JP2010209520A - 建設機械 - Google Patents

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JP2010209520A
JP2010209520A JP2009053832A JP2009053832A JP2010209520A JP 2010209520 A JP2010209520 A JP 2010209520A JP 2009053832 A JP2009053832 A JP 2009053832A JP 2009053832 A JP2009053832 A JP 2009053832A JP 2010209520 A JP2010209520 A JP 2010209520A
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Eri Saijo
英莉 西城
Shuji Tabata
修司 田畑
Takahiro Kobayashi
敬弘 小林
Hidefumi Hiramatsu
秀文 平松
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Abstract

【課題】上面両端部に把手が形成された複数のバッテリを小さなスペースに効率良く設置可能なバッテリ搭載構造を提供する。
【解決手段】建設機械のバッテリ搭載部4として、バッテリ1を1つづつ搭載可能で、把手3の高さh1と同等若しくはそれ以上の段差Hを有する2つのバッテリ搭載面4a,4bを利用する。バッテリ1は、各バッテリ搭載面4a,4b毎に、把手3を隣接に配置して搭載する。建設機械の車体フレーム自体に、適合する段差がある場合には、その段差面をそのまま利用することができる。また、建設機械の車体フレームが平坦である場合には、当該平坦な車体フレーム上に階段状の段差形成部材を設けることにより、所要のバッテリ搭載面4a,4bとすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンジン始動用電源などとして用いられるバッテリが搭載された建設機械に係り、特に、車体に対するバッテリの取付構造に関する。
油圧ポンプの駆動源としてエンジンを用いる建設機械には、エンジン始動用電源としてバッテリが搭載されている。また、このバッテリは、建設機械に備えられる照明装置等の各種電装品用の電源、及びマイクロコンピュータを備えた制御装置等の各種電子機器用の電源としても利用される。
このように、近年の建設機械は、消費電力が大きいため、バッテリが1つだけでは足りず、複数個のバッテリの搭載が必要になる場合もあるが、建設機械の床面は狭く、しかも床面の形状が複雑な場合も多いので、複数のバッテリを搭載可能なスペースを確保することが困難である。
従来、このような問題を解決するため、段差の下段と上段とに設置された2つのバッテリを、下段に設置されたバッテリの押さえ片と上段に設置されたバッテリの押さえ片とが一体に形成されたバッテリ取付部材を用いて固定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の技術によれば、段差を有する床面にも複数のバッテリを設置することができるので、バッテリ搭載部として利用可能なスペースを確保しやすく、複数のバッテリの搭載を容易なものにすることができる。
特開2004−114753号公報
ところで、建設機械に搭載されるバッテリとしては、建設機械への搭載作業及び建設機械からの取り外し作業を容易なものにするため、上面両端部に把手が設けられたものを用いることが望まれる。また、バッテリの搭載スペースを小さなものにするため、各バッテリを密着して設定できることが望まれる。
しかしながら、特許文献1に記載のバッテリ取付部材によっては、把手を介してバッテリを強固に固定することができないので、上面両端部に把手が形成されたバッテリを用いる場合には、把手が形成されていない側面を隣り合わせて複数のバッテリを配置せざるを得ず、車体に対する複数のバッテリの配置が特定の向きにのみに制限される。このため、使用するバッテリの種類及び車体に対するバッテリの向きに関する自由度が制限され、バッテリ搭載部として利用可能なスペースを十分に確保することが困難である。また、特許文献1に記載のバッテリ取付部材は、隣り合わせに配置された2つのバッテリの間に、取付ボルト及びスペーサを設定するためのスペースを必要とするので、バッテリの設定スペースが大きくなりやすく、この点からもバッテリ搭載部として利用可能なスペースを確保することが困難になる。これに加えて、上面両端部に把手が形成されたバッテリは、把手が形成されている側面を隣り合わせて複数のバッテリを密着配置すると、把手に手指が掛かりにくくなって作業性が害されたり、作業時に誤って手指を挟みやすくなって安全性も悪くなるという問題を生じる。
