JP2010206725A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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JP2010206725A JP2009052588A JP2009052588A JP2010206725A JP 2010206725 A JP2010206725 A JP 2010206725A JP 2009052588 A JP2009052588 A JP 2009052588A JP 2009052588 A JP2009052588 A JP 2009052588A JP 2010206725 A JP2010206725 A JP 2010206725A
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Abstract

【課題】 複写時の画像処理において、原稿のハーフトーンのパターンと、中間調処理で生成されるハーフトーンのパターンとの干渉パターンであるモアレの発生を防止し、最適なコピー出力を得ることができる画像処理装置、画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体を提供する。
【解決手段】 周波数変換部102は、領域選択部101によって選択された矩形領域の画像データが示す画素の画素値をフーリエ変換して、周波数成分を求める。差分検出部103は、中間調処理後画像データから求めた周波数成分の絶対値から、中間調処理前画像データから求めた空間周波数成分の絶対値を減算して差分を算出し、算出した差分を矩形領域の画素数で除算することによって正規化する。そして、判定部104は、予め定める周波数の範囲で、正規化した周波数成分の差分が予め定める閾値以上であるとき、モアレが発生すると判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理を行う画像処理装置、画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
複写機および複合機などの画像形成装置は、原稿をスキャンして取得した画像データを出力する際、中間調処理を行ってハーフトーン画像を生成し、ディザ法や誤差拡散法などの面積階調法でコピー出力の濃度を制御している。ハーフトーン画像は、複数の画素で構成されるディザパターンが一定の方向に並ぶため、スキャンした画像データがハーフトーンで構成されている場合、画像データのハーフトーンと、中間調処理によって生成されるハーフトーンとが互いに干渉し、規則的な干渉パターンとなって出力結果に現れることがある。この規則的な干渉パターンは、モアレと呼ばれ、出力画質を低下させる要因の一つである。
モアレの発生を抑制する画像処理を行う従来の技術としては、特許文献1に記載される画像処理装置がある。この画像処理装置は、変倍処理後の画像データについてフーリエ変換を行なって書込密度との関係でモアレを発生する特定空間周波数を検知し、検知された特定空間周波数に対して、公倍関係にない空間周波数の1つの空間周波数フィルタ処理を行うことによって、モアレの発生を抑制する。
また、特許文献2に記載される画像処理装置は、モアレが発生する周波数を有する網点領域のみを検出し、モアレなどの問題が発生する特定線数の場合には、強い平滑化処理を行うフィルタ処理に変更して、モアレを抑制する。
また、特許文献3に記載される画像処理装置は、階調画像と、階調画像を網点化して得られる網点画像との差信号を求め、差信号を検波してモアレ検出信号を生成し、モアレ検出信号をパラメータとして、階調画像と階調画像の低周波成分信号とを加重平均することによって、モアレ要因が除去された画像信号を生成し、モアレを抑制する。
特開平8−51536号公報 特開2001−119575号公報 特開平9−238259号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載される画像処理装置は、画像の濃度および中間調処理のスクリーン角度を考慮していない。画像の濃度が変われば、画像データのハーフトーンのドット間の幅が変わり、中間調処理によって生成されるハーフトーンのドット間の幅も変わるため、干渉が起こらず、モアレが発生しない場合がある。また、中間調処理のスクリーン角度が変われば、中間調処理によって生成されるハーフトーンのドット間の幅が方向によって変わるため、干渉が起こらず、モアレが発生しない場合がある。特許文献1および特許文献2に記載される画像処理装置では、これらを考慮していないため、モアレが発生していない場合でも、必要以上に強い平滑フィルタ処理を行うので、輪郭がぼやけるなどの画質劣化が起こってしまうという問題がある。
また、特許文献3に記載される画像処理装置は、検出したモアレ検出信号の周期を考慮せずに、高周波成分信号が除去された低周波成分信号と、階調画像信号とを加重平均しているため、除去する必要のない、見た目に目立たないような高周波のモアレが発生する場合でも、画像の高周波成分が小さくなり、輪郭がぼやけるなどの画質劣化が起こってしまうという問題がある。
本発明の目的は、複写時の画像処理において、原稿のハーフトーンのパターンと、中間調処理で生成されるハーフトーンのパターンとの干渉パターンであるモアレの発生を防止し、最適なコピー出力を得ることができる画像処理装置、画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体を提供することである。
本発明は、入力される画像データに関して中間調処理を行ってハーフトーン画像を生成する中間調処理部と、
中間調処理部によって中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、中間調処理部によって中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の予め定める形状の領域をそれぞれ選択する領域選択部と、
領域選択部によって選択された領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値を、それぞれ周波数成分に変換する周波数変換部と、
周波数変換部によって変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換部によって変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分を算出する差分算出部と、
差分算出部によって算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定する判定部とを含むことを特徴とする画像処理装置である。
また本発明は、前記判定部によってモアレが発生すると判定されたとき、空間フィルタ処理および中間調処理が行われる前の前記入力された画像データに関して、モアレの発生を抑制するフィルタ係数を用いて空間フィルタ処理を行う空間フィルタ処理部をさらに含み、
前記中間調処理部は、空間フィルタ処理部によって空間フィルタ処理が行われた画像データに対して中間調処理を行うことを特徴とする。
また本発明は、前記中間調処理部は、前記判定部によってモアレが発生すると判定されたとき、モアレの発生を抑制するディザマトリクスを用いて中間調処理を行うことを特徴とする。
