JP2010205425A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】外光からの明るさの増加に応じて点灯状態を連続的に可変することで、余分な消費電力を適切に抑制するとともに省エネルギー化を図り、環境負荷を少なくすることができる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具10は、アウターケース22,23内に明るさセンサ25を収納し、天井面へ取り付けられる。明るさセンサ25の近傍にセンサ動作を表示するための動作表示ランプ26を設け、動作表示ランプ26は同一基板24の単面に明るさセンサ25とともに実装され、明るさセンサ25と動作表示ランプ26との少なくとも1つを囲うように筒体28を設けて、筒体28の端部をアウターケース22,23に形成された開口部33に位置するように配置した。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば天井面に取り付けられる照明器具に関し、特に室内の明るさを検知するための明るさセンサとセンサ動作を表示するための動作表示ランプとを装備した照明器具に関する。
従来の照明器具の一例として、赤外線量の変動を検知する人検知センサを備えて、全消灯時に人検知センサから検知信号が与えられた際に強制的に保安灯点灯の状態に切換えるようにした照明器具がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−165109号公報(図1、請求項1)
しかし、上記特許文献1に開示された従来の照明器具では、日中の太陽光などの外光により明るさが十分に得られる環境下においても、使用者が任意に点灯状態を切替えない限り、所定の点灯状態を維持するようになっている。
従って、外光からの明るさ量によらず、消費電力が略一定であり、電力消費に無駄を生ずる虞がある。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、外光からの明るさの増加に応じて点灯状態を連続的に可変することで、余分な消費電力を適切に抑制するとともに省エネルギー化を図り、環境負荷を少なくすることができる照明器具を提供することにある。
本発明に係る照明器具は、アウターケース内に明るさセンサを収納し、天井面へ取り付けられる照明器具であって、前記明るさセンサの近傍にセンサ動作を表示するための動作表示ランプを設け、前記動作表示ランプは同一基板の単面に前記明るさセンサとともに実装され、前記明るさセンサと前記動作表示ランプとの少なくとも1つを囲うように筒体を設けて、前記筒体の端部を前記アウターケースに形成された開口部に位置するように配置したことを特徴とする。
本発明においては、日中の太陽光などの外光により明るさが十分に得られる環境下では、明るさセンサが十分な明るさを検知する。
これにより、明るさセンサの検知情報に基づいて、光量を調整することにより点灯状態を連続的に可変する。
従って、余分な消費電力を適切に抑制するとともに省エネルギー化を図り、環境負荷を少なくすることができる。
本発明においては、同一基板の単面にそれぞれ実装された明るさセンサと動作表示ランプとの少なくとも1つを囲うように遮光性を有する筒体を設けて、筒体の端部をアウターケースに形成された開口部に位置するように配置した。
これにより、光を発する動作表示ランプの光が明るさセンサに入射しない。
従って、明るさセンサに影響を与えることがなくなり、明るさセンサのセンシング特性を向上させることができる。
本発明に係る照明器具は、上記照明器具において、前記明るさセンサ側に設けられている前記筒体は、その端部に前記第1光学部材を備えていることを特徴とする。
本発明においては、明るさセンサ側の筒体の端部に備えられた第1光学部材は外部からの異物の侵入を防止するとともに、動作表示ランプからの光を回り込ませない。
従って、明るさセンサのセンシング特性を支障なく長期的にわたって保証することができるとともに、誤検知を防止することができる。
本発明に係る照明器具は、上記照明器具において、前記動作表示ランプ側に設けられている前記筒体は、その内面に反射面を有し、かつその筒体側の端部に第2光学部材を備えたことを特徴とする。