本発明は、かかる従来技術の問題を解消するためになされたものであり、その目的は、上面両端部に把手が形成された複数のバッテリを小さなスペースに効率良く設置可能なバッテリ搭載構造を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、第1に、上面両端部に把手が設けられた複数のバッテリを、車体上に設定されたバッテリ搭載部に搭載してなる建設機械において、前記バッテリ搭載部は、前記バッテリを1つづつ搭載可能で、前記把手の高さと同等若しくはそれ以上の段差を有する少なくとも1段以上のバッテリ搭載面を有し、これらの各バッテリ搭載面に、前記把手を隣接に配置して、前記複数のバッテリを搭載するという構成にした。
かかる構成によると、バッテリを1つづつ搭載可能で、バッテリの上面両端部に形成された把手の高さと同等若しくはそれ以上の段差を有するバッテリ搭載面にバッテリを搭載するので、把手を隣り合わせて複数のバッテリを搭載した場合にも、各バッテリの把手を確実に把持することができ、建設機械への搭載作業及び建設機械からの取り外し作業を容易かつ安全なものにすることができる。また、把手を隣り合わせて複数のバッテリを搭載するという搭載方法が可能になることから、車体に対するバッテリ配置の自由度が高くなり、バッテリ搭載部として利用可能なスペースの確保が容易になる。さらに、複数のバッテリを密着配置した場合にも、把手を確実に把持できるので、狭いスペースに必要数のバッテリを搭載することが可能であり、この点からもバッテリ搭載部として利用可能なスペースの確保が容易になる。
本発明は第2に、前記第1の建設機械において、前記バッテリ搭載面が、前記段差を有する前記車体のフレームにより構成されているという構成にした。
かかる構成によると、建設機械を改修することなく、建設機械に元々備えられている車体フレームの段差を利用して複数のバッテリを搭載することができるので、本発明を安価に実施することができる。
本発明は第3に、前記第1の建設機械において、前記バッテリ搭載面が、平坦な前記車体のフレーム上に設けられた段差形成部材により構成されているという構成にした。
かかる構成によると、段差形成部材を設けることにより、車体フレームが平坦な部分にも、所要の段差を設けて把手付きのバッテリを搭載することができるので、バッテリ搭載部として利用可能なスペースの確保が容易になる。
本発明は第4に、前記第1の建設機械において、前記バッテリ搭載面の段差が、前記バッテリの最低液面線を車体の外部から確認可能な大きさであるという構成にした。
かかる構成によると、1のバッテリの奥側に他の1のバッテリを配置した場合にも、奥側のバッテリについて最低液面線を車体の外部から確認することができるので、車載バッテリの管理を適正に行うことができる。
本発明の建設機械は、バッテリを1つづつ搭載可能で、バッテリの上面両端部に形成された把手の高さと同等若しくはそれ以上の段差を有するバッテリ搭載面にバッテリを搭載するので、把手を隣り合わせて複数のバッテリを搭載した場合にも、各バッテリの把手を確実に把持することができる。よって、建設機械への搭載作業及び建設機械からの取り外し作業を容易かつ安全なものにすることができると共に、把手を隣り合わせて複数のバッテリを搭載するという搭載方法が可能になることから、車体に対するバッテリ配置の自由度が高くなり、バッテリ搭載部として利用可能なスペースの確保が容易になる。また、複数のバッテリを密着配置可能であるので、この点からもバッテリ搭載部として利用可能なスペースの確保が容易になる。
建設機械に適用可能なバッテリの第1例を示す斜視図である。 建設機械に適用可能なバッテリの第2例を示す斜視図である。 実施形態に係る建設機械のバッテリ搭載状態を示す要部斜視図である。 実施形態に係る建設機械のバッテリ搭載状態の他の例を示す正面図である。
以下、本発明に係る建設機械の実施形態を、図1乃至図4に従って説明する。
実施形態に係る建設機械には、図1に示すように、長手方向の上面両端部に把手3が設けられたバッテリ1を用いることもできるし、図2に示すように、短辺方向の上面両端部に把手3が設けられたバッテリ2を用いることもできる。これらのバッテリ1,2には、最低液面線6及び最高液面線7が表示されており、外部からバッテリ1,2内の液面を透視することにより、バッテリ液量が適正であるか否かを確認できるようになっている。
