JP2010210820A - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 オプション110が本体100に装着されても、画像形成に係る精度の低下が抑制され得る画像形成装置及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】 少なくとも画像形成ユニット20が内部にある本体100に、該本体100の内部の環境が変わるようなオプション110が装着されたか否かを判定するオプション判定部11と、オプション判定部11によってオプション110が装着されたと判定された場合に、環境が変わることに対応して画像形成条件を変更する画像形成条件変更部12と、を有することを特徴とする。特に、画像形成条件変更部12は、露光量、転写電位、帯電電位、現像電位の少なくとも1つを制御することにより画像形成条件を変更する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
LEDプリントヘッド(Laser Emitting diode Print Head、以下、単にLPHという)等の露光装置を利用する画像形成装置では、画像形成装置の周辺の温度や画像形成装置自身の自己発熱によってLPHの露光量の変動が起こり易いことが知られている。
このような温度変化に伴うLPHの露光量の変動を補正して、画像形成に係る精度の低下を抑える技術が知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開平4−198952号公報 特開2007−322539号公報 特開2006−138947号公報 特開平11−291549号公報
本発明は、付属設備が画像形成装置の本体部に装着されても、画像形成に係る精度の低下が抑制され得る画像形成装置及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、少なくとも像形成手段が内部にある本体部に、該本体部の内部の環境が変わるような付属設備が装着されたか否かを判定する判定手段と、判定手段によって付属設備が装着されたと判定された場合に、環境が変わることに対応して画像形成条件を変更する変更手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、少なくとも像形成手段が内部にある本体部に、該本体部の内部の環境が変わるような付属設備が装着されたか否かを判定する判定手段と、本体部の内部の環境値を検出する検出手段と、検出手段で検出された検出値に対応して像形成手段の像形成の条件を設定する条件設定手段と、判定手段で付属設備が装着されたと判定された場合に、検出値と像形成の条件の対応関係を変更する変更手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、検出手段は、複数であって、条件設定手段は、複数の検出手段からの複数の検出値に対応して像形成の条件を設定しているものであり、変更手段は、判定手段で付属設備が装着されたと判定された場合に、複数の検出値の換算率を変更することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、環境は、温度、及び/又は、湿度であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、像形成手段は、複数の露光手段を含むものであって、変更手段は、露光処理がLEDアレイ方式である場合であって、付属設備自体が本体内部の温度より高温になる場合は、露光条件を付属設備に近い順から光量が増加するように変更することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、変更手段は、付属設備と像形成手段との間に像保持体が存在する場合に、検出手段の検出と判定手段の判定結果から予測される転写装置の温度に応じて、二次転写に係る転写電位を変更することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、変更手段は、露光処理がレーザ走査方式である場合であって、付属設備自体が本体内部の温度より高温になる場合は、露光条件を光量が減少するように変更することを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の発明において、変更手段は、付属設備が装着されたことに伴う、本体部の内部もしくは外部の環境、及び/又は、本体部の稼動状態に基づいて、変更することを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載の発明において、判定手段は、さらに、付属設備の種類を判定し、変更手段は、判定手段によって判定された付属設備の種類に応じて、画像形成条件を変更することを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載の発明において、付属設備は、ステープラ止め機能、記録用紙の並替機能、パンチャー機能、紙折り機能、中とじ機能、定着機能、記録用紙の搬送機能の少なくとも1つを含む設備であることを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載の発明において、変更手段は、露光量、転写電位、帯電電位、現像電位の少なくとも1つを制御することにより画像形成条件を変更することを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、コンピュータを、少なくとも像形成手段が内部にある本体部に、該本体部の内部の環境が変わるような付属設備が装着されたか否かを判定する判定手段、判定手段によって付属設備が装着されたと判定された場合に、環境が変わることに対応して画像形成条件を変更する変更手段、として機能させることを特徴とする画像形成プログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、少なくとも像形成手段が内部にある本体部に、該本体部の内部の環境が変わるような付属設備が装着されても、画像形成に係る精度の低下が抑制される。