本発明においては、動作表示ランプとして指向性の広いLEDを適用した場合、動作表示ランプ側に設ける筒体の内面を反射面にして筒体の端部にレンズ等の第2光学部材を備える。
これにより、動作表示ランプ用のLEDからの光を反射面により反射しつつ第2光学部材によりアウターケースの表面まで効率良く導光させる。
従って、動作表示ランプを視認性良く表示させることができる。
本発明に係る照明器具は、上記照明器具において、前記第2光学部材は、前記アウターケースの内側に配置されるインナーケースに嵌め込まれており、前記アウターケースと前記インナーケースとにより挟み込んで保持されていることを特徴とする。
本発明においては、インナーケースに嵌め込まれた第2光学部材はインナーケースとアウターケースとにより挟み込まれる。
従って、アウターケースとインナーケースとにより強固に保持される。
本発明に係る照明器具は、上記照明器具において、前記基板は前記明るさセンサと前記動作表示ランプとが実装される面が黒色であることを特徴とする。
本発明においては、基板の実装面が黒色であるために、動作表示ランプの光を吸収する。
従って、動作表示ランプの光を明るさセンサに入射させることがなく、明るさセンサのセンシング特性を保証することができる。
本発明の照明器具によれば、アウターケース内に明るさセンサを収納し、天井面へ取り付けられ、明るさセンサの近傍にセンサ動作を表示するための動作表示ランプを設け、動作表示ランプは同一基板の単面に明るさセンサとともに実装され、明るさセンサと動作表示ランプとの少なくとも1つを囲うように筒体を設けて、筒体の端部をアウターケースに形成された開口部に位置するように配置した。
これにより、外光からの明るさの増加に応じて点灯状態を連続的に可変することで、余分な消費電力を適切に抑制するとともに省エネルギー化を図り、環境負荷を少なくすることができるという効果を有する。
本発明に係る一実施形態の照明器具の天井取付状態の側面図 図1の照明器具の底面図 図1の照明器具の器具本体の底面図 図1の照明器具の器具本体の平面図 図1の照明器具に適用されるセンサユニットの内部構造を説明する垂直断面図 図6のセンサユニットの回路基板周りの垂直断面図 図6のセンサユニットのインナーケースの底面図 図6のセンサユニットの組立手順を説明する第1段階の分解斜視図 図6のセンサユニットの組立手順を説明する第2段階の分解斜視図 図6のセンサユニットのアウターケース周りの組立後の斜め上方から視た外観斜視図 図6のセンサユニットのアウターケース周りの組立後の斜め下方から視た外観斜視図 図6のセンサユニットの組立後の斜め上方から視た外観斜視図 本発明に係る一実施形態の照明器具に適用されるインナーケースの変形例の底面図 図6のセンサユニットに適用される配線の側面図 本発明に係る一実施形態の照明器具に適用される配線の第1変形例の側面図 本発明に係る一実施形態の照明器具に適用される配線の第2変形例の側面図 図1の照明器具のセンサユニットの光学的特性を説明する側面図
以下、本発明の一実施形態に係る照明器具について図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態である照明器具10は、リモコン受信部12を内蔵した点灯回路制御部13を有する器具本体11と、器具本体11の外周に組み付けられたセンサ枠14と、センサ枠14に取り付けられて点灯回路制御部13に電気的に接続される配線15を有するセンサユニット16と、器具本体11に保持される不図示の蛍光ランプと、蛍光ランプを覆って器具本体11に組み付けられたグローブ17と、を主として備える。
図1に示すように、照明器具10は、器具本体11の中央部に組み付けられている引掛シーリングと言われる省施工用部品18を介して天井面1に取り付けられる。
図2に示すように、センサ枠14は器具本体11の外周を覆う円環形状に形成されている。センサユニット16はセンサ枠14の一部に組み付けられている。
図3に示すように、器具本体11は金属製の丸型である。器具本体11には省施工用部品18に近接するセンサユニット16側の下面にリモコン受信部12を配置している。リモコン受信部12には使用者が手に持ったリモコン送信部から無線光信号が転送される。無線光信号は点灯回路制御部13を駆動させる。
