JP2010209702A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DPFに堆積したPM堆積量を高い精度で推定でき、燃費を悪化させることなく効率良くPMを浄化できる排気浄化装置を提供すること。
【解決手段】DPF32の上流側と下流側との間の差圧およびDPF32に流入する排気の流量の少なくとも何れかに基づいて、DPF32に堆積したPMの堆積量の指標となる堆積量パラメータを算出する堆積量パラメータ算出部と、算出された堆積量パラメータに対してフィルタリング処理を施すフィルタリング部と、フィルタリング処理が施された堆積量パラメータに基づいて、DPF32に堆積したPMを除去する再生処理を実行するか否かを判定する再生判定部と、を備え、フィルタリング部は、DPF32に流入する排気の流量または当該流量に相関のある排気流量パラメータに応じて、フィルタ時定数を変更することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。詳しくは、内燃機関から排出される排気中に含まれる粒子状物質を捕集する粒子状物質捕集装置を備える排気浄化装置に関する。
従来より、希薄燃焼エンジンでは、シリンダ内における空燃比が不均質となり、局所的にリッチとなった部分が燃焼することにより、炭素を主成分とした粒子状物質(Particulate Matter、以下、PMという)が排出されるという問題がある。そこで、このPMの排出量を低減するため、排気中のPMを捕集する粒子状物質捕集装置を排気通路に設ける技術が広く知られている。この粒子状物質捕集装置が捕集できるPMの量には限界があるため、粒子状物質捕集装置に堆積したPMを燃焼させる再生処理が適宜実行される。
再生処理では、具体的にはポスト噴射を実行し、排気中の未燃燃料を増加させる。これにより、粒子状物質捕集装置に担持された酸化触媒、または粒子状物質捕集装置の上流側に設けられた酸化触媒での酸化反応を促進し、粒子状物質捕集装置に流入する排気の温度をPMの燃焼温度まで上昇させ、堆積したPMを燃焼する。
一般的に再生処理にあたっては、粒子状物質捕集装置の上流側圧力と下流側圧力との差圧や粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量に基づいて、「有効開口面積」や「等価面積」などのPM堆積量に相関のあるパラメータを時々刻々算出する。次いで、算出したパラメータに対してノイズ除去のためフィルタリング処理を施した後、所定の閾値と比較することにより、再生処理を実行するか否かを判定する。
例えば、粒子状物質捕集装置としてのディーゼルパティキュレートフィルタ(Diesel Particulate Filter、以下、DPFという)の上流側圧力と下流側圧力との差圧(以下、DPF差圧という)と、DPFに流入する排気の流量(以下、DPF流量という)との関係を「ベルヌーイの定理の関係式」にあてはめ、PM堆積量に対応する等価的な面積を算出し、PM堆積量を高精度に推定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、DPFの再生処理では、部分的な再生によりPM堆積量に偏在が生じ、DPF差圧に基づいたPM堆積量推定の精度が低下する場合がある。このため、DPFの再生度合により、DPF差圧とPM堆積量との関係を示すテーブルを持ち替える技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、DPF差圧を検出する差圧センサのゼロ点校正を実施することにより、DPF差圧を高精度に検出する技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。具体的には、この技術では、エンジン停止時に差圧センサの出力のオフセット量を学習する。
特開2005−48738号公報 特開2004−218486号公報 特開2004−245123号公報
しかしながら、特に、DPF流量が少ない場合には、DPF差圧が非常に小さく(およそ数kPa)、差圧センサの検出誤差に近付くため、十分なS/N比が確保できない。このため、DPF流量が少ない場合には、PM堆積量の検出を実行しないなどの対策が採られている。
一方、エンジンが排出するPMを予め全運転状態で測定した後、その測定結果をマップ化して電子制御ユニット(以下、ECUという)に格納し、PM排出量を逐次検索・積算することにより、DPFのPM堆積量を推定する方法が一般的に採用されている。ところが、実際の運転では過渡運転状態などが多く存在するため、このようなマップ方式によっても高い精度でPM堆積量を推定することができないのが現状である。さらには、精度が低いことから、安全を期してDPFの再生処理を早めに実行し、再生処理のインターバルを短めにしているため、燃費を悪化させる要因となっている。
