JP6659184B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、スタジアムでサッカーを観戦する観客の持つ端末に対し、映像等様々な情報を提供する技術が知られている。特許文献1には、スタジアムでサッカーを観戦する観客が、頭部に表示装置を装着することで、スタジアムの別の場所で撮像を行う撮像装置により撮像された映像を受信して閲覧できるシステムが開示されている。
また、1台以上のカメラを用いて、任意の位置から任意の方向を見たときの見え方を再現する、自由視点映像と呼ばれる技術が知られている。特許文献2には、1台以上のカメラによってプレイヤーの位置を同定して3次元モデルを生成し、3次元モデルのビューを変更することで自由視点映像を生成する方法が開示されている。また、非特許文献1には、複数のカメラからの映像を入力として任意の自由視点映像を生成する手法が開示されている。
特開2008−83290号公報 特開2009−64445号公報
Adrian Hilton著、iview: Free-viewpoint Video in Sports Production、[online]、[平成26年4月28日検索]、インターネット<URL:http://www.ee.surrey.ac.uk/CVSSP/page_3672//>
観客が、スタジアムで用意された映像配信システムにより配信された映像を閲覧するとき、観客にとっては、その映像が自分の位置との関係性を把握しやすいものであることが好ましい。観客は、配信された映像がスタジアムのどこから撮影した映像なのかを速やかに把握することができれば、実空間と映像との関係を容易に把握することができるので、配信された映像を十分に楽しむことができる。しかしながら、従来技術においては、観客の位置に関わらず、観客の端末には、同じ映像が配信され、観客の位置に応じた映像の配信は行われていないという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、ユーザが配信された映像と実空間の関係をより容易に認識できるような映像を配信することを目的とする。
そこで、本発明は、情報処理装置であって、複数のカメラによりそれぞれ異なる方向から撮影される撮影領域を含む施設内における表示端末の位置情報に基づいて定まる仮想視点の位置を特定する特定手段と、前記複数のカメラにより取得される複数の撮影画像に基づいて生成された第1画像であって、前記特定手段により特定された仮想視点の位置に対応する前記第1画像を前記表示端末へ送信する第1送信手段と、仮想視点の位置を前記特定手段により特定された位置から移動させるためのユーザ操作に応じた指示を前記表示端末から受信する受信手段と、前記複数のカメラにより取得される複数の撮影画像に基づいて生成された第2画像であって、前記受信手段により受信された前記指示に応じて移動した仮想視点の位置に対応する前記第2画像を、前記表示端末へ送信する第2送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが配信された映像と実空間の関係をより容易に認識できるような映像を配信することができる。
情報処理システムの全体図である。 配信装置を示す図である。 配信装置を示す図である。 配信処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、情報処理システムの全体図である。情報処理システムは、自由視点映像を生成し、これをユーザの端末に送信する。なお、本実施形態にかかる情報処理システムは、サッカー場に設置された複数のカメラそれぞれにより撮影されたサッカーの試合の撮影映像から自由視点映像を生成する。ここで、撮影映像及び自由視点映像は、それぞれ撮影画像及び自由視点画像の一例である。
なお、情報処理システムが生成する映像の種類は実施形態に限定されるものではない。他の例としては、情報処理システムは、スタジアムやコンサートホールに設置されたカメラにより撮影された撮影映像から自由視点映像を生成してもよい。
図1において、130は、サッカーが行われるフィールド、140は、観客席である。観客としてのユーザは、観客席においてサッカーを観戦しているものとする。このとき、ユーザは、自身が所有する携帯端末100をフィールド130に向けて持っているものとする。ここで、携帯端末100をフィールド130に向けるとは、携帯端末100に設けられた不図示の撮影部をフィールド130に向けることを意味するものとする。なお、以降においては、携帯端末100の位置を端末位置、撮影部の向いている方向を、携帯端末100の端末方向と称することとする。ここで、端末位置及び端末方向は、地球を基準とした携帯端末100の絶対位置及び方向又は、フィールド130等の施設を基準とする携帯端末100の相対位置及び方向であるものとする。
