JP2020022189A - 映像配信システム、映像データ配信装置、映像データ配信装置制御プログラム、映像データ配信方法、端末装置、端末装置制御プログラム及び端末制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、この高画質動画を端末装置に対して配信する場合、配信の為の通信回線に流れるトラフィックが大きくなり、情報配信の遅延や情報の欠落といった問題が発生する場合がある。また、端末装置の処理能力によっては、所望するコンテンツを指定する際に、大容量コンテンツの内容を確認して指定することが困難である。
また、スポーツ会場などでは、競技を観戦している観客は、選手全員の動きを見ることができない場合がある。この場合、観客が所有する端末装置上で、観客によって指定された選手を撮像した高画質映像を配信したいという要望がある。
以下、図面を参照して第1の実施形態の通信システムについて説明する。
図1は、第1の実施形態の映像配信システム100の概要の一例を示す図である。
映像配信システム100は、映像データ配信装置3を備える。映像データ配信装置3は、ネットワークNWを介して端末装置2と接続される。
映像データ配信装置3は、撮像装置によって撮像された映像データである原映像を画像処理することにより得られる高画質映像データHMを、端末装置2に対して配信する。高画質映像データHMとは、第2の映像データの一例である。以下の説明では、原映像は、スポーツの試合を撮像した映像の場合について説明する。
端末装置2は、このモデル情報に対して、動き情報を与えることにより、ポリゴン動画を生成する。動き情報とは、例えば、原映像OMに撮像された選手の画像を画像処理することにより生成され、モデル情報と共に予め端末装置2に配信された情報である。
以下、図2を参照して、映像配信システム100の具体的な機能構成の一例について説明する。
図2は、本実施形態の映像配信システム100の機能構成の一例を示す図である。
端末装置2は、上述した表示部21と、操作部22とに加え、記憶部23と、制御部20とを備える。
記憶部23は、不揮発性の半導体メモリ等によって構成され、上述した低画質映像データLMが記憶される。
制御部20は、例えばCPUを備えており、種々の演算や情報の授受を行う。制御部20は、映像一覧生成部201と、提示部202と、識別情報生成部203と、識別情報出力部204と、映像取得部205とを、その機能部として備える。この制御部20は、操作部22に対するユーザーの操作を検出する。
映像一覧生成部201は、ユーザーが選択した低画質映像データLMを、記憶部23から取得する。映像一覧生成部201は、ユーザーが選択した低画質映像データLMを、提示部202に対して供給する。映像一覧生成部201は、ユーザーが選択した低画質映像データLMを、識別情報生成部203に対して供給する。
識別情報生成部203は、映像一覧生成部201から、ユーザーが選択した低画質映像データLMを取得する。識別情報生成部203は、ユーザーが選択した低画質映像データLMを示す識別情報を生成する。この識別情報は、予め低画質映像データLMに含まれるデータである。具体的には、識別情報は、低画質映像データLMのファイル名や、低画質映像データLMの属性の情報などに基づいて生成される。識別情報生成部203は、生成した識別情報を、識別情報出力部204に対して供給する。
映像取得部205は、映像データ配信装置3から、ユーザーが選択した低画質映像データLMと対応する高画質映像データHMを取得する。
映像データ配信装置3は、制御部30と、記憶部31とを備える。記憶部31は、ハードディスクドライブやROM(Read−Only−memory)などの不揮発性メモリによって構成される。
制御部30は、例えばCPUを備えており、種々の演算や情報の授受を行う。制御部30は、識別情報取得部301と、映像出力部302とをその機能部として備える。
映像出力部302は、記憶部31に記憶される識別情報リストSILと、識別情報取得部301から取得する識別情報に基づいて、ユーザーが選択した低画質映像データLMと対応する高画質映像データHMを取得する。映像出力部302は、取得したユーザーが選択した低画質映像データLMと対応する高画質映像データHMを、映像取得部205に対して出力する。
図3は、識別情報リストSILの一例を示す図である。
識別情報リストSILは、識別情報SIと、低画質映像データLMと、高画質映像データHMと、原映像OMとが対応付けられた状態のリストである。
この一例では、識別情報リストSILには、識別情報リストSIL1と、識別情報リストSIL2とが含まれる。
また、識別情報リストSIL2は、識別情報リストSILには、識別情報SIとして“識別情報2”と、低画質映像データLMとして“低画質映像データ2”と、高画質映像データHMとして“高画質映像データ2”と、原映像OMとして“原映像データ2”とが対応付けられた状態の情報である。
