JP2010218724A - ショートアーク型放電ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】陰極先端部の構造強度を下げることなく、安定したアーク放電によって一定照度の光を照射するショートアーク型放電ランプを提供する。
【解決手段】陰極20、陽極30が短い電極間距離Hで対向配置されるショートアーク型放電ランプにおいて、陰極先端面24Tを有するテーパー状陰極先端部24に、陰極先端部側面24Sを貫通する2つの貫通穴26A、26Bを形成する。このとき、貫通穴26A、26Bを直線状に電極軸Eを通るように形成し、電極軸Eにおいて互いに直交させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、露光装置などに光源として利用されるショートアーク型放電ランプに関し、特に、ランプの電極構造に関する。
ショートアーク型放電ランプでは、陽極、陰極が発光管内に近接した状態で保持され、電圧を印加することによってアーク放電が電極間で発生し、紫外光など特定波長の光が放射される。ショートアーク型放電ランプは電極間距離が短いため点光源とみなすことができ、放射輝度の高い光が得られる。
陰極先端部は、通常円柱状胴体部と円錐台状先端部から構成され、微小領域の陰極先端面に向けて先細い構造になっている。ランプ点灯時において電極間に電圧が印加されると、絶縁破壊によって電子が陰極先端面から陽極線端面に向けて放出し、アークの輝点(始点)が陰極先端面に形成される。陰極がテーパー形状であることにより、先端面付近が急速に温度上昇して熱電子放出能力が高まり、陰極先端面を輝点とするアーク放電が維持される。
しかしながら、電極表面の溶融蒸発による電極形状の変形、陰極先端面の電子放射能力の低下などに起因して、ランプ点灯直後においてアーク輝点が陰極先端面から移動してしまう。その結果、電極間に弧状アークが形成されず、アーク放電が不安定になる。アーク放電が不安定化することで照度低下、照度変動が生じ、一定照度の光を照射することができない。
このようなアーク放電の不安定化を防ぐため、例えば、円錐台状の陰極先端部に続けて円柱状突起部をさらに形成し、電子が直線的に陽極方向へ飛ぶように、電極間における電界強度を強くする(特許文献1参照)。あるいは、テーパー状陰極先端部に周方向溝あるいは複数の凹部を形成し、アーク輝点の移動を溝、凹部によって抑える(特許文献2、3参照)。
特開2003−77416号公報 特開2003−257363号公報 特開2005−251471号公報
陰極先端部に円状突起部を設け、あるいは陰極先端部に周方向溝を形成した場合、陰極先端部の強度が弱くなり、ランプ製造時に陰極先端部のひび割れ、破損の恐れがある。また、テーパー状陰極先端部側面に凹部を部分的に設けた場合、陰極先端面が陰極胴体部側と十分隔離しておらず、陰極先端面の熱が陰極胴体部に向けて移りやすい。そのため、点灯直後に陰極先端面を急激に温度上昇させることができず、アーク放電を安定化させるのが難しい。
本発明のショートアーク型放電ランプは、陰極先端部の強度を下げることなく、(特に点灯直後)安定したアーク放電によって放電可能なランプであり、発光管と、発光管内に対向配置される陽極および陰極とを備え、陰極は、先端面を有するテーパー状先端部を有する。例えば、陰極は電極軸(中心軸)に関して対称的構成であり、円錐台状先端部が形成される。
本発明の陰極先端部は、陰極先端部側面を貫通する少なくとも1つの貫通穴を有する。貫通穴は一定方向に沿った直線的な穴、あるいは曲線的な穴でもよい。また、垂直な方向あるいは垂直方向に対して傾斜していてもよく、さらに、径の大きさが一定、あるいは変化してもよい。ランプ製造時の貫通穴形成を容易にするためには、貫通穴を一定方向に形成、すなわち直線状に形成するのがよい。
本発明では、陰極先端部の外表面がテーパー形状であり、高い構造強度が維持されるため、ランプ製造時の陰極先端部のひび割れ、破損の恐れがない。その一方、貫通穴を形成することにより、陰極先端部の内部では、陰極先端面と陰極胴体側内部が貫通穴を挟んで乖離する。そのため、ランプ点灯直後に温度上昇する陰極先端面の熱が陰極胴体側に輸送されるのを防ぎ、陰極先端面の高温状態維持によって陰極先端面からの電子放出能力が高まり、安定したアーク放電が維持される。
さらに、何らかの原因によってアーク放電が不安定化し、陰極先端面上のアーク輝点が移動しても、貫通穴26A、26Bによってその移動が抑えられ、失透を生じさせるようなアークの揺らぎを防ぐことができ定格点灯時も照度一定で放電することが可能となる。そして、長時間点灯中、陰極先端面の熱は貫通穴のため陰極先端面付近を通って陰極胴体側へ流れていくため、熱が陰極先端面から外部に放射される。これによって、陰極先端面の熱の移動が促進され、陰極先端面の過熱が防止される。
点灯直後の先端面温度の高温維持、およびアーク輝点の移動防止を確実に行うため、貫通穴を陰極先端面近傍に形成するのが望ましい。また、陰極先端部をバランスのとれた構造強度にするとともに、アーク輝点の移動がどのような方向に進んでもなるべく最小距離に抑えるため、電極軸にほぼ垂直な方向に沿って貫通穴を形成し、貫通穴の位置が電極軸方向に関しほぼ同じ位置にするのがよい。
特に、陰極が電極軸に関して多くの場合対称的形状であることから、バランスある構造強度にするため電極軸に関して対称的形状であるのがよい。
点灯直後の陰極先端面からの胴体側への熱輸送を効果的に抑えるため、電極軸を通るように貫通穴を形成するのがよい。また、長時間点灯させている間、陰極先端面の熱はより一層陰極側面付近を通って陰極胴体側へ移動するため、陰極先端面付近の過熱が防止される。
電極先端部の構造強度を上げるため、例えば、電極軸に近いほど貫通穴の径を小さくするのがよい。また、水銀を封入する放電ランプの場合、水銀が貫通穴に付着、滞留する恐れがあるが、貫通穴の内壁が傾斜することによってこれを防ぐことができる。
貫通穴は一つ形成してもよいが、点灯直後の陰極先端面の高温維持、およびアーク輝点の移動抑制を効果的に行うため、構造強度を満たす範囲で複数の貫通穴を形成するのがよい。特に、複数の貫通穴が電極軸付近で交差させることによって、構造バランスが優れたものになる。特に、2つの貫通穴が、電極軸上で直交する場合、ランプ製造時の陰極、陽極の面合わせ工程において、陰極が陽極に対し傾斜しているか否かを穴を覗き見ることで確認することができる。
陰極先端部の適切な構造強度を保つため、貫通穴が形成されている電極軸方向範囲において、以下の式を満たすのが望ましい。