110は、自由視点カメラである。フィールド130又はその周辺には、複数台の自由視点カメラ110が設置されている。複数台の自由視点カメラ110は、フィールド130周辺の任意の位置から、任意の方向を向いたときの見え方を再現する自由視点映像を生成するためのカメラアレイである。
また、120は、ライブリプレイカメラである。ライブリプレイカメラ120も同様に、観客席140又はその周辺に設置されている。ライブリプレイカメラ120は、携帯端末100にストリーミングするライブ映像やリプレイ映像を撮影するためのカメラである。ライブリプレイカメラ120は、例えば、テレビ中継で使われる映像を撮影するカメラ等プロのカメラマンが操作し、試合を説明するための映像を撮影するものである。
101は、配信装置である。配信装置101は、自由視点カメラ110やライブリプレイカメラ120から映像を取得し、携帯端末100に配信する。
なお、他の例としては、ライブリプレイカメラ120は、自動撮影技術により自動操作されるものであってもよい。また他の例としては、自由視点カメラ110の一部のカメラが、ライブリプレイカメラ120としても機能することとしてもよい。また、他の例としては、ライブリプレイカメラ120は、スタジアムに固定して設置された広角カメラであり、撮影した映像のうち一部の画角をトリミングして利用してもよい。
図2は、携帯端末100に情報を配信する情報処理装置としての配信装置101を示す図である。配信装置101は、自由視点カメラ110及びライブリプレイカメラ120から撮影映像を受信する。そして、これらの撮影映像に基づいて、携帯端末100に配信すべき自由視点映像を生成し、これを配信する。
配信装置101は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD204と、表示部205と、入力部206と、ネットワークI/F部207とを有している。CPU201は、ROM202に記憶された制御プログラムを読み出して各種処理を実行する。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD204は、画像データや各種プログラム等各種情報を記憶する。表示部205は、各種情報を表示する。入力部206は、キーボードやマウスを有し、ユーザによる各種操作を受け付ける。
ネットワークI/F部207は、ネットワークを介して携帯端末100等の外部装置との通信処理を行う。より詳しくは、ネットワークI/F部207は、携帯端末100との通信を適切なプロトコルに従い確立した後、データの送受信を行う。ネットワークI/F部207は、さらに、携帯端末100の認証を行うことにより、認証に成功した携帯端末100のみと、通信の確立を許すこととしてもよい。
なお、後述する配信装置101の機能や処理は、CPU201がROM202又はHDD204に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
図3は、配信装置101のソフトウェア構成を示す図である。配信装置101は、通信部300と、端末特定部303と、画像取得部301と、指示受付部302と、自由視点決定部304と、画像生成部305とを有している。
通信部300は、ネットワークを介して携帯端末100等の外部装置との通信処理を行う。より詳しくは、通信部300は、携帯端末100との通信を適切なプロトコルに従い確立した後、データの送受信を行う。通信部300は、さらに、携帯端末100の認証を行うことにより、認証に成功した携帯端末100のみと、通信の確立を許すこととしてもよい。
画像取得部301は、ライブリプレイカメラ120や自由視点カメラ110により撮影された画像を取得する。指示受付部302は、携帯端末100から、閲覧要求、自由操作要求、ライブリプレイ映像の配信要求、ホーム復帰要求及び終了要求を受け付ける。端末特定部303は、携帯端末100の位置及び方向を特定する。
自由視点決定部304は、指示受付部302が受け付けた自由操作要求、ライブリプレイ映像の配信要求及びホーム復帰要求に応じて、自由視点映像の生成方法を決定する。画像生成部305は、画像を生成する。画像生成部305は、例えば、仮想カメラの位置、方向及び画角に基づいて、自由視点カメラ110により撮影された自由視点映像を用いて、携帯端末100に送信する自由視点画像を生成する。
