JP2010211909A - ディスクスタックアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】改良されたディスク支持フランジを有するスピンドルモーターハブを使用したディスクスタックアセンブリを提供する。
【解決手段】ハードディスク装置(HDD)用の改良されたディスクスタックアセンブリはフランジ付きの略円筒形のハブを含み、フランジは下方に傾斜した円錐状フランジ表面を持つ。円錐状のフランジ表面は半径方向内側の環状隆起部と半径方向外側の環状縁部との間に画定されている。スタック内の下部ディスクは、フランジの内側環状隆起部と接触する。ディスクスタックアセンブリはまた、スタック内の上部ディスクの半径方向内側部分又はスペーサリングと接触する接触リムを含む接触表面を有するディスククランプを有する。クランプ接触リムは、ハブの円筒中心軸から半径方向にフランジの環状隆起部の場合と略同じ距離だけ離されて配置されている。したがって、円錐状のフランジ表面においてディスクスタックが支持されている領域近くで、ディスクにクランプ力が加えられる。
【選択図】図5

Description

本発明は一般に磁気記録ハードディスク装置(HDD)等のデータ記録ディスク装置に関し、より詳細には、ディスク装置のスピンドルモーターに取り付けられて回転するディスクスタックアセンブリに関する。
磁気記録ハードディスク装置(HDD)では、ディスク装置のスピンドルモーターに取り付けられたディスクスタックアセンブリに記録ディスクが積層されている。スピンドルモーターは、ディスク装置のベースに取り付けられ、中心軸を中心にディスクを回転させる。磁気記録読取り/書込みヘッドを支持するエアベアリングスライダは、各ディスク面と関連付けられている。各スライダは、サスペンション及びアクチュエータアームによってロータリアクチュエータに連結されている。エアベアリング(ディスクの回転時にスライダとこれに対応するディスク面との間に生成される)によって各スライダが対応するディスク面と極めて近い距離、即ち略接触しそうな距離に支持されている間、アクチュエータは、スライダが対応するディスク面を横切るようにスライダを移動させる。
スライダとその対応するディスク面との間の距離は、「フライハイト」と称される。各スライダのフライハイトはディスク半径に応じて異なるが、全てのスライダのフライハイトの挙動は、相対的に予測可能であると共に対応するディスク面を横切る全てのスライダにおいて一貫していることが重要である。このためには、全てのディスク面が可能な限り十分な平面であることが必要となる。
ディスクスタックアセンブリは、スピンドルモーターに取り付けられてスピンドルモーターの中心軸を中心にして回転する略円筒形のハブを含んでいる。このハブは、半径方向に延在するフランジを含む。ディスクはフランジ上に積層され、ディスク間にはスペーサリングが使用される。これにより、スライダはそれぞれ対応するディスク面にアクセスできるようになる。ディスククランプはハブに固定され、ディスクのスタックとスペーサリングをフランジに対して締め付ける。ディスクスタックアセンブリ内の締め付けられたディスクでは、しばしば「コーニング運動」又は「カッピング運動」が発生する。即ち、ディスク面の形状は完全に平坦なわけではなく、少し円錐状になっている。コーニング運動は、スライダのフライハイトに悪影響を及ぼし、個々のディスク面上にあるスライダが対応するディスク面全体にわたって大体同じフライハイトで動作するのを妨害する恐れがあるので、望ましくない。ディスク装置の小型化の要求に応えるためにより薄いディスクが使用され始めているので、コーニング効果は一層重大な問題となる。どの程度のコーニング運動が発生するかは、クランプ力の大きさに関係している。コーニング運動を最小限に抑えるのに最適であろうと考えられるクランプ力でディスクスタックアセンブリを設計したとしても、製造段階でクランプ力を狭い範囲内に維持することは難しい。このため、コーニング運動を把握できずに許容されないコーニング運動が発生する可能性を含んだままディスクスタックアセンブリが製造される恐れがある。
ディスクにおけるコーニング運動が最小限に抑えられ、クランプ力を厳密に管理しなくても製造可能なディスクスタックアセンブリが必要とされている。
