JP2010208353A - 車両用制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの所持する携帯キーを用いて、特定の車両に限定されることなく、予め定められた車両動作を実行することが可能な車両用制御システムを提供する。
【解決手段】複数の互いに通信可能な携帯キーと、車両に搭載された車載装置とを備え、複数の携帯キーの少なくとも1つは車両に装着される車両側携帯キーとして、他の携帯キーはユーザが携帯するユーザ側携帯キーとして用いられ、車載装置は、車両側携帯キーを脱着可能に装着する携帯キー装着手段と、車両側携帯キーが、携帯キー装着手段へ装着されたか否かを検出する装着状態検出手段と、車両側携帯キーが携帯キー装着手段へ装着されたことを検出したときに、該車両側携帯キーをユーザ側携帯キーとの通信を行うための通信手段として用い、車両側携帯キーを介してユーザ側携帯キーから取得した通信データに基づいて、車両において予め定められた車両動作の実行を制御する車両動作制御手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用制御システムに関するものである。
近年、運転者あるいはユーザが車両に接近することを検知して、車両において予め定められた機能を実現するシステムを装備する車両が普及してきている。このシステムには、スマートエントリーシステムやキーレスエントリーシステム等がある。
スマートエントリーシステムでは、例えば、運転者あるいはユーザが車両に接近する際に、ユーザが持つ携帯機(スマートキー、電子キー)と車両に搭載された車載機器との間で自動的に信号の送受信を行って、携帯機がその車両のための携帯機であるかを照合し、照合の結果が肯定的な場合、ユーザが車両のドアに触れるとセンサで検知し自動的にロック解除(アンロック)することができる。
このスマートエントリーシステムは、システムに対応する車載機器が予め車両に搭載されている必要があり、後付けでこのシステムを実現することはできない。また、車両を買い替えた場合は、現在使用しているスマートキーは使用できない。さらに、レンタカー等のように、一時的に利用する車両でも、運転者あるいはユーザが所持するスマートキーは使用できない。
また、運転者が持つ携帯機と車両に搭載された車載機器との間で自動的に信号の送受信を行って、予め定められた車両動作を実行するシステムでは、その車両動作は運転者が持つ携帯機に対応する車両でのみ該車両動作を実行することができ、同じキーを用いて他の車両でも同様の車両動作を実行することはできない。
上記問題点を背景として、本発明の課題は、ユーザの所持する携帯キーを用いて、特定の車両に限定されることなく、予め定められた車両動作を実行することが可能な車両用制御システムを提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための車両用制御システムは、複数の互いに通信可能な携帯キーと、車両に搭載された車載装置とを備え、複数の携帯キーの少なくとも1つは車両に装着される車両側携帯キーとして、他の携帯キーはユーザが携帯するユーザ側携帯キーとして用いられ、車載装置は、車両側携帯キーを脱着可能に装着する携帯キー装着手段と、車両側携帯キーが携帯キー装着手段へ装着されたか否かを検出する装着状態検出手段と、車両側携帯キーが携帯キー装着手段へ装着されたことを検出したときに、該車両側携帯キーをユーザ側携帯キーとの通信を行うための通信手段として用い、車両側携帯キーを介してユーザ側携帯キーから取得した通信データに基づいて、車両において予め定められた車両動作の実行を制御する車両動作制御手段と、を有することを特徴とする。
上記構成によって、携帯キーを装着可能な車載装置が搭載された車両であれば、車両側携帯キーとユーザ側携帯キーを用いて、予め定められた車両動作を実行できるので、車両毎にキーを携帯する必要がなく、これらのキーを車両に関係なく汎用的に使うことができる。
また、本発明の車両用制御システムにおける車載装置は、ユーザ側携帯キーが車両側携帯キーに対応したものであるか否かを照合する照合手段を有し、車両動作制御手段は、その照合結果に基づいて予め定められた車両動作の実行を制御する。
上記構成によって、他のユーザの所持するユーザ携帯キーでは動作しないので、盗難や不正利用防止等のセキュリティを確保できる。
また、本発明の車両用制御システムにおける車載装置は、ユーザ側携帯キーをポーリングするためのポーリング信号を出力し、ポーリング信号の受信に基づいてユーザ側携帯キーから送信されるユーザ側IDコードを車両側携帯キーにて受信したものを取得し、車両側携帯キーから車両側IDコードを取得する車両側IDコード取得手段を有し、照合手段は、受信したユーザ側IDコードと取得した車両側IDコードとを照合する。
上記構成によって、双方の携帯キーのIDコードを照合することで、セキュリティ性をより高くすることができる。
また、本発明の車両用制御システムにおける照合手段は、ユーザ側IDコードと車両側IDコードのいずれか一方のIDコードに含まれるキーIDを暗号化し、他方のIDコードに含まれる復号化IDにより、暗号化されたキーIDを復号し、その復号された内容と暗号化前のキーIDとが一致したときに、正しく照合されたとする。
上記構成によって、キーIDを暗号化することで、セキュリティ性をさらに高くすることができる。
また、本発明の車両用制御システムは、車両側携帯キーが、携帯キー装着手段へ装着されたことを検出したときに、照合手段による照合を許可する照合許可手段を有する。
上記構成によって、例えば、車両側携帯キーが、車室内にあるだけでは照合は行われないので、車両側携帯キーを車室内に置き忘れたときに、不正に使用されることを防止できる。
また、本発明の車両用制御システムにおける車両動作制御手段は、照合結果に基づいて、車両のドアの解錠動作を許可する解錠動作許可信号を出力する。
上記構成によって、いわゆるスマートシステムの1つであるスマートエントリーシステムを装備していない車両においても、各ユーザの所持するユーザ側携帯キー,車両側携帯キー,および車載装置を用いることで、スマートエントリーシステムを実現できる。
また、本発明の車両用制御システムにおける車両動作制御手段は、照合結果に基づいて、車両のエンジンの始動を許可するエンジン始動許可信号を出力する。
上記構成によって、いわゆるスマートシステムの1つであるスマートエンジンスタートシステムを装備していない車両においても、各ユーザの所持するユーザ側携帯キー,車両側携帯キー,および車載装置を用いることで、スマートエンジンスタートシステムを実現できる。
また、本発明の車両用制御システムにおける車載装置は、車両への侵入を検知する侵入検知手段と、車両への侵入を検知したときには、車両側携帯キーからの車両側IDコードの出力を制限する出力制限手段と、を有する。
上記構成によって、(ユーザ側携帯キーを所持しない)車両への侵入者に不正に利用されることを防ぐことができる。
また、本発明の車両用制御システムにおける車両側携帯キーは、ユーザ側携帯キーから送信される車両状態確認要求を受信し、車載装置は、車両の車両状態を取得する車両状態取得手段を有し、車両状態確認要求に基づいて、車両側携帯キーを介して、ユーザ側携帯キーへ車両状態を送信し、ユーザ側携帯キーは、受信した車両状態をユーザに報知する報知手段を有する。
上記構成によって、車両によらず、ユーザの利用している車両の車両状態を確認することができる。
また、本発明の車両用制御システムにおける車載装置は、