本発明は上述した点を考慮してなされたものであり、DPFに堆積したPM堆積量を高い精度で推定でき、燃費を悪化させることなく効率良くPMを浄化できる排気浄化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1記載の発明は、内燃機関(1)の排気通路(4)に設けられ、排気中の粒子状物質を捕集する粒子状物質捕集装置(32)を備えた内燃機関の排気浄化装置であって、前記粒子状物質捕集装置の上流側と下流側との間の差圧および前記粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量の少なくとも何れかに基づいて、前記粒子状物質捕集装置に堆積した粒子状物質の堆積量の指標となる堆積量パラメータを算出する堆積量パラメータ算出手段(40,41,42)と、前記算出された堆積量パラメータに対して、フィルタリング処理を施すフィルタリング手段(40,41,43)と、前記フィルタリング処理が施された堆積量パラメータに基づいて、前記粒子状物質捕集装置に堆積した粒子状物質を除去する再生処理を実行するか否かを判定する再生判定手段(40,41,44)と、を備え、前記フィルタリング手段は、前記粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量または当該流量に相関のある排気流量パラメータに応じて、フィルタ時定数を変更することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置において、前記フィルタリング手段は、前記粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量が少なくなるに従い、前記フィルタ時定数を長く設定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置において、前記排気通路のうち前記粒子状物質捕集装置の上流側に設けられたタービン(81)の回転によりコンプレッサ(82)を駆動する過給機(8)と、前記タービンの上流側の排気の一部を前記内燃機関の吸気通路(2)内に還流する第1EGR手段(6,40,45,46)と、前記粒子状物質捕集装置の下流側の排気の一部を前記吸気通路内に還流する第2EGR手段(10,40,45,47)と、をさらに備え、前記第2EGR手段により還流される排気の流量に対する前記第1EGR手段により還流される排気の流量の比をEGR比率としたときに、前記フィルタリング手段は、前記EGR比率が小さくなるに従い、前記フィルタ時定数を長く設定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、内燃機関の排気通路に設けられ、排気中の粒子状物質を捕集する粒子状物質捕集装置と、前記排気通路のうち前記粒子状物質捕集装置の上流側に設けられたタービンの回転によりコンプレッサを駆動する過給機と、前記タービンの上流の排気の一部を前記内燃機関の吸気通路内に還流する第1EGR手段と、前記粒子状物質捕集装置の下流の排気の一部を前記吸気通路内に還流する第2EGR手段と、を備えた内燃機関の排気浄化装置において、前記粒子状物質捕集装置の上流側と下流側との間の差圧および前記粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量の少なくとも何れかに基づいて、前記粒子状物質捕集装置に堆積した粒子状物質の堆積量の指標となる堆積量パラメータを算出する堆積量パラメータ算出手段と、前記算出された堆積量パラメータに基づいて、前記粒子状物質捕集装置に堆積した粒子状物質を除去する再生処理を実行するか否かを判定する再生判定手段と、を備え、前記第2EGR手段により排気が還流されている間でのみ、前記堆積量パラメータ算出手段により算出された堆積量パラメータに基づく前記再生処理の実行の判定を行うことを特徴とする。
請求項1記載の排気浄化装置では、粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量または当該排気の流量に相関のあるパラメータに応じて、フィルタ時定数を変更するフィルタリング手段を含んで構成した。
従来、粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量が少ない場合には、粒子状物質捕集装置の上流側と下流側との差圧が非常に小さいため、差圧センサの検出誤差に近く、PM堆積量の推定精度は低かった。これに対して本発明では、PM堆積量の指標となるパラメータにフィルタリング処理を施す際に、粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量または当該排気の流量に相関のあるパラメータに応じてフィルタ時定数を変更する。
