JP2010209831A - 暖機判定装置 - Google Patents

暖機判定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010209831A
JP2010209831A JP2009058034A JP2009058034A JP2010209831A JP 2010209831 A JP2010209831 A JP 2010209831A JP 2009058034 A JP2009058034 A JP 2009058034A JP 2009058034 A JP2009058034 A JP 2009058034A JP 2010209831 A JP2010209831 A JP 2010209831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warm
engine
cooling water
fuel consumption
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009058034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5146372B2 (ja
Inventor
Masahide Ishikawa
雅英 石川
Keiko Tanaka
敬子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2009058034A priority Critical patent/JP5146372B2/ja
Publication of JP2010209831A publication Critical patent/JP2010209831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5146372B2 publication Critical patent/JP5146372B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】エンジンオイルの暖機判定をより精度良く行うことができる暖機判定装置を提供する。
【解決手段】この暖機判定装置は、自動変速機21が接続される内燃機関11のエンジンオイルの暖機判定に適用される。ECU31は、機関運転状態及びトランスミッション油温THTに基づいて、内燃機関11のエンジンオイルの暖機判定を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンオイルの暖機判定を行う暖機判定装置に関するものである。
従来、車両では、エンジンオイルが所定温度まで暖められているか否かの暖機判定が行われている。そして、この暖機判定の結果に基づいて、例えば内燃機関とラジエータとの間で循環させる冷却水の流量を調整する電子制御式のサーモスタットの制御弁を開閉するものが知られている(特許文献1参照)。これにより、エンジンオイルの暖機が完了する前にサーモスタットが開弁して同エンジンオイルが冷却されることを防止し、燃費の悪化を抑制している。
ところで、特許文献1に記載の構成では、エンジン油温(エンジンオイルの温度)を油温センサにて直接検出するようにしているため、そうしたセンサを設ける分だけ部品の点数が増加し、コストや組み付け工数等が増大してしまうという問題がある。
そこで、近年では、エンジン油温を推定することにより、油温センサを設けることなくエンジンオイルの暖機判定を行うことが可能な装置が提案されている。例えば特許文献2に記載の装置では、機関回転速度、車速及び吸気管圧力に基づいてエンジン油温を推定するようにしている。
特開2007−24013号公報 特開2002−174137号公報
ところで、通常、内燃機関には変速機が接続されており、エンジン油温は変速機の運転状態の影響を受ける。例えば変速機の回転速度が高いときには、変速機自体の温度が上昇しやすく、同変速機から内燃機関に伝達される熱量も多くなるため、エンジン油温も高くなりやすい。しかしながら、上記特許文献2に記載の装置では、機関回転速度や吸気管圧力等の内燃機関の運転状態及び車速に基づいてエンジン油温を推定しており、変速機の運転状態による影響は考慮されていないため、エンジン油温の推定精度が低くなってしまう。その結果、従来の装置では、エンジンオイルの暖機判定を精度良く行うことができないおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、エンジンオイルの暖機判定をより精度良く行うことができる暖機判定装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、変速機に接続される内燃機関のエンジンオイルについてその暖機判定を行う暖機判定手段を備えた暖機判定装置であって、前記暖機判定手段は、機関運転状態及び前記変速機の油温に基づいて前記エンジンオイルの暖機判定を行うことを要旨とする。
