JP2003257363A - ショートアーク型放電ランプ - Google Patents
ショートアーク型放電ランプInfo
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Abstract
光強度が均一であり、しかも、光強度の低下を抑制で
き、アークの立ち消えが発生しないショートアーク型放
電ランプを提供する。 【解決手段】 本発明のショートアーク型放電ランプ
は、発光管1内に陰極2と陽極3が配置されて発光管1
内に希ガスが封入され、陰極2は、放電空間S側に向か
って傾斜しているテーパー部21を有しており、テーパ
ー部21の表面に異形部22が形成されており、電極間
距離をD(mm)、異形部の陽極側の端部と陰極先端部
との管軸方向離間距離をL(mm)とすると、D+L≦
15であるとともに、基準温度300Kにおける発光管
内に封入される希ガスの圧力をP(MPa)とすると、
0.01≦P≦1である条件を満たすことを特徴とす
る。
Description
半導体製造分野等に使用される紫外線を良好に放出する
ためのショートアーク型放電ランプや、映写機等の投影
分野に使用されるショートアーク型放電ランプに関す
る。
は、図7に示すように、放電空間Sを形成する発光管1
の内部に陰極2と陽極3が対向配置され、発光管1内に
希ガスのみ、或いは希ガスと水銀が封入されたものであ
る。希ガスとしては、具体的には、キセノン、クリプト
ン、アルゴンが使用されている。希ガスのみ封入された
ランプは、希ガスが発光ガスとなるものであり、希ガス
と水銀が封入されたランプでは希ガスがバッファガスと
して作用するものである。このように希ガスを、発光管
内に封入することにより、ランプの始動性、発光効率、
アーク安定性、アーク集中性を向上させるものである。
との間に、数kV〜数十kVの高電圧をかけ、電極間で
絶縁破壊を起こしてアーク放電へと移行する。具体的に
は、電極間で絶縁破壊が行われた直後、陰極2の先端部
2aがアーク放電の始点となる。これは陰極2の形状が
放電空間Sに向かってテーパー部21が形成され陽極3
に向けて円錐状の形状をしているため、先端部2aに電
界が集中しやすくなり、電界集中によって電子が先端部
2aから引き出されやすくなるからである。
ー物質が含有されており、絶縁破壊直後では、陰極2の
先端部2aが陰極で最も高温となる部分であり、エミッ
ター物質は先端部2aに移動する。よって、先端部2a
の電子放出能力が陰極2の他の部分より大きくなるの
で、先端部2aがアーク放電の始点となる。つまり、こ
のような現象が重なりあって、電極間で絶縁破壊が行わ
れた直後、陰極2の先端部2aがアーク放電の始点とな
る。
トアーク型放電ランプを長時間点灯した後消灯し、再
び、点灯すると、アーク放電の始点が陰極2の先端部2
aとならず、先端部2aから離れたテーパー部21の表
面がアーク放電の始点となる場合があった。このような
現象が発生する理由は、ランプ点灯中、陰極2の先端部
2aは2000〜2500℃程度の高温になるため先端
部2aが溶融蒸発して変形を起こし、電界の集中度合い
が低下するためであり、また、陰極2に含有されたエミ
ッター物質の枯渇により先端部2aの電子放射能力が低
下することや、さらには、先端部2aの結晶が長時間の
熱的影響により粗大化して結晶間の粒界が少なくなるこ
とにより先端にエミッター物質が供給されにくくなり、
先端部2aの電子放出能力が低下する、という様様な要
因が重なり合って起こるものである。
放電の始点が先端部2aから離れたテーパー部21の表
面となると、アークの始点が安定せず、アークがふらつ
く状態になり、アークのふらつき状態によっては、アー
クが発光管1の内面と接触することになる。
内面に接触すると、その部分が失透してしまい、その部
分の発光管1の光の透過率が低下する。この結果、発光
管1には一部透過率が低い部分が存在することになり、
