JP2010205364A - 情報記憶装置及びストレージシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】データ部とサーボパターン部とを有するビットパターンド記憶媒体を搭載する磁気ディスク装置において、この記憶媒体の回転時に、サーボパターン部の半径方向の全域に対向可能な部位に着磁機構を設け、サーボパターン部の再生波形からサーボパターン部の磁性ドットの保持力の低下、或いは磁化反転を検出し、保磁力低下時には着磁機構に弱い電流を供給して磁化の反転を防止し、磁性ドットの反転数が所定値を超えた時にはデータ部のデータを外部のメモリに退避させた後に、強い電流を供給して反転した磁性ドットの磁化の向きを正常な向きに反転させ、外部のメモリに退避させたデータを元に戻すようにした。
【選択図】図4
Description
図3(a)は着磁機構20の第2の実施例の電磁石20Bの構成を示すものであり、図2(b)と同様にハードディスク装置1の縦断面を用いて説明する。なお、着磁機構20にある電磁石20Bの構成以外のハードディスク装置1の構成は、図2(b)と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
前記記憶媒体に対してデータの記録と再生を行う磁気ヘッドを保持し、前記記憶媒体の半径方向に前記磁気ヘッドを移動させるアクチュエータと、
直流電流が供給されることにより、前記記憶媒体に対して垂直方向の磁場を印加する磁場印加機構と、
前記直流電流の大きさを、前記サーボ領域の各ビットの磁化状態に応じて制御する制御回路と、を備えることを特徴とする情報記憶装置。
(付記2) 前記磁場印加機構は、前記記憶媒体の回転時に、前記記憶媒体の半径方向の全域に対して対向可能な部位に固定設置されることを特徴とする付記1に記載の情報記憶装置。
(付記3) 前記磁場印加機構は、前記記憶媒体の回転時に、スイングさせることによって前記記憶媒体の半径方向の全域に対して対向可能なアームに設置されることを特徴とする付記1に記載の情報記憶装置。
(付記4) 前記アームが前記アクチュエータであることを特徴とする付記3に記載の情報記憶装置。
(付記5) 前記制御回路は、前記記録層の核生成磁界未満の磁場を発生させる直流電流を、定常的又は定期的に供給することを特徴とする付記1から4の何れかに記載の情報記憶装置。
(付記7) 前記磁場印加機構は前記記憶媒体を挟んで設けられた2つの電磁石から構成され、
前記電磁石は、金属プレートと、この金属プレートの周囲に巻回されたコイルとから構成されることを特徴とする付記2に記載の情報記憶装置。
(付記8) 前記磁場印加機構は、前記記憶媒体を挟んで設けられた2つの金属プレートと、この金属プレートを前記記憶媒体の外部で接続するヨークと、このヨークの周囲に巻回されたコイルとを備える電磁石から構成されることを特徴とする付記2に記載の情報記憶装置。
(付記9) 前記磁場印加機構は、前記各記憶媒体の記録面にそれぞれ対向して設けられた、前記記憶媒体の個数よりも1つ多い金属プレートと、前記各金属プレートを前記記憶媒体の外部でそれぞれ接続するヨークと、前記各ヨークの周囲に巻回されたコイルとを備える電磁石から構成されることを特徴とする付記2に記載の情報記憶装置。
(付記10) 前記アームは前記アクチュエータとは独立した回転軸に、前記記憶媒体を挟むように取り付けられ、前記アクチュエータとは別の駆動機構で必要時にのみ駆動されることを特徴とする付記3に記載の情報記憶装置。
(付記12) 前記磁場印加機構は、前記アクチュエータの最上部のアームと最下部のアームの対向する位置に設置されていることを特徴とする付記4に記載の情報記憶装置。
(付記13) 前記直流電流は、前記情報記憶装置に接続した電流発生装置から供給されることを特徴とする付記1から12の何れかに記載の情報記憶装置。
(付記14) 前記情報記憶装置内には、前記電流発生源から供給される直流電流を処理して、弱電流を出力する弱電流供給源と、強電流を出力する強電流供給源、及び前記弱電流と強電流の何れかを前記磁場印加機構に出力するスイッチとが設けられており、
前記スイッチの切り換えは前記制御回路によって実行されることを特徴とする付記13に記載の情報記憶装置。
(付記15) 前記弱電流の値は数十ミリアンペア、前記強電流の値は数アンペアであることを特徴とする付記14に記載の情報記憶装置。
記憶層にサーボ領域とデータ領域の各ビットが離間して配置されるピットパターンド型の記憶媒体と、
前記記憶媒体に対してデータの記録と再生を行う磁気ヘッドを保持し、前記記憶媒体の半径方向に前記磁気ヘッドを移動させるアクチュエータと、
直流電流が供給されることにより、前記記憶媒体に対して垂直方向の磁場を印加する磁場印加機構と、