図4に示すように、器具本体11は、その上面においてセンサユニット15とリモコン受信部12との間に配線15を収容する凹部19を形成している。凹部19の深さは配線15の外径よりも十分に大きい。
凹部19の底面20には配線15をZ字形状に屈曲して支持するための複数の引っ掛け部(ファスナー)21を設けている。
センサユニット16の配線15は器具本体11の凹部19内において引っ掛け部21によりZ字形状に屈曲成形されるために張力止めを図り、配線15に引っ張り荷重をかけないようにしてセンサユニット16に内蔵される共通回路基板24(図5参照)への応力ストレスを回避している。なお、引っ掛け部21は図示した2個に限らず、2個以上の複数個でも良い。
図5に示すように、センサユニット16は、ポリプロピレン製やアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)製の第1アウターケース22と、同様の材料製の第2アウターケース23と、ガラスエポキシ樹脂製の共通回路基板24と、明るさセンサ用受光素子25と、動作表示ランプ用LED26と、ポリプロピレン製のインナーケース27と、ゴム製の第1筒体28と、第2筒体29と、第1光学部材30と、第2光学部材31と、を備える。
第1アウターケース22と第2アウターケース23とは垂直方向に二分割されており、それぞれが組み合わされることにより一体のケース組立体32を形成する。ケース組立体32の上面にはケース側入射口33とケース側出射口34とが予め定められた距離だけ離れて形成されている。ケース側出射口34は下面に第2光学部材固定用段部35を有する。
共通回路基板24はケース組立体32内の上方寄りに水平に組み付けられている。共通回路基板24には明るさセンサ用受光素子25と動作表示ランプ用LED26とがケース側入射口33とケース側出射口34とに対応した位置にそれぞれ面実装されている。明るさセンサ用受光素子25と動作表示ランプ用LED26とは共通回路基板24上の近傍位置に面実装されているためにそれらに浮きや位置ずれが少なく高精度に実装されている。
共通回路基板24には明るさセンサ用受光素子25に対応した位置に第1筒体28を組み付けている。第1筒体28は遮光性を有して円筒形状に形成されている。
第1筒体28の上部には第1光学部材30を組み付けている。第1光学部材30は透明や半透明あるいは乳白色のレンズ状のカバーであって、第1筒体28とともに明るさセンサ用受光素子25を囲んで配置されている。
インナーケース27はケース組立体32内の上端部に水平に組み付けられている。インナーケース27には板形状をなすインナーケース本体36を有する。
インナーケース27にはインナーケース本体36における動作表示ランプ用LED26に対応した位置に第2筒体29を一体成形している。第2筒体29は逆円錐台形状の筒部材であって内面に反射面37を有する。
第2筒体29には第2光学部材31を組み付けている。第2光学部材31は第1光学部材30とは異なる例えば黄色や橙色等のレンズである。第2光学部材31は、その中央部に鍔部38を突出形成しており、第2筒体29とともに動作表示ランプ用LED26を囲んで配置されている。
図6、図7に示すように、インナーケース27はインナーケース本体36の周囲に周板39を有する。周板39は側部の対向する位置に共通回路基板24を係止するための一対の可撓係止片40を突出形成している。
インナーケース本体36はケース組立体32のケース側入射口33に対応した位置にインナーケース側入射口41を形成している。インナーケース本体36はケース組立体32のケース側出射口34に対応した位置に第2光学部材固定用段部42を有するインナーケース側出射口43を形成している。
共通回路基板24の下面には不図示の制御回路が実装されており、制御回路は配線15の一端部に電気的に接続される。
次にセンサユニット16の詳細説明および組立手順について説明する。
図8に示すように、共通回路基板24は実装面である上面が黒色の塗装を施されている。そのため、共通回路基板24は動作表示ランプ用LED26からの光を吸収する。