車両の現在位置を検出する位置検出手段と、車両状態と車両の現在位置とを車両状態情報として車外のセンタへ出力する車両状態情報出力手段と、を有し、
センタは、車両状態情報を取得する車両状態情報取得手段と、車両および該車両の現在位置に関連付けられた基準車両状態を記憶するデータベースと、車両状態情報と基準車両状態とを比較する車両状態比較手段と、その比較結果が異なるときに、ユーザの所持する、ユーザ側携帯キーと通信可能な携帯通信端末へ比較結果を送信する比較結果送信手段と、を有し、
ユーザ側携帯キーは、携帯通信端末から、比較結果を受信する比較結果受信手段と、携帯通信端末へ、車両状態を車両の現在位置に対応した基準車両状態とするための状態復帰要求を送信する状態復帰要求送信手段と、を有し、
センタは、さらに、携帯通信端末からの状態復帰要求を受信する状態復帰要求受信手段と、受信した状態復帰要求に基づいて、車両の現在位置に対応した基準車両状態を、車載装置へ送信する基準車両状態送信手段と、を有し、
車載装置は、さらに、センタからの基準車両状態を受信する基準車両状態受信手段を有し、受信した基準車両状態に基づいて、車両の状態を該基準車両状態とするための制御信号を出力する状態復帰制御信号出力手段と、を有する。
上記構成によって、ユーザは、車両によらず、車両から離れた場所にいても、車両状態を確認することができる。さらに、車両状態に異常があればユーザの所望する状態に復旧することもできる。
また、本発明の車両用制御システムにおける車載装置は、車両が駐車状態にあるか否かを判定する駐車状態判定手段と、車両が駐車状態にあるときに、車両側携帯キーの電池の充電状態を取得する電池充電状態取得手段と、車両に搭載されたバッテリの充電状態を検出するバッテリ充電状態検出手段と、車両の予想駐車時間を算出する予想駐車時間算出手段と、電池の充電状態,バッテリの充電状態,および予想駐車時間に基づいて、該電池への充電が可能か否かを判定する充電判定手段と、電池への充電が可能と判定されたとき、該電池への充電を行う充電手段と、を有する。
上記構成によって、バッテリの充電状態に影響を与えない条件下でのみ、車両側携帯キーの電池を充電することができる。
また、本発明の車両用制御システムにおける予想駐車時間算出手段は、車両が非駐車状態から駐車状態に遷移したときから、駐車状態から非駐車状態に遷移したときまでの時間を計測し、その時間の平均値を予想駐車時間として算出する。
上記構成によって、車両の予想駐車時間を算出することができる。
また、本発明の車両用制御システムにおける充電判定手段は、電池の充電率が予め定められた値を下回り、かつ、予想駐車時間の間、充電手段が電池への充電を行う場合に、バッテリの充電状態が予め定められた消耗状態とならないときに、該電池への充電が可能であると判定する。
上記構成によって、バッテリ上がりとなることなく、車両側携帯キーの電池を充電することができる。
また、本発明の車両用制御システムにおける車載装置は、車両に備えられて、ユーザの設定に基づいて予め定められた機能を実行する制御ユニットにおける、該ユーザが制御ユニットを動作させるために設定したユーザ設定情報を取得するユーザ設定情報取得手段と、取得したユーザ設定情報を、車両側携帯キーに含まれる記憶手段に書き込むユーザ設定情報書込手段と、記憶手段からユーザ設定情報を読み込むユーザ設定情報読込手段と、読み込んだユーザ設定情報を対応する制御ユニットに出力するユーザ設定情報出力手段と、を有する。
上記構成によって、車両側携帯キーに記憶したユーザ設定情報を他の車両の制御ユニットでもそのまま使用することができ、ユーザの設定の手間を省くことができる。
車両用制御システムの構成を示す図。 車両用制御システムの車両側の構成を示す図。 車両側携帯キー,ボデーECUの構成を示すブロック図。 照合ECU,ナビ,DCM,電源ECUの構成を示すブロック図。 ユーザ側携帯キー,携帯電話機,センタの構成を示すブロック図。 照合ECUにおけるスマートドアロック制御処理を示すフロー図。 照合ECUにおけるエンジンスタート制御処理を示すフロー図。 ボデーECUにおける通信制限処理を示すフロー図。 照合ECUにおける通信制限解除処理を示すフロー図。 ボデーECUにおける車両状態確認処理を示すフロー図。 ボデーECUにおける充電制御処理を示すフロー図。 ナビにおける駐車時間記憶処理を示すフロー図。 駐車時間の記憶例を示す図。 センタを介した車両異常状態報知の流れを示す図。 データベースに登録された基準車両状態の一例を示す図。 ボデーECUのメモリに記憶された車両状態の一例を示す図。 車両側携帯キーが、他の制御ユニットのユーザ設定情報を記憶する構成について説明する図。
以下、本発明の車両用制御システムの実施例について、図面を用いて説明する。図1に、車両用制御システム1のシステム構成図を示す。車両用制御システム1は、基本構成として、車両100に搭載された双方向通信可能な携帯キー(以下、「車両側携帯キー」という)250,車両側携帯キー250が装着されるボデーECU400(図2参照),ユーザUが所持する双方向通信可能な携帯キー(以下、「ユーザ側携帯キー」という)280を含む。後述のように、車両側携帯キー250とユーザ側携帯キー280とは同一の構成をとる。
また、車両用制御システム1は、ユーザUが所持し、ユーザ側携帯キー280と双方向通信可能な携帯電話機300,携帯電話機300と通信可能なセンタ700を含むこともある。これらの詳細については後述する。
図2に、車両100における車両用制御システム1の構成を示す。車両側携帯キー250は、ドアロックや灯火系、LAN通信などの制御を行うボデーECU400に設けられたコネクタ(あるいはスロット等)150に装着される。そして、ボデーECU400との間で、車両状態や、ユーザ側携帯キー280との通信における送受信信号の遣り取りなどを行う(詳細は後述)。また、ボデーECU400は、車両に搭載されたバッテリBの充電状態を監視し、その状態に基づいて、車両側携帯キー250に含まれる電池の充電を行う(詳細は後述)。なお、コネクタ150が本発明の携帯キー装着手段に相当する。
図3,図4に、車両側携帯キー250,ボデーECU400等の車載装置の構成の詳細を示す。車載装置は、ボデーECU400の他に、車両動作に応じて、照合ECU200,ナビゲーション装置(「ナビ」と略称することもある)500,DCM(Data Communication Module)600,電源ECU800を含む。
なお、照合ECU200,ボデーECU400が本発明の車両動作制御手段に相当する。また、上述の構成では、車載装置は複数のECUあるいは装置を含む構成となっているが、独立した一つのECUとして構成してもよい。但し、既に上述のような装置は車両に搭載され、LANによりデータ通信可能となっているので、既存の車載機器の機能を利用した方が、低コストで本発明の構成を実現できる。
図3のように、車両側携帯キー250は、制御部251と、制御部251に接続されるRF制御部252,ブルートゥース制御部255,LF制御部258,ボデーECU400等との通信を行う通信インターフェースである通信I/F260,電池状態監視部261,ユーザUの操作入力を受け付けるSW(スイッチ)入力部263,ユーザUに情報を表示する画像表示部264,ユーザUに音声メッセージを出力する音声出力部265を含んで構成される。