図4は、配信装置101による配信処理を示すフローチャートである。S400において、配信装置101の通信部300は、携帯端末100からの接続要求を受け付け、ネットワークI/F部207を介して、携帯端末100との接続を確立する。そして、指示受付部302は、携帯端末100から、閲覧要求を受け付ける(受付処理)。次に、S401において、画像取得部301は、通信部300を介して、携帯端末100から位置情報及び方向情報を取得する(取得処理)。ここで、位置情報は、携帯端末100の端末位置を示す情報であり、方向情報は、携帯端末100の端末方向を示す情報である。そして、端末特定部303は、位置情報及び方向情報に基づいて、携帯端末100の端末位置及び端末方向を特定する(特定処理)。
なお、配信装置101が携帯端末100の位置及び方向を特定するための具体的な処理は、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、配信装置101は、携帯端末100が備えるGPSにより、端末位置及び端末方向として、絶対位置及び方向を特定してもよい。
また、他の例としては、配信装置101は、施設の無線LAN電波による測位技術を用いて、端末位置及び端末方向として、相対位置及び方向を特定してもよい。また、他の例としては、配信装置101は、携帯端末100により撮影された映像を用いてマーカー型AR又はマーカーレス型AR等の技術を用いることにより、端末位置及び端末方向として、相対位置及び方向を特定してもよい。なお、配信装置101は、例えばフィールド130のセンターサークルの中心を特定位置とし、携帯端末100から特定位置への方向を端末方向として特定してもよい。
次に、S402において、自由視点決定部304は、端末位置及び端末方向に基づいて、携帯端末100に配信すべき映像の仮想カメラの位置、方向及び画角を決定する(決定処理)。本実施形態においては、自由視点決定部304は、端末位置及び端末方向をそれぞれ仮想カメラの位置及び方向として決定する。なお、画角は予め設定されているものとする。また、他の例としては、CPU201は、仮想カメラの位置及び方向に基づいて、画角を設定してもよい。
さらに、S402において、画像生成部305は、仮想カメラの位置、方向及び画角を用いて、自由視点カメラ110により撮影された撮影映像に基づいて、自由視点映像を生成する。そして、通信部300は、自由視点画像を携帯端末100に配信する。本実施形態においては、このとき利用される撮影映像は、撮影直後のリアルタイム映像であるものとする。なお、以降、S402において生成、配信される自由視点映像を初期自由視点映像と称することとする。ここで、自由視点映像は、自由視点画像の一例である。S402の処理は、画像としての自由視点映像を携帯端末100に送信する送信処理の一例である。
他の例としては、S402において、画像生成部305は、過去に撮影された撮影映像に基づいて、自由視点映像を生成してもよい。具体的には、画像生成部305は、S400において、過去の期間を指定した閲覧要求を受け付けた場合には、指定された期間の撮影映像に基づいて自由視点映像を生成すればよい。
ここで、自由視点映像を生成する処理についてより詳しく説明する。画像生成部305は、仮想カメラの位置及び方向に最も近い自由視点カメラ110を選択し、選択した自由視点カメラ110により撮影された撮影映像に基づいて、自由視点映像を生成する。
また、他の例としては、画像生成部305は、複数の自由視点カメラ110により撮影された複数の撮影映像に基づいて、プレイヤーの位置及び姿勢を推定し、プレイヤーの推定位置及び推定姿勢に基づいて、CGで構成した仮想空間上にプレイヤーを配置する。そして、画像生成部305は、仮想カメラからの仮想空間の見え方をレンダリングにより生成してもよい。
また、他の例としては、画像生成部305は、プレイヤーにGPSを持たせることにより、プレイヤーの位置及び姿勢を推定してもよい。さらに、他の例としては、CPU201は、自由視点カメラ110により撮影された撮影映像に替えて、コンピュータグラフィックスを用いて、自由視点映像を生成してもよい。
このように、配信装置101は、あたかも携帯端末100において撮影されたような自由視点映像を生成し、携帯端末100に配信することができる。したがって、携帯端末100を持つユーザは、自身の位置と配信された映像との位置関係を容易に認識することができるため、映像内容をより良く把握することができる。
次に、S403において、指示受付部302は、携帯端末100から通信部300を介して、自由操作要求を受け付けたか否かを確認する。ここで、自由操作要求とは、配信中の自由視点映像の仮想カメラの設定の変更を指示する情報である。すなわち、自由操作要求は、仮想カメラの設定の変更指示の一例である。なお、携帯端末100は、携帯端末100が備える不図示のタッチパネルに対し、ユーザがスワイプ操作、スピン操作、ピンチ操作を加えたとき、それぞれの操作を仮想カメラの位置、方向、画角の変更値として解釈する。
