JP2010219592A - コンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信システム - Google Patents

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正樹 大槻
静二 ▲高▼野
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Abstract

【課題】 複数のクライアントが同じ再生モードを実質的に同時に実行することができるコンテンツ配信システムを提供する。
【解決手段】 複数のクライアント4,6,8に対してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバ2を備えるコンテンツ配信システムであって、少なくとも1つのクライアントは、前記少なくとも1つのクライアントと前記コンテンツ配信サーバ2との間の回線性能及び前記少なくとも1つのクライアントの再生性能の少なくとも一方を前記コンテンツ配信サーバ2に送信する送信手段を有し、前記コンテンツ配信サーバ2は、前記回線性能と前記再生性能との少なくとも一方に基づいて、前記複数のクライアント4,6,8の前記再生モードを制御する再生モード制御手段を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画及び音声の少なくとも一方を含むコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信システムに関するものである。
マルチメディアコンテンツ等のデータ情報をサーバから複数のクライアントに送信するデータ通信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2005−518120号公報
サーバから複数のクライアントに対して同一のコンテンツを同時にストリーミング配信する場合、早送り再生や巻戻し再生等のトリック再生を同時に行うことができなかった。
本発明の目的は、複数のクライアントが同じ再生モードを実質的に同時に実行することができるコンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信システムを提供することである。
本発明のコンテンツ配信サーバは、クライアントに対してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバにおいて、コンテンツの再生モードの変更指示を送信する再生モード制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明のコンテンツ配信システムは、複数のクライアントに対してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバを備えるコンテンツ配信システムであって、少なくとも1つのクライアントは、前記少なくとも1つのクライアントと前記コンテンツ配信サーバとの間の回線性能及び前記少なくとも1つのクライアントの再生性能の少なくとも一方を前記コンテンツ配信サーバに送信する送信手段を有し、前記コンテンツ配信サーバは、前記回線性能と前記再生性能との少なくとも一方に基づいて、前記複数のクライアントの前記再生モードを制御する再生モード制御手段を有することを特徴とする。
本発明のコンテンツ配信サーバ及びコンテンツ配信システムによれば、複数のクライアントが同じ再生モードを実質的に同時に実行することができる。
実施の形態に係るコンテンツ配信システムの概略構成を模式的に示した図である。 実施の形態に係るコンテンツ配信システムのシステム構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るコンテンツ配信システムにおいてPC、PDA及びスマートフォンがサーバから配信されるコンテンツを同時に再生する際の処理について説明するためのフローチャートである。 この実施の形態に係るコンテンツ配信システムにおいてPDAやスマートフォンが巻戻し再生を継続させることができなくなった場合に実施する処理について説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係るコンテンツ配信システムについて説明する。図1は、この実施の形態に係るコンテンツ配信システムの概略構成を模式的に示した図である。図1に示すように、コンテンツ配信システムは、動画及び音声の少なくとも一方を含むコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバ(以下、サーバという。)2、及びクライアントとしてノートパソコンやデスクトップパソコン等のパーソナルコンピュータ(以下、PCという。)4、PDA6、スマートフォン8を備えている。なお、クライアントとして、タブレットPC、ウェアラブルディスプレイ、ウェアラブルコンピュータ等の移動通信型の携帯機器を備えることもできる。PC4は、インターネット10及び有線等により構成されるLAN12を介してサーバ2に接続されており、PDA6及びスマートフォン8は、インターネット10、アクセスポイント14,16及び無線LAN18,20を介してサーバ2に接続されている。
