JP2010215035A - 三胴型飛行機 - Google Patents

三胴型飛行機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010215035A
JP2010215035A JP2009061890A JP2009061890A JP2010215035A JP 2010215035 A JP2010215035 A JP 2010215035A JP 2009061890 A JP2009061890 A JP 2009061890A JP 2009061890 A JP2009061890 A JP 2009061890A JP 2010215035 A JP2010215035 A JP 2010215035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wing
main
fuselage
airplane
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009061890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5745213B2 (ja
Inventor
Masahiko Suzuki
政彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Global Energy Co Ltd
Original Assignee
Global Energy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Global Energy Co Ltd filed Critical Global Energy Co Ltd
Priority to JP2009061890A priority Critical patent/JP5745213B2/ja
Publication of JP2010215035A publication Critical patent/JP2010215035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5745213B2 publication Critical patent/JP5745213B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】 この発明は、アスペクト比の高い長外翼を使用せずに、揚力が高められて、短距離で離陸飛行でき、短距離で旋回ができ、ホバリングもできる三胴型飛行機を提供することを目的としている。
【解決手段】 主胴体2の左右外側部に、それぞれ前後に長い主翼3を介して側胴体4が配設され、水平尾翼9、垂直尾翼5、推進器7と方向舵6及び昇降舵10を具備し、前記左右の主翼3は、上面において、翼根端部の翼弦長よりも翼端部における翼弦長が長く形成された、三胴型飛行機1。
【選択図】 図1