0.3≦S1/S2≦0.7 ・・・・(1)

ただし、陰極先端部において最小値のなる電極軸垂直方向に沿った断面積をS1、その断面に貫通穴が形成されていなかった場合の断面積をS2とする。ただし、ここでは電極軸垂直方向に沿って最小値の断面積S1を規定している。S1/S2が0.3未満であると、電極の径に対する断面積が小さくなることにより、電極の先端部の機械的強度が小さくなり、先端部が欠落するなどの問題が生じる。また、電極の断面積が小さくなることにより、貫通穴付近での電気的抵抗が大きくなり、電極先端部の消耗が激しくなり、ランプ短寿命の原因となる場合がある。さらに、貫通穴を電極の先端部付近に設けることにより、貫通穴の開口部からの異常放電が生じる場合があり、点光源として望ましいランプ性能が得られないばかりでなく、電極が消耗してランプ短寿命の原因となる場合もある。一方、S1/S2が0.7より大きいと、電極の断面積に対する貫通穴の割合が小さくなり、貫通穴を設けない従来の電極を用いた場合と比較して、放電へ与える効果が十分ではない。従って、点灯直後の先端の温度上昇を急速に高めることができず、安定したアーク放電によって一定照度の光が得られない。
例えば、一本の貫通穴を電極軸垂直方向に沿って電極中心を通るように形成した場合、以下の式を満たすように陰極先端部、貫通穴の形状を定めればよい。

