JP2010206391A - 表示装置、表示方法、表示プログラム及び記録媒体 - Google Patents

表示装置、表示方法、表示プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの操作に即座に反応して表示領域を移動できる表示装置を提供する。
【解決手段】配信装置3に要求した部分ストリーム映像が届くまでの間に受け付けられた移動要求に対する表示領域220の移動を、要求した部分ストリーム映像が届くまでの間に配信される部分ストリーム映像の領域の論理積領域(可動領域)内に制限する。これにより、表示装置4と配信装置3との間の通信の遅延時間Tよりも短い間隔で移動要求を受け付けることができ、ユーザの操作に即時的に反応することが可能となる。表示領域220の移動可能範囲を可動領域内に制限することで、表示領域220は、配信される部分ストリーム映像210外に出ることがなくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストリーム映像を受信して表示する技術に関する。
放送波やネットワークを利用した映像中継システム(非特許文献1参照)では、複数台のカメラが用意され、配信局のディレクタは各カメラからの映像を選択することで、配信する映像を切り替えたり、リプレイ映像やある選手のインタビュー映像といった、以前に撮影して録画していた映像を中継中に挿入したりする。
このように現状の映像中継システムでは、配信局側主体の映像配信により、ユーザは自身の好みのタイミングで、自身の好みの人物や場所を見ることは不可能であった。例えば、あるバンドのコンサートの中継では、ボーカルに焦点が当てられる傾向にあるため、ボーカル以外のバンドメンバを集中的に見ることは不可能である。同様に、サッカー中継では、ボール周辺の映像が配信される傾向にあり、ボール周辺から離れた位置にいる選手を集中的に見ることは不可能である。他にも、スタジオからの中継や演劇中継においても同様のことが言える。現在の映像中継ではユーザが任意のタイミングで特定の人物に焦点を当てて見ることは不可能である。
一方で、選手や演者全員の動きが見えるように、会場全体の映像を配信するとなると、ユーザが配信されてきた映像を見るディスプレイの解像度や、そのディスプレイの物理的な大きさの影響から、映像内の人間がとても小さく表示される。このため、個人の特定が難しくなる。例えばサッカー場全体を撮影した映像が配信されたとしても、ボールがある位置の特定や、選手個人の特定が困難になる可能性がある。
現在、複数台のカメラを対象物の周囲に配置し、各カメラからの映像を合成することで、自由な視点からの映像をユーザに提供する技術が存在する。合成した映像から見たい場所を選択して表示することで、ユーザは対象物の好みの場所を視聴することが可能となる。
笹部昌弘、外3名、「P2Pネットワークにおけるスケーラブルなメディアストリーミング機構」、電子情報通信学会技術研究報告(NS2003−11)、電子情報通信学会、2003年9月、p.71-76
しかしながら、ユーザが表示している領域を移動するために映像配信装置に表示領域の移動コマンドを送ると、ユーザ宅の表示装置と映像配信装置との間の通信の遅延により、移動コマンドを送ってから映像を受信して表示を行うまでに遅延が生じる。これにより、ユーザにとっては、表示領域の移動操作を行ってから数秒の間、映像が止まってしまって見える。全体映像が配信されると自由に表示領域を変更することができるが、各家庭の通信帯域の制限から高解像度の全体映像を配信することができないという問題がある。
そこで、表示領域よりも広い領域の配信を受けることで、その配信された領域内では自由に表示領域を移動ができるので、移動コマンドが反映されるまでのタイムラグがなくなる。表示領域が配信された領域から外れそうな場合には、その表示領域を中心とする領域の配信を要求することで、また自由に移動することができる。
ところが、表示装置と映像配信装置との間の通信の遅延により、映像を要求してからその映像を受信するまでに時間を要する。そのため、自由に表示領域を移動させるとすると、表示領域が配信された領域をはずれる場合がある。例えば、表示領域を右方向に移動させ、右方向の領域の映像を要求した後すぐに左方向に移動した場合に、新たに要求した右方向の映像が届いたとき、左方向に移動させた表示領域が届いた映像から外れた位置となることがある。表示領域が配信された領域から外れないようにするためには、移動操作の受け付ける間隔を遅延時間以上とすることで解決できるが、ユーザの要求に即座に反応しているとはいえない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、ユーザの操作に即座に反応して表示領域を移動できる表示装置を提供することにある。