請求項2に記載の発明によれば、少なくとも像形成手段が内部にある本体部に、該本体部の内部の環境が変わるような付属設備が装着された場合であって、検出手段と付属設備との距離が遠い場合であっても、検出精度の低下を抑制しつつ、画像形成に係る精度の低下が抑制される。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比較して、画像形成に係る精度の低下がさらに抑制される。
請求項4に記載の発明によれば、画像形成に影響を及ぼし易い、温度及び/又は湿度に基づいて変更される。
請求項5に記載の発明によれば、露光処理がLED方式である場合であって、付属設備自体が本体内部の温度より高温になる場合に、その温度上昇の影響に基づいた露光量の制御がなされる。
請求項6に記載の発明によれば、付属設備と像形成手段との間に像保持体が存在する場合に、二次転写に係る転写電位が変更される。
請求項7に記載の発明によれば、レーザ走査方式の露光処理の場合であっても、画像形成に係る精度の低下が抑制される。
請求項8に記載の発明によれば、本体部の内部もしくは外部の環境、及び/又は、本体部の稼動状態に基づいて変更される。
請求項9に記載の発明によれば、付属設備の種類に基づく気流の変化に対応した画像形成条件の変更ができる。
請求項10に記載の発明によれば、付属設備をステープラ止め機能、記録用紙の並替機能、パンチャー機能、紙折り機能、中とじ機能、定着機能、記録用紙の搬送機能の少なくとも1つを含む設備とすることができる。
請求項11に記載の発明によれば、露光量、帯電電位、現像電位、転写電位の少なくとも1つが変更される。
請求項12に記載の発明によれば、少なくとも像形成手段が内部にある本体部に、該本体部の内部の環境が変わるような付属設備が装着されても、画像形成に係る精度の低下が抑制される。
画像形成装置の構成図の一例である。 制御部の要部構成を例示するブロック図である。 制御部のハードウェア構成を例示するブロック図である。 本体の動作の一例を示すフローチャートである。 オプションが装着された本体の一例である。 プリント稼動時間と温度との関係を例示するグラフである。 画像形成ユニットの周辺温度とLPH発光光量の関係を例示するグラフである。 各LPHの制御の概念図である。 単位時間当たりのプリント数と温度補正係数との関係を例示するグラフである。 オプションが装着された本体の他の一例である。 プリント稼動時間と温度との関係を示す他のグラフである。 オプションが装着された本体の他の一例である。 プリント稼動時間と温度との関係を例示する他のグラフである。 本体の動作の他の一例を示すフローチャートである。 オプションが装着された本体の他の一例である。 プリント稼動時間と温度との関係を例示する他のグラフである。 オプションが装着された本体の他の一例である。 プリント稼動時間と温度との関係を例示する他のグラフである。 本体の構成図の他の一例である。 感光体に露光する露光量と感光体表面電位との関係を例示するグラフである。 各ROSの制御の概念図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、画像形成装置本体100の構成図の一例である。
画像形成装置本体100(以下、単に本体という)は、制御部10、検出手段としての環境センサ15、オプションコネクタ17、像形成手段としての画像形成ユニット20、転写ベルト40、定着装置50を含んで構成される。
制御部10は、本体100に対する操作指示や、PC(Personal Computer)から送信された制御情報、環境センサ15から送信された検出値、オプションコネクタ17から送信された付属設備(以下、オプションという。)の装着の有無に基づいて、画像形成ユニット20を構成する各構成要素を制御する。操作指示や制御情報としては、例えば、記録用紙60に形成する画像の色の濃さを変更する指示や情報がある。これらの指示、情報に基づいて、記録用紙60へ付着させるトナーのトナー量が決定される。尚、制御部10のハードウェア構成や詳細な機能については、後述する。また、制御部10の位置は、本体100内におけるスペースが確保される場所であれば、図1に示す位置に限定されない。
検出手段は環境が判定できるものであればよく、温度センサや湿度センサ、風量計等々が用いることができる。また直接的に温度等々を検出していなくても、抵抗等を検出することにより、間接的に又は結果として温度変化を検出するもの等々でもよい。本実施形態においては検出手段として環境センサ15を用いた。環境センサ15は、本体100内の環境を検出する。環境センサ15には、例えば温度センサ、湿度センサ、温湿度センサ等がある。環境センサ15は、本体100内の温度等を検出すると、これらの検出値を制御部10に出力する。
