JP2010218344A - サービス連携装置、プログラム、サービス連携方法及びサービス提供システム - Google Patents

サービス連携装置、プログラム、サービス連携方法及びサービス提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】連携サービスの処理の詳細がわからない場合でも、サービスの処理負荷を分散させ、連携サービスの可用性を向上すること。
【解決手段】 サービス動的連携装置110は、ユーザ側通信端末140より実行要求のあったシナリオに含まれるWebサービスのうち、既に実行されていなければならないWebサーバを特定した依存関係情報に基づいて実行可能なWebサービスを次々と選択して、実行する処理を、当該シナリオに含まれるWebサービスがなくなるまで繰り返し行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、シナリオに沿って複数のWebサービスを連携して提供する技術に関する。
近年、Webサービスを利用した分散コンピューティングが普及してきている。Webサービスはモジュール間の通信に、Webの一般的なプロトコルであるHTTP(Hypertext Transfer Protocol)の上でXML(Extensible Markup Language)技術を応用したSOAP(Simple Object Access Protocol)を用いるものが普及している。今後、高い信頼性と通信品質を実現するNGN(Next Generation Network)の出現などもあり、Webサービスによる分散コンピューティングは従来のように企業内といった比較的閉じたネットワーク内だけでなく、広く開かれたネットワーク上でも利用されると見込まれている。
Webサービスの普及に伴い、複数のWebサービスを連携させた連携サービスを構成するためのプロセス記述言語の開発が進められている。その主な仕様としては、OASISの定めるWSBPEL(Web Services Business Process Execution Language)や、OMGのBPMN(Business Process Modeling Notation)がある。これらのプロセス記述言語を用い、Webサービスの実行順序をシナリオとして記述することで、連携サービスは定義される。サービスの連携を制御するサービス連携制御装置は、ユーザからの連携サービスの実行要求(シナリオ実行要求)を受けると、シナリオを解釈してWebサービスを順次実行し、連携サービスをユーザへ提供する。
近年、サービス提供者がユーザへサービスを提供する際、サービスの機能だけでなく、可用性を始めとするサービスの品質も重要視されるようになってきている。従って、連携サービスの提供においても、ユーザからのシナリオ実行要求の頻度が増大した際に連携サービスを安定して提供できることが重要となる。
そして、連携サービスの可用性を向上させる技術として、例えば、特許文献1に記載の技術では、シナリオを構成するWebサービスが輻輳した場合に代替として用いる機能をあらかじめ準備し、Webサービスが輻輳してきた場合には、シナリオの中のそのWebサービスを含む部分のみを代替機能を用いて実行することで負荷分散を行うようにしている。
特開2008−250953号公報
特許文献1に記載の技術では、シナリオを構成するWebサービスを代替して提供する装置を予め用意しておくことで、連携サービスの可用性を向上させているが、開かれたネットワーク上に分散したサービスでは、それぞれ管理を行う主体が異なり、処理の詳細を外部に隠蔽して提供している場合には、サービス連携装置の管理者や連携サービスの構築者が独自に代替する装置を準備することができない。
そこで、本発明は、連携サービスの処理の詳細がわからない場合でも、サービスの処理負荷を分散させ、連携サービスの可用性を向上することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、シナリオに含まれるWebサービスのうち、提供可能なWebサービスを次々と選択して、実行することを特徴とする。
例えば、本発明は、シナリオに沿って複数のWebサービスを連携させて、当該シナリオに対応する処理を行うサービス連携装置であって、シナリオ毎に、一のWebサービスと、当該一のWebサービスを実行する際に実行していなければならない他のWebサービスと、を特定する依存関係情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記依存関係情報より、前記他のWebサービスが既に実行されている前記一のWebサービスを特定して、特定されたWebサービスを実行する処理を、前記シナリオに含まれるWebサービスがなくなるまで繰り返すこと、を特徴とする。
以上のように、本発明によれば、連携サービスの処理の詳細がわからない場合でも、サービスの処理負荷を分散させ、連携サービスの可用性を向上することができる。
サービス提供システムの概略図。 サービス動的連携装置の概略図。 シナリオ設定情報テーブルの概略図。 シナリオ変数定義情報テーブルの概略図。 シナリオ実行情報テーブルの概略図。 インタフェース情報テーブルの概略図。 依存関係情報テーブルの概略図。 CTIシナリオの処理順序を示す概略図。 負荷状態計測設定情報テーブルの概略図。 負荷状態判定情報テーブルの概略図。 コンピュータの概略図。 起動処理を示すフローチャート。 負荷状態測定処理を示すフローチャート。 サービス連携処理を示すフローチャート。 負荷状態判定処理を示すフローチャート。
図1は、サービス提供システム100の概略図である。図示するように、サービス提供システム100は、サービス動的連携装置110と、サーバ群130と、ユーザ側通信端末140と、ユーザ側電話端末141と、オペレータ側通信端末150と、オペレータ側電話端末151と、Web商店サーバ160と、を備え、これらはネットワーク170を介して、相互に情報を送受信することができるようにされている。
