JP2010213240A - 撮像装置及び画像補正方法 - Google Patents

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崇 菅井
Katsuhisa Ogawa
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Abstract

【課題】複数チャンネルを持つ撮像素子を有する場合に、複数チャンネルから出力される画像信号のばらつきを精度よく、簡易的に補正することを課題とする。
【解決手段】被写体像を基に生成した画像信号を複数のチャンネルに分割して出力する撮像素子(101)と、前記チャンネル毎の画像信号のヒストグラムを検出するヒストグラム検出手段(107)と、前記ヒストグラム検出手段により検出された前記チャンネル毎のヒストグラムのそれぞれのヒストグラムの特徴点を検出する特徴点検出手段(108)と、前記特徴点検出手段により検出された前記チャンネル毎のヒストグラムの特徴点を基に、各チャンネルのヒストグラムが他のチャンネルのヒストグラムに近づくように、各チャンネルの画像信号を補正する補正手段(109〜111)とを有することを特徴とする撮像装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及び画像補正方法に関するものである。
被写体像を複数の撮像領域に分割して撮像し、その複数の撮像領域のそれぞれから出力された信号のバラツキを補正するためにヒストグラムを使用する補正方法としては、特開2003−333432号公報に開示のものがある。特開2003−333432号公報に記載の補正方法においては、複数撮像領域の出力信号のヒストグラムを作成し、各ヒストグラムを複数の階調の範囲毎に分割し、各階調の範囲内に存在するデータの出現頻度を全チャンネルで等しくする。これにより、各チャンネルのバラツキを補正している。
特開2003−333432号公報
特開2003−333432号公報に記載の補正方法においては、各ヒストグラムをどのような階調の範囲に分割するかは任意である。従って、例えば、分割数を減らしてヒストグラム補正を実施しようとすると、その領域内の階調分布は考慮せずに、ただ領域内にあるデータの度数のみで信号に対するゲイン値を決定してしまうため、補正精度が十分得られるとは限らない。また、分割数を増やして精度を上げようとすると、データ処理の負荷が増加するために処理が遅くなる。更に、ノイズや各チャンネルからの画像の差異による影響を受けやすくなるので、正確なゲイン値を算出することが出来ないおそれがある。
本発明は、複数チャンネルを持つ撮像素子を有する場合に、複数チャンネルから出力される画像信号のばらつきを精度よく、簡易的に補正することを目的としている。
本発明の撮像装置は、被写体像を基に生成した画像信号を複数のチャンネルに分割して出力する撮像素子と、前記チャンネル毎の画像信号のヒストグラムを検出するヒストグラム検出手段と、前記ヒストグラム検出手段により検出された前記チャンネル毎のヒストグラムのそれぞれのヒストグラムの特徴点を検出する特徴点検出手段と、前記特徴点検出手段により検出された前記チャンネル毎のヒストグラムの特徴点を基に、各チャンネルのヒストグラムが他のチャンネルのヒストグラムに近づくように、各チャンネルの画像信号を補正する補正手段とを有することを特徴とする。
また、画像補正方法は、被写体像を基に生成した画像信号を複数のチャンネルに分割して出力する撮像ステップと、前記チャンネル毎の画像信号のヒストグラムを検出するヒストグラム検出ステップと、前記ヒストグラム検出ステップにより検出された前記チャンネル毎のヒストグラムのそれぞれのヒストグラムの特徴点を検出する特徴点検出ステップと、前記特徴点検出ステップにより検出された前記チャンネル毎のヒストグラムの特徴点を基に、各チャンネルのヒストグラムが他のチャンネルのヒストグラムに近づくように、各チャンネルの画像信号を補正する補正ステップとを有することを特徴とする。
チャンネル毎に画像信号のヒストグラムの特徴点に基づいて複数のチャンネルから得られる画像信号のばらつきを補正するので、画素数が増加しても高速にかつ精度のよい補正ができる。
本発明の実施形態による撮像装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である 本発明の実施形態による撮像装置の画像補正方法を説明するための図である。
図1は、本発明の実施形態の撮像装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。本実施形態では撮像素子の2つのチャンネルから信号が出力される場合を示すが、本発明はそれに限定されるものではなく、2チャンネル以上のチャンネルを有していても良い。
