JP2010210414A - センサ装置 - Google Patents

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雅子 小形
Kazuhiro Suzuki
和拓 鈴木
Hideyuki Funaki
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Abstract

【課題】固定側センサ部上における可動側センサ部の移動を静電的に検出するセンサ装置を提供する。
【解決手段】センサ装置においては、第1基板上に第1の配列パターンを有する第1の電極部が形成され、前記第1の基板の走行に伴い第1の基板に対向される第2の基板上には、第2の配列パターンを有する第2の電極部が形成されている。第1の電極には、第1の電極部に電圧を印加する電源部が接続され、第2の電極部には、第2の電極部に誘起され、第1の基板の走行に伴い変化される誘起電圧を検出する検出部が接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定側センサ部上における可動側センサ部の移動を検出するセンサ装置に関する。
近年物体の近接を検出するセンサとして、特許文献1に静電容量検出型の近接センサが提案されている。この特許文献1に開示された静電容量検出型センサは、非接触で物体の近接を検出するものである。
特許文献1に開示された静電容量検出型センサは、基本的に非接触で物体の近接を検出することが可能であり、人体或いは物体の近接又は液面の上昇を検出するに用いられている。
また、センサ自体に与えられる加速度或いは変位量を可変容量の変化として検出する静電容量検出型センサが特許文献2に開示されている。
国際公開第2004/059343号公報 特開2003−43078号公報
特許文献1及び特許文献2に開示されたいずれのセンサも相対位置の検出或いは相対速度の検出は困難である問題があり、相対位置の検出或いは相対速度を静電的に検出することが可能なセンサ装置の開発が望まれている。
また、固定側センサ部上における可動側センサ部の移動を静電的に検出するセンサ装置の種々の分野への応用が望まれ、その開発が要望されている。
この発明は、上記のような事情に鑑みなされたものであって、固定側センサ部上における可動側センサ部の移動を静電的に検出するセンサ装置を提供することを目的としている。
この発明によれば、
第1の面を有する第1基板と、
この第1の面上に形成され、第1の配列パターンを有する第1の電極部と、
前記第1の基板の走行に伴い前記第1の面が対向される第2の面を有する第2の基板と、
この第2の面上に形成され、第2の配列パターンを有する第2の電極部であって、前記第1の電極との間の静電容量が前記第1の基板の走行に伴い変化される第2の電極部と、
前記第1及び第2の電極の少なくとも一方に接続され、前記第1及び第2の電極部の少なくとも一方に電圧を印加する電源部と、
前記第1及び第2の電極部の少なくとも他方に接続され、前記第1及び第2の電極部の少なくとも他方に誘起され、前記第1の基板の走行に伴い変化される誘起電圧を検出する検出部と、
を具備することを特徴としたセンサ装置が提供される。
また、この本発明によれば、
第1の面を有する第1基板と、
この第1の面上に形成され、第1の配列パターンを有する第1の電極部と、
前記第1の基板の走行に伴い前記第1の面が対向される第2の面を有する第2の基板と、
この第2の面上に形成され、第2の配列パターンを有する第2の電極部であって、前記第1の電極との間の静電容量が前記第1の基板の走行に伴い変化される第2の電極部と、
前記第1及び第2の電極に接続され、前記第1及び第2の電極部に第1及び第2の電圧を印加する第1及び第2の電源部と、
前記第2の電極部に接続され、前記第1の電極部への前記第1電圧の印加に伴い前記第2の電極部に誘起され、前記第1の基板の走行に伴い変化される第1の誘起電圧に前記第2の電圧を重畳させて生成される第1の干渉波信号を検出する第1の検出部と、
を具備することを特徴としたセンサ装置が提供される。
この発明のセンサ装置は、固定側センサ部上における可動側センサ部の移動を静電的に検出することができる。従って、このセンサ装置によれば、相対位置の検出或いは相対速度の検出が可能となる。