これにより、粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量がPM堆積量の推定精度に与える影響を低減できる。このため、本発明によれば、高い精度でPM堆積量を推定でき、燃費を悪化させることなく効率良くPMを浄化できる。
請求項2記載の排気浄化装置では、粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量が少なくなるに従い、フィルタ時定数を長く設定するフィルタリング手段を含んで構成した。
これにより、粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量が少なく、粒子状物質捕集装置の上流側と下流側との差圧が小さいためにS/N比が十分に確保できず、排気流量や差圧の検出値の誤差成分が大きい場合であっても、フィルタ時定数を長く設定することにより、誤差を解消して精度良くPM堆積量を推定できる。
また、粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量が多く、粒子状物質捕集装置の上流側と下流側との差圧が大きいためにS/N比が十分に確保できる場合には、検出値の信頼性が高いため、フィルタ時定数を短く設定することにより、信頼性の高い検出値を素早くフィルタ結果値に反映させることができ、PM堆積量の推定精度を向上させることができる。
請求項3記載の排気浄化装置では、タービンの上流側の排気の一部を吸気通路内に還流する第1EGR手段と、粒子状物質捕集装置の下流側の排気の一部を吸気通路内に還流する第2EGR手段と、第2EGR手段により還流される排気の流量に対する第1EGR手段により還流される排気の流量の比であるEGR比率が小さくなるに従い、フィルタ時定数を長く設定するフィルタリング手段と、を含んで構成した。
粒子状物質捕集装置の下流側の排気の一部を吸気通路内に還流する第2EGR手段では、排気の全量が粒子状物質捕集装置を通過するため、タービンの上流側の排気の一部を吸気通路内に還流する第1EGR手段に比して、粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量が多い。このため、第2EGR手段による排気の還流実行時には、粒子状物質捕集装置の上流側と下流側との差圧が大きく、S/N比が確保できるため、排気流量や差圧の検出値の信頼性が高い。従って、EGR比率が小さい場合、すなわち第2EGR手段により還流される排気の流量が多い場合に、フィルタ時定数を短く設定することにより、信頼性の高い検出値を素早くフィルタ結果値に反映させることができ、PM堆積量の推定精度を向上させることができる。
請求項4記載の排気浄化装置では、第2EGR手段により排気が還流されている間でのみ、堆積量パラメータ算出手段により算出された堆積量パラメータに基づく再生処理の実行の判定を行うように構成した。
上述したように、第2EGR手段による排気の還流実行時には、第1EGR手段による排気の還流実行時に比して、排気流量や差圧の検出値の信頼性が高い。従って、第2EGR手段による排気の還流が実行されている間でのみ、堆積量パラメータ算出手段により算出された堆積量パラメータに基づく再生処理の実行の判定を行うことにより、PM堆積量の推定精度を向上させることができる。
第1実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置の構成を示す図である。 第1実施形態のECUによるDPF再生判定処理の手順を示すフローチャートである。 DPF流量とフィルタ時定数との関係を示す図である。 第2実施形態のECUによるDPF再生判定処理の手順を示すフローチャートである。 EGR比率とフィルタ時定数との関係を示す図である。 第3実施形態のECUによるDPF再生判定処理の手順を示すフローチャートである。 第4実施形態のECUによるDPF再生判定処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る内燃機関およびその排気浄化装置の構成を示す図である。内燃機関(以下、エンジン)1は、各気筒7の燃焼室内に燃料を直接噴射するディーゼルエンジンであり、各気筒7には図示しない燃料噴射弁が設けられている。これら燃料噴射弁は、電子制御ユニット(以下、ECU)40により電気的に接続されており、燃料噴射弁の開弁時間および閉弁時間は、ECU40により制御される。
エンジン1には、吸気が流通する吸気管2と、排気が流通する排気管4と、排気の一部を吸気に還流する高圧EGR通路6および低圧EGR通路10と、吸気管2に吸気を圧送する過給機8と、が設けられている。