そして、携帯端末100は、仮想カメラの位置、方向及び画角を含む自由操作要求を生成し、これを配信装置101に送信する。携帯端末100はさらに、タイムバーなどのユーザインタフェースを用いて、自由視点映像を生成するために用いる映像の撮影時刻を設定可能としてもよい。
なお、携帯端末100において、自由操作要求を生成するための処理は、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、携帯端末100は、タッチパネルに施設の鳥瞰図を表示し、鳥瞰図に対するスワイプ操作が行われた場合に、スワイプ操作に対応する自由操作要求を生成してもよい。
CPU201は、自由操作要求を受け付けた場合には(S403でYes)、処理をS404へ進める。CPU201は、自由操作要求を受け付けなかった場合には(S403でNo)、処理をS406へ進める。
S404において、画像生成部305は、自由操作要求に基づいて、自由操作要求に係る自由視点映像を生成する。なお、自由操作要求には、仮想カメラの位置、方向、画角及び自由視点映像を生成するために用いる映像の撮影期間が含まれるものとする。S404において、画像生成部305はさらに、配信中の映像からS404において生成した自由視点映像まで映像内容が連続的に変化するような補間映像を生成する。
具体的には、画像生成部305は、配信中の自由視点映像に対応する仮想カメラの位置及び方向を、それぞれ仮想カメラの開始点の位置及び方向として設定する。画像生成部305は、自由操作要求に示される仮想カメラの位置及び方向を、それぞれ仮想カメラの終了点の位置及び方向として設定する。なお、開始点から終了点までの映像変化に要する変化時間は、予め設定されているものとする。
そして、画像生成部305は、開始点から終了点までの経路を定め、経路に沿って仮想カメラの位置及び方向が、変化時間の経過に従い徐々に変化するような補間映像を生成する。そして、S404において画像生成部305は、通信部300を介して、補間映像、自由操作要求に係る自由視点映像の順に、これらの映像を携帯端末100に配信する。
なお、補間映像における、開始点から終了点までの映像変化の速度は特に限定されるものではない。補間映像は、開始点から終了点まで一定速度で、仮想カメラの位置等が変化するような映像であってもよい。また他の例としては、補間映像は、開始点及び終了点付近では遅い速度で仮想カメラの位置等が変化し、中間地点ではより速い速度で仮想カメラの位置等が変化するような映像であってもよい。
次に、S405において、CPU201は、配信処理を終了するか否かを確認する。CPU201は、ネットワークI/F部207を介して、携帯端末100から終了指示を受け付けた場合に、配信処理を終了すると判断することとする。
CPU201は、配信処理を終了すると判断した場合には(S405でYes)、配信処理を終了する。CPU201は、配信処理を終了しないと判断した場合には(S405でNo)、処理をS403へ進める。
また、S406において、指示受付部302は、携帯端末100から通信部300を介して、ライブリプレイ映像の配信要求を受け付けたか否かを確認する。なお、携帯端末100は、利用可能なライブリプレイカメラ一覧や、試合のハイライトシーン一覧を、タッチパネルに表示する。そして、ユーザが希望のカメラ又はシーンを選択すると、携帯端末100は、対応する配信要求を生成し、これを配信装置101に送信する。携帯端末100はさらに、タイムバーなどのユーザインタフェースを用いて、ライブリプレイ映像を生成するために用いる映像の撮影時刻を設定可能としてもよい。
CPU201は、配信要求を受け付けた場合には(S406でYes)、処理をS407へ進める。CPU201は、配信要求を受け付けなかった場合には(S406でNo)、処理をS409へ進める。
S407において、画像生成部305は、ライブリプレイカメラ120から、ライブリプレイカメラ120により撮影された撮影映像を取得し、取得した撮影映像に基づいて、ライブリプレイ映像を生成する。ここで、ライブリプレイ映像とは、撮影直後のリアルタイム映像及び過去に撮影されたリプレイ映像の総称である。S407において、画像生成部305はさらに、配信中の映像からS407において生成したライブリプレイ映像まで映像内容が連続的に変化するような補間映像を生成する。