1.7≦((L10+R10−R10sinθ)×tanθ)/(R10×cosθ)≦4.2
・・・・(2)

これによって、構造強度の優れた陰極先端部を一義的に設計することができる。ただし、陰極先端部の電極軸に対するテーパー面角度(母線)をθ[°]、貫通穴の半径をR10[mm]、先端から貫通穴までの距離をL10[mm]とする。
あるいは、2本の貫通穴を電極軸垂直方向に沿って電極中心で交差させるように形成した場合、以下の式を満たすように陰極先端部、貫通穴の形状を定めればよい。

3.0≦((L20+R20−R20sinθ)×tanθ)/(R20×cosθ)≦7.9
・・・・(3)
ただし、陰極先端部の電極軸に対するテーパー面角度(母線)をθ[°]、貫通穴の半径をR20[mm]、先端から貫通穴までの距離をL20[mm]とする。
また、絶縁破壊による先端面からの電子放出を安定させるため、陽極と陰極の電極間距離をH(mm)、陰極先端面から貫通穴の中心軸までの距離をL(mm)とし、以下の式を満たすのが望ましい。

H+L≦40 ・・・・(4)
このように本発明によれば、陰極先端部の構造強度を下げることなく、安定したアーク放電によって一定照度の光を照射するショートアーク型放電ランプを提供することができる。
第1の実施形態であるショートアーク型放電ランプの概略的平面図である。 側面側から見た陰極および陽極の拡大平面図である。 上方から見た陰極の平面図である。 図3のIV−IVに沿った陰極の電極軸方向断面図である。 図2のV−Vに沿った陰極の電極軸垂直方向断面図である。 陰極先端部の断面積と軸方向距離との関係を示したグラフである。 電極間の面合わせを示した図である。 第2の実施形態であるショートアーク型放電ランプの電極軸方向陰極断面図である。 第2の実施形態であるショートアーク型放電ランプの電極垂直方向陰極断面図である。 第3の実施形態であるショートアーク型放電ランプの側面側から見た陰極および陽極の拡大平面図である。 第3の実施形態である陰極先端部の平面図である。 第4の実施形態であるショートアーク型放電ランプの陰極先端部の断面図である。 第4の実施形態における貫通穴の径および仮想先端部からの距離と面積率との関係を示したグラフである。 第5の実施形態における2つの貫通穴の径および仮想先端部からの距離と面積率との関係を示したグラフである。
以下、図面を参照して本実施形態であるショートアーク型放電ランプについて説明する。
図1は、第1の実施形態であるショートアーク型放電ランプの概略的平面図である。
ショートアーク型放電ランプ10は、透明な石英ガラス製の発光管12を備え、発光管12内には陰極20、陽極30が所定間隔をもって対向配置される。発光管12の両側には、石英ガラス製の封止管13A、13Bが発光管12と連設し、一体的に形成されている。
封止管13A、13Bの内部には、陰極20、陽極30を支持する導電性の電極支持棒17A、17Bが配設されている。電極支持棒17A、17Bは、それぞれ金属箔16A、16Bを介して導電性のリード棒15A、15Bと接続される。封止管13A、13Bは、その両端が口金19A、19Bによって塞がれるとともに、内部に設けられたガラス管21、ガラス棒(図示せず)と溶着し、これによって水銀、およびアルゴンガスなどの希ガスが封入された発光管12が封止される。
リード棒15A、15Bは外部の電源部(図示せず)に接続されており、リード棒15A、15Bを介して陰極20、陽極30に電力が供給される。陰極20、陽極30の電極間でアーク放電が発生し、発光管12の外部に向けて光が放射される。ここでは、陽極20、30が鉛直方向に沿って並ぶように放電ランプ10が配置されている。
図2は、側面側から見た陰極および陽極の拡大平面図である。図3は、上方から見た陰極の平面図である。
タングステンなどの金属から成形された陰極20は、電極支持棒17Aと連結する円柱状胴体部22と、胴体部22から陽極30に向けてテーパー状に形成された円錐台状陰極先端部24から構成されている。陽極30も同様に、円柱状胴体部32と円錐台状陽極先端部34から構成されている。