変速機内に貯留されるオイルの温度(油温)が高いときほど、変速機自体の温度も高くなっており、同変速機から内燃機関に伝達される熱量も多くなる。従って、変速機の油温が高いときほど、エンジンオイルの温度も高くなる傾向がある。また、機関運転状態に応じて機関自体の発熱量は変化するため、同機関運転状態に応じてエンジンオイルの温度も変化する。そこで、同構成では、機関自体の発熱量と相関関係にある機関運転状態のみならず、変速機から内燃機関に伝達される熱量と相関関係にある変速機の油温も加味してエンジンオイルの暖機判定を行うようにしている。従って、エンジンオイルの暖機判定をより精度良く行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の暖機判定装置において、前記暖機判定手段は、前記エンジンオイルの暖機が完了していると仮定した状態での基準燃料消費量を、機関運転状態及び前記変速機の油温に基づいて推定する基準燃料消費量推定手段を備えており、前記暖機判定手段は、前記内燃機関の実際の燃料消費量が前記基準燃料消費量以下のときに、前記エンジンオイルの暖機が完了したと判定することを要旨とする。
機関運転状態(例えば出力トルクや機関回転速度など)が同じであっても、エンジンオイルの暖機が完了しているか否かによって機関の燃料消費量は変化する。具体的には、エンジンオイルの暖機が未完了の場合には、同オイルの粘性により生じるフリクションの影響が比較的大きいため、エンジンオイルの暖機が完了している場合よりも燃料消費量が多くなる。また、変速機の油温が低いと、変速機から内燃機関に伝達される熱量も少なくなるため、エンジンオイルの暖機が進みにくく、この場合にも燃料消費量は多くなる。このように、燃料消費量は、同一の機関運転状態であっても、エンジンオイルの暖機状態や変速機の油温に応じて変化する。
ここで、エンジンオイルの暖機が完了していると仮定した状態での燃料消費量であって、機関運転状態及び変速機の油温に基づいて可変設定される基準燃料消費量を予めの実験等を通じて求めておく。そして、実際の燃料消費量が、この基準燃料消費量を超えている場合には、機関でのフリクションが大きくなっており、エンジンオイルの暖機が完了していないと判断することが可能である。逆にいえば、実際の燃料消費量が基準燃料消費量以下の場合には、機関でのフリクションが小さくなっており、エンジンオイルの暖機が完了していると判断することが可能である。そこで、同構成では、エンジンオイルの暖機が完了していると仮定した状態での基準燃料消費量を機関運転状態及び変速機の油温に基づいて推定し、内燃機関の実際の燃料消費量が、その基準燃料消費量以下のときにエンジンオイルの暖機が完了したと判定するようにしている。従って、エンジンオイルの暖機判定を適切に行うことができる。なお、実際の燃料消費量は、例えば燃料噴射弁への噴射信号等に基づいて高精度に算出可能である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の暖機判定装置において、前記基準燃料消費量推定手段は、前記機関運転状態、前記変速機の油温、及び前記内燃機関の冷却水温に基づいて前記基準燃料消費量を推定することを要旨とする。
機関の冷却水温が低いときには、内燃機関自体の温度が低くなっており、エンジンオイルの粘性によるフリクションも比較的大きくなっている。そのため、燃料消費量の増減に寄与するパラメータとしては、上記した機関運転状態、エンジンオイルの暖機状態、及び変速機の油温以外にも、機関の冷却水温等が挙げられる。
そこで、上記構成では、基準燃料消費量の推定に際してそうした冷却水温も加味するようにしており、これにより基準燃料消費量の推定精度が向上するようになる。従って、エンジンオイルの暖機判定をより正確に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載の暖機判定装置において、前記内燃機関は、同機関の冷却水が循環する冷却水通路と、同冷却水通路に設けられたラジエータと、同ラジエータに供給される前記冷却水の量を調整する電子制御式のサーモスタットとを備えており、前記暖機判定手段によって前記エンジンオイルの暖機が完了したと判定されたときには、そうでないときに比して前記ラジエータに供給される前記冷却水の量が多くなるように前記サーモスタットの開度を調整することを要旨とする。
上記構成によれば、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載の構成を備えることにより、精度良く行われるエンジンオイルの暖機判定結果に基づいて電子制御式のサーモスタットの開度が制御される。従って、内燃機関の冷却や暖機を適切に行うことができる。なお、同構成において、サーモスタットの開度調整を通じた冷却水量の調整としては、例えばサーモスタットの閉弁時にラジエータへの冷却水供給が遮断されて、開弁時にラジエータへの冷却水供給が行われるといった態様を採用することができ、この場合においてエンジンオイルの暖機が完了していないと判定されるときには、サーモスタットを閉弁状態にしておく。そしてエンジンオイルの暖機が完了したと判定されたときには、サーモスタットを閉弁状態から開弁状態に変更するといった態様を採用することができる。また、エンジンオイルの暖機が完了したと判定されたときには、暖機が完了していないと判定されるときに比してサーモスタットの開度を増大させるといった態様を採用することも可能である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の暖機判定装置において、前記エンジンオイルの暖機判定に先立って、前記内燃機関の冷却水温が閾値未満であるか否かを判定する水温判定手段を備え、前記冷却水温が前記閾値未満であるときには、前記エンジンオイルの暖機判定を中止するとともに、前記ラジエータへの前記冷却水の供給が停止されるように前記サーモスタットの開度を調整することを要旨とする。
