JP2010218419A - 画像処理装置、および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、および画像処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010218419A
JP2010218419A JP2009066632A JP2009066632A JP2010218419A JP 2010218419 A JP2010218419 A JP 2010218419A JP 2009066632 A JP2009066632 A JP 2009066632A JP 2009066632 A JP2009066632 A JP 2009066632A JP 2010218419 A JP2010218419 A JP 2010218419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
image processing
information
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009066632A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Seki
関  伸彰
Mayuko Iwasaki
麻由子 岩崎
Yasuhiro Takada
靖弘 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2009066632A priority Critical patent/JP2010218419A/ja
Publication of JP2010218419A publication Critical patent/JP2010218419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

【課題】画像の表示状態を保存すること。
【解決手段】制御装置103は、画像ファイルのヘッダ部に画像表示ウィンドウに表示されている画像の表示倍率、表示位置、および画像表示ウィンドウのウィンドウサイズのそれぞれに関する情報を記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、および画像処理プログラムに関する。
次のような画像処理装置が知られている。この画像処理装置は、画像上の編集位置情報を記憶しておき、再編集時には、記憶した情報を読み出すことにより、画像内の以前の編集位置を表示する(例えば、特許文献1)。
特開2006−157613号公報
しかしながら、従来の画像処理装置では、以前の編集位置しか記憶されないため、使用者は、画像の表示倍率や画像を表示していたウィンドウサイズ等は改めて設定する必要があった。
本発明は、画像表示領域内に画像を表示する表示制御手段と、画像表示領域内に表示した画像の表示状態に関する情報を画像に関連付けて記録する記録制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、記録制御手段は、画像表示領域のサイズに関する情報、画像の表示倍率に関する情報、および画像表示領域内に表示された画像の画像全体における位置に関する情報を画像の表示状態に関する情報として記録するようにしてもよい。
表示制御装置は、画像の表示状態に関する情報に基づいて、画像表示領域における画像の表示状態を復元するようにしてもよい。
記録制御手段は、画像表示領域内に表示した画像に対して画像処理を施したとき、または使用者によって画像の表示状態に関する情報の記録が指示されたときに、記録を行うようにしてもよい。
記録制御手段は、画像表示領域内に表示した画像に対して複数の画像処理を施した場合には、それぞれの画像処理ごとに、その画像処理が施されたときの画像の表示状態に関する情報を記録するようにしてもよい。
記録制御手段は、使用者によって画像の表示状態に関する情報の記録が指示されたときには、当該指示がなされたときの画像の表示状態に関する情報を記録するようにしてもよい。
複数の画像処理ごとに画像の表示状態に関する情報が記録されている場合には、1の画像処理に対して記録されている画像の表示状態に関する情報を、他の画像処理に対する情報として複写する複写手段をさらに備えるようにしてもよい。
本発明によれば、画像表示領域内に表示した画像の表示状態に関する情報を画像に関連付けて記録することができる。
パソコンの一実施の形態の構成を示すブロック図である。 アプリケーション画面の表示例を示す第1の図である。 アプリケーション画面の表示例を示す第2の図である。 アプリケーション画面の表示例を示す第3の図である。 アプリケーション画面の表示例を示す第4の図である。 アプリケーション画面の表示例を示す第5の図である。 アプリケーション画面の表示例を示す第6の図である。 アプリケーション画面の表示例を示す第7の図である。 アプリケーション画面の表示例を示す第8の図である。 アプリケーション画面の表示例を示す第9の図である。
図1は、本実施の形態におけるパソコン(パーソナルコンピューター)の一実施の形態の構成を示すブロック図である。なお、パソコン100は、後述するように、制御装置103が、使用者からの指示に基づいて、HDD104に記録されているプログラムを読み出して実行することにより、画像処理装置として動作する。