ランプから放射される光の光強度が不均一になり、光を
照射する対象物上で照度が不均一になるという問題があ
った。また、ランプから放射され光の光強度全体が低下
してしまい、紫外線を利用する半導体露光分野では露光
不足となる問題や、可視光を利用する投影分野では十分
な明るさで映像を映写できないという問題が発生する。
ーパー部表面で安定せず、動きまわることにより、アー
クの立ち消えが発生することもある。
のであって、その目的は、長時間ランプを点灯しても、
ランプから放射される光の光強度が均一であって、しか
も、光強度の低下を抑制でき、さらに、アークの立ち消
えが発生しないショートアーク型放電ランプを提供する
ことにある。
トアーク型放電ランプは、発光管内に一対の陰極と陽極
が対向配置され、当該発光管内に少なくとも希ガスが封
入されたショートアーク型放電ランプにおいて、前記陰
極は、放電空間側に向かって傾斜しているテーパー部を
有しており、前記テーパー部は、その表面から突出また
は凹んだ異形部が形成されており、電極間距離をD(m
m)、前記テーパー部に形成された異形部の陽極側の端
部と陰極先端部との管軸方向離間距離をL(mm)とす
ると、D+L≦15であるとともに、基準温度300K
における前記発光管内に封入される希ガスの圧力をP
(MPa)とすると、0.01≦P≦1である条件を満
たすことを特徴とする。
ンプは、請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ
であって、特に、前記異形部は、前記テーパー部の表面
から内部に凹んだ凹部であって、当該凹部が円環状に連
続して形成されていることを特徴とする。
ンプは、請求項2に記載のショートアーク型放電ランプ
であって、特に、前記凹部の幅が0.8mm以下である
ことを特徴とする。
ンプは、請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ
であって、特に、前記異形部は、前記テーパー部の表面
から内部に凹んだ凹部であって、当該凹部が陰極の先端
側から後端側に連続して形成されていることを特徴とす
る。
放電ランプを図面に基づいて説明する。図1は、本発明
のショートアーク型放電ランプの構成を示す説明用断面
図である。このショートアーク型放電ランプは、放電空
間Sを形成する発光管1内にタングステン製の一対の陰
極2と陽極3が対向して配置されている。2aは陰極2
の先端部である。陽極3は、陰極2から放出された電子
を効率良く受け止めるために、先端が円錐台状になって
おり、陰極2は、陽極3との間に形成された放電空間S
側に向かって傾斜しているテーパー部21が形成され、
このテーパー部21には表面から凹んだ状態の異形部で
ある凹部22が形成されている。そして、発光管1内に
希ガスであるキセノンガスが封入されており、このキセ
ノンガスの圧力は、基準温度300Kで、0.01〜1
MPaの範囲である。本実施例では、0.31MPaで
ある。
である理由は、ランプ点灯時、電極間で絶縁破壊を行い
初めにグロー放電が発生し、ガス圧が最適であれば、短
時間でアーク放電に移行するが、ガス圧が0.01MP
aより低いと、グロー放電が長時間続きアーク放電に移
行しない場合があり、このようなランプ始動性の観点か
ら発光管1内に封入される希ガスの圧力は、基準温度3
00Kで、0.01MPa以上である必要がある。一
方、ガス圧が、基準温度300Kで、1MPa以上と高
くなると、電極間での絶縁破壊電圧が高くなりすぎ、電
源の設計が従来からの電源とは異なるものになり、実用
的ではない。このような理由から、発光管1内に封入さ
れる希ガスの圧力をP(MPa)とすると、その圧力範
囲は、基準温度300Kで、0.01≦P≦1の範囲で
なければならない。
ンプの陰極と陽極の位置関係と陰極に形成される異形部
の説明図である。陰極2と陽極3は、その中心が管軸X
上にくるように配置されており、電極間距離Dは、0.