また、単に相対的移動或いは相対位置の検出に限らず、可動側部が固定側部上を移動される相対運動に伴い静電容量が変化されることに着目して可動側部或いは固定側部に与えられた固有の物理量をID(識別子)として検出することができる。
本発明の実施の形態に係るセンサ装置の概略構成を模式的に示している模式図である。 (a)及び(b)は、図1に示されるセンサ装置における可動側電極及び固定側電極の重なり面積と可動側センサ部の移動距離との関係を示すグラフ並びに可動側電極及び固定側電極間の静電容量と可動側センサ部の移動距離との関係を示すグラフである (a)は、図1に示されるセンサ装置において可動側センサ部が停止している際の可動側電極及び固定側電極間の静電容量及び固定側電極で検出される電圧信号を示すグラフ並びに(b)は、可動側センサ部が移動している際の可動側電極及び固定側電極間の静電容量及び固定側電極で検出される電圧信号を示すグラフ 可動側センサ部が図3(b)に比べ遅い速度で移動している際の可動側電極及び固定側電極間の静電容量及び固定側電極で検出される電圧信号を示すグラフである。 図1に示されるセンサ装置の実施の形態の変形例に係るセンサ装置の概略構成を模式的に示している模式図である。 (a)は、図5に示されるセンサ装置において可動側センサ部が停止している際の可動側電極及び固定側電極間の静電容量及び固定側電極で検出される電圧信号を示すグラフ並びに(b)は、可動側センサ部が移動している際の可動側電極及び固定側電極間の静電容量及び固定側電極で検出される電圧信号を示すグラフ 可動側センサ部が図6(b)に比べ遅い速度で移動している際の可動側電極及び固定側電極間の静電容量及び固定側電極で検出される電圧信号を示すグラフである。 本発明の他の実施の形態に係るセンサ装置の概略構成を模式的に示している模式図である。 本発明の更に他の実施の形態に係るセンサ装置の概略構成を模式的に示している模式図である。 図9に示されるセンサ装置において可動側センサ部が移動している際の可動側電極及び固定側電極間の静電容量を示すグラフ 本発明の他の実施の形態に係るセンサ装置における可動側センサ部における電極配列を模式的に示している模式図である。 本発明の他の実施の形態に係るセンサ装置の概略構成を模式的に示している模式図である。 本発明の他の実施の形態に係るセンサ装置の概略構成を模式的に示している模式図である。 本発明のセンサ装置を組み込んだ識別システムを模式的に示している模式図である。 本発明のセンサ装置を組み込んだ識別システムを模式的に示している模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係るセンサ装置を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るセンサ装置の概略構成を模式的に示している。図1に示されるセンサ装置は、矢印で示される走行方向4に移動される可動側センサ部6及び移動不能に固定されている固定側センサ部8を備えている。
可動側センサ部6は、走行方向4に沿って配列され、その夫々が走行方向4に対して直交する方向に延出されている複数の可動側電極10が絶縁体基板12に固定配置されている。複数の可動側電極10は、夫々交流電圧源ACに接続され、この可動側電極10には、この電源ACからある周波数f0を有する交流電圧Vが印加されている。ここで、可動側電極10は、幅Wを有し、長手方向に長さLを有する帯状に形成され、互いに隣接する可動側電極10との間に間隙Wを有して走行方向にあるピッチPで配列されているものとする。
固定側センサ部8は、可動側センサ部6と同様に走行方向4に沿って配列され、その夫々が走行方向4に対して直交する方向に延出されている複数の固定側電極(参照電極)20が絶縁体基板22に固定配置されている。固定側センサ部8においては、可動側センサ部6が固定側センサ部8上を近接して走行して可動側電極10が固定側電極(参照電極)20上を横切るように固定側電極20上に可動側センサ部6の走行路が定められている。ここで、少なくともの1つの固定側電極20は、夫々検出回路14に接続され、固定側電極20の電位が検出回路14で検出されて検出信号が検出回路14から出力される。この、検出回路14は、固定側電極20の電位変化を電圧パターン変化として一時的に記録し、このパターンを参照テーブル16に記憶されている電圧パターンと比較することによって速度信号に変換し、速度信号が検出回路14から出力される。