なお、補間映像の生成処理は、S404において説明した補間画像の生成処理と同様である。ただし、S407においては、ユーザが選択したライブリプレイカメラ120又はシーンに対応するライブリプレイカメラ120の位置及び方向が仮想カメラの終了点として設定されるものとする。
そして、S407において、通信部300は、ネットワークI/F部207を介して、補間映像、ライブリプレイ映像の順に、これらの映像を携帯端末100に配信する。
なお、CPU201は、補間映像からライブリプレイ映像への切り替え時には、クロスフェードにより映像を徐々に切り替えることとする。なお、切り替え時の処理は、任意であり、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、CPU201は、瞬時に補間映像からライブリプレイ映像に切り替えてもよい。
さらに、CPU201は、補間映像、すなわち、自由経路を移動中の映像を表示している間は、映像中に選手を表示しないこととしてもよい。これにより、選手と選手以外の画像との間の位置ずれの問題を解消することができる。
次に、S408において、CPU201は、配信処理を終了するか否かを確認する。CPU201は、配信処理を終了すると判断した場合には(S408でYes)、配信処理を終了する。CPU201は、配信処理を終了しないと判断した場合には(S408でNo)、処理をS403へ進める。
このように、配信装置101は、自由視点映像からライブリプレイ映像に切り替える場合に、連続的に変化するように補間映像を挿入する。これにより、観客は、ライブリプレイ映像の撮影位置と自身の位置との関係性を容易に把握することができる。
また、S409において、指示受付部302は、ホーム復帰要求を受け付けたか否かを確認する。なお、携帯端末100は、タッチパネルにホーム復帰ボタンを表示する。そして、ユーザがホーム復帰ボタンを選択すると、ホーム復帰要求を生成し、これを配信装置101に送信する。
CPU201は、ホーム復帰要求を受け付けた場合には(S409でYes)、処理をS410へ進める。CPU201は、ホーム復帰要求を受け付けなかった場合には(S409でNo)、処理をS411へ進める。
S410において、CPU201は、S401において取得した位置情報及び方向情報にそれぞれ示される端末位置及び端末方向に基づいて、初期自由視点映像を生成する。S410において、CPU201はさらに、配信中の映像からS410において生成した初期自由視点映像まで映像内容が連続的に変化するような補間映像を生成する。
なお、補間映像の生成処理は、S404、S407において説明した補間画像の生成処理と同様であるが、S410においては、端末位置及び端末方向が仮想カメラの終了点として設定されるものとする。そして、S410において、通信部300は、S407を介して、補間映像、処理自由視点映像の順に、これらの映像を携帯端末100に配信する。
次に、S411において、CPU201は、配信処理を終了するか否かを確認する。CPU201は、配信処理を終了すると判断した場合には(S411でYes)、配信処理を終了する。CPU201は、配信処理を終了しないと判断した場合には(S411でNo)、処理をS403へ進める。
なお、S402、S404、S410の処理は、自由視点映像を生成する生成処理の一例である。また、S404、S407、S410の処理は、補間画像を生成する生成処理の一例である。
以上のように、本実施形態の配信装置101は、ユーザが配信された映像と実空間の関係をより容易に認識できるような映像を配信することができる。さらに、配信装置101は、配信映像を変更する場合には、配信中の映像から変更後の映像まで、撮影の方向や視点が徐々に変化するような補間画像を配信した後に、変更後の映像を配信する。これにより、ユーザは、視点の変化等映像の変化と実空間における位置の変化とを容易に把握することができる。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
以上、上述した各実施形態によれば、ユーザが配信された映像と実空間の関係をより容易に認識できるような映像を配信することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 携帯端末、101 配信装置、110自由視点カメラ、120 ライブリプレイカメラ

Claims (12)

  1. 複数のカメラによりそれぞれ異なる方向から撮影される撮影領域を含む施設内における表示端末の位置情報に基づいて定まる仮想視点の位置を特定する特定手段と、
    前記複数のカメラにより取得される複数の撮影画像に基づいて生成された第1画像であって、前記特定手段により特定された仮想視点の位置に対応する前記第1画像を前記表示端末へ送信する第1送信手段と、