サービス提供システム100では、ユーザ側通信端末140からサービス動的連携装置110に対して、SOAP又はHTTPを用いてシナリオの実行リクエストを送信する。
このようなシナリオの実行リスクエストを受信したサービス動的連携装置110では、受信したリクエストを解析し、指定されたシナリオを実行して、結果をSOAP又はHTTPを用いてユーザ側通信端末140に送信する。
ここで、本実施形態においては、具体的なシナリオとして「CTI(Call Telephony Integration)シナリオ」を例にして、サービス提供システム100での動作を説明するが、このような態様に限定されるものではない。
なお、CTIシナリオは、コールセンターの業務システムの一つであり、顧客からの商品の詳細情報の問い合わせをWeb上で受け付ける機能を提供する。
例えば、サービスプラットフォームを提供する事業者が、ネットワーク170に接続されたWeb商店サーバ160を介して、Web店舗を構築するためのプラットフォームを提供する。ある事業者が、Web商店サーバ160を介して、Web商店構築プラットフォーム上に仮想的な店舗を持ち、商品一覧を紹介するコンテンツを公開している。
このようなWeb店舗の顧客は、ユーザ側通信端末140を用いて、Web商店サーバ160を介して公開されているコンテンツを閲覧し、閲覧している商品の詳細について、Web店舗のカスタマーセンターのオペレータに問い合わせる。
問い合わせのリクエストは、顧客が、閲覧中のコンテンツ内に設けられている詳細問い合わせボタンをクリックすることで、サービス動的連携装置110に対して送信される。
このような問い合わせのリクエストを受信したサービス動的連携装置110は、サーバ群130に含まれる各々のサーバが提供するWebサービスを連携させることで、顧客のカスタマーランク(ゲスト、シルバー、ゴールドなど)に応じたオペレータの選択、顧客への対応オペレータの情報(名前、担当分野など)の提供、オペレータへの顧客の詳細情報(名前やカスタマーランク、購入履歴など)の提供、顧客のユーザ側電話端末141とオペレータのオペレータ側電話端末151との間の通話の確立、といった連携処理を行う。
図2は、サービス動的連携装置110の概略図である。図示するように、サービス動的連携装置110は、記憶部111と、制御部117と、通信部124と、を備える。
記憶部111は、シナリオ情報記憶領域112と、Webサービス情報記憶領域113と、依存関係情報記憶領域114と、負荷状態情報記憶領域115と、を備える。
シナリオ情報記憶領域112には、サービス動的連携装置110で連携処理を行うシナリオに含まれるWebサービス及び当該シナリオにおける設定を特定するシナリオ設定情報と、サービス動的連携装置110において連携処理を行うシナリオで使用する変数の定義を特定するシナリオ変数定義情報と、サービス動的連携装置110で連携処理を行うシナリオに含まれるWebサービスを実行する際の変数を特定するシナリオ実行情報と、が記憶される。
例えば、本実施形態においては、図3(シナリオ設定情報テーブル112aの概略図)に示すようなシナリオ設定情報テーブル112aと、図4(シナリオ変数定義情報テーブル112kの概略図)に示すようなシナリオ変数定義情報テーブル112kと、図5(シナリオ実行情報テーブル112pの概略図)に示すようなシナリオ実行情報テーブル112pと、がシナリオ情報記憶領域112に記憶される。
図3に示すシナリオ設定情報テーブル112aは、シナリオ名欄112bと、シナリオインタフェース定義ファイル欄112cと、構成Webサービス一覧欄112dと、最大同時実行Webサービス数欄112eと、待機時間欄112fと、最大待機回数欄112gと、リクエスト格納用変数欄112hと、レスポンス送信用変数欄112iと、を有する。
シナリオ名欄112bには、サービス動的連携装置110で連携処理を行うシナリオを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、シナリオを特定する情報として、シナリオ名が格納される。
シナリオインタフェース定義ファイル欄112cには、シナリオ名欄112bで特定されるシナリオで使用するインタフェースを定義した定義ファイルを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、インタフェースを定義した定義ファイルを特定する情報として、定義ファイルのファイル名が格納される。
構成Webサービス一覧欄112dには、シナリオ名欄112bで特定されるシナリオを構成するWebサービスを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、Webサービスを特定する情報として、Webサービスのサービス名が格納される。
最大同時実行Webサービス数欄112eには、シナリオ名欄112bで特定されるシナリオに含まれるWebサービスを同時に実行する最大数を特定する情報が格納される。
待機時間欄112fには、シナリオ名欄112bで特定されるシナリオに含まれるWebサービスの実行を待機する時間を特定する情報が格納される。
最大待機回数欄112gには、シナリオ名欄112bで特定されるシナリオに含まれるWebサービスの実行を待機する最大回数を特定する情報が格納される。
リクエスト格納用変数欄112hには、シナリオ名欄112bで特定されるシナリオの実行リクエストを受信した際にリクエストメッセージに含まれる引数を格納するための変数を特定する情報が格納される。
レスポンス送信用変数欄112iには、シナリオ名欄112bで特定されるシナリオの実行終了時に送信するレスポンスに利用する変数を特定する情報が格納される。