第1の本発明に係る表示装置は、ストリーム映像を部分的に切り出して部分ストリーム映像として配信する配信装置から当該部分ストリーム映像を受信して表示する表示装置であって、配信装置に対して、ストリーム映像から部分ストリーム映像として切り出す配信領域と、当該部分ストリーム映像の配信開始位置を示すフレームカウンタとを送信するとともに、配信装置から部分ストリーム映像を受信する通信手段と、部分ストリーム映像の一部を表示領域として表示する表示手段と、表示領域の移動要求を受け付ける入力手段と、配信装置との通信の遅延時間に基づいてフレームカウンタを算出するとともに、移動要求に変化があった時刻に受信している部分ストリーム映像の配信領域と当該時刻から遅延時間前までの間に配信装置に対して送信した配信領域との論理積を可動範囲として求め、当該可動範囲内に表示領域が存在するように移動要求を基に表示領域の移動速度及び遅延時間後の表示領域の位置を推定し、当該位置に基づいて配信領域を計算する計算手段と、を備えることを特徴とする。
第2の本発明に係る表示方法は、ストリーム映像を部分的に切り出して部分ストリーム映像として配信する配信装置から当該部分ストリーム映像を受信して表示する表示方法であって、通信手段による、配信装置に対して、ストリーム映像から部分ストリーム映像として切り出す配信領域と、当該部分ストリーム映像の配信開始位置を示すフレームカウンタとを送信するとともに、配信装置から部分ストリーム映像を受信するステップと、表示手段による、部分ストリーム映像の一部を表示領域として表示するステップと、入力手段による、表示領域の移動要求を受け付けるステップと、計算手段による、配信装置との通信の遅延時間に基づいてフレームカウンタを算出するとともに、移動要求に変化があった時刻に受信している部分ストリーム映像の配信領域と当該時刻から遅延時間前までの間に配信装置に対して送信した配信領域との論理積を可動範囲として求め、当該可動範囲内に表示領域が存在するように移動要求を基に表示領域の移動速度及び遅延時間後の表示領域の位置を推定し、当該位置に基づいて配信領域を計算するステップと、を備えることを特徴とする。
第3の本発明に係る表示プログラムは、上記表示装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
第4の本発明に係る記録媒体は、上記表示プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
本発明にあっては、配信装置との通信の遅延時間に基づいてフレームカウンタを算出するとともに、移動要求に変化があった時刻から遅延時間前までの間に配信装置に対して送信した配信領域の論理積を可動範囲として求め、表示領域の移動範囲をその可動範囲内に制限することにより、遅延時間よりも短い間隔で移動要求を受け付けても表示領域が部分ストリーム映像から外れることがなくなるので、ユーザの操作に即時に反応することができる。
このように、本発明によれば、ユーザの操作に即座に反応して表示領域を移動できる表示装置を提供することができる。
一実施の形態における映像配信システムの構成図である。 図2(a)は、図1の撮影装置1による撮影の様子を示す図であり、図2(b)は、撮影による各映像の合成により得られた映像を示す図である。 図3(a)は、図1の配信装置2で得られたストリーム映像と部分ストリーム映像を示す図であり、図3(b)は、配信装置2で操作される操作棒の斜視図である。 図4(a)は、操作装置の斜視図であり、図4(b)は、モード切替の説明図である。 モード切替動作を示すシーケンス図である。 通信の遅延時間を考慮してフレームカウンタを算出する必要を説明するための説明図である。 ストリーム映像、部分ストリーム映像、表示領域の関係を説明するための図である。 球技における表示領域の例を示す図である。 表示装置がディレクタモードからユーザモードへの変更要求を受け、表示領域を移動させる動作を示すフローチャートである。 部分ストリーム映像の切り出し位置、フレームカウンタを計算する処理の流れを示すフローチャートである。 操作棒が傾けられて生じた角度θ、δの説明図である。 遅延時間内に操作されたときの可動領域を説明するための図である。 可動領域を8つの部分に分けるための角度θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 の説明図である。 8つの部分に分けた可動領域を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における映像配信システムの構成図である。同図に示す映像配信システムは、撮影装置1、2種類の配信装置2,3、表示装置4、および操作装置5を備える。撮影装置1、配信装置2,3、および表示装置4は、通信回線により接続される。操作装置5は表示装置4に接続される。
撮影装置1は、複数の撮影部11と、各撮影部11で得た映像を合成する処理部12と、合成した映像を配信装置2,3に送信する通信部13とを備える。
