JP2010219615A - アンテナ構造及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ストレスを加えずにアンテナの引き出しや収容の操作を行い、且つ、引き出し状態や収容状態の保持を確実に行う。
【解決手段】 アンテナ構造は、筐体(10、11)内から軸方向(B)に抜き差しして用いられる所定長のアンテナ(13)と、前記アンテナ(13)に対して軸周り方向(A)の回動操作力を与えるための操作ノブ(18)と、前記アンテナ(13)の回動位置が第一の位置(UNLOCK)にあるときに前記アンテナ(13)に対して抜き方向の磁気反発力を与える第一の磁力付与手段(22、24)と、前記アンテナ(13)の回動位置が前記第一の位置と異なる第二の位置(LOCK)にあるときに前記アンテナ(13)に対して差し込み方向の磁気吸引力を与える第二の磁力付与手段(23、24)とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アンテナ構造及び電子機器に関し、詳しくは、引き出し式のアンテナを必要とするアンテナ構造及び電子機器に関する。
地上デジタル放送(略して“地デジ放送”)は、既存のアナログ方式のテレビ放送に代わり、400MHz帯のUHF電波を用いてデジタル方式でテレビ放送を配信する新しいシステムであり、電波障害やゴーストに強いなどの特徴を持っている。この地デジ放送では、携帯機器向けの「ワンセグ放送」も同時に行われており、地デジ専用の携帯型受信端末はもちろんのこと、たとえば、携帯電話機等の既存の携帯電子機器においても、そのワンセグ受信機能が搭載される傾向にある。
上記のとおり、地デジ放送はUHF帯の電波を用いており、その受信に際しては地デジ放送専用の所定長のアンテナが用いられる。一般的にアンテナの長さは受信波長(λ)に依存するが、とりわけ携帯型の電子機器では長すぎるアンテナは邪魔になることから、λ/4程度の短いアンテナとされることが多く、また、持ち運びの容易性と良好な受信性能を得るために「引き出し式」(通常は筐体内に収容し、使用するときに引き出す方式)とされることが多い。
かかる「引き出し式」のアンテナとしては、たとえば、下記の特許文献1に記載のものが知られている。以下、このアンテナを従来技術ということにする。
図10は、従来技術の構造図である。この図において、筐体1の内部にはモノポールアンテナ2が収容されている。モノポールアンテナ2の基部3にはマグネット4が取り付けられており、且つ、このマグネット4に対向して、磁気感応センサ5が筐体1の内壁に取り付けられている。
このような構成において、モノポールアンテナ2は、筐体1の天井に開けられた穴1aから引き出せるようになっており、このモノポールアンテナ2を引き出すと、モノポールアンテナ2の基部3に取り付けられているマグネット4が磁気感応センサ5から遠ざかるようになっている。
したがって、この構造によれば、磁気感応センサ5の出力信号から、モノポールアンテナ2の引き出しを検出することができる。
特開2000−124718号公報
上記の従来技術にあっては、モノポールアンテナ2の引き出しを検出することができるという利点があるものの、モノポールアンテナ2の保持については何ら考慮されていないため、筐体1の姿勢を変えたときに、収容状態にあるモノポールアンテナ2が不本意に飛び出したり、または、引き出し状態にあるモノポールアンテナ2が不本意に引き込まれてしまったりするという不都合があり、モノポールアンテナ2の保持安定性が悪いという問題点がある。
この問題点の解決策として、筐体1の内部に、マグネット4に吸引する金属部材を設けておくことが考えられる。具体的には、収容状態にあるときの基部3の近くと、引き出し状態にあるときの基部3の近くの2箇所に金属部材を設けておくことが考えられる。
このようにすれば、収容状態と引き出し状態の双方において、モノポールアンテナ2の基部3のマグネット4が、それぞれの位置の金属部材に吸着するので、収容状態と引き出し状態の双方を安定して保持することができる。
しかしながら、このようにした場合は、マグネット4と金属部材との吸着力を上回る強い力で、モノポールアンテナ2の引き出しと収容の操作を行う必要があることから、モノポールアンテナ2に機械的なストレスが加わり、最悪の場合、モノポールアンテナ2が曲がってしまうなどの新たな不都合を招くおそれがある。