一般に、冷却水温が低いときには、エンジンオイルの暖機が未完了であることが多い。この点を踏まえ、上記構成では、エンジンオイルの暖機判定に先立って、水温判定手段により冷却水温が閾値未満であるか、すなわち冷却水温が低いか否かを判定し、冷却水温が低いと判定されるときには、エンジンオイルの暖機判定を中止するとともに、ラジエータへの冷却水の供給が停止されるようにサーモスタットの開度を調整するようにしている。このため、冷却水温が低く、エンジンオイルの暖機が未完了であると推定される場合には、不要なエンジンオイルの暖機判定が行われなくなり、そうした暖機判定に要する演算負荷を低減することができる。また、ラジエータへの冷却水の供給が停止されるようにサーモスタットの開度を調整するようにしているため、エンジンオイルの暖機を促進することができる。
なお、同構成においても、サーモスタットの開度調整を通じた冷却水量の調整としては、例えばサーモスタットの閉弁時にラジエータへの冷却水供給が遮断されて、開弁時にラジエータへの冷却水供給が行われるといった態様を採用することができ、この場合において冷却水温が閾値未満であるときには、サーモスタットを閉弁状態にしておくといった態様を採用することができる。
本発明にかかる暖機判定装置の一実施形態について、これが適用される内燃機関及びその周辺構成を示す概略図。 推定出力トルクと機関回転速度とに応じて設定された代表動作点を示す模式図。 代表動作点における基準燃料消費量と、冷却水温及びトランスミッション油温との関係を示すグラフ。 同実施形態の暖機判定装置によるサーモスタットの開閉処理についてその制御手順を示すフローチャート。
以下、本発明にかかる暖気判定装置を具体化した一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、内燃機関11には、そのシリンダを取り囲むように冷却水が循環するウォータジャケット12が形成されている。また、内燃機関11には、熱交換器であるラジエータ13と、このラジエータ13とウォータジャケット12とを連通する第1冷却水通路14及び第2冷却水通路15とが設けられている。
第1冷却水通路14はウォータジャケット12からラジエータ13に冷却水を供給するための通路であり、第2冷却水通路15はラジエータ13にて冷却された後の冷却水をウォータジャケット12に戻すための通路である。
第2冷却水通路15とウォータジャケット12との接続部には、電動モータによって駆動される電動ウォータポンプ17が設けられている。そして、バッテリから電動ウォータポンプ17に供給される電力が制御されることでその吐出流量が調整され、冷却水の循環量が調整される。
また、第2冷却水通路15において、電動ウォータポンプ17よりも上流側には、ラジエータ13を経由せずに第1及び第2冷却水通路14,15を連通するバイパス通路18が設けられている。このバイパス通路18により、ウォータジャケット12から第1冷却水通路14に向けて吐出された冷却水は、ラジエータ13を通過することなく第2冷却水通路15に導入されて、ウォータジャケット12に戻される。
更に、上記第2冷却水通路15とバイパス通路18との接続部には、電子制御式のサーモスタット19が設けられている。このサーモスタット19には、後述するECU31からの信号に応じて開度が調整される制御弁19aが設けられており、同制御弁19aの開閉状態が制御されることにより、ラジエータ13に供給される冷却水の量が調整される。より具体的には、内燃機関11の潤滑油であるエンジンオイルの暖機が未完了である場合には、制御弁19aが閉弁状態にされてラジエータ13と第2冷却水通路15との間が遮断されるとともに、バイパス通路18と第2冷却水通路15とが連通される。これにより、ウォータジャケット12から第1冷却水通路14へ流れ出た冷却水は、ラジエータ13を経由せずに再びウォータジャケット12に送られる。こうした冷却水の循環によって同冷却水が徐々に暖められ、内燃機関11の暖機が促進される。
一方、エンジンオイルの暖機が完了している場合には、制御弁19aが開弁状態にされてラジエータ13と第2冷却水通路15とが連通されるとともに、バイパス通路18と第2冷却水通路15との連通が遮断される。これにより、ウォータジャケット12から第1冷却水通路14へ流れ出た冷却水はラジエータ13へ供給され、同ラジエータ13で冷却された後にウォータジャケット12へ送られる。こうした冷却水の循環によってラジエータ13では冷却水の熱が外部へ放熱されて同冷却水が冷却されることにより、内燃機関11の冷却が行われる。
内燃機関11には、多段式の自動変速機21が接続されている。この自動変速機21内には、変速段の切替や潤滑を行うための作動油が貯留されている。
上記内燃機関11の各種制御やサーモスタット19の開閉制御等は、電子制御装置(以下、ECUという)31によって行われる。ECU31は、内燃機関11の制御にかかる演算処理を実行するCPU、その制御に必要なプログラムやデータの記憶されたROM、CPUの演算結果が一時的に記憶されるRAM、外部からの信号を入力するための入力ポート及び外部に信号を出力するための出力ポート等を備えて構成されている。