本発明は、HDD用の改良されたディスクスタックアセンブリに関する。ディスクスタックアセンブリは略円筒形のハブを有し、このハブには下方へ(即ち、スピンドルモーターにアセンブリを取り付けたときにディスク装置のベースの方へ)傾斜する円錐状の表面を持つフランジが付いている。円錐状のフランジ表面は、半径方向内側の環状隆起部と半径方向外側の環状縁部との間に画定されている。スタック内の一番下のディスクは、フランジ内側の環状隆起部と接触する。ディスクスタックアセンブリはまた、ディスククランプを含んでおり、このディスククランプは、スタック内の一番上のディスクの半径方向内側部分又はスペーサリングと接触する接触リムを持つ接触面を有する。クランプの接触リムは、ハブの円筒中心軸から半径方向へ距離をおいて配置されており、この距離はフランジの環状隆起部の場合と略同じである。したがって、円錐状のフランジ表面においてディスクスタックが支持されている領域近くで、ディスクにクランプ力が加えられる。
ディスクスタックアセンブリは、ディスクスタック内のディスクの全てについて予想以上に極めて小さなディスクコーニング運動を示すだけである。更に、スタック内のディスクにおけるコーニング運動の変動は、広範囲のクランプ力にわたり最小限に抑えられている。したがって、クランプ力を厳密に管理する必要がなく、また製造された各ディスクスタックアセンブリでコーニング運動を計測する必要がないので、製造に要する時間とコストが削減される。
本発明の特性と利点を十分に理解できるように、添付の図を参照しながら以下に詳細を説明する。
従来のハードディスク装置(HDD)のヘッド/ディスクアセンブリを上から視た平面図である。 スライダの拡大端面図と、図1の2−2線に沿ったディスク断面図である。 2枚のディスクを備えたディスクスタックを支持する従来のHDDスピンドルモーターを示す斜視切断図である。 先行技術のハブ及びディスククランプの半分を、ディスクとスペーサリングが取り外された状態で示す断面図である。 本発明に係るハブ及びディスククランプの半分を、ディスクとスペーサリングが取り外された状態で示す断面図である。 本発明に係るハブの斜視切断図であり、負の傾斜を有する円錐状フランジ表面を示す。 先行技術のスタックアセンブリと本発明に係るスタックアセンブリについてディスクが1枚の場合に、単一ディスクにおけるクランプ力に応じたディスクコーニング運動の大きさを比較したグラフである。 先行技術のスタックアセンブリと本発明に係るスタックアセンブリについてスタック内にディスクが2枚ある場合に、上側のディスクにおけるクランプ力に応じたディスクコーニング運動の大きさを比較したグラフである。 本発明に係るディスク1枚を備えるディスクスタックアセンブリの半分の断面図である。 本発明に係るディスク2枚を備えるディスクスタックアセンブリの半分の断面図である。
図1は、ハードディスク装置(HDD)10のヘッド/ディスクアセンブリを、カバーを取り外した状態で上から視た平面図である。ディスク装置10はスピンドルモーター(図示せず)を支持する剛性ベース12を備え、このスピンドルモーターは、回転中心軸13を有すると共に、上側面16aを持つ上部ディスク16等、1つ又は複数のディスクのスタック(積層体)を支持している。ディスク(通常、アルミニウム/マグネシウム合金又はセラミック材料で製造された剛性ディスク)はスピンドルモーターのハブ(図示せず)に取り付けられ、クランプ14によってハブに締め付けられる。スピンドルモーターは、カーブした矢印19の方向にディスクを回転させる。HDD10は少なくとも1つのロードビームアセンブリ20を備え、ロードビームアセンブリ20は一体型リードサスペンション(ILS)又はフレクシャ30と、導電性相互接続トレース又はラインの配列32とを含む。ロードビームアセンブリ20は剛性アーム22に取り付けられ、剛性アーム22はE字形の支持構造体(Eブロックと称することもある)24に連結されている。各フクレクシャ30は、エアべアリングスライダ28に取り付けられている。磁気記録読取り/書込みヘッド29は、スライダ28の端面又は後端面25に配置されている。フレクシャ30の働きにより、スライダ28は、回転するディスク16によって生成されるエアベアリング上を「ピッチ運動」及び「ロール運動」することができる。通常、スライダを伴う1つのロードビームアセンブリが各ディスク面と関連付けられている。HDD10はまた、剛性ベース12に取り付けられて枢支点41を持つロータリアクチュエータアセンブリ40を備える。