JP2010215939A - 搬送ラック及びそれを用いた金属リングの熱処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送ラック10は、基盤12と、該基盤12に立設された10本の保持軸14a〜14jとを有する。この中、保持軸14a〜14jの側壁には複数個の環状凸部34とリング保持部36が交互に設けられており、金属リングR1、R2は、保持軸14a〜14jのリング保持部36に係合されることで第1列L1、第2列L2として保持される。保持軸14a〜14jの内部は大気に連通状態にあり、このため、熱処理炉80の内部において、搬送ラック10に保持された金属リングR1、R2に対して熱処理が施される際には、これら保持軸14a〜14jの内部(空隙32)を雰囲気ガスが流通する。
【選択図】図6
Description
基盤と、
前記基盤に立設されて互いに平行に延在するとともに、その側壁に、軸線方向に対して略直交する方向に指向して延在する複数個の環状凸部が突出形成され、隣接する前記環状凸部の間に前記金属リングの外壁を挿入して該金属リングを保持する少なくとも4本の保持軸と、
を有し、
前記4本の保持軸の中の2本が、前記第1列をなす前記金属リング及び前記第2列をなす前記金属リングの双方を保持し、残余の2本の各々が、前記第1列をなす前記金属リング又は前記第2列をなす前記金属リングのいずれか一方を保持することを特徴とする。
前記4本の保持軸の中の2本に、前記第1列をなす前記金属リング及び前記第2列をなす前記金属リングの双方を保持させるとともに、残余の2本の各々に、前記第1列をなす前記金属リング又は前記第2列をなす前記金属リングのいずれか一方を保持させる工程と、
前記金属リングを保持した前記搬送ラックを熱処理炉に導入する工程と、
前記保持軸の内部に雰囲気ガスを流通させながら前記熱処理炉内で前記金属リングに対して熱処理を施す工程と、
を有することを特徴とする。
14a〜14j…保持軸 16…連結盤
20、38…貫通孔 24a、24b…支柱部材
32…空隙 34…環状凸部
36…リング保持部 54…連結ピン
80…熱処理炉 86、88…ヒータ
92…対流用ファン 96…撹拌翼
L1、L2…列 R1、R2…金属リング
Claims (9)
- 弾性復元力を有する複数個の金属リングを第1列と第2列の2列に縦列配置した状態で搬送するための搬送ラックであって、
基盤と、
前記基盤に立設されて互いに平行に延在するとともに、その側壁に、軸線方向に対して略直交する方向に指向して延在する複数個の環状凸部が突出形成され、隣接する前記環状凸部の間に前記金属リングの外壁を挿入して該金属リングを保持する少なくとも4本の保持軸と、
を有し、
前記4本の保持軸の中の2本が、前記第1列をなす前記金属リング及び前記第2列をなす前記金属リングの双方を保持し、残余の2本の各々が、前記第1列をなす前記金属リング又は前記第2列をなす前記金属リングのいずれか一方を保持することを特徴とする搬送ラック。 - 請求項1記載の搬送ラックにおいて、前記保持軸の前記環状凸部は、円筒形状管体の外壁が切削されることで形成されたものであることを特徴とする搬送ラック。
- 請求項1又は2記載の搬送ラックにおいて、前記保持軸の内部が大気に連通状態にあることを特徴とする搬送ラック。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送ラックにおいて、前記保持軸の表面にニッケル皮膜が形成されていることを特徴とする搬送ラック。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送ラックにおいて、前記保持軸がニッケル又はニッケル基合金からなることを特徴とする搬送ラック。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の搬送ラックにおいて、前記金属リングを楕円形状として保持することを特徴とする搬送ラック。
- 基盤と、前記基盤に立設されて互いに平行に延在するとともに、その側壁に、軸線方向に対して略直交する方向に指向して延在する複数個の環状凸部が突出形成され、隣接する前記環状凸部の間に前記金属リングの外壁を挿入して該金属リングを保持する少なくとも4本の保持軸とを有する搬送ラックに、弾性復元力を有する複数個の金属リングを第1列と第2列の2列に縦列配置して熱処理を施す金属リングの熱処理方法であって、
前記4本の保持軸の中の2本に、前記第1列をなす前記金属リング及び前記第2列をなす前記金属リングの双方を保持させるとともに、残余の2本の各々に、前記第1列をなす前記金属リング又は前記第2列をなす前記金属リングのいずれか一方を保持させる工程と、
前記金属リングを保持した前記搬送ラックを熱処理炉に導入する工程と、
前記保持軸の内部に雰囲気ガスを流通させながら前記熱処理炉内で前記金属リングに対して熱処理を施す工程と、
を有することを特徴とする金属リングの熱処理方法。 - 請求項7記載の熱処理方法において、前記保持軸の内部が前記熱処理炉と連通状態にあり、且つ前記雰囲気ガスを前記保持軸の内部に導入するための導入口を前記雰囲気ガスの上流側に向けた状態で熱処理を行うことを特徴とする金属リングの熱処理方法。
- 請求項7又は8記載の熱処理方法において、前記金属リングを楕円形状で保持することを特徴とする金属リングの熱処理方法。
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DE112009003755.0T DE112009003755B4 (de) | 2008-12-17 | 2009-10-22 | Fördervorrichtung, Verfahren zum Herstellen einer Fördervorrichtung und Verfahren zum Wärmebehandeln von Metallringen unterVerwendung einer Fördervorrichtung |
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2009
- 2009-03-13 JP JP2009061354A patent/JP2010215939A/ja active Pending
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