JP2010207959A - 研磨工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】研磨圧力の分布によって除去量の大きな部位が発生するのを防ぎ、平滑な除去形状を得る。
【解決手段】研磨パッド1は、回転軸O1に沿って形成された研磨液供給口4を有し、研磨液供給口4もしくは研磨パッド1の外周から研磨液を供給しながら被加工物Wの表面を研磨する。研磨パッド1の外周部と内周部の研磨圧力が大きくなり、除去量が局所的に増大する傾向があるため、研磨パッド1の外周部と内周部に鏡面部5を設けて、その間の粗し面部6のみによって研磨除去を行うことで、除去形状を改善する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポリウレタンなどの研磨パッドと研磨液を用いて光学面等を研磨するための研磨工具に関するものである。
従来の研磨工具の一例を図6及び図7を用いて説明する。
この研磨工具は、図6(a)、(b)に示すように、研磨パッド101、弾性体102、工具シャンク103からなり、回転軸O1に沿って、研磨液を供給するための研磨液供給口104が設けられている。図7に示すように、被加工物雇い110に保持された被加工物Wより小さい直径の研磨パッド101を、その工具中心を回転軸O1として回転させ、被加工面上を矢印で示す方向に走査させる。そして、研磨液供給口104もしくは研磨液供給管111を介して研磨液112を供給しながら研磨加工を行う。
図8は、別の従来例による研磨工具を示す。この装置では、被加工物Wはキャリアー114に保持され、キャリアー114はキャリアー保持具115により水平方向を拘束され、回転のみ自由とされる。
被加工物Wより大きい直径の研磨パッド101を回転させ、さらに被加工物Wも研磨パッド101と同等の回転数で回転させ、被加工物Wを研磨パッド101上で揺動させながら、研磨液供給管111から研磨液112を供給して研磨加工を行う。研磨パッド101は回転定盤116に固着され、図示しない駆動機構により回転される。
研磨パッド101と被加工物Wの接触面に研磨液112が行き渡るようにするために、研磨パッド101に溝113を設ける。
上記従来の研磨工具は、被加工物と接触している研磨パッド面にいかに研磨液を均一に保持するかに注力していた。例えば、発泡ポリウレタンを研磨パッドとすることで、ランダムな配置、大きさの気泡で研磨液を保持することが行われている(特許文献1参照)。また、他の例では、研磨の均質性を求めるために、研磨工具の被加工物との接触部に均質なポーラスを持った工具などが知られている(特許文献2参照)。
このように、従来の研磨工具では被加工物との接触面での研磨液の保持が均一なため、工具接触面内の圧力分布や速度分布によって除去形状が決まる。
図6及び図7に示す従来の研磨工具による研磨圧力、速度、除去量の分布を以下に説明する。図6(c)に示すとおり、研磨圧力は研磨パッド101の外周部及び研磨液供給口104の周辺の内周部で大きい。さらに、図6(d)に示すとおり、研磨パッド101の中心を回転軸O1として回転するため、研磨パッド101の外周部ほど速度が速くなる。除去量は各部位で研磨圧力と速度を乗じたものとなるため、図6(e)に示すとおり、研磨パッド101の外周部で微小な範囲で大きな除去量となり、被加工面にはこれらの軌跡が転写される。
また、図9は、図8に示した研磨工具の研磨圧力と除去量の分布を示す。図9(a)に示すように、被加工物Wは、研磨パッド101の研磨抵抗で、その中心軸O2のまわりに回転(自転)しながら連れ回るため、研磨パッド101と被加工物Wはほぼ等しい回転数となる。そのため、被加工物Wの研磨パッド1との接触面はどの位置においても相対速度が等しくなる。また、前述のように、研磨パッド101全面で均一に研磨液を保持するため、被加工物Wの表面の除去量は研磨パッド101の接触圧力(研磨圧力)によって決まる。
研磨圧力は、図9(b)に示すとおり、溝113の縁と被加工物Wの外周部で大きくなるため、(c)に示すように、溝113の縁と被加工物Wの外周部で大きな除去となり、被加工面上にこれらの軌跡が転写される。
特開2005−10154号公報 特開2004−25418号公報