撮影装置1は、撮影対象のある現場に設置される。例えば、図2(a)に示すように、スポーツ中継のためにスポーツが開催されている場所に設けられ、撮影部11であるカメラにより競技中の競技場を撮影する。処理部12が複数の撮影部11それぞれで撮影された各映像を合成することで、図2(b)に示すような、競技場全体を撮影した映像を得る。処理部12は、各カメラの撮影領域で重なっている領域を考慮することで1つの映像を得るイメージモザイキング技術を用いる。通信部13は、得られた映像をストリーム映像として配信装置2,3へ送信する。なお、図2(b)に示す全体を撮影した映像を1つの高解像度カメラで得てもよい。
配信装置2は、撮影装置1から受信した映像によるストリーム映像を部分的に切り出す切出部21と、別の映像や音声などが記憶された記憶部22と、切り出した部分ストリーム映像と記憶された映像とを合成する処理部23と、配信された映像を受信するとともに、映像を合成した部分ストリーム映像を表示装置4に送信する通信部24とを備える。配信装置2は、表示装置4の解像度や通信回線の帯域幅を考慮して、撮影装置1から受信したストリーム映像の一部を部分的に切り出した部分ストリーム映像を送信する。
ストリーム映像とは、最も過去の映像部分から順次に送信され、送信された映像部分を、後から送信される映像部分を待たずに再生されるものをいう。部分ストリーム映像とは、ストリーム映像によって表示可能な領域内から所定の領域を切り出したストリーム映像である。部分ストリーム映像は、ストリーム映像の時間的な全体を切り出して得たものでもよいし、ストリーム映像の時間的な部分を切り出して得たものでもよい。なお、ストリーム映像は、ここでは、音声を含むが、状況等によっては音声を含まなくても良い。
切出部21は、受信したストリーム映像の一部を部分ストリーム映像として切り出す。具体的には、図3(a)に示すように、競技場全体を撮影したストリーム映像200から、部分ストリーム映像210を切り出す。配信装置2では、部分ストリーム映像210として切り出す領域は、操作者(テレビ局のディレクタなどであり、以下「ディレクタ」と称する)が図3(b)に示すような操作棒250を操作することにより決定される。例えば、球技におけるボールの位置を含むように切り出したり、演劇の中継では、話者の位置を含むように切り出す。
記憶部22は、選手のインタビュー映像、広告映像、あるいはナレーション音声など、撮影装置1から受信した映像・音声とは別の映像・音声を蓄積している。
処理部23は、切出部21によって切り出された部分ストリーム映像と記憶部22に蓄積されている映像や音声を合成する。
通信部24は、撮影装置1からストリーム映像を受信し、インタビュー映像等を合成した部分ストリーム映像を表示装置4に送信するとともに、表示装置4から視聴の登録や解除などの信号を受信する。
配信装置3は、撮影装置1から受信した映像によるストリーム映像を部分的に切り出す切出部31と、撮影装置1からストリーム映像を受信し、切り出した部分ストリーム映像を表示装置4に送信する通信部32とを備える。
配信装置3も配信装置2と同様に、撮影装置1から受信したストリーム映像の一部を部分的に切り出した部分ストリーム映像を表示装置4に送信するが、配信装置2とは異なり、ディレクタなどが切り出す領域を指定するのではなく、表示装置4から指定された領域を部分ストリーム映像として切り出す。
表示装置4は、通信部41、処理部42、表示部43、計算部44、および入力部45を備える。表示装置4は、演算処理装置、記憶装置、メモリ等を備えたコンピュータにより構成して、各部の処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムは表示装置4が備える記憶装置に記憶されており、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
通信部41は、配信装置2,3が送信した部分ストリーム映像を受信するとともに、配信装置2,3へ視聴の登録や解除などの信号の送信や、配信装置3へ配信を希望する部分ストリーム映像の切り出し位置、フレームカウンタを送信する。本実施の形態では、配信装置2,3のいずれからも部分ストリーム映像を受信し、配信装置2から配信された部分ストリーム映像を表示するディレクタモードと、配信装置3から配信された部分ストリーム映像を表示するユーザモードを切り替えることができる。
処理部42は、受信した部分ストリーム映像から表示する領域を切り出し、表示部43は、切り出した表示領域を表示する。部分ストリーム映像は、表示部43が表示可能な映像よりも大きな領域を持つ映像であり、計算部44により、受信した部分ストリーム映像のどの領域を表示するのか計算される。配信装置2から部分ストリーム映像を受信しているときは、受信した部分ストリーム映像の中心付近が表示領域であり、ユーザの操作で表示領域を動かすことはできない(ディレクタモード)。一方、配信装置3から部分ストリーム映像を受信しているときは、ユーザによる操作装置5の操作に基づいて表示すべき表示領域が計算され、ユーザが表示領域を指定することできる(ユーザモード)。