図2は、この実施の形態に係るコンテンツ配信システムのシステム構成を示すブロック図である。なお、図2では、図1に示すスマートフォン8のシステム構成の詳細の図示を省略している。図2に示すように、サーバ2は、サーバ2の各部を統括的に制御するCPU22を備えており、CPU22には、記憶部24及び通信部26が接続されている。記憶部24には、サーバ2が動作するためのプログラム、クライアント(PC4、PDA6及びスマートフォン8等)に対して配信するためのコンテンツに基づくコンテンツデータが記憶されている。通信部26は、インターネット10を介してPC4、PDA6及びスマートフォン8等のクライアントとネットワーク接続し、各クライアントと通信を行う。
PC4は、PC4の各部を統括的に制御するCPU28を備えており、CPU28には、LAN通信部30、記憶部32、表示部34、スピーカ36及び操作部38が接続されている。LAN通信部30は、LAN12及びインターネット10を介してサーバ2とネットワーク接続し、サーバ2と通信を行う。記憶部32は、CPU28が動作するためのプログラム、動画及び音声の少なくとも一方を含むコンテンツに基づくコンテンツデータを記憶しており、更にストリーミング再生を行う際にサーバ2から配信されるコンテンツデータを一時的に記憶する(キャッシュする)。表示部34は、コンテンツに含まれる動画等を表示し、スピーカ36は、コンテンツに含まれる音声等を再生する。操作部38は、図示しないキーボードやポインティングデバイス等を含んで構成されている。
PDA6は、PDA6の各部を統括的に制御するCPU40を備えており、CPU40には、無線LAN通信部42、記憶部44、表示部46、スピーカ48及び操作部50が接続されている。無線LAN通信部42は、無線LAN18、アクセスポイント14及びインターネット10を介してサーバ2とネットワーク接続し、サーバ2と通信を行う。記憶部44は、CPU40が動作するためのプログラム等を記憶しており、更にストリーミング再生を行う際にサーバ2から配信されるコンテンツデータを一時的に記憶する(キャッシュする)。表示部46は、コンテンツデータから形成される動画等を表示し、スピーカ48は、コンテンツデータから形成される音声等を再生する。操作部50は、図示しないボタンやタッチパネル等を含んで構成されている。
次に、図3のフローチャートを参照して、この実施の形態に係るコンテンツ配信システムにおいてPC4、PDA6及びスマートフォン8がサーバ2から配信されるコンテンツを同時に再生する際の処理について説明する。
まず、PC4のCPU28は、サーバ2がコンテンツの配信を開始する前(例えば、サーバ2との接続時、またはクライアントの何れか1つがサーバ2に対してコンテンツの配信指示を送信した時)にPC4の再生性能、即ちPC4においてキャッシュ可能なサイズに関する情報をサーバ2に対して送信する(ステップS10)。キャッシュ可能なサイズとは、サーバ2から配信されるコンテンツをストリーミング再生する際に該コンテンツに基づくコンテンツデータを一時的に記憶させるための記憶容量の大きさのことである。同様に、PDA6のCPU40、及びスマートフォン8のCPU(図示せず)も、サーバ2がコンテンツの配信を開始する前(例えば、サーバ2との接続時、またはクライアントの何れか1つがサーバ2に対してコンテンツの配信指示を送信した時)にPDA6及びスマートフォン8においてキャッシュ可能なサイズに関する情報をサーバ2に対して送信する。
サーバ2のCPU22は、ステップS10においてPC4から送信されたPC4のキャッシュ可能なサイズに関する情報、PDA6及びスマートフォン8から送信されたPDA6及びスマートフォン8のキャッシュ可能なサイズに関する情報を受信する(ステップS20)。次に、CPU22は、ステップS20において受信したPC4、PDA6及びスマートフォン8のキャッシュ可能なサイズに関する情報に基づいて、PC4、PDA6及びスマートフォン8において同一のコンテンツを同時に再生しているときに、同時に巻戻し再生可能か否かを判別する(ステップS21)。即ち、クライアント(この実施の形態ではPC4、PDA6及びスマートフォン8)によって再生性能や回線性能が異なるため、各クライアントの実行可能なトリック再生(巻戻し再生や早送り再生等)は異なる。ここで、再生性能とは上述のキャッシュ可能なサイズ、実際にキャッシュされているコンテンツデータのサイズ等のことであり、回線性能とはサーバ2と各クライアントとを繋ぐ回線における転送レートの実行値等のことである。
例えば、PC4においてユーザーによりコンテンツの巻戻し再生指示がなされた場合には、PDA6(及びスマートフォン8)のキャッシュ可能なサイズは一般的に少なく、過去に再生されたコンテンツに基づくコンテンツデータは記憶部44内から削除されているため、PC4で巻戻し再生可能であってもPDA6で同様の巻戻し再生ができない場合がある。この場合には、PC4及びPDA6において同時に同一のコンテンツを巻戻し再生することができない。