吸気管2は、吸気マニホールド3の複数の分岐部を介してエンジン1の各気筒7の吸気ポートに接続されている。排気管4は、排気マニホールド5の複数の分岐部を介してエンジン1の各気筒7の排気ポートに接続されている。
過給機8は、排気管4に設けられたタービン81と、吸気管2に設けられたコンプレッサ82と、を備える。タービン81は、排気管4を流通する排気の運動エネルギにより駆動される。コンプレッサ82は、タービン81の回転により駆動され、吸気を加圧し吸気管2内へ圧送する。また、タービン81は、図示しない複数の可変ベーンを備えており、可変ベーンの開度を変化させることにより、タービンの回転速度を変更できるように構成されている。ベーン開度は、ECU40により電磁的に制御される。
高圧EGR通路6は、排気マニホールド5と吸気マニホールド3とを接続し、タービン81の上流の排気の一部を、吸気管2のうちコンプレッサ82の下流に還流する。高圧EGR通路6には、還流する排気の流量を制御する高圧EGR弁11が設けられている。高圧EGR弁11は、図示しないアクチュエータを介してECU40に接続されており、その弁開度はECU40により電磁的に制御される。
低圧EGR通路10は、排気管4のうち後述のDPF32の下流側と吸気管2のうちコンプレッサ82の上流側とを接続し、DPF32の下流の排気の一部を、吸気管2のうちコンプレッサ82の上流に還流する。低圧EGR通路10には、還流する排気の流量を制御する低圧EGR弁12が設けられている。低圧EGR弁12は、図示しないアクチュエータを介してECU40に接続されており、その弁開度はECU40により電磁的に制御される。
また、排気管4のうちタービン81の下流には、酸化触媒31とDPF32と、が上流側からこの順で設けられている。
酸化触媒31は、排気との反応により発生する熱で排気を昇温する。この酸化触媒31としては、例えば、触媒として作用する白金(Pt)を、アルミナ(Al)担体に担持させたものに、HCの吸着作用に優れたゼオライトと、HCの水蒸気改質作用に優れたロジウム(Rh)を加えて構成されたものが用いられる。
DPF32は、排気がフィルタ壁の微細な孔を通過する際に、PMをフィルタ壁の表面およびフィルタ壁中の孔に堆積させることによって捕集する。フィルタ壁の構成材料としては、例えば、炭化珪素(SiC)などのセラミックスの多孔体が使用される。DPF32の捕集能力の限界、すなわち堆積限界までPMを捕集すると排気管4の圧損が大きくなるため、捕集したPMを燃焼させる後述のDPF再生処理が実行される。
排気管4のうち、酸化触媒31の下流側で且つDPF32の上流側には、エアフローメータ23が設けられている。このエアフローメータ23により、DPF32に流入する排気の流量が検出される。エアフローメータ23は、後述のECU40に接続されており、その検出信号がECU40に供給される。
DPF32の上流側および下流側の排気管4には、圧力導入管21を介して接続された差圧センサ22が設けられている。この差圧センサ22により、DPF32の上流側圧力と下流側圧力との差圧が検出される。差圧センサ22は、後述のECU40に接続されており、その検出信号がECU40に供給される。
ECU40は、各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定のレベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換するなどの機能を有する入力回路と、中央演算処理ユニット(以下、CPUという)とを備える。この他、ECU40は、CPUで実行される各種演算プログラムおよび演算結果などを記憶する記憶回路と、高圧EGR弁11、低圧EGR弁12、およびエンジン1の燃料噴射弁などに制御信号を出力する出力回路と、を備える。
以上のようなハードウェア構成により、ECU40には、DPF32の再生制御部41と、EGR制御部46とのモジュールが構成される。以下、各モジュールの機能について説明する。
DPF32の再生制御部41は、堆積量パラメータ算出部と、フィルタリング部と、再生判定部と、を含んで構成される(いずれも図示せず)。
堆積量パラメータ算出部では、DPF32に堆積したPMの堆積量の指標となる堆積量パラメータを算出する。
フィルタリング部では、上記堆積量パラメータ算出部により算出された堆積量パラメータに対して、フィルタリング処理を施す。
再生判定部では、フィルタリングされた堆積量パラメータに基づいてDPF32の再生処理を実行するか否かを判定する。
また、再生制御部41は、DPF32の再生処理を実行する再生実行部(図示せず)を含み、DPF32の再生処理の制御を行う。
EGR制御部45は、高圧EGR通路6を介して還流される排気の流量を制御する高圧EGR制御部46と、低圧EGR通路10を介して還流される排気の流量を制御する低圧EGR制御部47と、を含んで構成され、エンジン1の排気の還流制御を行う。