アクチュエータアセンブリ40は、ベース12に固定されたマグネットアセンブリ42とボイスコイル43とを含むボイスコイルモーター(VCM)アクチュエータである。ボイスコイル43は制御回路(図示せず)によって励磁されると動作し、Eブロック24とこれに取り付けられているアーム22及びロードビームアセンブリ20とを一緒に回転させて、読取り/書込みヘッド29をディスク上のデータトラックに位置決めする。トレース相互接続配列32は、その一端は読取り/書込みヘッド29に接続され、他端は、Eブロック24の側面に固定された電気モジュール又はチップ50内に組み込まれた読取り/書込み回路に接続されている。チップ50は、リードプリアンプとライトドライバ回路を備えている。
図2はスライダ28の拡大端面図と、図1の2−2線に沿ったディスク16の断面図である。読取り/書込みヘッド29は、スライダ28の後端面25に一連の薄膜を蒸着して形成される。通常、読取り/書込みヘッド29上にはアルミナ等の絶縁材料の層が蒸着され、スライダ28の外面としての役割を果たす。読取り/書込みヘッド29は、端子パッド31に接続されている。端子パッド31は、チップ50(図1)内のリードプリアンプ及びライトドライバとの電気的な接続のために、フレクシャ30のトレース配列32に接続される。スライダ28は、フレクシャ30に取り付けられており、ディスク面16aに対面するエアベアリング面(ABS)27と、ABS 27に対して略垂直である端面又は後端面25とを含む。ABS 27により、回転するディスク16からの空気流がエアベアリングを生成し、このエアベアリングはディスク16の表面16aと極めて近い距離、即ち略接触しそうな距離にスライダ28を支持する。ABS 27とディスク面16aとの間の距離は「フライハイト」と称される。各スライダのフライハイトはディスク半径に応じて異なるが、全てのスライダのフライハイトの挙動は、相対的に予測可能であると共に対応するディスク面を横切る全てのスライダにおいて一貫していることが重要である。このためには、全てのディスク面が可能な限り十分な平面であることが必要となる。
図3は2枚のディスク16、17を備えたディスクスタックを支持する従来のHDDスピンドルモーター50を示す斜視切断図である。スピンドルモーター50はHDDのベース12(図1)に取り付けられており、回転中心軸13を持つローター部51と電気コイルを含むステータ部52とを有する。従来のスピンドルモーターハブ60は、ローター部51に取り付けられている。ハブ60には、ステータ部52と向き合っている内側部分にマグネット53が取り付けられている。ハブ60は、下部ディスク17を支持するフランジ61を備える。スペーサ80は、下部ディスク17の半径方向内側部分に配置されており、上部ディスク16の半径方向内側部分はスペーサリング80と接触している。ディスククランプ14は一般にネジ(図示せず)をハブ60の穴68にねじ込むことによりハブ60に取り付けられる。ディスククランプ14は上部ディスク16のディスク面16aと接触するクランプ面15を持っている。ディスククランプ14によりディスクにクランプ力が加えられ、ハブフランジ61とクランプ面15との間にディスクのスタックが固定される。ハブ、スペーサリング、及びクランプは、通常、ステンレス鋼又はアルミニウム合金で製造される。スペーサリングはセラミック材料からも製造される。
ディスクスタックアセンブリ内の締め付けられたディスクではしばしば「コーニング運動」又は「カッピング運動」が発生する。即ち、ディスク面の形状は完全に平坦なわけではなく、少し円錐状になっている。クランプのクランプ面の接触点の半径と、ディスクがハブフランジと接触する接触点の半径とが等しくない場合はコーニング運動が発生し、その結果、クランプ力によってディスク上にトルクが生成される。また、クランプ力はフランジを下方に及び/又は半径方向内向きに曲げる。これによりコーニング運動がもたらされる。コーニング運動は、スライダのフライハイトに悪影響を及ぼし、個々のディスク面上にあるスライダが対応するディスク面全体にわたって略同じフライハイトで動作するのを妨害する恐れがあるので、望ましくない。ディスク装置の小型化の要求に応えるためにより薄いディスクが使用され始めているので、コーニング効果は一層重大な問題となる。どの程度のコーニング運動が発生するかは、クランプ力の大きさに関係している。コーニング運動を最小限に抑えるのに最適であろうと考えられるクランプ力でディスクスタックアセンブリを設計したとしても、製造段階でクランプ力を狭い範囲内に維持することは難しい。このため、コーニング運動を把握できずに許容されないコーニング運動が発生する可能性を含んだままディスクスタックアセンブリが製造される恐れがある。