パソコン100は、操作部材101と、接続IF(インターフェース)102と、制御装置103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、モニタ105とを備えている。
操作部材101は、使用者によって操作される種々の装置、例えばキーボードやマウスを含む。接続IF102は、デジタルカメラなどの外部装置を接続するためのインターフェースであって、例えばデジタルカメラやビデオカメラと有線接続を行うためのUSBインターフェースや、無線接続を行うための無線LANモジュールなどが使用される。本実施の形態では、例えば、この接続IF102を介してデジタルカメラから画像ファイルのデータが取り込まれる。
制御装置103は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、画像処理装置100の全体を制御する。なお、制御装置103を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。
HDD104は、接続IF102を介して取り込まれた画像ファイルや、制御装置103で実行される種々のプログラム等を記録するための記録装置である。例えば、HDD104には、後述する処理を実行するための画像表示プログラムのデータが記録される。このプログラムは、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体に記録されて提供される。パソコン100においては、使用者が記憶媒体を用いてプログラムのデータをHDD104にインストールすることによって、制御装置103がプログラムを実行できるようになる。そして、上述したように、制御装置103がプログラムを実行することによって、パソコン100は、画像処理装置として機能することになる。
モニタ105は、例えば液晶モニタであって、制御装置103から出力される表示用データの画像を表示する。
本実施の形態では、使用者は、HDD104に記録されている画像ファイルを選択して、選択した画像ファイルの画像に対して編集を施すことができる。例えば、使用者は、画像に対して色調整やホワイトバランス調整を行ったりして、好みの画像になるように編集することができる。具体的には、使用者は、画像処理アプリケーションの実行を指示し、そのアプリケーション画面上でHDD104に記録されている画像ファイルの中の1つを選択し、選択した画像ファイルの画像に対して種々の編集を行うことができる。
制御装置103は、使用者によって画像処理アプリケーションの実行が指示されると、HDD104に記録されている画像処理アプリケーションの実行プログラムを読み出して実行することにより、画像処理アプリケーションを起動する。制御装置103は、さらに画像処理アプリケーション上で使用者によって画像処理対象の画像ファイルが選択された場合には、該画像ファイルをHDD104から読み出して、例えば図2に示すように、読み出した画像ファイルの画像をアプリケーション画面上に表示する。
なお、図2に示すアプリケーション画面においては、アプリケーション画面内には、画像処理対象の画像を表示するための領域である画像表示ウィンドウ2aと、画像処理ツールを配置したツールウィンドウ2bとの2つのウィンドウが配置されている。ツールウィンドウ2b内に配置される画像処理ツールとしては、例えば、カラーバランス調整用のColor Balanceツール2b−1、コントラストおよびブライトネス調整用のContrast/Brightnessツール2b−2、階調補正用のLevel&Curvesツール2b−3がある。
使用者は、操作部材101に含まれるマウスを操作して、画像表示ウィンドウ2a内に表示されている画像上で画像処理を施したい部分(領域)を選択し、その部分に対してツールウィンドウ2b内の画像処理ツールを用いて画像の調整を行うことができる。例えば、使用者は、図3に示すように、画像内の特定領域を拡大表示させた後、拡大した画像上で画像処理を施す部分を指定することができる。また、使用者は、画像処理を施したい範囲の大きさに応じて、画像表示ウィンドウ2aの大きさ、すなわちウィンドウサイズを任意に変更することができる。
制御装置103は、使用者によって上述したように画像の調整が行われ、調整内容が確定された場合には、画像にその調整内容に応じた画像処理を施し、画像処理結果を反映させた画像で画像ファイルを更新する。本実施の形態では、制御装置103は、このときに、画像表示ウィンドウ2a内に表示されている画像の表示倍率を示す情報(表示倍率情報)、画像全体における画像表示ウィンドウ2a内に表示されている画像の位置を示す情報(画像位置情報)、および画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズを示す情報(ウィンドウサイズ情報)を画像調整時の表示情報として、画像処理の内容を示す情報とともに画像ファイルに関連付けて記録する。
例えば、制御装置103は、画像ファイルのヘッダ部に画像に対して施した画像処理の内容を示す画像処理パラメータと一緒に上記画像調整時の表示情報を記録するようにする。このとき、制御装置103は、使用者が1つの画像に対して、複数の画像調整を行った場合には、各画像処理に関連付けて画像調整時の表示情報を記録する。これにより、画像に対して施した画像処理の内容ごとに、そのときの画像の表示状態(表示倍率、画像位置、ウィンドウサイズ)を関連付けて記録することができる。