制御部251は、周知のCPU251a,ROM251b,RAM251c,フラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体で構成されるメモリ251d,および周辺回路(図示せず)を含むコンピュータハードウェアとして構成され、CPU251aがROM251bに記憶されたプログラムを実行することで、車両側携帯キー250の各種機能を実現する。また、ROM251bには、キーを識別するためのIDコード(車両側IDコードともいう)が記憶されている。なお、メモリ251dが本発明の記憶手段に相当する。
RF制御部252は、RF送信部253およびRF受信部254を接続し、ユーザ側携帯キー280との無線通信(RF通信)の制御を行う。
ブルートゥース制御部255は、周知のブルートゥース規格に基づくブルートゥース送信部256およびブルートゥース受信部257を接続し、携帯電話機300とのブルートゥース通信の制御を行う。
LF制御部258は、LF受信部259を接続し、照合ECU200との無線通信(LF通信)の制御を行う。
電池状態監視部261は、電池262を接続し、例えば、DC電圧変換回路やA/D変換回路を含んで、電池262から車両側携帯キー250の各部に電源を供給するとともに、電池262の充電状態を監視する。なお、電池状態監視部261が本発明の電池充電状態取得手段に相当する。
ボデーECU400は、車両状態監視部401,駐車時間学習制御部402,タイマ403,車両側携帯キー250の電池262への充電を行う充電制御部404,バッテリ状態監視部405,車両側携帯キー250等との通信を行うための通信インターフェース回路である通信I/F406,車両100内部の通信ネットワークであるLANに接続されて他の車載装置との通信を行う通信インターフェース回路であるLAN I/F407,アクチュエータ駆動部408を含んで構成される。
なお、車両状態監視部401が本発明の装着状態検出手段,車両状態取得手段,状態復帰制御信号出力手段,ユーザ設定情報書込手段,ユーザ設定情報読込手段に相当する。また、充電制御部404が本発明の充電判定手段,充電手段に相当する。また、バッテリ状態監視部405が本発明のバッテリ充電状態検出手段に相当する。また、LAN I/F407が本発明のユーザ設定情報取得手段,ユーザ設定情報出力手段に相当する。
車両状態監視部401は、ボデーECU400の制御対象である、窓の開閉状態,ドアの開閉状態,灯火の状態等を含む車両状態を監視するためのもので、監視のための回路・センサを有している。車両状態は、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体で構成されるメモリ401mに記憶される。また、車両状態監視部401は、侵入センサ450を接続し、車両への侵入者の有無を検知している。侵入センサは、以下のうちの1つあるいは複数を用いる。なお、侵入センサ450が本発明の侵入検知手段に相当する。
・電波,超音波を放射し、その反射波の検出状態から人物を探知し、その物体の探知距離から車両100への接近を検知する。
・物体が発する赤外線を検知し、その赤外線の検出状態から人物を探知し、その人物の探知状態から車両100への接近を検知する。
・車両100の周囲を撮影するカメラを備え、カメラが撮影した画像を画像処理することで、人物の有無を判別して車両100への接近を検知する。
駐車時間学習制御部402,タイマ403は、後述するように、車両側携帯キー250の電池262への充電を行う際に、充電可能か否かを判断するためのものである。
バッテリ状態監視部405は、バッテリBの充電状態を監視するためのもので、例えばA/D変換器等の電圧検出部を含み、検出した情報を、充電制御部404を介して駐車時間学習制御部402へ送る。
車両状態監視部401,駐車時間学習制御部402,タイマ403,充電制御部404は、例えば周知のCPU,ROM,RAMおよび周辺回路(図示せず)を含むコンピュータハードウェアとして構成され、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで、これらの各部が動作し、ボデーECU400の各種機能を実現する。
アクチュエータ駆動部408は、ボデーECU400の制御対象である、窓の開閉,ドアの開閉,灯火の点灯/消灯を行うための回路で、モータ,モータ駆動用ドライバ,点灯制御回路等を含む。
図4のように、照合ECU200は、制御部201と、制御部201に接続されるLF送信部202,車両側携帯キー250およびボデーECU400との間で通信を行うための通信インターフェース回路である通信I/F203,LANに接続されて他の車載装置との通信を行うための通信インターフェース回路であるLAN I/F204を含んで構成される。
制御部201は、周知のCPU,ROM,RAMおよび周辺回路(図示せず)を含むコンピュータハードウェアとして構成され、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで、照合ECU200の各種機能を実現する。なお、制御部201が本発明の照合手段,照合許可手段,出力制限手段に相当する。
ナビ500は、制御部501と、制御部501に接続されるLCD等の画像表示部502,音声メッセージ等を出力する音声出力部503,GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)衛星からの電波を受信して車両100の現在位置を検出するGPS受信部504,DCM600との通信インターフェースで例えばUSB(Universal Serial Bus:ユニバーサルシリアルバス)のような通信ドライバ505,LANに接続されて他の車載装置との通信を行うための通信インターフェース回路であるLAN I/F506,駐車判定部507,電子地図データを記憶する地図データ508,ユーザUが操作入力を行うための操作部509を含んで構成される。
なお、制御部501が本発明の予想駐車時間算出手段に相当する。また、GPS受信部504が本発明の位置検出手段に相当する。また、駐車判定部507が本発明の駐車状態判定手段に相当する。
制御部501は、周知のCPU,ROM,RAMおよび周辺回路(図示せず)を含むコンピュータハードウェアとして構成され、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで、ナビ500の各種機能を実現する。また、制御部501は、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体で構成されるメモリ501mを含む。
ナビ500は、ユーザUの操作部509の操作によって目的地が設定されると、GPS受信部504および地図データ508により車両の現在位置を求め、現在位置を出発地として目的地までの最適な案内経路を求める処理を行う。そして、画像表示部502の画面上の道路地図に案内経路を重ねて表示し、ユーザUに適切な経路を案内する。また、画像表示部502および音声出力部503の少なくとも一方によって、操作時のガイダンスや動作状態に応じたメッセージの報知を行う。
駐車判定部507では、以下のうち、1つあるいは複数の組合せを用いて駐車判定を行う。
・車速センサ(図示せず)の状態を取得し、車速センサにより検出される車速が5km/hを下回れば、車両100が駐車中であると判定する。
・イグニッションスイッチ(図示せず)の状態を取得し、イグニッションスイッチがオフ状態であれば、車両100が駐車中であると判定する。
・シフト位置を検出するシフトポジションセンサ(図示せず)の状態を取得し、シフトポジションセンサがパーキングの位置にあれば、車両100が駐車中であると判定する。
・パーキングブレーキスイッチ(図示せず)の状態を取得し、パーキングブレーキが作動してパーキングブレーキスイッチがオン状態であれば、車両100が駐車中であると判定する。