また本発明は、入力される画像データに基づいてその画像データの原稿の種別を判別する原稿種別判別部をさらに含み、
前記判定部は、原稿種別判別部によって原稿が印刷写真を含む原稿であると判別されたとき、モアレが発生するか否かを判定することを特徴とする。
また本発明は、前記画像処理装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
また本発明は、画像を処理する画像処理装置によって実行される画像処理方法であって、
入力される画像データに関して中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の予め定める形状の領域をそれぞれ選択する領域選択ステップと、
領域選択ステップで選択された領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値を、それぞれ周波数成分に変換する周波数変換ステップと、
周波数変換ステップで変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換ステップで変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分を算出する差分算出ステップと、
差分算出ステップで算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定するモアレ判定ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法である。
また本発明は、コンピュータを、
入力される画像データに関して中間調処理を行ってハーフトーン画像を生成する中間調処理部と、
中間調処理部によって中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、中間調処理部によって中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の予め定める形状の領域をそれぞれ選択する領域選択部と、
領域選択部によって選択された領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値を、それぞれ周波数成分に変換する周波数変換部と、
周波数変換部によって変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換部によって変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分を算出する差分算出部と、
差分算出部によって算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定する判定部として機能させるためのプログラムである。
また本発明は、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、中間調処理部によって、入力される画像データに関して中間調処理が行われてハーフトーン画像が生成される。領域選択部によって、中間調処理部によって中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、中間調処理部によって中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の予め定める形状の領域がそれぞれ選択される。周波数変換部によって、領域選択部によって選択された領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値が、それぞれ周波数成分に変換される。差分算出部によって、周波数変換部によって変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換部によって変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分が算出される。そして、判定部によって、差分算出部によって算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かが判定される。
したがって、複写時の画像処理において、入力される画像データに基づいて、原稿のハーフトーンのパターンと、中間調処理で生成されるハーフトーンのパターンとの干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定することができるので、コピーを出力する前にモアレの発生の有無を知ることができる。モアレが発生すると判定した場合には、モアレが発生しないように適切な画像処理を行うことによって、モアレの発生を防止し、最適なコピー出力を得ることができる。
また本発明によれば、空間フィルタ処理部によって、前記判定部によってモアレが発生すると判定されたとき、空間フィルタ処理および中間調処理が行われる前の前記入力された画像データに関して、モアレの発生を抑制するフィルタ係数を用いて空間フィルタ処理が行われ、前記中間調処理部によって、空間フィルタ処理部によって空間フィルタ処理が行われた画像データに対して中間調処理が行われる。したがって、モアレが発生するとき、モアレの発生を抑制するフィルタ係数、たとえば平滑効果の大きいフィルタ係数を用いて空間フィルタ処理を行うので、モアレの発生を抑えたコピーを出力することができる。
また本発明によれば、前記中間調処理部によって、前記判定部によってモアレが発生すると判定されたとき、モアレの発生を抑制するディザマトリクスを用いて中間調処理が行われる。したがって、モアレが発生するとき、モアレの発生を抑制するディザマトリクス、たとえば原稿のハーフトーンのスクリーン角度を30度変更したディザマトリクスを用いて中間調処理を行ってハーフトーン画像を生成するので、モアレの発生を抑えたコピーを出力することができる。
また本発明によれば、原稿種別判別部によって、入力される画像データに基づいてその画像データの原稿の種別が判別される。そして、前記判定部によって、原稿種別判別部によって原稿が印刷写真を含む原稿であると判別されたとき、モアレが発生するか否かが判定される。モアレが発生する可能性があるのは、原稿の画像にハーフトーン画像が含まれている場合であるので、原稿種別判別部による判別結果が、モアレが発生する可能性がない原稿、たとえば原稿が印刷写真を含まない原稿である場合、モアレ検出処理、すなわち領域選択部、周波数変換部、差分算出部および判定部による処理を行わなくすることができ、処理時間を短縮することができる。
また本発明によれば、前記画像処理装置を備えるので、入力される画像データに基づいて、モアレが発生するか否かを判定することができ、コピーを出力する前にモアレの発生の有無を知ることができる。
また本発明によれば、画像処理装置によって画像を処理するにあたって、領域選択ステップでは、入力される画像データに関して中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の予め定める形状の領域をそれぞれ選択する。周波数変換ステップでは、領域選択ステップで選択された領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値を、それぞれ周波数成分に変換する。差分算出ステップでは、周波数変換ステップで変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換ステップで変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分を算出する。そして、判定ステップでは、差分算出ステップで算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定する。