なお、表示倍率情報としては、画像表示ウィンドウ2aへの画像のデフォルト表示倍率を100%としたときの、画像調整時の画像の表示倍率(%)が記録される。画像位置情報としては、画像表示ウィンドウ2aに表示した画像全体における所定の点、例えば画像の左上の角を原点とした場合の、画像調整時の画像の中心点の座標値(x座標値、y座標値)が記録される。また、ウィンドウサイズ情報としては、アプリケーション画面上に表示されている画像調整時の画像表示ウィンドウ2aの縦サイズと横サイズとが記録される。
本実施の形態では、使用者は、図3に示すように、ツールウィンドウ2b内の各画像処理ツール内に配置されている「前回の表示位置」ボタン3aを押下することにより、画像表示ウィンドウ2a内の画像の表示倍率、画像位置、および画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズを、その画像処理ツールに対応する画像処理が前回行われたときの状態に変更するように指示することができる。
例えば、使用者は、図3に示す画像の表示倍率、画像位置、およびウィンドウサイズでColor Balanceツール2b−1を操作してカラーバランスの調整を行い、その調整を確定した後に画像の表示倍率、画像位置、およびウィンドウサイズの少なくとも1つを変更したとする。この場合、使用者は、Color Balanceツール2b−1内に配置されている「前回の表示位置」ボタン3aをマウスを操作して押下することにより、画像の表示倍率、画像位置、およびウィンドウサイズを前回の画像調整時の状態、すなわち図3に示す状態に戻すように指示することができる。
制御装置103は、「前回の表示位置」ボタン3aが押下されたことを検出した場合には、現在、画像表示ウィンドウ2aに表示中の画像ファイルのヘッダ部から上述した画像調整時の表示情報、すなわち表示倍率情報、画像位置情報、およびウィンドウサイズ情報を読み出す。そして、制御装置103は、読み出した画像調整時の表示情報に基づいて、画像表示ウィンドウ2aに表示中の画像の表示倍率および画像位置と、画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズを前回の画像調整時の状態に復元する。
これによって、使用者は、前回の画像調整時に注目していた画像内の範囲を、画像調整時と同じ表示倍率、およびウィンドウサイズで再確認することができる。また、使用者が前回の画像調整時に、画像調整を途中で中断させて確定した場合には、再度、同じ表示状態で画像を表示させることができるため、使用者は、そのまま画像調整の続きを続行することができる。
なお、このとき、制御装置103は、「前回の表示位置」ボタン3aが押下されたことを検出した場合には「前回の表示位置」ボタン3aの表示状態を凸状態から凹状態に変更することによって、「前回の表示位置」ボタン3aが押下された状態にあることを使用者が視覚的に認識できるようにする。そして、使用者が再度「前回の表示位置」ボタン3aを押下したとき、または使用者がマウスを操作して画像表示ウィンドウ2aに表示中の画像の表示倍率、画像位置、画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズのいずれかを変更したときには、「前回の表示位置」ボタン3aの表示状態を凹状態から凸状態に変更することによって、「前回の表示位置」ボタン3aの押下が解除されたことを使用者が視覚的に認識できるようにする。
本実施の形態における画像処理アプリケーションにおいては、さらに使用者の利便性を向上させるために、以下のような機能も提供する。使用者は、キーボードの所定のキー、例えば「Alt」キーを押しながら「前回の表示位置」ボタン3aを押下することによって、画像の表示倍率、画像位置、およびウィンドウサイズを前回の画像調整時の状態に戻すとともに、その状態を変更できないようにロックすることができる。そして、使用者は、再度「前回の表示位置」ボタン3aを押下することによって、ロックを解除することができる。
また、使用者は、ツールウィンドウ2b内の各画像処理ツール内に「前回の表示位置」ボタン3aとは別に、使用者が任意の画像表示ウィンドウ2a内の画像の表示倍率、画像位置、および画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズを関連付けて登録するためのプリセットボタンを追加することができる。例えば、使用者は、ツールウィンドウ2b内のいずれかの画像処理ツールをマウスでクリックしてアクティブにした状態でキーボードの所定のキー、例えば「+」キーを押すことにより、アクティブ状態にある画像処理ツール内にプリセットボタンを追加することができる。
制御装置103は、使用者によってキーボードの「+」キーが押下されたことを検出した場合には、アクティブ状態にある画像処理ツール内にプリセットボタンを追加するとともに、そのプリセットボタンに関連付けて、現在の画像表示ウィンドウ2a内の画像の表示状態、すなあち、表示倍率、画像位置、ウィンドウサイズをプリセット情報として記録する。なお、プリセット情報は、上述した画像調整時の表示情報と同様に、画像ファイルのヘッダ部に、プリセットボタンが追加された画像処理ツールに対応する画像処理の画像処理パラメータとともに記録される。
そして、制御装置103は、使用者によってプリセットボタンが押下された場合には、そのプリセットボタンに関連付けて記録されているプリセット情報に基づいて、画像表示ウィンドウ2aに表示中の画像の表示倍率および画像位置と、画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズを変更する。