環境センサ15は、本体100内において、図1に示すように、各画像形成ユニット20の下方であって、両端の画像形成ユニット20以外の画像形成ユニット(同図では、マゼンタ(M)、シアン(C))の中央付近に取り付けられる。環境センサ15の下方には、不図示の給紙トレイが載置される。環境センサ15は、画像形成ユニット20の一端(例えば、イエロー(Y)、ブラック(K))付近に取り付けられると、その位置の近くにある画像形成ユニット20の温度の影響を強く受け、逆に、その位置から遠くにある画像形成ユニット20の影響を受けずらくなる。これらの影響を抑えるべく、上述した位置に取り付けられることが望ましい。
尚、同図に示すように、本体100内には、1つの環境センサ15が取り付けられる。このため、環境センサ15とオプションとの距離が遠い場合であっても、精度の良い検出が行われる。複数の環境センサ15を取り付けてもよいが、本体100内のスペース確保の観点、環境センサ15にかかる費用の観点から、本実施形態では、1つの環境センサ15で対応する。また、環境センサ15を取り付けないようにしてもよい。本体100内のスペースが、環境センサ15を取り付けた場合と比べてさらに確保される。環境センサ15を利用しない例としては、上述したような抵抗器等の抵抗値の検出がある。
オプションコネクタ17は、本体100とは別体となるオプション110と接続するための接続口である。オプションコネクタ17は、電気的な接続であっても、機械的な接続であってもよい。例えば、本体100とオプション110とはオプションコネクタ17,111を介してケーブル等の有線で接続される。
画像形成ユニット20は、LPH21、ESV(Electro Static Voltmeter:電位センサ)22、帯電器23、感光ドラム25、転写装置26、現像装置27、ディスペンサ29を含んで構成される。
尚、図1において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像形成ユニット20は同様の構成を有する。このため、ディスペンサ29は、マゼンタ、シアン、ブラックについても構成されるが、イエロー以外の色については省略して示している。以下の説明では、一例として、イエローの画像形成ユニット20を説明する。
LPH21は、LEDアレイ、駆動IC、ロッドレンズアレイを含んで構成される。LPH21は、制御部10の露光量の制御に基づいて、感光ドラム25に対し、多数のLEDを発光させることで露光を行う。尚、このようなLEDアレイ方式に代えて、ROS(Raster Output Scanner:ラスター出力スキャナ)を利用するレーザ走査方式であってもよい。
ESV22は、感光ドラム25の電位を非接触で検出する。検出された電位は、電位信号として制御部10に送信される。これにより、感光ドラム25上の電位が測定される。
帯電器23は、導電性弾性ローラで構成される。帯電器23は、制御部10の電位制御に基づいて、感光ドラム25を帯電させる。具体的には、帯電器23を感光ドラム25に接触させ電流を流すと、感光ドラム25は極性がマイナスとなって帯電する。この電位は例えば−800V〜−700V程度となる。
感光ドラム25は、表面に光半導体(例えばa−Si(アモルファスシリコン))の層が形成された円柱型のアルミニウムにより構成される。感光ドラム25は、制御部10の制御に基づいて、上面(又は底面)の中心を軸に回転(図1では左回転)する。上述したように感光ドラム25は、帯電器23によって帯電し、LPH21が発光すると、走査された部分の帯電が消失する。この結果、その部分の電位は−300V程度となる。そして、後述する現像装置27から供給されるトナーが感光ドラム25に付着する。
転写装置26は、感光ドラム25に付着したトナーを転写ベルト40に転写させる。転写ベルト40が本発明の像保持体の一例である。転写装置26は、制御部10の転写電位に関する電位制御に基づいて、転写ベルト40にプラスの帯電を行う。この結果、感光ドラム25に付着したマイナス電位のトナーは、転写ベルト40に吸着する。転写装置26は、感光ドラム25と逆回転(図1では右回転)するために、転写ベルト40が矢印の方向に押し出されるように移動する。
現像装置27は、磁石(マグネットロール)を内蔵した筒状のアルミニウム(以下、現像ロールという。)を含んで構成される。現像装置27には、トナーボトル30からディスペンサ29を介して供給されるトナーが補給される。補給されたトナーは、キャリアと攪拌されてマイナスに帯電する。このトナーとキャリアの混合物を現像剤という。現像剤はマグネットロールの磁力により現像ロール上に磁気ブラシ状となり、感光ドラム25と接触する。そして、制御部10の現像装置27に対する電位制御に基づいて、現像ロール上のトナーを感光ドラム25に現像する。これにより、感光ドラム25上には、トナー像が形成され、このトナー像が転写ベルト40に転写される。
尚、現像装置27に印加する電位をバイアス電位という。バイアス電位から、感光ドラム25上で帯電していない部分の電位(上述した−300V程度の電位)を差し引いて得られる電位の絶対値を現像電位という。現像電位が高いと感光ドラム25に付着するトナーのトナー量は多く、逆に現像電位が低いと付着するトナーのトナー量が少なくなる。
このように、PCから受信した画像情報により特定される画像は、各色の画像形成ユニット20により転写ベルト40上に形成される。そして、転写ベルト40上の画像は、記録用紙60に付着し、定着装置50によって記録用紙60に定着する。画像が定着した記録用紙60は、本体100の外部に排紙される。
続いて、上述した制御部10の詳細について図2及び図3を参照して説明する。