図4に示すシナリオ変数定義情報テーブル112kは、シナリオ名欄112lと、変数名欄112mと、データ型欄112nと、を有する。
シナリオ名欄112lには、サービス動的連携装置110で連携処理を行うシナリオを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、シナリオを特定する情報として、シナリオ名が格納される。
変数名欄112mには、シナリオ名欄112lで特定されるシナリオを実行する際に、後述する制御部117のシナリオ実行部122が読み込む必要のある変数を特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、変数を特定する情報として、変数名が格納される。
データ型欄112nには、変数名欄112mで特定される変数のデータの型を特定する情報が格納される。
図5に示すシナリオ実行情報テーブル112pは、シナリオ名欄112qと、Webサービス名欄112rと、引数用変数名欄112sと、戻り値格納用変数名欄112tと、を有する。
シナリオ名欄112qには、サービス動的連携装置110で連携処理を行うシナリオを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、シナリオを特定する情報として、シナリオ名が格納される。
Webサービス名欄112rには、シナリオ名欄112qで特定されるシナリオを構成する個々のWebサービスを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、Webサービスを特定する情報として、Webサービスのサービス名が格納される。
引数用変数名欄112sには、Webサービス名欄112rで特定されるWebサービスを実行する際の引数として用いる変数を特定する情報が格納される。
戻り値格納用変数名欄112tには、Webサービス名欄112rで特定されるWebサービスを実行する際の戻り値を格納する変数を特定する情報が格納される。
図2に戻り、Webサービス情報記憶領域113には、サーバ群130に含まれるサーバが提供するWebサービスのインタフェースを特定するインタフェース情報が記憶される。例えば、本実施形態においては、図6(インタフェース情報テーブル113aの概略図)に示すようなインタフェース情報テーブル113aが記憶される。
図示するように、インタフェース情報テーブル113aは、Webサービス欄113bと、インタフェース定義ファイル欄113cと、を有する。
Webサービス欄113bには、サーバ群130に含まれるサーバが提供するWebサービスを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、Webサービスを特定する情報として、Webサービスのサービス名が格納される。
インタフェース定義ファイル欄113cには、Webサービス欄113bで特定されるWebサービスを利用するためのメッセージや通信アドレス等を特定したインタフェースを定義したファイルを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、インタフェースを定義したファイルを特定する情報として、インタフェース定義ファイルのファイル名が格納される。
図2に戻り、依存関係情報記憶領域114には、各々のシナリオを構成するWebサービスについて、当該Webサービスを実行する前に終了していなければならないWebサービスを特定する依存関係情報が記憶される。例えば、本実施形態においては、図7(依存関係情報テーブル114aの概略図)に示すような依存関係情報テーブル114aが記憶される。
図示するように、依存関係情報テーブル114aは、シナリオ名欄114bと、Webサービス欄114cと、依存サービス欄114dと、を有する。
シナリオ名欄114bには、サービス動的連携装置110で連携処理を行うシナリオを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、シナリオを特定する情報として、シナリオ名が格納される。
Webサービス欄114cには、シナリオ名欄114bで特定されるシナリオを構成するWebサービスを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、Webサービスを特定する情報として、Webサービスのサービス名が格納される。
依存サービス欄114dには、Webサービス欄114cで特定されるWebサービスの一つ前に実行されるWebサービスであって、当該Webサービスを実行する前に終了していなければならないWebサービスを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、Webサービスを特定する情報として、Webサービスのサービス名が格納される。
例えば、上述したCTIシナリオでは、図8(CTIシナリオの処理順序を示す概略図)に示すような順番で処理が実行される。
まず、「顧客情報検索サービス」が行われた後、「顧客SIP−URI解決サービス」及び「オペレータ選択サービス」が行われる。このため「顧客SIP−URI解決サービス」及び「オペレータ選択サービス」は、「顧客情報検索サービス」を行った後でなければ実行できない関係にある。
また、「顧客SIP−URI解決サービス」及び「オペレータ選択サービス」が行われた後、「オペレータ情報通知サービス」が行われる。このため「オペレータ情報通知サービス」は、「顧客SIP−URI解決サービス」及び「オペレータ選択サービス」を行った後でなければ実行することができない。
また、「オペレータ選択サービス」が行われた後、「オペレータSIP−URI解決サービス」が行われる。このため「オペレータSIP−URI解決サービス」は、「オペレータ選択サービス」を行った後でなければ実行することができない。