したがって、サーバ2のCPU22は、PC4、PDA6及びスマートフォン8のすべてのキャッシュ可能なサイズが所定量より大きい場合には、PC4、PDA6及びスマートフォン8において同時に同一のコンテンツの巻戻し再生が可能であると判別し、PC4、PDA6及びスマートフォン8の少なくとも1つのキャッシュ可能なサイズが所定量以下の場合には、PC4、PDA6及びスマートフォン8において同時に同一のコンテンツの巻戻し再生ができないと判別する。即ち、最も低い再生性能を有するクライアントにおいてコンテンツの巻戻し再生を行うことができないと判別された場合には、すべてのクライアントにおいて同時に同一のコンテンツの巻戻し再生ができないため、すべてのクライアントにおいて巻戻し再生を禁止することを決定する。
ステップS21においてコンテンツの巻戻し再生ができないと判別された場合には(ステップS21、No)、CPU22は、PC4、PDA6及びスマートフォン8に対して巻戻し再生モードによるコンテンツの巻戻し再生を禁止する指示を送信する(ステップS22)。
PC4のCPU28は、ステップS22においてサーバ2から送信される巻戻し再生モードによるコンテンツの巻戻し再生を禁止する指示を受信し(ステップS11)、該指示に基づいてPC4においてコンテンツの巻戻し再生を禁止する設定、具体的には巻戻し再生を指示するための巻戻しボタンを無効にする等の設定を行う(ステップS12)。また、PDA6のCPU40及びスマートフォン8のCPUも、ステップS22においてサーバ2から送信される巻戻し再生モードによるコンテンツの巻戻し再生を禁止する指示を受信し、該指示に基づいてPDA6及びスマートフォン8においてコンテンツの巻戻し再生を禁止する設定を行う。
ステップS21においてコンテンツの巻戻し再生が可能であると判別された場合(ステップS21、Yes)、または、ステップS22において巻戻し再生モードによる巻戻し再生を禁止する指示を送信した後、サーバ2のCPU22は、PC4、PDA6及びスマートフォン8に対して、記憶部24に記憶されているコンテンツデータから形成されるコンテンツ(この実施の形態では、動画及び音声)を配信する(ステップS23)。
PC4のCPU28は、ステップS23においてサーバ2から配信されるコンテンツを受信し(ステップS13)、記憶部32に所定時間(通常数秒間)バッファリングした後、コンテンツのストリーミング再生を開始する(ステップS14)。即ち、コンテンツに含まれる動画を表示部34に表示し、コンテンツに含まれる音声をスピーカ36から出力する。同様に、PDA6のCPU40(スマートフォン8のCPU)も、サーバ2から配信されるコンテンツ(ステップS23)を受信し、記憶部44にバッファリングした後、コンテンツのストリーミング再生を開始する。
次に、ステップS21においてサーバ2のCPU22によりPC4、PDA6及びスマートフォン8において巻戻し再生可能であると判別された場合、PC4、PDA6及びスマートフォン8がサーバ2から配信されるコンテンツを同時に巻戻し再生する際の処理について説明する。
まず、PC4のCPU28(または、PDA6のCPU40,スマートフォン8のCPU)は、サーバ2から配信されるコンテンツを再生している間に、ユーザー操作により、操作部38を介してコンテンツの巻戻し再生要求をサーバ2に対して送信する。
サーバ2のCPU22は、PC4から送信された巻戻し再生要求を受信すると、コンテンツを通常の1倍速で再生する基本再生モードから巻戻し再生する巻戻し再生モードへの変更指示をPC4、PDA6及びスマートフォン8に対して送信する。
PC4のCPU28、PDA6のCPU40及びスマートフォン8のCPUは、サーバ2から送信された変更指示を受信すると、基本再生モードによるコンテンツの再生を停止し、巻戻し再生モードによるコンテンツの巻戻し再生を開始する。
同様に、PC4のCPU28(または、PDA6のCPU40,スマートフォン8のCPU)は、コンテンツの巻戻し再生を実行している間に、ユーザー操作により、操作部38を介してコンテンツの巻戻し再生停止要求をサーバ2に対して送信する。
サーバ2のCPU22は、PC4から送信された巻戻し再生停止要求を受信すると、巻戻し再生モードから基本再生モードへの変更指示をPC4、PDA6及びスマートフォン8に対して送信する。
PC4のCPU28、PDA6のCPU40及びスマートフォン8のCPUは、サーバ2から送信された変更指示を受信すると、巻戻し再生モードによるコンテンツの巻戻し再生を停止し、基本再生モードによるコンテンツの再生を開始する。このように、PC4、PDA4及びスマートフォン8は、同時に同一のコンテンツの巻戻し再生を行うことができる。