図1において、101は、被写体像を基に生成した画像信号を複数のチャンネルCH1及びCH2に分割して出力する撮像部であるCMOS型固体撮像素子等の撮像素子である。102は撮像装置の駆動に必要なタイミング信号を作成するタイミング信号作成回路である。103及び104は撮像素子101の各チャンネルから出力される画像信号に対してノイズ除去、ゲイン制御等を行うアナログ信号処理回路である。105及び106はアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換回路(以下、AD変換回路と称す)である。107は、デジタル信号である2つの画像信号AD_CH1及びAD_CH2について、チャンネル毎に階調値の度数をヒストグラムとして検出するヒストグラム検出回路(ヒストグラム検出部)である。108はヒストグラムの特徴点を検出するための特徴点検出回路(特徴点検出部)である。110及び111はチャンネル間の画像信号の差を補正するための補正部である分割信号補正回路である。112は、分割信号補正回路から出力された信号を合成する画像合成回路である。113はカメラ信号処理回路である。109は上記各回路を制御する全体制御回路であって、特徴点検出回路108の検出結果に基づいて、分割信号補正回路110及び111の制御を行う動作を行う。以上のように構成された撮像装置について、以下にその動作を説明する。
図1において、撮像素子101は、タイミング信号作成回路102からの駆動信号に応じて、光電変換により被写体像を画像信号に変換し、2つのチャンネルCH1及びCH2に分けて画像信号を出力する。撮像素子101から出力される画像信号は画素列毎に交互にチャンネルCH1及びCH2から出力される。チャンネルCH1の出力線から出力された信号は、アナログ信号処理回路103へ出力される。アナログ信号処理回路103は、相関2重サンプリング等の処理を行うことにより、画像信号に含まれるノイズやオフセットを除去すると共に、所定の信号レベルまで出力を増幅するためのAGC(Automatic Gain Control)処理を行う。A/D変換回路105は、AGCの処理後の出力を入力し、アナログ信号からデジタル信号に変換し、画像信号AD_CH1を出力する。
同様に、チャンネルCH2の出力線から出力された画像信号は、アナログ信号処理回路104へ出力される。アナログ信号処理回路104は、相関2重サンプリング等の処理を行うことにより、画像信号に含まれるノイズやオフセットを除去すると共に、所定の信号レベルまで出力を増幅するためのAGC処理を行う。A/D変換回路106は、AGC処理後の出力を入力し、アナログ信号からデジタル信号に変換し、画像信号AD_CH2を出力する。
次に、ヒストグラム検出回路107は、画像信号AD_CH1及びAD_CH2について、チャンネル毎に階調値の度数をヒストグラムとして検出する。特徴点検出回路108は、画像信号AD_CH1及びAD_CH2から得られたヒストグラムを基に、チャンネル毎のヒストグラムの特徴点を検出し、全体制御回路109へ出力する。全体制御回路109は、ヒストグラム検出回路108による検出結果に基づいて、画像信号AD_CH1及びAD_CH2を補正するためのパラメータの値を算出する。そして、算出されたパラメータの値に基づいて補正制御信号CONT1及びCONT2を分割信号補正回路110、111に与える。
また、分割信号補正回路110及び111には、それぞれ画像信号AD_CH1及びAD_CH2が入力され、両画像信号AD_CH1及びAD_CH2のチャンネル間のオフセットやゲインの差を補正する。具体的には、分割信号補正回路110及び111は、それぞれ全体制御回路109で算出設定された補正制御信号CONT1及びCONT2に基づいて、両信号AD_CH1及びAD_CH2間の誤差の補正処理を行う。
このように、2つの画像信号AD_CH1及びAD_CH2は、ヒストグラム検出回路107によってヒストグラムが検出される。また、2つの画像信号AD_CH1及びAD_CH2は、全体制御回路109で算出された補正制御信号CONT1,CONT2に基づいて補正を行う補正手段である分割信号補正回路110,111によってチャンネル間誤差が補正される。
画像合成回路112は、分割信号補正回路110及び111から出力された信号を1つの画像データに合成し、カメラ信号処理回路113に出力する。カメラ信号処理回路113は、画像合成回路113にて合成されたデータに対して、色補間処理やγ変換等の所定の信号処理を行う。
次に、本実施形態の撮像装置の画像補正方法について、図2(A)〜(D)を用いて説明を行う。
図2(A)は、ヒストグラム検出回路107で得られた、チャンネル間誤差補正前のチャンネルCH1及びチャンネルCH2の画像信号のヒストグラムを示す。図2(A)の横軸は「階調」であり、「画像信号値」と同義である。