また、「顧客SIP−URI解決サービス」及び「オペレータSIP−URI解決サービス」が行われた後、「通話確立サービス」が行われる。このため「通話確立サービス」は、「顧客SIP−URI解決サービス」及び「オペレータSIP−URI解決サービス」を行った後でなければ実行することができない。
さらに、「オペレータSIP−URI解決サービス」が行われた後、「顧客情報通知サービス」が行われる。このため「顧客情報通知サービス」は、「オペレータSIP−URI解決サービス」を行った後でなければ実行することができない。
以上の依存関係をまとめると、図7に示すような依存関係情報テーブル114aとなる。
図2に戻り、負荷状態情報記憶領域115には、サーバ群130に含まれる各々のサーバが提供するWebサービスの負荷状態を計測するための設定を特定する負荷状態計測設定情報と、測定した負荷状態及び当該負荷状態を判定するための判定基準を特定する負荷状態判定情報と、が記憶される。例えば、本実施形態においては、図9(負荷状態計測設定情報テーブル115aの概略図)に示すような負荷状態計測設定情報テーブル115aと、図10(負荷状態判定情報テーブル115fの概略図)に示すような負荷状態判定情報テーブル115fと、が負荷状態情報記憶領域115に記憶される。
図9に示す負荷状態計測設定情報テーブル115aは、Webサービス欄115bと、負荷状態測定用引数欄115cと、測定間隔欄115dと、を有する。
Webサービス欄115bには、サーバ群130に含まれる各々のサーバが提供するWebサービスを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、Webサービスを特定する情報として、Webサービスのサービス名が格納される。
負荷状態測定用引数欄115cには、Webサービス欄115bで特定されるWebサービスの負荷状態を計測する実行要求を送信する際に用いるリクエスト用のダミーデータ(ダミーの引数)を特定する情報が格納される。
測定間隔欄115dには、Webサービス欄115bで特定されるWebサービスの負荷状態を計測する測定間隔を特定する情報が格納される。
図10に示す負荷状態判定情報テーブル115fは、Webサービス欄115gと、許容レスポンスタイム欄115hと、レスポンスタイム測定値欄115iと、を有する。
Webサービス欄115gには、サーバ群130に含まれる各々のサーバが提供するWebサービスを特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、Webサービスを特定する情報として、Webサービスのサービス名が格納される。
許容レスポンスタイム欄115hには、Webサービス欄115gで特定されるWebサービスの負荷状態を判定する際に用いる閾値を特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、負荷状態を判定する際に用いる閾値として、負荷状態の許容範囲の上限となる許容レスポンスタイムの値が格納される。
レスポンスタイム測定値欄115iには、Webサービス欄115gで特定されるWebサービスにおいて計測された負荷状態の値を特定する情報が格納される。例えば、本実施形態においては、計測された負荷状態の値として、測定されたレスポンスタイムの値が格納される。
制御部117は、全体制御部118と、負荷状態測定部119と、シナリオ生成部120と、負荷状態判定部121と、シナリオ実行部122と、を備える。
全体制御部118は、サービス動的連携装置110での処理の全体を制御する。例えば、全体制御部118は、通信部124を介して、ユーザ側通信端末140よりシナリオを実行するリクエストメッセージを受信し、シナリオ実行部122にシナリオの実行を指示する。
負荷状態測定部119は、サーバ群130に含まれるサーバとの間で、当該サーバが提供する各々のサービスの負荷状態を予め定められた時に実行し、負荷状態判定情報テーブル115fのレスポンスタイム測定値欄115iに格納する処理を行う。
シナリオ生成部120は、依存関係情報テーブル114aに基づいて、シナリオに含まれるWebサービスのうちで実行可能なWebサービスを特定し、特定したWebサービスの負荷状態を判定するよう負荷状態判定部121に指示する。
そして、シナリオ生成部120は、負荷状態判定部121での判定結果により、高負荷となっていない(低負荷となっている)Webサービスを抽出して、シナリオ実行部122に出力する。
負荷状態判定部121は、シナリオ生成部120からの指示に応じて、負荷状態の判定処理を行う。
例えば、負荷状態判定部121は、負荷状態判定情報テーブル115fのレスポンスタイム測定欄115iに格納されている値が、許容レスポンスタイム欄115hに格納されている値よりも大きな場合には、高負荷状態であると判断する。
シナリオ実行部122は、シナリオ生成部120で抽出されたWebサービスを実行する処理を制御する。
通信部124は、ネットワーク170を介して情報の送受信を行う。
以上に記載したサービス動的連携装置110は、例えば、図11(コンピュータ900の概略図)に示すような、CPU(Central Processing Unit)901と、メモリ902と、HDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置903と、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の可搬性を有する記憶媒体904に対して情報を読み書きする読書装置905と、キーボードやマウスなどの入力装置906と、ディスプレイなどの出力装置907と、通信ネットワークに接続するためのNIC(Network Interface Card)等の通信装置908と、を備えた一般的なコンピュータ900で実現できる。