DCM600は、制御部601と、制御部601に接続されるセンタ受信部602,センタ送信部603,ナビ500との通信インターフェースで通信ドライバ505と同様の通信ドライバ604を含んで構成される。
制御部601は、周知のCPU,ROM,RAMおよび周辺回路(図示せず)を含むコンピュータハードウェアとして構成され、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで、DCM600の各種機能を実現する。
DCM600は、ナビ500からの制御指令に基づいて、センタ受信部602,センタ送信部603を用いて、センタ700との通信を行う。なお、センタ受信部602が本発明の基準車両状態受信手段に相当する。また、センタ送信部603が本発明の車両状態情報出力手段に相当する。
電源ECU800は、制御部801と、制御部801に接続されLANに接続されて他の車載装置との通信を行うLAN I/F802,ドアノブスイッチ803,スタートスイッチ804を含んで構成される。
制御部801は、周知のCPU,ROM,RAMおよび周辺回路(図示せず)を含むコンピュータハードウェアとして構成され、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで、電源ECU800の各種機能を実現する。
電源ECU800は、例えば、バッテリ電圧と電流からバッテリ充電率と内部抵抗を算出し、算出した充電率に基づき、バッテリ充電不足の場合は、オルタネータの発電用調整電圧や、アイドル時のエンジン回転数を上げるなどして、バッテリへの充電量の増加を促す。また、長期放置などによりバッテリの充電不足が顕著な場合や、オルタネータ故障時には、この電源ECU800が、バッテリ電圧、内部抵抗の情報に基づき、どのシステムへ優先的に電力を供給するべきかを判断する。
図5に、ユーザUが所持するユーザ側携帯キー280,携帯電話機300と、センタ700の構成を示す。
ユーザ側携帯キー280は、車両側携帯キー250と同一の構成であり、符号の280番台は車両側携帯キーの250番台に対応し、290番台はは車両側携帯キーの260番台に対応しているため、ここでの詳細な説明は割愛する。なお、ROM281bには、キーを識別するためのIDコード(ユーザU側IDコードともいう)が記憶されている。なお、ブルートゥース送信部286が本発明の状態復帰要求送信手段に相当する。なお、ブルートゥース受信部287が本発明の比較結果受信手段に相当する。なお、画像表示部294が本発明の報知手段に相当する。
携帯電話機300は、周知のCPU,ROM,RAMおよび周辺回路(図示せず)を含む制御部301と、制御部301に接続されたブルートゥース制御部302,画像表示部305,音声メッセージ等を出力する音声出力部306,GPS受信部307,操作部308,センタ送受信部309を含んで構成される。
制御部301において、CPUがROMに記憶された携帯電話機制御プログラム(図示せず)を実行することで、携帯電話機300としての機能を実現する。
ブルートゥース制御部302は、ユーザ側携帯キー280との通信・通話の制御を行うためのもので、周知のブルートゥース規格に基づくブルートゥース送信部303およびブルートゥース受信部304が接続されている。
画像表示部305は、ユーザUに対して、携帯電話機300の動作状態等の必要な情報を表示する。GPS受信部307は、GPS衛星からの電波を受信し、位置の検出を行う。操作部308は、ダイアルキーや携帯電話機300の機能を実行するための機能キーを含む。センタ送受信部309は、周知の無線通信機として構成され、センタ700とのデータの送受信を行う。
なお、本発明の携帯通信端末として、上述の携帯電話機300と同等の機能を有するものであれば、PDA,ノート型パーソナルコンピュータ等を用いてもよい。
センタ700には、例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等に含まれる周知のCPU,ROM,RAMおよび周辺回路(図示せず)を含む制御部701と、制御部701に接続され、例えばハードディスク装置上に構成されたデータベース702と、センタ送信部703およびセンタ受信部704とを含んで構成される。なお、制御部701が本発明の車両状態比較手段に相当する。
データベース702は、DCM600から送信された、ボデーECU400の車両状態監視部401で監視している車両状態を、ナビ500のGPS受信部504で受信したGPS信号に基づいて検出された車両100の現在位置とともに、その車両に関連付けて記憶するためのものである。また、データベース702には、ユーザUによって設定・送信された車両100の基準車両状態(現在位置と関連付けてもよい)が予め記憶されている。
センタ送信部703およびセンタ受信部704は、周知の無線通信機として構成され、DCM600および携帯電話機300とのデータの送受信を行う。なお、センタ送信部703が本発明の比較結果送信手段,基準車両状態送信手段に相当する。また、センタ受信部704が本発明の車両状態情報取得手段,状態復帰要求受信手段に相当する。
以下、上述の構成により実現可能な機能について、図面を用いて説明する。
図6を用いて、照合ECU200の制御部201において実行される、スマートドアロック機能の許可/禁止を切り替える、スマートドアロック制御処理について説明する。
なお、スマートドアロック機能とは、照合ECU200からユーザ側携帯キー280をポーリングするためのポーリング信号を出力し、ポーリング信号の受信に基づいてユーザU携帯キー280から送信されるユーザ側IDコードを、車両側携帯キー250にて受信し、その受信したユーザ側IDコードを照合ECU200が取得し、また、照合ECU200は、さらに車両側携帯キー250から車両側IDコードを取得し、これら取得したユーザ側IDコードと車両側IDコードとを照合して、正しく照合された場合に、ユーザUがドアを開錠するためのドアノブスイッチ803を操作した旨の情報を、LAN,LAN I/F204を介して取得したときに、ドアアンロック/ドアロック信号をボデーECU400に送信するものである。
まず、照合ECU200のLF送信部202から車室内の携帯キーをポーリングするためのポーリング信号を出力する(S11)。このポーリング信号は、予め定められた時間間隔で送信される。
携帯キー(250,280)は、ボデーECU400に装着されていないときには、LF受信部(259,289)にてポーリング信号を受信すると、RF送信部(253,283)からユーザ側IDコードを送信する。一方、ボデーECU400に装着されているときには、通信I/F(260,290)を介して、照合ECU200あるいはボデーECU400に車両側IDコードを送信する。
また、携帯キーがボデーECU400に装着され、車両側携帯キー250として機能し、ポーリング信号に対応してユーザ側携帯キー280がユーザ側IDコードを送信した場合、車両側携帯キー250は、車両側IDコードとユーザ側IDコードとを、通信I/F260を介して、照合ECU200あるいはボデーECU400に送信する。
よって、制御部201は、通信I/F203を介して、携帯キーからのIDコードを取得したときにレスポンスがあったと判定する。携帯キーからレスポンスがあった場合(S12:Yes)、通信I/F203あるいはLAN I/F204を介して、ボデーECU400から情報を取得し、携帯キーがボデーECU400に装着されているか否かを判定する。