研磨加工後の被加工物の表面粗さを向上させるためには、被加工物と接触している研磨パッドの面内方向の接触圧力の分布がより均等であることが望ましい。接触圧力が高いところほど除去量が多くなるため、研磨パッドの接触面の面内に接触圧力の分布が存在することで工具接触面内で除去ムラが発生し、被加工面にそれらの軌跡が転写され、表面粗さが改善されない。特に、研磨パッドの外周部等のエッジ部では微小な範囲に荷重が集中しやすく、局所的に過大な除去となる。従来の研磨工具では、研磨パッドの接触面内で均一に研磨砥粒を保持するため、接触圧力の分布がそのまま除去量の分布となっていた。
本発明は、研磨パッドの接触面内で発生する除去量のバラツキ(分布)を抑制することのできる研磨工具を提供することを目的とするものである。
本発明の研磨工具は、研磨パッドと被加工物を互に押し当てて、研磨液を供給しながら研磨する研磨工具において、前記研磨パッドは、被加工物との接触面に、研磨による除去量の分布を低減するための表面粗さの分布を有することを特徴とする。
研磨パッドの表面粗さが0.2μmRy以下では研磨除去作用が発生しないことを利用して、例えば研磨パッドの研磨圧力が過大となる部位の表面粗さを0.2μmRy以下とし、その他の部位の表面粗さを1μmRy以上とする表面粗さの分布を設ける。
研磨パッドの研磨圧力の分布が均等な部位のみを選択して研磨除去作用を発生させ、研磨パッドの接触面に局所的に除去量の大きな部位をなくすことで、平滑な除去形状を得ることができる。
第1の実施形態よる研磨工具を説明するもので、(a)は研磨工具を示す立面図、(b)は研磨パッドを示す平面図、(c)、(d)、(e)はそれぞれ研磨圧力、回転速度、除去量を示すグラフである。 第1の実施形態による研磨方法を示す図である。 第2の実施形態による研磨工具の研磨パッドを示す平面図である。 第3の実施形態による研磨工具を示すもので、(a)は研磨工具の一部分を示す部分平面図、(b)は(a)の研磨工具の回転軸に沿ってとった部分断面図である。 図4の研磨工具を説明するもので、(a)は研磨パッドの一部分を示す部分断面図、(b)、(c)はそれぞれ研磨圧力、除去量を示すグラフである。 一従来例による研磨工具を説明するもので、(a)は研磨工具を示す立面図、(b)は研磨パッドを示す平面図、(c)、(d)、(e)はそれぞれ研磨圧力、回転速度、除去量を示すグラフである。 図6の研磨工具による研磨方法を示す図である。 別の従来例による研磨工具を示すもので、(a)は研磨工具の一部分を示す部分平面図、(b)は(a)の研磨工具の回転軸に沿ってとった部分断面図である。 図4の研磨工具を説明するもので、(a)は研磨パッドの一部分を示す部分断面図、(b)、(c)はそれぞれ研磨圧力、除去量を示すグラフである。
図1及び図2は、第1の実施形態を示す。本実施形態による研磨工具は、図1(a)に示すように、研磨パッド1、弾性体2、工具シャンク3からなり、それぞれの中心部には、研磨液を供給するための研磨液供給口4を設けている。被加工物Wより小さい直径の研磨パッド1を工具中心を回転軸O1として回転させ、被加工面上を、図2に矢印で示す方向に走査させながら、研磨液供給口4もしくは研磨液供給管11を介して研磨液12を供給して研磨加工を行う。
研磨液は研磨剤を純水で希釈したものである。研磨剤は酸化セリウムやジルコニアなどであり、被加工物Wの材質によって選択する。研磨液の重量濃度は0.001〜5wt%である。
研磨工具の中心から供給される場合の研磨液の流量は500〜2000mL/min、液圧は5〜20KPaである。
被加工物Wの被加工面が研磨液に浸漬した状態で加工することもできる。
研磨荷重は0.5〜2gf/mmである。工具回転数は5〜40Hzである。工具の走査速度は1〜20mm/sである。
被加工物Wの材料は、ガラスやセラミック、金属などであり、特に限定されない。
被加工物Wの形状は、平面、球面、非球面、自由曲面などであり、特に限定されない。
研磨パッド1の材質はポリウレタンであり、例えば弾性率4〜20kg/cm、硬度60〜90(JIS−A)であり、セリウムなどの希土類を含有しないポリウレタンを用いる。
研磨パッド1の直径は被加工物Wよりも小さく、具体的には被加工物Wの大きさと被加工物W内に設けられている光学有効面の大きさの差より小さい。研磨パッド1の直径は、例えば5〜50mmである。
研磨パッド1の厚さは、除去しようとする被加工面上のうねりの周期と研磨パッド1の曲げ剛性に依存し、低周期のうねりを除去しようとするほど厚くなる。厚さは、例えば0.5〜3mmである。
研磨パッド1の被加工物Wとの接触面は、図1(b)に示すように、表面粗さ0.2μmRy以下の鏡面部5と表面粗さ1μmRy以上の粗し面部6からなる。接触圧力(研磨圧力)が大きくなる外周部及び内周部は鏡面部5とし、それ以外の接触圧力が均一な部位を粗し面部6とする。