陰極20、陽極30は、その中心軸(以下、電極軸という)が放電ランプ10の管軸と一致するように配置されている。陰極20は、電極軸Eおよびそれに垂直な方向に関して対称的形状であり、陰極先端面24Tは電極軸Eに垂直な平面となる。陽極線端面34Tに比べて径の小さい微小領域の陰極先端面24Tは、陽極先端面34と電極間距離Hだけ離れて対向している。ここでは、電極間距離Hは0.5〜30mmの範囲に定められている。
陰極先端部24には、電極軸Eに垂直な方向に沿って、2つの貫通穴26A、26Bが形成されている。貫通穴26A、26Bは、陰極先端面24T近傍に形成され、陰極先端面24Tから所定距離L(mm)(以下、軸方向距離という)のところで陰極側面24を貫いている。ただし、軸方向距離Lは、陰極先端面24Tから貫通穴26A、26Bの中心軸までの距離を示す。
図3に示すように、貫通穴26A、26Bの開口部26A、26A、26B、26Bは、電極軸E周りに互いに等間隔に形成されており、開口部26A、26A、26B、26Bを除く陰極先端部側面24Sは、円錐側面を構成している。したがって、陰極先端部24の径は、陰極先端部側面24Sの傾斜角に沿って一定割合で減少していく。
陰極20、陽極30の間に数kVの電圧が印加されると、絶縁破壊によって陰極先端面24Tから陽極先端面34Tに向けて電子が放出される。これによって、陰極先端面24T上にアーク輝点を形成しながら電極間でアーク放電が発生する。点灯直後に陰極先端面34Tの温度が電子放出によって急激に上昇し、アーク輝点を陰極先端面24に維持しながらアーク放電が続けられる。
貫通穴26A、26Bはそれぞれ所定方向に沿って延びる直線的な穴であり、電極軸Eにおいて互いに直交する。貫通穴26A、26Bが電極軸E周りに対称的配置であるため、陰極先端部24の構造強度は電極軸Eに関してバランスのとれた偏りないものになっている。
図4は、図3のIV−IVに沿った陰極20の電極軸方向断面図である。図5は、図2のV−Vに沿った陰極20の電極軸垂直方向断面図である。
図4、5に示すように、陰極先端部24には、貫通穴26A、26Bによって十字状の空洞部分が生じ、貫通穴26A、26B以外の周辺部24Kを通じて電流が陰極先端面24Tに向けて流れ、陰極先端面24Tの熱も周辺部24Kを通じて陰極胴体部22へ移動する。
点灯直後に陰極先端面24Tから電子が放出し、陰極先端面24Tの温度が急激に上昇するが、陰極先端面24Tの熱は、貫通穴26A、26Bの遮断によって陰極先端面24Tの高温状態が維持される。これによって、陰極先端面24Tの電界放出能力が高まり、アーク輝点が陰極先端面24T上に安定した状態でアーク放電が続く。また、長時間点灯中、陰極先端面24Tの熱は陰極先端部側面24S付近を移動する間に側面24Sから外部へ放射される。
貫通穴26A、26Bの径は陰極先端部24内で一定であり、ともに陰極先端面24T(水平方向)に沿っている。陰極先端面24Tから同じ位置にある貫通穴26A、26Bの開口部26A、26A、26B、26Bは、アーク放電が不安定化してアーク輝点が陰極先端面24Tから外れたとき、その移動を抑える。
図6は、陰極先端部24の断面積と軸方向距離との関係を示したグラフである。
陰極先端部24が円錐台形状であるため、先端面24Tから離れるほど陰極先端部24の断面積は二次関数的に増加する。しかしながら、貫通穴26A、26Bが形成される範囲では、穴の形成部分に合わせて断面積が変化する。ここでは、貫通穴26Aの径を2mm、陰極先端面24Tからの軸方向距離Lを4mmとしている。
陰極先端部24の貫通穴26A、26Bが形成される軸方向範囲において、陰極先端部24の構造強度は、貫通穴26A、26Bにより規定される断面領域A1(図5参照)の面積に依存する。特に、断面領域S1が最小面積となる、すなわち貫通穴形成部分の肉厚が最も薄くなるときの構造強度が重要であり、図5では、先端からの距離が約4mmで必要最小限の強度が求められる。本実施形態では、最小となる断面領域A1の面積をS1、貫通穴26A、26Bが形成されていないと仮定した場合の断面領域A2の面積をS2とすると、S1とS2の比(S1/S2、以下面積率という)は以下の式を満たす。