Description

本発明は三胴型飛行機に関する。
一般の飛行機において胴体の両側から、アスペクトの高い主翼が突設され、その翼端は自由端となっている。
一方特許文献1には、主翼端に側胴体を備える飛行機が開示されている。
特開2006−189032号公報
従来の飛行機は、主翼のアスペクト比が比較的高いため、低速時における揚力が小さく、離陸に長距離の滑走を必要とする。旋回には大きな半径を要し、しかも、横滑りをして降下し、低速では失速して墜落する虞があるので、いわゆるホバリングは不可能である。
また前記特許文献に記載の飛行機は、外方へ突出する翼幅(スパン)の長い主翼を備えない飛行機として注目されるがまだ改良の余地がある。
本発明は、胴体の外側に突出するアスペクト比の高い翼を使用せずに、高い揚力が得られ、短距離で離陸することができ、かつ、比較的小半径で旋回することができると共に、ホバリングもできる三胴型飛行機を提供することを目的としている。
この発明は、主胴体の左右側方に、それぞれアスペクト比の小さな主翼を介して側胴体を配設してなる三胴型飛行機に関し、の具体的な内容は次の通りである。
(1) 主胴体の左右外側部に、それぞれ翼弦長の長い主翼を介して側胴体が配設され、その左右の主翼は、上面において、翼根部の翼弦長よりも、翼端部における翼弦長が長く形成され、主水平尾翼、垂直尾翼、推進器、方向舵及び昇降舵を具備する、三胴型飛行機。
(2) 前記各主翼の、翼根部から翼端部に至る翼幅方向の中間部の翼弦長、それぞれ最小としてなる、前記(1)に記載の三胴型飛行機。
(3) 前記各主翼は、上面において前翼幅よりも、後翼幅が長く形成されている、前記(1)に記載の三胴型飛行機。
(4) 前記各主翼は、翼根部を主胴体の下側部に固定され、翼端部は側胴体の上側部に固定されてなる、前記(1)に記載の三胴型飛行機。
(5) 前記主胴体と、左右の側胴体は、その後端部の前後位置をほぼ整合させてなる、前記(1)〜(4)のいずれかに記載の三胴型飛行機。
(6) 前記左右の側胴体は、平面において、それぞれ内側面は前後に直線状で、互いに並行をなし、各外側面は、端縁部に外方へ膨出された膨出部が形成されている、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の三胴型飛行機。
(7) 前記左右の側胴体は、それぞれ後外側部の上部に、主翼の縦断側面とは上下逆の断面をもつ、副水平尾翼が配設されてなる、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の三胴型飛行機。
(8) 前記水平尾翼は、主胴体の左右側に分けて、主胴体の高さの中間部で、かつ左右側胴体の上内側部にそれぞれ固定されてなる、請求項(1)〜(7)のいずれかに記載の三胴型飛行機。
(9) 前記水平尾翼は、主胴体と側胴体に支持されて、後縁部を上下方へ揺動可能とされている、前記(8)に記載の三胴型飛行機。
本発明によると次のような効果がある。
(1) 前記(1)に記載された発明の三胴型飛行機は、主胴体と左右側胴体の間に配設された主翼が、平面視で、翼根部の翼弦長よりも翼端部の翼弦長が長くなっているので、飛行時において、主翼の上面を前方から後方へ通過する気流は、左右側胴体によって側方への拡散が抑止される。また主翼の後端部において、翼根部を通過する気流よりも、翼端部を通過する気流の方が通過距離が長く、かつ高速になるため、翼根部を通過した気流が、下面を通過する気流と合流した後に、翼端部を通過する気流が、下面を通過する気流と合流することとなり、左右方向の機体のバランスが安定し、操縦性に優れ、ローリングが生じにくい。
(2) 前記(2)に記載された発明の三胴型飛行機においては、主翼の翼根部の弦長よりも翼端部の弦長が長く、かつ翼幅中間の弦長が最小に形成されているので、主翼の上面に沿って通過する気流は、主翼の翼幅中間部で最初に降下し、次に翼根部、翼端部と降下することとなり、翼端部で降下する気流は、下面を通過する気流と合流する位置が異なり、それによって生じる下域の気圧の差によって、左右方向のバランスが保持され操縦性が高まる。
(3) 前記(3)に記載された発明の三胴型飛行機においては、各主翼の、平面で、前の翼よりも後の翼が長く形成されているので、主翼の上面を後方へ通過する気流は、主胴体の側面に沿って後部へ通過する気流に引かれ機体の中心方へ寄って側方への拡散が抑止される。
(4) 前記(4)に記載された発明の三胴型飛行機においては、各主翼翼根部主胴体の下側部に固定され、翼端部側胴体の上部内側に固定されているので、主翼の上面を通過する気流は、主翼の後部で主胴体の側面に沿い、主翼の下面に沿う気流は、左右側胴体により拡散が抑制される。
(5) 前記(5)に記載された発明の三胴型飛行機においては、主胴体と側胴体の後端部の前後位置がほぼ整合しているので、主胴体と側胴体の外面に沿って流動する気流を機体の後方まで案内することができ直進性に優れたものとなる。
(6) 前記(6)に記載された発明の三胴型飛行機においては、左右側胴体の内側面が、それぞれ互いに並行をなしているので、左右側胴体の後部で内側面に沿って流動する気流は、機体の直進性を維持させる。
また外側面は、先端縁部に膨出部を有するので、該膨出部より前部に負圧が生じ、また膨出部より後部には高圧が生じ前後に発生する気圧の差によって側胴体は前方へ押出される。
(7) 前記(7)に記載された発明の三胴型飛行機においては、各側胴体の後外側部に、翼型が主翼は逆形状の副水平尾翼が設けられているので、飛行時に、各側胴体の後外側部に沿って、後方へ通過する気流を副水平尾翼が受けて、側尾翼の後上方へ気流を導くこととなり首さがりを調節して安定させ、かつローリングを抑止させる。