5〜20mmの範囲である。電極間距離が0.5〜20
の範囲である理由は、0.5mm以下であると、ランプ
点灯中、電極の熱膨張により陰極2と陽極3が接触して
短絡してしまい、ランプの機能を果たさなくなるからで
あり、20mm以上であると絶縁破壊電圧が大きくなり
すぎて、点灯が困難になるからである。このような理由
から、電極間距離をD(mm)とすると、その電極間距
離の範囲は、0.5≦D≦20でなければならない。本
実施例では電極間距離Dは5mmである。
パー部21の表面から内面に凹んだ異形部である凹部2
2が形成されている。この凹部22は、円環状に切れ目
なく連続して形成されており、一例をあげるとグライン
ダーによって切削加工されており、幅cが0.2mmで
あり、深さは0.4mmである。凹部22の幅cが0.
8mm以上、または、深さが1.0mm以上となると、
凹部によって、陰極が先端側と後端側に明確に分断され
るので、先端側の熱が後端側に伝わらず、先端側が異常
に高温になり、陰極先端部2aの溶融が激しくなる。よ
って、凹部22の幅cは0.8mm以下、深さ1.0m
m以下が好ましい。
ており、テーパー部21の表面と表面から内部に向かう
傾斜面との境界部であるエッジを有しており、このエッ
ジのうち陽極側のエッジを陽極側の端部220と規定す
る。そして、凹部22の陽極側の端部220と陰極先端
部2aとの管軸方向離間距離Lが6mmとなるように、
凹部22が形成されている。この実施例では、凹部22
は、管軸方向離間距離L(mm)と電極間距離D(m
m)との関係において、D+Lの値が11(mm)とな
っている。
は40degであり、デーパー長fは8.5mmであ
る。
ク型放電ランプは、長時間点灯すると陰極2の先端部2
aの変形や、エミッター物質の枯渇等によって、陰極2
の先端部2aでの電界強度が低下したり電子放出能力が
低下したりするので、陰極2のテーパー部21がアーク
放電の始点になる場合があるが、このような場合にテー
パー部21に凹部22を形成することにより、テーパー
部21の表面でアーク放電の始点が動き回っても、この
凹部22でアーク放電の始点が留まることになる。
目なく連続して円環状に形成することにより、アークの
始点がテーパー部表面で動いても確実にこの凹部22で
捕らえることができるものである。
まっている間に、陰極2の先端部2aが十分に高温にな
るので、アーク放電の始点が先端部2aに移り、安定し
たアーク放電に移行することになる。また、凹部22に
アーク放電の始点が留まる時間をできるだけ短くする必
要がある。必要以上にアーク放電の始点が凹部22に留
まると、今度は、凹部22がアークの熱によって溶融し
はじめ、発光管1の内面に黒化物が付着し、ランプから
放射される光強度が低下する要因となる。
一時的に固定し、アークが立ち消えすることを防止し、
この凹部22にアーク放電の始点が固定されても、アー
クが発光管1の内面に接触せず、しかも、凹部22が溶
融しない間に速やかにアークの始点が陰極の先端部に移
る位置に形成されるものである。
を作製し、異形部である凹部の有無と、凹部の形成位置
における発光管の失透状態及び凹部の状態を調べる実験
を行った。各ランプの仕様と実験結果を図3、図4に示
す。なお、陽極の形状はどのランプにおいても同一であ
り、陰極の形状は、図2で示すテーパー角θと、テーパ
ー長fが異なるものである。また、凹部形成位置は、図
2で示すように、凹部22の陽極側の端部220と陰極
先端部2aとの管軸方向離間距離L(mm)で定義した
ものであり、凹部の形状は円環状のものである。
部である凹部がない場合、ランプ1、ランプ7、ランプ
17、ランプ24、ランプ30の結果からわかるよう
に、発光管が失透していることがわかる。これは、高温
のアークが発光管の内面に接触するからである。
の形成位置が、電極間距離をD(mm)、凹部の陽極側
の端部と陰極先端部との管軸方向離間距離をL(mm)
とすると、その関係がD+L>15となる条件の位置に
凹部が形成されたランプでは、どのランプおいても、異
形部である凹部が溶融している。これは、アークの始点
が凹部に留まる時間が長く、速やかに陰極先端部に移行
しないため、凹部が溶融するものである。このような場
合、何回かランプを点灯する動作を繰り返すことによっ
て、ついには発光管が黒化してしまうので、凹部の形成
位置が適切ではないことになる。