ECU31の入力ポートには、内燃機関11や自動変速機21に設けられた各種センサからの検出信号が入力される。例えば、ウォータジャケット12の出口近傍には、内燃機関11の冷却水の水温である冷却水温THWを検出する水温センサ32が設けられている。また、自動変速機21には、同自動変速機21の油温、すなわち作動油の温度であるトランスミッション油温THTを検出する油温センサ33が設けられている。更に、クランクシャフトの近接には、機関回転速度NEを検出する回転速度センサ34が設けられており、内燃機関11の吸気通路には、吸入空気量GAを検出するエアフロメータ35が設けられている。そして、ECU31は、上記各種センサの出力信号に基づいて内燃機関の運転状態を検出し、その検出された運転状態に応じて上記の各種制御を適切に行う。
例えば、ECU31は、内燃機関11に設けられた燃料噴射弁37の燃料噴射制御を行う。この燃料噴射制御では、混合気の空燃比が目標空燃比(基本的には理論空燃比)となるように、吸入空気量GAに応じた噴射量指令値Qpが算出され、この噴射量指令値Qpに基づいて燃料噴射弁37の開弁時間が調整される。
また、ECU31は、エンジンオイルの暖機判定を行い、この判定結果に基づいてサーモスタット19の開閉制御を行う。
ここで、機関運転状態に応じて内燃機関11自体の発熱量が変化するため、同機関運転状態に応じてエンジン油温(エンジンオイルの温度)も変化する。また、上記のように内燃機関11は自動変速機21に接続されており、エンジン油温は自動変速機21の運転状態の影響を受ける。具体的には、トランスミッション油温THTが高いときほど、自動変速機21自体の温度も高くなっており、同自動変速機21から内燃機関11に伝達される熱量も多くなる。
この点を踏まえ、本実施形態では、ECU31により、機関運転状態及びトランスミッション油温THTに基づいてエンジンオイルの暖機判定を行うようにしている。より具体的には、機関運転状態、トランスミッション油温THT及び冷却水温THWに基づいて、エンジンオイルの暖機が完了していると仮定した状態での燃料消費量である基準燃料消費量Fsbを算出し、この基準燃料消費量Fsbと実際の燃料消費量Fsrとを比較することでエンジンオイルの暖機判定を行うようにしている。
先ず、基準燃料消費量Fsbの算出について、図2及び図3を併せ参照して説明する。
基準燃料消費量Fsbの算出に際して、ECU31は、内燃機関11の推定出力トルクTsnと機関回転速度NEとに応じて現在の機関運転状態を推定し、その機関運転状態に応じた基準燃料消費量Fsbをトランスミッション油温THT及び冷却水温THWに応じて推定する。なお、推定出力トルクTsnは、現在の吸入空気量GA等に基づいて算出される。
詳述すると、図2に示すように、ECU31には、推定出力トルクTsn及び機関回転速度NEにて定義される各機関運転状態に対応した複数の代表動作点A11〜A55が設定された機関運転状態マップが備えられている。これら各代表動作点A11〜A55は、所定の推定出力トルクT1〜T5(T1<T2<T3<T4<T5)及び所定の機関回転速度NE1〜NE5(NE1<NE2<NE3<NE4<NE5)によって区画される領域毎に1つずつ設定されている。そして、各代表動作点A11〜A55のそれぞれに対応させて、図3に示すように、基準燃料消費量Fsbと、トランスミッション油温THT及び冷却水温THWとの関係を示す基準燃料消費量マップが設定されている。なお、代表動作点A11〜A55毎に設定された基準燃料消費量マップでは、推定出力トルクTsnが大きい代表動作点に設定されたマップほど基準燃料消費量Fsbの値は大きくなるように、また機関回転速度NEが高い代表動作点に設定されたマップほど基準燃料消費量Fsbの値が大きくなるように設定されている。また、各基準燃料消費量マップでの基準燃料消費量Fsbは、予めの実験等を通じてその値が求められている。
そして、ECU31は、機関運転状態マップを参照して現在の推定出力トルクTsnと機関回転速度NEとにより推定される機関運転状態が属する領域に含まれる代表動作点を決定し、その代表動作点での基準燃料消費量マップを参照して、現在のトランスミッション油温THT及び冷却水温THWに応じた基準燃料消費量Fsbを推定する。一例を挙げると、推定出力トルクTsnが所定トルクT2以上且つ所定トルクT3未満、機関回転速度NEが所定機関回転速度NE1以上且つ所定機関回転速度NE2未満である機関運転状態では、代表動作点A32に対応して設定された基準燃料消費量マップが選択される。そして、その選択された基準燃料消費量マップに基づき、トランスミッション油温THT及び冷却水温THWに応じた基準燃料消費量Fsbが推定される。
次に、基準燃料消費量Fsbと実際の燃料消費量Fsrとの比較によるエンジンオイルの暖機判定について説明する。
まず、推定出力トルクTsnや機関回転速度NEといった機関運転状態が同じであっても、エンジンオイルの暖機が完了しているか否かによって内燃機関11の実際の燃料消費量は変化する。具体的には、エンジンオイルの暖機が未完了の場合には、同オイルの粘性により生じるフリクションの影響が比較的大きいため、エンジンオイルの暖機が完了している場合よりも燃料消費量が多くなる。また、トランスミッション油温THTが低いと、自動変速機21から内燃機関11に伝達される熱量も少なくなるため、エンジンオイルの暖機が進みにくく、この場合にも燃料消費量は多くなる。更に、冷却水温THWが低いときには、内燃機関11自体の温度が低くなっており、エンジンオイルの暖機が進みにくくなるため、この場合にもエンジンオイルの粘性によるフリクションが比較的大きくなるために燃料消費量は多くなる。このように、燃料消費量は、同一の機関運転状態であっても、エンジンオイルの暖機状態やトランスミッション油温THT、あるいは冷却水温THWに応じて変化する。