高圧EGR制御部46は、高圧EGR弁11の開度を制御し、高圧EGR通路6を介して還流される排気の流量を制御する。
低圧EGR制御部47は、低圧EGR弁12の開度を制御し、低圧EGR通路10を介して還流される排気の流量を制御する。
図2は、本実施形態のECU40によるDPF再生判定処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、所定の制御周期ごとに実行される。
なお、以下の説明において、記号「k」は、この制御周期ごとに離散化した時間を示す。すなわち、記号「k」が付されたデータは、今回の制御タイミングで検出または算出されたデータであることを示し、これに対して記号「k−1」が付されたデータは、前回の制御タイミングで検出または算出されたデータであることを示す。また、以下の説明においては、記号「k」を適宜省略する。
ステップS11では、エアフローメータ23により検出されたDPF流量と差圧センサ22により検出されたDPF差圧に基づき、DPF32のPM堆積量の指標となるPM堆積量パラメータとして、DPF32の有効開口面積α(k)を算出する。
DPF32は、PMの堆積量が増加すると目詰まりし、DPF32を通過する排気の流量が制限される。そこで、このようなDPF32を流量制限のある流量モデル(ノズルモデル)にモデル化し、この流量モデルに基づいてDPF32の有効開口面積αを算出する。この流量モデルは、DPF流量Fと、DPF差圧ΔPと、DPF32の有効開口面積Sとを関連付けるものである。ステップS11では、このような流量モデルに基づいて、DPF流量FおよびDPF差圧ΔPに応じたDPF32の有効開口面積Sを算出する。
なお、この流量モデルの詳細な構成、並びに、DPF差圧ΔPおよびDPF流量Fに応じた有効開口面積αを流量モデルに基づいて算出する具体的な手順については、本願出願人による特開2005−337040号公報などに詳しく説明されているので、ここではこれ以上詳細な説明を省略する。
ステップS12では、後述のフィルタリング処理に用いられるフィルタ時定数a(下記の式(1)参照)を検索し、ステップS13に移る。
具体的には、所定の実験に基づいて設定され、予めECU40に格納された、DPF流量とフィルタ時定数aとの関係を示すマップ(図3)を参照し、フィルタ時定数aを検索する。このマップによれば、DPF流量が少なくなるに従い、フィルタ時定数aを長く設定してフィルタリング処理が施される。
なお、DPF流量は、エアフローメータ23により検出された排気の流量を用いる。
ステップS13では、ステップS11で算出されたDPF32の有効開口面積αに対して、フィルタリング処理を施してステップS14に移る。
具体的には、下記式(1)に示す一次遅れフィルタアルゴリズムにより、有効開口面積のフィルタリング値を算出する。
なお、下記式(1)において、aはフィルタ時定数を表し、α(k)はステップS11で算出された有効開口面積を表し、α(k)は有効開口面積のフィルタリング値を表す。
[数1]

α(k)=aα(k−1)+(1−a)α(k) ・・・式(1)

すなわち、ステップS11で算出された有効開口面積α(k)と、ステップS12で検索されたフィルタ時定数aを上記式(1)に代入することにより、有効開口面積のフィルタリング値α(k)を算出する。
ステップS14では、DPF32に堆積したPMを除去する再生処理を実行するか否かを判定する。この判定がYESの場合にはステップS15に移り、NOの場合にはDPF再生判定処理を終了する。
具体的には、ステップS13で得られた有効開口面積のフィルタリング値α(k)が、所定の実験に基づいて設定され、予めECU40に格納されている所定の値、すなわちPM堆積限界に対応する有効開口面積α下限値より小さいか否かを判定する。
ステップS15では、DPF再生フラグを「1」にして、DPF再生判定処理を終了する。
DPF再生フラグは、DPFに捕集されたPMを燃焼させる時期、すなわちDPFを再生させる時期であることを示すフラグである。本実施形態では、ステップS14において、有効開口面積のフィルタリング値α(k)が、PM堆積限界に対応する有効開口面積α下限値より小さいときに「0」から「1」にされる。また、このDPF再生フラグは、後述のポスト噴射を実行することにより、DPF32に捕集されたPMの燃焼が完了したときに「1」から「0」に戻される。
上記ステップS15でDPF再生フラグが「1」とされると、DPF再生判定処理が終了し、DPF32の再生処理が実行される。
具体的には、ポスト噴射を実行し、未燃の燃料を酸化触媒31で燃焼させることにより、DPF32に流入する排気の温度を上昇させ、DPF32に堆積したPMを燃焼除去する。
