JP2010203569A - Lpガス充填システム - Google Patents

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Abstract

【目的】LPガス充填施設においてLPガス容器にLPG液を充填している際に、大規模地震やその他種々の衝撃によってLP液供給設備に破損事故が発生すると、ガス容器からガスが放出され爆発等の災害が発生する恐れがある。そこで、本発明は地震等によりエア供給管に破損が生じても充填ノズルが容器バルブから外れない、つまりはLPガスの放出やLPG液の流出が生じないLPガス充填システム を提供することを目的とする。
【構成】 請求項1:空気圧を利用して充填ノズルを出没自在にした充填バルブを用いたLPガス充填システムにおいて、圧縮空気供給装置から充填バルブに圧縮空気を供給するエア供給管路の地上部位に予備圧縮空気供給装置を介在させた。請求項2:請求項1記載の発明において、予備圧縮空気供給装置を計量部に設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は容器にLPG液を充填する際に用いられるLPガス充填システムに関し、より詳しくはLPガス容器に取り付けられた充填バルブが、地震発生時などに外れてしまいガス容器からガスが放出することを阻止するためのLPガス充填システムに関する。
LPガス容器内のLPガスの残量が少なくなったり、空になった場合は、業者がLPガス容器をトラック等で運搬し、LPガス充填施設においてLPガス容器にLPG液を充填し、再度使用場所へ搬送し、使用場所に設置するということが行われる。LPG液充填施設では、ターンテーブル上へ搬入される未充填の容器毎に、所定量のLPG液を自動的に充填するLPガス充填システム(例えば特許文献1)が汎用されている。
この充填システムにおいて使用される充填バルブとして、いわゆるクイックバルブと呼ばれる空気圧を利用してガス容器バルブに充填バルブのノズルを差し込む充填バルブが用いられることがある(例えば特許文献2)。以下、図3及び図4を用いてこの充填バルブの作用を概説する。
図3の状態からエア供給管12及びケーシング2に設けた供給路13を通じて空気室6に圧縮空気が送り込まれると、ベローフラム4は図4に示すようにコイルスプリング15に抗して図中左方へ移動し、これに伴いシリンダ5の先端11が摺動ノズル9のストッパー環10を押圧して先端9aが容器バルブ16に気密に当接する。これと同時にガスシート7と小径部8との間は、図4における前摺動管3aの先端11とストッパー環10との間隙だけ空間が生じるため弁が開く。これに伴い摺動管3及び摺動ノズル9を通ってLPG液が容器内に充填されるのである。
他方でエア供給管12からの空気の送入を遮断すると、コイルバネ15によりシリンダ5及びベローフラム4は図中における右方向に移動し、空気室6内の空気は排気路14より充填バルブ外に排出され、摺動ノズル9は容器バルブ16から外れる。この際、摺動ノズル9及び該摺動ノズル9と固定されたガスシート7はコイルスプリング17により図4における左方向に移動し、そして図3に示すように小径部8とガスシート7が当接し、つまりは弁が閉じられた状態に至るものである。すなわちLPG液の流路が遮断されるに至るものである。
尚、図示していないが圧縮空気送入時には送入路が開放されると共に排気路が密閉され、排気時には送入路が密閉されると共に排気路が開放される弁体が介在させてある。
特公平4−18188号公報 特公昭50−30857号公報
LPガス充填施設においてLPガス容器にLPG液を充填している際に、大規模地震やその他種々の衝撃によってLP液供給設備に破損事故が発生すると、ガス容器からガスが放出され爆発等の災害が発生する恐れがある。
つまり上述のクイックバルブと呼ばれる充填バルブを用いてガス容器にLPG液を充填している最中に大規模地震が発生し、エア供給管に破損が生じるとエア圧が低下する事態が生じる。殊にエア供給管のうち、地下に埋設されている部分に破損が生じる可能性が高い。かかる事態に至ると上述のように充填バルブを構成する摺動ノズルは、ガス容器を構成する容器バルブから外れる。
このとき上述のように充填バルブにおいては自動的に弁が閉じられるので、充填バルブからLPG液が流出する恐れはない。しかし、容器バルブは開かれたままであるので、該容器バルブを通じて気化したLPガスが放出され、あるいは地震でガス容器が転倒すると容器バルブを通じてLPG液が流出することとなり、災害発生の危険性が生じるのである。
そこで本発明は地震等によりエア供給管に破損が生じても充填ノズルが容器バルブから外れない、つまりはLPガスの放出やLPG液の流出が生じないLPガス充填システム を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は以下のように構成した。
請求項1:空気圧を利用して充填ノズルを出没自在にした充填バルブを用いたLPガ ス充填システムにおいて、圧縮空気供給装置から充填バルブに圧縮空気を 供給するエア供給管路の地上部位に予備圧縮空気供給装置を介在させた。