鏡面部5と粗し面部6からなる表面粗さの分布の作成方法は、第1の方法として、研磨工具形状と逆形状の金型を作成し、金型上の鏡面部、粗し面部のそれぞれに対応する部位に表面粗さの分布をつけておく。例えば、放電加工で作成した金型の、被加工物との接触する部位全体の表面粗さを1μmRyとし、鏡面部としたい部位のみ研磨加工を施して、0.2μmRy以下とする。この金型に、重合した直後の脱泡したポリウレタンを流し込み、熱プレス機で加熱・加圧して、所望の形状で、表面粗さの分布をもつ研磨パッドを成形する。
第2の方法として、放電加工で工具形状と逆形状の金型を作成し、被加工物と接触する部位全体を1μmRyとし、この金型に、重合した直後の脱泡したポリウレタンを流し込み、熱プレス機で加熱・加圧して所望の形状の研磨パッドを得る。この研磨パッドの被加工物との接触面の表面粗さは全面で1μmRyとなっている。この研磨パッドを、弾性体を有する工具シャンクに接着して研磨工具を作成し、研磨加工に使用する加工装置に取り付けて回転させる。そして、機上に設置した#400〜#1200のダイヤモンドペレットなどを、研磨パッドの被加工面との接触部位のうち、鏡面部としたい部位に押し当てることで鏡面部を形成する。
研磨パッド1の被加工物Wとの接触する部位の形状は、被加工物Wの形状に依存する。被加工物形状が平面、球面であれば、研磨パッド1の被加工物Wと接触する部位は被加工物Wの形状に対応した形状とする。被加工物形状が非球面、自由曲面の場合は、被加工物上のいかなる位置であっても研磨パッド1の接触面積が変化しないような形状とする。
弾性体2の材質はスポンジなどであり、その物性は、例えば針入度10である。
弾性体2の直径は研磨パッド1と同径である。
弾性体2の厚さは被加工物Wの非球面量と研磨パッド1の曲げ剛性に依存する。厚さは例えば0.5〜4mmである。
工具シャンク3の材質はステンレスなどである。工具シャンク3の弾性体2が接着される部位の直径は弾性体2と同径である。
研磨パッド1、弾性体2、工具シャンク3からなる研磨工具は、図示しない回転装置に固定され、任意の速度で回転される。該回転装置は被加工物Wに対して法線方向の直動スライド機構に固定される。被加工物Wに対して法線方向に自由に動く直動スライド機構に固定された回転装置を、エアシリンダーやボイスコイルモーターなどの加重機構で加重し、研磨工具を被加工物Wの法線方向に定圧で押し付けることで研磨荷重を与える。
本実施形態の研磨工具の研磨圧力、速度、除去量の関係を図1(c)〜(e)を用いて説明する。荷重機構により被加工物Wに押し当てられた研磨パッド1の接触面には、図1(c)に示すように、研磨パッド1の外周部と内周部にピークをもつような研磨圧力(接触圧力)の分布が発生する。研磨パッド1はその中心を回転軸O1として回転するため、図1(d)に示すように、研磨パッド1の外周部ほど速度(周速度)は大きい。
研磨加工の除去量は、研磨圧力と速度の積で表されるため、研磨圧力が高く、速度の大きい研磨パッド1の外周部は、従来例による研磨工具を使用した場合は微小な範囲に大きな除去が発生しやすい(図6参照)。本実施形態では、局所的に大きな除去が発生しやすい外周部と内周部を予め鏡面部5としておくことで除去作用を発生させないため、研磨除去は粗し面部6のみで行う。このように、被加工物Wに対する研磨パッド1の接触面に表面粗さの分布を設けることで、図1(e)に示すように、局所的に除去の大きな部位をなくして、研磨による除去量の分布を低減し、平滑な除去形状を得ることができる。
図3は、第2の実施形態を示すもので、研磨パッド1は第1の実施形態と同じく、気泡のない、脱泡したポリウレタンであり、セリウムなどの希土類を含まない。
本実施形態では、研磨パッド1の被加工物Wとの接触面に溝13を設けた点のみが第1の実施形態と異なる。例えば、幅0.5mm、深さ0.2mm、溝本数8本で溝13を研磨パッド1の円周に等配とする。溝13の作成方法は、例えば、金型に溝13の逆形状の凸部を設けて溝形状を研磨パッドに転写させる。もしくは金型には溝形状は設けず、加熱・加圧工程を経て金型の形状を転写した後、フライス加工やカッターなどで溝13を加工する。
本実施形態では、研磨パッド1の外周部、内周部、溝13の縁を鏡面部5とし、それ以外を粗し面部6とする。鏡面部5、粗し面部6の作成方法は第1の実施形態と同じである。
非球面、自由曲面の場合は、被加工物のあらゆる位置での非球面量においても圧力分布が平滑な部分のみを選択して粗し面部6とする。