組立にあたり、共通回路基板24上の明るさセンサ用受光素子25の周りに第1筒体28を載置し、第1筒体28上に第1光学部材30を載置して、インナーケース27の可撓係止片40に共通回路基板24を嵌め付ける。これにより、インナーケース27に第1筒体28と第1光学部材30と共通回路基板24とが組み付けられる。
図9に示すように、次に、共通回路基板24の下面の制御回路に配線15の一端部を電気的に接続し、インナーケース本体36の第2光学部材固定用段部42に第2光学部材31を落とし込む。
そして、第1アウターケース22のケース側出射口34の下方から第2光学部材31を挿通させながら、第1アウターケース22に第2アウターケース23を組み付ける。これにより、第2光学部材31の鍔部38が第1アウターケース22の第2光学部材固定用段部35とインナーケース27の第2光学部材固定用段部42とにより挟み込まれ、インナーケース27に嵌め込まれた第2光学部材31がインナーケース27とケース組立体32とにより挟み込まれる。
図10、図11、図12に示すように、第1アウターケース22と第2アウターケース23とが組み合わされることによりケース組立体32が形成され、ケース側入射口33に第1光学部材30が配置され、ケース側出射口34に第2光学部材31が配置される。そして、第1光学部材30および第2光学部材31は器具本体11の外周を覆って配置されたセンサ枠14において下方に向けて組み付けられる。
このとき、器具本体11の周囲に対し、明るさセンサ用受光素子25と動作表示ランプ用LED26との配列は、明るさセンサ用受光素子25を外側に、動作表示ランプ用LED26を内側に配置している。
図13に示すように、本発明に係る一実施形態の照明器具10に適用されるインナーケース27の変形例では、インナーケース本体36と周板39との間を複数のリブ44で繋げている。
本変形例では、インナーケース27の剛性、特に曲げ強度を向上させることができるので、第1光学部材30および第2光学部材31を、より強固に支持することができる。
図14に示すように、配線15は、複数の被覆電線からなるワイヤハーネス45のセンサユニット16側の一端部である図14中の左端部に第1コネクタ46を接続し、ワイヤハーネス45の点灯回路制御部13側の他端部である図14中の右端部に第2コネクタ47を接続している。
ワイヤハーネス45には絶縁材によりチューブ形状に形成された絶縁チューブ48が被覆されている。絶縁チューブ48は使用者に対する感電防止の安全性を高める機能を有する。絶縁チューブ48の長さはワイヤハーネス45の全体長さよりも短くしており、センサユニット16側に寄せて取り付けられている。
図15に示すように、本発明に係る一実施形態の照明器具10に適用される配線の第1変形例では、ワイヤハーネス45の点灯回路制御部13側の他端側に筒状の雑音防止部材49を貫挿させている。ワイヤハーネス45の絶縁チューブ48はセンサユニット16側に寄せて取り付けられており、点灯回路制御部13側の端に絶縁チューブ48で覆われないスペースに雑音防止部材49が組み付けられている。
雑音防止部材49はフェライト材料を用いて円筒形状に形成したフェライトコアであり、例えば100MHz〜300MHz近辺の周波数帯域の雑音レベルを低減する機能を有する。なお、雑音防止部材49としてはフェライト以外にもアモルファス材等を用いても同様の効果を得ることができる。
図16に示すように、本発明に係る一実施形態の照明器具10に適用される配線の第2変形例では、ワイヤハーネス45の点灯回路制御部13側の他端側において絶縁チューブ48で覆われないスペースに組み付けられた雑音防止部材49の周りにワイヤハーネス45を1回巻回している。これにより、雑音防止部材49の周りにワイヤハーネス45のループ回路50を形成している。
図17に示すように、このような照明器具10は、使用者が設定した光量値に応じてリモコン送信部からリモコン受信部12に転送された無線光信号を受けて点灯回路制御部13が駆動されて蛍光灯を所定の光量を点灯範囲αで点灯させる。
蛍光灯が点灯を開始すると、センサユニット16の動作表示ランプ用LED26が蛍光灯の点灯状態を表示するために発光する。動作表示ランプ用LED26の発光光は第2筒体29の反射面37により反射しながら第2光学部材31に入射され、第2光学部材31内を導光してから下方に向けて照射される。