図2は、制御部10の要部構成を例示するブロック図、図3は、制御部10のハードウェア構成を例示するブロック図である。
制御部10は、判定手段としてのオプション判定部11、条件設定手段及び変更手段としての画像形成条件変更部12を含んで構成される。
オプション判定部11は、本体100にオプション110が装着されたか否かを判定する。具体的には、オプション判定部11は、オプションコネクタ17からの出力値に基づいて、オプションコネクタ17にオプション110が接続されているか否かを判定する。オプション判定部11は、オプション110の装着の有無を画像形成条件変更部12に出力する。
画像形成条件変更部12は、環境センサ15で検出された環境値に対応して画像形成手段の像形成の条件を設定したり、オプション判定部11によってオプション110が装着されたと判定された場合に、環境センサ15から出力された温度等の検出値に基づいて、画像形成ユニット20に対する画像形成条件を変更したりする。この変更は、例えば、環境値と像形成の対応関係を変更することにより行われる。具体的には、同図に示すように、LPH21Y,21M,21C,21Kの露光量を制御して変更を行う。LPH21Y,21M,21C,21Kに対する制御に代えて、各画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kに含まれる帯電装置、転写装置、現像装置を、それぞれ帯電電位、転写電位、現像電位に基づいて、変更するようにしてもよい。
尚、制御部10は、図3に示すように、CPU10a、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic RAM)やSDRAM(Synchronous DRAM)、NVRAM(Non Volatile RAM)等のRAM10b、フラッシュメモリ等のROM(Read Only Memory)10c及びI/F(Interface)10d等がバス10eにより接続されたハードウェア構成により実現される。後述するオプション制御部112についても同様の構成を有する。
したがって、CPU10aがROM10c等の記憶装置に格納された所要のプログラムを読み込み、当該プログラムに従った演算を行うことにより、図1に示す制御部10の各機能が実現される。尚、このようなプログラムとしては後述するフローチャートに応じたプログラムとすることができる。
続いて、本体100の動作について図4から図11を参照して説明する。
図4は、本体100の動作の一例を示すフローチャート、図5は、オプション110が装着された本体100の一例、図6は、プリント稼動時間と温度との関係を例示するグラフ、図7は、画像形成ユニット20の周辺温度とLPH発光光量の関係を例示するグラフ、図8は、各LPH21Y,21M,21C,21Kの制御の概念図、図9は、単位時間当たりのプリント数と温度補正係数との関係を例示するグラフである。
この処理は、例えば、画像形成装置100の電源がオンにされた場合に実行される。電源のオンの時以外(例えばジョブ中)にも、前回実行されてから予め定めた時間が経過した時であってもよい。また、オプション110が装着されたり、外されたり際に実行されるようにしてもよい。
画像形成条件変更部12は、図4に示すように、まず、環境センサ15による温度を検出する(ステップS1)。この温度の検出値は、本体100へのオプション110の装着の有無によって変化する。
具体的には、図5に示すように、制御部10が稼動すると、制御部10は自己発熱する。この熱は、本体100の両脇に形成された通気孔90により本体100の外へ放出される。しかし、同図に示すように、横型のタンデム方式である本体100に対し、画像形成ユニット20Yの側にオプション110が装着された場合、オプション110が装着された側(画像形成ユニット(Y)側)の通気孔90はその一部又は全部が塞がれ、通気は妨げられる。逆に、オプション110が装着されていない側(画像形成ユニット(K)側)の通気は矢印の方向になされる。このため、本体100内の気流や温度分布が変わり、オプション110が装着された側の画像形成ユニット20Y,20Mは、オプション110が装着されなかった側の画像形成ユニット20C,20Kより高温になる。特に、オプション110内のオプション制御部112の自己発熱も伝わり、高温となり易い。
ここで、オプション110について簡単に説明すると、オプション110は、オプション部113、本体100のオプションコネクタ17と接続するためのオプションコネクタ111、オプション部113を制御するためのオプション制御部112を含んで構成される。オプション部113は、ステープラ止め機能、記録用紙の並替(ソーター)機能、パンチャー機能、紙折り機能、中とじ機能、定着機能、記録用紙の搬送機能の少なくとも1つを含む。したがって、本体100から排紙された記録用紙60はオプション部113に含まれるこれらの機能に基づいて処理(例えば、紙折り等)がなされ、オプション110の内部や外部に排紙される。オプション110は、本体100から電力の供給を受けてもよいし、コンセントから直接電力の供給を受けてもよい。
さらに、上述した温度分布の変化について図6を参照して説明する。このグラフはオプション110が装着されていない場合の温度変化(オプションなし)と、オプション110が装着された場合の温度変化(Y,M,センサ位置,C,K)とに大別される。オプション110が装着されていない場合、本体100内の通気性が確保され、オプション110が装着された場合の温度より低くなる。