次に、映像配信システム100の動作について、図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態の映像配信システム100の動作の一例を示す図である。
識別情報取得部301は、識別情報生成部203から低画質映像データLMを示す識別情報を取得する。識別情報取得部301は、識別情報生成部203から取得した識別情報SIを、映像出力部302に対して供給する。
(ステップS210)映像データ配信装置3は、端末装置2から取得した識別情報SIが示す高画質映像データHMを送信する。具体的には、映像出力部302は、識別情報取得部301から低画質映像データLMを示す識別情報SIを取得する。映像出力部302は、識別情報取得部301から取得した低画質映像データLMを示す識別情報SIと対応する高画質映像データHMを、記憶部31から取得する。映像出力部302は、記憶部31から取得した高画質映像データHMを、映像取得部205に対して出力する。
以上説明したように、本実施形態の映像配信システム100は、端末装置2に対して、端末装置2が選択した低画質映像データLMと対応する高画質映像データHMを配信する。端末装置2が選択する低画質映像データLMは、高画質映像データHMよりもデータの量が少ない映像データである。この低画質映像データLMは、ユーザーが選択した低画質映像データLMである。このため、映像配信システム100は、ユーザーにデータ量の少ない映像データを提示することで、所望する高画質映像データHMを選択させる。これにより、映像配信システム100は、この選択したデータ量の少ない映像データと対応する高画質映像データを、端末装置2に対して配信することができる。
したがって、本実施形態の映像配信システム100によれば、端末装置に大容量コンテンツを配信することができる。
また、端末装置2は、このポリゴン動画に基づいて、高画質映像データHMを受信することができる。
次に、図を参照して、第2の実施形態の映像配信システムについて説明する。第2の実施形態の映像配信システムは、端末装置から指定される設定に基づく高画質映像データHMを、映像データ配信装置から端末装置に対して供給する。
図5は、第2の実施形態の映像配信システム100aの機能構成の一例を示す図である。
映像配信システム100aは、端末装置2aが、取得する高画質映像データHMの設定を示す設定情報を生成する機能を備える点において、上述した第1の実施形態と異なる。
以下、各機能について説明する。なお、上述した第1の実施形態と同一の構成及び動作については、同一の符号を付してその説明を省略する。
端末装置2aは、制御部20aが設定情報生成部208と、提示開始位置情報生成部206と、設定情報出力部207と、提示部202aとを、その機能部として備える。
設定情報生成部208は、高画質映像データHMの設定を示す設定情報を生成する。
提示開始位置情報生成部206は、原映像データOMにおける高画質映像データHMの提示の開始位置を示す提示開始位置情報を生成する。開始位置とは、高画質映像データHMの総提示時間のうちの、提示を開始する時間のことである。設定情報生成部208は、提示開始位置情報生成部206が生成する提示開始位置情報が含まれる設定情報を生成する。
設定情報出力部207は、設定情報を、識別情報生成部203に対して出力する。映像取得部205は、開始位置以降の高画質映像データHMを取得する。
提示部202aは、映像データを表示部21に提示する。
設定情報取得部303は、設定情報出力部207から設定情報を取得する。設定情報取得部303は、設定情報出力部207から取得した設定情報を、映像出力部302に対して供給する。
映像出力部302は、設定情報取得部303が取得する設定情報に応じた高画質映像データHMを、映像取得部205に対して出力する。具体的には、映像出力部302は、上述した識別情報SIと、設定情報とに対応する高画質映像データHMを、記憶部31から取得する。映像出力部302は、記憶部31から取得した識別情報SIと、設定情報とに対応する高画質映像データHMを、映像取得部205に対して出力する。
図6は、設定情報MSIの一例を示す図である。
提示部202aは、提示部202aが低画質映像データLMを提示中に提示開始位置情報が生成される場合には、提示中の低画質映像データLMを、提示開始位置情報が示すデータの提示開始位置以降の高画質映像データHMに切り替える。この場合には、提示開始位置情報が示す開始位置とは、提示部202aが提示中の低画質映像データLMの提示位置である。
図7(a)に示す画像UI1には、映像データを提示する提示部MSPと、この映像データの提示中の提示位置を示す時間軸TLと、映像データ切り替えボタンSBとが含まれる。
図7(a)に示す提示部MSPには、ユーザーが選択した低画質映像データLMが表示される。この一例では、低画質映像データLMは、スタジアムでの試合の映像である。また、時間軸TLには、ユーザーが選択した低画質映像データLMの総提示時間である“01:00:00”が表示される。また、現在提示中の提示位置として、“00:48:00”が表示される。これは、総提示時間1時間の映像データうちの、48分の位置の映像を表示していることを示す。