(8) 前記(8)に記載された発明の三胴型飛行機においては、尾翼が、主胴体の左右に分けて配設されているので、昇降舵のコントロールがしやすい。すなわち、飛行機はバランすが良くて安定していると、逆に操縦性が低下する。
(9) 前記(9)に記載された発明の三胴型飛行機においては、水平尾翼の端部上下に揺動可能となっているため、機体の重量バランスが変化したときに、主水平尾翼の迎角を変えることにより、機首を上下させて、安定を保つことができる。
本発明にかかる三胴型飛行機の平面図である。 同じく三胴型飛行機の正面図である。 同じく三胴型飛行機の背面図である。 同じく三胴型飛行機の側面図である。 図1におけるV−V線縦断面図である。 図2におけるVI−VI線縦断面図である。 気流の流れ説明するための三胴型飛行機正面図である。
本願発明は、主胴体の左右側に主翼を介して、それぞれ側胴体が配設され、前記主翼は翼根部の弦長よりも、翼端部の弦長が長く形成された三胴型飛行機。
本発明の実施例1を図面を参照して説明する。図1は本願発明に係る三胴型飛行機(以下単に飛行機という)の平面図、図2は正面図、図3は背面図、図4は側面図、図5は図1におけるV−V線縦断側面図、図6は図1におけるVI−VI線縦断側面図である。
図1において飛行機1は、主胴体2の左右外側部に、それぞれ主翼3を介して、外側胴体4が配設されている。
主胴体2の平面形は、先端縁部左右側に膨出部2Aが形成され、該膨出部2Aを境として先端部へかけて細く、また膨出部2Aから後方へかけて次第に細く、略魚形に形成されている。
主胴体2の側面形は、図6に示すように、前端部を円弧状とし、底面は後端部へかけて水平に形成され、上面も、前端部から後端部へかけてほぼ水平に形成され、前端縁部に上方へ膨出する操縦室2Bが形成されている。
主胴体2の上後部には、垂直尾翼5が配設され、垂直尾翼5の後部には方向舵6が配設されている。主胴体2の正面は、ほぼ縦長楕円形に形成され、平面視において、後端部は縦長で細く形成されている。
この構成により、主胴体2の端部に当る気流は、膨出部2Aより前で高速化して負圧になり、膨出部2Aより後方へ通過するに従って速度が遅くなる。
従って、この主胴体2の表面に沿って流れる気流は、主胴体2の前部に負圧を造り、後部を高圧とするので、この前後に発生する気圧の差によって前進力が生じる。従って、機首を上向きにすると上昇力が生じる。
前記主翼3の翼弦長は、主胴体2の長さの17%〜33%であり、主翼3は、主胴体2の長手方のほぼ中央部に配設されている。これによって飛行機の重心部に主翼3があるため、飛行時における前後のバランスが取りやすいので、操縦性に優れる。これよりも弦長が小さいと、揚力が損なわれ、また長すぎると、水平尾翼9との間の間隙11の面積が小さくなり前後のバランスが取りにくくなる。
主翼3の平面形は、図1に示すように、翼弦長に対して、左右の翼幅が異常に短かく、前後に長く形成されている。この翼幅と平均的翼弦長とのアスペクト比は、約1〜2.3である。これより弦長が小さいと、揚力が損なわれ、弦長が大きくなると、機体全体の前進時における抵抗が大きくなる。
また主翼3は、翼根部の弦長よりも、翼端部の弦長が長く形成されている。図5は、図1におけるV−V断面図6は図1におけるVI−VI断面を示す。しかして幅方向の中間の弦長が最短されている。
このことは、主翼3の上面に沿って後方へ通過する気流が、翼方向で主翼3の後端部から下方へ離れる位置が、翼根部、翼幅中間部、翼端部とで異なると同時に、主翼3の前部では、同時に相対流を受けることとなり、後部へ至る距離が長い方が速度が早くなる。
すなわち、主翼3の翼幅中央部を通過した気流は、図5でL矢示流となり、翼端部を通過した流体はM矢示流となり、図6に示す翼根部を通過した流体はN矢示流となる。このように主翼3の後端部から離れる流体は、その離れる位置が変化するので、翼部を通過するL矢示流は、翼端部を通過するM矢示流よりも前の位置で、その下の通気路12を通過する気流と合流する。
図5、図6で判るように、主翼3の後端部の後には、間隙11が存在しているため、L矢示流が通過すると同時に、この負圧流を追うように上域から正圧流Pが下方へ流動する。M矢示流はL矢示流よりも後方へ高速で降下するため、このM矢示流に対する上域の正圧流Pは、水平尾翼9の下域に高速で流動する。
この時、側胴体4の後下部は、尻上がりになっているため、通気路12を後方へ流動する気流は、側胴体4の後下部から外側方へ拡散しようとするが、前記M矢示流と、これを追う正圧流Pが高速で降下することから、拡散しようとする気流を押さえこみ、揚力を高め、ローリングの発生を抑制する。
主翼3の縦断側面形は、図5.6に示すように、底面は主胴体2の底面と同一面に設定されている。主翼3の上部の先端縁部には、上方へ膨出する膨出部3Aが形成されている。該膨出部3Aの厚は、翼弦長の17%〜30%とされている。これより膨出部3Aの翼厚が薄いと、主翼3の上面を通過する流を高速化しても、力が弱く、厚が厚くなりすぎると、抵抗が大きくなる。
図面では、主翼3の上後部に推進器7が配設されているが推進器7は主胴体2の後上部に配設することができる。また、ジェットエンジンを側胴体4の後部内に配設することできる。
前記側胴体4は、端部を主胴体2の端部よりも後方へさげて、また後端部は主胴体2の後端部と揃えて配設されている。
左右の側胴体4の平面形は、それぞれ内側面は直線的で、左右で並行に設定されている。これによって、この内側面に沿う気流は、後部で直線的に通過して、飛行機1の直進性を維持させる。