したがって、複写時の画像処理において、入力される画像データに基づいて、原稿のハーフトーンのパターンと、中間調処理で生成されるハーフトーンのパターンとの干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定することができるので、コピーを出力する前にモアレの発生の有無を知ることができる。モアレが発生すると判定した場合には、モアレが発生しないように適切な画像処理を行うことによって、モアレの発生を防止し、最適なコピー出力を得ることができる。
また本発明によれば、プログラムは、コンピュータを、入力される画像データに関して中間調処理を行ってハーフトーン画像を生成する中間調処理部と、中間調処理部によって中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、中間調処理部によって中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の予め定める形状の領域をそれぞれ選択する領域選択部と、領域選択部によって選択された領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値を、それぞれ周波数成分に変換する周波数変換部と、周波数変換部によって変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換部によって変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分を算出する差分算出部と、差分算出部によって算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定する判定部として機能させる。
したがって、原稿のハーフトーンのパターンと、中間調処理によって生成されるハーフトーンのパターンとの干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定し、モアレが発生すると判定した場合には、モアレが発生しないように適切な画像処理を行うことができる処理をプログラムで制御することができる。
また本発明によれば、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であるので、コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み出されたプログラムによって、前記画像処理装置をコンピュータ上に実現することができる。
本発明の実施の一形態に係るモアレ検出部10の構成を示すブロック図である。 差分検出部103によって算出された周波数成分の差分Dif_Fを示すグラフの一例である。 図2に示したグラフでの破線方向の角度における周波数成分の差分Dif_Fを示すグラフの一例である。 本発明の実施の一形態であるカラー画像形成装置1の構成を示すブロック図である。 モアレ検出部10および階調再現処理部20が処理するモアレ検出中間調処理のフローチャートである。 階調再現処理部20が用いるディザマトリクスの例を示す図である。 空間フィルタ処理部18が用いるフィルタ係数の例を示す図である。
図1は、本発明の実施の一形態に係るモアレ検出部10の構成を示すブロック図である。モアレ検出部10は、本発明の実施の一形態であるカラー画像処理装置3に含まれる。画像処理装置であるカラー画像処理装置3については、図4で詳述する。モアレ検出部10は、領域選択部101、周波数変換部102、差分検出部103および判定部104を含んで構成される。
領域選択部101は、中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データCMYK(
Cyan-Magenta-Yellow-Black)1、および中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データCMYK2における同一座標の矩形領域をそれぞれ選択する。同一座標の矩形領域とは、中間調処理前画像データCMYK1が示す画素の位置と、中間調処理後画像データCMYK2が示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の矩形の領域である。
予め定める形状の領域である矩形領域は、たとえば256×256画素のサイズである。また、選択される矩形領域の数は、1つに限定されるものではなく、位置を変えて複数選択、たとえば25個の矩形領域を選択してもよい。
周波数変換部102は、領域選択部101によってそれぞれ選択された矩形領域に含まれる画素の画素値にフーリエ変換を行って、周波数成分(以下「空間周波数成分」ともいう)に変換する。周波数成分への変換は、中間調処理前画素データおよび中間調処理後画像データのそれぞれの画像データが示す画素値に対して、CMYKプレーンごとに行う。CMYKプレーンとは、1つの画素をシアン(Cyan:略称C)、マゼンタ(Magenta:略称M)、イエロー(Yellow:略称Y)、および黒(Black:略称K)の4つの色で表したとき、各色からなるそれぞれの画像である。フーリエ変換は、式(1)を用いて行う。
ここに、A(x,y)は、XY座標系における座標(x,y)の位置にある画素の画素値である。Mは、矩形領域内のX軸方向の画素数であり、Nは、矩形領域内のY軸方向の画素数である。C(u,v)は、フーリエ級数である。uは、X軸方向の周波数であり、vは、Y軸方向の周波数である。
差分算出部である差分検出部103は、同一座標の矩形領域ごとに、中間調処理後画像データの周波数成分の絶対値から、中間調処理前画像データの周波数成分の絶対値を減算し、減算した値を矩形領域に含まれる画素数で除算して正規化し、正規化した値を周波数成分の差分Dif_Fとする。周波数成分の差分Dif_Fは、CMYKプレーンごとに算出する。また、周波数成分の差分Dif_Fは、周波数および角度ごとに独立して算出する。
図2は、差分検出部103によって算出された周波数成分の差分Dif_Fを示すグラフの一例である。横軸は、フーリエ級数の変数uが示す周波数であり、縦軸は、フーリエ級数の変数vが示す周波数であり、原点は、横軸と縦軸との交点である。周波数成分の単位は、画素値であり、周波数成分の差分Dif_Fは、画素値の変化量を表している。図2に示す破線は、判定部104がモアレの発生の有無を判定するために抽出する周波数成分の差分Dif_Fの方向を示している。図2に示した破線方向の周波数成分の差分Dif_Fの値は、周波数が低い方から順に、「0.000」,「3.414」,「0.898」,「0.735」,「1.224」,「0.865」,「0.591」,「0.273」,……,「1.024」である。