前記サーボ領域にあるビットの磁化状態の異常数を検出する異常検出部を備え、前記異常数が所定数を超えた時に、前記磁場印加機構に前記記録層の飽和磁界を発生させる直流電流を供給する制御回路と、を有することを特徴とするストレージシステム。
(付記17) ある情報記憶装置の前記異常検出部が記憶媒体における前記サーボ領域のビットの磁化状態の異常数が所定数を超えたことを検出した場合、前記異常検出部を備える前記制御回路は、前記直流電流を前記磁場検出機構に供給する前に、自己の記憶媒体のデータを他の情報記憶装置の記憶媒体に一時的に退避させると共に、前記直流電流を前記磁場印加機構に供給し終えた後に、前記他の情報記憶装置から前記退避させたデータを自己の記憶媒体の同じ場所に戻すことを特徴とする付記16に記載のストレージシステム。
(付記18) 少なくとも1つの情報記憶装置と、前記情報記憶装置のデータを一時的に退避させることが可能なメモリを備えるデータ退避装置とを備えるストレージシステムであって、前記情報記憶装置が、
記憶層にサーボ領域とデータ領域の各ビットが離間して配置されるピットパターンド型の記憶媒体と、
前記記憶媒体に対してデータの記録と再生を行う磁気ヘッドを保持し、前記記憶媒体の半径方向に前記磁気ヘッドを移動させるアクチュエータと、
直流電流が供給されることにより、前記記憶媒体に対して垂直方向の磁場を印加する磁場印加機構と、
前記サーボ領域にあるビットの磁化状態の異常数を検出する異常検出部を備え、前記異常数が所定数を超えた時に、前記磁場印加機構に前記記録層の飽和磁界を発生させる直流電流を供給する制御回路と、を有することを特徴とするストレージシステム。
(付記19) 前記異常検出部が記憶媒体における前記サーボ領域のビットの磁化状態の異常数が所定数を超えたことを検出した場合、前記制御回路は前記データ退避装置の接続を要求し、前記データ退避装置の接続後、前記直流電流を前記磁場検出機構に供給する前に、記憶媒体のデータを前記データ退避装置に一時的に退避させると共に、前記直流電流を前記磁場印加機構に供給し終えた後に、前記データ退避装置から前記退避させたデータを記憶媒体の同じ場所に戻すことを特徴とする付記18に記載のストレージシステム。
(付記20) 前記メモリがフラッシュメモリであることを特徴とする付記18又は19に記載のストレージシステム。
2 ベース部
4 磁気ディスク
10 制御回路
11 電流発生装置
12 弱電流供給源
13 強電流供給源
14 切換スイッチ
15 第2のスイングアーム
19 着磁機構の電源回路
20 着磁機構
21 金属プレート
22、24、24A,24B コイル
23 ヨーク
25 中間金属プレート
30 再着磁支援装置
41,42 磁性ドット
D データ部
S サーボパターン部
Y ストレージシステム
Claims (10)
- 記録層にサーボ領域とデータ領域の各ビットが離間して配置されるピットパターンド型の記憶媒体と、
前記記憶媒体に対してデータの記録と再生を行う磁気ヘッドを保持し、前記記憶媒体の半径方向に前記磁気ヘッドを移動させるアクチュエータと、
直流電流が供給されることにより、前記記憶媒体に対して垂直方向の磁場を印加する磁場印加機構と、
前記直流電流の大きさを、前記サーボ領域の各ビットの磁化状態に応じて制御する制御回路と、を備えることを特徴とする情報記憶装置。 - 前記磁場印加機構は、前記記憶媒体の回転時に、前記記憶媒体の半径方向の全域に対して対向可能な部位に固定設置されることを特徴とする請求項1に記載の情報記憶装置。
- 前記磁場印加機構は、前記記憶媒体の回転時に、スイングさせることによって前記記憶媒体の半径方向の全域に対して対向可能なアームに設置されることを特徴とする請求項1に記載の情報記憶装置。
- 前記アームが前記アクチュエータであることを特徴とする請求項3に記載の情報記憶装置。
- 前記制御回路は、前記記録層の核生成磁界未満の磁場を発生させる直流電流を、定常的又は定期的に供給することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の情報記憶装置。
- 前記磁気ヘッドによって再生された信号により、前記サーボ領域の各ビットの磁化状態が劣化したことが検出された時に、前記制御回路は前記磁場印加機構に、前記記憶媒体の記録層の核生成磁界未満の磁場を発生させる直流電流を供給することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の情報記憶装置。
- 複数の情報記憶装置を備えるストレージシステムであって、前記各情報記憶装置が、
記憶層にサーボ領域とデータ領域の各ビットが離間して配置されるピットパターンド型の記憶媒体と、