なお、このときも「前回の表示位置」ボタン3aが押下された場合と同様に、制御装置103は、プリセットボタンが押下されたことを検出した場合にはプリセットボタンの表示状態を凸状態から凹状態に変更することによって、プリセットボタンが押下された状態にあることを使用者が視覚的に認識できるようにする。そして、使用者が再度プリセットボタンを押下したとき、または使用者がマウスを操作して画像表示ウィンドウ2aに表示中の画像の表示倍率、画像位置、画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズのいずれかを変更したときには、プリセットボタンの表示状態を凹状態から凸状態に変更することによって、プリセットボタンの押下が解除されたことを使用者が視覚的に認識できるようにする。
また、使用者は、「前回の表示位置」ボタン3aと同様に、キーボードの所定のキー、例えば「Alt」キーを押しながらプリセットボタンを押下することによって、画像の表示倍率、画像位置、およびウィンドウサイズをプリセット情報に基づいて変更するとともに、その状態を変更できないようにロックすることができる。そして、使用者は、再度プリセットボタンを押下することによって、ロックを解除することができる。
図4は、Color Balanceツール2b−1内にプリセットボタンを追加した場合の具体例を示す図である。例えば、使用者は、図4(a)に示すように、「前回の表示位置」ボタン3aのみが配置されているColor Balanceツール2b−1をクリックしてアクティブにした後、キーボードの「+」キーを押すことにより、図4(b)に示すように、Color Balanceツール2b−1内にプリセットボタン4aを追加することができる。
また、使用者は、ある画像処理ツール内に配置されている「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aを他の画像処理ツール内にコピーして配置することもできる。例えば、使用者は、マウスを操作して、コピー元の画像処理ツール内にある「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aをコピー先の画像処理ツール内へドラッグアンドドロップすることにより、「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aをコピー先の画像処理ツール内にコピーすることができる。
制御装置103は、使用者によって「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aのコピーが指示された場合には、コピー先の画像処理ツール内にコピーされたボタンを配置する。これとともに、制御装置103は、コピー元の画像処理ツール内でコピーされたボタンに関連付けられて記録されていた画像調整時の表示情報またはプリセット情報をコピーして、コピー先の画像処理ツールに対応する画像処理の画像処理パラメータとともに画像ファイルのヘッダ部に記録する。
図5は、Color Balanceツール2b−1内の「前回の表示位置」ボタン3a、およびプリセットボタン4aが、Contrast/Brightnessツール2b−2内にコピーされた場合の具体例を示す図である。例えば、使用者は、Color Balanceツール2b−1内の「前回の表示位置」ボタン3a、およびプリセットボタン4aをContrast/Brightnessツール2b−2内にドラッグアンドドロップすることにより、Contrast/Brightnessツール2b−2内にも「前回の表示位置」ボタン3a、およびプリセットボタン4aが作成される。
このように、各画像処理ツール内にプリセットボタンを追加したり、画像処理ツール間でボタンをコピーしたりできるようにした場合には、画像処理ツール内に複数のボタンが配置されることになるため、制御装置103は、各ボタンに表示するアイコンを変えて、それぞれのボタンが「前回の表示位置」ボタン3aであるか、またはプリセットボタン4aであるかを識別できるようにする。
例えば、図4(b)や図5に示すように、「前回の表示位置」ボタン3aを虫眼鏡の絵を表示したアイコンとし、プリセットボタン4aを虫眼鏡の絵に番号を重畳して表示したアイコンとする。そして、制御装置103は、1つの画像処理ツール内に配置するプリセットボタンが複数になる場合には、虫眼鏡の絵に重畳する番号をプリセット番号としてカウントアップさせていくことによって、個々のプリセットボタンを識別できるようにする。これによって、使用者は、画像処理ツール内に配置されるボタンが複数ある場合でも、各ボタンが「前回の表示位置」ボタン3aであるか、またはプリセットボタン4aであるかを識別することができる。
あるいは、制御装置103は、図6に示すように、使用者が各ボタンを識別できるように、各ボタンを示すアイコンとして、そのボタンを押下することにより画像表示ウィンドウ2a内に表示される画像を縮小した画像を表示するようにしてもよい。これによって、使用者は、画像処理ツール内に配置されるボタンが複数ある場合でも、各ボタンが「前回の表示位置」ボタン3aであるか、またはプリセットボタン4aであるかを識別することができるとともに、各ボタンを押下することによりどのような画像が画像表示ウィンドウ2a内に表示されるかを知ることができる。
