JP2010210450A - 気水分離器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、気液分離器の排水口から排出された水によるキャリーオーバー及びキャリーアンダーの増加を更に抑制することである。
【解決手段】本発明は、本発明は、第2ステージの外筒と第1ステージのピックオフリングとの隙間、及び第3ステージの外筒と第2ステージのピックオフリングとの隙間を塞ぐように、第2ステージの外筒の外周側に第二外筒を設けることを特徴とする。
【効果】本発明によれば、気液分離器の排水口から排出された水によるキャリーオーバー及びキャリーアンダーの増加を更に抑制することが可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気水分離器に関する。
沸騰水型原子炉(以下、BWRという)は、原子炉圧力容器(以下、RPVという)を有し、複数の燃料集合体を装荷した炉心がRPV内に配置されている。炉心に供給された冷却水は、炉心内の燃料集合体で発生した熱によって加熱されて沸騰する。この沸騰によって冷却水の一部が蒸気になる。気水分離器はRPV内であって、炉心の上方に配置されている。炉心で発生した蒸気と水を含む気液二相流は、この気水分離器に供給される。気水分離器は、気液二相流から蒸気と水に分離し、蒸気中の湿分を減少させて蒸気乾燥器に蒸気を供給する。蒸気乾燥器から排出された乾いた蒸気は、タービンに送られる。タービンに連結される発電機が回転して、電力を発生させる。
特許文献1には、気水分離器の第2ステージから排出されたサブクール水を配管の内壁面に沿って排水させるため、第2ステージの排水口から原子炉液面まで配管を伸ばした技術を開示する。
特開2000−199797号公報
しかし、特許文献1の技術では、第3ステージの排水口から排水されたサブクール水によって、キャリーオーバー及びキャリーアンダーが増加するという課題があった。
そこで、本発明の目的は、気液分離器の排水口から排出された水によるキャリーオーバー及びキャリーアンダーの増加を更に抑制することである。
本発明は、第2の排水口及び第3の排水口を覆うように、前記第2の気液分離部の外筒の外周側に第二外筒を設けることを特徴とする。
本発明によれば、気液分離器の排水口から排出された水によるキャリーオーバー及びキャリーアンダーの増加を更に抑制することが可能である。
気水分離器の縦断面図を示す。 沸騰水型原子炉(BWR)の縦断面図を示す。 実施例2における気水分離器の縦断面図を示す。 実施例3における気水分離器の縦断面図を示す。 実施例4における気水分離器の縦断面図、及びAA′の断面図を示す。 実施例5における気水分離器の排出口付近の拡大図を示す。
図2は沸騰水型原子炉(BWR)の縦断面図を示す。原子炉圧力容器21の給水入口22から給水が流れダウンカマ23を通って、水はインターナルポンプ24を経て炉心25に流れる。炉心25で加熱された水はシュラウドヘッド26の上のスタンドパイプ27を経て、気水分離器28と蒸気乾燥器29で蒸気と水に分離された後、蒸気は主蒸気管30を経た後タービンへ、水はダウンカマ23へ流れる。
発明者らは、簡易な構造で圧力損失の大幅な上昇を伴わずにキャリーオーバーやキャリーアンダーを低減するため、気水分離器の構造について検討した。以下に具体的な実施例を示す。
図1は、気水分離器の縦断面図を示す。気水分離器28は、スタンドパイプ27,ディフューザ8,スワラ9,内筒11,外筒12及びピックオフリング13を有する。内筒11,外筒12及びピックオフリング13は一つの気水分離部10を構成し、気水分離器6は3ステージの気水分離部10を有する。図1において、各ステージの気水分離部10はa,b,cで区別している。すなわち、気水分離部10aが第1ステージの気水分離部であり、気水分離部10bが第2ステージの気水分離部、及び気水分離部10cが第3ステージの気水分離部である。図1において、aを付した構成要素は気水分離部10a(第1ステージ)の構成要素であり、bを付した構成要素は気水分離部10b(第2ステージ)の構成要素であり、cを付した構成要素は気水分離部10c(第3ステージ)の構成要素である。
スタンドパイプ27はシュラウドヘッド26に取り付けられる。上方(下流)に向かって内部の横断面積が拡大するディフューザ8は、下端(上流端)がスタンドパイプ27の上端(下流端)に溶接にて接合されている。複数の羽根を有するスワラ9は、ディフューザ8内に設置される。第1ステージの気水分離部10aがディフューザ8の上端に、第2ステージの気水分離部10bが第1ステージの気水分離部10aの上端に、第3ステージの気水分離部10cが第2ステージの気水分離部10bの上端にそれぞれ設置される。