そこで、本発明は、ストレスを加えずにアンテナの引き出しや収容の操作を行うことができ、且つ、引き出し状態や収容状態の保持を確実に行うことができるアンテナ構造及び電子機器を提供することにある。
請求項1記載の発明は、筐体内から軸方向に抜き差しして用いられる所定長のアンテナと、前記アンテナに対して軸周り方向の回動操作力を与えるための操作ノブと、前記アンテナの回動位置が第一の位置にあるときに前記アンテナに対して抜き方向の磁気反発力を与える第一の磁力付与手段と、前記アンテナの回動位置が前記第一の位置と異なる第二の位置にあるときに前記アンテナに対して差し込み方向の磁気吸引力を与える第二の磁力付与手段と、を備えたことを特徴とするアンテナ構造である。
請求項2記載の発明は、筐体内から一端を支点に出し入れして用いられる所定長のアンテナと、前記アンテナに対して軸周り方向の回動操作力を与えるための操作ノブと、前記アンテナの回動位置が第一の位置にあるときに前記アンテナに対して出し方向の磁気反発力を与える第一の磁力付与手段と、前記アンテナの回動位置が前記第一の位置と異なる第二の位置にあるときに前記アンテナに対して入れ方向の磁気吸引力を与える第二の磁力付与手段と、を備えたことを特徴とするアンテナ構造である。
請求項3記載の発明は、前記第一の磁力付与手段及び第二の磁力付与手段は、いずれも永久磁石を用いて構成されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ構造である。
請求項4記載の発明は、筐体から引き出して使用されるアンテナを有するアンテナ構造において、前記アンテナの先端に磁石を設け、且つ、前記筐体に前記アンテナを収容する際に当該アンテナの先端と対向する前記筐体の任意位置に磁性体を設けたことを特徴とするアンテナ構造である。
請求項5記載の発明は、前記筐体が開閉可能な二つの筐体からなり、そのうちの一方の筐体が表示部を有する表示筐体であって、該表示筐体の表示部が表に出された状態を検出する検出手段を備え、該検出手段は、前記アンテナの先端に設けられた磁石に加え、前記二つの筐体の各々に設けられた磁気センサと、各々の磁気センサからの出力信号に基づいて前記状態を検出するとその検出に応答して前記表示部の表示機能をオンにするための信号を出力する論理回路と、を有することを特徴とする請求項4記載のアンテナ構造である。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の構造を有するアンテナを備えたことを特徴とする電子機器である。
本発明によれば、ストレスを加えずにアンテナの引き出しや収容の操作を行うことができ、且つ、引き出し状態や収容状態の保持を確実に行うことができる。
第一の実施形態の構造図である。 第一の実施形態の作用説明図である。 第二の実施形態の構造図である。 第二の実施形態の変形構成図である。 第三の実施形態の構造図である。 第三の実施形態の変形構造図である。 アンテナの改良例を示す図である。 さらなる改良例を示す図である。 第三の実施形態の改良例を示す図である。 従来技術の構造図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第一の実施形態>
図1は、第一の実施形態の構造図である。この図において、図面上方に描かれた破断状板部材(以下、上部板部材という)10と図面下方に描かれた破断状板部材(以下、下部板部材という)11は、たとえば、ワンセグ放送受信機能付き携帯電話機の筐体の一部である。
上部板部材10には開口12が形成されており、この開口12に、ワンセグ放送受信用の所定長のアンテナ13が抜き差し可能に、且つ、その抜き差しの際に若干の抵抗をもつように通されている。ここで“若干の抵抗”とは、引き出された状態(または引き込まれた状態)のアンテナ13が振動等によって不本意に引き込まれない(または飛び出さない)程度の“きつさ”を持つことをいう。
アンテナ13は、その上部が上部板部材10の開口12に挿通されていることに加え、その中間部付近についても、ワンセグ放送受信機能付き携帯電話機の筐体の一部(たとえば、側壁14)から延びるステー15に形成された開口16に挿通されている。したがって、アンテナ13は、これら二つの開口12、16により、その軸周り方向への回動(矢印A参照)と軸方向への移動(矢印B参照)が共に許容されている。