計算部44は、表示装置4と配信装置3との間の通信の遅延時間に基づいて要求するフレームカウンタを計算するとともに、操作装置5からの入力と、操作装置5からの入力が変化したときから所定時間内に受信する部分ストリーム映像に基づいて表示領域の移動量を計算する。計算部44による要求する部分ストリーム映像の切り出し位置やフレームカウンタの計算の詳細については後述する。
操作装置5は、ユーザから表示領域の移動操作を受け付け、表示装置4の入力部45へ送信する。操作装置5が受ける表示領域の移動操作は、ユーザが現在の表示領域の場所とは別の場所を見るべく、つまり、表示領域を移動させたいと思ってなされる操作である。表示領域の移動とは、表示されている表示領域の部分ストリーム映像における位置とは異なる位置の表示領域を切り出して表示する動作を連続的に行い、これにより、表示領域が移動しているように見せることをいう。
図4(a)に、操作装置5の例を示す。操作装置5は、切替ボタン51と、移動要求操作を受ける操作棒52とを備える。操作棒52は、実際の、または、仮想的な平面53に対して垂直に立設されており、それを押して傾けることができ、押すのを止めれば垂直に戻るようになっている。
図4(b)に示すように、本実施の形態では、ユーザモードのときに切替ボタン51を押下することによりディレクタモードに切り替えることができ、逆に、ディレクタモードのときに切替ボタン51を押下することによりユーザモードに切り替えることができる。また、ディレクタモードのときに、操作棒52の操作を検出してユーザモードに切り替えるものでもよい。さらに、ユーザモードのときに、操作棒52の操作が所定の時間検出されなかったときに、ディレクタモードに切り替えるものでもよい。
ここで、ユーザモードとディレクタモードの切り替えについて説明する。図5は、ユーザモードとディレクタモードを切り替える動作を示すシーケンス図である。
表示装置4が配信装置2に対して受信登録を行うと(ステップS501)、配信装置2は、ディレクタの指示に基づいて生成した部分ストリーム映像の配信を始める(ステップS502)。配信装置2から送信されるデータには、部分ストリーム映像の他にも、ストリーム映像内における部分ストリーム映像(配信領域)の左下の座標、フレームカウンタ、タイムスタンプ、切替フラグ、および配信装置3のURI(Uniform Resource Identifier)が含まれる。切替フラグは、ユーザが操作可能であるか、つまり、配信装置3による映像配信が可能であるか否かを示すフラグである。
ユーザが操作装置5を操作すると(ステップS503)、操作棒52の傾き方に応じた移動値が表示装置4に送信される(ステップS504)。なお、切替ボタン51を押下した後に、操作棒52の操作を受け付けてもよい。
移動値を受信した表示装置4は、表示領域の移動先、および要求する配信領域、フレームカウンタを計算する(ステップS505)。ここで、ユーザモードへ切り替え、つまり、配信装置3からの部分ストリーム映像の受信が可能であるときは、配信装置2に対して受信登録解除を行うとともに(ステップS506)、配信装置3に配信領域の左下の座標、フレームカウンタ、およびタイムスタンプを送信して部分ストリーム映像の配信を要求する(ステップS507)。配信装置2は、表示装置4への映像の配信を停止する。一方、配信装置3は、要求された部分ストリーム映像の配信を始める。配信装置3から送信されるデータには、部分ストリーム映像の他にも、フレームカウンタ、タイムスタンプ、および切替フラグが含まれる。
ユーザの操作が終了すると、表示装置4は、配信装置3に対して受信登録解除を行うとともに(ステップS509)、配信装置2に対して受信登録を行い、ディレクタモードへ移行する(ステップS510)。
次に、表示装置4が配信装置3に要求する部分ストリーム映像のフレームカウンタについて説明する。図6は、遅延時間を考慮してフレームカウンタを算出する必要を説明するための説明図である。
図6では、表示装置4には、フレームカウンタが1500からの映像が配信装置2から順次配信されている。フレームカウンタが1530の映像を表示しているときに配信装置2から配信装置3へ配信元を切り替える場合、表示装置4が、フレームカウンタが1530からの映像の配信を配信装置3に要求すると、その要求が配信装置3に届き、配信装置3から配信された映像が表示装置4に届くまでにはT秒経過している。配信装置3から配信された映像が届いたときに配信装置2から配信されていた映像のフレームカウンタが1700だとすると、配信装置3から配信された映像に切り替えた場合、表示装置4で表示していた映像のフレームカウンタが1700から1530に戻るため、映像が時間的に不連続となってしまう。