第1ステージの気水分離部10aは、内筒11a,外筒12a及びピックオフリング13aを有する。内筒11aがディフューザ8の上端に取り付けられ、ピックオフリング13aが内筒11aの上端に取り付けられる。ピックオフリング13aは、円板部に円筒部を取り付けた構成であり、円筒部が円板部から下方(上流)に向かって伸びている。開口17aが円筒部内に形成されている。気水分離器28の圧力損失低減のため、ピックオフリング13aの円筒部の下端部外面は、テーパー状の面取り加工が施されている。後述のピックオフリング13b,13cも、ピックオフリング13aと同じ構成を有している。内筒11aを取り囲む外筒12aは、ピックオフリング13aに取り付けられており、ピックオフリング13aから下方に向かって伸びている。環状の排水通路15aが内筒11aと外筒12aの間に形成される。内筒11aの上端部には、内筒11aの内部と排水通路15aとを連絡するギャップ14aが形成されている。
第2ステージの気水分離部10bは、内筒11b,外筒12b及びピックオフリング13bを有する。内筒11bの下端がピックオフリング13aに取り付けられ、ピックオフリング13bが内筒11bの上端に取り付けられる。内筒11bを取り囲む外筒12bは、ピックオフリング13bに取り付けられており、ピックオフリング13bから下方に向かって伸びている。環状の排水通路15bが内筒11bと外筒12bとの間に形成される。内筒11bの上端部には、内筒11bの内部と排水通路15bとを連絡するギャップ14bが形成されている。外筒12bの下端部には、排水通路15bと連通する排出口18bが形成される。
第3ステージの気水分離部10cは、内筒11c,外筒12c及びピックオフリング13cを有する。内筒11cの下端がピックオフリング13bに取り付けられ、ピックオフリング13cが内筒11cの上端に取り付けられる。内筒11cを取り囲む外筒12cは、ピックオフリング13cに取り付けられており、ピックオフリング13cから下方に向かって伸びている。環状の排水通路15cが内筒11cと外筒12cとの間に形成される。内筒11cの上端部には、内筒11cの内部と排水通路15cとを連絡するギャップ14cが形成されている。外筒12cの下端部には、排水通路15cと連通する排出口18cが形成されている。
このように、第1ステージから第3ステージの気水分離部を有する気液分離器において、外筒12の外側に、第二外筒99を形成する。第二外筒99は、第2ステージの排出口18bと第3ステージの排出口18cを覆うように設ける。そこで、本実施例では、第二外筒99の上端を板状部材によって外筒12cに固定している。また、第二外筒99の板状部材は、第3ステージの排出口18cの上側に設けている。そして、第二外筒99の下端が冷却水35の水面に接触しないよう、第二外筒99の長さは冷却水35の水面より上側までとする。
次に、気水分離器28における気水分離機能を具体的に説明する。炉心25から上昇した蒸気及び冷却水を含む気液二相流は、スタンドパイプ27内に流入し、スタンドパイプ27内を上昇する。蒸気は主にスタンドパイプ27の横断面の中央部を流れる。冷却水の大部分はスタンドパイプ27の内面に付着して液膜として存在し、スタンドパイプ27の内面に沿って上昇する。
気液二相流はディフューザ8内に流入する。この気液二相流はスワラ9によって旋回力が与えられ、遠心分離作用により密度の大きい水が外側に飛ばされ、密度の小さい蒸気が内筒11aの中心に集まって上昇する。外側に飛ばされた水は内筒11aの内面に付着して液膜を形成する。この液膜は、内筒11aの内面に沿って上昇してピックオフリング13aに当たり、蒸気から分離される。そして、液膜はギャップ14aを通って排水通路15aに排出される。分離された水は、排水通路15aを下降して曲がり部を通り、排出口18aより気水分離器28の外側に存在する冷却水35に戻される。
第1ステージの気水分離部10aで水分が除去され、含有する水分量が少なくなった気液二相流は、旋回しながら、ピックオフリング13aの開口17aを通過する。そして、気液二相流は、第2ステージの気水分離部10bの内筒11b内に流入する。気液二相流に含まれる水は、外側に飛ばされ、内筒11bの内面に液膜を形成する。この液膜は、内筒11bの内面に沿って上昇し、ピックオフリング13bに当たって蒸気から分離される。分離された液膜(水分)はギャップ14bを通って排水通路15bに排出される。この水分は排水通路15bを下降して排出口18bから排出される。