部である凹部を形成し、凹部の形成位置が、電極間距離
をD(mm)、凹部の陽極側の端部と陰極先端部との管
軸方向離間距離をL(mm)とすると、その関係がD+
L≦15となる条件の位置に凹部が形成されたランプで
は、凹部が溶融することがなく、しかも、確実に発光管
の失透を防止できることがわかる。図3、図4では示し
ていないが、陰極に凹部があるランプは、全て、アーク
の立ち消えは起こらなかった。
ンプにおける他の陰極の例を示すものである。図5
(イ)では、陰極2はテーパー部21に、その表面から
内部に凹んだ異形部である1つの凹部22aが形成され
ている。この凹部22aは、先端が丸くなっている物体
や尖った物体をテーパー部21に押し当て形成したもの
である。この陰極2では、凹部22aの陽極側の端部2
20aは、テーパー部21の表面と表面から内部に向か
う傾斜面との境界部であるエッジであって、最も陽極側
のエッジ部分のことである。この結果、管軸方向離間距
離Lとは、その陽極側の端部220aと陰極先端部2a
との管軸方向の離間距離のことである。
空けた位置に形成されたものである。この陰極2では、
凹部22aの陽極側の端部220aは、最も陽極に近い
凹部22aにおいて、テーパー部21の表面と表面から
内部に向かう傾斜面との境界部であるエッジであって、
しかも最も陽極側のエッジ部分のことである。この結
果、管軸方向離間距離Lとは、その陽極側の端部220
aと陰極先端部2aとの管軸方向の離間距離のことであ
る。
に、その表面から突出した異形部である1つの凸部22
bが形成されている。この凸部22bは、陰極と同一の
物質を溶融結合したものや、テーパー部21を形成する
際にテーパー部の一部が盛り上がるように切削加工した
ものである。この陰極2では、凸部22bの陽極側の端
部220bは、最も陽極側に近い凸部22bの表面部分
のことである。この結果、管軸方向離間距離Lとは、そ
の陽極側の端部220bと陰極先端部2aとの管軸方向
の離間距離のことである。
空けた位置に形成されたものである。この陰極2では、
凸部22bの陽極側の端部220bは、最も陽極に近い
凸部22bにおいて、しかも最も陽極側に近い凸部22
bの表面部分のことである。この結果、管軸方向離間距
離Lとは、その陽極側の端部220bと陰極先端部2a
との管軸方向の離間距離のことである。
状に形成されたものである。この陰極2では、凸部22
bの陽極側の端部220bは、凸部22bの最も陽極に
近い表面部分のことである。この結果、管軸方向離間距
離Lとは、その陽極側の端部220bと陰極先端部2a
との管軸方向の離間距離のことである。
態を有するものであるが、テーパー部21の表面でアー
ク放電の始点が動き回っても、この凹部22a、凸部2
2bでアーク放電の始点が留まることになる。そして、
凹部22a、凸部22bでアーク放電の始点が留まって
いる間に、陰極2の先端部2aが十分に高温になるの
で、速やかにアーク放電の始点が先端部2aに移り、安
定したアーク放電に移行させることができる。
ンプにおける他の陰極の例を示すものである。図6
(イ)(ロ)に共通している構成は、陰極2はテーパー
部21に、その表面から内部に凹んだ異形部である凹部
22cが形成されている。この凹部22cは、陰極2の
先端側から後端側に切れ目なく連続して形成されている
ものである。図6(イ)は、凹部22cがテーパー部2
1の表面で直線状に形成されており、図6(ロ)は、凹
部22cがテーパー部21の表面で螺旋状に形成されて
いる。
22cの陽極側の端部220cは、テーパー部21の表
面と表面から内部に向かう傾斜面との境界部であるエッ
ジであって、このエッジのうち最も陽極側のエッジ部分
のことである。この結果、管軸方向離間距離Lとは、そ
の陽極側の端部220cと陰極先端部2aとの管軸方向
の離間距離のことである。
側から後端側に切れ目なく連続して形成されているの
で、テーパー部21の表面でアークの始点が動き回って
いる間に、凹部22cのどこかの位置でアークの始点が
捕らえられ、捕らえられたアークの始点は、凹部22c
に沿って温度が高い方の先端側に、スムーズに移動する
ことになり、アークの始点が陰極2の先端部2aに移行
する時間をより短くすることができる。よって、凹部2
2cのアークによる溶融を確実に抑制することができ
る。尚、この図では凹部22cは1本であるが、複数本
存在してもよい。
プによれば、陰極のテーパー部に、その表面から突出ま