なお、この終了位置“01:00:00”は、提示開始位置情報に含まれなくてもよい。映像取得部205は、提示終了位置が含まれない場合には、総提示時間のうちの末尾の位置までの映像データが取得すればよい。
開始位置SPと終了位置EPとにより、提示開始位置情報生成部206が生成する提示開始位置情報に含める位置が指定される。
この図7(b)に示す開始位置情報の場合には、提示部202aは、提示終了位置“00:50:00”まで高画質映像データHMの提示が終わると、低画質映像データLMに切り替えて提示を継続してもよい。また、提示部202aは、提示終了位置“00:50:00”まで高画質映像データHMを提示し、提示が終了した時点で、その旨をユーザーに通知してもよい。
図8は、表示部21に表示される設定情報MSIの生成に用いる画面表示の一例を示す。
本実施形態では、設定情報MSIに含まれる画質の指定や、音質の指定は、それぞれ圧縮率によって指定される。圧縮率が高いほど、高画質映像データHMの画質や音質は、原映像OMとの画質や音質と比較して低下する。圧縮率が低いほど画質や音質は向上し、高画質映像データHMと原映像OMとの画質や音質との差は小さくなる。
以上説明したように、本実施形態の映像配信システム100aは、端末装置2aに対して、設定情報MSIによって示される設定の高画質映像データHMを配信する。設定情報MSIが示す設定は、端末装置2aのユーザーの操作によって変更される。つまり、ユーザーは、所望する設定の高画質映像データHMを取得することができる。
また、設定情報MSIに、提示終了位置が含まれる場合には、大容量コンテンツのうちの一部分のコンテンツを配信することができる。映像配信システム100aは、例えば、サッカーの試合が録画された動画コンテンツの場合、ゴールシーンなどの動画の一部分を高画質映像データHMとして端末装置2aに配信することができる。なお、端末装置2aは、低画質映像データLMを提示中に設定情報MSIが生成された場合には、設定情報MSIに対応する高画質映像データHMが記憶部23に記憶されているか否かを判定する。
高画質映像データHMが記憶部23に記憶されている場合には、記憶部23に記憶されている高画質映像データHMを提示する。端末装置2aは、記憶部23に設定情報MSIに対応する高画質映像データHMが記憶されていない場合には、映像データ配信装置3aに対して、設定情報MSIに対応する高画質映像データHMの配信を要求する。この場合、端末装置2aは高画質映像データHMの配信要求を映像データ配信装置3aに供給する旨をユーザーに通知し、ユーザーが承諾した場合に限り配信要求を供給してもよい。
選手情報の指定とは、例えば、原映像OMの映像中に、選手が映っている映像を指定することである。この指定には、例えば、選手の静止画像などを指定すればよい。映像配信システム100aは、原映像OMのうちから、指定された選手が写っている部分の映像を、高画質映像データHMとして、端末装置2aに配信する。この場合には、映像データ配信装置3aは、選手の静止画像に含まれる情報、例えば、ユニフォームの意匠、背番号や身体的特徴などに基づいて、選手が映っている映像を選択する。
次に、図を参照して、第3の実施形態の映像配信システムについて説明する。第3の実施形態の映像配信システムは、映像の視点が設定された高画質映像データHMを、映像データ配信装置から端末装置に対して配信する。
図9は、第3の実施形態の映像配信システム100bの機能構成の一例を示す図である。
映像データ配信装置3bは、この視点情報が示すカメラ位置から撮像した高画質映像データHMを送信する。このカメラ位置から撮像した高画質映像データHMは、互いに異なる位置に配置されたカメラから撮像された、複数の原映像OMに基づいて生成されるCG映像データである。以下の説明では、このCG映像データの事を、自由視点映像とも記載する。自由視点映像は、第3の映像データの一例である。自由視点映像とは、複数の位置から撮像された映像である多視点映像を用いて生成される3次元の映像である。例えば、ユーザーは、この自由視点映像の視点の位置や、視点の角度などを指定することにより、所望する位置や、所望する角度からの映像に切り替えた映像を視聴することができる。ここで、多視点映像は、原映像OMの一例である。上述した視点情報には、この自由視点映像の視点の位置や、視点の角度などが含まれる。つまり、自由視点映像は、視点情報と、原映像OMとに基づいて生成され、視点情報が示す視点と対応する映像である。
以下、各機能について説明する。なお、上述した第1の実施形態及び第2の実施形態と同一の構成及び動作については、同一の符号を付してその説明を省略する。
端末装置2bは、制御部20bが視点情報生成部209を、その機能部として備える。
視点情報生成部209は、視点情報を生成する。