判定部104は、モアレの発生の有無を判定するための閾値を設定し、周波数成分の差分がその閾値以上であるときに、モアレが発生すると判定し、モアレ判定信号を出力する。モアレは、中間調処理によって生成されるハーフパターンと、原稿の網点パターン、つまりハーフパターンとの干渉によって発生する干渉パターンである。したがって、中間調処理後画像データの周波数成分において、モアレの周期に相当する周期の周波数成分の絶対値が、その周波数成分の近隣の周波数成分の絶対値に比べて、局所的に大きくなる傾向がある。したがって、周波数成分の差分Dif_Fの値が局所的に大きくなっている周波数の有無を判定することによって、モアレの発生の有無を判定することができる。また、モアレの周期が非常に長い場合、または非常に短い場合、見た目の画質劣化は気にならないので、周期が非常に長い周波数および非常に短い周波数を除いた特定の周波数範囲において、モアレの発生の有無を判定すればよい。
図3は、図2に示したグラフでの破線方向の角度における周波数成分の差分Dif_Fを示すグラフの一例である。横軸は、図2における原点からの距離によって表される周波数であり、縦軸は、周波数成分の差分Dif_Fである。図2における原点からの距離によって表される周波数は、(u+v)の平方根である。図3は、図2に示した周波数成分の差分Dif_Fのうち破線上にある周波数成分の差分Dif_Fを表している。図3に示したグラフの例は、周波数成分の差分Dif_Fの値が、図2に示した周波数成分の差分Dif_Fの値とは対応していない例である。
判定部104は、予め定める周波数の範囲で、周波数成分の差分Dif_Fが予め定める閾値以上であるか否かを判定する。図3に示した例では、予め定める周波数の範囲は、周波数TH_F1以上、周波数TH_F2以下の周波数の範囲であり、予め定める閾値は、閾値TH_Dif_Fである。周波数TH_F1は、たとえば3Hzであり、周波数TH_F2は、たとえば20Hzであり、閾値TH_Dif_Fは、たとえば10画素値である。
判定部104は、周波数成分の差分Dif_Fが、閾値TH_Dif_F以上であるとき、モアレが発生すると判定し、モアレ判定信号を出力する。図3に示した例では、周波数TH_F3で、周波数成分の差分Dif_Fが閾値TH_Dif_F以上の値であり、モアレが発生する。予め定める周波数の範囲で、周波数成分の差分Dif_Fが閾値TH_Dif_Fを超えている部分は、モアレ成分である。
図4は、本発明の実施の一形態であるカラー画像形成装置1の構成を示すブロック図である。画像形成装置であるカラー画像形成装置1は、たとえばデジタルカラー複写機であり、カラー画像入力装置2、カラー画像処理装置3、カラー画像出力装置4および操作パネル5を含んで構成される。本発明に係る画像処理方法は、カラー画像処理装置3で実行される。
カラー画像処理装置3は、A/D(Analog-to-Digital)変換部11、シェーディング補正部12、原稿種別自動判別部13、入力階調補正部14、領域分離処理部15、色補正部16、黒生成下色除去部17、空間フィルタ処理部18、出力階調補正部19、階調再現処理部20、メモリ21およびモアレ検出部10を含んで構成される。
カラー画像入力装置2は、たとえば電荷結合素子(Charge Coupled Device:以下「CCD」という)を備えたスキャナ部などの読取装置によって構成される。カラー画像入力装置2は、CCDによって、原稿からの反射光像をRGB(Red-Green-Blue)のアナログ信号として読み取って、カラー画像処理装置3に送る。
カラー画像処理装置3は、カラー画像入力装置3から受け取った信号を、A/D変換部11、シェーディング補正部12、原稿種別自動判別部13、入力階調補正部14、領域分離処理部15、色補正部16、黒生成下色除去部17、空間フィルタ処理部18、出力階調補正部19、階調再現処理部20およびモアレ検出部10の順に送り、CMYKのデジタルカラー信号として、カラー画像出力装置4へ送る。
A/D変換部11は、RGBのアナログ信号をデジタル信号に変換し、シェーディング補正部12に送る。シェーディング補正部12は、A/D変換部11から受け取るデジタルのRGB信号に対して、カラー画像入力装置2の照明系、結像系および撮像系で生じる歪みを取り除く処理を行う。シェーディング補正部12は、カラーバランスの調整も行う。
原稿種別判別部である原稿種別自動判別部13は、シェーディング補正部12によって歪みが取り除かれたRGB信号(「RGBの反射率信号」ともいう)に対して、γ補正処理を行って濃度信号に変換するとともに、読み取った原稿の原稿種別の判別を行う。たとえば、原稿種別自動判別部13は、読み取った原稿が、文字からなる文字原稿であるのか、印刷写真からなる印刷写真原稿であるのか、あるいは、文字と印刷写真とが混在した文字印刷写真原稿であるのかなどの判別を行う。
原稿種別の判別方法としては、たとえば、次に示す7つの工程からなる判別方法を用いる。第1工程では、注目画素を含むnラmのブロック、たとえば7×15のブロックにおける最小濃度値および最大濃度値を算出する。第2工程では、算出された最小濃度値および最大濃度値を用いて最大濃度差を算出する。第3工程では、隣接する画素の濃度差の絶対値の総和である総和濃度繁雑度、たとえば主走査方向と副走査方向とについて算出した値の和を総和濃度繁雑度として算出する。第4工程では、算出された最大濃度差と最大濃度差閾値との比較、および算出された総和濃度繁雑度と総和濃度繁雑度閾値との比較を行う。最大濃度差<最大濃度差閾値、および総和濃度繁雑度<総和濃度繁雑度閾値のとき、注目画素は下地印画紙領域に属すると判定する。最大濃度差<最大濃度差閾値、および総和濃度繁雑度<総和濃度繁雑度閾値という条件を満たさないとき、注目画素は文字網点領域に属すると判定する。
第5工程では、下地印画紙領域に属すると判定された画素について、注目画素が、最大濃度差<下地印画紙判定閾値を満たすとき、下地画素であると判定し、最大濃度差<下地印画紙判定閾値を満たさないとき、印画紙画素であると判定する。第6工程では、文字網点領域に属すると判定された画素について、注目画素が、総和濃度繁雑度<最大濃度差に文字網点判定閾値を掛けた値の条件を満たすとき、文字画素であると判定し、総和濃度繁雑度<最大濃度差に文字網点判定閾値を掛けた値の条件を満たさないとき、網点画素であると判定する。
第7工程では、下地画素からなる下地領域、印画紙画素からなる印画紙写真領域、文字画素からなる文字領域、および網点画素からなる網点領域に分類された画素数をカウントし、それぞれのカウント値と、予め定められている下地領域、印画紙領域、網点領域および文字領域に対する閾値とを比較して、原稿全体の種別を判定する。たとえば、文字領域、網点領域、印画紙写真領域の順に検出精度が高いとすると、文字領域の比率が全画素数の30%以上の場合には文字原稿、網点領域の比率が全画素数の20%以上の場合には網点原稿(以下、「印刷写真原稿」ともいう)、印画紙写真領域の比率が全画素数の10%以上の場合には印画紙写真原稿であると判定する。また、文字領域の比率と網点領域の比率とが、それぞれ閾値以上であるとき、文字/網点原稿(以下「文字印刷写真原稿」ともいう)であると判定する。この判定方法は、たとえば特開2002−232708号公報に記載されている判定方法である。
原稿種別の判定結果は、原稿種別判定信号として、入力階調補正部14、領域分離処理部15、色補正部16、黒生成下色除去部17、空間フィルタ処理部18、階調再現処理部20およびモアレ検出部10に送られ、原稿判別結果に応じたパラメータが設定され、それぞれの処理が行われる。