そこで、計算部44は、配信装置3へ要求を出す時点のフレームカウンタFCに遅延時間Tと、遅延時間TのゆらぎCを考慮して、FC’=FC+FR×T−C の式により要求するフレームカウンタFC’の値を算出する。FRはフレームレートを表す。遅延時間Tは、表示装置4と配信装置3との間の通信の遅延時間であり、詳しくは、通信の往復にかかる時間の長さである。遅延時間Tは、予め計算部44が記憶しているもの、または、フレームカウンタを算出する際に表示装置4が求めるものである。遅延時間Tは、NTP(Network Time Protocol)で得られる現在時刻(タイムスタンプ)を利用して求めることができる。例えば、表示装置4と配信装置3で往復の通信を行う前後のタイムスタンプ同士の差で求め、差を遅延時間Tとすればよい。フレームレートFR、および、ゆらぎCは、予め計算部44が記憶しているものである。
このように、表示装置4と配信装置3との間の通信の遅延時間Tを考慮して配信装置3から配信された部分ストリーム映像が届く頃のフレームカウンタを推定し、そのフレームカウンタからの部分ストリーム映像を要求することで、配信装置2から配信装置3に映像配信元を切り替えても、時間的に連続した映像を得ることができる。
次に、表示装置4が配信装置3に要求する部分ストリーム映像の切り出し位置について説明する。
まず、ストリーム映像と部分ストリーム映像と表示領域の関係を説明する。図7は、ストリーム映像200、部分ストリーム映像210、および表示領域220の関係を説明するための図である。撮影装置1が競技場や舞台などを撮影して生成したものをストリーム映像200として配信装置2,3に送信する。配信装置2,3は、ストリーム映像200の一部を部分的に切り出して部分ストリーム映像210(縦HS×横WS)を表示装置4に配信する。表示装置4は、配信された部分ストリーム映像210の一部を切り出した表示領域(縦HD×横WD)を表示する。図8は、表示装置4の表示部43が表示領域220を表示した例である。
ユーザモードのとき、ユーザは操作装置5を操作して表示領域220として切り出す領域を指定することができる。表示領域220が部分ストリーム映像210の端を超えて指定されると映像を表示することができなくなる。そこで、計算部44は、ユーザの操作装置5から入力した移動値に基づき、表示領域220の移動速度を算出し、部分ストリーム映像210の切り出し領域を推定して配信装置3に要求する。以下、詳細に説明する。
図9は、表示装置4がディレクタモードからユーザモードへの変更要求を受け、表示領域を移動させる動作を示すフローチャートである。
表示装置4は、配信装置2から部分ストリーム映像210の配信を受けている。このとき、ユーザモードへの変更要求があったか否かを判定する(ステップS901)。具体的には、切替ボタン51の押下、あるいは、操作棒52の変化を検出することにより行う。
ユーザモードへの変更要求があった場合、ユーザモードへの変更が可能であるか否かを判定する(ステップS902)。具体的には、計算部44が切替フラグを参照し、配信装置3による映像配信が可能であるか否かを判定する。そして、ユーザモードへの変更が可能であった場合は、配信元を配信装置3に切り替える。
ユーザモードでは、操作棒52が操作されたか否かを判定する(ステップS903)。操作棒52が操作されたか否かは、操作棒52の傾きを検出することで行う。操作棒52が操作されていないときは、ディレクタモードに切り替えるか否かを判定する(ステップS904)。ディレクタモードに切り替えるか否かは、切替ボタン51が押下されたか否か、あるいは、所定の時間、操作棒52が操作されていないか否かを判定することにより行う。ディレクタモードに切り替えると判定されると、配信元を配信装置2に切り替えてディレクタモードに切り替える(ステップS910)。ディレクタモードに切り替えない場合は、ステップS903に戻る。
操作棒52が操作された場合、操作棒52の傾き方に変化があった最後のときから遅延時間T経過したか否かを判定する(ステップS905)。つまり、遅延時間Tの間、操作棒52の傾き方が変化しなかったか否かを判定する。遅延時間T経過している場合は、操作棒52の傾き方に変化があった最後のときに配信装置3に要求した部分ストリーム映像210が届いているので、表示領域220を切り出す位置を新たな部分ストリーム映像210に合わせ、表示領域を切り替える(ステップS906)。配信される部分ストリーム映像210の切り出し位置が異なるものとなっても、全体を撮影したストリーム映像200における表示領域220の位置に大きな変化はないので、部分ストリーム映像210の切り出し位置が変化したことをユーザに分からなくすることができる。
遅延時間T経過していないときは、前回の操作受け付け時のときから操作棒52の傾き方が変化したか否かを判定する(ステップS907)。操作棒52の傾き方が変化していない場合は、ステップS905に戻り遅延時間T経過したか否かを判定する。本実施の形態では、ユーザによる操作装置5の操作をk(<<T)秒に一回受け付ける。