例えば、記憶部111は、CPU901がメモリ902又は外部記憶装置903を利用することにより実現可能であり、制御部117は、外部記憶装置903に記憶されている所定のプログラムをメモリ902にロードしてCPU901で実行することで実現可能であり、入力部は、CPU901が入力装置906を利用することで実現可能であり、通信部124は、CPU901が通信装置908を利用することで実現可能である。
この所定のプログラムは、読書装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワークから、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。また、読書装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワークから、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。
図1に戻り、サーバ群130には、サービス動的連携装置110で実行するシナリオに含まれる各々のWebサービスを提供するサーバが含まれる。
例えば、上述したCTIシナリオについては、顧客情報検索サーバ131、顧客SIP−URI解決サーバ132、オペレータ選択サーバ133、オペレータ情報通知サーバ134、オペレータSIP−URI解決サーバ135、通話確立サーバ136、顧客情報通知サーバ137、が含まれる。
顧客情報検索サーバ131は、顧客IDの入力に対して、顧客情報のデータベースを参照し、対応する顧客の名前やカスタマーランク、購入履歴といった詳細情報を出力する処理を行う。
顧客SIP−URI解決サーバ132は、顧客詳細情報の入力から、ネットワーク170に構成されているNGNを管理する通信事業者が保持するNGN回線契約者のSIP−URIのデータベースを参照し、顧客のユーザ側電話端末141のSIP−URIを出力する処理を行う。
オペレータ選択サーバ133は、カスタマーランクや購買履歴などの顧客詳細情報から、顧客に対応するオペレータを選択し、オペレータのIDと名前等のオペレータ情報を出力する処理を行う。
オペレータ情報通知サーバ134は、顧客のユーザ側電話端末141のSIP−URI及びオペレータ情報の入力に対して、オペレータの情報を表示するWebページを生成し、SMS(Short Message Service)機能を用いてWebページのURLを顧客のユーザ側電話端末141に送信する処理を行う。
オペレータSIP−URI解決サーバ135は、顧客SIP−URI解決サーバ132と同様の処理を行い、オペレータ情報の入力から、対応するオペレータのオペレータ側電話端末151のSIP−URIを出力する処理を行う。
通話確立サーバ136は、顧客のユーザ側電話端末141のSIP−URIとオペレータのオペレータ側電話端末151のSIP−URIの入力を受け、NGNの3PCC(Third Party Call Control)機能を用いて両者の端末の通信を確立する処理を行う。
顧客情報通知サーバ137は、オペレータのオペレータ側電話端末151のSIP−URIと顧客詳細情報の入力に対して、顧客詳細情報を表示するWebページを生成し、SMS機能を用いてWebページのURLをオペレータのオペレータ側電話端末151へ送信する処理を行う。
なお、サーバ群130に含まれるサーバについても、図11に示すようなコンピュータで実現可能である。
ユーザ側通信端末140は、オペレータの指示に応じて、ユーザを特定する情報やシナリオを特定する情報(顧客IDやシナリオ名等)を特定したシナリオの実行指示を、サービス動的連携装置110に送信し、その応答として、シナリオの実行結果を受信する。
なお、ユーザ側通信端末140についても、図11に示すようなコンピュータで実現可能である。
ユーザ側電話端末141は、ネットワーク170に形成されたNGNを介して、SIPにより音声通話を確立して、音声通話を行う電話端末である。
オペレータ側通信端末150は、サーバ群130より、顧客詳細情報等を受信し、出力部に出力(表示)する処理を行う。
なお、オペレータ側通信端末150についても、図11に示すようなコンピュータで実現可能である。
オペレータ側電話端末151は、ネットワーク170に形成されたNGNを介して、SIPにより音声通話を確立して、音声通話を行う電話端末である。
Web商店サーバ160は、Web店舗を構築するためのプラットフォームを提供する。
なお、Web商店サーバ160についても、図11に示すようなコンピュータで実現可能である。
図12は、サービス動的連携装置110の起動処理を示すフローチャートである。
まず、サービス動的連携装置110は、オペレータより起動指示の入力を受け付けると、全体制御部118が処理を開始し、負荷状態測定部119が、各々のWebサービスの負荷状態の測定を開始する(S10)。なお、負荷状態測定部119での負荷状態の測定処理については、図13を用いて詳細に説明する。
次に、全体制御部118は、シナリオの実行を要求するリクエストメッセージの受付を開始する(S11)。
図13は、サービス動的連携装置110での負荷状態測定処理を示すフローチャートである。
まず、サービス動的連携装置110の負荷状態測定部119は、各々のWebサービス毎に、負荷状態計測設定情報テーブル115aの測定間隔欄115dに格納されている測定間隔が経過したか否かを判断し(S20)、経過しているWebサービスがある場合には(ステップS20でYes)ステップS21に進み、経過しているWebサービスがない場合には(ステップS20でNo)ステップS20に戻り処理を繰り返す。
ステップS21では、負荷状態測定部119は、ステップS20で測定間隔が経過したWebサービスを提供するサーバに対して、ダミーのリクエストメッセージを送信し、その応答時間(レスポンスタイム)を計測する。