図2(B)は、特徴点検出回路108で特徴点A1〜G1及びA2〜G2を検出した後のヒストグラムを示す。図2(D)は図2(B)のヒストグラムの拡大図である。A1及びA2は、2つのチャンネルCH1及びCH2のヒストグラムの階調値の最小値である。G1及びG2は、2つのチャンネルCH1及びCH2のヒストグラムの階調値の最大値である。B1,B2,C1,C2,E1,E2,F1,F2は、2つのチャンネルCH1及びCH2のヒストグラムの極大値を示す階調値である。なお、説明の簡単のために、極大値及び極小値は図2(D)とは異なる。また、D1,D2は、2つのチャンネルCH1及びCH2のヒストグラムの極小値を示す階調値である。また、各特徴点A1〜G1及びA2〜G2で区切られた階調値の範囲にa,b,c,d,e,fの符号をつけて示した。階調領域aは特徴点A1〜B1、及びA2〜B2の領域を示す。階調領域bは特徴点B1+1〜C1、及び特徴点B2+1〜C2の領域を示す。また、階調領域cは、特徴点C1+1〜D1、及び特徴点C2+1〜D2の領域を示し、以下、階調領域d,e,fも同様の範囲を示す。
図2(C)は、分割信号補正回路110及び111によりチャンネル間誤差を補正した後のヒストグラムを示す。分割信号補正回路110及び111は、2つのチャンネルCH1及びCH2の特徴点A1〜G1及びA2〜G2が、演算によって決定した特徴点の平均値Aave,Bave,・・・,Gaveに合致するように、各チャンネルCH1及びCH2の画像信号を補正する。
CMOS型固体撮像素子101は、画素アレイの1ラインの画像信号を1ラインおきに2つのチャンネルCH1及びCH2に出力する。そのため、撮像素子101から得られる2つの画像データは、実質的に同一被写体領域を撮影した画像となる。そのため、図2(A)に示すように、チャンネル毎のヒストグラムは類似した形状となり、そのヒストグラム形状を比較し、補正することで、チャンネル間のバラツキを精度良く補正することが出来る。
以下に、具体的な方法を示す。まず、チャンネル毎のヒストグラムの階調値の最小値、最大値を検出し、ヒストグラムの極大値、極小値の階調値を検出する。ここで、特徴点の抽出方法に関して具体的方法の一例を示す。まず、複数チャンネルCH1及びCH2から出力された信号のヒストグラム分布を、例えば最小二乗法を用いて、ヒストグラム分布曲線を求める。このとき、複数のチャンネルCH1及びCH2でそれぞれ求められた曲線において階調値の最大値、最小値を検出し、曲線の極大値、極小値の階調値を特徴点として抽出する。
図2(B)に示すように、特徴点検出回路108は、チャンネルCH1に出力された画像信号の特徴点を、特徴点A1,B1,C1,D1,E1,F1,G1とする。同様に、チャンネルCH2に出力された画像信号の特徴点を、特徴点A2,B2,C2,D2,E2,F2,G2とする。全体制御回路109は、チャンネルCH1の特徴点A1〜G1及びチャンネルCH2の特徴点A2〜G2の特徴点毎の平均値Aave=(A1+A2)/2、平均値Bave=(B1+B2)/2、・・・を算出する。そして、全体制御回路109は、複数チャンネルCH1及びCH2の補正に使用する基準画像信号値とし、分割信号補正回路110及び111を制御する。
分割信号補正回路110及び111は、チャンネルCH1及びCH2の特徴点の平均値Aave,Bave,・・・,Gaveの階調値と複数チャンネルCH1及びCH2のヒストグラムの特徴点A1〜G1及びA2〜G2の階調値とが一致するように補正する。具体的には、分割信号補正回路110及び111は、各チャンネルCH1及びCH2の画像信号AD_CH1及びAD_CH2を補正する。方法は以下の通りである。
まず初めに、分割信号補正回路110及び111は、特徴点A1とA2が平均値Aaveと一致するように階調領域aの画像信号AD_CH1及びAD_CH2の画像信号に移動量分A1−Aave,A2−Aaveを減算するオフセット補正を行う。また、オフセット補正後の特徴点B1,B2を、それぞれ特徴点B1’,B2’とする。続いて、分割信号補正回路110及び111は、特徴点B1’とB2’が平均値Baveと一致するように階調領域aのデータに一定のゲインを乗じる。具体的には、チャンネルCH1の画像信号から平均値Aaveを減算した上で、画像信号に(Bave−Aave)/(B1’−Aave)のゲインをかけ、平均値Aaveを加算する。また、チャンネルCH2の画像信号から平均値Aaveを減算した上で、画像信号に(Bave−Aave)/(B2’−Aave)のゲインをかけ、平均値Aaveを加算する。この処理により、ヒストグラム上、B1,B2の位置がともに平均値Baveに移動する。そして、分割信号補正回路110及び111は、階調領域bの画像信号AD_CH1及びAD_CH2に移動量分B1−Bave及びB2−Baveを減算するオフセット補正を行う。このオフセット補正により、ヒストグラム分布の連続性を保持できる。また、オフセット補正後の特徴点C1,C2を、それぞれ特徴点C1’,C2’とする。