操作棒52の傾き方が変化した場合は、その変化後の傾き方に基づいて遅延時間T後の表示領域220を推定し、部分ストリーム映像210の切り出し位置、フレームカウンタを計算し、部分ストリーム映像210の配信を配信装置3に要求する(ステップS908)。そして、推定した表示領域220への表示領域220の移動を開始して(ステップS909)、ステップS905に戻り遅延時間T経過したか否かを判定する。なお、表示領域220は、突然新たな表示領域に切り替わることなく、移動前の表示位置から移動を開始して滑らかに移動する。
次に、配信装置3に要求する部分ストリーム映像210の切り出し位置、フレームカウンタを計算する処理(図9のステップS908)の詳細について説明する。図10は、部分ストリーム映像の切り出し位置、フレームカウンタを計算する処理の流れを示すフローチャートである。
まず、操作装置5の操作棒52が受けた操作量を基に図11における角度θ,δを求める(S1001)。角度θは、操作棒52と平面53とが接する位置を回転中心として、平面53を正対視したときにおいて右方向に伸びるX軸から、傾斜した操作棒52が平面に投影された位置まで、半時計回りに回転する場合の回転角の値である。なお、平面53を正対視したときにおいて上方向に延びる軸をY軸とする。角度δは、平面53に垂直になっているときの操作棒52と傾斜した操作棒52の間にできる鋭角の絶対値である。
なお、表示装置4における計算上の座標系では、X軸、Y軸は、表示領域220を正対視したときにおいて、それぞれ右方向、上方向に延びる軸でもある。また、当該座標系では、操作棒52と平面53とが接する位置の座標は、表示領域220の中心の座標でもある。平面53に投影された傾斜した操作棒52の先端方向と表示領域220の移動方向とは平行であり、つまり、角度θで表示領域220の移動方向が定まるようになっている。また、角度δが大きい程、表示領域220は速く移動する。つまり、角度δで表示領域220の移動速度が定まるようになっている。
配信装置3に対して要求した新しい部分ストリーム映像210が届くまでには遅延時間T要する。そこで、新しい部分ストリーム映像210が届くまでは、要求してから遅延時間T経過するまでに配信される部分ストリーム映像210の論理積領域(可動領域)内の端に表示領域220が達するという条件を満たす最低移動速度を求める(ステップS1002)。
図12を用いて可動領域について具体的に説明する。時刻t=ti のときに操作棒52が操作されたとする。符号220Aは、t=ti のときの表示領域220Aを示し、符号210Aは、そのときに受信する部分ストリーム映像210Aの切り出し位置を示す。このとき、ti −T≦t<ti において操作棒52が操作されていない場合は、t=ti のときに配信装置3に要求する新たな部分ストリーム映像が届くまでのti ≦t<ti +Tの間の配信領域(部分ストリーム映像が切り出される領域)は、符号210Aで示す部分であり、部分ストリーム映像210A全体が可動領域となる。そして、可動領域および操作棒52の傾き方からt=ti +Tのときの表示領域220Bを計算し、表示領域220Bが中心となるように部分ストリーム映像210Bの切り出し位置を計算して送信する。その後、時刻t=ti +ak(ak<T)のときに操作棒52が操作されたとすると、ti +ak≦t<ti +ak+Tの間、つまり、t=ti +akのときに要求する新たな部分ストリーム映像が届くまでの間では、t=ti +akのときに配信されている部分ストリーム映像210Aとt=ti のときに要求したt=ti +T以降に配信される部分ストリーム映像210Bとの論理積を取った領域が可動領域となる。つまり、操作棒52の傾き方が変化した時刻(t=ti +ak)に受信している部分ストリーム映像の配信領域と、時刻(t=ti +ak)から遅延時間T前(t=ti +ak−T)までの間に要求した全ての配信領域との論理積を取った領域が可動領域となる。ti +ak−T<ti <ti +akであるので、t=ti 以前に要求した部分ストリーム映像210Aとt=ti のときに要求した部分ストリーム映像210Bとの論理積を取った領域が可動領域となる。そして、その可動領域内に収まるようにt=ti +ak+Tのときの表示領域220Cは計算される。
可動領域が求まると、表示領域220が可動領域の端に達したときの最大可動距離maxΔx,maxΔyを求める。最大可動距離maxΔx,maxΔyを求めるにあたり、計算部44は、図13に示す角度θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 を次式により求める。なお、図13は、可動領域230(縦HM×横WM)と可動領域内における表示領域220の位置を示す。
Figure 2010206391
続いて、求めた角度θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 により、可動領域230における表示領域220の中心を基準として8つの領域A1〜A8に分け、それぞれの領域A1〜A8において表示領域220が移動する場合の最大可動距離maxΔx,maxΔyを求める。