ボデーECU400では、車両状態監視部401において携帯キーの装着の有無を判定している。例えば、携帯キーがコネクタ150に装着されると、ボデーECU400と携帯キーとのデータ通信が可能となるので、このデータ通信が可能となったときに、携帯キーがボデーECU400に装着されていると判定し、通信I/F203あるいはLAN I/F204を介して、他のECUにその旨を出力する。
携帯キーがボデーECU400に装着されているという情報を取得した場合(S13:Yes)、制御部201は、スマートドアロック機能の実施を許可する(S14)。すなわち、ボデーECU400に対して、スマートドアロック機能の実施を許可する旨の指令信号を送信する。一方、携帯キーがボデーECU400に装着されているという情報を取得しなかった場合(S13:No)、制御部201は、スマートドアロック機能の実施を禁止する(S15)。すなわち、ボデーECU400に対して、スマートドアロック機能の実施を許可しない旨の指令信号を送信する。
図7を用いて、照合ECU200の制御部201において実行される、エンジンスタート制御処理について説明する。ユーザUがスタートスイッチ804を押下し、その情報をLAN I/F204を介して取得した場合(S31:Yes)、エンジンスタート要求があったと判定し、LF送信部202からポーリング信号を送信する。このポーリング信号を受信したユーザ側携帯キー280は、車両側携帯キー250に対し、ユーザ側IDコードを送信する。
また、エンジンスタート要求があったと判定したとき、通信I/F203を介して、その旨の情報を車両側携帯キー250に送信する。この情報を受信した車両側携帯キー250は、車両側IDコードを、受信したユーザ側IDコードとともに、通信I/F260を介して照合ECU200へ送信する(S32)。
なお、図7では、車両側携帯キー250,ユーザ側携帯キー280ではなく、以降の処理で、正規キーであるか否かを判定する際に暗号化を行う場合、車両側携帯キー250,ユーザ側携帯キー280のIDコードのいずれを暗号化に用い、いずれを復号化に用いてもよいので、単に、「キーA」,「キーB」と表記してある。つまり、キーA=車両側携帯キー250,キーB=ユーザ側携帯キー280としても、キーA=ユーザ側携帯キー280,キーB=車両側携帯キー250としてもよい。
次に、制御部202は、通信I/F203を介して、車両側IDコード,ユーザ側IDコードを取得すると、これら2つのIDコードが正規IDか否かを判定する。判定方法は、以下のいずれを用いてもよい。
・2つのキーのIDの一致を判定する
例えば、キーAのIDコード:10110101,キーBのIDコード:11000101とする。それぞれの上位4ビットはキーを識別するキーIDであり、下位4ビットはスタートスイッチが押された旨の情報を受信したことに対応して生成されたことを示すエンジンスタートIDである。キーIDで正規キーかどうか、どのキーからの要求かを判断する。キーIDは、予め制御部201に含まれるROM(図示せず)に登録されている。キーIDが正規キーでエンジンスタートIDが一致していれば正規IDであると判定する(一方のみのキーIDが判明しても、キーIDが異なるので、正規IDであると判定することはできない)。
・2つのキーIDを掛け合わせたもので判定する
例えば、キーAのIDコード:10111101,キーBのIDコード:11000111、上位4ビットはキーIDであり、下位4ビットはエンジンスタートIDであるとき、下位4ビットの積であるエンジンスタート合成IDは01011011となる。キーIDが正規でありエンジンスタートIDの積が予め制御部201に含まれるROM(図示せず)に登録されたものと一致すれば正規IDであると判定する。本方法は、上記方法に比べてIDの積を使う分、IDパターンが増えるのでセキュリティ性が向上する。
2つのキーのIDコードが正規IDであると判定されたとき(S33:Yes)、2つのキーの一方(例えばキーA)のキーIDを、制御部201に含まれるROM(図示せず)に登録された鍵を用い、周知の暗号化アルゴリズムによりキーIDの下位4ビット(暗号化用ID)を暗号化する(S34)。続いて、2つのキーの一方(例えばキーB)のキーIDの下位4ビット(復号化用ID)を鍵として、暗号化したものを復号化する(S35)。
そして、復号化したもの、すなわちキーAの暗号化用IDが、予め制御部201のROM(図示せず)に登録されているキーAの暗号化用IDと一致した場合(S36:Yes)、エンジン始動を許可する旨のデータを、LAN I/F204を介して、電源ECU800あるいはエンジン制御を行うエンジンECU(図示せず)に出力する(S37)。
2つのキーのIDコードが正規IDであると判定されたとき(S33:Yes)、ステップS34以降の暗号化判定を行わずに、エンジン始動を許可する旨のデータを、LAN I/F204を介して、電源ECU800あるいはエンジンECUに出力してもよい。
ボデーECU400では、携帯キー(250,280)がボデーECU400に装着されたときに、携帯キーからIDコード(暗号化用ID)を取得し、その暗号化用IDがメモリ251dに登録済か否かを判定し、登録済でない場合は、そのキーIDを登録しておく。例えば、ユーザUが車両100を使用するときに、ユーザUが所持する全ての携帯キーをコネクタ150に装着することで、各携帯キーのIDコードを登録することができる。
図8を用いて、車両100への侵入を検知したときの、ボデーECU400における通信制限処理について説明する。まず、ボデーECU400の車両監視部401が、上述のような方法で侵入センサ450の検知状態を基に侵入者の有無を判定し、車両100への侵入者があると判定した場合(S51:Yes)、通信I/F406を介して、車両側携帯キー250に対し、外部にキーIDすなわち車両側IDコードを送信しないよう指令を送る(S52)。この後、車両側携帯キー250は、照合ECU200等からの車両側IDコード送信要求を受信しても、少なくともキーIDを送信しない(キーIDを含まない車両側IDコードは送信してもよい)。
図9を用いて、照合ECU200における通信制限解除処理について説明する。上述のように、照合ECU200のLF送信部からは、予め定められた時間間隔で、ユーザ側携帯キー280に対するポーリング信号が送信されている(S71)。この状態で、ユーザU(すなわち、ユーザ側携帯キー280)が車両100に接近すると(S72:Yes)、LF受信部289でポーリング信号を受信し、RF送信部284から車両側携帯キー250に対してユーザ側IDコードを送信する(S73)。
このとき、車両側携帯キー250は、図8の処理が実行されて、外部に対してキーIDを含む車両側IDコードを送信することができない状態となっているが、LF受信部259でポーリング信号を受信し、ユーザ側携帯キー280からユーザ側IDコードを受信すると、自身の車両側IDコード(キーIDを含む)を照合ECU200に送信する(S74)。
車両側携帯キー250から、ユーザ側IDコードおよび車両側IDコードを受信すると、制御部201は、上述の図7のステップS32〜S36と同様の方法で、これらIDコードに含まれる2つのキーIDを照合する(S75)。そして、これら2つのキーIDが正規キーIDと判定された場合(S76:Yes)、通信I/F203を介して、車両側携帯キー250に対し、外部にキーIDすなわちキーIDを含む車両側IDコードを送信してもよい旨の指令を送る(S77)。この後、車両側携帯キー250は、照合ECU200およびその他の車載装置からの車両側IDコード送信要求を受信したときに、キーIDを含む車両側IDコードを送信することが可能となる。