例えば、負荷状態測定部119は、ステップS20で測定間隔が経過したWebサービスの負荷状態測定用のダミーのリクエスト引数を、負荷状態計測設定情報テーブル115aの負荷状態測定用引数欄115cより取得する。
そして、負荷状態測定部119は、取得したダミーのリクエスト引数を格納したリクエストメッセージを、インタフェース情報テーブル113aのインタフェース定義ファイル欄113cで特定される当該Webサービスのインタフェースに応じて、通信部124を介して送信し、このダミーのリクエストメッセージに対する応答(レスポンス)を受信するまでの時間(レスポンスタイム)を測定する。
次に、負荷状態測定部119は、測定したレスポンスタイムを、負荷状態判定情報テーブル115fにおいて、レスポンスタイムを計測したWebサービスがWebサービス欄115gに格納されているレコードのレスポンスタイム測定値欄115iに格納する(S22)。
ここで、本実施形態においては、負荷状態の測定方法及び判定方法は上記に述べた方法に限るわけではない。例えば、上記に述べたようにシナリオの実行とは関係なく負荷状態を測定するために、ダミーのリクエストメッセージを送信して各Webサービスを実行する能動的な測定手法ではなく、シナリオ実行時にWebサービスの実行に掛かった時間を測定して取得する受動的な測定手法を用いることも可能である。
図14は、サービス動的連携装置110におけるサービス連携処理を示すフローチャートである。
まず、サービス動的連携装置110の全体制御部118は、ユーザ側通信端末140よりシナリオを実行するリクエストメッセージを受信する(S30)。CTIシナリオの例では、ユーザ側通信端末140の顧客が、Web商店サーバ160より取得したWeb画面データにおいて、詳細問合せボタンを指定した実行指示を入力することにより、当該詳細問い合わせのシナリオを実行するリクエストメッセージがサービス動的連携装置110に送信される。
次に、サービス動的連携装置110のシナリオ実行部122は、受信したリクエストを解析して実行するシナリオを決定する(S31)。例えば、受信したリクエストに含まれているリクエスト種別等により、実行するシナリオを決定する。
次に、シナリオ実行部122は、シナリオ設定情報テーブル112aにおいて、ステップS31で決定したシナリオに対応する情報が、シナリオ名欄112bに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの構成Webサービス一覧欄112dより、実行するシナリオに含まれるWebサービスの一覧を取得する(S32)。
例えば、CTIシナリオでは、「顧客情報検索サービス」、「顧客SIP−URI解決サービス」、「オペレータ選択サービス」、「オペレータ情報通知サービス」、「オペレータSIP−URI解決サービス」、「通話確立サービス」、および、「顧客情報通知サービス」が一覧として取得される。
次に、シナリオ実行部122は、ステップS32で取得したWebサービスの一覧に含まれるWebサービスを全て実行したか確認する(S33)。そして、全て実行した場合には(ステップS33でYes)ステップS43に進み、全て実行していない場合には(ステップS33でNo)ステップS34に進む。
ステップS34では、シナリオ生成部120が、実行済みのWebサービスの一覧と依存関係情報テーブル114aを参照することで、次に実行するWebサービスの一覧である実行予定Webサービス一覧を生成する(S34)。
例えば、シナリオ生成部120は、依存関係情報テーブル114aにおいてシナリオ名欄114bに格納されているシナリオ名が、実行中のシナリオを示すものであり、依存サービス欄114dに格納されている値が「なし」、または、依存サービス欄114dで特定される全てのWebサービスが実行済みとなっているレコードのWebサービス欄114cに格納されているWebサービスであって、当該Webサービスがまだ実行済みでないWebサービス、を次に実行するWebサービスとする。
次に、シナリオ生成部120は、ステップS34で生成した実行予定Webサービス一覧に含まれる各Webサービスについて、負荷状態判定部121に負荷状態の判定を指示し、負荷状態判定部112が高負荷状態と判定されたWebサービスを実行予定Webサービス一覧の中から取り除くことで、実行可能なWebサービスの一覧である実行可能Webサービス一覧を生成する(S35)。なお、負荷状態判定部121での負荷状態の判定処理については、図15を用いて詳細に説明する。
次に、シナリオ生成部120は、ステップS36で生成した実行可能Webサービス一覧に一つ以上のWebサービスが含まれているか否かを確認する(S36)。そして、実行可能Webサービス一覧に一つ以上のWebサービスが含まれている場合には(S36でYes)ステップS37に進み、実行可能Webサービス一覧に一つ以上のWebサービスが含まれていない場合には(S36でNo)ステップS39に進む。
ステップS37では、シナリオ実行部122は、実行可能Webサービス一覧に含まれているWebサービスを、シナリオ設定情報テーブル112aの最大同時実行Webサービス数欄112eで特定される数以下だけ実行する。ここで、実行可能Webサービス一覧に含まれるWebサービスの数が、最大同時実行Webサービス数欄112eで特定される数を超えていた場合、実行可能Webサービス一覧の中から、最大同時実行Webサービス数欄112eで特定される数だけWebサービスを選択して実行する(当該Webサービスを提供するサーバを介して処理を実行する)。