図4は先行技術のハブ60及びディスククランプ14の半分を、ディスクとスペーサリングが取り外された状態で示す拡大断面図である。ハブ60はフランジ61を有し、フランジ61はフランジ表面62を持つ。代表的な先行技術のハブではフランジ表面が平面である。図4に示す従来技術のハブでは、フランジ表面62が半径方向内側の点63と半径方向外側の点64との間に画定され、点64は点63より高い位置にある。即ち、点64の方が軸方向においてクランプ14により近い位置にある。図4の断面図では、点63、64は円上の点であるため、表面62はハブ60の円周方向に延在する円錐状の部分である。円錐状のフランジ表面62を画定する半径方向内側の円と半径方向外側の円はそれぞれ、ハブ60の中心軸から半径方向に離れて位置し、この距離はフランジ内径(RFID)とフランジ外径(RFOD)によって示される。半径方向外側の点64は、半径方向内側の点63よりも距離にしてZだけ「高い」位置、即ち、ディスククランプ14により近い位置にある。したがって、ディスクがフランジ61上に配置された、締め付け前の状態では、半径方向外側の点64が下部ディスクに対する接触点として示されている。しかし、点64は、フランジ61の周りに延びて下部ディスクに対する接触隆起部となる環状隆起部の一点である。クランプ14は全体的に湾曲した形状を呈したクランプ表面を有する。このクランプ表面の最下部はクランプ接触点15であり、上部ディスク(又は、スタック内にディスクが1枚しか存在しない場合はスペーサリング)と接触する。クランプ接触点15は、実際には、クランプ14の円周方向に延びてクランプ接触リムとなる環状のリム又はリングにおける一点である。クランプ接触点15は、中心軸13から半径方向へ離れた位置にあり、この距離はクランプ接触リムの半径(RCCR)として図示している。クランプ14は、接触点15で図示された接触リムにおいてディスクスタックにクランプ力(矢印18で図示)を加える。直径65mmのディスクで構成されるディスクスタックの一例において、ΔR(即ち、RFOD-RFID)が約1mm、Zが約+3ミクロンである場合、フランジ表面62の正の傾斜(Z/ΔR)は約+.003となる。また、RCCRはRFIDとRFODとの間にあり、RFODよりも約0.5mm以上短い。したがって、クランプ力は、接触点64によって示される接触隆起部と同様に直接加えられない。フランジ及びクランプ用のこの先行技術の設計を使用すれば、フランジ表面62の正の傾斜の働きにより、点64から半径方向内側への接触点の効果的な移動が発生すると共にフランジ61の曲がりが防止され、その結果として締め付けられたディスクの表面は実質的にコーニング運動のない平面となると考えられた。
図5は本発明に係るハブ160及びディスククランプ114の半分を、ディスクとスペーサリングが取り外された状態で示す拡大断面図である。ハブ160はフランジ表面162を持つフランジ161を有し、フランジ表面162は下方に(即ち、クランプ114から)傾斜している。フランジ表面162は、半径方向内側の点163と半径方向外側の点164との間に画定されている。図5の断面図では、点163、164は円上の点であり、表面162はハブ160の円周方向に延在する円錐状の部分である。これを、ハブ160の斜視切断図である図6に示す。円錐状のフランジ表面162を画定する半径方向内側の円と半径方向外側の円はそれぞれ、ハブ160の中心軸113からの半径方向距離に配置され、この距離は図中のフランジ内径(RFID)とフランジ外径(RFOD)に対応する。半径方向外側の点164は、半径方向内側の点163よりも距離にしてZだけ低い位置、即ち、ディスククランプ114からより離れた位置にある。したがって、ディスクがフランジ161上に配置された、締め付け前の状態では、半径方向内側の点163が下部ディスクに対する接触点として示されている。しかし、点163は、フランジ161の周りに延びて下部ディスクに対する接触隆起部となる環状隆起部の一点である。点164は、フランジ161の円周方向に延びて円錐状フランジ表面162の半径方向外側縁部となる環状縁部の一点である。