表示領域220が図14の領域A1内を移動する場合、つまり、0≦θ≦θ1 を満たす場合、最大可動距離maxΔx,maxΔyは次式となる。
Figure 2010206391
表示領域220が図14の領域A2内を移動する場合、つまり、θ1 ≦θ≦π/2を満たす場合、最大可動距離maxΔx,maxΔyは次式となる。
Figure 2010206391
表示領域220が図14の領域A3内を移動する場合、つまり、π/2≦θ≦π−θ2 を満たす場合、最大可動距離maxΔx,maxΔyは次式となる。
Figure 2010206391
表示領域220が図14の領域A4内を移動する場合、つまり、π−θ2 ≦θ≦πを満たす場合、最大可動距離maxΔx,maxΔyは次式となる。
Figure 2010206391
表示領域220が図14の領域A5内を移動する場合、つまり、π≦θ≦π+θ3 を満たす場合、最大可動距離maxΔx,maxΔyは次式となる。
Figure 2010206391
表示領域220が図14の領域A6内を移動する場合、つまり、π+θ3 ≦θ≦3π/2を満たす場合、最大可動距離maxΔx,maxΔyは次式となる。
Figure 2010206391
表示領域220が図14の領域A7内を移動する場合、つまり、3π/2≦θ≦2π−θ4 を満たす場合、最大可動距離maxΔx,maxΔyは次式となる。
Figure 2010206391
表示領域220が図14の領域A8内を移動する場合、つまり、2π−θ4 ≦θ≦2πを満たす場合、最大可動距離maxΔx,maxΔyは次式となる。
Figure 2010206391
続いて、計算部44は、次式によりX軸方向の移動速度vxおよびY軸方向の移動速度vyを求める。ステップS1002で求める最低移動速度は、移動速度vx,vyからなるものである。
Figure 2010206391
続いて、計算部44は、実際の表示領域220の移動速度を次式により求める(ステップS1003)。この移動速度は、x軸方向の移動速度vx1とy軸方向のvy1とからなる。
Figure 2010206391
ここで、δは、ステップS1001で求めたものであり、maxδは、操作棒52を最も大きく傾けた場合の角度δで、つまり、0≦δ≦maxδである。maxδは、予め計算部44が記憶しているものであり、例えば、90度である。
続いて、計算部44は、後に配信装置3から送信される部分ストリーム映像210の左下の座標p’(x’,y’)を次式により求める(ステップS1004)。p(x,y)は、現在の部分ストリーム映像210の左下の座標である。
Figure 2010206391
続いて、計算部44は、新たな部分ストリーム映像210の配信を要求するフレームカウンタFC’をFC’=FC+FR×T−Cの式により求める(ステップS1005)。
続いて、通信部41は、配信装置2から配信装置3に通信セッションを切り替え(ステップS1006)、算出したフレームカウンタFC’、座標p’を配信装置3に送信する(ステップS1007)。配信装置に要求した座標p’などは、可動領域の算出に利用するために表示装置4の有する記憶装置に記憶させておく。なお、既に配信装置3から配信されている場合は、通信セッションを切り替える必要はない。
以上説明したように、本実施の形態によれば、配信装置3に要求した部分ストリーム映像が届くまでの間に受け付けられた移動要求に対する表示領域220の移動を、要求した部分ストリーム映像が届くまでの間に配信される部分ストリーム映像の領域の論理積領域(可動領域)内に制限することにより、表示装置4と配信装置3との間の通信の遅延時間Tよりも短い間隔で移動要求を受け付けることができ、ユーザの操作に即時的に反応することが可能となる。表示領域220の移動可能範囲を可動領域内に制限することで、表示領域220は、配信される部分ストリーム映像210外に出ることがない。
また、本実施の形態によれば、以下の効果が期待できる。
従来のテレビ中継では、ユーザはテレビ局が決定した映像のみを見るものであったが、本実施の形態によれば、各ユーザが、自らの好みの視点からの映像を見ることができる。また、それを好きなタイミングで行える。例えば、スポーツ中継の際、ボール周辺の選手以外の選手やベンチ等を好きなタイミングで見ることができる。また、演劇中継の際、話者以外の人物を好きなタイミングで見ることができる。さらに、コンサート中継の際、カメラが向けられる傾向にあるボーカル以外のメンバを好きなタイミングで見ることができる。
表示領域は、部分ストリーム映像を部分的に切り出したものなので、別の位置の部分ストリーム映像を要求しなくても、送信された部分ストリーム映像内なら表示領域を移動でき、表示領域の移動開始までのタイムラグが短くできる。
また、ユーザが複数の場合、表示装置4をユーザごとに設け、配信装置3においては、切出部31をユーザごとに設け、通信セッションをユーザごとに設定することで、各ユーザは自分好みの映像を見ることができる。さらに、複数のユーザをグループ化し、あるユーザが見る映像を同じグループ内の他のユーザにも見せるようにしてもよい。これにより、ユーザ間のコミュニケーションの促進を図ることができる。