ここで、図10を参照して、視点情報について説明する。
視点情報とは、低画質映像データLMで指定されるカメラの位置や、カメラが撮像する方向の情報である。このカメラの事を、以下の説明では、仮想カメラとも記載する。また、以下の説明では、仮想カメラの位置及び仮想カメラが撮像する方向のことを、視点とも記載する。
図10は、視点情報を設定する画像UI4の一例を示す図である。
映像生成部304は、設定情報取得部303から取得した視点情報が含まれる設定情報MSIと、識別情報取得部301から取得した識別情報SIとに基づいて、自由視点映像を生成する。具体的には、映像生成部304は、設定情報MSIが示す視点情報に基づいて、識別情報SIが示す複数の原映像OMから、自由視点映像を生成する。
映像出力部302は、設定情報取得部303が取得する設定情報MSIに応じた自由視点映像を、映像取得部205に対して出力する。
以上説明したように、本実施形態の映像配信システム100bは、端末装置2bに対して視点情報に応じた位置から撮像された自由視点映像を配信する。視点情報が含まれる設定情報MSIは、端末装置2aのユーザーの操作によって変更される。つまり、ユーザーは、所望する位置から撮像された自由視点映像を取得することができる。
決済部は、高画質映像データHMに係る決済を行う。具体的には、決済部は、不図示の決済用のサーバに対して、高画質映像データHMの配信に係る決済をする。決済部は、例えば、取得する高画質映像データHMの総提示時間又は提示回数に応じて決められる金額を決済してもよい。決済部は、高画質映像データHMをストリーミング映像データとして取得する場合には、このストリーミング映像データを取得する時間に応じて決められる金額を決済してもよい。なお、映像データ配信装置3bが端末装置2bに対してストリーミング映像データを配信する場合には、端末装置2bではなく映像データ配信装置3bが上述した決済部と決済情報出力部とを備える構成であってもよい。
決済情報出力部は、決済部が決済した結果を示す決済情報を、映像データ配信装置に対して出力する。映像データ配信装置は、取得した決済情報に更に基づいて、高画質映像データHMを配信する。なお、この決済情報は、設定情報MSIに含まれていてもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (13)
- 端末装置と、映像データを配信する映像データ配信装置とを備える映像配信システムであって、
前記端末装置は、
自装置に配信済みの映像データであって、原映像から生成される第1の映像データを示す識別情報を前記映像データ配信装置に対して出力する識別情報出力部と、
自装置が備える表示部に前記第1の映像データが提示されている間に自装置が操作されることにより生成され、前記原映像における第2の映像データの提示開始位置を示す提示開始位置情報を含む設定情報を前記映像データ配信装置に対して出力する設定情報出力部と、
前記第1の映像データとは異なる映像であって、前記提示開始位置以降の前記原映像から生成される第2の映像データを、前記映像データ配信装置から取得する映像取得部と
を備え、
前記映像データ配信装置は、
前記端末装置から出力される前記識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記端末装置から出力される前記設定情報を取得する設定情報取得部と、
前記識別情報取得部が取得する前記識別情報及び前記設定情報取得部が取得する前記設定情報に基づいて、前記第2の映像データを前記端末装置に対して出力する映像出力部と
を備える映像配信システム。 - 端末装置に配信済みの映像データであって、原映像から生成される第1の映像データを示す識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記端末装置が備える表示部に前記第1の映像データが提示されている間に前記端末装置が操作されることにより生成され、前記原映像における第2の映像データの提示開始位置を示す提示開始位置情報を含む設定情報を取得する設定情報取得部と、
前記識別情報取得部が取得する前記識別情報及び前記設定情報取得部が取得する前記設定情報に基づいて、前記第1の映像データとは異なる映像であって、前記提示開始位置以降の前記原映像から生成される第2の映像データを前記端末装置に対して出力する映像出力部と
を備える映像データ配信装置。 - 前記設定情報取得部は、前記原映像における前記第2の映像データの提示開始位置を指定する操作が検出された際に生成された前記提示開始位置情報を含む前記設定情報を取得する、
請求項2に記載の映像データ配信装置。 - 前記設定情報取得部は、選手情報、無線通信の種類の情報、視点情報、端末情報及び位置情報の少なくとも一つを更に含む前記設定情報を取得する、
請求項2又は請求項3に記載の映像データ配信装置。 - 過去に前記端末装置に対して出力した前記第2の映像データに対応する前記設定情報と、過去に前記第2の映像データを出力した前記端末装置の端末識別情報とを対応付けた状態で記憶する記憶部を更に備え、