クランプ114は、上部ディスク(又は、スタック内にディスクが1枚しか存在しない場合はスペーサリング)と接触する接触点115を持つクランプ表面を有する。クランプ接触点115は、実際には、クランプ114の円周方向に延びてクランプ接触リムとなる環状のリム又はリングにおける一点である。クランプ接触点115は中心軸113から半径方向へ離れた位置にあり、この距離はクランプ接触リムの半径(RCCR)として図示している。クランプ114は、接触点15で図示した接触リムにおいてディスクスタックにクランプ力(矢印118で図示)を加える。また、本発明のディスクスタックアセンブリでは、RCCRがRFID(接触隆起部の半径方向の位置)とほぼ等しいので、図4の先行技術の場合よりもクランプ力がより密に接触隆起部に加えられる。直径65mmのディスクで構成されるディスクスタックの一例において、RFOD=14.475mm、RFID=13.600mm、RCCR=13.625mm、及びZは約−3ミクロンである。この例では、RCCRとRFIDとの差が0.25mmの範囲内に収まっていることが好ましい。したがって、ΔRは0.875mmである。ΔRが約1mmの場合、フランジ表面162の負の傾斜(Z/ΔR)を約−0.001〜−0.010にすると、Zは−1〜−10ミクロンの範囲になり得る。フランジ表面162の負の傾斜(Z/ΔR)が約−0.002〜−0.004である場合、Zは−2〜−4ミクロンとなるのが好ましい。
本発明に係るハブ160とクランプ114(図5)を使用して製造されたディスクスタックアセンブリでは、ディスクのコーニング運動が予想以上に極めて小さく、ハブ60及びクランプ14(図4)を使用した先行技術のディスクスタックアセンブリに対して予想以上の大幅な改善がみられる。図7は、ディスク1枚を備える従来技術のディスクスタックアセンブリとディスク1枚を備える本発明に係るディスクスタックアセンブリについて、クランプ力に応じて単一ディスクにおけるディスクコーニング運動の大きさがどのように変化するかを示すグラフである。ディスクコーニング運動の大きさ(図7ではミクロン単位)は、ディスク内径(ID)でのディスク表面の高さをゼロ(基準)とし、これに対するディスク外径(OD)でのディスク表面の軸方向の高さを示す正又は負の値である。図7において曲線201は、フランジ表面が約+0.003(Z=+3ミクロン)の正の傾斜を有するような先行技術でのディスクコーニング運動を示し、ディスクスタックアセンブリの最適な設計クランプ力は約700ニュートン(N)である。すべてのディスクを正確にこのクランプ力で製造した場合、ディスクのコーニング運動の大きさは許容可能な−1ミクロンとなる。しかし、製造中にはクランプ力は最適な設計値から最大で50%変動する場合があることが知られている。したがって、曲線201に示すように、350Nから1050Nまでの範囲にわたって、コーニング運動の大きさが約−5ミクロンから約+5ミクロンまで変化する可能性がある。これに対して、曲線202はフランジ表面が約−0.003(Z=−3ミクロン)の負の傾斜を有する本発明に係るディスクスタックアセンブリのディスクコーニング運動を示す。曲線202によれば、クランプ力に対するコーニング運動の大きさの変動は最小限にとどまっている。実際には、クランプ力が350N〜1050Nの範囲を超えて大きくなっても、コーニング運動の大きさは+1ミクロン未満である。したがって、図7によれば、本発明を使用することにより、ディスクスタックアセンブリが改良されるだけでなく製造コストも削減されることが明らかである。製造コストの削減が可能になる理由としてクランプ力の正確な管理が不要であることや、製造された各ディスクスタックアセンブリのコーニング運動を計測するための時間及び工具類が不要になることが挙げられる。
図8のグラフは図7のグラフとよく似ているが、2枚のディスクを備えた先行技術のスタックアセンブリの上部ディスクにおけるコーニング運動の大きさ(曲線301)と、2枚のディスクを備えた本発明に係るスタックアセンブリの上部ディスクにおけるコーニング運動の大きさ(曲線302)を示すものである。図8では、図7の単一ディスクアセンブリのように、本発明に係る2枚ディスクアセンブリの上部ディスクにおいて、コーニング運動の大きさの変動について同様の改善がみられる。