アンテナ13の先端には円筒状のキャップ17が一体的に取り付けられており、このキャップ17の側面に操作ノブ18が突出形成されている。
アンテナ13の根本には非磁性体(たとえば、プラスチック等)からなるプレート19が取り付けられており、このプレート19にはほぼ90度の角度で放射方向に延びる二つの突出部20、21が形成されている。
二つの突出部20、21の下面には、それぞれ永久磁石22、23が取り付けられている。以下、図面に向かって左側の突出部20を第一突出部20といい、右側の突出部21を第二突出部21ということにし、同様に、第一突出部20の下面に取り付けられた永久磁石22を第一永久磁石22といい、第二突出部21の下面に取り付けられた永久磁石23を第二永久磁石23ということにする。
一方、下部板部材11には、第三永久磁石24と、第一ストッパ25と、第二ストッパ26とが取り付けられている。
第一ストッパ25と第二ストッパ26は、アンテナ13の回動(矢印A参照)を規制するためのものであり、具体的には、第一ストッパ25は第一突出部20を図示位置に規制し、また、第二ストッパ26は第二突出部21が図示位置から90度反時計回り方向に回動した位置に規制する。したがって、アンテナ13は、これら二つの規制部材(第一及び第二ストッパ25、26)により、ほぼ90度の回動が許容されている。
第三永久磁石24は、第一突出部20が第一ストッパ25によって図示位置に規制されているとき、他方の第二突出部21の下面に取り付けられた第二永久磁石23と対向する位置に設けられている。この対向状態において、第二永久磁石23と第三永久磁石24は、所定の距離を隔てて、互いに吸引し合う関係の磁極配置(異極配置)になっている。
一方、アンテナ13の先端のキャップ17に形成された操作ノブ18を指先で動かすことにより、アンテナ13を図示位置から反時計回り方向にほぼ90度回動させることができる。この回動後の状態においては、第二突出部21が第二ストッパ26に当接し、且つ、第一突出部20の下面に取り付けられた第一永久磁石22と第三永久磁石24が所定の距離を隔てて対向するが、これらの第一永久磁石22と第三永久磁石24は互いに反発し合う関係の磁極配置(同極配置)になっている。
たとえば、異極配置は、図中の吹き出し27、28に示すように、第三永久磁石24の上側をS極、第二永久磁石23の下側をN極とすることにより達成され、また、同極配置は、図中の吹き出し29に示すように、第一永久磁石22の下側をS極とすることにより達成される。
次に、第一の実施形態の作用について説明する。
図2は、第一の実施形態の作用説明図である。この図において、(a)に示すように、アンテナ13の先端に位置するキャップ17の操作ノブ18が図示位置にあるときを「LOCK」と称し、その操作ノブ18を反時計回り方向にほぼ90度回動させた位置を「UNLOCK」と称することにする。
操作ノブ18が「LOCK」にあるとき、(b)に示すように、第二突出部21に取り付けられた第二永久磁石23と、下部板部材11に取り付けられた第三永久磁石24とが所定の距離を隔てて対向しており、前記のとおり、これらの第二永久磁石23と第三永久磁石24は「異極配置」であるので、この第二突出部21と一体のアンテナ13は、それら二つの永久磁石(第二永久磁石23と第三永久磁石24)の間に働く吸引力により、下部板部材11にしっかりと保持される。したがって、仮に強い振動が与えられたとしても、不本意にアンテナ13が回動したり、あるいは、引き出されたりすることがない。なお、第二永久磁石23と第三永久磁石24は、所定の距離以下に接近することがないようになっている。これは、離隔距離がゼロになって完全に吸着してしまうと、LOCKからUNLOCKに移行する際に大きな力が必要となり、従来技術と同様の問題点を招くおそれがあるからである。
アンテナ13を意図的に引き出す際は、操作ノブ18をほぼ90度反時計回り方向に回動させて、「UNLOCK」の位置にすればよい。
「UNLOCK」の位置にすると、第一突出部20に取り付けられた第一永久磁石22と、下部板部材11に取り付けられた第三永久磁石24とが対向することとなり、前記のとおり、これらの第一永久磁石22と第三永久磁石24は「同極配置」であるので、この第一突出部20と一体のアンテナ13は、それら二つの永久磁石(第一永久磁石22と第三永久磁石24)の間に働く反発力により、下部板部材11から離反することになる。したがって、この離反によって上部板部材10から若干飛び出したキャップ17を指先でつまみ、アンテナ13を引き出すことにより、地デジ放送の受信態勢を整えることができる。