蛍光灯が点灯を開始すると、明るさセンサ用受光素子25が作動を開始しており、第1光学部材30を透して入射された外光および室内光の検知を始めている。
このとき、センサユニット16の明るさセンサ用受光素子25は蛍光灯からの直接光が入射しない検知範囲β内の外光および室内光を検知する。
そして、日中の太陽光などの外光により明るさが十分に得られる環境下になると、明るさセンサ用受光素子25が検知している明るさ検知値の方が使用者の設定した光量値よりも高くなる。
すると、使用者が設定した光量値を下げるような制御が行われて、蛍光灯の光量が自動的に落とされる。
本実施形態の照明器具10では、日中の太陽光などの外光により明るさが十分に得られる環境下では、明るさセンサ用受光素子25が十分な明るさを検知する。
これにより、明るさセンサ用受光素子25の検知情報に基づいて、光量を調整することにより点灯状態を連続的に可変する。
従って、余分な消費電力を適切に抑制するとともに省エネルギー化を図り、環境負荷を少なくすることができる。
本実施形態の照明器具10では、器具からの直接光が入射しない角度内に明るさセンサ用受光素子25を配置した。
従って、器具が点灯している時の器具の光が明るさセンサ用受光素子25に直接入射しないために、明るさセンサ用受光素子25が周囲の照度を正確に測定することができる。
本実施形態の照明器具10では、明るさセンサ用受光素子25の近傍に配置されている動作表示ランプ用LED26はセンサ動作を表示すために点灯する。しかし、明るさセンサ用受光素子25は動作表示ランプ用LED26からの直接光が入射しない位置に配置されている。
従って、明るさセンサ用受光素子25は動作表示ランプ用LED26の光が直接入射しないために周囲の照度を正確に測定することができる。
本実施形態の照明器具10では、器具本体11が丸型であるために、器具本体11の周囲に取り付けられる明るさセンサ用受光素子25と意匠面で違和感なく融合させることができる。
本実施形態の照明器具10では、器具本体11に保持される蛍光灯から離れた位置に、蛍光灯の光の入射を避けるように明るさセンサ用受光素子25を配置した。
従って、明るさセンサ用受光素子25に対して蛍光灯からの光の直接入射を軽減することができる。
本実施形態の照明器具10では、器具本体11のセンサ枠14に取り付けられた明るさセンサ用受光素子25と点灯回路制御部13との電気的接続のための配線15はグローブ17の着脱に拘わらず短い結線により行われる。
これにより、明るさセンサ用受光素子25からの検知信号が微小電流等であったとしても、点灯回路制御部13までが短い結線であるために外乱等の影響を受け難い。
従って、検知信号を確実に転送することにより誤検知のない高品質な照明器具10を提供することができる。
本実施形態の照明器具10では、配線15は器具本体11の凹部19にはみ出すことなく収容される。
従って、他の構成部品と接触や干渉することなく配線15を保護することができる。
本実施形態の照明器具10では、配線15は器具本体11の凹部19内において引っ掛け部21により支持される。
従って、配線15を器具本体11に確実に保持することができるとともにはみ出しの防止機能を高めることができ、さらに配線15の引っ張りに対する応力ストレスを回避することができる。
本実施形態の照明器具10では、明るさセンサ用受光素子25と点灯回路制御部13との配線15は、器具本体11の天井面1側を通る。そのため、配線15がアンテナとなって外乱を含んで雑音性能を悪化させる傾向がある。そこで、雑音性能を向上させるために筒状の雑音防止部材49を配線15に具備した。
従って、雑音防止部材49を点灯回路制御部13側に配置することにより、雑音成分が配線15をアンテナとして外部へ放出するのを効率良く防止することができる。
本実施形態の照明器具10では、点灯回路制御部13側の端に配線15が絶縁チューブ48で覆われないスペースに筒状の雑音防止部材49を配置した。
従って、雑音防止性能を、さらに向上することができる。
本実施形態の照明器具10では、同一の共通回路基板24の単面にそれぞれ実装された明るさセンサ用受光素子25と動作表示ランプ用LED26との少なくとも1つを囲うように遮光性を有する第1筒体28を設けて、第1筒体28の端部をアウターケース22,23に形成されたケース側入射口33に位置するように配置した。