ここで、選択する方法については、予めサービス動的連携装置110に予め設定しておけばよく、例えば、負荷状態判定情報テーブル115fにおいて、許容レスポンスタイム欄115hに格納された値と、レスポンスタイム測定値欄115iに格納された値と、の差が大きいものを優先的に選択しても良いし、また、依存関係情報テーブル114aの依存サービス欄114dに格納されている要素数が多いものから優先的に選択しても良いし、さらに、シナリオ設定情報テーブル112aの構成Webサービス一覧欄112dに格納されている順番(上方に配置されている)により優先的に選択しても良い。
そして、シナリオ実行部122は、ステップS37で実行したWebサービスを実行済みのWebサービスの一覧である実行済みWebサービス一覧に追加して(実行済みWebサービス一覧の初期値は空集合とする)、ステップS33に戻り処理を繰り返す。
一方、ステップS39では、シナリオ実行部122は、待機した回数である待機回数が、シナリオ設定情報テーブル112aの最大待機回数欄112gに格納されている最大待機回数を超えているか否かを判断する。そして、最大待機回数を超えていない場合には(ステップS39でNo)ステップS40に進み、最大待機回数を超えている場合には(ステップS39でYes)ステップS42に進む。
ステップS40では、シナリオ実行部122は、シナリオ設定情報テーブル112aの待機時観覧112fに格納されている待機時間だけ処理の実行を待機する。
そして、シナリオ実行部122は、待機回数の値に「1」をインクリメントして(待機回数の値の初期値は「0」とする)(S41)、ステップS33に戻り処理を繰り返す。
一方、ステップS42では、シナリオ実行部122は、例えば、「高負荷状態のため実行不可能」といった旨のエラーメッセージを生成して、通信部124を介して、ユーザ側通信端末140に送信してシナリオの実行を終了する。
また、ステップS43では、シナリオ実行部122は、シナリオ設定情報テーブル112aのレスポンス送信用変数112iに格納されている変数を参照して、レスポンスメッセージを生成して、通信部124を介して、ユーザ側通信端末140に送信してシナリオの実行を終了する。
図15は、サービス動的連携装置110における負荷状態判定処理を示すフローチャートである。
まず、サービス動的連携装置110の負荷状態判定部121は、負荷状態判定情報テーブル115fにおいて、シナリオ生成部120より負荷状態の判定を指示されたWebサービスに対応する情報がWebサービス欄115gに格納されているレコードを特定し、特定したレコードの許容レスポンスタイム欄115h及びレスポンスタイム測定値欄115iに格納されている値を取得する(S50)。
次に、負荷状態判定部121は、ステップS50で取得したレスポンスタイム測定値欄115iに格納された値が、許容レスポンスタイム欄115hに格納された値よりも大きいか否かを判断する(S51)。そして、レスポンスタイム測定値欄115iに格納された値が許容レスポンスタイム欄115hに格納された値よりも大きい場合には(ステップS51でYes)、ステップS52に進み、レスポンスタイム測定値欄115iに格納された値が許容レスポンスタイム欄115hに格納された値よりも大きくない場合には(ステップS51でNo)、ステップS53に進む。
ステップS52では、シナリオ生成部120から負荷状態の判定を指示されたWebサービスが高負荷状態と判定し、判定結果をシナリオ生成部120に出力する。
一方、ステップS53では、シナリオ生成部120から負荷状態の判定を指示されたWebサービスが低負荷状態と判定し、判定結果をシナリオ生成部120に出力する。
なお、シナリオ生成部120から負荷状態の判定を指示されたWebサービスが複数ある場合には、図15の処理を繰り返し行う。
以上に記載した実施形態においては、負荷状態の測定値としてレスポンスタイムを用いているが、このような態様に限定されるものではなく、一定時間内にWebサービスがリクエストを正常に受け付けた確率などを利用しても良い。また、そのほかにも、各Webサービスを提供するサーバに対してpingを送信することでRTT(Round Trip Time)とパケットロス率を取得し、負荷状態の測定値として利用し、この測定値に対応する許容値を予め設定しておくことも可能である。
また、以上に記載した実施形態においては、サーバ群130において、一つの機能を一つのサーバで処理するようにしているが、このような態様に限定されるものではなく、複数の機能をまとめて一つのサーバで処理するようにすることも可能である。
さらに、以上に記載した実施形態においては、具体的なシナリオとしてCTIシナリオを例にして説明したが、このような態様に限定されず、サービス動的連携装置110で連携処理を行うシナリオは、複数のシナリオからリクエストに応じたシナリオを実行するのが望ましい。
また、以上に記載した実施形態においては、図14のステップS34で特定された実行予定Webサービスから、ステップS35において、実行可能Webサービスを特定しているが、このような態様に限定されず、実行予定Webサービスを特定した後に(実行可能Webサービスの特定を行わずに)、特定された実行予定Webサービスに含まれる任意のWebサービスを、シナリオ実行部122で実行するようにしても良い。
100 サービス提供システム
110 サービス動的連携装置
111 記憶部
112 シナリオ情報記憶領域
113 Webサービス情報記憶領域
114 依存関係情報記憶領域
115 負荷状態情報記憶領域
117 制御部
118 全体制御部
119 負荷状態測定部
120 シナリオ生成部
121 負荷状態判定部
122 シナリオ実行部
124 通信部
130 サーバ群
140 ユーザ側通信端末
141 ユーザ側電話端末
150 オペレータ側通信端末
151 オペレータ側電話端末
160 Web商品サーバ

Claims (12)

  1. シナリオに沿って複数のWebサービスを連携させて、当該シナリオに対応する処理を行うサービス連携装置であって、