第2ステージの気水分離部10bで水分が除去され、含有する水分の量が少なくなった蒸気は、旋回しながら、ピックオフリング13bの開口17bを通って気水分離部10cの内筒11c内に流入する。蒸気に含まれる水は、外側に飛ばされ、内筒11cの内面に液膜を形成する。この液膜は、内筒11cの内面に沿って上昇し、ピックオフリング13cに当たり、蒸気から分離される。分離された液膜(水分)は、ギャップ14cを通って排水通路15cに排出される。この水分は排水通路15cを下降して排出口18cから排出される。
ここで、気水分離器の気液分離性能について説明する。気水分離器の気液分離性能はキャリーオーバーとキャリーアンダーで評価される。すなわち、気水分離器に流入した気液二相流を液体と気体に分離することが不十分な場合、液の一部が液滴状になって蒸気に混入したまま蒸気排出流路から排出される。キャリーオーバーは蒸気排出流路から排出される分離液の蒸気に対する重量比を表わす。キャリーオーバーの比が大きければ、それだけ湿った蒸気が蒸気乾燥器に導かれることになる。そして、蒸気乾燥器で湿分が充分に除湿されなかった場合、タービン翼を損傷する恐れがあり、設計では一定値以下になるようにしている。
例えば、図1において第二外筒99がない場合を想定する。排出口18aから蒸気が分離液とともに流出する場合や、排出口18b及び排出口18cから液滴が流出する場合、液滴が排出口18a及び18bの間にある冷却水35の水面に落下する。その際に、水面と水(主に液滴状態)との衝突により、水面から液滴が再飛散する。これはキャリーオーバーの一因である。同時に水面と水(主に液滴状態)により、水面より上部の蒸気が水面より下に巻き込まれ、キャリーアンダーの一因となる。気水分離器の性能は、キャリーオーバーおよびキャリーアンダーが共に小さいもの程優れている。また、気水分離器の性能指標に、圧力損失がある。一般に圧力損失を大きくすればキャリーオーバーおよびキャリーアンダー等の気水分離性能を向上させることが可能である。但し、圧力損失の増加を抑制しつつ、気水分離性能を向上させるのは難しいとされている。
現在、運転中のBWRではこれらの性能について安全上、問題ないことを確認している。但し、これらの性能が向上すれば、同じ安全余裕でより高経済性なBWRの提供が可能となる。
本実施例では、排水口18b及び18cを覆うように、気水分離器28の外筒の外側に、さらに第二外筒99を設ける。このような構造にすることにより、第2ステージの排水口18bおよび第3ステージの排水口18cから流出した水は、第二外筒99の内面と、外筒12b,12aの外表面で挟まれた環状空間を通り、第二外筒99の下部から下に向かって流れ出る。第二外筒99の下端から流れ出た水は、外筒12aの外表面を液膜として流下して水面に至る。このように、液滴が水面に衝突することを防ぐため、気液分離器の排水口から排出された水によるキャリーオーバー及びキャリーアンダーの増加を更に抑制することが可能である。
また、第二外筒99の下端が冷却水35の水面に接触しないよう、第二外筒99の長さは冷却水35の水面より上側までである。そのため、排水口18bおよび排水口18cから流出した蒸気は、第二外筒99の下端を通過した後、流れを反転させ、主に上方向へ抜ける。その際、第二外筒99と外筒12との間隔が数mm程度であれば、蒸気中の液滴は第二外筒99の内壁か外筒12の外壁に付着して液膜となり流下する。そのため、蒸気中の液滴が減少し、キャリーオーバーの増加を抑制できる。
また、排水口18bおよび排水口18cから流出した水は、第二外筒99の内壁と外筒12bの外壁との間を流下する。第二外筒99の下端から流出した水は大部分が液膜状となり、外筒12aの外壁を流下して水面に至る。このように、外筒12aの外壁に沿って流れる水の大部分を液膜状とすることにより、液滴として水面に落下する水は少なくなり、液滴が水面に衝突したことによるキャリーオーバーおよびキャリーアンダーの増加を抑制できる。また、液膜が水面に入る場合、外筒12aの外壁に沿って液膜が流れるため、水と蒸気の界面の面積が液滴に比べ少なくなる。そして、外筒12aの外壁に沿って液膜として水面に流入することにより、排水口18bおよび排水口18cから流出する水によるキャリーオーバーおよびキャリーアンダー量を低下できる。
そして、特許文献1と本実施例とを比較すると、第1に、第3ステージの排水口18cを第二外筒99により覆っている点が相違する。そのため、第3ステージの排水口から排出された水によるキャリーオーバー,キャリーアンダーも低減できる。