0.3≦S1/S2≦0.7 ・・・・(5)
(5)式は、陰極先端部24の構造強度を必要以上に下げず、かつ点灯直後の先端面24Tの温度上昇を急速に高めるための条件式であり、貫通穴26A、26Bの径D(mm)、軸方向距離Lは(5)式を満たすように定められる。ここでは貫通穴26A、26Bの径D(mm)は8mm以下に定められる。
また、軸方向距離Lは、電極間距離Hとの関係で以下の式を満たすように定められている。

H+L≦40 ・・・・(6)

(6)式は、点灯開始後における陰極先端面24Tの極度の過熱を防ぎ、かつ陰極先端部24の構造強度を維持するように定められている。
図7は、電極間の面合わせを示した図である。
例えば、ランプ製造時の陰極側封止行程において、陰極20および電極支持棒17Aの位置決め誤差があった場合、放電ランプの管軸(陽極の電極軸)に対して陰極20の電極軸がずれる。この場合、一方の貫通穴26Aを見ながら陰極20、陽極30の面合わせを行っても、陽極30の軸に対して陰極20の軸が傾斜する。
ここで他方の貫通穴26Bを覗いてみると、陰極20の軸が傾斜している場合、貫通穴の出口開口部と入口開口部がずれていることが視認される。これにより、品質検査において、電極消耗に偏りが生じるような陰極20の傾斜したランプであるか検査することが可能となる。
このように本実施形態によれば、陰極20、陽極30が短い電極間距離Hで対向配置されるショートアーク型放電ランプにおいて、陰極先端面24Tを有するテーパー状陰極先端部24に、陰極先端部側面24Sを貫通する2つの貫通穴26A、26Bが形成されている。貫通穴26A、26Bは、直線状に電極軸Eを通り、電極軸Eにおいて互いに直交する。
陰極先端部24に周方向溝を形成し、あるいは円柱状先端部を形成する構成ではないため、構造強度が低下することはなく、ランプ製造時に先端部破損の恐れがない。また、貫通穴26A、26Bが電極軸Eに関して対称的であるため、陰極先端部24の構造強度は電極軸Eに関してバランスが維持されている。
点灯直後に陰極先端面24Tが温度上昇した後、貫通穴26A、26Bによって熱が陰極胴体部22の方へ輸送されるのを防ぐ。これにより、陰極先端面24Tの電界放出能力が高められ、アーク放電が安定化する。また、外乱などによってアーク輝点が陰極先端面24Tから移動しても、貫通穴26A、26Bによってその移動が抑えられる。
長時間点灯を続けている間、陰極先端面24Tの熱の多くは、陰極先端部側面24S付近を通過して陰極胴体部24へ移動していく。そのため、陰極先端部側面24Sから熱が放射されやすく、陰極先端面24Tの熱の移動が促進されて陰極先端面24の過熱を防ぐことができる。
さらに、貫通穴26A、26Bが直交するように形成されているため、電極先端部の面合わせにおいても、陰極の軸傾斜検査を容易に行える。
貫通穴については、陰極先端面に対しておよそ平行であればよく、先端面近くであれば、ある程度傾斜させてもよい。また、電極軸Eを通らなくてもよく、電極軸Eに非対称であってもよい。さらに、3つ以上の貫通穴を設けても良い。
次に、図8、図9を用いて、第2の実施形態であるショートアーク型放電ランプについて説明する。第2の実施形態では、貫通穴がテーパー状に形成される。それ以外の構成については、第1の実施形態と実質的に同じである。
図8は、第2の実施形態であるショートアーク型放電ランプの電極軸方向陰極断面図である。図9は、第2の実施形態であるショートアーク型放電ランプの電極垂直方向陰極断面図である。