ここで、上記基準燃料消費量Fsbは、エンジンオイルの暖機が完了していると仮定したうえで、トランスミッション油温THT及び冷却水温THWに基づいて算出される。このため、そのときの機関運転状態における実際の燃料消費量Fsrが、同機関運転状態に応じて設定される基準燃料消費量Fsbを超えている場合には、内燃機関11でのフリクションが大きくなっており、エンジンオイルの暖機が完了していないと判断することが可能である。逆に、実際の燃料消費量Fsrが基準燃料消費量Fsb以下の場合には、内燃機関11でのフリクションが小さくなっており、エンジンオイルの暖機が完了していると判断することが可能である。従って、ECU31は、上記のようにして推定した基準燃料消費量Fsbと実際の燃料消費量Fsrとを比較し、実際の燃料消費量Fsrが基準燃料消費量Fsb以下であるときには、エンジンオイルの暖機が完了したと判定する。
更に、ECU31は、エンジンオイルの暖機判定の結果に応じてサーモスタット19の開閉制御を行う。具体的には、ECU31により、エンジンオイルの暖機が完了したと判定されると、サーモスタット19の制御弁19aが開弁状態にされてラジエータ13に冷却水が供給されるようにしている。また、ECU31は、上記したエンジンオイルの暖機判定に先立って、冷却水温THWが、暖機の完了した水温を示す閾値としての暖機完了判定値THd以上であるかを判定し、冷却水温THWが暖機完了判定値THd未満であると判定されるときには、エンジンオイルの暖機判定を中止するとともに、サーモスタット19を全閉状態にするようにしている。
次に、上記サーモスタット19の開閉制御を行うための開閉処理についてその処理手順を、図4に示すフローチャートを併せ参照して説明する。同図4のフローチャートに示される一連の処理は、内燃機関11の始動直後から、ECU31によって所定周期毎に繰り返し実行される。
本処理が開始されるとまず、上記各種のセンサ類の検出信号を通じて内燃機関11の機関運転状態が読み込まれ(ステップS1)、次に冷却水温THWが暖機完了判定値THd以上であるか否かが判定される(ステップS2)。
ここで、例えば機関始動直後であり、冷却水温THWが暖機完了判定値THd未満である場合には(ステップS2:NO)、サーモスタット19の制御弁19aが閉弁状態にされて(ステップS3)、ラジエータ13への冷却水供給が停止され、本処理は一旦終了される。
一方、冷却水温THWが暖機完了判定値THd以上である場合には(ステップS2:YES)、上記態様にて基準燃料消費量Fsbが算出され(ステップS4)、実際の燃料消費量Fsrがその算出された基準燃料消費量Fsb以下であるか否かが判定される(ステップS5)。なお、このステップS5では、上記噴射量指令値Qpから実際の燃料消費量Fsrが求められる。
そして、実際の燃料消費量Fsrが基準燃料消費量Fsb以下である場合には(ステップS5:YES)、エンジンオイルの暖機が完了したと判定してサーモスタット19の制御弁19aが開弁状態にされて(ステップS6)、ラジエータ13への冷却水供給が行われ、本処理は一旦終了される。
一方、実際の燃料消費量Fsrが基準燃料消費量Fsb未満である場合には(ステップS5:NO)、エンジンオイルの暖機が完了していないと判定され、サーモスタット19の制御弁19aが閉弁状態にされて(ステップS3)、ラジエータ13への冷却水供給が停止され、本処理は一旦終了される。
なお、本実施形態では、上記の各処理を行うECU31が、上記暖機判定手段、基準燃料消費量推定手段、及び水温判定手段を構成している。
以上記述した本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
(1)ECU31は、機関運転状態及びトランスミッション油温THTに基づいて、自動変速機21に接続される内燃機関11のエンジンオイルの暖機判定を行うようにした。上述したように、トランスミッション油温THTが高いときほど、エンジンオイルの温度も高くなる傾向がある。従って、本実施形態のように、ECU31が内燃機関11自体の発熱量と相関関係にある機関運転状態のみならず、自動変速機21から内燃機関11に伝達される熱量と相関関係にあるトランスミッション油温THTも加味してエンジンオイルの暖機判定を行うことで、エンジンオイルの暖機判定をより精度良く行うことができる。
(2)ECU31は、エンジンオイルの暖機が完了していると仮定した状態での基準燃料消費量Fsbを、推定出力トルクTsn、機関回転速度NE、トランスミッション油温THT及び冷却水温THWに基づいて推定するようにした。そして、ECU31は、実際の燃料消費量Fsrが基準燃料消費量Fsb以下のときに、エンジンオイルの暖機が完了したと判定するようにした。従って、適切にエンジンオイルの暖機判定を行うことができる。なお、実際の燃料消費量Fsrは、燃料噴射弁37への噴射量指令値Qpに基づいて高精度に算出可能であるため、より精度良くエンジンオイルの暖機判定を行うことができる。