また、本実施の形態では、使用者は、図7(a)に示すように、画像表示ウィンドウ2a内に表示されている画像をフルスクリーン表示させることができる。制御装置103は、画像がフルスクリーン表示されている場合に、使用者によって「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aが押下された場合には、フルスクリーン状態を保ったまま、画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に基づく画像表示を行う。
具体的には、制御装置103は、画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に含まれる表示倍率情報と表示位置情報とに基づいて画像の表示倍率と表示位置を特定する。そして、制御装置103は、特定した表示倍率で、かつ画像の表示位置の中心がフルスクリーン時の画面中央に位置にするように画像を表示する。すなわち、制御装置103は、画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に含まれるウィンドウサイズ情報は無視し、表示倍率情報と表示位置情報とに基づいて画像を表示する。これによって、例えば、図7(b)に示すように、本来であれば画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に含まれるウィンドウサイズ情報に基づく大きさの画像表示ウィンドウ2aに表示される画像が拡大されてフルスクリーン表示される。
なお、この場合には、画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に含まれるウィンドウサイズ情報により特定できるウィンドウサイズと、現在の画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズとが異なるため、制御装置103は、「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aが押下されたにもかかわらず、これらのボタンを凹状態には変更しない。
また、制御装置103は、図8(a)に示すように、あるウィンドウサイズの画像表示ウィンドウ2a内に画像が表示されているときに、使用者によってキーボードの所定のキー、例えば「Ctr」キーが押下された状態で「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aが押下された場合には、その時点での画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズを保持したまま、画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に基づく画像表示を行う。
具体的には、制御装置103は、画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に含まれるウィンドウサイズ情報に基づいて、ウィンドウサイズを特定する。そして、制御装置103は、プリセット情報に含まれる表示倍率情報、および表示位置情報に基づいて、上記特定したウィンドウサイズ内に表示する画像の表示倍率および表示位置を決定する。その後、制御装置103は、表示する画像の範囲は変更せずに、その画像が現在のウィンドウサイズ内に収まるように画像の表示倍率を変更して、現在のウィンドウサイズを保持したまま画像表示ウィンドウ2a内に画像を表示する。これによって、例えば、図8(b)に示すように、本来であれば画像表示ウィンドウ2aに表示される画像が拡大されてフルスクリーン表示される。
なお、この場合には、画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に含まれる表示倍率情報およびウィンドウサイズ情報により特定できる画像の表示倍率およびウィンドウサイズと、画像表示ウィンドウ2a内に表示されている画像の表示倍率および現在の画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズとが異なるため、制御装置103は、「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aが押下されたにもかかわらず、これらのボタンを凹状態には変更しない。
また、制御装置103は、図9(a)に示すように、あるウィンドウサイズの画像表示ウィンドウ2a内に、ある表示倍率で画像が表示されているときに、使用者によってキーボードの所定のキー、例えば「Shift」キーが押下された状態で「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aが押下された場合には、その時点での画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズ、および画像の表示倍率を保持したまま、画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に基づく画像表示を行う。