前記映像出力部は、前記端末識別情報に対応付けられた前記端末装置から前記設定情報を伴わない前記第2の映像データの配信要求を受信した場合、前記端末識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶された前記設定情報に対応付けられている前記第2の映像データを出力する、
請求項2から請求項4のいずれか一つに記載の映像データ配信装置。 - コンピュータに、
端末装置に配信済みの映像データであって、原映像から生成される第1の映像データを示す識別情報を取得する識別情報取得機能と、
前記端末装置が備える表示部に前記第1の映像データが提示されている間に前記端末装置が操作されることにより生成され、前記原映像における第2の映像データの提示開始位置を示す提示開始位置情報を含む設定情報を取得する設定情報取得機能と、
前記識別情報取得機能により取得される前記識別情報及び前記設定情報取得機能により取得される前記設定情報に基づいて、前記第1の映像データとは異なる映像であって、前記提示開始位置以降の前記原映像から生成される第2の映像データを前記端末装置に対して出力する映像出力機能と
を実現させる映像データ配信装置制御プログラム。 - 端末装置に配信済みの映像データであって、原映像から生成される第1の映像データを示す識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
前記端末装置が備える表示部に前記第1の映像データが提示されている間に前記端末装置が操作されることにより生成され、前記原映像における第2の映像データの提示開始位置を示す提示開始位置情報を含む設定情報を取得する設定情報取得ステップと、
前記識別情報取得ステップにおいて取得される前記識別情報及び前記設定情報取得ステップにおいて取得される前記設定情報に基づいて、前記第1の映像データとは異なる映像であって、前記提示開始位置以降の前記原映像から生成される第2の映像データを前記端末装置に対して出力する映像出力ステップと
を含む映像データ配信方法。 - 自装置に配信済みの映像データであって、原映像から生成される第1の映像データを示す識別情報を映像データ配信装置に対して出力する識別情報出力部と、
自装置が備える表示部に前記第1の映像データが提示されている間に自装置が操作されることにより生成され、前記原映像における第2の映像データの提示開始位置を示す提示開始位置情報を含む設定情報を前記映像データ配信装置に対して出力する設定情報出力部と、
前記第1の映像データとは異なる映像であって、前記提示開始位置以降の前記原映像から生成される第2の映像データを映像データ配信装置から取得する映像取得部と
を備える端末装置。 - 前記設定情報出力部は、前記原映像における前記第2の映像データの提示開始位置を指定する操作が検出された際に生成された前記提示開始位置情報を含む前記設定情報を出力する、
請求項8に記載の端末装置。 - 前記設定情報出力部は、選手情報、無線通信の種類の情報、視点情報、端末情報及び位置情報の少なくとも一つを更に含む前記設定情報を出力する、
請求項8又は請求項9に記載の端末装置。 - 自装置が備える記憶部に前記第2の映像データが記憶されていると判定された場合、前記設定情報に対応する前記第2の映像データを自装置に配信するよう前記映像データ配信装置に要求する、
請求項8から請求項10のいずれか一つに記載の端末装置。 - 端末装置に、
自装置に配信済みの映像データであって、原映像から生成される第1の映像データを示す識別情報を映像データ配信装置に対して出力する識別情報出力機能と、
自装置が備える表示部に前記第1の映像データが提示されている間に自装置が操作されることにより生成され、前記原映像における第2の映像データの提示開始位置を示す提示開始位置情報を含む設定情報を前記映像データ配信装置に対して出力する設定情報出力機能と、
前記第1の映像データとは異なる映像であって、前記提示開始位置以降の前記原映像から生成される第2の映像データを映像データ配信装置から取得する映像取得機能と
を実現させる端末装置制御プログラム。 - 自装置に配信済みの映像データであって、原映像から生成される第1の映像データを示す識別情報を映像データ配信装置に対して出力する識別情報出力ステップと、
自装置が備える表示部に前記第1の映像データが提示されている間に自装置が操作されることにより生成され、前記原映像における第2の映像データの提示開始位置を示す提示開始位置情報を含む設定情報を前記映像データ配信装置に対して出力する設定情報出力ステップと、
前記第1の映像データとは異なる映像であって、前記提示開始位置以降の前記原映像から生成される第2の映像データを映像データ配信装置から取得する映像取得ステップと
を含む端末制御方法。
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