容を細かく分けることになる。これにより、閾値設定部43が予め設定している閾値を変更することで、視聴者の要望や番組内容に応じた区切り検出を行うことができる。
(音声データを用いた区切り検出部)
次に、音声データを用いた区切り検出部17−4について説明する。音声データを用いた区切り検出部17−4は音声の区切りを検出し、音声の区切りタイミングを区切りタイミングとして検出する。
図6は、音声データを用いた区切り検出部の構成を示した構成図である。音声データを用いた区切り検出部17−4は、音声データ抽出部61と、有音検出部62と、無音検出部63と、時間カウンタ64と、時間カウンタ値保持メモリ65と、閾値設定部66と、時間判定部67と、タイムコード生成部68と、タイムコード蓄積部69と、タイミング指定部70と、タイムコード特定部71とを備える。
音声データ抽出部61は、ストリーミング復号部13から入力された放送データから音声データを抽出する。また、音声データ抽出部61は、抽出した音声データを、有音検出部62と、無音検出部63とに入力する。
有音検出部62は、音声データ抽出部61から入力された音声データに、音声が含まれている(有音)ことを検出する。また、有音検出部62は、無音から有音になった時点のタイムコードを生成するように、タイムコード生成部68を制御する。タイムコード生成部68は、無音から有音になった時点のタイムコードを生成し、自身の記憶部に記憶する。無音検出部63は、音声データ抽出部61から入力された音声データに、音声が含まれていない(無音)ことを検出する。
時間カウンタ64は、有音検出部62と無音検出部63との検出に基づいて、音声データに含まれている音声が有音から無音になったタイミングでカウントを開始し、無音から有音になったタイミングでカウントを終了する。また、時間カウンタ64は、カウントした値を時間カウンタ値保持メモリ65に入力する。時間カウンタ値保持メモリ65は、入力されたカウント値を記憶する。また、時間カウンタ値保持メモリ65は、記憶するカウント値を時間判定部67に入力する。
閾値設定部66は、予め閾値を設定している。時間判定部67は、入力されたカウント値が、閾値設定部66が設定した閾値より大きいか否かを判定する。時間判定部67は、入力されたカウント値が、閾値設定部66が設定した閾値より大きいと判定した場合、このカウント値の無音から有音となった時点のタイムコードをタイムコード蓄積部69に入力するようにタイムコード生成部68を制御する。タイムコード生成部68は、時間半底部67の制御により、タイムコードをタイムコード蓄積部69に入力する。タイムコード蓄積部70は、入力されたタイムコードを蓄積する。
上述した処理により、タイムコード蓄積部70は、区切りのタイミングとなる放送データのタイムコードを蓄積することができる。
タイミング指定部70とタイムコード特定部71との動作は、図3に示したタイミング指定部37とタイムコード特定部38との動作と同様である。
これにより、音声データを用いた区切り検出部17−4は、音声データに基づいて、区切りとなるタイミングのタイムコードを特定することができる。さらに、音声データを用いた区切り検出部17−4は、視聴者がマルチメディア情報の視聴を開始した直前のタイムコードを特定することができる。
なお、閾値設定部66が予め設定している閾値を大きくすると区切りとなるタイムコードは少なくなる。すなわち、テレビ放送の内容を大まかに分けることになる。また、閾値設定部66が予め設定している閾値を小さくすると区切りとなるタイムコードは多くなる。すなわち、テレビ放送の内容を細かく分けることになる。これにより、閾値設定部66が予め設定している閾値を変更することで、視聴者の要望や番組内容に応じた区切り検出を行うことができる。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と異なる点として、本実施形態のテレビ受信装置は複数種類の区切り検出部と、統合部とを備えている。
図7は本実施形態のテレビ受信装置1の構成を示した構成図である。図示する例では、テレビ受信装置1は、受信部11と、マルチメディア情報復号部12と、ストリーミング復号部13と、提示部14と、テレビ放送データ記憶部15と、選択部16と、複数種類の区切り検出部17と、タイムコード記憶部18と、スイッチ19−1,19−2と、統合部170とを備える。
受信部11と、マルチメディア情報復号部12と、ストリーミング復号部13と、提示部14と、テレビ放送データ記憶部15と、選択部16と、タイムコード記憶部18と、スイッチ19−1,19−2とは第1の実施形態の各部と同様である。
複数種類の区切り検出部17は、それぞれ異なる方法で区切りを検出する。そのため、各区切り検出部は複数種類のタイムコードを検出する。また、複数種類の区切り検出部17は、検出したタイムコードを統合部170に入力する。本実施形態ではテレビ受信装置1は複数種類の区切り検出部17を備えているため、複数種類のタイムコードが検出される。よって、検出された複数種類のタイムコードの中から、一定数のタイムコードを特定する必要がある。
統合部170は、複数の区切り検出部17が検出した複数種類のタイムコードの入力を受け付ける。そして、統合部170は、入力を受け付けた複数種類のタイムコードの中から一定数のタイムコードを特定する。また、統合部170は、統合したタイムコードを自身が備える記憶部(区切り記憶部)に記憶する。