入力階調補正部14は、下地濃度の除去およびコントラストなどの画質調整処理を行う。領域分離処理部15は、入力階調補正部14からRGBのデジタル信号を受け取る。そして、受け取ったRGBのデジタル信号の画像データが示す各画素が、どのような種類の領域に属するか、たとえば下地領域、印画紙写真領域、文字領域および網点領域のうちのいずれの領域に属する画素であるのかを分離する。領域分離処理部15は、分離結果に基づき、画素がどの領域に属しているかを示す領域識別信号を、色補正部16、黒生成下色除去部17、空間フィルタ処理部18および階調再現処理部20に送るとともに、入力階調補正部14から受け取るRGBのデジタル信号をそのまま後段の色補正部16に送る。
色補正部16は、色再現の忠実化実現のために、不要吸収成分を含むCMY(Cyan-
Magenta-Yellow)色材の分光特性に基づいた色濁りを取り除く処理を行う。黒生成下色除去部17は、色補正部16によって色補正されたCMYの3色信号からK(Black)信号を生成する黒生成、元のCMY信号から黒生成で得たK信号を差し引いて新たなCMY信号を生成する。すなわち、黒生成下色除去部17は、色補正部16から受け取ったCMYの3色信号を、CMYKの4色信号に変換して、空間フィルタ処理部18に送る。
空間フィルタ処理部18は、黒生成下色除去部17から受け取るCMYK信号の画像データに対して、領域分離処理部15からの領域識別信号を基にデジタルフィルタによる空間フィルタ処理を行い、空間周波数特性を補正することによって出力画像のぼやけおよび粒状性劣化を防ぐように処理する。中間調処理部である階調再現処理部20も、空間フィルタ処理部18と同様に、CMYK信号の画像データに対して、領域分離処理部15からの領域識別信号を基に所定の処理を行う。
たとえば、領域分離処理部15によって、文字に分離された領域は、特に黒文字あるいは色文字の再現性を高めるために、空間フィルタ処理部18による空間フィルタ処理における鮮鋭強調処理で高周波数の強調量が大きくされる。同時に、階調再現処理部20においては、高域周波数の再現に適した高解像度のスクリーンでの2値化または多値化処理が行われる。
また、領域分離処理部15によって、網点領域に分離された領域に関しては、空間フィルタ処理部18において、入力網点成分を除去するためのローパスフィルタ処理が行われる。そして、出力階調補正部19では、カラー画像出力装置4の特性に基づく出力階調補正処理を行った後、階調再現処理部20で、最終的に画像を画素に分離してそれぞれの階調を再現できるように処理する階調再現処理(「中間調処理」ともいう)が行われる。領域分離処理部15によって、写真に分離された領域に関しては、階調再現性を重視したスクリーンでの2値化または多値化処理が行われる。
モアレ検出部10は、原稿種別自動判別部13からの原稿種別判定信号が、印刷写真が含まれている原稿、すなわち、印刷写真原稿または文字印刷写真原稿であることを示しているとき、出力階調補正部19による出力階調補正後の画像の周波数成分と、階調再現処理部20による階調再現処理後の画像の周波数成分との差分からモアレの発生の有無を判定し、判定結果を示すモアレ判定信号を空間フィルタ処理部18および階調再現処理部20にフィードバックする。
空間フィルタ処理部18は、モアレが発生することを示すモアレ判定信号を受けた場合、たとえばより平滑効果の大きいフィルタ処理を行う。また、階調再現処理部20は、スクリーン角度を変更した2値化または多値化処理を行う。この空間フィルタ処理部18におけるフィードバック処理および階調再現処理部20におけるフィードバック処理は、どちらか片方のみを行う。どちらのフィードバック処理を行うのかは、予め設定しておく。
メモリ21は、たとえば半導体メモリなどの記憶装置によって構成され、出力階調補正部19および階調再現処理部20で処理が行われた画像データは、一旦メモリ21に記憶される。出力階調補正部19で処理が行われた画像データは、中間調処理前画像データであり、階調再現処理部20で処理が行われた画像データは、中間調処理後画像データである。モアレ検出部10は、メモリ21から中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データを読み出して、モアレの発生の有無を判定する。また、メモリ21に記憶される中間調処理後画像データは、所定のタイミングでメモリ21から読み出されてカラー画像出力装置4に送られる。
カラー画像出力装置4は、たとえば、電子写真方式あるいはインクジェット方式を用いたカラー画像出力装置によって構成され、画像データを記録媒体、たとえば紙などに出力する。操作パネル5は、たとえば、液晶ディスプレイなどの表示部、および設定ボタンなどを備える操作部から構成され、操作パネル5から入力される情報に基づいてカラー画像入力装置2、カラー画像処理装置3およびカラー画像出力装置4の動作が制御される。
図5は、モアレ検出部10および階調再現処理部20が処理するモアレ検出中間調処理のフローチャートである。モアレ検出部10は、原稿種別自動判別部13からの原稿種別判定信号が、印刷写真が含まれている原稿、すなわち、印刷写真原稿または文字印刷写真原稿であることを示しているとき、ステップA1に移る。
領域選択ステップであるステップA1では、モアレ検出部10の領域選択部101は、矩形領域を抽出する。具体的には、中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データの各画像データから、同一座標の矩形領域を選択する。周波数変換ステップであるステップA2では、モアレ検出部10の周波数変換部102は、空間周波数変換処理を行う。具体的には、中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データについて、領域選択部101によって選択された矩形領域内の画素の画素値を、フーリエ変換して、空間周波数成分を求める。
ステップA3では、モアレ検出部10の差分検出部103は、絶対値を算出する。具体的には、中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データについて、周波数変換部102によって求められた空間周波数成分の絶対値を算出する。ステップA4では、差分検出部103は、差分を算出する。具体的には、中間調処理後画像データから求めた空間周波数成分の絶対値から、中間調処理前画像データから求めた空間周波数成分の絶対値を減算した絶対値を、差分として算出する。ステップA5では、差分検出部103は、正規化処理を行う。具体的には、ステップA4で算出した差分を、矩形領域の画素数で除算することによって正規化する。ステップA3〜A5は、差分算出ステップである。
判定ステップであるステップA6では、モアレ検出部10の判定部104は、モアレが発生するか否かを判定する。判定部104は、予め定める周波数の範囲で、空間周波数成分の差分が予め定める閾値以上であるとき、モアレが発生すると判定し、モアレ判定信号ならびにモアレ成分のある周波数およびその周波数における周波数成分の差分Dif_Fを、空間フィルタ処理部18および階調再現処理部20に出力し、ステップA7に進む。判定部104は、予め定める周波数の範囲で、空間周波数成分の差分が予め定める閾値未満であるとき、モアレが発生していないと判定し、ステップA9に進む。
ステップA7では、階調再現処理部20は、モアレ成分のある周波数、つまりモアレが発生する周波数に対応するディザマトリクスを選択する。具体的には、モアレが発生する周波数で、モアレの発生を抑制するディザマトリクスを選択する。ステップA8では、階調再現処理部20は、階調再現処理を行い、モアレ検出中間調処理を終了する。具体的には、階調再現処理部20は、ステップA7で選択したディザマトリクスを用いて、中間調処理を行い、中間調処理を行った画像データをメモリ21に記憶し、モアレ検出中間調処理を終了する。