図10を用いて、ボデーECU400の車両状態監視部401において実行される車両状態確認処理について説明する。なお、本処理は、上述の図7のステップS32〜S36と同様の方法で、2つのキーIDを正しく照合したことを前提に実行される。まず、ユーザUによるユーザ側携帯キー280のSW入力部293の操作等により、RF送信部284から車両側携帯キー250に対し車両状態確認要求信号を送信する(S91)。
車両側携帯キー250は、車両状態確認要求信号を受信すると(S92)、ボデーECU400に対し車両状態の確認を要求する旨の信号を送る(S93)。この信号を受信すると、車両状態監視部401は、メモリ401mに記憶された車両状態を読み出して、車両側携帯キー250に送信する(S94)。
図16に、メモリ401mに記憶された車両状態の記憶例を示す。現在の状態として、車両状態監視部401の監視対象となっている、窓の開閉状態,ドアの開閉状態,灯火の状態等が記憶されている。車両状態は、予め定められたタイミングでサンプリングされ、メモリ401mには、常時ほぼ最新の車両状態が記憶されている(デフォルト状態については後述)。
図10に戻り、車両側携帯キー250は、ボデーECU400から車両状態を受信すると、ユーザ側携帯キー280に対し車両状態を通知する(S95)。そして、ユーザ側携帯キー280は、受信した車両状態を画像表示部294に表示する(S96,S97)。車両状態を音声出力部295から音声メッセージとして出力してもよい。
図11を用いて、ボデーECU400の充電制御部404において実行される充電制御処理について説明する。まず、車両側携帯キー250の電池状態監視部261から電池262の充電状態(例えば充電率)を取得する。そして、電池262の充電率が予め定められた閾値を下回って、電池262が消耗しているか否かを判定する。
電池262が消耗していると判定した場合(S111:Yes)、電池状態監視部261から充電制御部404に対し、電池充電要求を送信する(S112)。電池充電要求を受信した充電制御部404は、バッテリ充電監視部405からバッテリBの充電状態を取得する(S113)。バッテリBが消耗していない(例えば、バッテリBの充電状態が予め定められた充電率を上回って充電されている)場合(S114:Yes)、ナビ500に対して、車両100の予想駐車時間を確認する(S115)。
次に、ナビ500から取得した車両100の予想駐車時間とバッテリBの充電状態とから、予想駐車時間内におけるバッテリBの充電状態の推移を推定する(S116)。これは、予想駐車時間が30分であるとすると、30分後のバッテリBの充電状態がどうなっているかを推定する。駐車時に動作している車載機器の消費電力は既知であるので、30分間に消費されるであろうこれらの電力と、電池262の充電に要する電力とを算出し、現在のバッテリBの充電状態から差し引くことで推定することができる。
そして、バッテリBの充電状態の推移を推定した結果、電池262を充電してもバッテリBの充電状態に影響ない(すなわち、バッテリBが上がらない)と判定したとき(S117:Yes)、充電制御部404は電池262に充電を行う(S118)。
図12を用いて、ナビ500の制御部501で実行される駐車時間記憶処理について説明する。まず、上述した方法で、駐車判定部507において車両100が駐車状態に遷移したか否かを判定する。例えば、イグニッションスイッチの状態がON→OFFに変化しシフトポジションがパーキング(Pレンジ)となったときに(S131:Yes)、車両100が駐車状態に遷移したと判定し、GPS受信部504から取得した現在位置データおよび地図データ508を基に、車両の駐車場所を特定して制御部501のメモリ501mに記憶する(S132)。そして、駐車時間の記録を開始する(S133)。例えば、GPS受信部504から取得データに含まれる日時を駐車開始時刻として記憶する。
例えば、イグニッションスイッチの状態がOFF→ONに変化しエンジンが始動したとき(S134:Yes)、車両100が駐車状態から走行可能状態(非駐車状態)に遷移したと判定し、駐車時間の記録を終了する(S135)。例えば、この時点でGPS受信部504から取得データに含まれる日時を駐車終了時刻とし、先に記憶した駐車開始時刻との差を駐車時間とする。
駐車開始時刻をボデーECU400に送り、ボデーECU400が駐車開始時刻を受信するとタイマ403を作動させ、ボデーECU400がナビ500から駐車終了時刻を受信したらタイマを停止して駐車時間を算出し、その駐車時間をナビ500に送信してもよい。
最後に、メモリ501mに、駐車場所に関連付けて記憶されている駐車時間のうち、今回の駐車場所に対応する駐車時間の総和の平均を算出して、その値をメモリ501mに記憶する(S136)。
図13に、メモリ501mにおける駐車時間の記憶例を示す。車両100の駐車場所に関連付けて個々の駐車時間とこれらの平均駐車時間が記憶されている。駐車日時も記憶してもよい。地図データ508に地点・施設に対応するジャンルが設定されているときには、駐車場所に対応するジャンルも記憶してもよい。また、ジャンルに関連付けて駐車時間および駐車平均時間を記憶するようにしてもよい。
図14を用いて、センタ700を介した車両異常状態報知の流れについて説明する。なお、本処理は、上述の図7のステップS32〜S36と同様の方法で、2つのキーIDを正しく照合したことを前提に実行される。まず、車両が駐車状態にあるとき(駐車判定は図12の方法と同様)、ボデーECU400の車両状態監視部401において予め定められたタイミングで監視している現在の車両状態と、メモリ401mに予め記憶されている駐車時のデフォルトの車両状態(図16のデフォルト状態)と比較し、現在の車両状態がデフォルトの車両状態と異なる場合(S151:Yes)、LANを介して、ナビ500に対し、現在の車両状態を、予めメモリ401mに記憶されて車両を特定するための車両IDとともに、DCM600経由でセンタ700に送信するように指令を送る(S152)。合わせて、ナビ500に対し、車両100の現在位置をDCM600経由でセンタ700に送信するように指令を送る(S153)。
センタ受信部704を介して、DCM600から現在の車両状態および現在位置を受信したセンタ700は、車両IDを基に、データベース702に登録された車両101の基準車両状態を参照し、車両101の現在位置における車両状態が異常か否かを判定する(S154)。
図15に、データベース702に登録された基準車両状態の一例を示す。車両ID毎に、駐車場所とその駐車場所における基準車両状態が記憶されている。基準車両状態は、例えば、ユーザUがナビ500の操作部509の操作により、駐車場所とその駐車場所における基準車両状態の設定入力を行い、DCM600のセンタ送信部603経由でセンタ700に送信して登録する。駐車場所の代わりに、駐車場所が含まれる地点・施設のジャンル毎に基準車両状態を設定してもよい。
図14に戻り、車両101の現在位置における車両状態が対応する基準車両状態と異なり、車両が異常状態にあると判定した場合(S155:Yes)、センタ制御部701は、車両が異常状態にある旨(以下、「車両異常情報」という)を、センタ送信部703を介して携帯電話機300に送信する(S156)。
センタ送受信部309を介して車両異常情報を受信した携帯電話機300は、制御部301の制御指令により、ブルートゥース制御部302,ブルートゥース送信部303を介して、ユーザ側携帯キー280に車両異常情報を送信する(S157)。