具体的には、制御装置103は、画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に含まれる表示倍率情報と表示位置情報とに基づいて画像の表示位置を特定する。そして、制御装置103は、特定した画像の表示位置の中心が、現在の画像表示ウィンドウ2aの画面中央に位置させ、さらに画像の表示倍率を現在の画像の表示倍率に変更して画像を表示する。これによって、例えば、図9(b)に示すように、現在の画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズと画像の表示倍率を保持したまま、画像調整が行われた位置の画像、またはプリセットされた位置の画像が表示される。
なお、この場合にも、画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に含まれる表示倍率情報およびウィンドウサイズ情報により特定できる画像の表示倍率およびウィンドウサイズと、画像表示ウィンドウ2a内に表示されている画像の表示倍率および現在の画像表示ウィンドウ2aのウィンドウサイズとが異なるため、制御装置103は、「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aが押下されたにもかかわらず、これらのボタンを凹状態には変更しない。
使用者は、図10(a)に示すように、ツールウィンドウ2b内に配置されているフレーム表示ボタン10aを押下することにより、画像表示ウィンドウ2a内に画像の全体を表示し、さらにその画像上に「前回の表示位置」ボタン3aを押下することに表示される画像範囲、およびプリセットボタン4aが押下されることにより表示される画像範囲を示す枠(フレーム)を表示するように指示することができる。
制御装置103は、フレーム表示ボタン10aが押下されたことを検出した場合には、画像ファイル内から全ての画像調整時の表示情報とプリセット情報とを読み込んで、そららに対応するボタンが押下された場合に画像表示ウィンドウ2a内に表示される画像の範囲を特定する。そして、制御装置103は、図10(a)に示すように、画像表示ウィンドウ2a内に表示した全体画像上に、上記特定した全ての画像範囲を示すフレーム10b〜10eを表示する。
また、制御装置103は、各フレームに対応付けて、フレームにより囲まれる範囲を示す情報、表示倍率情報、画像処理の内容を示す情報、プリセット番号を示す情報等のフレーム情報を表示する。なお、制御装置103は、全体画像上に複数の枠を表示する場合には、使用者が各枠を識別しやすいように、枠の表示色を変えるようにしてもよい。
制御装置103は、全体画像上のいずれかの枠内にマウスカーソルが移動されたことを検出した場合には、その枠を太枠にしたり表示色を変えたりすることによってハイライト表示して他の枠と区別する。また、制御装置103は、いずれかの枠内がマウスでクリックされて選択された場合には、その枠内の画像を画像表示ウィンドウ2a内に拡大表示する。例えば、図10(b)は、図10(a)に示す枠10b内がクリックされたことにより、枠10b内の画像が画像表示ウィンドウ2a内に拡大表示された例を示している。
そして、制御装置103は、画像表示ウィンドウ2a内に拡大表示した枠内の画像上に、その枠内の画像に対して施されている画像処理の調整用ツール10fを重畳表示する。使用者は、この調整用ツール10fを用いて画像表示ウィンドウ2a内に表示されている画像を調整することができる。また、画像上に調整用ツール10fを重畳表示した場合には、ツールウィンドウ2b内に表示されている各画像処理ツールのうち、その調整用ツールに対応する画像処理ツールを自動的に選択してアクティブにしてもよい。
また、制御装置103は、全体画像上にフレームが表示されていない状態で、使用者によって全体画像上の任意の点にマウスカーソルが置かれた場合には、図10(c)に示すように、その点を含むフレーム10g、およびフレーム10gに関するフレーム情報を表示するようにしてもよい。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置103は、画像ファイルのヘッダ部に画像表示ウィンドウ2aに表示されている画像の表示倍率、表示位置、および画像表示ウィンドウのウィンドウサイズのそれぞれに関する情報を記録するようにした。これによって、画像の表示状態に関する情報を画像ファイルに関連付けて記録しておくことができる。
(2)制御装置103は、使用者によって「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aが押下された場合には、それらのボタンに対応する画像調整時の表示情報、またはプリセット情報に基づいて、画像の表示状態を復元するようにした。これによって、使用者は、容易に過去の表示状態を復元することができる。
(3)制御装置103は、使用者による画像調整指示に基づいて画像処理を行ったとき、または使用者によってプリセットボタン4aの追加が指示されたときに、そのときの画像の表示状態を示す情報を画像調整時の表示情報、またはプリセット情報として画像ファイルのヘッダ部に記録するようにした。これによって、使用者が復元を要求する可能性がたかい画像編集時の表示状態、または使用者が後に復元する可能性があると考えた任意の時点の表示状態に関する情報を保持しておくことができる。
(4)制御装置103は、ある画像処理ツール内から「前回の表示位置」ボタン3a、またはプリセットボタン4aが他の画像処理ツール内にコピーされた場合には、コピー元の画像処理ツール内でコピーされたボタンに関連付けられて記録されていた画像調整時の表示情報またはプリセット情報をコピーして、コピー先の画像処理ツールに対応する画像処理の画像処理パラメータとともに画像ファイルのヘッダ部に記録するようにした。これによって、使用者は、ある画像処理に対応して既に記録されている画像調整時の表示情報またはプリセット情報を簡易な操作で他の画像処理用にコピーすることができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態のパソコンは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、制御装置103は、使用者によって画像調整行なわれ、それが確定されたときに画像調整時の表示情報を画像ファイルのヘッダ部に記録する例について説明した。しかしながら、制御装置103は、使用者によって画像処理ツールに対する操作が行われて、いずれかの画像処理パラメータが変更されたタイミングで画像調整時の表示情報を画像ファイルのヘッダ部に記録するようにしてもよい。
(2)上述した実施の形態では、制御装置103は、画像ファイルのヘッダ部に画像調整時の表示情報やプリセット情報を記録する例について説明した。しかしながら、制御装置103は、画像ファイルのヘッダ部ではなく、別ファイルに画像調整時の表示情報やプリセット情報を記録するようにしてもよい。
(3)上述した実施の形態では、使用者は、前回の画像調整時の表示状態を復元するように指示するために、「前回の表示位置」ボタン3aをマウスで押下する例について説明した。しかしながら、使用者が画像処理ツール内をマウスでクリックすると、自動的にそのツール内の「前回の表示位置」ボタン3aが押下されるようにしてもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 パソコン、101 操作部材、102 接続IF、103 制御装置、104 HDD、105 モニタ

Claims (8)

  1. 画像表示領域内に画像を表示する表示制御手段と、
    前記画像表示領域内に表示した画像の表示状態に関する情報を画像に関連付けて記録する記録制御手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記記録制御手段は、前記画像表示領域のサイズに関する情報、前記画像の表示倍率に関する情報、および前記画像表示領域内に表示された画像の画像全体における位置に関する情報を前記画像の表示状態に関する情報として記録することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記表示制御装置は、前記画像の表示状態に関する情報に基づいて、前記画像表示領域における画像の表示状態を復元することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記記録制御手段は、前記画像表示領域内に表示した画像に対して画像処理を施したとき、または使用者によって前記画像の表示状態に関する情報の記録が指示されたときに、記録を行うことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    前記記録制御手段は、前記画像表示領域内に表示した画像に対して複数の画像処理を施した場合には、それぞれの画像処理ごとに、その画像処理が施されたときの前記画像の表示状態に関する情報を記録することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項4または5に記載の画像処理装置において、
    前記記録制御手段は、使用者によって前記画像の表示状態に関する情報の記録が指示されたときには、当該指示がなされたときの前記画像の表示状態に関する情報を記録することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項4〜6のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    複数の画像処理ごとに前記画像の表示状態に関する情報が記録されている場合には、1の画像処理に対して記録されている前記画像の表示状態に関する情報を、他の画像処理に対する情報として複写する複写手段をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
  8. コンピューターに、
    画像表示領域内に画像を表示する表示制御手順と、
    前記画像表示領域内に表示した画像の表示状態に関する情報を画像に関連付けて記録する記録制御手順とを実行させるための画像処理プログラム。
JP2009066632A 2009-03-18 2009-03-18 画像処理装置、および画像処理プログラム Pending JP2010218419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009066632A JP2010218419A (ja) 2009-03-18 2009-03-18 画像処理装置、および画像処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009066632A JP2010218419A (ja) 2009-03-18 2009-03-18 画像処理装置、および画像処理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010218419A true JP2010218419A (ja) 2010-09-30

Family