図9は、本発明に係るディスク1枚を備えるディスクスタックアセンブリの半分の断面図であり、フランジ161を伴うハブ160と、ディスク116と、スペーサリング180と、クランプ接触点115を持つクランプ114とを示している。図9の単一ディスクアセンブリでは、単一ディスク116の上側面116aと直接接触する接触面115を持つようにクランプ114を設計可能であるため、スペーサリング180はオプションの機能となる。図10は、本発明に係るディスク2枚を備えるディスクスタックアセンブリの半分の断面図であり、フランジ161に配置された第2又は下部ディスク117と、スペーサリング180及びクランプ114の間に配置された上部ディスク116を示す。当然ながら、当業者であれば本発明に係るディスクスタックアセンブリが3枚以上のディスクを装備できることを理解できよう。
好適な実施形態を参照して本発明を具体的に図示及び説明してきたが、本発明の精神や範囲から逸脱しない限りは形態及び詳細において種々の変更が行えることを当事者であれば理解できよう。したがって、開示された発明は単に例示的なものであって且つ添付の特許請求で指定された範囲内に限定されるものと見なされるべきである。
10 ディスク装置
12 剛性ベース
13 回転中心軸
14 ディスククランプ
15 クランプ面
16 上部ディスク
16a 上側面
17 下部ディスク
18 矢印
19 カーブした矢印
20 ロードビームアセンブリ
22 剛性アーム
24 E字形の支持構造体
25 後端面
27 エアベアリング面(ABS)
28 スライダ
29 磁気記録読取り/書込みヘッド
30 フレクシャ
31 端子パッド
32 ラインの配列
40 ロータリアクチュエータアセンブリ
41 枢支点
42 マグネットアセンブリ
43 ボイスコイル
50 従来のHDDスピンドルモーター
51 ローター部
52 ステータ部
53 マグネット
60 スピンドルモーターハブ
61 ハブフランジ
62 フランジ表面
63 半径方向内側の点
64 半径方向外側の点
68 穴
80 スペーサリング
113 中心軸
114 ディスククランプ
115 接触点
116 上部ディスク
116a 上側面
117 下部ディスク
118 矢印
160 ハブ
161 フランジ
162 円錐状のフランジ表面
163 半径方向内側の点
164 半径方向外側の点
180 スペーサリング
201 曲線
202 曲線
301 曲線
302 曲線
CCR クランプ接触リムの半径
FOD フランジ外径
FID フランジ内径
半径方向内側の環状隆起部と半径方向外側の環状縁部との間の軸方向の間隔。

Claims (15)

  1. 回転軸を有するディスク装置用スピンドルモーターに取り付けるためのディスクスタックアセンブリであって、
    前記スピンドルモーターに取り付けられたときにスピンドルモーターの軸と一致する中心軸と、外側円筒形表面とを備えるスピンドルモーターハブと、
    ディスクを支持するための、前記ハブの前記外側円筒形表面から延在し、半径方向内側の環状隆起部と半径方向外側の環状縁部によって画定される略円錐状の表面を備えるフランジと、
    半径方向内側部分が前記フランジ上に配置されて前記隆起部と接触するディスクであり、前記フランジ円錐状表面が半径方向外側に向かって前記ディスクから徐々に離れたディスクと、
    前記ディスクの前記半径方向内側部分に配置されるディスクスペーサリングと、
    前記ハブに取り付けられ、前記スペーサリングと前記ディスクを締め付けるためのクランプ表面を備えるクランプとを有するディスクスタックアセンブリ。
  2. 前記半径方向内側の環状隆起部と前記半径方向外側の環状縁部との間の半径方向の差分がΔRであり、
    前記半径方向内側の環状隆起部と前記半径方向外側の環状縁部との間の軸方向の間隔がZであり、
    傾斜Z/ΔRが−0.001〜−0.01の範囲内にある請求項1に記載のディスクスタックアセンブリ。
  3. 前記傾斜Z/ΔRが−0.002〜−0.004の範囲内にある請求項2に記載のディスクスタックアセンブリ。
  4. 前記クランプのクランプ表面が、前記ハブの前記中心軸から半径方向の距離に配置されるクランプ接触リムを有し、
    当該距離が前記フランジの前記半径方向内側の環状隆起部の半径方向の距離と略等しい請求項1に記載のディスクスタックアセンブリ。
  5. 前記ディスクが第1のディスクであり、
    前記スペーサリングが第1のスペーサリングであり、
    前記第1のスペーサリングに半径方向内側部分が配置される第2のディスクを有する請求項1に記載のディスクスタックアセンブリ。