図4及び図5は、第3の実施形態を示す。本実施形態において、被加工物Wは、図4に示すように、キャリアー14に保持される。キャリアー14は2〜4個のキャリアー保持具15で水平方向の変位を拘束され、回転のみ自由とされる。キャリアー保持具15を水平方向に微小に揺動することでキャリアー14及び被加工物Wに水平運動を与える。
被加工物Wより大きな直径を持つ研磨パッド1が回転定盤16に固定され、回転定盤16は図示しない駆動機構により回転される。回転速度は、例えば1〜60min−1である。
研磨パッド1が矢印R1で示す方向に回転する場合、被加工物Wは矢印R2で示す方向に自転し、キャリア14とともに研磨パッド1上を公転する。
研磨液12は研磨液供給路11から研磨パッド1の中心付近に供給される。研磨液12の種類、濃度などは第1の実施形態と同じである。研磨パッド1を研磨液に浸漬した状態で加工することもできる。
研磨パッド1は第1の実施形態と同じく、脱泡したポリウレタンであり、セリウムなどの希土類を含まない。
研磨パッド1の被加工物Wと接触する接触面には研磨液12が行き渡るようにするために溝13が設けられている。溝13の幅は、例えば0.5〜2mm、溝13の深さは、例えば0.5〜1mm、溝13の間隔は、例えば3〜50mmである。溝13の作成方法は第2の実施形態と同じである。
研磨パッド1の被加工物Wとの接触面において、溝13の縁では鏡面部5とし、それ以外を粗し面部6とする。例えば、溝13で区切られた矩形形状のうち、矩形長の80%の直径の円形部を粗し面部6とする。鏡面部5と粗し面部6の作成方法は第1の実施形態と同じである。
図5は、本実施形態による研磨工具の研磨圧力、除去量の関係を示すもので、研磨パッド1と被加工物Wの接触面のうち、(b)に示すように、研磨パッド1の溝13の縁部と被加工物Wの外周部に局所的に大きな研磨圧力が発生する。被加工面上のあらゆる位置で研磨パッド1との相対速度が同じになるので除去量に対する研磨パッド1の相対速度は考慮しなくてもよい。従来例による研磨工具を用いた研磨では、研磨圧力の分布が除去量の分布になる(図9参照)。本実施形態による研磨工具では、研磨圧力の大きい溝13の縁部を鏡面部5とし、研磨圧力が平滑な部位のみを粗し面部6とすることで、図5(c)に示すように、除去量の分布を低減し、微小な範囲で大きな除去量が発生しない除去形状を得ることができる。
上記の研磨工具を用いた研磨により、白色干渉計を用いた表面粗さの測定結果で、150μmの領域で0.2nmRMS以下を得ることができる。
1 研磨パッド
2 弾性体
3 工具シャンク
4 研磨液供給口
5 鏡面部
6 粗し面部
9 被加工物
10 被加工物雇い
11 研磨液供給路路
12 研磨液
13 溝
14 キャリアー

Claims (7)

  1. 研磨パッドと被加工物を互に押し当てて、研磨液を供給しながら研磨する研磨工具において、
    前記研磨パッドは、被加工物との接触面に、研磨による除去量の分布を低減するための表面粗さの分布を有することを特徴とする研磨工具。
  2. 前記研磨パッドの被加工物との接触面は、表面粗さ0.2μmRy以下の鏡面部を有することを特徴とする請求項1に記載の研磨工具。
  3. 前記研磨パッドの外周部に、表面粗さ0.2μmRy以下の鏡面部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の研磨工具。
  4. 前記研磨パッドの材質が気泡のないポリウレタンであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の研磨工具。
  5. 前記研磨パッドの材質がセリウムを含有していないポリウレタンであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の研磨工具。
  6. 前記研磨パッドの被加工物との接触面に溝を有し、前記溝の縁に、表面粗さ0.2μmRy以下の鏡面部を設けたことを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の研磨工具。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の研磨工具を用いて、研磨液を供給しながら被加工物を研磨する工程を有することを特徴とする研磨方法。
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