ID=42977165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009066632A Pending JP2010218419A (ja) 2009-03-18 2009-03-18 画像処理装置、および画像処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010218419A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7468204B2 (ja) 2020-07-08 2024-04-16 コニカミノルタ株式会社 ドキュメント表示装置及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11328380A (ja) * 1998-03-13 1999-11-30 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュ―タに実行させるプログラムを記録したコンピュ―タ読み取り可能な記録媒体
JP2006121306A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Canon Inc 画像出力方法、装置、プログラム及び可読メモリ
JP2008270903A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Fujifilm Corp 画像処理装置、方法およびプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11328380A (ja) * 1998-03-13 1999-11-30 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュ―タに実行させるプログラムを記録したコンピュ―タ読み取り可能な記録媒体
JP2006121306A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Canon Inc 画像出力方法、装置、プログラム及び可読メモリ
JP2008270903A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Fujifilm Corp 画像処理装置、方法およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7468204B2 (ja) 2020-07-08 2024-04-16 コニカミノルタ株式会社 ドキュメント表示装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8635549B2 (en) Directly assigning desktop backgrounds
JP4939959B2 (ja) 携帯機器
JP2009112550A (ja) ゲーム装置、画像処理方法、プログラム及び情報記憶媒体
JP2014149634A (ja) 入出力装置
JP2010041663A (ja) 画像読取装置および画像読取システムのガイダンス表示
JP4508745B2 (ja) 情報処理装置及び画像編集装置並びにそれらの制御方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体
JP4829694B2 (ja) 画像選択装置及び方法、並びにプログラム
JP2013134579A (ja) ユーザインタフェース装置
JP2007180638A (ja) 撮像装置
JP5376685B2 (ja) コンテンツデータ表示装置、コンテンツデータ表示方法及びプログラム
JP2012010190A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2011228897A (ja) 画像処理プログラム、および画像処理装置
JP2009042832A (ja) 処理実行プログラム、および処理実行装置
JP2010218419A (ja) 画像処理装置、および画像処理プログラム
JP5760946B2 (ja) 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム
JP2010049317A (ja) 表示装置
JP6779778B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP5531636B2 (ja) 画像処理プログラム、および画像処理装置
JP4888251B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP5419783B2 (ja) 画像再生装置及び画像再生装置の制御方法
JP2010183351A (ja) 画像データ保持装置、および画像処理プログラム
JP2006080916A (ja) 動画像処理装置及び動画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体
JP2010178258A (ja) 画像処理プログラム、画像処理装置、およびカメラ
JP2007087106A (ja) 記録装置
JP2007102569A (ja) 画像表示装置、画像表示方法、および、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131008