一方、オプション110が本体100に装着された場合、オプション110が装着された側に近い画像形成ユニット20Yから順に温度上昇が緩くなっていく。したがって、図6に示すように、Y,M,C,Kの順で温度勾配は緩くなる。これらのグラフは、複数の環境センサ15を利用することで容易に得られるが、本発明は、これらのグラフを環境センサ15による検出値から予測する。尚、図6に示すグラフのうち、センサ位置と示されるグラフは、Y,M,C,Kの温度のおおよその平均値となる。環境センサ15は、画像形成ユニット20M,20Cの中央に配置されるため、各画像形成ユニット20の影響を受けて、このようなグラフとなる。このグラフから、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20K付近の温度の予測値を算出し、補正を行う。
図4に戻り、オプション判定部11は、オプション110の装着があったか否かを判定し(ステップS2)、オプション110の装着があったと判定した場合には、画像形成条件変更部12は、検出温度と稼動状態によりオプション装着時の画像形成条件算出式から画像形成条件を算出する(ステップS3)。一方、オプション110の装着がないと判定した場合には、画像形成条件変更部12は、検出温度と稼動状態によりオプション未装着時の画像形成条件算出式から画像形成条件を算出する(ステップS4)。
図7を参照して詳しく説明すると、オプション110が本体100に装着されておらず、本体100内の通気性が確保されている場合には、本体100内の温度に対応したLPH発光光量となる(例えば、22℃に対し、1.5mJ/cm)。しかし、温度が上昇し、50℃に達すると、同一のLPH駆動条件ではLPH発光光量は1.3mJ/cmとなり、本体100内の温度が22℃である場合に比べて、LPH発光光量は下がる。発光光量が下がると、発光光量が下がる前に比べて、画像形成に係る精度が下がる。したがって、画像形成条件変更部12は、この発光光量の下げ幅について画像形成条件の変更を行う。LPHの駆動条件(露光条件)を変更する手段としては、入力電圧や電流、パルス幅等があるが、ここでは特定しない。
上述したように、オプション110が装着された側(例えば、画像形成ユニット(Y)側)が、オプション110が装着されていない側(例えば、画像形成ユニット(K)側)より高温になり易い。このため、前者のLPH発光光量は後者のLPH発光光量より下がる。この下げ幅を補正するために、図8に示すように、LPH21Yに対する露光量を増加させるように露光条件を変更する。同図においては、LPH21Yに対する露光条件を1.3倍にしている。また、LPH21Mについても温度上昇の影響を受けている場合には、その露光条件を1.1倍にする。これらにより、オプションが装着されていない状態と同じ露光量が実際に確保できる。露光条件を何倍とするかについては、実験・テスト・シミュレーション等により画像形成に係る精度の低下を抑えるのに適した値とすればよい。
さらに、図8に示すように、各LPH21Y,21M,21C,21Kに対する算出値に対し、温度補正係数を乗算する。温度補正係数は、図9に示すように、稼動状態としての単位時間当たりのプリント数から算出される。この単位時間当たりのプリント数の算出には、休止時間(レスト時間)を含めるようにしてもよいし、含めないようにしてもよい。例えば、1分間当たりのプリント枚数が1枚である場合に比べて、1分間当たりのプリント枚数が50枚である場合のほうが、制御部10の自己発熱が多く、本体100内が高温となり易い。この結果、LPH発光光量は低下する。したがって、この稼動状態についても、画像形成条件変更の条件に含める。
具体的には、1分間当たりのプリント枚数が50枚であれば、温度補正係数は「1.2」となる。したがって、例えば、LPH21Yに対する露光条件は、補正をされることにより、オプション110が本体100に装着されていない場合と比べて、1.3×1.2=1.56倍となる。また、LPH21Mに対する露光条件は、補正をされることにより、オプション110が本体100に装着されていない場合と比べて、1.1×1.2=1.32倍となる。尚、LPH21C,21Kに対する露光条件は、補正をされることにより、オプション110が本体100に装着されていない場合と比べて、共に1.0×1.2=1.2倍となる。これらにより、低下した露光量を補正することができる。
逆に、ステップS2の処理において、オプション110が本体100に装着されていないと判定された場合には、オプション110が装着された側の温度と、オプション110が装着されていない側の温度とは概ね等しくなる。このため、ステップS4の処理では、オプション未装着時の画像形成条件算出式として、各LPH21Y,21M,21C,21Kに対する露光量は等倍とし算出し、その算出値に温度補正係数を乗算する。すなわち、各LPH21Y,21M,21C,21Kに対する補正は、すべて、1.0×1.2=1.2倍となる。このように、環境センサ15の検出値から換算する換算率が調整される。
図4に戻り、画像形成条件変更部12は、画像形成条件を変更する(ステップS5)。この処理は、上述したステップS3又はS4の処理で算出された算出値に基づいて変更される。そして、画像形成条件変更部12は、画像形成が終了していないと判定した場合には、ステップS2の処理に戻り、終了したと判定した場合には、処理を終了する。
尚、上述した実施形態では、オプション110を画像形成ユニット20Y側に装着した場合ついて説明したが、オプション110が画像形成ユニット20K側に装着されていてもよい。この場合について、図10及び図11を参照して説明する。