なお側胴体4の外側面は、先端縁部に膨出部4Aを有し、膨出部4Aから後方へかけて、次第に側方へ向かって直線的に傾斜して、概ね魚の半身状に形成されている。従って左右の側胴体4を抱き合わせると、マグロ状になる。
これによって側胴体4の外側面に沿う気流は、膨出部4Aより前部で高速化され、負圧を生じさせ、膨出部4Aより後方へ至る気流は、次第に速度を低下させて、気圧を高める。その前後に発生する気圧の差により、側胴体4は前へ押出される。
また、側胴体4の正面形は図2に示すように、内側面は垂直で、外側面は縦方向の円弧状曲面をなし、左右の側胴体4の内側面と、主翼3の底面とで、正面視門型の通気路12が形成されている。
飛行機1の前進時に、この通気路12を後方へ通過する気流は、側胴体4で拘束され、外側方へ拡散することはない。
この通気路12を後方へ通過する気流は、通気路12内にある大気を、下方へ押しつけて高速で通過するためと、飛行機1の重量で下方へ加圧するためとにより、下域の気圧が高まり、さらにその下位置の大気を下方へ加圧し、その反作用により飛行機1押しあげられる。
左右側胴体4の、それぞれの後端部外側面には、副水平尾翼8が側胴体4の後部上面と同一面に配設されている。
この副水平尾翼8は、図4に示すように上面が平坦で、下面は先端縁部に下方へ膨出する膨出部8Aを有し、縦断側面水平尾翼9及び主翼3と逆に形成されている。
そのため、飛行機1の後部において、水平尾翼9と副水平尾翼8とが、それぞれ上下反対方向の高速流を、後方上下へ通過させることとなり、飛行機1の操縦性が良好で、ローリングやヨーイングを起こすことは少なく、安定した飛行をすることができる。
左右側胴体4の側面形は、図4に示すように、上面と底面はほぼ平行であり、かつ、底面は、前後方向の中間部のやや後部から後端部へかけて、次第に反り上って細くされている。
図1に示すように主胴体2の後端部の左右側面と、それに対面する側胴体4の内側面の間には、それぞれ水平尾翼9、9が分けて架設されている。
水平尾翼9は、側胴体4の上面とほぼ同一位置にあり、従って主翼3よりもかなり上位にある。また主胴体2の後部における高さ方向中間位置において、その先端部は、主胴体2の後端部との間に間隙11を開けて、横架されている。水平尾翼9の後部には昇降舵10が配設されている。
水平尾翼9は、それぞれ主胴体2と側胴体4との間に、前部が上下に揺動可能に架設されている。これによって、主水平尾翼9と昇降舵10とをそれぞれ逆向きにすることが可能となり、機首上下の微調整が可能で、即ち機体重量が重くて機首がさがり気味のとき等の変化に、昇降舵10と併用して、機首を上向きにすることができる。
上記のように構成されたこの飛行機1は、推進器7の駆動によって前進すると、前方から気流が飛行機1の前面に当り、主翼3の表面に沿って後方へ通過してコアンダ効果を発揮する。なお、主翼3に当る相対流は、上下面に分岐されて後部へ通過する。
飛行機1が前進すると、主翼3の先端部に当り、下方へ分岐される相対流は、図5における高速G矢示流となり、側胴体4によって左右方へ拡散できないので、主翼3の下方の大気を押下げることになるこれに対して、飛行機1の重量により、大気は加圧される。
これを図7で説明する。図7において、飛行機1の主翼3の下面において、前方から後方へ通過する高速のG矢示流は、主翼3の下面と、その下面に密接している下層空気Hの間に入って下層空気Hを押下げる。
押下げられた下層空気Hは、側方へ逃げようとするが、左右の側胴体4に阻まれて下降し外側方へ迂回するJ矢示流となる。
その結果J矢示流の前部は高気圧となり、気圧の差によって気圧の高くなったK矢示流が主翼3の下側に入り、主翼3を押しあげる。
このように、大気に対して飛行機1の重量と、高速のG矢示流とで加圧される主翼3と、左右側胴体4の間の通気路12における下層気Hは、下方の大気に気圧差を形成させ、その反作用として、飛行機1を押上げることになる。
その結果、通気路12に、推進器7による気流が流動する限り、飛行機1は前進しなくても墜落することがなく、ホバリングをすることができる。
また、推進器7が停止した時、機首を少し上向きにすると、主翼3下面の後部から前方へ抜ける気流が、クッションのように作用し、また間隙11から主翼3の上前方へ抜ける気流が、高速となって負圧を造り揚力を生み主翼3と水平尾翼9並びに側胴体4の下面には周囲から正圧流が、間隙11をめがけて集合するため、気圧がまり、機体をおしあげる。
この際、主胴体2および側胴体4の後部からその周面に沿って前方へ流れる気流は、コアンダ効果により前方に負圧を造り、機体を押しあげる。そのため飛行機は緩やかに降下して、容易に着陸することができる。勿論、容易に滑空することもできる。
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、目的に沿って適宜設計変更をすることができる。例えば側胴体4の下部を、フロートとし船体として水上から離着水をさせることもできる。
本発明の飛行機、側胴体より外方へ突出する主翼を備えておらず、左右幅は小であるが、安定性、操縦性に優れ、短距離走行で離陸飛翔することができる。またホバリングもできるので、広い滑走路のない場所での離着陸が可能であり、防災用、農業用、その他用途に、広く利用することができる。
1.飛行機
2.主胴体
2A.膨出部
2B.操縦室
3.主翼
3A.膨出部
4.側胴体
4A.膨出部
5.垂直尾翼
6.方向舵
7.推進器
8.副水平尾翼
9.水平尾翼
10.昇降舵
11.間隙
12.通気路

Claims (9)

  1. 主胴体の左右外側部に、それぞれ前後に長い主翼を介して側胴体が配設され、水平尾翼、垂直尾翼、推進器と方向舵及び昇降舵を具備し、前記左右の主翼は、上面において、翼根端部の翼弦長よりも翼端部における翼弦長が長く形成されたこと、を特徴とする三胴型飛行機。
  2. 前記各主翼は、翼根部から翼端部に至る中間部の翼弦長が、それぞれ最小に形成されていること、を特徴とする請求項1に記載の三胴型飛行機。
  3. 前記各主翼は、上面において前部の翼長よりも、後部の翼長が長く形成されていること、を特徴とする請求項1に記載の三胴型飛行機。
  4. 前記各主翼は、翼根部を主胴体の下側部に固定され、翼端部は側胴体の上側部に固定されていること、を特徴とする請求項1に記載の三胴型飛行機。
  5. 前記左右の側胴体は、その後端部を主胴体と揃えて形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の三胴型飛行機。
  6. 前記左右の側胴体は、それぞれ平面において、内側面は直線状で左右が並行に形成され、各外側面は、先端縁部に外方へ膨出された膨出部が形成されていること、を特徴とする請求項1に記載の三胴型飛行機。
  7. 前記左右の側胴体は、それぞれ後外側部の上部に、主翼の縦断側面とは逆の断面をもつ側尾翼が配設されていること、を特徴とする請求項1に記載の三胴型飛行機。
  8. 前記水平尾翼は、主胴体の左右側に分けて、主胴体の高さの中間部で、かつ左右側胴体の上内側部にそれぞれ固定されていること、を特徴とする請求項1に記載の三胴型飛行機。
  9. 前記水平尾翼は、主胴体と側胴体に支持されて、先端部を上下方へ揺動可能に配設されたこと、を特徴とする請求項1、8のいずれかに記載の三胴型飛行機。
JP2009061890A 2009-03-13 2009-03-13 三胴型飛行機 Active JP5745213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009061890A JP5745213B2 (ja) 2009-03-13 2009-03-13 三胴型飛行機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009061890A JP5745213B2 (ja) 2009-03-13 2009-03-13 三胴型飛行機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010215035A true JP2010215035A (ja) 2010-09-30
JP5745213B2 JP5745213B2 (ja) 2015-07-08