陰極120は、第1の実施形態と同様に胴体部122、陰極先端部124から構成されている。そして、陰極先端部124には、貫通穴126A、126Bが電極軸Eで互いに直交するように形成されている。
図8、図9から明らかなように、コーン状貫通穴126A、126Bは電極軸Eに近づくにつれて先細くなり、径Dは電極軸Eに近いほど小さい。貫通穴126A、126Bの内壁は、水平方向に関して傾斜している。また、電極軸垂直方向に沿った断面領域AA1の面積は径が一定であるときに比べて大きい。
このような構成により、陰極先端部124の構造強度を高めることができる。また、消灯後に水銀が貫通穴126A、126Bに滞留することを防ぐことができる。貫通穴をコーン状でなくてもよく、陰極胴体側の穴内壁部分のみが陰極先端面に対して傾斜する構成であってもよい。
次に、図10、図11を用いて、第3の実施形態であるショートアーク型放電ランプについて説明する。第3の実施形態では、1つの貫通穴が形成されている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同じである。
図10は、第3の実施形態であるショートアーク型放電ランプの側面側から見た陰極および陽極の拡大平面図である。図11は、第3の実施形態である陰極先端部の平面図である。
陽極230に対向する陰極220には、1つの貫通穴226Bが電極軸垂直方向に沿って形成されている。図11から明らかなように、貫通穴226Bは電極軸に関して対称的である。第3の実施形態においても、構造強度を維持しながら、アーク放電の安定化、加熱防止を実現することができる。
次に、図12、図13を用いて、第4の実施形態であるショートアーク型放電ランプについて説明する。第4の実施形態では、一本の貫通穴を形成したときの貫通穴のサイズおよび形成位置の条件を規定する。それ以外の構成については、第3の実施形態と同じである。
図12は、第4の実施形態であるショートアーク型放電ランプの陰極先端部の断面図である。
図12には、陰極先端部のテーパー角度がθ、貫通穴の径がR10、仮想先端部PPから貫通穴までの距離をL10、面積率演算の対象となる陰極先端部断面に関する仮想先端部PPからの位置L1mが図示されている。仮想先端部PPは、陰極先端部のテーパー面(円錐面)をそのまま伸ばしたときの頂点を表す。ここでは、5≦θ≦55(°)、1≦L10≦10(mm)、0.5≦R10≦2.5(mm)に定められている。
貫通穴の位置を陰極先端面に近づけると、上記面積率(=S1/S2)は小さくなり、先端から離れるほど面積率は大きくなる。本実施形態では、面積率30〜70%を目標の面積率と定め、この条件を満たす貫通穴の径、および先端からの位置の条件を求める。なお、電極軸垂直面(水平面)に沿った陰極先端部の肉厚Bを基準として電極断面積および面積率を定めているが、貫通穴の放線方向に沿った肉厚B’が最小断面積となる。しかしながら、貫通穴のサイズ、陰極先端部の大きさを考慮すれば、実質的に電極軸垂直面に沿った断面積を最小断面積とみなすことができる。
図13は、貫通穴の径および仮想先端部からの距離と面積率との関係を示したグラフである。
図13では、R10=0.5(=φ)、1.0(=φ)、1.5(=φ)、2.0(=φ)、2.5(=φ)と設定したときの面積率の大きさを図示している。縦軸は面積率を表し、横軸はL1mtanθ/R10cosθを表す。
貫通穴付近で電極軸垂直方向に沿った断面積が最小となるときの電極半径をD1m、貫通穴の幅を2×R1mとすると、上記面積率(S1/S2)は以下の式によって求められる。