ステップA9では、階調再現処理部20は、階調再現処理が行われた画像データを出力し、モアレ検出中間調処理を終了する。具体的には、予め定めるディザマトリクスを用いて、中間調処理を行い、中間調処理を行った画像データをメモリ21に記憶し、モアレ検出中間調処理を終了する。
図6は、階調再現処理部20が用いるディザマトリクスの例を示す図である。図6(a)は、予め定めるディザマトリクスの例を示す。予め定めるディザマトリクスは、モアレの発生の有無を判定する前に中間調処理を行うときに用いられる。予め定めるディザマトリクスは、CMYKの色ごとに異なるスクリーン角度で設定される。スクリーン角度は、基本となるディザマトリクス(以下「基本マトリクス」という)の形状を、どのように配置するかによって決定される。図6(a)に示した例では、シアンは165度、マゼンタは15度、イエローは105度、およびブラックは75度のスクリーン角度である。
図6(b)は、モアレの発生を抑制するためのディザマトリクスの例を示す。モアレは、原稿の網点のスクリーン角度と、ディザマトリクスのスクリーン角度が近い場合に発生することが多いので、階調再現処理部20は、モアレの発生を抑制するためのディザマトリクスとして、たとえばスクリーン角度を30度変更したディザマトリクスを用いて、中間調処理を行う。図6(b)のスクリーン角度は、図6(a)のスクリーン角度を30度変更した例である。図6(b)に示した例では、シアンは135度、マゼンタは−15度、イエローは75度、およびブラックは45度のスクリーン角度である。
上述した実施の形態では、モアレの発生を抑制するために、階調再現処理部20が行う中間調処理に用いるディザマトリクスを変更する例を示したが、これに限定されるものではなく、たとえば空間フィルタ処理部18が行う空間フィルタ処理に用いるデジタルフィルタのフィルタ係数を変更することも可能である。
図7は、空間フィルタ処理部18が用いるフィルタ係数の例を示す図である。図7(a)は、予め定めるフィルタ係数の例を示す。予め定めるフィルタ係数は、3×3のフィルタ係数であり、モアレの発生の有無を判定する前に空間フィルタ処理を行うときに用いられる。図7(b)、(c)は、モアレの発生を抑制するためのフィルタ係数の例を示す。モアレが発生すると判定された場合、空間フィルタ処理部18は、モアレが発生すると判定した周波数成分の差分Dif_Fおよび周波数に応じたフィルタ係数に変更して、空間フィルタ処理を行う。
空間フィルタ処理部18は、フィルタ係数を変更する場合、モアレが発生すると判定した周波数成分の差分の絶対値が大きいほど、その周波数成分に対する平滑度が強いフィルタ係数を選択する。たとえば、周波数成分の差分Dif_Fの値が15画素値であり、周波数が5Hzである場合は、図7(b)に示す7×7のフィルタ係数を選択する。周波数成分の差分Dif_Fの値が20画素値であり、周波数が15Hzである場合は、図7(c)に示す5×5のフィルタ係数を選択する。
このように、階調再現処理部20によって、入力される画像データに関して中間調処理が行われてハーフトーン画像が生成される。領域選択部101によって、階調再現処理部20によって中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、階調再現処理部20によって中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の矩形領域がそれぞれ選択される。周波数変換部102によって、領域選択部101によって選択された矩形領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値が、それぞれ周波数成分に変換される。差分検出部103によって、周波数変換部102によって変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換部102によって変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分が算出される。そして、判定部104によって、差分検出部103によって算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かが判定される。
したがって、複写時の画像処理において、入力される画像データに基づいて、原稿のハーフトーンのパターンと、中間調処理で生成されるハーフトーンのパターンとの干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定することができるので、コピーを出力する前にモアレの発生の有無を知ることができる。モアレが発生すると判定した場合には、モアレが発生しないように適切な画像処理を行うことによって、モアレの発生を防止し、最適なコピー出力を得ることができる。
さらに、空間フィルタ処理部18によって、判定部104によってモアレが発生すると判定されたとき、空間フィルタ処理および中間調処理が行われる前の前記入力された画像データに関して、モアレの発生を抑制するフィルタ係数を用いて空間フィルタ処理が行われ、階調再現処理部20によって、空間フィルタ処理部18によって空間フィルタ処理が行われた画像データに対して中間調処理が行われる。したがって、モアレが発生するとき、モアレの発生を抑制するフィルタ係数、たとえば平滑効果の大きいフィルタ係数を用いて空間フィルタ処理を行うので、モアレの発生を抑えたコピーを出力することができる。
さらに、階調再現処理部20によって、判定部104によってモアレが発生すると判定されたとき、モアレの発生を抑制するディザマトリクスを用いて中間調処理が行われる。したがって、モアレが発生するとき、モアレの発生を抑制するディザマトリクス、たとえば原稿のハーフトーンのスクリーン角度を30度変更したディザマトリクスを用いて中間調処理を行ってハーフトーン画像を生成するので、モアレの発生を抑えたコピーを出力することができる。
さらに、原稿種別自動判別部13によって、入力される画像データに基づいてその画像データの原稿の種別が判別される。そして、判定部104によって、原稿種別自動判別部13によって原稿が印刷写真を含む原稿であると判別されたとき、モアレが発生するか否かが判定される。モアレが発生する可能性があるのは、原稿の画像にハーフトーン画像が含まれている場合であるので、原稿種別自動判別部13による判別結果が、モアレが発生する可能性がない原稿、たとえば原稿が印刷写真を含まない原稿である場合、モアレ検出処理、すなわち領域選択部101、周波数変換部102、差分検出部103および判定部104による処理を行わなくすることができ、処理時間を短縮することができる。
さらに、カラー画像処理装置3を備えるので、入力される画像データに基づいて、モアレが発生するか否かを判定することができ、コピーを出力する前にモアレの発生の有無を知ることができる。