    仮想視点の位置を前記特定手段により特定された位置から移動させるためのユーザ操作に応じた指示を前記表示端末から受信する受信手段と、
    前記複数のカメラにより取得される複数の撮影画像に基づいて生成された第2画像であって、前記受信手段により受信された前記指示に応じて移動した仮想視点の位置に対応する前記第2画像を、前記表示端末へ送信する第2送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1画像及び前記第2画像を前記複数のカメラにより取得される複数の撮影画像に基づいて生成する生成手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成手段は、仮想視点の位置、方向、及び画角に関する情報が含まれる仮想視点情報に基づいて、前記第1画像及び前記第2画像を生成することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示端末の位置情報と方向情報を取得する取得手段を有し、
    前記特定手段は、前記取得手段により取得された位置情報及び方向情報に基づいて、前記表示端末の位置及び方向に応じた仮想視点の位置及び方向を特定し、
    前記第1送信手段は、前記特定手段により特定された仮想視点の位置及び方向に対応する前記第1画像を前記表示端末へ送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得手段は、前記表示端末が有する撮影部の向きを示す前記方向情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1画像に対応する仮想視点と前記第2画像に対応する仮想視点との間を補間する仮想視点に対応する第3画像を、前記第1画像の送信後であって前記第2画像の送信前に前記表示端末へ送信する第3送信手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記特定手段により特定された初期位置から移動した仮想視点の位置前記初期位置に切り替えるための指示前記表示端末から受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段による前記指示の受信に応じて、前記初期位置の仮想視点に対応する画像を前記表示端末へ送信する第4送信手段を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記施設はスタジアム又はコンサートホールであることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 複数のカメラによりそれぞれ異なる方向から撮影される撮影領域を含む施設内における表示端末の位置情報に基づいて定まる仮想視点の位置を特定する特定工程と、
    前記複数のカメラにより取得される複数の撮影画像に基づいて生成された第1画像であって、前記特定工程により特定された仮想視点の位置に対応する前記第1画像を前記表示端末へ送信する第1送信工程と、
    仮想視点の位置を前記特定工程において特定された位置から移動させるためのユーザ操作に応じた指示を前記表示端末から受信する受信工程と、
    前記複数のカメラにより取得される複数の撮影画像に基づいて生成された第2画像であって、前記受信工程において受信された前記指示に応じて移動した仮想視点の位置に対応する前記第2画像を、前記表示端末へ送信する第2送信工程と、を有することを特徴とする情報処理方法。
  10. 前記第1画像及び前記第2画像を前記複数のカメラにより取得される複数の撮影画像に基づいて生成する生成工程を有することを特徴とする請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 前記特定工程において特定された初期位置から移動した仮想視点の位置を前記初期位置に切り替えるための指示を前記表示端末から受信する第2受信工程と、
    前記第2受信工程における前記指示の受信に応じて、前記初期位置の仮想視点に対応する画像を前記表示端末へ送信する第3送信工程と、を有することを特徴とする請求項9又は10に記載の情報処理方法。
  12. コンピュータを請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置の各手段として動作させるためのプログラム。
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