本実施形態によれば、DPF32に流入する排気の流量または当該排気の流量に相関のあるパラメータに応じて、フィルタ時定数を変更するフィルタリング部を含んで構成した。より具体的には、DPF32に流入する排気の流量が少なくなるに従い、フィルタ時定数を長く設定するフィルタリング部を含んで構成した。
従来、DPFに流入する排気の流量が少ない場合には、DPFの上流側と下流側との差圧が非常に小さいため、差圧センサの検出誤差に近く、PM堆積量の推定精度は低かった。これに対して本実施形態では、PM堆積量の指標となるパラメータにフィルタリング処理を施す際に、DPF32に流入する排気の流量または当該排気の流量に相関のあるパラメータに応じてフィルタ時定数を変更する。
これにより、DPF32に流入する排気の流量がPM堆積量の推定精度に与える影響を低減できる。具体的には、DPF32に流入する排気の流量が少なく、DPF32の上流側と下流側との差圧が小さいためにS/N比が十分に確保できず、排気流量や差圧の検出値の誤差成分が大きい場合であっても、フィルタ時定数を長く設定することにより、誤差を解消して精度良くPM堆積量を推定できる。
また、DPF32に流入する排気の流量が多く、DPF32の上流側と下流側との差圧が大きいためにS/N比が十分に確保できる場合には、検出値の信頼性が高いため、フィルタ時定数を短く設定することにより、信頼性の高い検出値を素早くフィルタ結果値に反映させることができ、PM堆積量の推定精度を向上させることができる。
このため、本実施形態によれば、高い精度でPM堆積量を推定でき、燃費を悪化させることなく効率良くPMを浄化できる。
本実施形態では、ECU40が、第1EGR手段の一部、第2EGR手段の一部、堆積量パラメータ算出手段、フィルタリング手段、再生判定手段を構成する。具体的には、ECU40の高圧EGR制御部46、高圧EGR通路6、および高圧EGR弁11が第1EGR手段に相当し、ECU40の低圧EGR制御部47、低圧EGR通路10、および低圧EGR弁12が第2EGR手段に相当し、ECU40の再生制御部41が堆積量パラメータ算出手段、フィルタリング手段、および再生判定手段に相当する。また、図2のステップS11の実行に係る手段が堆積量パラメータ算出手段に相当し、ステップS12〜13の実行に係る手段がフィルタリング手段に相当し、ステップS14の実行に係る手段が再生判定手段に相当する。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置は、第1実施形態に係る再生制御部41のフィルタリング部の構成が異なる以外は、第1実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置と同様の構成である。
具体的には、本実施形態に係る再生制御部のフィルタリング部は、EGR比率が小さくなるに従い、フィルタ時定数を長く設定するものである。
図4は、本実施形態のECUによるDPF再生判定処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、所定の制御周期ごとに実行される。
ステップS21では、第1実施形態のステップS11と同様の処理を実行するため、その説明を省略する。
ステップS22では、第1実施形態と異なり、EGR比率に応じてフィルタ時定数aを検索し、ステップS23に移る。
具体的には、所定の実験に基づいて設定され、予めECUに格納された、EGR比率とフィルタ時定数aとの関係を示すマップ(図5)を参照し、フィルタ時定数aを検索する。このマップによれば、EGR比率が小さくなるに従い、フィルタ時定数aを長く設定してフィルタリング処理が施される。
なお、EGR比率とは、低圧EGR制御部により還流される排気の流量LPLに対する、高圧EGR制御部により還流される排気の流量HPLの比HPL/LPLを意味する。
ステップS23〜ステップS25では、第1実施形態のステップS13〜ステップS15と同様の処理を実行するため、その説明を省略する。
また、以上の再生判定処理が終了すると、第1実施形態と同様にDPFの再生処理が実行される。
本実施形態によれば、タービンの上流側の排気の一部を吸気通路内に還流する制御を実行する高圧EGR制御部と、DPFの下流側の排気の一部を吸気通路内に還流する制御を実行する低圧EGR制御部と、低圧EGR制御部により還流される排気の流量に対する高圧EGR制御部により還流される排気の流量の比であるEGR比率が小さくなるに従い、フィルタ時定数を長く設定するフィルタリング部と、を含んで構成した。