さらに、カラー画像処理装置3によって画像を処理するにあたって、図5に示したモアレ検出中間調処理のフローチャートにおいて、ステップA1では、入力される画像データに関して中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の矩形領域をそれぞれ選択する。ステップA2では、ステップA1で選択された矩形領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値を、それぞれ周波数成分に変換する。ステップA3〜A5では、ステップA2で変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、ステップA2で変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分を算出する。そして、ステップA6では、ステップA3〜A5で算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定する。
したがって、複写時の画像処理において、入力される画像データに基づいて、原稿のハーフトーンのパターンと、中間調処理で生成されるハーフトーンのパターンとの干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定することができるので、コピーを出力する前にモアレの発生の有無を知ることができる。モアレが発生すると判定した場合には、モアレが発生しないように適切な画像処理を行うことによって、モアレの発生を防止し、最適なコピー出力を得ることができる。
カラー画像処理装置3のA/D変換部11、シェーディング補正部12、原稿種別自動判別部13、入力階調補正部14、領域分離処理部15、色補正部16、黒生成下色除去部17、空間フィルタ処理部18、出力階調補正部19、階調再現処理部20およびモアレ検出部10の各機能は、ハードウエアロジックたとえば不図示のDSP(Digital
Signal Processor)によって構成されてもよいし、これらの機能を実現するためのプログラムを記憶する不図示の記憶装置、およびその記憶装置に記憶されるプログラムを実行する不図示のCPU(Central Processing Unit)によって構成されてもよい。
記憶装置は、前記プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)および制御のために用いるデータを記憶するRAM(Random Access Memory)などの半導体メモリ、ならびにその他必要なプログラムおよびデータを記憶する半導体メモリあるいは磁気ディスク装置などによって構成される。
カラー画像処理装置3の前記記憶装置に記憶されるプログラムは、コンピュータ、たとえば前記CPUを、A/D変換部11、シェーディング補正部12、原稿種別自動判別部13、入力階調補正部14、領域分離処理部15、色補正部16、黒生成下色除去部17、空間フィルタ処理部18、出力階調補正部19、階調再現処理部20およびモアレ検出部10として機能させるためのプログラムである。したがって、本発明は、コンピュータをカラー画像処理装置3のA/D変換部11、シェーディング補正部12、原稿種別自動判別部13、入力階調補正部14、領域分離処理部15、色補正部16、黒生成下色除去部17、空間フィルタ処理部18、出力階調補正部19、階調再現処理部20およびモアレ検出部10として機能させるためのプログラムとして提供することができる。
このように、プログラムは、コンピュータを、入力される画像データに関して中間調処理を行ってハーフトーン画像を生成する階調再現処理部20と、階調再現処理部20によって中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、階調再現処理部20によって中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の矩形領域をそれぞれ選択する領域選択部101と、領域選択部101によって選択された矩形領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値を、それぞれ周波数成分に変換する周波数変換部102と、周波数変換部102によって変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換部102によって変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分を算出する差分検出部103と、差分検出部103によって算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定する判定部104として機能させる。
したがって、原稿のハーフトーンのパターンと、中間調処理によって生成されるハーフトーンのパターンとの干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定し、モアレが発生すると判定した場合には、モアレが発生しないように適切な画像処理を行うことができる処理をプログラムで制御することができる。
上述した実施の形態では、プログラムは、カラー画像処理装置3の記憶装置に記憶されるが、この記憶装置に限定されるものではなく、コンピュータで読取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体は、たとえば図示しない外部記憶装置としてプログラム読取装置をカラー画像処理装置3に設け、そこに記録媒体を挿入することによって読取り可能な記録媒体であってもよいし、あるいは他の装置の記憶装置であってもよい。
いずれの記録媒体であっても、記憶されているプログラムがコンピュータからアクセスされて実行される構成であればよい。あるいはいずれの記録媒体であっても、プログラムが読み出され、読み出されたプログラムが、記憶装置のプログラム記憶エリアに記憶されて、そのプログラムが実行される構成であってもよい。
カラー画像処理装置3と分離可能に構成される記録媒体は、たとえば磁気テープ/カセットテープなどのテープ系の記録媒体、フレキシブルディスク/ハードディスクなどの磁気ディスクもしくはCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)/MO(Magneto
Optical disk)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disk)/CD−R(
Compact Disk Recordable)などの光ディスクのディスク系の記録媒体、IC(
Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系の記録媒体、またはマスクROM/EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)/EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)/フラッシュROMなどの半導体メモリを含む固定的にプログラムを担持する記録媒体であってもよい。
したがって、本発明は、コンピュータをカラー画像処理装置3のA/D変換部11、シェーディング補正部12、原稿種別自動判別部13、入力階調補正部14、領域分離処理部15、色補正部16、黒生成下色除去部17、空間フィルタ処理部18、出力階調補正部19、階調再現処理部20およびモアレ検出部10として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として提供することができる。