ここで、可動側電極10と同様に固定側電極20は、幅Wを有し、長手方向に長さLを有する帯状に形成され、互いに隣接する固定側電極10との間に間隙Wを有して走行方向にあるピッチPで配列されているものとする。
このような構造を有するセンサ装置は、可動側センサ部6が固定側センサ部6上を近接して移動されるに伴い可動側電極10が固定側電極20に一致するように対向され、その後、一致する対向から外れるような相対的位置変化を繰り返すこととなる。詳細には、可動側電極10及び固定側電極20が同一平面上に投影されて面積の重なりの変化(相対的形状変化)が観察されると、図2(a)に示すように、可動側センサ部6が移動してその移動距離が増加するに従って、両者の重なり面積は、一致される最大面積Smaxから全く一致しない最小面積Sminに減少し、また、最小面積Sminから最大面積Smaxに増加するように変化し、この変化が伴い繰り返されることとなる。従って、可動側センサ部6が移動してその移動距離が増加するに従って、図2(b)に示すように可動側電極10及び固定側電極20間の静電容量Cは、可動側電極10及び固定側電極20間の重なり面積と同様に変化され、最大容量Cmaxから最小容量Cminに減少し、また、最大容量Cminから最大容量Cmaxに増加するように変化し、この変化が伴い繰り返されることとなる。
尚、図2(a)及び図2(b)では、可動側センサ部6は、一定速度で移動し、移動距離が線形に増加しているとして描かれている。また、可動側センサ部6が移動せずに、停止している場合には、可動側電極10及び固定側電極20間の静電容量Cは、停止位置した際の重なり面積Sに応じたある静電容量Cfのままに留められることとなる。また、相対的形状変化が生ぜず、可動側電極10及び固定側電極20間の重なり(相対的形状)が一定となる。
可動側電極10には、電源ACからある周波数f0を有する交流電圧V0が印加されていることから、固定側電極20には、周波数f0を有する電圧V0或いはfxを有する電圧V(x)が誘起される。可動側センサ部6が停止している場合には、図3(a)に示すように可動側電極10及び固定側電極20間の静電容量Cは、一定の静電容量Cfとなり、可動側電極10に対応する固定側電極20には、静電容量Cに応じて周波数f0を有し、振幅(電圧値)が一定する交流電圧信号V0が誘起される。従って、この交流電圧信号V0のパターンが参照テーブル16に記憶された電圧パターンと比較されることによって可動側センサ部6は、停止しているとして検出回路14からは、速度零を意味する速度信号S0が出力される。
可動側センサ部6がある速度m(x)で移動している場合には、可動側電極10及び固定側電極20間の静電容量Cは、移動距離ととともに図3(b)に示すように変化される静電容量Cvとなる。この静電容量Cvの変化に従って、可動側電極10に対応する固定側電極20には、周波数f0を有し、振幅(電圧値)が変動する交流電圧信号V(x)が誘起される。従って、この交流電圧信号V(x)のパターンが参照テーブル16に記憶された電圧パターンと比較される。この比較で交流電圧信号V(x)のパターンに対応する速度信号S(x)が検出回路14から出力される。この速度信号S(x)は、可動側センサ部6の移動速度を表すこととなる。
図4には、図3(b)に比較される静電容量Cv1の変化及び交流電圧信号V(x1)の変化のグラフが示されている。図3(b)に示されるグラフでは、可動側センサ部6がある速度m(x)で移動されているに対して図4に示すグラフでは、可動側センサ部6がある速度m(x)よりも遅い速度m(x1)(m(x1)<m(x))で移動されている静電容量Cv1の変化及び交流電圧信号V(x1)を示している。図4及び図3(b)の比較から明らかなように静電容量Cv1の変化は、静電容量Cvよりも緩やかに変化され、変化の周期が大きくなる。また、交流電圧信号V(x1)も同様に交流電圧信号V(x)に比べて周期が大きく、交流電圧信号V(x1)の周波数f(x1)が交流電圧信号V(xの)の周波数f(x)に比べて低下される。従って、交流電圧信号V(x1)のパターンが参照テーブル16に記憶された電圧パターンと比較されることによって速度信号S(x)を検出することができる。
ここで、検出回路14は、速度信号S(x)に代えて相対位置信号Rp(x)を出力しても良い。検出開始時の可動側センサ部6の移動開始位置からある時間経過した時点の位置は、速度信号S(x)から求めることができることから、検出回路14が可動側センサ部6の移動距離を位置信号として出力することもできる。また、図2(a)を参照して説明したように、可動側センサ部6が静止している際の可動側電極10及び固定側電極20間の重なりは、可動側電極10及び固定側電極20間の相対位置に依存している。従って、可動側電極10及び固定側電極20間の重なりに相関する可動側電極10及び固定側電極20間の静電容量Cfの値及び交流電圧信号Vfの振幅(電圧値)から可動側電極10及び固定側電極20間の相対位置(重なりの程度)を意味する相対位置信号が検出回路14から出力されてもよい。ここで、予め参照テーブル16に可動側電極10及び固定側電極20間の重なり(相対的形状)に相当する相対位置信号が用意され、静電容量Cfの値及び交流電圧信号Vfの値で相対位置信号が参照されて相対位置信号が出力されてもよい。
図1に示されるセンサ装置では、可動側電極10に交流電圧源ACが接続されているが、図5示されるようにこの交流電圧源ACに代えて直流電圧源DCが可動側電極10に接続されてもよい。
図5に示すセンサ装置においては、図6(a)に示されるように可動側電極10には、電源DCからある直流電圧V0が印加されていることから、固定側電極20には、電圧V0或いはV(x)が誘起される。可動側センサ部6が停止している場合には、図6(a)に示すように可動側電極10及び固定側電極20間の静電容量Cは、一定の静電容量Cfとなり、可動側電極10に対応する固定側電極20には、電圧値が一定の電圧信号V0が誘起される。従って、この電圧信号V0のパターンは、参照テーブル16に記憶された電圧パターンと比較されて可動側センサ部6が停止しているとして検出回路14からは、速度零を意味する速度信号S0が出力される。
可動側センサ部6がある速度m(x)で移動している場合には、可動側電極10及び固定側電極20間の静電容量Cは、移動距離ととともに図6(b)に示すように変化される静電容量Cvとなる。この静電容量Cvの変化に従って、可動側電極10に対応する固定側電極20には、振幅(電圧値)が直線的に変動する電圧信号V(x)が誘起される。従って、この電圧信号V(x)のパターンが参照テーブル16に記憶された電圧パターンと比較されて可動側センサ部6の移動速度に相当する速度信号S(x)が検出回路14から出力される。
図7には、図6(b)に比較される静電容量Cv1の変化及び電圧信号V(x1)の変化のグラフが示されている。図3(b)に示されるグラフでは、可動側センサ部6がある速度m(x)で移動されているに対して図5に示すグラフでは、可動側センサ部6がある速度m(x)よりも遅い速度m(x1)(m(x1)<m(x))で移動されている静電容量Cv1の変化及び電圧信号V(x1)を示している。図5及び図3(b)の比較から明らかなように静電容量Cv1の変化は、静電容量Cvよりも緩やかに変化され、変化の周期が大きくなる。また、電圧信号V(x1)も同様に電圧信号V(x)に比べて周期が大きくなる。従って、電圧信号V(x1)のパターンが参照テーブル16に記憶された電圧パターンと比較されることによって速度信号S(x)を検出することができる。
既に説明したように、検出回路14は、速度信号S(x)に代えて相対位置信号Rp(x)を出力しても良い。また、可動側電極10及び固定側電極20間の重なりに相関する可動側電極10及び固定側電極20間の静電容量Cfの値及び電圧信号Vfの電圧値から可動側電極10及び固定側電極20間の相対位置(重なりの程度)を意味する相対位置信号が検出回路14から出力されてもよい。
尚、図5では、図を簡略化する目的から、図2に示した絶縁体基板12、22及び検出回路14及び参照テーブルを省略していることに注意されたい。以下の説明においても、図を簡略化する目的から、絶縁体基板12、22及び検出回路14及び参照テーブルを省略する場合があることも注意されたい。
また、図1及び図5に示されるセンサ装置においては、可動側電極10に交流電圧源AC或いは直流電圧源DCが接続され、固定側電極20に検出回路14が接続されているが、可動側電極10に検出回路14が接続され、固定側電極20に交流電圧源AC或いは直流電圧源DCが接続されてもよいことは明らかである。
図8には、図1に示したセンサ装置の実施の形態の変形例が示されている。この変形例では、参照電極としての複数の固定側電極20A〜20Cの3つの電極20B、20C、20Dが選定されて電極20C、20Dには、第1の作動増幅器30が接続され、電極20B、20Dには、第2の作動増幅器32が接続されている。この第1及び第2の作動増幅器30、32からの第1及び第2作動信号が夫々検出回路14に入力されている。
このように第1及び第2の作動増幅器30、32が電極20B、20C、20Dに接続されることによって可動側電極10の速度或いは相対位置のみでなく、その進行方向をも特定することができる。例えば、矢印34に示す方向に可動側電極10が移動される場合には、可動側電極10Aが固定側電極20Dに対向するように進入を開始し、可動側電極10Aが固定側電極20Dに対向する過程で図3(b)に示す電圧信号V(x)が固定側電極20Dから出力される。このとき他の電極20C、20Bは、固定側電極20Dに比べて可動側電極10Aから離れているため、電極20C、20Bからの検出電圧が小さく、第1及び第2の作動増幅器30、32からの出力信号は、固定側電極20Dからの検出信号が支配的となる。次に、可動側電極10Aが固定側電極20Cに対向するようになると、可動側電極10Bも固定側電極20Dに対向し、固定側電極20C、20Dの検出電圧は、略同一であるので第1の作動増幅器30からの出力が低下し、第2の作動増幅器32からの出力信号は、固定側電極20Dからの検出信号が支配的となる。更に、可動側電極10Aが固定側電極20Bに対向するようになると、可動側電極10Bも固定側電極20Cに対向し、可動側電極10Cも固定側電極20Dに対向し、固定側電極20B、20C、20Dの検出電圧は、略同一であるので第1及び第2の作動増幅器30、32からの出力が低下することとなる。次に、可動側電極10Aが固定側電極20Aに対向するようになると、可動側電極10B、10C,10Dが固定側電極20B,20C、20Dに対向し、やはり、固定側電極20B、20C、20Dの検出電圧は、略同一であるので第1及び第2の作動増幅器30、32からの出力が低下することとなる。その後、可動側電極10Bが固定側電極20Bから外れ、可動側電極10Cが固定側電極20Bから外れ、更に、可動側電極10Dが固定側電極20Bから外れるように配置が変化される。この変化に伴い、第1及び第2の作動増幅器30、32からの差動出力信号が変化される。
検出回路14では、第1及び第2の作動増幅器30、32からの差動出力信号からの信号パターンを検知し、検出回路14は、このパターンを参照テーブル16に記憶した参照波形と比較することとによって速度信号S(x)或いは相対位置信号を発生することができる。ここで、可動子側センサ部6が矢印34の方向に移動するのであれば、初めに固定側電極20Dから検出信号が発生され、第1の作動増幅器30から差動出力が発生され、次に第2の作動増幅器32から差動出力が発生される。対照的に、可動子側センサ部6が矢印34とは反対方向からセンサ装置に進入するのであれば、初めに固定側電極20Bから検出信号が発生され、第2の作動増幅器32から差動出力が初めに発生され、次に第1の作動増幅器30から差動出力が発生される。このように差動出力の発生順序で可動子側センサ部6の移動方向を特定することができる。
図8に示すセンサ装置では、作動増幅器30、32が固定電極30に接続されているが、作動増幅器に代えて2つの加算回路が異なる固定電極30に接続され、異なる固定電極からの検出信号が夫々加算されて出力されても良い。加算出力の出力順序で可動センサ部6の移動方向を特定することができる。
図1から図8を参照するセンサ装置では、可動側電極10及び固定側電極20は、同一形状及び同一配列を有するとして説明したが、両者間の相対的位置に応じて両者間の静電容量が変化するのであれば、異なる形状或いは異なる配列で形成されても良いことは明らかである。一例として、図9に示すように、可動側電極10及び固定側電極20が帯状に形成されず、平面屈曲された同一形状のパターンに形成されている場合には、矢印34に示す方向に限らず、この方向34に交叉する方向に可動側センサ部6が移動されても可動側センサ部6の移動速度或いは相対位置を検出することができる。図10には、図9に示すセンサ部6の矢印34で示す方向への移動にともなく可動側電極10及び固定側電極20との間の静電容量の時間変化が示されている。この図10に示される静電容量の変化に伴い検出信号が変化されることから、可動側センサ部6の移動速度或いは相対位置を移動方法とともに検出することができる。