DPFの下流側の排気の一部を吸気通路内に還流する低圧EGR制御では、排気の全量がDPFを通過するため、タービンの上流側の排気の一部を吸気通路内に還流する高圧EGR制御に比して、DPFに流入する排気の流量が多い。このため、低圧EGR制御による排気の還流実行時には、DPFの上流側と下流側との差圧が大きく、S/N比が確保できるため、排気流量や差圧の検出値の信頼性が高い。従って、EGR比率が小さい場合、すなわち低圧EGR制御により還流される排気の流量が多い場合に、フィルタ時定数を短く設定することにより、信頼性の高い検出値を素早くフィルタ結果値に反映させることができ、PM堆積量の推定精度を向上させることができる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置は、第1実施形態に係る再生制御部41のフィルタリング部の構成が異なる以外は、第1実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置と同様の構成である。
具体的には、本実施形態に係る再生制御部のフィルタリング部は、フィルタ時定数aを、DPF流量またはDPF流量に相関のあるパラメータに応じて変更せずに、上記式(1)に示す一次遅れフィルタアルゴリズムにより、有効開口面積のフィルタリング値を算出する。
また、本実施形態では、高圧EGR制御部により排気の還流制御を実行している間は、低圧EGR弁12を閉じ、低圧EGR制御部により排気の還流制御を実行している間は、高圧EGR弁11は閉じる制御を行う。すなわち、高圧EGR制御部による排気の還流制御と、低圧EGR制御部による排気の還流制御との切替えが実行される。
図6は、本実施形態のECUによるDPF再生判定処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、所定の制御周期ごとに実行される。
ステップS31では、低圧EGR制御部による排気の還流(LPL−EGR)を実行しているか否かを判別する。この判別がYESの場合には、ステップS32に移り、NOの場合には、DPF再生判定を実行せずにDPF再生判定処理を終了する。
具体的には、低圧EGR制御部による排気の還流(LPL−EGR)を実行しているか否かの判別は、予めECUに格納されているEGR領域判定マップを参照して判定する。エンジンの運転状態は、エンジン回転数および負荷をパラメータとして、低圧EGR制御が適した低圧EGR領域と、高圧EGR制御が適した高圧EGR領域とに分けられ、基本的には、負荷が小さいときには高圧EGR領域が選択され、負荷が大きいときには低圧EGR領域が選択される。
ステップS32では、第1実施形態のステップS11と同様の処理を実行するため、その説明を省略する。
ステップS33では、上述したように、フィルタ時定数aを変更することなく、上記式(1)に示す一次遅れフィルタアルゴリズムにより、有効開口面積のフィルタリング値を算出してステップS34に移る。
ステップS34〜ステップS35では、第1実施形態のステップS14〜ステップS15と同様の処理を実行するため、その説明を省略する。
また、以上の再生判定処理が終了すると、第1実施形態と同様にDPFの再生処理が実行される。
本実施形態によれば、低圧EGR制御部による排気の還流実行時でのみ、堆積量パラメータ算出部により算出された堆積量パラメータに基づく再生処理の実行の判定を行うように構成した。
上述したように、低圧EGR制御部による排気の還流実行時には、高圧EGR制御部による排気の還流実行時に比して、排気流量や差圧の検出値の信頼性が高い。従って、低圧EGR制御部による排気の還流が実行されている間でのみ、堆積量パラメータ算出部により算出された堆積量パラメータに基づく再生処理の実行の判定を行うことにより、PM堆積量の推定精度を向上させることができる。
[第4実施形態]
第4実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置は、第3実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置と同様の構成である。
図7は、本実施形態のECUによるDPF再生判定処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、所定の制御周期ごとに実行される。
ステップS41では、第1実施形態のステップS11と同様の処理を実行するため、その説明を省略する。
ステップS42では、第3実施形態のステップS33と同様の処理を実行するため、その説明を省略する。
ステップS43では、低圧EGR制御部による排気の還流(LPL−EGR)を実行しているか否かを判別する。この判別がYESの場合には、ステップS44に移り、NOの場合には、DPF再生判定を実行せずにDPF再生判定処理を終了する。
この判別は、第3実施形態のステップS31と同様にして判別する。
ステップS44〜ステップS45では、第1実施形態のステップS14〜ステップS15と同様の処理を実行するため、その説明を省略する。
また、以上の再生判定処理が終了すると、第1実施形態と同様にDPFの再生処理が実行される。