S1/S2
=2(D1m sin−1(R1m/D1m)+R1m(D1m −R1m 1/2)/D1m π

・・・・(7)
1m=L1mtanθ、R1m=R10cosθであることから、上述した面積率の条件式(0.3≦S1/S2≦0.7)に(7)式を適用すると、図13より以下の式が求められる。

1.7≦L1mtanθ/R10cosθ≦4.2
・・・・(8)
そして、L1m=L10+R10―R10sinθであることから、以下の式が導かれる。

1.7≦((L10+R10+R10sinθ)×tanθ)/(R10×cosθ)≦4.2
・・・・(9)
このように、陰極先端部のテーパー形状を示す角度θと、貫通穴の径R10と、貫通穴の位置L10を(9)式に基づいて定めることにより、0.3≦S1/S2≦0.7を満たす陰極先端部を製造することができる。その結果、構造強度的にも優れ、かつ放熱性にも優れた陰極先端部を構成することができる。特に、断面積10mm以上、仮想先端部からの距離を2mm以上とするのが望ましい。
例えば、θ,R10、L10は、(15,0.5,8)、(15,0.5,10)、(15,1.5、15)、(25,0.5,5)、(25,1.0,10)、(25,2.5,10)、(25,2.5,6)、(25,1.5,5)、(35,1.0,3)、(35,1.0,5)、(35,1.5,6)、(35,2.0,9)、(35,2.5,10)、(35,2.5,3)、
(45,1.0,2)、(45,1.0,3)、(45,2.5,6)、(45,2.5,3)、
(55,1.0,1)、(55,1.5,2)、(55,2.0,2)、(55,2.5,3)、(55,2.5,1)を頂点とする3次元的領域内の値に定められる。
次に、図14を用いて第5の実施形態であるショートアーク型放電ランプについて説明する。第5の実施形態では、2本の貫通穴を形成する場合の貫通穴のサイズおよび形成位置の条件を規定する。それ以外の構成については、第4の実施形態と同じである。
図14は、第5の実施形態における2つの貫通穴の径および仮想先端部からの距離と面積率との関係を示したグラフである。ここでは、第1の実施形態のように、同サイズである2つの貫通穴が電極軸で直交し、電極軸垂直面に沿って形成されている。図14では、R20=0.5(=φ)、1.0(=φ)、1.5(=φ)、2.0(=φ)、2.5(=φ)と設定したときの面積率の大きさを図示している。
貫通穴付近で電極軸垂直方向に沿った断面積が最小となる部分における電極半径をD2m[mm]、貫通穴の弦の長さを2R2m[mm]とするとき、面積率は以下の式によって求められる。

S1/S2
=4(D2m sin−1(R2m/D2m)+R2m(D2m −R2m 1/2−R2m )/D2m π
・・・・(10)
電極軸に対するテーパー面の角度(母線)をθ[°]、貫通穴の半径をR20[mm]、電極先端から貫通穴までの距離をL20[mm]とすると、面積率の条件式(0.3≦S1/S2≦0.7)、およびD2m=L2mtanθ、R2m=R20cosθであるから、(10)式に基づいて、図14により以下の条件式が導かれる。