ブルートゥース受信部287,ブルートゥース制御部285を介して車両異常情報を受信したユーザ側携帯キー280は、画像表示部294に、例えば「運転席の窓が開いたままです」のような車両異常情報の内容を表示する(S158)。音声出力部295から音声メッセージを送出してもよい。
このとき、画像表示部294に、例えば「車両の状態を正常状態としますか」というようなメッセージも表示され、ユーザUのSW入力部293の操作により、車両の状態を正常状態とする旨の入力が行われた場合(S159:Yes)、制御部281は、この入力情報(ユーザ要求,本発明の状態復帰要求)を、ブルートゥース制御部285,ブルートゥース送信部286を介して、携帯電話機300に送信する(S160)。
ブルートゥース受信部304,ブルートゥース制御部302を介してユーザ要求を受信した携帯電話機300は、センタ送受信部309を介してセンタ700にユーザ要求を送信する(S161)。ユーザ要求を受信したセンタ700は、車両101の現在位置に対応する基準車両状態とともにDCM600にユーザ要求を送信する(S162)。
DCM600,LANを介してユーザ要求および基準車両状態を受信したボデーECU400は、その基準車両状態にしたがって、アクチュエータ駆動部408に含まれてユーザ要求の対象となるアクチュエータを駆動し、例えば開いたままの窓を閉状態とする(S163)。
図15の例では、車両100が誰もいないような山に車が駐車したときには、ユーザUは山では窓を開けたままにするのが習慣となっているので、基準車両状態では、運転席側の窓は開状態となっている。よって、山に駐車したときには、運転席側の窓が開いていてもセンタ700からユーザUには、この状態を車両異常情報として送信しない。
また、車両100がショッピングモールなどに駐車したときには、ユーザUは通常、盗難やいたずら防止のため窓を開けないので、基準車両状態では、運転席側の窓は閉状態となっている。よって、ショッピングモールなどに駐車したときには、運転席側の窓が開いていた場合、センタ700からユーザUに、この状態を車両異常情報として送信する。
図17を用いて、車両側携帯キー250が、他の制御ユニットのユーザ設定情報を記憶する構成について説明する。なお、図17では、説明上、車両側携帯キー250とボデーECU400とが分離しているが、実際には、図2のように、車両側携帯キー250はボデーECU400に装着されている。また、本構成は、上述の図7のステップS32〜S36と同様の方法で、2つのキーIDを正しく照合したことを前提に実行される。
車内ネットワークを構成するLAN1には、照合ECU200,音響映像装置の1種であるEMV(Electronic Multi Vision)900,車室内の空調装置の制御を行うエアコンECU910が接続されている。また、同じく車内ネットワークを構成するLAN2には、シートポジション(前後の位置,シート高さ,リクライニング角度)を調整するシートECU920,ステアリングのポジション(前後の位置,上下の角度)を調節するチルテレECU930が接続されている。なお、照合ECU200,EMV900,エアコンECU910,シートECU920,チルテレECU930が本発明の制御ユニットに相当する。
ボデーECU400は、これらLAN1,LAN2に接続され、通信ゲートウェイ(GW)としても動作し、これら2つのLANに接続された車載機器との間で通信GWを経由して相互にデータ通信を行うことを可能としている。
車両側携帯キー250が、ユーザ側携帯キー280のSW入力部263の操作を受信した場合、制御部251は、通信I/F260を介してボデーECU400にユーザ設定情報取得要求を送信する。ユーザ設定情報取得要求を受信したボデーECU400は、LAN1,LAN2に接続された車載機器およびECUにユーザ設定情報を送信するように要求信号を送る。要求信号を受信した車載機器およびECUは、記憶されているユーザ設定情報をボデーECU400に送信する。
以下に、各車載機器およびECUにおけるユーザ設定情報の例を示す。これらユーザ設定情報は、予めユーザUが所定の設定入力を行うことで、各車載機器およびECUに登録されている。
・照合ECU200:照合のために用いるユーザ情報
・EMV900:音楽あるいはTV番組の嗜好
・エアコンECU910:設定温度や吹き出し口の向き
・シートECU920:シートのポジション
・チルテレECU930:ステアリングのポジション
ボデーECU400では、各制御ユニットから送られてきたユーザ設定情報を、車両側携帯キー250に送信する。車両側携帯キー250では、受信したユーザ設定情報を、そのユーザ設定情報に含まれるユーザU情報に関連付けて、メモリ251dに記憶する。
ナビ500の操作部509を操作して、LAN(図4参照)を介して、各制御ユニットに対し、ユーザ設定情報取得要求をボデーECU400に送信するように、ナビ500から指令信号を出力してもよい。以降の動作は、上述と同様である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
1 車両用制御システム
100 車両
150 コネクタ(携帯キー装着手段)
200 照合ECU(車両動作制御手段,制御ユニット)
201 制御部(照合手段,照合許可手段,出力制限手段)
202 LF送信部
250 車両側携帯キー(携帯キー,通信手段)
251 制御部
251d メモリ(記憶手段)
261 電池状態監視部(電池充電状態取得手段)
262 電池
280 ユーザ側携帯キー(携帯キー)
286 ブルートゥース送信部(状態復帰要求送信手段)
287 ブルートゥース受信部(比較結果受信手段)
293 SW入力部
294 画像表示部(報知手段)
300 携帯電話機
301 制御部
309 センタ送受信部
400 ボデーECU(車両動作制御手段)
401 車両状態監視部(装着状態検出手段,車両状態取得手段,状態復帰制御信号出力手段,ユーザ設定情報書込手段,ユーザ設定情報読込手段)
401m メモリ
402 駐車時間学習制御部
404 充電制御部(充電判定手段,充電手段)
405 バッテリ状態監視部(バッテリ充電状態検出手段)
407 LAN I/F(ユーザ設定情報取得手段,ユーザ設定情報出力手段)
450 侵入センサ(侵入検知手段)
500 ナビ
501 制御部(予想駐車時間算出手段)
504 GPS受信部(位置検出手段)
507 駐車判定部(駐車状態判定手段)
600 DCM
601 制御部
602 センタ受信部(基準車両状態受信手段)
603 センタ送信部(車両状態情報出力手段)
700 センタ
701 制御部(車両状態比較手段)
702 データベース
703 センタ送信部(比較結果送信手段,基準車両状態送信手段)
704 センタ受信部(車両状態情報取得手段,状態復帰要求受信手段)
803 ドアノブスイッチ
804 スタートスイッチ
900 EMV(制御ユニット)
910 エアコンECU(制御ユニット)
920 シートECU(制御ユニット)
930 チルテレECU(制御ユニット)
B バッテリ
U ユーザ

Claims (14)

  1. 複数の互いに通信可能な携帯キーと、車両に搭載された車載装置とを備え、
    前記複数の携帯キーの少なくとも1つは前記車両に装着される車両側携帯キーとして、他の携帯キーはユーザが携帯するユーザ側携帯キーとして用いられ、
    前記車載装置は、
    前記車両側携帯キーを脱着可能に装着する携帯キー装着手段と、
    前記車両側携帯キーが前記携帯キー装着手段へ装着されたか否かを検出する装着状態検出手段と、