また、ECU31は、基準燃料消費量Fsbの推定に際して、推定出力トルクTsn、機関回転速度NE及びトランスミッション油温THTに加えて、冷却水温THWも加味するようにしているため、基準燃料消費量Fsbの推定精度を向上させることができる。従って、エンジンオイルの暖機判定をより正確に行うことができる。
(4)内燃機関11に、冷却水が循環する第1及び第2冷却水通路14,15と、ラジエータ13と、同ラジエータ13に供給される冷却水の量を調整する電子制御式のサーモスタット19とを設けた。そして、ECU31は、エンジンオイルの暖機が完了したと判定しされるときには、暖機が完了していないと判定されるときに比して、ラジエータ13に供給される冷却水の量が多くなるように制御弁19aの開度を調整するようにした。より具体的には、サーモスタット19の制御弁19aを全閉状態から全開状態にして、冷却水の全量がラジエータ13に供給されるようにした。ECU31は、上記のように精度良く行われたエンジンオイルの暖機判定結果に基づいてサーモスタット19の制御弁19aの開閉を制御するため、内燃機関11の冷却や暖機を適切に行うことができる。
(5)ECU31は、エンジンオイルの暖機判定に先立って、内燃機関11の冷却水温THWが暖機完了判定値THd以上であるか否かを判定し、冷却水温THWが暖機完了判定値THd未満であるときには、基準燃料消費量Fsbの算出などを中止するとともに、サーモスタット19の制御弁19aを閉弁するようにした。
一般に、冷却水温THWが低いときには、エンジンオイルの暖機が未完了であることが多い。そのため、冷却水温THWが低く、エンジンオイルの暖機が未完了であると推定される場合には、不要なエンジンオイルの暖機判定が行われなくなり、そうした暖機判定に要する演算負荷を低減することができる。また、サーモスタット19の制御弁19aを閉弁するようにしているため、エンジンオイルの暖機を促進させることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、機関運転状態を複数の領域に区画し、現在の機関運転状態に対応する領域において設定された1つの代表動作点での基準燃料消費量マップから基準燃料消費量Fsbを算出するようにした。この他、現在の推定出力トルクTsnと機関回転速度NEとにより推定される機関運転状態の近傍にある複数の代表動作点での各基準燃料消費量マップからそれぞれ基準燃料消費量Fsbを算出し、各基準燃料消費量Fsbを利用した補間処理によって、現在の機関運転状態に対応した基準燃料消費量Fsbを算出するようにしてもよい。例えば、先の図2に示すように、現在の機関運転状態が点Bであるときには、その点Bの周囲にある代表動作点A22,A23,A32,及びA33にそれぞれ対応した基準燃料消費量マップからそれぞれ基準燃料消費量Fsbを算出する。そして、各代表動作点A22,A23,A32,及びA33に対応して算出された各基準燃料消費量Fsbを利用した補間処理にて、点Bに対応する基準燃料消費量Fsbを算出するようにしてもよい。この変形例の場合には、基準燃料消費量Fsbをより精度よく算出することができる。
・機関運転状態を複数の領域に分けて、各領域毎に基準燃料消費量マップを設け、その基準燃料消費量マップに基づいて基準燃料消費量Fsbを算出るようにしたが、この他の態様で基準燃料消費量Fsbを算出するようにしてもよい。例えば、推定出力トルクTsn、機関回転速度NE、冷却水温THW、及びトランスミッション油温THTを変数とする関数式から基準燃料消費量Fsbを算出するようにしてもよい。
・エンジンオイルの暖機判定に先立って、冷却水温THWが暖機完了判定値THd未満であるか否かを判定するようにした。この他、エンジンオイルの暖機判定後に、冷却水温THWが暖機完了判定値THd未満であるか否かを判定するようにしてもよい。また、上記開閉処理において、冷却水温THWが暖機完了判定値THd未満であるか否かを判定するステップS2の処理を省略することも可能である。
・上記実施形態では、サーモスタット19の制御弁19aの閉弁時にラジエータ13への冷却水供給が停止され、開弁時にラジエータ13への冷却水供給が行われるようにした。この他、例えば、サーモスタット19の制御弁19aの閉弁時にラジエータ13への冷却水供給が行われ、開弁時にラジエータ13への冷却水供給が停止されるといった構成である場合には、ステップS3及びステップ6での各処理を入れ替えることにより、上記実施形態を実施することができる。
・上記実施形態では、エンジンオイルの暖機が完了したと判定されるときには、サーモスタット19を全開状態にし、暖機が完了していないと判定されるときには、サーモスタット19を全閉状態するようにした。この他、エンジンオイルの暖機が完了していないときでもある程度の量の冷却水がラジエータ13に供給されるように制御弁19aを若干開弁させておく。そして、エンジンオイルの暖機が完了したと判定されるときには、ラジエータ13に供給される冷却水の量が多くなるように制御弁19aの開度を増大させるようにしてもよい。
・機関運転状態に応じた各代表動作点A11〜A55での基準燃料消費量Fsbをトランスミッション油温THT及び冷却水温THWに応じて推定するようにしたが、これに限らず、トランスミッション油温THTのみに基づいて基準燃料消費量Fsbを推定するようにしてもよい。また、トランスミッション油温THTと、燃料消費量に相関があるその他のパラメータとを加味して基準燃料消費量Fsbを推定するようにしてもよい。