3.0≦L2mtanθ/R20cosθ≦7.9 ・・・・(11)
そして、L2m=L20+R20―R20sinθであることから、以下の式が導かれる。

3.0≦((L20+R20−R20sinθ)×tanθ)/(R20×cosθ)≦7.9
・・・・(12)
例えば、θ,R20、L20は、(15,0.5,9)、(15,0.5,10)、(15,1.0,10)、(25,0.5,5)、(25,0.5,9)、(25,1.0,10)、(25,2.0,10)、(25,1.0,6)、(25,0.5,5)、(35,0.5,3)、(35,0.5,5)、(35,1.0,10)、(35,2.5,10)、(35,2.5,6)、(35,1.0,3)、(35,0.5,3)、(45,0.5,3)、(45,0.5,4)、(45,2.0,10)、(45,2.5,10)、(45,2.5,3)、(55,1.0,2)、(55,1.0,3)、(55,2.0,5)、(55,2.5,7)、(55,2.5,2)を頂点とする領域内の値に定められる。
10 ショートアーク型放電ランプ
12 発光管
20 陰極
22 陰極胴体部
24 陰極先端部
24S 陰極先端部側面
24T 陰極先端面
26A、26B 貫通穴
30 陽極

Claims (14)

  1. 発光管と、
    前記発光管内に対向配置される陽極および陰極とを備え、
    前記陰極が、陰極先端面を有するテーパー状陰極先端部を有し、
    前記陰極先端部が、陰極先端部側面を貫通する少なくとも1つの貫通穴を有することを特徴とするショートアーク型放電ランプ。
  2. 前記貫通穴が、前記陰極先端面近傍に形成されることを特徴とする請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。
  3. 前記貫通穴が、電極軸にほぼ垂直な方向に沿って形成されることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載のショートアーク型放電ランプ。
  4. 前記貫通穴が、電極軸を通るように形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のショートアーク型放電ランプ。
  5. 前記貫通穴が、電極軸に近いほど径が小さいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のショートアーク型放電ランプ。
  6. 前記貫通穴が、前記電極軸に関して対称的形状であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のショートアーク型放電ランプ。
  7. 前記貫通穴が、一定方向に沿って形成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のショートアーク型放電ランプ。
  8. 複数の貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のショートアーク型放電ランプ。
  9. 前記複数の貫通穴が、電極軸上もしくはその付近で交差することを特徴とする請求項8に記載のショートアーク型放電ランプ。
  10. 2つの貫通穴が、電極軸上で直交することを特徴とする請求項8に記載のショートアーク型放電ランプ。
  11. 前記陰極先端部において前記貫通穴により最小となる電極軸垂直方向に沿った断面積をS1、前記陰極先端部に前記貫通穴が形成されていないと仮定した場合の対応する断面積をS2としたとき、前記貫通穴が形成される電極軸方向範囲において、以下の式

    0.3≦S1/S2≦0.7

    を満たすことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のショートアーク型放電ランプ。
  12. 1つの貫通穴が電極軸に垂直な方向に沿って電極軸を通るように形成され、
    前記陰極先端部の電極軸に対するテーパー面角度(母線)をθ[°]、
    前記貫通穴の半径をR10[mm]、
    先端から貫通穴までの距離をL10[mm]とすると、以下の式

    1.7≦((L10+R10−R10sinθ)×tanθ)/(R10×cosθ)≦4.2

    を満たすことを特徴とする請求項11に記載のショートアーク型放電ランプ。
  13. 2つの貫通穴が電極軸に垂直な方向に沿って電極軸を交差するように形成され、
    前記陰極先端部の電極軸に対するテーパー面角度(母線)をθ[°]、
    前記貫通穴の半径をR20[mm]、
    先端から貫通穴までの距離をL20[mm]とすると、以下の式

    3.0≦((L20+R20−R20sinθ)×tanθ)/(R20×cosθ)≦7.9

    を満たすことを特徴とする請求項11に記載のショートアーク型放電ランプ。
  14. 前記陽極と前記陰極の電極間距離をH(mm)、前記陰極先端面から前記貫通穴の中心軸までの距離をL(mm)としたとき、以下の式

    H+L≦40

    を満たすことを特徴とする請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。


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