    前記車両側携帯キーが前記携帯キー装着手段へ装着されたことを検出したときに、該車両側携帯キーを前記ユーザ側携帯キーとの通信を行うための通信手段として用い、
    前記車両側携帯キーを介して前記ユーザ側携帯キーから取得した通信データに基づいて、前記車両において予め定められた車両動作の実行を制御する車両動作制御手段と、
    を有することを特徴とする車両用制御システム。
  2. 前記車載装置は、前記ユーザ側携帯キーが前記車両側携帯キーに対応したものであるか否かを照合する照合手段を有し、
    前記車両動作制御手段は、その照合結果に基づいて前記予め定められた車両動作の実行を制御する請求項1に記載の車両用制御システム。
  3. 前記車載装置は、
    前記ユーザ側携帯キーをポーリングするためのポーリング信号を出力し、
    前記ポーリング信号の受信に基づいて前記ユーザ側携帯キーから送信されるユーザ側IDコードを前記車両側携帯キーにて受信したものを取得し、
    前記車両側携帯キーから車両側IDコードを取得する車両側IDコード取得手段を有し、
    前記照合手段は、受信した前記ユーザ側IDコードと取得した前記車両側IDコードとを照合する請求項2に記載の車両用制御システム。
  4. 前記照合手段は、
    前記ユーザ側IDコードと前記車両側IDコードのいずれか一方のIDコードに含まれるキーIDを暗号化し、
    他方のIDコードに含まれる復号化IDにより、前記暗号化されたキーIDを復号し、その復号された内容と暗号化前の前記キーIDとが一致したときに、正しく照合されたとする請求項3に記載の車両用制御システム。
  5. 前記車両側携帯キーが、前記携帯キー装着手段へ装着されたことを検出したときに、前記照合手段による照合を許可する照合許可手段を有する請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用制御システム。
  6. 前記車両動作制御手段は、前記照合結果に基づいて、前記車両のドアの解錠動作を許可する解錠動作許可信号を出力する請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載の車両用制御システム。
  7. 前記車両動作制御手段は、前記照合結果に基づいて、前記車両のエンジンの始動を許可するエンジン始動許可信号を出力する請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載の車両用制御システム。
  8. 前記車載装置は、
    前記車両への侵入を検知する侵入検知手段と、
    前記車両への侵入を検知したときには、前記車両側携帯キーからの前記車両側IDコードの出力を制限する出力制限手段と、
    を有する請求項3ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両用制御システム。
  9. 前記車両側携帯キーは、前記ユーザ側携帯キーから送信される車両状態確認要求を受信し、
    前記車載装置は、
    前記車両の車両状態を取得する車両状態取得手段を有し、
    前記車両状態確認要求に基づいて、前記車両側携帯キーを介して、前記ユーザ側携帯キーへ前記車両状態を送信し、
    前記ユーザ側携帯キーは、
    受信した前記車両状態を前記ユーザに報知する報知手段を有する請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の車両用制御システム。
  10. 前記車載装置は、
    前記車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
    前記車両状態と前記車両の現在位置とを車両状態情報として車外のセンタへ出力する車両状態情報出力手段と、を有し、
    前記センタは、
    前記車両状態情報を取得する車両状態情報取得手段と、
    前記車両および該車両の現在位置に関連付けられた基準車両状態を記憶するデータベースと、
    前記車両状態情報と前記基準車両状態とを比較する車両状態比較手段と、
    その比較結果が異なるときに、前記ユーザの所持する、前記ユーザ側携帯キーと通信可能な携帯通信端末へ前記比較結果を送信する比較結果送信手段と、を有し、
    前記ユーザ側携帯キーは、
    前記携帯通信端末から、前記比較結果を受信する比較結果受信手段と、
    前記携帯通信端末へ、前記車両状態を前記車両の現在位置に対応した基準車両状態とするための状態復帰要求を送信する状態復帰要求送信手段と、を有し、
    前記センタは、さらに、
    前記携帯通信端末からの前記状態復帰要求を受信する状態復帰要求受信手段と、
    受信した前記状態復帰要求に基づいて、前記車両の現在位置に対応した基準車両状態を、前記車載装置へ送信する基準車両状態送信手段と、を有し、
    前記車載装置は、さらに、
    前記センタからの前記基準車両状態を受信する基準車両状態受信手段を有し、
    受信した前記基準車両状態に基づいて、前記車両の状態を該基準車両状態とするための制御信号を出力する状態復帰制御信号出力手段と、
    を有する請求項9に記載の車両用制御システム。
  11. 前記車載装置は、
    前記車両が駐車状態にあるか否かを判定する駐車状態判定手段と、
    前記車両が駐車状態にあるときに、前記車両側携帯キーの電池の充電状態を取得する電池充電状態取得手段と、
    前記車両に搭載されたバッテリの充電状態を検出するバッテリ充電状態検出手段と、
    前記車両の予想駐車時間を算出する予想駐車時間算出手段と、
    前記電池の充電状態,前記バッテリの充電状態,および前記予想駐車時間に基づいて、該電池への充電が可能か否かを判定する充電判定手段と、
    前記電池への充電が可能と判定されたとき、該電池への充電を行う充電手段と、
    を有する請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の車両用制御システム。
  12. 前記予想駐車時間算出手段は、前記車両が非駐車状態から駐車状態に遷移したときから、駐車状態から非駐車状態に遷移したときまでの時間を計測し、その時間の平均値を前記予想駐車時間として算出する請求項11に記載の車両用制御システム。
  13. 前記充電判定手段は、前記電池の充電率が予め定められた値を下回り、かつ、前記予想駐車時間の間、前記充電手段が前記電池への充電を行う場合に、前記バッテリの充電状態が予め定められた消耗状態とならないときに、該電池への充電が可能であると判定する請求項11または請求項12に記載の車両用制御システム。
  14. 前記車載装置は、
    前記車両に備えられて、前記ユーザの設定に基づいて予め定められた機能を実行する制御ユニットにおける、該ユーザが前記制御ユニットを動作させるために設定したユーザ設定情報を取得するユーザ設定情報取得手段と、
    取得した前記ユーザ設定情報を、前記車両側携帯キーに含まれる記憶手段に書き込むユーザ設定情報書込手段と、
    前記記憶手段から前記ユーザ設定情報を読み込むユーザ設定情報読込手段と、
    読み込んだ前記ユーザ設定情報を対応する前記制御ユニットに出力するユーザ設定情報出力手段と、
    を有する請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の車両用制御システム。
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