Family

ID=42974345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009061890A Active JP5745213B2 (ja) 2009-03-13 2009-03-13 三胴型飛行機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5745213B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012224140A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Bellsion:Kk 流体機器用ロータのブレード

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB188650A (en) * 1921-11-11 1924-01-30 Aviation Louis Breguet Sa Improvements in aeroplane construction
US2575185A (en) * 1950-02-24 1951-11-13 Republic Aviat Corp Airfoil
JPS6448398U (ja) * 1987-09-21 1989-03-24
JPH0466393A (ja) * 1990-07-05 1992-03-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 航空機
US20050178911A1 (en) * 2002-03-22 2005-08-18 Georges Armand Triple-fuselage aircraft and families of aircraft of said type
JP2008137506A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Fjc:Kk 船艇
JP2008189032A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Fjc:Kk 飛行艇並びに昇降舵
WO2009034805A1 (ja) * 2007-09-14 2009-03-19 Global Energy Co., Ltd. 正圧浮揚型飛行機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB188650A (en) * 1921-11-11 1924-01-30 Aviation Louis Breguet Sa Improvements in aeroplane construction
US2575185A (en) * 1950-02-24 1951-11-13 Republic Aviat Corp Airfoil
JPS6448398U (ja) * 1987-09-21 1989-03-24
JPH0466393A (ja) * 1990-07-05 1992-03-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 航空機
US20050178911A1 (en) * 2002-03-22 2005-08-18 Georges Armand Triple-fuselage aircraft and families of aircraft of said type
JP2008137506A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Fjc:Kk 船艇
JP2008189032A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Fjc:Kk 飛行艇並びに昇降舵
WO2009034805A1 (ja) * 2007-09-14 2009-03-19 Global Energy Co., Ltd. 正圧浮揚型飛行機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012224140A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Bellsion:Kk 流体機器用ロータのブレード

Also Published As

Publication number Publication date
JP5745213B2 (ja) 2015-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8657226B1 (en) Efficient control and stall prevention in advanced configuration aircraft
US9545993B2 (en) Aircraft stability and efficient control through induced drag reduction
US6923403B1 (en) Tailed flying wing aircraft
JP5290976B2 (ja) 主翼両持型飛行機
US3908783A (en) Winged surface effect vehicle
US9120552B2 (en) Fuselage and method for reducing drag
US3985317A (en) Short coupled airplane with variable wing lift
EP2490934B1 (en) Aircraft horizontal stabiliser fitted with leading-edge strake
US2649265A (en) Airplane with stabilizing fins
US1773280A (en) Aircraft
JP2012500156A (ja) 水平尾翼がない地面効果翼機
CN207607638U (zh) 基于主动流动控制技术的飞翼布局飞行器航向控制装置
JP2010215035A (ja) 三胴型飛行機
US1943774A (en) Airplane
JP2008137506A (ja) 船艇
US2126502A (en) Airfoil
TWI683767B (zh) 無尾翼飛機
US2111481A (en) Means for controlling aeroplanes when in flight
JP2010247627A (ja) 飛行機
USRE25418E (en) Airplane with stabilizing fins
US1435848A (en) Aeroplane
US20050178884A1 (en) Flight device with a lift-generating fuselage
JPH01244957A (ja) 端板を有する地面効果翼機
US2411107A (en) Aircraft control surface
JP4888951B2 (ja) 表面効果飛行体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110107

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140422

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140911

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5745213

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S804 Written request for registration of cancellation of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314803

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250