なお、引き出された状態のアンテナ13の保持については、前記のとおり、上部板部材10の開口12とアンテナ13の間に“若干の抵抗”を持たせてあるので心配はない。この“若干の抵抗”を上回る力を加えない限り、不本意にアンテナ13が引き込まれないからである。
以上のとおり、この第一の実施形態によれば、磁石の吸引力を利用して収容状態のアンテナ13の確実な保持を図ることができることに加え、当該磁石の反発力を利用してアンテナ13の引き出しを補助するようにしたから、引き出しに特段の力を要することが無くなり、したがって、アンテナ13に余計なストレスを与えずに曲がり等の機械的トラブルを招かないという格別の効果が得られる。
なお、この第一の実施形態では、直動式(軸方向に抜き差しを行う方式)のアンテナへの適用を例にしたが、これに限らない。次の第二の実施形態に示すように、一端を支点にして出し入れされる可倒式アンテナに適用してもよい。
<第二の実施形態>
図3は、第二の実施形態の構造図である。この図において、(a)は可倒式アンテナ(以下、単にアンテナという)を示す図であり、アンテナ30は、一端側が筐体31に回動可能に支持されており、通常は筐体31に形成された窪み32に格納されているが、使用する際には、アンテナ30の先端部分を指先等で引き起こし、破線で示すように、直立または任意の角度にして使用されるものである。
このような(可倒式の)アンテナ30においても、引き出しの際のストレスが問題になることがある。引き出しの容易さの点では、アンテナ30の支点を回りやすくしておくことが望ましいが、そうすると今度は、振動等により不本意にアンテナ30が引き出されてしまい、たとえば、ポケットの中などで勝手にアンテナ30が引き出された場合に、アンテナ30が折れてしまうおそれがある。このため、一般的には、アンテナ30の折損等を回避するために、言い換えれば、引き出しの容易さを犠牲にしてでも、アンテナ30の支点を回り難くしておくことが行われているが、アンテナ30の支点を回り難くすることは、引き出しの際に「強い力」を必要とすることを意味するから、結局、アンテナ30にストレスが加わって機械的トラブルを招く可能性がある。
そこで、この第二の実施形態においては、以下のようにした。
(b)は、第二の実施形態に係る可倒式アンテナの構造図である。この図において、アンテナ33は同軸の本体部34と根本部35とからなり、これらの本体部34と根本部35は互いに回動可能に連結されている。根本部35は、軸に直交する方向に形成された開口36を有しており、この開口36が筐体との回動支点になっている。
アンテナ33の先端にはキャップ37が一体に取り付けられており、このキャップ37の側面から突出する操作ノブ38が形成されている。
また、キャップ37の周回りにほぼ90度離隔して形成された二箇所の窪み39、40には、それぞれ第一永久磁石41と第二永久磁石42が嵌め込まれており、さらに、(c)に示すように、このアンテナ33を収容するための収容部43を有する筐体44の側には第三永久磁石45が設けられている。
これら三つの永久磁石(第一〜第三永久磁石41、42、45)の磁極関係は、以下のとおりである。
(1)第一永久磁石41と第三永久磁石45は「異極配置」
(2)第二永久磁石42と第三永久磁石45は「同極配置」
具体的には、第一永久磁石41のN極と第三永久磁石45のS極が対向する関係(異極配置)で、且つ、第二永久磁石41のS極と第三永久磁石45のS極が対向する関係(同極配置)になっている。異極配置では磁石の吸引力が働き、同極配置では磁石の反発力が働く。
このような構成において、図3(c)に示すように、キャップ37の操作ノブ38を「LOCK」の位置にすると、第一永久磁石41と第三永久磁石45が所定の距離を隔てて対向し、これら二つの磁石(第一永久磁石41と第三永久磁石45)は「異極配置」であるので、磁力の引き合いにより、アンテナ33が筐体44の収容部43に確実に保持される。したがって、振動等が加えられてもアンテナ33が不本意に引き出されることはない。
一方、キャップ37の操作ノブ38を「UNLOCK」の位置にすると、第二永久磁石42と第三永久磁石45が対向し、これら二つの磁石(第二永久磁石42と第三永久磁石45)は「同極配置」であるので、磁力の反発により、アンテナ33が筐体44の収容部43から飛び出す。したがって、後は指先等でアンテナ33を引き出せばよく、アンテナ33を引き出す際に大きな力を必要としないので、ストレスを与えることがなく、機械的トラブルの発生を回避することができる。
なお、この第二の実施形態では、キャップ37に二つの磁石(第一永久磁石41と第二永久磁石42)を組み込んでいるが、これに限定されない。
図4は、第二の実施形態の変形構成図である。この図に示すように、キャップ37に一つの永久磁石46を組み込んでもよい。この永久磁石46はキャブ37の周方向にS極とN極が並んでおり、操作ノブ38が「LOCK」にある時に、永久磁石46のN極と第三永久磁石45のS極とを対向させ(異極配置)、且つ、操作ノブ38が「UNLOCK」にある時に、永久磁石46のS極と第三永久磁石45のS極とを対向させる(同極配置)ようにすればよい。
このようにしても、磁力を利用してアンテナ33の収容を保持できると共に、アンテナ33の引き出しを補助して余計な力を必要としないようにすることができる。
<第三の実施形態>
図5は、第三の実施形態の構造図である。この第三の実施形態では、いちいちボタン操作を行わずに、地デジ放送の受信態勢が整ったことを検出して、自動的に地デジ放送をオンにする技術を開示する。
(a)に示すように、携帯電話機50は地デジ放送受信端末としても機能するものであり、地デジ放送受信の際に放送内容を表示するためのディスプレイ51を有する表示筐体52と、各種の操作ボタン類を配置した操作筐体53とからなる、いわゆる折り畳みタイプのものである。
(b)に示すように、表示筐体52は、開いた状態で折り畳むことが可能になっており、この状態でディスプレイ51が表に出るようになっている。以下、ディスプレイ51が表に出て折り畳まれた状態のことを「ビュースタイル」ということにする。この「ビュースタイル」は地デジ放送受信時の典型的スタイルであり、且つ、地デジ放送受信の際には、表示筐体52の側面に格納されているアンテナ54を引き出して直立させることも行われる。
この第三の実施形態では、次の特徴的事項を含む。まず、第一に、アンテナ54の先端に磁石55を組み込んでいる。第二に、表示筐体52と操作筐体53の内部それぞれに磁気センサ56、57を設けている。第三に、(c)に示すような電子回路を筐体(表示筐体52または操作筐体53)に組み込んでいる。この電子回路は、表示筐体52と操作筐体53のそれぞれに設けられた磁気センサ56、57の出力が共に「磁気非検出」を示していることを判定する論理回路58を含み、その論理回路58の出力がアクティブのとき、つまり、表示筐体52と操作筐体53のそれぞれに設けられた磁気センサ56、57の出力が共に「磁気非検出」を示しているときに、地デジ放送受信をオンにするための信号を出力するというものである。
このような構成によれば、携帯電話機50をビュースタイルにし、且つ、アンテナ54を引き出すと、このアンテナ54の先端に設けられた磁石55と、二つの磁気センサ56、57との距離が離れるので、論理回路58から、地デジ放送受信をオンにするための信号を出力することができ、いちいちボタン操作を行わずに、地デジ放送の受信態勢が整ったことを検出して、自動的に地デジ放送をオンにすることができるから、操作性の改善を図ることができる。
なお、この第三の実施形態は、異なるビュースタイルを採用する他の携帯電話機にも適用できる。
図6は、第三の実施形態の変形構造図である。この変形例においても、いちいちボタン操作を行わずに、地デジ放送の受信態勢が整ったことを検出して、自動的に地デジ放送をオンにする技術を開示する。
(a)に示すように、携帯電話機60は地デジ放送受信端末としても機能するものであり、地デジ放送受信の際に放送内容を表示するためのディスプレイ61を有する表示筐体62と、各種の操作ボタン類を配置した操作筐体63とからなり、前記と同様にいわゆる折り畳みタイプのものであるが、その折り畳みヒンジ機構が筐体の長手方向側辺に設けられている点で相違する。
つまり、(b)に示すように、表示筐体62は、長手方向側辺を支点にして横方向に開くことができるようになっており、開いた状態でディスプレイ61を表に出し、「ビュースタイル」として地デジ放送を鑑賞できるようになっている。
この変形例においても、次の特徴的事項を含む。まず、第一に、アンテナ64の先端に磁石65を組み込んでいる。第二に、表示筐体62と操作筐体63の内部それぞれに磁気センサ66、67を設けている。第三に、前記の図5(c)に示した電子回路(論理回路58を含むもの)を筐体(表示筐体62または操作筐体63)に組み込んでいる。
このような構成においても、携帯電話機60をビュースタイルにし、且つ、アンテナ64を引き出すと、このアンテナ64の先端に設けられた磁石65と、二つの磁気センサ66、67との距離が離れるので、論理回路68から、地デジ放送受信をオンにするための信号を出力することができ、いちいちボタン操作を行わずに、地デジ放送の受信態勢が整ったことを検出して、自動的に地デジ放送をオンにすることができるから、操作性の改善を図ることができる。
なお、前記の第三の実施形態(図5)及びその変形例(図6)において、筐体の折り畳み状態でアンテナ54(64)を誤って引き出してしまった場合も、このアンテナ54(64)の先端に設けられた磁石55(65)と、二つの磁気センサ56、57(66、67)との距離が離れるので、論理回路68から、地デジ放送受信をオンにするための信号が出力されてしまう。
これを回避するためには、たとえば、筐体の折り畳み状態ではアンテナ54(64)を引き出せない(または引き出しにくくなる)ようにしておけばよい。
図7は、アンテナの改良例を示す図である。この図において、筐体に収容された状態のアンテナ54(64)は、筐体側面と“面一”になっており、指先等で容易に引き出せないようになっている。加えて、アンテナ54(64)の下面側(折り畳み状態で隠れる側の面)に小さな突起(64a)が設けられており、この突起(64a)を手掛かりにしてアンテナ54(64)を引き出せるようになっている。
このようにしておけば、筐体の折り畳み状態では、アンテナ54(64)を引き出すための「手掛かり」が無いので、誤ってアンテナ54(64)が引き出されてしまうことがなく、地デジ放送受信が不本意にオンされない。また、意図的にアンテナ54(64)を引き出す際には、筐体を開いて、アンテナ54(64)の下面を露出させ、その下面の突起(64a)に指先をかければよいので、意図的な引き出しにも支障を与えない。
または、上記の不都合をより確実に回避するためには、以下のようにしてもよい。
図8は、さらなる改良例を示す図である。この図において、磁気センサ56(66)と論理回路58は、図5(c)と同じものである。すなわち、磁気センサ56(66)は表示筐体52(62)に設けられ、アンテナ54(64)が引き出されたことを検出するものであり、論理回路58は、この磁気センサ56(66)の出力と、この変形例で新たに設けられたマイクロスイッチ等の機械式スイッチ70の出力とに基づき、ビュースタイルで且つアンテナ引き出しを判定して、地デジ放送受信をオンにするための信号を出力するというものである。
先の例との相違は、操作筐体53(63)に磁気センサ57(67)を設けず、その代わりに機械式スイッチ70を設けて、この機械式スイッチ70によりビュースタイルを検出(実際には表示筐体の開きを検出)することにある。
このようにすれば、仮に折り畳み状態で誤ってアンテナ54(64)が引き出されたとしても、筐体は折り畳まれたまま(表示筐体が閉じられたまま)であるから、機械式スイッチ70はビュースタイルを検知しない。したがって、論理回路58から、地デジ放送受信をオンにするための信号が出力されず、不本意な地デジ放送受信開始を確実に防止できる。
さらに、前記の第三の実施形態(図5)及びその変形例(図6)は、次のように改良してもよい。
図9は、第三の実施形態の改良例を示す図である。この改良例では、引き出し可能に表示筐体52(62)に取り付けられたアンテナ54(64)の先端に磁石55(65)が設けられている点で前記の第三の実施形態(図5)及びその変形例(図6)と共通するが、表示筐体52(62)の磁石55(65)と対向する位置に磁性体71が設けられている点で相違する。磁性体71は、磁石55(65)に引き付けられるものであり、典型的には鉄等の金属である。
このようにすると、アンテナ54(64)を表示筐体52(62)に収容した際に、アンテナ54(64)の先端の磁石55(65)と、表示筐体52(62)の磁性体71とが強く吸着する。
したがって、前記の第三の実施形態(図5)及びその変形例(図6)の効果、すなわち、ビュースタイルの検知と、アンテナ54(64)の引き出し検知とに応答して、地デジ放送受信をオンにするための信号を自動的に出力することができ、いちいちキー操作を行う必要がないという効果に加え、この改良例では、アンテナ54(64)の収容状態を確実に保持することができるという効果が得られる。
さらに、一つの磁石55(65)で、ビュースタイルの検知とアンテナ54(64)の固定とを行うことができ、部品点数を削減できるという効果も得られる。
なお、以上の説明では、ワンセグ放送受信機能付き携帯電話機への適用例としたが、これに限定されない。引き出し式のアンテナを必要とする、無線電波受信機能を有する電子機器(とりわけ携帯型のもの)であればよく、たとえば、通常のテレビ放送(フルセグ放送やアナログ放送)受信装置、または、ラジオ放送受信装置、あるいは、その他の無線受信装置であっても構わない。さらに、携帯電話機も、それらの電子機器の一例を示しているに過ぎない。
A 軸周り方向
B 軸方向
LOCK 第二の位置
UNLOCK 第一の位置
10 上部板部材(筐体)
11 下部板部材(筐体)
13 アンテナ
18 操作ノブ
22 第一永久磁石(第一の磁力付与手段、永久磁石)
23 第二永久磁石(第二の磁力付与手段、永久磁石)
24 第三永久磁石(第一の磁力付与手段、第二の磁力付与手段、永久磁石)
33 アンテナ
38 操作ノブ
41 第一永久磁石(第二の磁力付与手段、永久磁石)
42 第二永久磁石(第一の磁力付与手段、永久磁石)
44 筐体
45 第三永久磁石(第一の磁力付与手段、第二の磁力付与手段、永久磁石)
50 携帯電話機(電子機器)
60 携帯電話機(電子機器)

Claims (6)

  1. 筐体内から軸方向に抜き差しして用いられる所定長のアンテナと、
    前記アンテナに対して軸周り方向の回動操作力を与えるための操作ノブと、
    前記アンテナの回動位置が第一の位置にあるときに前記アンテナに対して抜き方向の磁気反発力を与える第一の磁力付与手段と、
    前記アンテナの回動位置が前記第一の位置と異なる第二の位置にあるときに前記アンテナに対して差し込み方向の磁気吸引力を与える第二の磁力付与手段と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ構造。
  2. 筐体内から一端を支点に出し入れして用いられる所定長のアンテナと、
    前記アンテナに対して軸周り方向の回動操作力を与えるための操作ノブと、
    前記アンテナの回動位置が第一の位置にあるときに前記アンテナに対して出し方向の磁気反発力を与える第一の磁力付与手段と、
    前記アンテナの回動位置が前記第一の位置と異なる第二の位置にあるときに前記アンテナに対して入れ方向の磁気吸引力を与える第二の磁力付与手段と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ構造。
  3. 前記第一の磁力付与手段及び第二の磁力付与手段は、いずれも永久磁石を用いて構成されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ構造。
  4. 筐体から引き出して使用されるアンテナを有するアンテナ構造において、
    前記アンテナの先端に磁石を設け、且つ、前記筐体に前記アンテナを収容する際に当該アンテナの先端と対向する前記筐体の任意位置に磁性体を設けたことを特徴とするアンテナ構造。
  5. 前記筐体が開閉可能な二つの筐体からなり、そのうちの一方の筐体が表示部を有する表示筐体であって、該表示筐体の表示部が表に出された状態を検出する検出手段を備え、該検出手段は、前記アンテナの先端に設けられた磁石に加え、前記二つの筐体の各々に設けられた磁気センサと、各々の磁気センサからの出力信号に基づいて前記状態を検出するとその検出に応答して前記表示部の表示機能をオンにするための信号を出力する論理回路と、を有することを特徴とする請求項4記載のアンテナ構造。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の構造を有するアンテナを備えたことを特徴とする電子機器。
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