本実施形態によれば、第3実施形態と同様の効果が奏される。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれる。
例えば、上記実施形態では、DPFに堆積したPMの堆積量の指標となる堆積量パラメータとして有効開口面積を用いたが、これに限定されず、等価面積やΔP/FL(DPF差圧/DPF流量)を用いてもよい。
また、上記実施形態では、酸化触媒とDPFとを別体で設けたが、DPFのフィルタ壁に酸化触媒が担持されたものを用いてもよい。
1…エンジン(内燃機関)
2…吸気管(吸気通路)
3…吸気マニホールド(吸気通路)
4…排気管
5…排気マニホールド
6…高圧EGR通路(第1EGR手段)
11…高圧EGR弁(第1EGR手段)
10…低圧EGR通路(第2EGR手段)
12…低圧EGR弁(第2EGR手段)
8…過給機
31…酸化触媒
32…DPF(粒子状物質捕集装置)
40…ECU(堆積量パラメータ算出手段、フィルタリング手段、再生判定手段、第1EGR手段、第2EGR手段)

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられ、排気中の粒子状物質を捕集する粒子状物質捕集装置を備えた内燃機関の排気浄化装置であって、
    前記粒子状物質捕集装置の上流側と下流側との間の差圧および前記粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量の少なくとも何れかに基づいて、前記粒子状物質捕集装置に堆積した粒子状物質の堆積量の指標となる堆積量パラメータを算出する堆積量パラメータ算出手段と、
    前記算出された堆積量パラメータに対して、フィルタリング処理を施すフィルタリング手段と、
    前記フィルタリング処理が施された堆積量パラメータに基づいて、前記粒子状物質捕集装置に堆積した粒子状物質を除去する再生処理を実行するか否かを判定する再生判定手段と、を備え、
    前記フィルタリング手段は、前記粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量または当該流量に相関のある排気流量パラメータに応じて、フィルタ時定数を変更することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記フィルタリング手段は、前記粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量が少なくなるに従い、前記フィルタ時定数を長く設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記排気通路のうち前記粒子状物質捕集装置の上流側に設けられたタービンの回転によりコンプレッサを駆動する過給機と、
    前記タービンの上流側の排気の一部を前記内燃機関の吸気通路内に還流する第1EGR手段と、
    前記粒子状物質捕集装置の下流側の排気の一部を前記吸気通路内に還流する第2EGR手段と、をさらに備え、
    前記第2EGR手段により還流される排気の流量に対する前記第1EGR手段により還流される排気の流量の比をEGR比率としたときに、
    前記フィルタリング手段は、前記EGR比率が小さくなるに従い、前記フィルタ時定数を長く設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 内燃機関の排気通路に設けられ、排気中の粒子状物質を捕集する粒子状物質捕集装置と、
    前記排気通路のうち前記粒子状物質捕集装置の上流側に設けられたタービンの回転によりコンプレッサを駆動する過給機と、
    前記タービンの上流の排気の一部を前記内燃機関の吸気通路内に還流する第1EGR手段と、
    前記粒子状物質捕集装置の下流の排気の一部を前記吸気通路内に還流する第2EGR手段と、を備えた内燃機関の排気浄化装置において、
    前記粒子状物質捕集装置の上流側と下流側との間の差圧および前記粒子状物質捕集装置に流入する排気の流量の少なくとも何れかに基づいて、前記粒子状物質捕集装置に堆積した粒子状物質の堆積量の指標となる堆積量パラメータを算出する堆積量パラメータ算出手段と、
    前記算出された堆積量パラメータに基づいて、前記粒子状物質捕集装置に堆積した粒子状物質を除去する再生処理を実行するか否かを判定する再生判定手段と、を備え、
    前記第2EGR手段により排気が還流されている間でのみ、前記堆積量パラメータ算出手段により算出された堆積量パラメータに基づく前記再生処理の実行の判定を行うことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
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