図9に示すセンサ装置では、単一のパターンが可動側基板12及び固定側基板22に設けられているが、異なるパターンの電極40、42、43,44が可動側基板12上に設けられ、異なるパターンの電極40、42、43,44が夫々周波数f1、f2、f3、f4を有する交流電圧V1、V2、V3、V4を発生する第1〜第4の交流電源AC1、AC2、AC3、AC4に接続されてもよい。固定側基板22には、可動側基板12と同様に電極40、42、43,44と同一のパターンを有する複数の電極22が同一の配列で配置され、それぞれが検出回路14に接続されてもよい。図11に示すようなセンサ装置によれば、複数の固定側電極22から複数の検出電圧が出力され、この複数の検出電圧の出力波形が異なるためより精度良く、可動側センサ部6の速度或いは相対位置を検出することができる。
図9及び図11に示されるようなセンサ部6では、可動側センサ部6の電極配列及び配列に応じて単一の固定側電極22及び複数の固定側電極22からの電圧パターンが異なる為、可動側センサ部6が真正なパターンが形成されている真正な可動センサ部である旨も判別することが可能となる。後に説明されるように、可動側センサ部6がIDカードに利用される場合には、固定側センサ部8で可動側センサ部6が真正品であることを識別するIDカードとしても利用することもできる。
図12は、この発明の他の実施の形態に係るセンサ装置を示している。このセンサ装置は、センサ部6の移動速度或いは相対位置を検出のみならず、図1或いは図5に示されるように単純な形状を有する電極10,20が配列されているセンサ部6,8でありながら、センサ部6をセンサ部8で識別する識別装置としても利用することができる。
図12に示される可動側センサ部6おいては、交流電源AC1からは周波数f1を有する交流電圧V1が発生され、この交流電圧が抵抗46を介して可動側電極10に接続されている。また、固定側センサ部8には、固定側電極22が交流電源AC2に接続されるとともに抵抗48を介して検出回路14に接続されている。交流電源AC2からは、周波数f2を有する交流電圧V2が発生され、この交流電圧V2が固定側電極22に印加されている。
図12に示される装置においては、可動側センサ部6が固定側センサ部8上を移動されると、可動側電極10及び固定側電極22間の容量Cが変化され、可動側センサ部6の移動に伴い固定側電極22に交流電圧が誘起され、誘起された交流電圧が交流電源AC2から発生される交流電圧AC2に重畳される。従って、抵抗48を介して図12(b)に示すような干渉波形を有する干渉信号としての交流電圧が検出回路14に入力される。検出回路14で検出された交流電圧は、参照テーブル16で参照されて速度信号或いは相対位置信号或いはID信号に変換される。ここで、干渉波は、第1及び第2の周波数f1,f2の差分(=|f1−f2|)に相当する周波数fを有し、その振幅は、交流電源AC1,AC2からの電圧値、抵抗46、キャパシタC及び抵抗48によって定められる。従って、可動側センサ部6に固有の抵抗46及び交流電圧源AC1に設けることによって可動側センサ部6から固定側センサ8に固有の交流電圧を重畳することができ、可動側センサ部6に固有の干渉信号が検出回路14で検出することが可能となる。このように図12に示されたセンサ装置では、可動側センサ部6から可動側センサ部6に固有のパターンを有する交流信号を発生させることで、固定側センサ部8において、この可動側センサ6を識別することができる。
図12に示されるセンサ装置においては、固定側センサ部8においてのみ可動側センサ部6を識別しているが、図13に示されるように固定側センサ部8においても干渉信号を第2の検出回路52で検出し、固定側センサ部8を識別するに用いる第2の干渉信号のパターンを記憶部50に格納するようにしても良い。この記憶部50に格納された第2の干渉信号パターンが他の解析装置(図示せず)で解析することによって固定側センサ部8を後に識別することが可能となる。