たは凹んだ異形部が形成されており、電極間距離をD
(mm)、テーパー部に形成された異形部の陽極側の端
部と陰極先端部との管軸方向離間距離をL(mm)とす
ると、D+L≦15であるとともに、基準温度300K
における発光管内に封入される希ガスの圧力をP(MP
a)とすると、0.01≦P≦1である条件を満たすこ
とにより、アークの始点をこの異形部で留めることがで
き、アークが立ち消えすることを防止でき、アークが発
光管の内面に接触することないので、発光管の失透を防
止でき、しかも、異形部の溶融を防止することができ
る。
ンプを長時間点灯した後消灯し、再び、複数回点灯させ
ても発光管が失透せず、ランプから放射される光の光強
度が均一であって、光強度の低下を抑制できる。
部の表面から内部に凹んだ凹部であって、この凹部が円
環状に連続して形成されたものである場合は、アークの
始点がテーパー部表面で動いても確実にこの凹部で捕ら
えることができるものである。
の表面から内部に凹んだ凹部であって、その幅が0.8
mm以下である場合は、凹部によって、陰極が先端側と
後端側に分断されても陰極先端側の熱が後端側に十分に
伝わるので、陰極先端部の溶融を防止することができ
る。
ー部の表面から内部に凹んだ凹部であって、凹部が陰極
の先端側から後端側に連続して形成されたものである場
合は、テーパー部の表面でアークの始点が動き回ってい
る間に、凹部のどこかの位置でアークの始点が捕らえら
れ、捕らえられたアークの始点は、凹部に沿って温度が
高い方の先端側に、スムーズに移動することになり、ア
ークの始点が陰極の先端部に移行する時間をより短くす
ることができ、凹部のアークによる溶融を確実に抑制す
ることができる。
である。
陽極の位置関係と陰極に形成される異形部の説明図であ
る。
び凹部の形成位置における凹部の状態を調べた実験のデ
ータ説明図である。
び凹部の形成位置における凹部の状態を調べた実験のデ
ータ説明図である。
他の陰極の例の説明図である。
他の陰極の例の説明図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 発光管内に一対の陰極と陽極が対向配置
され、当該発光管内に少なくとも希ガスが封入されたシ
ョートアーク型放電ランプにおいて、 前記陰極は、放電空間側に向かって傾斜しているテーパ
ー部を有しており、 前記テーパー部は、その表面から突出または凹んだ異形
部が形成されており、 電極間距離をD(mm)、前記テーパー部に形成された
異形部の陽極側の端部と陰極先端部との管軸方向離間距
離をL(mm)とすると、 D+L≦15 であるとともに、 基準温度300Kにおける前記発光管内に封入される希
ガスの圧力をP(MPa)とすると、 0.01≦P≦1 である条件を満たすことを特徴とするショートアーク型
放電ランプ。 - 【請求項2】 前記異形部は、前記テーパー部の表面か
ら内部に凹んだ凹部であって、当該凹部が円環状に連続
して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
ショートアーク型放電ランプ。 - 【請求項3】 前記凹部の幅が0.8mm以下であるこ
とを特徴とする請求項2に記載のショートアーク型放電
ランプ。 - 【請求項4】 前記異形部は、前記テーパー部の表面か
ら内部に凹んだ凹部であって、当該凹部が陰極の先端側
から後端側に連続して形成されていることを特徴とする
請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002055641A JP2003257363A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | ショートアーク型放電ランプ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002055641A JP2003257363A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | ショートアーク型放電ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JP2003257363A (ja) |
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