ところで、PDA6やスマートフォン8等のように一般的にPC4等よりキャッシュ可能なサイズが小さく、巻戻し再生中においてキャッシュされているコンテンツの巻戻し再生が終了した場合等、PDA6やスマートフォン8において巻戻し再生を継続させることができなくなる場合がある。図4は、この実施の形態に係るコンテンツ配信システムにおいて、PDA6やスマートフォン8が巻戻し再生を継続させることができなくなった場合に実施する処理について説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、PDA6のCPU40(またはスマートフォン8のCPU)は、巻戻し再生中において、キャッシュされているコンテンツデータのすべてを巻戻し再生し、引き続き巻戻し再生するためのキャッシュされているコンテンツデータ(キャッシュデータ)がない場合には(ステップS30、Yes)、巻戻し再生を継続させることができないと判別し、巻戻し再生をこれ以上継続させることができないことを示す通知をサーバ2に対して送信する(ステップS31)。
サーバ2のCPU22は、ステップS31においてPDA6またはスマートフォン8から送信される通知を受信すると(ステップS40)、巻戻し再生モードによる巻戻し再生を停止し、基本再生モードによる再生を行うよう指示する基本再生指示をPDA6に対して送信する(ステップS41)。同様に、CPU22は、基本再生指示をPC4及びスマートフォン8に対して送信する。
PDA6のCPU40は、ステップS41においてサーバ2から送信された基本再生指示を受信すると(ステップS32)、巻戻し再生モードによる巻戻し再生を停止し(ステップS33)、基本再生モードによる再生を開始する(ステップS34)。同様に、PC4のCPU28及びスマートフォン8のCPUは、ステップS41においてサーバ2から送信された基本再生指示を受信すると、巻戻し再生モードによる巻戻し再生を停止し、基本再生モードによる再生を開始する。
なお、この実施の形態に係るコンテンツ配信システムにおいてコンテンツの早送り再生を行う場合には、サーバ2は、PC4、PDA6及びスマートフォン8の再生性能(キャッシュ可能なサイズ、現在キャッシュされているコンテンツのサイズ等)及び回線性能(サーバ2と各クライアントとを接続する回線の転送レートの実行値等)の関する情報に基づいて、PC4、PDA6及びスマートフォン8において早送り再生が可能か否かを判別する。これらの情報は、PC4、PDA6及びスマートフォン8からサーバ2に対して、サーバ2との接続時、及び定期的に送信される。
そして、巻戻し再生を行う際の処理と同様に、早送り再生が可能な場合には、サーバ2は、クライアントから送信された早送り再生要求を受信すると、基本再生モードから早送り再生する早送り再生モードへの変更指示を各クライアントに対して送信する。各クライアントは、サーバ2から送信された変更指示を受信すると、基本再生モードから早送り再生モードに変更し、コンテンツの早送り再生を開始する。
また、回線の速度は、アクセスポイントへのアクセス数等、回線が混んでいるか否か等により、コンテンツ再生中においても時々刻々と変化する。したがって、コンテンツ再生中においても、各クライアントはサーバ2に対して回線性能に関する情報を定期的に送信し、サーバ2は送信結果に基づいて各クライアントにおけるコンテンツの早送り再生の可否を判別し、判別結果に基づいて各クライアントにおける早送り再生の可否の設定を行う。
また、巻戻し再生の場合と同様に、早送り再生中においてサーバ2と各クライアントとを接続する回線の転送速度の変化等によりキャッシュされているコンテンツの早送り再生が終了した場合等、PDA6やスマートフォン8において早送り再生を継続させることができなくなる場合がある。この場合には、巻戻し再生の場合と同様に、PDA6(またはスマートフォン8)は、早送り再生中において早送り再生を継続させることができないと判別した場合には、早送り再生をこれ以上継続させることができないことを示す通知をサーバ2に対して送信する。
サーバ2は、PDA6から送信される通知を受信すると、早送り再生モードによる早送り再生を停止し、基本再生モードによる再生を行うよう指示する基本再生指示をPC4、PDA6及びスマートフォン8に対して送信する。そして、PC4、PDA6及びスマートフォン8は、サーバ2から送信された基本再生指示を受信すると、早送り再生モードによる早送り再生を停止し、基本再生モードによる再生を開始する。
この実施の形態に係るコンテンツ配信システムによれば、サーバ2より配信されるコンテンツを複数のクライアント(PC4、PDA6及びスマートフォン8)において同時にストリーミング再生している際に、複数のクライアントにおいて同時に巻戻し再生や早送り再生等のトリック再生を同時に行うことができる。したがって、複数のクライアントにおいて同一のコンテンツを同時に再生及びトリック再生することができる。また、少なくとも1つのクライアントがトリック再生することができない場合には、すべてのクライアントのトリック再生を禁止する設定を行うため、複数のクライアントにおける同一のコンテンツの同時再生を継続させることができる。