図13に示されるセンサ装置においては、図12に示されるセンサ装置と同様に第1の干渉パターンが第1の検出回路14で検出されて可動側センサ部6の識別に供させることができる。固定側センサ部6においては、第2の交流電源AC2から発生される交流電圧で可動側電極10に誘起電圧が生じ、第1の交流電源AC1から抵抗46を介して可動側電極10に印加される交流電圧にこの誘起電圧が重畳されて干渉信号としての交流電圧が第2の検出回路52で検出される。この検出された電圧が波形として或いはこの電圧の周波数及び振幅の時間的変化がデータとして記憶部50に干渉パターンの情報として記憶される。この記憶された干渉パターンは、参照テーブル16のようなテーブルを有する識別器を有する解析装置で解析され、固定側センサ部8を特定することができる。第2の干渉信号のパターンを記憶部50に格納するに際しては、第2の干渉パターンが識別番号等として記憶部50に記憶されても良く、また、記憶されるデータ或いは波形は、時刻情報ととともに記憶されることが好ましい。固定側センサ部8を後に特定することができることから、可動側センサ部6を解析することによってこの可動側センサ部6を携帯する人が利用した固定側センサ部8、即ち、識別装置を特定することができ、可動側センサ部6を携帯する人の通過経路をも特定することができる。
図14は、図13に示されるセンサ装置をより具体化したセンサ装置であって、図13に示す単純な電極パターンに代えて図9或いは図11に示されるような複雑な電極パターン62、67が夫々可動側センサ部6及び固定側センサ部8に設けられている識別システムを示している。この識別システムにおいては、携帯可能な識別カード60に可動側センサ部6が組み込まれ、この携帯カード60を識別する識別装置64が固定側センサ部8を備えている。図14に示すシステムでは、識別カード60が符号72に示すように識別装置64内に差し込まれて移動されることによって符号66に示すような干渉波Aが検出回路52で検出され、また、符号68で示すような干渉波Bが検出回路14で検出される。この干渉波A,Bは、夫々可動側センサ部6及び固定側センサ部8に固有の波形を有することから、可動側センサ部6及び固定側センサ部8において、互いに他方を識別することができる。
尚、図14に示されるシステムにおいては、可動側センサ部6及び固定側センサ部8のいずれにも複雑な電極パターンが設けられているが、図15に示されるように可動側センサ部6及び固定側センサ部8のいずれかに複雑な電極パターンが設けられ、好ましくは、固定側センサ部8に複雑な電極パターンが設けられ、他方のセンサ部6,8には、単純なパターン形状を有する電極パターン70が設けられても良い。図14に示されるシステムに識別カード60が符号72に示すように識別装置64内に差し込まれて移動されることによって識別カード60は、識別装置64を識別することができ、識別装置64は、識別カード60を識別することができる。
図12〜図15に示される識別システムは、入退室に際してカード60で扉の解錠が可能なスライド式ドアスイッチを有する入退出システムの他、パーソナルコンピュータ或いは他の電子機器での利用を許す認証システムに利用することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出され得る。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば発明として抽出され得る。
以上のように、この発明によれば、固定側センサ部上における可動側センサ部の移動を静電的に検出するセンサ装置が提供される。
4...走行方向、6...可動側センサ部、8...固定側センサ部、10、10A、10B、10C,10D...可動側電極、12...絶縁基板、14...検出回路、16...参照テーブル、20、20A〜20D...固定側電極、22...絶縁基板、30,32...作動増幅器、40、42、43,44...電極、46、48...抵抗、50...記憶部、52...検出回路、60...携帯カード、64...識別装置

Claims (10)

  1. 第1の面を有する第1基板と、
    この第1の面上に形成され、第1の配列パターンを有する第1の電極部と、
    前記第1の基板の走行に伴い前記第1の面が対向される第2の面を有する第2の基板と、
    この第2の面上に形成され、第2の配列パターンを有する第2の電極部であって、前記第1の電極との間の静電容量が前記第1の基板の走行に伴い変化される第2の電極部と、
    前記第1及び第2の電極の少なくとも一方に接続され、前記第1及び第2の電極部の少なくとも一方に電圧を印加する電源部と、
    前記第1及び第2の電極部の少なくとも他方に接続され、前記第1及び第2の電極部の少なくとも他方に誘起され、前記第1の基板の走行に伴い変化される誘起電圧を検出する検出部と、