次に、分割信号補正回路110及び111は、特徴点C1’とC2’が平均値Caveと一致するように階調領域bのデータに一定のゲインを乗じる。具体的には、チャンネルCH1の画像信号から平均値Baveを減算した上で、画像信号に(Cave−Bave)/(C1’−Bave)のゲインをかけ、平均値Baveを加算する。また、チャンネルCH2の画像信号から平均値Baveを減算した上で、画像信号に(Cave−Bave)/(C2’−Bave)のゲインをかけ、平均値Baveを加算する。この処理により、ヒストグラム上、C1,C2の位置がともに平均値Caveに移動する。そして、分割信号補正回路110及び111は、階調領域cの画像信号AD_CH1及びAD_CH2から移動量分C1−Cave及びC2−Caveを減算するオフセット補正を行う。同じ方法で、分割信号補正回路110及び111は、階調領域c,d,e,fの画像信号AD_CH1及びAD_CH2の補正を順次行う(図2(C))。
複数チャンネルの補正に使用する基準画像信号値を決定する他の方法として以下の方法も可能である。全チャンネルの画像信号のヒストグラムを作成する。このヒストグラムの特徴点を計算する。計算方法は、上記の各チャンネルのヒストグラムの特徴点の抽出と同じ方法である。この方法により抽出した特徴点Aall,Ball,・・・と各チャンネルの特徴点A1〜G1及びA2〜G2とを一致させるように、オフセット補正、ゲイン補正演算を行う。
また、撮像素子が赤(R)、緑(G)、青(B)の三色のカラーフィルタを画素に規則的に配列した構造を有している場合は、1つの色成分のみを抽出し、ヒストグラム分布を検出することで同様の補正処理を行うことも可能である。例えば、チャンネルCH1に含まれるR,G,Bの各色の画像信号のうち、G色の画像信号のみに基づいてヒストグラムを作成することも可能である。同様にチャンネルCH2に含まれるR,G,Bの各色の画像信号のうち、G色の画像信号のみに基づいてヒストグラムを作成する。G色の2つのヒストグラムの特徴点を抽出する。これらの特徴点が一致するように、基準画像信号値を決定する。基準画像信号値の決定の仕方は、前記したように平均値を使用する方法、あるいは2つのチャンネルの画像信号全てを母数とするヒストグラムの特徴点を使う方法が適用可能である。
本実施形態によれば、複数の各チャンネルの画像信号を、各チャンネルの画像信号のヒストグラムの特徴点に基づいて補正する。特徴点として画像信号の最小値、最大値、極大値、極小値などの簡便な情報を用いるので、画素数が多い撮像装置においても高速にかつ精度のよい補正演算ができる。
本実施形態をX−Yアドレス型の撮像素子に適用した場合、複数のチャンネルは、画素アレイのライン毎に並列に配置することが可能であるので、各チャンネルの出力画像は実質的に同一画像領域を撮像した画像となる。この場合は、画像の差異の影響を受けることなく、チャンネル毎の信号読み出し回路の特性の違いを高精度で補正することができ、効果的である。
以上のように、本実施形態の撮像装置によれば、撮像素子101は、被写体像を基に生成した画像信号を複数のチャンネルに分割して出力する。ヒストグラム検出手段(回路)107は、チャンネル毎の画像信号のヒストグラムを検出する。特徴点検出手段(回路)108は、ヒストグラム検出手段107により検出されたチャンネル毎のヒストグラムを基に、チャンネル毎のヒストグラムの特徴点を検出する。補正手段は、全体制御回路109及び分割信号補正回路110,111に対応する。その補正手段は、特徴点検出手段108により検出されたチャンネル毎のヒストグラムの特徴点を基に、各チャンネルのヒストグラムが他のチャンネルのヒストグラムに近づくように、各チャンネルの画像信号を補正する。
撮像素子101は、画素毎に規則的に配列された複数色のカラーフィルタを有する。ヒストグラム検出手段107は、画像信号のうちの少なくとも1つの色(例えば緑色)の画像信号のヒストグラムを検出する。
撮像素子101は、画素が遮光されたオプティカルブラック領域を有する。ヒストグラム検出手段107は、オプティカルブラック領域の画像信号のヒストグラムを検出する。補正手段は、各チャンネルのオプティカルブラック領域のヒストグラムが他のチャンネルのオプティカルブラック領域のヒストグラムに近づくように、各チャンネルの画像信号のオフセットを補正する。
補正手段は、複数のチャンネルのヒストグラムの特徴点の平均値を算出し、各チャンネルのヒストグラムの特徴点が前記特徴点の平均値に近づくように、各チャンネルの画像信号を補正する。
特徴点検出手段108は、すべてのチャンネルの画像信号を母数とするヒストグラムの特徴点を検出する。補正手段は、各チャンネルのヒストグラムの特徴点が前記すべてのチャンネルのヒストグラムの特徴点に近づくように、各チャンネルの画像信号を補正する。