・上記実施形態では、推定出力トルクTsnと機関回転速度NEとにより、機関運転状態を推定したが、これに限らず、吸気管圧力等といった他のパラメータにより機関運転状態を推定するようにしてもよい。
・上記実施形態では、基準燃料消費量Fsbと実際の燃料消費量Fsrとの比較を通じてエンジンオイルの暖機判定を行うようにしたが、エンジンオイルの暖機判定に関する態様はこれに限らない。少なくとも、機関自体の発熱量と相関関係にある機関運転状態のみならず、自動変速機21から内燃機関11に伝達される熱量と相関関係にあるトランスミッション油温THTも加味してエンジンオイルの暖機判定を行うことにより、エンジンオイルの暖機判定を精度良く行うことができる。
・上記実施形態では、エンジンオイルの暖機判定の結果を、サーモスタット19の制御弁19aの開閉制御に利用するようにしたが、そうした暖機判定の結果を他の用途で利用するようにしてもよい。例えば、暖機判定の結果を利用して機関のアイドル運転時における目標アイドル回転速度を変更するようにしてもよい。
・電動ウォータポンプ17に代えて、内燃機関11のクランクシャフトの回転力を直接利用して駆動されるウォータポンプを採用することもできる。
・上記変速機は、多段式の自動変速機であったが、その他、CVT等の無段式の自動変速機や、手動変速機であっても、本発明は同様に適用することができる。
11…内燃機関、12…ウォータジャケット、13…ラジエータ、14…第1冷却水通路、15…第2冷却水通路、17…電動ウォータポンプ、18…バイパス通路、19…サーモスタット、19a…制御弁、21…変速機、31…ECU(電子制御装置)32…水温センサ、33…油温センサ、34…回転速度センサ、35…エアフロメータ、37…燃料噴射弁。

Claims (5)

  1. 変速機に接続される内燃機関のエンジンオイルについてその暖機判定を行う暖機判定手段を備えた暖機判定装置であって、
    前記暖機判定手段は、機関運転状態及び前記変速機の油温に基づいて前記エンジンオイルの暖機判定を行うことを特徴とする暖機判定装置。
  2. 前記暖機判定手段は、前記エンジンオイルの暖機が完了していると仮定した状態での基準燃料消費量を、機関運転状態及び前記変速機の油温に基づいて推定する基準燃料消費量推定手段を備えており、
    前記暖機判定手段は、前記内燃機関の実際の燃料消費量が前記基準燃料消費量以下のときに、前記エンジンオイルの暖機が完了したと判定することを特徴とする請求項1に記載の暖機判定装置。
  3. 前記基準燃料消費量推定手段は、前記機関運転状態、前記変速機の油温、及び前記内燃機関の冷却水温に基づいて前記基準燃料消費量を推定することを特徴とする請求項2に記載の暖機判定装置。
  4. 前記内燃機関は、同機関の冷却水が循環する冷却水通路と、同冷却水通路に設けられたラジエータと、同ラジエータに供給される前記冷却水の量を調整する電子制御式のサーモスタットとを備えており、
    前記暖機判定手段によって前記エンジンオイルの暖機が完了したと判定されたときには、そうでないときに比して前記ラジエータに供給される前記冷却水の量が多くなるように前記サーモスタットの開度を調整することを特徴とする請求項1〜3のうちの何れか1項に記載の暖機判定装置。
  5. 前記エンジンオイルの暖機判定に先立って、前記内燃機関の冷却水温が閾値未満であるか否かを判定する水温判定手段を備え、
    前記冷却水温が前記閾値未満であるときには、前記エンジンオイルの暖機判定を中止するとともに、前記ラジエータへの前記冷却水の供給が停止されるように前記サーモスタットの開度を調整することを特徴とする請求項4に記載の暖機判定装置。
JP2009058034A 2009-03-11 2009-03-11 暖機判定装置 Expired - Fee Related JP5146372B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009058034A JP5146372B2 (ja) 2009-03-11 2009-03-11 暖機判定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009058034A JP5146372B2 (ja) 2009-03-11 2009-03-11 暖機判定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010209831A true JP2010209831A (ja) 2010-09-24
JP5146372B2 JP5146372B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=42970250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009058034A Expired - Fee Related JP5146372B2 (ja) 2009-03-11 2009-03-11 暖機判定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5146372B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115217608A (zh) * 2022-02-08 2022-10-21 广州汽车集团股份有限公司 电子节温器的控制方法、装置、可读介质及电子设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174137A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Suzuki Motor Corp エンジン油温推定方法