このように、記録媒体は、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であるので、コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み出されたプログラムによって、カラー画像処理装置3をコンピュータ上に実現することができる。
また、カラー画像処理装置3を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN(
Local Area Network)、ISDN(Integrated Services Digital Network)、VAN(
Value Added Network)、CATV(Community Antenna Television)通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、または衛星通信網など通信ネットワークが利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDA(Infrared Data Association)あるいはリモートコントロールで用いられる赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR(High Data Rate)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網などの無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
上述した実施の形態では、カラー画像形成装置1として、デジタルカラー複写機を例に説明したが、デジタルカラー複写機に限定されるものではなく、カラー画像形成装置1は、複写機能、印刷機能、ファクシミリ機能、およびスキャンによって取得した画像データを電子メールとして外部に送信する機能であるScan to E-mail機能などの機能を備えるデジタルカラー複合機あるいはデジタルモノクロ複合機であってもよい。
1 画像形成装置
2 カラー画像入力装置
3 カラー画像処理装置
4 カラー画像出力装置
5 操作パネル
10 モアレ検出部
11 A/D変換部
12 シェーディング補正部
13 原稿種別自動判別部
14 入力階調補正部
15 領域分離処理部
16 色補正部
17 黒生成下色除去部
18 空間フィルタ処理部
19 出力階調補正部
20 階調再現処理部
21 メモリ
101 領域選択部
102 周波数変換部
103 差分検出部
104 判定部

Claims (8)

  1. 入力される画像データに関して中間調処理を行ってハーフトーン画像を生成する中間調処理部と、
    中間調処理部によって中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、中間調処理部によって中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の予め定める形状の領域をそれぞれ選択する領域選択部と、
    領域選択部によって選択された領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値を、それぞれ周波数成分に変換する周波数変換部と、
    周波数変換部によって変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換部によって変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分を算出する差分算出部と、
    差分算出部によって算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定する判定部とを含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定部によってモアレが発生すると判定されたとき、空間フィルタ処理および中間調処理が行われる前の前記入力された画像データに関して、モアレの発生を抑制するフィルタ係数を用いて空間フィルタ処理を行う空間フィルタ処理部をさらに含み、
    前記中間調処理部は、空間フィルタ処理部によって空間フィルタ処理が行われた画像データに対して中間調処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記中間調処理部は、前記判定部によってモアレが発生すると判定されたとき、モアレの発生を抑制するディザマトリクスを用いて中間調処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 入力される画像データに基づいてその画像データの原稿の種別を判別する原稿種別判別部をさらに含み、
    前記判定部は、原稿種別判別部によって原稿が印刷写真を含む原稿であると判別されたとき、モアレが発生するか否かを判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像処理装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 画像を処理する画像処理装置によって実行される画像処理方法であって、
    入力される画像データに関して中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の予め定める形状の領域をそれぞれ選択する領域選択ステップと、
    領域選択ステップで選択された領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値を、それぞれ周波数成分に変換する周波数変換ステップと、
    周波数変換ステップで変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換ステップで変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分を算出する差分算出ステップと、
    差分算出ステップで算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定するモアレ判定ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  7. コンピュータを、
    入力される画像データに関して中間調処理を行ってハーフトーン画像を生成する中間調処理部と、
    中間調処理部によって中間調処理が行われる前の中間調処理前画像データが示す画素の位置と、中間調処理部によって中間調処理が行われた後の中間調処理後画像データが示す画素の位置とを同一の座標系で表したとき、同じ位置の予め定める形状の領域をそれぞれ選択する領域選択部と、
    領域選択部によって選択された領域に含まれる画素の中間調処理前画像データおよび中間調処理後画像データが示す画素値を、それぞれ周波数成分に変換する周波数変換部と、
    周波数変換部によって変換された中間調処理前画像データの周波数成分と、周波数変換部によって変換された中間調処理後画像データの周波数成分との差分を算出する差分算出部と、
    差分算出部によって算出された周波数成分の差分に基づいて、干渉パターンであるモアレが発生するか否かを判定する判定部として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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