    シナリオ毎に、一のWebサービスと、当該一のWebサービスを実行する際に実行していなければならない他のWebサービスと、を特定する依存関係情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記依存関係情報より、前記他のWebサービスが既に実行されている前記一のWebサービスを特定して、特定されたWebサービスを実行する処理を、前記シナリオに含まれるWebサービスがなくなるまで繰り返すこと、
    を特徴とするサービス連携装置。
  2. 請求項1に記載のサービス連携装置であって、
    前記制御部は、
    前記シナリオに含まれるWebサービスの負荷状態を取得しており、
    前記依存関係情報より、特定されたWebサービスの中から前記負荷状態が高負荷と判断されるものを除いて、Webサービスを実行すること、
    を特徴とするサービス連携装置。
  3. 請求項2に記載のサービス連携装置であって、
    前記制御部は、
    前記依存関係情報より特定されたWebサービスの全てが、前記負荷状態により高負荷と判断される場合には、予め定められた期間、Webサービスの実行を待機すること、
    を特徴とするサービス連携装置。
  4. 請求項3に記載のサービス連携装置であって、
    前記制御部は、
    前記予め定められた期間、Webサービスの実行を待機した後、前記依存関係情報より、特定されたWebサービスの中から前記負荷状態が高負荷と判断されるものを除いて、Webサービスを実行すること、
    を特徴とするサービス連携装置。
  5. 請求項2に記載のサービス連携装置であって、
    前記制御部は、
    ダミーデータを用いて、前記シナリオに含まれるWebサービスを実行することにより、負荷状態を取得すること、
    を特徴とするサービス連携装置。
  6. コンピュータを、シナリオに沿って複数のWebサービスを連携させて、当該シナリオに対応する処理を行うサービス連携装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、シナリオ毎に、一のWebサービスと、当該一のWebサービスを実行する際に実行していなければならない他のWebサービスと、を特定する依存関係情報を記憶する記憶手段、制御手段、として機能させ、
    前記制御手段に、
    前記依存関係情報より、前記他のWebサービスが既に実行されている前記一のWebサービスを特定して、特定されたWebサービスを実行する処理を、前記シナリオに含まれるWebサービスがなくなるまで繰り返えさせること、
    を特徴とするプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    前記シナリオに含まれるWebサービスの負荷状態を取得しており、
    前記依存関係情報より、特定されたWebサービスの中から前記負荷状態が高負荷と判断されるものを除いて、Webサービスを実行させること、
    を特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    前記依存関係情報より特定されたWebサービスの全てが、前記負荷状態により高負荷と判断される場合には、予め定められた期間、Webサービスの実行を待機させること、
    を特徴とするプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    前記予め定められた期間、Webサービスの実行を待機した後、前記依存関係情報より、特定されたWebサービスの中から前記負荷状態が高負荷と判断されるものを除いて、Webサービスを実行させること、
    を特徴とするプログラム。
  10. 請求項7に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    ダミーデータを用いて、前記シナリオに含まれるWebサービスを実行することにより、負荷状態を取得させること、
    を特徴とするプログラム。
  11. シナリオ毎に、一のWebサービスと、当該一のWebサービスを実行する際に実行していなければならない他のWebサービスと、を特定する依存関係情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備えるサービス連携装置が、シナリオに沿って複数のWebサービスを連携させて、当該シナリオに対応する処理を行うサービス連携方法であって、
    前記制御部が、前記依存関係情報より、前記他のWebサービスが既に実行されている前記一のWebサービスを特定して、特定されたWebサービスを実行する処理を、前記シナリオに含まれるWebサービスがなくなるまで繰り返す過程を備えること、
    を特徴とするサービス連携方法。
  12. ユーザ側端末と、Webサーバと、サービス連携装置と、を備えるサービス提供システムであって、
    前記サービス連携装置は、
    シナリオ毎に、一のWebサービスと、当該一のWebサービスを実行する際に実行していなければならない他のWebサービスと、を特定する依存関係情報を記憶する記憶部と、制御部と、を備え、
    前記サービス連携装置の前記制御部は、
    前記ユーザ側端末より、実行するシナリオを特定するリクエストを受信する処理と、
    前記依存関係情報より、前記リクエストで特定されるシナリオに含まれるWebサービスであって、前記他のWebサービスが既に実行されている前記一のWebサービスを特定して、特定されたWebサービスを実行する処理を、前記シナリオに含まれるWebサービスがなくなるまで繰り返す処理と、を行うこと、
    を特徴とするサービス提供システム。
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