なお、この実施の形態においては、サーバ2がコンテンツを配信する前にPC4、PDA6及びスマートフォン8において巻戻し再生等のトリック再生が可能か否かを判別しているが、サーバ2によるコンテンツ配信中であって巻戻し再生等の要求を受信したときにPC4、PDA6及びスマートフォン8において巻戻し再生等のトリック再生が可能か否かを判別することもできる。この場合には、サーバ2は、何れかのクライアントから巻戻し再生の要求を受信したときに、各クライアントのキャッシュ可能なサイズ及び現在キャッシュされているコンテンツのサイズに関する情報を各クライアントから取得し、取得した情報に基づいて巻戻し再生が可能か否かを判別する。即ち、各クライアントのキャッシュ可能なサイズ及び現在キャッシュされているコンテンツのサイズが大きい場合には巻戻し再生が可能であると判別し、少なくとも1つのクライアントのキャッシュ可能なサイズ及び現在キャッシュされているコンテンツのサイズが小さい場合には巻戻し再生できないと判別する。そして、サーバ2は、巻戻し再生の要求を送信したクライアントに対して、または各クライアントに対して、巻戻し再生できないことを示す通知を送信する。
また、この実施の形態に係るPC4(PDA6またはスマートフォン8)においては、サーバ2から送信されるコンテンツデータをバッファリングし、コンテンツのストリーミング再生を行っているが、サーバ2から送信されるコンテンツデータと同一のコンテンツデータが記憶部32(記憶部44またはスマートフォン8の図示しない記憶部)に記憶されている場合には、PC4(PDA6またはスマートフォン8)は、サーバ2からの配信や変更指示に従って、記憶部32(記憶部44またはスマートフォン8の図示しない記憶部)に記憶されているコンテンツデータから形成されるコンテンツを再生及びトリック再生してもよい。この場合には、キャッシュ可能なサイズが比較的小さいPDA6やスマートフォン8においても巻戻し再生や早送り再生等のトリック再生を円滑に行うことができる。
コンテンツ配信サーバから複数のクライアントへコンテンツをストリーミング配信するコンテンツ配信システムとして産業上利用可能である。
2…サーバ、4…PC、6…PDA、8…スマートフォン、10…インターネット、12…LAN,14,16…アクセスポイント、18,20…無線LAN。

Claims (7)

  1. クライアントに対してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバにおいて、
    コンテンツの再生モードの変更指示を送信する再生モード制御手段を有することを特徴とするコンテンツ配信サーバ。
  2. 複数のクライアントに対してコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバを備えるコンテンツ配信システムであって、
    少なくとも1つのクライアントは、前記少なくとも1つのクライアントと前記コンテンツ配信サーバとの間の回線性能及び前記少なくとも1つのクライアントの再生性能の少なくとも一方を前記コンテンツ配信サーバに送信する送信手段を有し、
    前記コンテンツ配信サーバは、前記回線性能と前記再生性能との少なくとも一方に基づいて、前記複数のクライアントの前記再生モードを制御する再生モード制御手段を有することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  3. 前記コンテンツ配信サーバの再生モード制御手段は、前記複数のクライアントから送信された回線性能のうちの最も低い回線性能、及び前記複数のクライアントから送信された再生性能のうちの最も低い再生性能の少なくとも一方に基づいて、前記複数のクライアントの再生モードを制御することを特徴とする請求項2記載のコンテンツ配信システム。
  4. 前記コンテンツ配信サーバの再生モード制御手段は、前記再生モードの変更要求を前記複数のクライアントのいずれかから受信した場合には、前記変更要求に基づいて前記再生モードの変更指示を前記複数のクライアントに対して送信することを特徴とする請求項2または請求項3記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記複数のクライアントの回線性能は、転送レートの実行値であることを特徴とする請求項2〜請求項4の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  6. 前記再生性能は、キャッシュされている前記コンテンツのサイズ、及びキャッシュ可能なサイズの少なくとも一方であることを特徴とする請求項2〜請求項5の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  7. 前記複数のクライアントの少なくとも1つは、前記コンテンツを記憶する記憶部を備えている場合には、前記コンテンツ配信サーバから配信される前記コンテンツの代わりに前記記憶部に記憶されている前記コンテンツを再生することを特徴とする請求項2〜請求項6の何れか一項に記載のコンテンツ配信システム。
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