  6. 前記ディスクが直径65mmのディスクであり、
    前記半径方向内側の環状隆起部が前記クランプのクランプ表面から軸方向に離間されており、
    前記半径方向外側の環状縁部が前記クランプのクランプ表面から軸方向に、ある距離だけ離間され、
    その距離は、前記半径方向内側の環状隆起部が前記クランプのクランプ表面から軸方向に離間されている距離より2〜4ミクロンだけ長い請求項1に記載のディスクスタックアセンブリ。
  7. 前記クランプの前記クランプ表面が、前記ハブの中心軸から半径方向の距離RCCRに位置するクランプ接触リムを有し、
    前記半径方向内側の環状隆起部が前記ハブの中心軸から半径方向の距離RFIDに位置し、
    CCR−RFIDの絶対値が0.25mm未満である請求項6に記載のディスクスタックアセンブリ。
  8. 磁気記録ハードディスク装置であって、
    ベースと、
    前記ベースに取り付けられ、ステータ及びローターを備えるスピンドルモーターと、
    前記スピンドルモーターハブが前記スピンドルモーターの前記ローターに取り付けられる請求項1に記載の前記ディスクスタックアセンブリと、
    前記ディスクの表面近くに保持され読取り/書込みヘッドを支持するエアベアリングスライダと、
    前記ベースに取り付けられ及び前記スライダに連結されて、前記スライダを前記ディスクの表面を横切るように移動させるアクチュエータとを有する磁気記録ハードディスク装置。
  9. ハードディスク装置のディスクスタックアセンブリであって、
    外側円筒状表面を有するハブであり、該円筒状表面が前記ハブの中心軸に沿って展開されている、ハブと、
    前記ハブの前記外側円筒形表面から延在し、半径方向内側の環状隆起部と半径方向外側の環状縁部とによって画定される略円錐状の表面を備えるフランジと、
    半径方向内側部分が前記フランジ上に配置されて前記フランジの前記半径方向内側の環状隆起部と接触するディスクであり、前記フランジ円錐状表面が半径方向外側に向かって前記ディスクから徐々に離れている、ディスクと、
    前記ディスクを締め付けるために前記ハブに取り付けられ、クランプ接触リムを含むクランプとを有するディスクスタックアセンブリ。
  10. 前記半径方向内側の環状隆起部と前記半径方向外側の縁部との間の半径方向の差分がΔRであり、
    前記半径方向内側の環状隆起部と前記半径方向外側の縁部との間の軸方向の間隔がZであり、
    傾斜Z/ΔRが−0.002〜−0.004の範囲内にある請求項9に記載のディスクスタックアセンブリ。
  11. 前記クランプ接触リムが前記ハブの前記中心軸から半径方向の距離に配置され、
    当該距離が、前記フランジの前記半径方向内側の環状隆起部が配置されている前記ハブの前記中心軸からの半径方向の距離と略等しい請求項9に記載のディスクスタックアセンブリ。
  12. 前記ディスクの前記半径方向内側の部分と前記クランプとの間にスペーサリングを有し、
    前記クランプ接触リムが前記スペーサリングと接触する請求項9に記載のディスクスタックアセンブリ。
  13. 前記ディスクが第1のディスクであり、
    前記第1のディスクの前記半径方向内側部分に接するスペーサリングと、
    半径方向内側部分が前記スペーサリングに接する第2のディスクとを有し、
    前記クランプ接触リムが前記第2のディスクの前記半径方向内側部と接触する請求項9に記載のディスクスタックアセンブリ。
  14. 前記ディスクが直径65mmのディスクであり、
    前記半径方向内側の環状隆起部が前記クランプ接触リムから軸方向に離間されており、
    更に前記半径方向外側の環状縁部が前記クランプ接触リムから軸方向に、ある距離だけ離間され、
    その距離は、前記内側の環状隆起部が前記クランプ接触リムから軸方向に離間されている距離より2〜4ミクロンだけ長い請求項9に記載のディスクスタックアセンブリ。
  15. 前記クランプ接触リムが、前記ハブの中心軸から半径方向の距離RCCRに位置し、
    前記半径方向内側の環状隆起部が、前記ハブの中心軸から半径方向の距離RFIDに位置し、
    CCR−RFIDの絶対値が0.25mm未満である請求項14に記載のディスクスタックアセンブリ。
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