前記記憶媒体に対してデータの記録と再生を行う磁気ヘッドを保持し、前記記憶媒体の半径方向に前記磁気ヘッドを移動させるアクチュエータと、
直流電流が供給されることにより、前記記憶媒体に対して垂直方向の磁場を印加する磁場印加機構と、
前記サーボ領域にあるビットの磁化状態の異常数を検出する異常検出部を備え、前記異常数が所定数を超えた時に、前記磁場印加機構に前記記録層の飽和磁界を発生させる直流電流を供給する制御回路と、を有することを特徴とするストレージシステム。 - ある情報記憶装置の前記異常検出部が記憶媒体における前記サーボ領域のビットの磁化状態の異常数が所定数を超えたことを検出した場合、前記異常検出部を備える前記制御回路は、前記直流電流を前記磁場検出機構に供給する前に、自己の記憶媒体のデータを他の情報記憶装置の記憶媒体に一時的に退避させると共に、前記直流電流を前記磁場印加機構に供給し終えた後に、前記他の情報記憶装置から前記退避させたデータを自己の記憶媒体の同じ場所に戻すことを特徴とする請求項7に記載のストレージシステム。
- 少なくとも1つの情報記憶装置と、前記情報記憶装置のデータを一時的に退避させることが可能なメモリを備えるデータ退避装置とを備えるストレージシステムであって、前記情報記憶装置が、
記憶層にサーボ領域とデータ領域の各ビットが離間して配置されるピットパターンド型の記憶媒体と、
前記記憶媒体に対してデータの記録と再生を行う磁気ヘッドを保持し、前記記憶媒体の半径方向に前記磁気ヘッドを移動させるアクチュエータと、
直流電流が供給されることにより、前記記憶媒体に対して垂直方向の磁場を印加する磁場印加機構と、
前記サーボ領域にあるビットの磁化状態の異常数を検出する異常検出部を備え、前記異常数が所定数を超えた時に、前記磁場印加機構に前記記録層の飽和磁界を発生させる直流電流を供給する制御回路と、を有することを特徴とするストレージシステム。 - 前記異常検出部が記憶媒体における前記サーボ領域のビットの磁化状態の異常数が所定数を超えたことを検出した場合、前記制御回路は前記データ退避装置の接続を要求し、前記データ退避装置の接続後、前記直流電流を前記磁場検出機構に供給する前に、記憶媒体のデータを前記データ退避装置に一時的に退避させると共に、前記直流電流を前記磁場印加機構に供給し終えた後に、前記データ退避装置から前記退避させたデータを記憶媒体の同じ場所に戻すことを特徴とする請求項9に記載のストレージシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009052304A JP2010205364A (ja) | 2009-03-05 | 2009-03-05 | 情報記憶装置及びストレージシステム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009052304A JP2010205364A (ja) | 2009-03-05 | 2009-03-05 | 情報記憶装置及びストレージシステム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2010205364A true JP2010205364A (ja) | 2010-09-16 |
Family
ID=42966692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009052304A Ceased JP2010205364A (ja) | 2009-03-05 | 2009-03-05 | 情報記憶装置及びストレージシステム |
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JP (1) | JP2010205364A (ja) |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JP2006031859A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Toshiba Corp | サーボ情報回復機能を有する磁気ディスクドライブ及び同ドライブにおけるサーボ情報回復方法 |
JP2006066006A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Tdk Corp | 磁気記録媒体におけるサーボ信号の再生出力低下防止方法、rom、磁気記録再生装置 |
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2009
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