統合部170がタイムコードを特定する方法としては、例えば、入力されたタイムコードのうち、同一のタイムコードが存在するタイムコードを特定する。
これにより、複数種類の方法により特定したタイムコードのうち、一定数のタイムコードを特定することができる。また、複数種類のタイムコードに基づいて、一定数のタイムコードを特定しているため、より高精度な区切りを特定することができる。
また、統合部170は、マルチメディア情報を再生することを示す信号が入力されると、自身の記憶部に記憶したタイムコードのうち、最新のタイムコードを1個または複数個特定する。続いて、統合部170は、特定したタイムコードをタイムコード記憶部18に入力する。本実施形態においても、統合部170が特定するタイムコードの数は任意に設定してよい。
区切り検出部17と統合部170以外の各部の動作は、第1の実施形態の各部と同様の動作である。これにより、本実施形態においても、視聴者は、早送りや巻き戻しなどの操作を行うことなく、容易に、マルチメディア情報の視聴を行っている間に進行したテレビ放送を視聴することができる。また、区切りとなるタイミングからテレビ放送の再生が開始されるため、視聴者はテレビ放送の内容をより把握することができる。また、本実施形態では、複数種類のタイムコードに基づいて、一定数のタイムコードを特定しているため、より高精度な区切りを特定することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1・・・テレビ受信装置、11・・・受信部、12・・・マルチメディア情報復号部、13・・・ストリーミング復号部、14・・・提示部、15・・・テレビ放送データ記憶部、16・・・選択部、17,17−1〜17−4・・・区切り検出部、18・・・タイムコード記憶部、19−1,19−2・・・スイッチ、31・・・映像フレーム抽出部、32・・・DCT成分抽出部、33・・・画像フロックのDCT成分の差分算出部、34,43,54,66・・・閾値設定部、35,44,55・・・差分判定部、36,45,56,69・・・タイムコード蓄積部、37,46,57,70・・・タイミング指定部、38,47,58,71・・・タイムコード特定部、41・・・マクロブロックの動きベクトルデータ抽出部、42・・・マクロブロックの動きベクトル量算出部、51・・・字幕データ抽出部、52・・・字幕タイムコード抽出部、53・・・開始タイムコードと終了タイムコードの差分算出部、61・・・音声データ抽出部、62・・・有音検出部、63・・・無音検出部、64・・・時間カウンタ、65・・・時間カウンタ値保持メモリ、67・・・時間判定部、68・・・タイムコード生成部、70・・・統合部

Claims (6)

  1. 第1の放送データと第2の放送データとを受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記第1の放送データを記憶する放送データ記憶部と、
    前記第1の放送データの区切りを検出する区切り検出部と、
    前記区切り検出部が検出した前記区切りを示す情報を記憶する区切り記憶部と、
    前記受信部が受信した前記第1の放送データと、前記放送データ記憶部が記憶した前記第1の放送データと、前記第2の放送データとのいずれかに基づいて再生を行う再生部と、
    前記再生部が前記第2の放送データに基づいて再生を行う前に、前記区切り記憶部が記憶した前記区切りを示す情報を再生開始点として記憶する再生開始点記憶部と、
    を備え、
    前記再生部は、前記放送データ記憶部が記憶する前記第1の放送データに基づいて再生を行う場合、前記再生開始点記憶部が記憶する前記再生開始点から前記再生を行う
    ことを特徴とする放送受信装置。
  2. 複数種類の前記区切り検出部と、
    複数種類の前記区切り検出部が検出した複数種類の前記区切りから、特定の区切りを選択する統合部と、
    を備え、
    前記区切り記憶部は、前記統合部が選択した前記区切りを示す情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記再生開始点記憶部は複数の前記再生開始点を記憶し、
    前記再生開始点記憶部が記憶する複数の前記開始点のうち、1つの前記再生開始点を選択する選択部を備え、
    前記再生部は、前記放送データ記憶部が記憶する前記第1の放送データに基づいて再生を行う場合、前記選択部が選択した前記再生開始点から前記再生を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  4. 前記区切り検出部は、前記第1の放送データの映像変化に基づいて前記第1の放送データの区切りを検出する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  5. 前記第1の放送データは字幕データを含み、
    前記区切り検出部は、前記字幕データの表示タイミングに基づいて前記第1の放送データの区切りを検出する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4いずれか1項に記載の放送受信装置。
  6. 前記区切り検出部は、前記第1の放送データの音声変化に基づいて前記第1の放送データの区切りを検出する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の放送受信装置。
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