さらに、ディレクタモードのときも表示領域の周囲も含めた部分ストリーム映像を配信することで、ディレクタモードからユーザモードへ移行した直後にも表示領域を移動できる。また、遅延時間Tを考慮してフレームカウンタを推測することで、配信装置2,3の両方から映像を受信する時間を少なくすることができる。
なお、本実施の形態の操作棒52に代えて、いわゆるカーソルボタンのような方向別のボタンを用いてもよい。このとき、ボタンの押す強さを操作棒52の角度δの代わりに用いることができる。
また、本実施の形態では、ユーザモードとディレクタモードを切り替えたが、ユーザモードだけとしてもよい。この場合、配信装置2が不要となる。
1…撮影装置
2,3…配信装置
4…表示装置
5…操作装置
11…撮影部
12…処理部
13…通信部
21…切出部
22…記憶部
23…処理部
24…通信部
31…切出部
32…通信部
41…通信部
42…処理部
43…表示部
44…計算部
45…入力部
51…切替ボタン
52…操作棒
53…平面
200…ストリーム映像
210…部分ストリーム映像
220…表示領域
230…可動領域
250…操作棒

Claims (4)

  1. ストリーム映像を部分的に切り出して部分ストリーム映像として配信する配信装置から当該部分ストリーム映像を受信して表示する表示装置であって、
    前記配信装置に対して、前記ストリーム映像から前記部分ストリーム映像として切り出す配信領域と、当該部分ストリーム映像の配信開始位置を示すフレームカウンタとを送信するとともに、前記配信装置から前記部分ストリーム映像を受信する通信手段と、
    前記部分ストリーム映像の一部を表示領域として表示する表示手段と、
    前記表示領域の移動要求を受け付ける入力手段と、
    前記配信装置との通信の遅延時間に基づいて前記フレームカウンタを算出するとともに、前記移動要求に変化があった時刻に受信している前記部分ストリーム映像の前記配信領域と当該時刻から前記遅延時間前までの間に前記配信装置に対して送信した前記配信領域との論理積を可動範囲として求め、当該可動範囲内に前記表示領域が存在するように前記移動要求を基に前記表示領域の移動速度及び前記遅延時間後の前記表示領域の位置を推定し、当該位置に基づいて前記配信領域を計算する計算手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. ストリーム映像を部分的に切り出して部分ストリーム映像として配信する配信装置から当該部分ストリーム映像を受信して表示する表示方法であって、
    通信手段による、前記配信装置に対して、前記ストリーム映像から前記部分ストリーム映像として切り出す配信領域と、当該部分ストリーム映像の配信開始位置を示すフレームカウンタとを送信するとともに、前記配信装置から前記部分ストリーム映像を受信するステップと、
    表示手段による、前記部分ストリーム映像の一部を表示領域として表示するステップと、
    入力手段による、前記表示領域の移動要求を受け付けるステップと、
    計算手段による、前記配信装置との通信の遅延時間に基づいて前記フレームカウンタを算出するとともに、前記移動要求に変化があった時刻に受信している前記部分ストリーム映像の前記配信領域と当該時刻から前記遅延時間前までの間に前記配信装置に対して送信した前記配信領域との論理積を可動範囲として求め、当該可動範囲内に前記表示領域が存在するように前記移動要求を基に前記表示領域の移動速度及び前記遅延時間後の前記表示領域の位置を推定し、当該位置に基づいて前記配信領域を計算するステップと、
    を備えることを特徴とする表示方法。
  3. 請求項1記載の表示装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるための表示プログラム。
  4. 請求項3記載の表示プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015097343A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 日本電信電話株式会社 映像配信システム、映像配信装置及び映像配信プログラム
JP2017022529A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 キヤノン株式会社 通信システム、通信装置、通信方法、及び、プログラム
JP2018166279A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 Kddi株式会社 クライアント状態に応じた映像を配信する映像配信装置、システム、プログラム及び方法

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