請求項2:請求項1記載の発明において、予備圧縮空気供給装置を計量部に設けた。
以下、上述のように構成される本発明が如何に作用して課題を解決するかを概説する。
図1は本発明の概略構成図であり、図2は請求項2記載の発明の概略構成図である。
本発明においては圧縮空気供給装置たるエアコンプレッサー18から、エア供給管12を通じて圧縮空気が充填バルブ23へと送られる。このエア供給管12のうち、地上に存する部位に予備圧縮空気供給装置たるエアタンク19が介在させてある。
地震等により管路が損傷を受ける部位は、地下埋設部位であることが多いのは上述の通りである。しかるに、本発明においてはエアタンク19が地上部位に設けてあることから、地震等においてエアタンク19から充填バルブ23に至るエア供給管12が損傷を受けることは稀である。つまり、仮にエアコンプレッサー18からエアタンク19に至るエア供給管12が損傷を受け、エアの供給がストップしても、エアタンク19から充填バルブ12へのエアの供給は継続されるのである。
すなわち充填バルブ23が容器バルブ16から外れることはなく、LPガスの放出やLPG液の流出を防ぐことが可能となるのである。
また、請求項2記載の発明においては汎用のターンテーブルを利用した充填システムを構成する計量部24に、予備圧縮空気供給装置たるエアタンク19が設けてある。この汎用の充填システムは、充填装置の搬入路によってターンテーブルへと搬入されてくる未充填の各容器を、搬入路に配置されている計量部たる残量計測電子秤に載せて計測し、この計測値に基づいて容器毎のLPガス充填量をコンソール部で算出し、充填バルブを通じてガス容器にLPG液を充填するものである。
本発明において残量計測電子秤たる計量部24にエアタンク19を設けたのは、上述のように地震等により管路が損傷を受ける部位は地下埋設部位であることが多いことによる。つまり、計量部24から計量部24に載置されるガス容器22までの距離は短く、しかも地上部位に損ずるので損傷の恐れが非常に小さくなるのである。
以下、好ましい発明の一実施形態につき図面を参照しながら概説する。
本発明に係る充填システムの全体構成を示したのが図1である。この充填システムの主な構成要素は、ガス容器22の容器バルブ16に容易に着脱可能な充填バルブ23、充填バルブ23とエアコンプレッサー18を繋ぐエア供給管12、エア供給管12の中途に介在させたエアタンク19、充填バルブ23にLPG液供給管21を通じてLPG液を送付するLPG液貯蔵庫20である。
エアコンプレッサー18から供給される圧縮空気の圧力は5〜6Kg/cm程度が好ましい。したがって、エアタンク19から供給される圧縮空気の圧力も5〜6Kg/cm程度が好ましい。更には、エアタンク19の圧縮空気貯留容量は、エアコンプレッサー18から圧縮空気の供給が止まっても充填バルブが外れない程度のものであることが必要である。
また、エア供給管12、殊にエアタンク19から充填バルブ23に至る部位のエア供給管12は、地震等の揺れにより損傷を受けにくいゴム管等の可撓管で形成することが望まれる。
また、エアコンプレッサー18とエアタンク19を繋ぐ部位のエア供給管12に損傷が生じた場合に、エアタンク19からエア供給管12を通じてエアコンプレッサー18側に空気が流れると充填バルブ23が容器バルブ16から外れてしまいガス放出の危険が生じる。そこで、係る逆流を防ぐために、エアコンプレッサー19からのみ圧縮空気が流入可能な逆止弁25を、エアタンク19とエアコンプレッサー18を繋ぐエア供給管12に介在させてある。
図3は従来の空気圧を利用して充填ノズルを出没自在に構成した充填バルブの概略構成図である。図中1は引掛金具で先端を半円形状に曲げて形成してある。この引掛金具1を用いて充填バルブ23を容器バルブ16に取り付けるものである。3は摺動管であり、前摺動管3aと後摺動管3bとにより成り、ケーシング2に気密に装着してある。4はベローフラムである。該ベローフラム4はシリンダ5と後摺動管3bとで挟圧されており、ケーシング2、ベローフラム4及び後摺動管3bで囲まれる空気室6が形成される。7はガスシートであり、このガスシート7を前摺動管3aの小径部8に当接せしめて弁を形成する。9は摺動ノズルで、前摺動管3a内に装着し、且つ、ストッパー環10を設けて前摺動管3aの先端11で押圧可能に形成してある。この摺動ノズル9の先端9は、図4に示すように容器バルブ12に気密に当接するよう形成してある。
本発明の概略構成図。 請求項2記載の発明の概略構成図。 充填バルブの概略構成図。 充填バルブの概略構成図。
12・・エア供給管
23・・充填バルブ
24・・計量部

Claims (2)

  1. 空気圧を利用して充填ノズルを出没自在にした充填バルブを用いたLPガス充填システムにおいて、圧縮空気供給装置から充填バルブ(23)に圧縮空気を供給するエア供給管路(12)の地上部位に予備圧縮空気供給装置を介在させたLPガス充填システム。
  2. 予備圧縮空気供給装置を計量部(24)に設けた請求項1記載のLPガス充填システム。
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