建設機械のバッテリ搭載部4には、図3に示すように、バッテリ1を1つづつ搭載可能で、把手3の高さと同等若しくはそれ以上の段差Hを有する2つのバッテリ搭載面4a,4bが設けられており、各バッテリ搭載面4a,4b毎に、把手3を隣接に配置して、2つのバッテリ1が搭載されている。段差Hを有するバッテリ搭載面4a,4bとしては、建設機械の車体フレーム(例えば、油圧ショベルの上部旋回体)自体に、これに適合する段差がある場合には、その段差面をそのまま利用することができる。また、建設機械の車体フレームが平坦である場合には、当該平坦な車体フレーム上に階段状の段差形成部材を設けることにより、所要のバッテリ搭載面4a,4bとすることができる。
ここで、段差Hの大きさを把手3の高さh1と同等にした場合には、把手3を隣接に配置して2つのバッテリ1を密着させた場合にも、各バッテリ1について把手3を確実に把持することができるので、建設機械へのバッテリ1の搭載及び建設機械からのバッテリ1の取り外しを容易に行うことができ、作業を高能率化できると共に、作業の安全性を高めることができる。また、段差Hの大きさをバッテリ1の底面から最低液面線6の表示位置までの高さh2と同等又はそれ以上にした場合には、前記と同様の効果を奏するほか、1つのバッテリ1の奥側に他の1つのバッテリ1を配置した場合にも、奥側のバッテリ1について最低液面線6を車体の外部から確認することができるので、車載バッテリの管理を適正に行うことができる。
バッテリ搭載面4a,4b上に搭載された各バッテリ1は、図3に示すように、ネジ棒11と、締め付け金具12と、蝶ナット13とからなる固定具5をもってバッテリ搭載面4a,4b上に固定される。ねじ棒11は、下端部にフック11aを形成すると共に、上端部に雄ねじ11bを形成してなる。一方、締め付け金具12は、その両端部に、ねじ棒11の上端部を貫通するためのねじ貫通孔(図示省略)が開設されている。バッテリ1の固定は、ねじ棒11の下端部に形成されたフック11aをバッテリ搭載面4a,4bに形成されたフック係合部14に係合すると共に、その上端部に形成された雄ねじ11bを、バッテリ1の上面側に配置された締め付け金具12のねじ貫通孔に貫通し、締め付け金具12の上面より上方に突出したねじ棒11の雄ねじ11bに蝶ナット13を螺合することにより行われる。このように、本例においては、バッテリ1の固定を、把手3を有しない側面において行うので、2つのバッテリ1を密着して隣接配置することができ、バッテリ1の設定に要するスペースを小さなものにすることができる。
なお、図3の例では、長手方向の上面両端部に把手3が設けられたバッテリ1を用いた場合を例にとって説明したが、短辺方向の上面両端部に把手3が設けられたバッテリ2を用いた場合にも、同様に実施することができる。
また、図3の例では、2つのバッテリ1を隣接配置する場合を例にとって説明したが、段差部を階段状に形成することにより、3つ以上のバッテリ1を隣接して配置することもできる。また、段差部は、階段状にするほか、図4に例示するように、高部と低部とが交互に繰り返されるようにしても良く、この場合にも、2つ以上のバッテリ1を適宜配置することができる。
本発明は、油圧ショベルなどの建設機械に利用することができる。
1,2 バッテリ
3 把手
4 バッテリ搭載部
4a,4b バッテリ搭載面
5 固定具
6 最低液面線
7 最高液面線
11 ねじ棒
11a フック
11b 雄ねじ
12 締め付け金具
13 蝶ナット

Claims (4)

  1. 上面両端部に把手が設けられた複数のバッテリを、車体上に設定されたバッテリ搭載部に搭載してなる建設機械において、
    前記バッテリ搭載部は、前記バッテリを1つづつ搭載可能で、前記把手の高さと同等若しくはそれ以上の段差を有する少なくとも1段以上のバッテリ搭載面を有し、これらの各バッテリ搭載面に、前記把手を隣接に配置して、前記複数のバッテリを搭載したことを特徴とする建設機械。
  2. 前記バッテリ搭載面が、前記段差を有する前記車体のフレームにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記バッテリ搭載面が、平坦な前記車体のフレーム上に設けられた段差形成部材により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  4. 前記バッテリ搭載面の段差が、前記バッテリの最低液面線を車体の外部から確認可能な大きさであることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013220908A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Unicarriers Corp 産業用車両のバッテリ設置構造
KR200480608Y1 (ko) 2015-01-29 2016-06-14 최형준 차량용 배터리의 손잡이 결합구조

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