    を具備することを特徴としたセンサ装置。
  2. 前記検出部は、前記誘起電圧に基づいて前記第1及び第2の電極部間の相対位置或いは相対速度を導出することを特徴とする請求項1のセンサ装置。
  3. 前記第1の電極部が前記第1の基板の走行方向に配列された多数の第1の電極を含み、前記第1の電極部が前記第1の電極と同一配列で配列された第2の電極を含むことを特徴とする請求項1或いは請求項2のセンサ装置。
  4. 前記電源部は、第1の周波数を有する交流電圧を発生する交流電源を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかの項のセンサ装置。
  5. 前記電源部は、第1の周波数を有する第1の交流電圧を発生し、前記第1の電極部に前記第1の電極部に印加する第1の交流電源及び第2の周波数を有する第2の交流電圧を発生する第2の交流電源を含み、
    前記第1の面上に形成され、第3の配列パターンを有する第3の電極部であって、前記第2の交流電圧が印加される第3の電源部と、
    前記第2の面上に形成され、第4の配列パターンを有する第4の電極部であって、前記第3の電極との間の静電容量が前記第1の基板の走行に伴い変化される第4の電極部と、
    前記検出部は、前記第2の電極部に接続され、前記第2の電極部に誘起され、前記第1の基板の走行に伴い変化される第1の誘起電圧を検出する第1の検出部及び前記第4の電極部に接続され、前記第4の電極部に誘起され、前記第1の基板の走行に伴い変化される第2の誘起電圧を検出する第2の検出部を含む請求項1の近接センサ。
  6. 前記第1の電極部は、当該電極部に固有の電極パターンを有し、前記検出部は、前記誘起電圧に基づいて前記第1の電極部に固有の識別情報を導出することを特徴とする請求項1のセンサ装置。
  7. 前記第1の電極部が前記第1の基板の走行方向に配列された多数の第1の電極を含み、前記第1の電極部が前記第1の電極と同一配列で配列された第2の電極を含み、
    前記電源部は、前記第1の電極に接続され、前記第1の電極に電圧を印加し、
    前記センサ装置は、
    任意の1組の前記第2の電極に接続され、前記第2の電極に誘起された誘起電圧を作動増幅する第1の差動増幅器と、
    他の任意の1組の前記第2の電極に接続され、前記第2の電極に誘起された誘起電圧を作動増幅する第2の差動増幅器と、
    を更に具備し、
    前記検出部が前記第1及び第2の差動増幅器からの第1及び第2の出力信号に基づいて前記相対速度及び走行方向を導出することを特徴とする請求項1のセンサ装置。
  8. 第1の面を有する第1基板と、
    この第1の面上に形成され、第1の配列パターンを有する第1の電極部と、
    前記第1の基板の走行に伴い前記第1の面が対向される第2の面を有する第2の基板と、
    この第2の面上に形成され、第2の配列パターンを有する第2の電極部であって、前記第1の電極との間の静電容量が前記第1の基板の走行に伴い変化される第2の電極部と、
    前記第1及び第2の電極に接続され、前記第1及び第2の電極部に第1及び第2の電圧を印加する第1及び第2の電源部と、
    前記第2の電極部に接続され、前記第1の電極部への前記第1電圧の印加に伴い前記第2の電極部に誘起され、前記第1の基板の走行に伴い変化される第1の誘起電圧に前記第2の電圧を重畳させて生成される第1の干渉波信号を検出する第1の検出部と、
    を具備することを特徴としたセンサ装置。
  9. 前記第1の電極部に接続され、前記第2の電極部への前記第2電圧の印加に伴い前記第1の電極部に誘起され、前記第1の基板の走行に伴い変化される第2の誘起電圧に前記第1の電圧を重畳させて生成される第2の干渉波信号を検出する第2の検出部を更に具備することを特徴とする請求項7のセンサ装置。
  10. 前記第1の電極部は、当該電極部に固有の電極パターンを有し、前記第1の検出部は、前記第1の干渉波信号に基づいて前記第1の電極部に固有の識別情報を導出し、
    前記第2の電極部は、当該電極部に固有の電極パターンを有し、前記第2の検出部は、前記第2の干渉波信号に基づいて前記第2の電極部に固有の識別情報を導出し、
    することを特徴とする請求項7のセンサ装置。
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