これにより、光を発する動作表示ランプ用LED26の光が明るさセンサ用受光素子25に入射しない。
従って、明るさセンサ用受光素子25に影響を与えることがなくなり、明るさセンサ用受光素子25のセンシング特性を向上させることができる。
本実施形態の照明器具10では、明るさセンサ用受光素子25側の第1筒体28の端部に備えられた第1光学部材30は外部からの異物の侵入を防止するとともに、動作表示ランプ用LED26からの光を回り込ませない。
従って、明るさセンサ用受光素子25のセンシング特性を支障なく長期的にわたって保証することができるとともに、誤検知を防止することができる。
本実施形態の照明器具10では、動作表示ランプ用LED26の指向性が広い場合、動作表示ランプ用LED26側に設ける第2筒体29の内面を反射面37にして第2筒体29の端部に第2光学部材31を備える。
これにより、動作表示ランプ用LED26からの光を反射面37により反射しつつ第2光学部材31によりアウターケース22,23の表面まで効率良く導光させる。
従って、動作表示ランプ用LED26を視認性良く表示させることができる。
本実施形態の照明器具10では、インナーケース27に嵌め込まれた第2光学部材31はインナーケース27とアウターケース22,23とにより挟み込まれる。
従って、アウターケース22,23とインナーケース27とにより強固に保持される。
本実施形態の照明器具10では、共通回路基板24の実装面が黒色であるために、動作表示ランプ用LED26からの光を吸収する。
従って、動作表示ランプ用LED26の光を明るさセンサ用受光素子25に入射させることがなく、明るさセンサ用受光素子25のセンシング特性を保証することができる。
なお、前記各実施形態で使用した器具本体11、点灯回路制御部13、センサ枠14、グローブ17等は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
1 天井面
10 照明器具
11 器具本体
22 第1アウターケース(アウターケース)
23 第2アウターケース(アウターケース)
24 共通回路基板(同一基板)
25 明るさセンサ用受光素子(明るさセンサ)
26 動作表示ランプ用LED(動作表示ランプ)
27 インナーケース
28 第1筒体(筒体)
29 第2筒体(筒体)
30 第1光学部材
31 第2光学部材
33 ケース側入射口(開口部)
37 反射面

Claims (5)

  1. アウターケース内に明るさセンサを収納し、天井面へ取り付けられる照明器具であって、
    前記明るさセンサの近傍にセンサ動作を表示するための動作表示ランプを設け、前記動作表示ランプは同一基板の単面に前記明るさセンサとともに実装され、前記明るさセンサと前記動作表示ランプとの少なくとも1つを囲うように筒体を設けて、前記筒体の端部を前記アウターケースに形成された開口部に位置するように配置したことを特徴とする照明器具。
  2. 前記明るさセンサ側に設けられている前記筒体は、その端部に前記第1光学部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載した照明器具。
  3. 前記動作表示ランプ側に設けられている前記筒体は、その内面に反射面を有し、かつその筒体側の端部に第2光学部材を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載した照明器具。
  4. 前記第2光学部材は、前記アウターケースの内側に配置されるインナーケースに嵌め込まれており、前記アウターケースと前記インナーケースとにより挟み込んで保持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した照明器具。
  5. 前記基板は前記明るさセンサと前記動作表示ランプとが実装される面が黒色であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載した照明器具。
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