第2に、第二外筒99の下端が冷却水35の水面に接触しないよう、第二外筒99の長さは冷却水35の水面より上側までである点が相違する。そのため、第二外筒99から排出された蒸気が冷却水に流入することを抑制できる。冷却水に蒸気の一部が流入すると、水面より上側に蒸気が再上昇し、蒸気とともに液滴も上昇する場合がある。そのため、本実施例の第二外筒により、キャリーオーバーを減少できる。また、蒸気が冷却水に入ることを抑制するため、キャリーアンダーも減少できる。
更に、本実施例の第二外筒99は、既存の気水分離器に取り付けるだけであり、圧力損失の増大を抑えつつ、基本的な気水分離性能に影響を与えない。また、変更点が排水口18bおよび排水口18cから出た水と蒸気に関する部分だけであるため、実用化も容易である。
図3は、実施例2における気水分離器の縦断面図を示す。この例では第二外筒99を排水口18bおよび排水口18c付近のみを覆うため、第二外筒99を99a,99bの二分割構造とする。これにより、実施例1に比べ第二外筒の物量が減少し、実施例1とほぼ同等の効果を実現できる。また、第二外筒99a,99bの構造は板状部材に対し垂直である必要はなく、傾けてもよい。鉛直下向きに第二外筒99a,99bの内径を小さくすると液膜の形成を促進できる。
図4は、実施例3における気水分離器の縦断面図を示す。この例では第二外筒99の下端部の内径を小さくしている。これにより、より安定に液膜を外筒12aの外部に形成でき、液膜の形成を促進できる。
図5(a)は、実施例4における気水分離器の縦断面図を示す。図5(b)は、AA′の断面図を示す。この例では内筒11aの外周に溝を作っている。これにより第二外筒が無くても、内筒11aの外部により安定に液膜を形成できる。なお、本実施例の溝は、第2ステージ又は第3ステージに適用しても良い。また、実施例1〜3と組み合わせてもよい。
図6は、実施例5における気水分離器の排出口付近の拡大図を示す。本実施例は、ピックオフリング13aの円板部と外筒12aが接着された角部を斜めに面取りした形状である。即ち、ピックオフリング13aの円板部は、排水口18bおよび排水口18cの出口付近において円板部の水平面に対して下向きに削り取った形状である。この形状により、第二外筒が無くても、より安定に液膜を外筒12aの外表面に形成できる。また、実施例1〜4と組み合わせてもよい。
8 ディフューザ
9 スワラ
10a,10b,10c 気水分離部
11a,11b,11c 内筒
12a,12b,12c 外筒
13a,13b,13c ピックオフリング
15a,15b,15c 排水通路
18a,18b,18c 排水口
27 スタンドパイプ
28 気水分離器
99,99a,99b 第二外筒

Claims (5)

  1. 気液二相流が旋回しながら上方へ導かれる内筒と、
    該内筒の上端に設けられ、前記気液二相流から蒸気と水を分離するピックオフリングと、
    該ピックオフリングに取り付けられ、環状の排水流路を前記内筒と形成する外筒とを備える気液分離部を複数形成し、
    第2の気液分離部が有する前記内筒の下端が、第1の気液分離部のピックオフリングに取り付けられると共に、
    第3の気液分離部が有する前記内筒の下端が、第2の気液分離部のピックオフリングに取り付けられ、
    前記第2の気液分離部及び前記第3の気液分離部の外筒下端部に、それぞれ第2の排水口、第3の排水口を備えた気水分離器であって、
    前記第2の排水口及び前記第3の排水口を覆うように、前記第2の気液分離部の外筒の外周側に第二外筒を設けることを特徴とする気水分離器。
  2. 請求項1記載の気水分離器において、
    前記第二外筒が、前記第2の排水口及び前記第3の排水口をそれぞれ覆うニ分割構造となっていることを特徴とする気水分離器。
  3. 請求項1から2に記載の気水分離器において、
    前記第二外筒の下端部で内径が縮小していることを特徴とする気水分離器。
  4. 請求項1から3に記載の気水分離器であって、
    前記第1の気液分離部、第2の気液分離部、第3の気液分離部のいずれかの内筒外周に溝を形成したことを特徴とする気水分離器。
  5. 請求項1から4に記載の気水分離器であって、
    前記第1の気液分離部のピックオフリングと前記第1の気液分離部の外筒との接着部、又は前記第2の気液分離部のピックオフリングと前記第2の気液分離部の外筒との接着部が面取りされていることを特徴とする気水分離器。
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