特徴点検出手段108は、ヒストグラムを基に画像信号の最小値、最大値、及びヒストグラムの極大値、極小値を与える画像信号値を特徴点として検出する。
補正手段は、各チャンネルの画像信号に対してオフセット補正及びゲイン補正を行う。
撮像素子101は、行毎又は列毎に交互に配置された画素の画素信号をそれぞれ複数チャンネルの画像信号として出力する。
以上のように、本実施形態によれば、チャンネル毎の画像信号のヒストグラムの特徴点に基づいて複数のチャンネルの画像信号のばらつきを補正するので、撮像素子の画素数が多い場合にも高速にかつ精度のよい補正ができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 撮像素子
102 タイミング信号作成回路
103 アナログ信号処理回路
104 アナログ信号処理回路
105 AD変換器
106 AD変換器
107 ヒストグラム検出回路
108 特徴点検出回路
109 全体制御回路
110 分割信号補正回路
111 分割信号補正回路
112 画像合成回路
113 カメラ信号処理回路

Claims (9)

  1. 被写体像を基に生成した画像信号を複数のチャンネルに分割して出力する撮像素子と、
    前記チャンネル毎の画像信号のヒストグラムを検出するヒストグラム検出手段と、
    前記ヒストグラム検出手段により検出された前記チャンネル毎のヒストグラムのそれぞれのヒストグラムの特徴点を検出する特徴点検出手段と、
    前記特徴点検出手段により検出された前記チャンネル毎のヒストグラムの特徴点を基に、各チャンネルのヒストグラムが他のチャンネルのヒストグラムに近づくように、各チャンネルの画像信号を補正する補正手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像素子は、複数色のカラーフィルタを有し、
    前記ヒストグラム検出手段は、前記画像信号のうちの少なくとも1つの色の画像信号のヒストグラムを検出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像素子は、画素が遮光されたオプティカルブラック領域を有し、
    前記ヒストグラム検出手段は、前記オプティカルブラック領域の画像信号のヒストグラムを検出し、
    前記補正手段は、各チャンネルのオプティカルブラック領域のヒストグラムが他のチャンネルのオプティカルブラック領域のヒストグラムに近づくように、各チャンネルの画像信号のオフセットを補正することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記補正手段は、前記複数のチャンネルのヒストグラムの特徴点の平均値を算出し、各チャンネルのヒストグラムの特徴点が前記特徴点の平均値に近づくように、各チャンネルの画像信号を補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記特徴点検出手段は、すべてのチャンネルの画像信号を母数とするヒストグラムの特徴点を検出し、
    前記補正手段は、各チャンネルのヒストグラムの特徴点が前記すべてのチャンネルのヒストグラムの特徴点に近づくように、各チャンネルの画像信号を補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記特徴点検出手段は、前記ヒストグラムを基に前記画像信号の最小値、最大値、及び前記ヒストグラムの極大値、極小値を与える画像信号値を特徴点として検出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記補正手段は、各チャンネルの画像信号に対してオフセット補正及びゲイン補正を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像素子は、行毎又は列毎に交互に配置された画素の画素信号をそれぞれ複数チャンネルの画像信号として出力することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 被写体像を基に生成した画像信号を複数のチャンネルに分割して出力する撮像ステップと、
    前記チャンネル毎の画像信号のヒストグラムを検出するヒストグラム検出ステップと、
    前記ヒストグラム検出ステップにより検出された前記チャンネル毎のヒストグラムのそれぞれのヒストグラムの特徴点を検出する特徴点検出ステップと、
    前記特徴点検出ステップにより検出された前記チャンネル毎のヒストグラムの特徴点を基に、各チャンネルのヒストグラムが他のチャンネルのヒストグラムに近づくように、各チャンネルの画像信号を補正する補正ステップと
    を有することを特徴とする画像補正方法。
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