図10は、オプション110が装着された本体100の他の一例、図11は、プリント稼動時間と温度との関係を示す他のグラフである。
オプション110が画像形成ユニット20K側に装着された場合、オプション110が装着された側の通気孔90の一部又は全部が塞がれ、通気が妨げられる。逆に、オプション110が装着されていない側(画像形成ユニット(Y)側)の通気は矢印の方向になされる。このため、図11に示すように、オプション110が装着された側の画像形成ユニット20K,20Cは、オプション110が装着されなかった側の画像形成ユニット20M,20Yより高温になる。このような場合、LPH21K,21Cに対する露光条件がLPH21M,21Yに対する露光条件より多く発光されるように変更すればよい。
このように、画像形成条件変更部12は、オプション110が装着されたことに伴って、本体100内の温度が上昇した場合、温度分布が変化した場合に、画像形成ユニット20に対する露光条件をオプション110に近い順から増加させる。この結果、温度上昇の影響を受けた画像形成ユニット20には、適切な補正がなされる。一方、温度上昇の影響が少ない画像形成ユニット20には補正がなされないか、又は、補正がなされても、オプション110が装着された側ほど大きな補正がなされない。この結果、本体100では、オプション110が装着されていても、均一な露光量が得られ、精度の低下が抑えられた画像形成が行われる。
尚、オプション判定部11が、オプション110の種類を判定し、画像形成条件変更部12が、判定結果となるオプション110の種類に応じて、画像形成条件を変更するようにしてもよい。上述したように、オプション部113の機能には種々の機能があり、これらの機能の数や組み合わせによってオプション制御部112の自己発熱の量も変化する可能性がある。したがって、オプションの種類を画像形成条件変更の要素に付加することで、本構成を有しない場合に比較して、画像形成に係る精度の低下がさらに抑制される。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態について図12から図14を参照して説明する。
図12は、オプション110が装着された本体100の他の一例、図13は、プリント稼動時間と温度との関係を例示する他のグラフである。尚、図5に示される本体100及びオプション110の各部と同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。後述する実施形態についても同様とする。
図12に示す本体100は、縦型のタンデム方式を採用する。このため、オプション110と各画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kとの距離はほぼ等距離にある。したがって、オプション110が本体100に装着された場合、各画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの温度又はその付近の温度は、ほぼ同じ勾配や傾向で上昇する。
本体100には、オプション110と各画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kとの間には転写ベルト40と不図示の制御部10が構成される。このため、制御部10及びオプション制御部112の自己発熱(又は排熱)は、転写装置26(詳細には二次転写装置)に強く影響を及ぼす。一方で、この自己発熱は、転写ベルト40により遮られ、各画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kには伝わり辛くなる。結果として、転写装置26付近が各画像形成ユニット20Y,20M,20C,20K付近より高温になる。
具体的に、図12に示す本体100内の温度傾向について図13を参照して説明する。画像形成ユニットでの温度を示すグラフc,d及び環境センサ15の位置の温度を示すグラフeは概ね同じ温度勾配を有する。これらのグラフc,d,eは、オプション110の有無に関わらず、オプション制御部112や不図示の制御部10の熱が転写ベルト40により伝わり辛くなることに起因する。環境センサ15の温度が画像形成ユニットの温度より低いのは、本体100の下方に形成された通気孔90により通気性が確保されるからである。グラフcとグラフdとの温度勾配の差は、オプション制御部112の自己発熱が加わることに起因する。
一方、転写装置26の位置における温度は、グラフa,bに示すように、オプション110の本体100への装着の有無により温度勾配が画像形成ユニット20における温度勾配より大きく変わる。これは、転写装置26がオプション制御部112の自己発熱の影響を受けるからである。
転写装置26付近の高温化に伴う画像形成の精度低下を抑える補正を行う。具体的には、画像形成条件変更部12は、オプション判定部11による判定結果と環境センサ15により検出された、画像形成ユニット12付近の温度に基づいて予測される転写装置26又はその付近の温度とに応じて、転写装置26に対する転写電位を変更する。
図14は、本体100の動作の一例を示すフローチャートである。尚、このフローチャートは、図4に示すフローチャートにおけるステップS2からS5に置き換えて構成される。
オプション判定部11は、同図に示すように、まず、本体100へのオプション110の装着があったか否かを判定する(ステップS11)。オプション判定部11がオプション110の装着があったと判定した場合には(ステップS11:YES)、画像形成条件変更部12は、環境センサ15による温度検出値に温度補正係数を乗算する(ステップS12)。この結果、転写装置26付近の温度が予測される。
尚、オプション判定部11がオプション110の装着がないと判定した場合には(ステップS11:NO)、画像形成条件変更部12は、環境センサ15による温度検出値を利用する(ステップS13)。
画像形成条件変更部12は、ステップS12又はS13の処理で算出又は検出された算出値、検出値に基づいて、画像形成条件を変更する(ステップS14)。この結果、転写装置26に対する転写電位が変更され、画像形成に係る精度低下が抑制される。
(第3実施形態)
続いて、本発明の第3実施形態について図15及び図16を参照して説明する。
図15は、オプション110が装着された本体100の他の一例、図16は、プリント稼動時間と温度との関係を例示する他のグラフである。
図15に示す本体100は、図12に示す本体100と異なり、環境センサ15が本体100内の通気孔90付近に構成されている。すなわち、この環境センサ15は、外気を積極的に検出する。このため、図12に示す本体100より、さらに通気性が確保される。
この結果、図16に示すように、環境センサ15の位置における温度は、グラフeのように直線的になる。したがって、環境センサ15が通気孔90付近に構成された場合、この環境センサ15による検出温度に基づいて、転写装置26付近の温度を予測する。そして、この予測値に基づいて、画像形成条件変更部12は、転写装置26に対する転写電位を変更する。この結果、画像形成に係る精度低下が抑制される。尚、外気を積極的に検出する場合、本体100の外部に環境センサ15を構成するようにしてもよい。
(第4実施形態)
続いて、本発明の第4実施形態について図17及び図18を参照して説明する。
図17は、オプション110が装着された本体100の他の一例、図18は、プリント稼動時間と温度との関係を例示する他のグラフである。
図17に示す本体100は、図5に示す本体100と対比して、環境センサ16をさらに含む点で相違する。
本実施形態における環境センサ16は、画像形成ユニット20Yの近くに構成される。このため、同図に示すように、本体100にオプション110が装着されると、オプション制御部112の自己発熱を強く受ける。
具体的には、図18に示すように、環境センサ16(同図において第2センサ位置と記載)は、環境センサ15(同図において第1センサ位置と記載)よりオプション110に近く、熱の伝わりが強い。このため、環境センサ16の温度勾配は、環境センサ15の温度勾配より急になる。
したがって、環境センサ16の設置スペースが確保される場合には、画像形成条件変更部12は、環境センサ15,16からの検出値をもとに、各画像形成ユニット20Y,20M,20C,20K付近の温度が予測されて、画像形成条件を変更する。具体的には、環境センサ15,16からの検出値の換算率が変更されることで、LPHの露光条件が変更される。この結果、第1実施形態の画像形成よりさらに精度の高い画像形成が行われる。
尚、本実施形態では、2つの環境センサ15,16を構成して説明したが、設置スペースが確保されれば、環境センサ15の数をさらに増やして、本実施形態より、さらに精度の高い画像形成が行われるようにしてもよい。
(第5実施形態)
続いて、本発明の第5実施形態について図19から図21を参照して説明する。
図19は、本体100の構成図の他の一例、図20は、感光体に露光する光量と感光体表面電位との関係を例示するグラフ、図21は、各ROSの制御の概念図である。
図18に示す本体100は、図1に示す本体100のLPH21をレーザ走査方式の一例であるROS24に変更して構成したものである。
露光装置にROS24を構成する場合、画像形成に係る精度低下を抑制すべく、感光ドラム25の温度に関する光感度を変更することが望ましい。
すなわち、感光ドラム25は、図20に示すように、露光する露光量が増加すると、感光体表面電位は、右下がりの曲線上に低下する。さらに、温度が上昇すると(例えば22℃から50℃)、感光体表面電位の低下の勾配は急になる。したがって、22℃における露光量と同じ量の露光量を50℃で利用しても、感光体表面電位は、22℃における露光量を得られず、露光の露光量を補正することが望ましい。
したがって、オプション110が本体100の画像形成ユニット20Y側に装着された場合、画像形成ユニット20Y付近の温度は、画像形成ユニット20K付近の温度より高温となり易い。このため、画像形成条件変更部22は、図21に示すように、画像形成ユニット20Yに含まれるROS24の露光量を下げるように露光条件を変更すればよい。また、本体100内の温度状況に応じて、画像形成ユニット20Mに含まれるROS24の露光量を、画像形成ユニット20Yに含まれるROS24の露光量の下げ幅より小さく下げるように露光条件を変更すればよい。この結果、ROS24に対する露光の露光量が変更され、画像形成に係る精度低下が抑制される。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上述した第1実施形態から第5実施形態を必要に応じて組み合わせ構成するようにしてもよい。
また、例えば、本発明のプログラムを通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。さらに、例えば、上述したブロック図における各部は、論理回路等のハードウェアで実現してもよい。さらに、例えば、上述したオプションの名称は、例えば、フィニッシャーや後処理装置と言い換えるようにしてもよい。
また、上述した各実施形態では、制御先として画像形成ユニットを採用したが、例えば、ADC(Auto Density control)センサやTC(Toner Control)センサなどのセンサ出力を制御目標値の補正を行うようにしてもよい。また、上述した各実施形態では、本体にオプションを装着した場合について説明したが、本体内部に発熱の可能性がある部品が追加されたり、本体内において稼動の可能性が低い部材が稼動したり、気流の傷害となる部品が追加されたりすることで、温度分布が変更する場合にも適用される。
10 制御部
11 オプション判定部
12 画像形成条件変更部
15,16 環境センサ
17,111 オプションコネクタ
20,20Y、20M,20C,20K 画像形成ユニット
21,21Y、21M,21C,21K LPH
22 ESV
23 帯電器
24,24Y、24M,24C,24K ROS
26 転写装置
40 転写ベルト
50 定着装置
60 記録用紙
90 通気孔
100 画像形成装置(本体)
110 オプション
112 オプション制御部
113 オプション部

Claims (12)

  1. 少なくとも像形成手段が内部にある本体部に、該本体部の内部の環境が変わるような付属設備が装着されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって付属設備が装着されたと判定された場合に、前記環境が変わることに対応して画像形成条件を変更する変更手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 少なくとも像形成手段が内部にある本体部に、該本体部の内部の環境が変わるような付属設備が装着されたか否かを判定する判定手段と、
    前記本体部の内部の環境値を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された検出値に対応して前記像形成手段の像形成の条件を設定する条件設定手段と、
    前記判定手段で前記付属設備が装着されたと判定された場合に、前記検出値と前記像形成の条件の対応関係を変更する変更手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記検出手段は、複数であって、
    前記条件設定手段は、前記複数の検出手段からの複数の検出値に対応して像形成の条件を設定しているものであり、
    前記変更手段は、前記判定手段で前記付属設備が装着されたと判定された場合に、前記複数の検出値の換算率を変更することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記環境は、温度、及び/又は、湿度であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記像形成手段は、複数の露光手段を含むものであって、
    前記変更手段は、露光処理がLEDアレイ方式である場合であって、前記付属設備自体が本体内部の温度より高温になる場合は、露光条件を前記付属設備に近い順から光量が増加するように変更することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記変更手段は、前記付属設備と前記像形成手段との間に像保持体が存在する場合に、前記検出手段の検出と前記判定手段の判定結果から予測される転写装置の温度に応じて、二次転写に係る転写電位を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記変更手段は、露光処理がレーザ走査方式である場合であって、前記付属設備自体が本体内部の温度より高温になる場合は、露光条件を光量が減少するように変更することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記変更手段は、前記付属設備が装着されたことに伴う、前記本体部の内部もしくは外部の環境、及び/又は、前記本体部の稼動状態に基づいて、変更することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記判定手段は、さらに、付属設備の種類を判定し、
    前記変更手段は、前記判定手段によって判定された付属設備の種類に応じて、画像形成条件を変更することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記付属設備は、ステープラ止め機能、記録用紙の並替機能、パンチャー機能、紙折り機能、中とじ機能、定着機能、記録用紙の搬送機能の少なくとも1つを含む設備であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記変更手段は、露光量、転写電位、帯電電位、現像電位の少なくとも1つを制御することにより画像形成条件を変更することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. コンピュータを、
    少なくとも像形成手段が内部にある本体部に、該本体部の内部の環境が変わるような付属設備が装着されたか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって付属設備が装着されたと判定された場合に、前記環境が変わることに対応して画像形成条件を変更する変更手段、
    として機能させることを特徴とする画像形成プログラム。
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