JP2005003134A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Denso Corp 暖機制御装置
JP2007024013A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Toyota Motor Corp 内燃機関の冷却装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174137A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Suzuki Motor Corp エンジン油温推定方法
JP2005003134A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Denso Corp 暖機制御装置
JP2007024013A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Toyota Motor Corp 内燃機関の冷却装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115217608A (zh) * 2022-02-08 2022-10-21 广州汽车集团股份有限公司 电子节温器的控制方法、装置、可读介质及电子设备
CN115217608B (zh) * 2022-02-08 2023-07-14 广州汽车集团股份有限公司 电子节温器的控制方法、装置、可读介质及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5146372B2 (ja) 2013-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2444638B1 (en) Control device for vehicle
EP2129887B1 (en) Cooling apparatus and cooling method for internal combustion engine
US8408168B2 (en) Control device for variable water pump
CN108026824B (zh) 车辆用内燃机的冷却装置以及冷却装置的控制方法
US20180245503A1 (en) Cooling device for internal combustion engine of vehicle and control method thereof
WO2015125260A1 (ja) 冷却システム制御装置及び冷却システム制御方法
US9341106B2 (en) Cooling apparatus for engine system and control method therefor
US9903259B2 (en) Cooling apparatus for internal combustion engine
WO2008016052A1 (fr) Dispositif de commande de véhicule
US20170016380A1 (en) Control Device for Internal Combustion Engine and Control Method for Cooling Device
JP2007024013A (ja) 内燃機関の冷却装置
JP5146372B2 (ja) 暖機判定装置
US20160305309A1 (en) Cooling apparatus for internal combustion engine
JP5533375B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP5321315B2 (ja) 内燃機関オイル循環量制御装置
JP2003172141A (ja) エンジン冷却装置
JP2011127614A (ja) 内燃機関の冷却水制御装置
JP2005003134A (ja) 暖機制御装置
JP2003035144A (ja) 内燃機関の冷却装置
JP2008038721A (ja) エンジン回転速度制御装置
JP2004044543A (ja) 内燃機関のノッキング制御装置
JP2017067014A (ja) 冷却制御装置
JP2019027313A (ja) 内燃機関の制御装置
JP6682997B2 (ja) 内燃機関の油温制御装置
JP2007071047A (ja) 内燃機関の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121112

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees