JP2010203121A - 車両管理方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両と、その車両に対し占有権が与えられる電子キーとの関係をフレキシブルに管理でき、利便性の向上を図れる車両管理方法および装置を提供する。
【解決手段】ユーザ(A)がキーFOB(A)を携帯し車両2に接近すると、キーFOB(A)と車両2との間に確立されたキーFOB通信経路を介し、解錠要求とキーFOB(A)のFOB−ID(A)が車両2へ通知され、車両2はサーバ8へFOB−ID(A)の認証要求を発行する。サーバ8は、認証要求に対し、FOB−ID(A)が事前登録されているか否かを確認し、事前登録されていれば車両2に対しFOB−ID(A)の登録要求を発行する。車両2は自車両を占有可能なキーFOBとしてキーFOB(A)のFOB−ID(A)を登録し、解錠要求とともに通知されたFOB−ID(A)との一致判定を行い、一致すれば車両ドアを解錠する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両と、その車両の利用者が携帯する電子キーとを動的に関係付け、前記車両の占有権をフレキシブルに管理できるようにした車両管理方法および装置に関する。
近年、車を始動させるためのイグニッションキーとして、通信機能を備えた電子キーが一般的に使用されるようになってきている。このような通信機能を備えた電子キーでは、離れた位置から車へキーIDを送信しドアロック機構の施錠、解錠を行えるようにしたものが一般的であった。
これに対し、最近では車の利用者が電子キーを携帯している状態で、車に設けられたドアハンドルを握るだけでドアロック機構の施錠、解錠、さらにはエンジンの始動を行えるようになっている。
一方、複数の利用者が車を共有し、必要なときだけ車を利用し、利用した分だけガソリン代および車使用料を負担するというカーシュアリングシステムが普及し始めている。
このような通信機能を有した電子キーを利用し車との間でキーIDを送受信するカーシュアリングシステムの公知例としては、複数の住居の居住者による車両の予約についてサーバの予約管理手段で管理を行い、前記居住者が操作する端末の予約手段が前記サーバと通信を行い前記予約管理手段により前記居住者による車両の予約が可能になるようにし、前記予約手段による車両の予約が前記予約管理手段で受け付けられると、予約時間に対応して、通信機能を有した電子キーと車載装置との間でキーIDを送受信することで前記居住者による前記車両の利用が許可される特許文献1を挙げることができる。
特開2008−117076号公報
従って、従来のカーシュアリングシステムにおいては、車両の利用時間について予約管理を行い、車両の利用が許可される利用時間帯を各利用者に振り分けるものであり、予約された利用時間帯を設定しなければならず、利用時間帯の延長、短縮、変更に対し容易に対応できずカーシュアリングにおける利便性に欠ける課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、車両と、その車両に対し占有権が与えられる電子キーとの関係をフレキシブルに管理でき、利便性の向上を図れる車両管理方法および装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明にかかる車両管理方法は、車両と電子キーとサーバとの間で前記電子キーの識別情報の送受信をサーバとの間で行い、前記サーバにおいて、前記車両とその車両に対し占有権が与えられる前記電子キーとの関係付けを管理する車両管理方法であって、前記電子キーと前記車両との間の通信経路を確立する電子キー・車両間通信経路確立ステップと、前記車両と前記サーバとの間の通信経路を確立する車両・サーバ間通信経路確立ステップと、前記電子キー・車両間通信経路確立ステップと前記車両・サーバ間通信経路確立ステップとにより確立された通信経路を介して、前記電子キーと前記車両と前記サーバとの間で前記電子キーのキー識別情報を含むデータの送受信を行い、前記車両と、その車両に対し占有権が与えられる前記電子キーのキー識別情報とを関係付け前記サーバに登録する事前登録ステップと、前記電子キー・車両間通信経路確立ステップにより確立された前記通信経路を介して、前記電子キーが前記車両へ当該車両に対する解錠要求を前記電子キーのキー識別情報とともに送信する解錠要求送信ステップと、前記解錠要求送信ステップにより、前記電子キーから前記解錠要求が前記キー識別情報とともに送信されてくると、前記車両・サーバ間通信経路確立ステップにより確立された通信経路を介して、前記車両において、前記サーバへ前記キー識別情報の認証要求を発行する認証要求発行ステップと、前記車両から前記サーバへ認証要求発行ステップにより発行された前記認証要求のキー識別情報に対し、前記サーバが、前記車両に対し占有権が与えられる電子キーのキー識別情報として前記事前登録ステップで事前登録されているか否かを判定する判定ステップと、前記サーバが、前記判定ステップにより、前記認証要求のキー識別情報が前記車両に対し事前登録されていると判定すると、前記車両・サーバ間通信経路確立ステップにより確立された通信経路を介して、前記電子キーのキー識別情報の登録要求を前記車両へ発行する登録要求発行ステップと、前記登録要求発行ステップにより、前記サーバから前記車両へ前記電子キーのキー識別情報の登録要求が発行されると、前記車両において、前記電子キーのキー識別情報を自車両と関係付け、前記キー識別情報の登録を行うキー識別情報登録ステップと、前記車両において、前記キー識別情報登録ステップにより登録した前記キー識別情報と、前記解錠要求送信ステップにより前記電子キーから前記解錠要求とともに送信されたキー識別情報との一致判定を行うキー識別情報判定ステップと、前記車両において、前記キー識別情報判定ステップにより前記キー識別情報の一致が判定されると、前記電子キーから送信された前記解錠要求に応じた処理を行う解錠要求処理ステップとを備えたことを特徴とする。
上述の目的を達成するため、本発明にかかるカーシュアリングシステムは、キーレスエントリECUと電子キーとサーバとの間で前記電子キーのキー識別情報の送受信を行い、前記サーバにおいて、車両と、その車両に対し占有権が与えられる前記電子キーとの関係付けを管理するカーシュアリングシステムであって、前記電子キーは、前記キーレスエントリECUとの間の通信経路を確立し、前記キーレスエントリECUとの間の通信を可能にする電子キー・車両間通信手段と、前記電子キー・車両間通信手段により確立された前記通信経路を介して、前記電子キーから前記キーレスエントリECUへ当該車両に対する解錠要求を前記電子キーにあらかじめ与えられたキー識別情報とともに送信する解錠要求手段とを備え、前記キーレスエントリECUは、前記電子キー・車両間通信手段により確立された前記通信経路を介して前記電子キーの解錠要求手段が送信した前記解錠要求およびキー識別情報を受信する受信手段と、前記キーレスエントリECUと前記サーバとの間の通信経路を確立し、前記サーバとの間の通信を可能にする車両・サーバ間通信手段と、
前記電子キーの電子キー・車両間通信手段により確立された通信経路と、前記車両・サーバ間通信手段により確立された通信経路とを介して、前記電子キーのキー識別情報を前記サーバへ事前登録する事前登録手段と、前記電子キー・車両間通信手段により確立された前記通信経路を介して、前記電子キーの前記解錠要求手段が解錠要求とともに送信した前記電子キーのキー識別情報について、前記車両・サーバ間通信手段により確立された前記通信経路を介して、前記サーバへ前記事前登録されているか否かの認証要求を発行する認証要求発行手段と、前記認証要求発行手段により発行された認証要求に対し、前記電子キーのキー識別情報が前記サーバへ前記事前登録されているときに前記サーバから発行される登録要求に対応して前記電子キーのキー識別情報を登録し、前記キー識別情報の電子キーと自車両とを関係付けるキー識別情報登録手段とを備え、前記サーバは、前記車両・サーバ間通信手段が確立した前記通信経路を介して前記キーレスエントリECUと接続し、前記事前登録する前記電子キーのキー識別情報、前記認証要求、前記登録要求を含む各種情報を前記キーレスエントリECUとの間で送受信する接続手段と、前記キーレスエントリECUの前記事前登録手段による前記電子キーのキー識別情報の事前登録に対し受付けを行う事前登録受付手段と、前記キーレスエントリECUの認証要求発行手段が発行する認証要求に対し、前記電子キーのキー識別情報が事前登録されているか否かを判定するキー識別情報認証手段と、前記キー識別情報認証手段により前記電子キーのキー識別情報が事前登録されていると判定されると、前記電子キーのキー識別情報の登録要求を、前記車両・サーバ間通信手段により確立された前記通信経路を介して前記キーレスエントリECUへ発行するキー識別情報登録要求発行手段とを備えていることを特徴とする。
上述の目的を達成するため、本発明にかかるカーシュアリングシステムのサーバは、キーレスエントリECUとの間で電子キーのキー識別情報の送受信を行い、車両と、その車両に対し占有権が与えられる前記電子キーとの関係付けを管理するカーシュアリングシステムのサーバであって、前記キーレスエントリECUとの間の通信経路を確立し、前記電子キーのキー識別情報、認証要求、登録要求を含む各種情報を前記キーレスエントリECUとの間で送受信する接続手段と、前記キーレスエントリECUによる前記電子キーのキー識別情報の事前登録に対し受付けを行う事前登録受付手段と、前記電子キーから前記キーレスエントリECUへキー識別情報とともに解錠要求が発行されたとき、前記接続手段により確立された前記通信経路を介して前記キーレスエントリECUから発行される前記キー識別情報についての前記認証要求に対し、前記電子キーのキー識別情報が事前登録されているか否かを判定するキー識別情報認証手段と、前記キー識別情報認証手段により前記電子キーのキー識別情報が事前登録されていると判定されると、前記電子キーのキー識別情報の登録要求を、前記接続手段により確立された前記通信経路を介して前記キーレスエントリECUへ発行するキー識別情報登録要求発行手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、車両と、その車両の占有権が与えられる電子キーとの関係をフレキシブルに管理でき、利便性の向上を図れる効果がある。
本発明の実施の形態である車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムの構成を示すシステム構成図である。 この実施の形態の車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムの動作説明図である。 この実施の形態の車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムにおけるキーレスエントリECUの構成を示すブロック図である。 この実施の形態の車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムにおける電子キーの構成を示すブロック図である。 この実施の形態の車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムにおけるサーバの構成を示すブロック図である。 この実施の形態の車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムにおけるサーバの記憶装置に事前登録された登録FOB−IDを示す説明図である。 この発明の実施の形態の車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムの電子キーと車両のキーレスエントリECUとサーバの動作を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態の車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムの電子キーと車両のキーレスエントリECUとサーバの動作を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態の車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムの電子キーと車両のキーレスエントリECUとサーバの動作を示すシーケンス図である。
図1は、本発明の実施の形態である車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムの構成を示すシステム構成図である。
この実施の形態のカーシュアリングシステムは、車両2に搭載されたキーレスエントリECU1と、車両ドアのドアロック機構4に対し施錠、解錠を離れた位置からリモート操作するための電子キー5と、ネットワーク12に接続されたサーバ8と、車両2のキーレスエントリECU1とネットワーク12との間の通信経路を確立する移動体通信手段10とを備えている。
車両2に搭載されたキーレスエントリECU1はマイクロコンピュータなどの情報処理装置により構成されている。
このキーレスエントリECU1は、電子キー5から送信されるFOB−IDと解錠要求コマンドとを受信すると、サーバ8に対しFOB−IDの認証要求を送信する。
このときサーバ8においてFOB−IDが登録されていると、キーレスエントリECU1は、サーバ8から送り返されてくるFOB−IDの登録要求に対し当該FOB−IDの登録処理を行い、自車両を占有し利用することのできる電子キーとして自車両とFOB−IDの電子キーとを関係付ける。
図3は、キーレスエントリECU1の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、キーレスエントリECU1は、アンテナ101を備えた通信手段102、通信用インタフェース103、メモリ装置105、インタフェース106、車両ドアを施錠する際に操作するロックスイッチ107、ロックスイッチ用I/O108、制御部109、ドアロック制御用I/O114、ドア接触センサ用インタフェース115およびドア接触センサ116を備えている。
通信手段102は、車両2と電子キー5との間で各種データの送受信を行うためのキーFOB通信経路、および車両2とネットワーク12の移動体通信手段10との間で各種データの送受信を行うためのネットワーク通信経路を確立する機能を備えている。
通信手段102は、電子キー5およびネットワーク12の移動体通信手段10との間で各種データを無線にて送受信するためのアンテナ101を備えている。
通信用インタフェース103は、通信手段102により確立されたキーFOB通信経路およびネットワーク通信経路を経由して電子キー5およびサーバ8との間で送受信される各種データの信号形態の変換を含む各種処理を行う。
メモリ装置105は、ハードディスク装置、RAM、ROMなどのデータを記憶する記憶装置である。このメモリ装置105には、自車両を占有し利用することのできる電子キーとしてそのFOB−IDが記憶される。
インタフェース106は、メモリ装置105に書き込まれ、あるいはメモリ装置105から読み出されるデータを含む各種信号を、制御部109とメモリ装置105との間で入出力する装置である。
ロックスイッチ107は、車両ドアのドアハンドル付近に設けられ車両ドアを手動で車両外部から施錠する際に操作するスイッチである。
ロックスイッチ用I/O108は、ロックスイッチ107が操作されたときの信号を制御部109へ取り込むための入力ポートである。
制御部109はCPUにより構成され、電子キー5およびサーバ8との間で各種データを送受信し、このカーシュアリングシステムを実現するため自車両各部の制御を行う。
また制御部109は、事前登録手段110、FOB−ID登録手段111、ドアロック制御指令生成手段112および認証要求発行手段113を備えている。
事前登録手段110は、電子キー5を携帯する利用者が電子キー5のFOB−IDをサーバ8に対し登録する機能を有している。
この機能は、たとえば利用者は利用しようとする車両のキーレスエントリECU1を設定モードにし、携帯している電子キー5とキーレスエントリECU1との間のキーFOB通信経路を確立させた状態で車両ドアを開閉する。
すると、その車両に対し利用可能な電子キー5として車両の識別情報に対応させて電子キー5のFOB−IDがサーバ8に受け付けられ登録される。
FOB−ID登録手段111は、サーバ8においてFOB−IDがあらかじめ事前登録手段110により登録されているときに、サーバ8から送り返されてくるFOB−IDの登録要求に対し、当該FOB−IDの登録処理を行う。この登録処理では、自車両を占有し利用することのできる電子キー5として自車両とFOB−IDの電子キー5とを関係付けメモリ105に記憶する。
ドアロック制御指令生成手段112は、車両ドアのドアロック機能を施錠あるいは解錠する制御信号を生成する。
認証要求発行手段113は、ネットワーク通信経路を介して、電子キー5の解錠要求手段129により解錠要求のあった電子キー5のFOB−IDが、事前登録手段110によりサーバ8に事前登録されているか否かの認証要求を発行する。
ドアロック制御用I/O114は、車両ドアのドアロック機構4の解錠、施錠を行うドアロック制御指令を含む各種制御信号の入出力を制御部109とドアロック機構4との間で行う入出力装置である。
ドア接触センサ用インタフェース115は、ドア接触センサ116により検出した接触検出信号およびドア接触センサ116を制御するための制御信号を、制御部109とドア接触センサ116との間で入出力する。
ドア接触センサ116は、車両ドアやテールゲートのハンドル部分を人が把持すると、この状態を検出して接触検出信号を出力する。
図1に戻り、電子キー5は、車両ドアのドアロック機構4に対し施錠、解錠、さらにはイグニッションノブを操作することを条件にエンジンの始動を離れた位置からリモート操作する通信機能を備えている。また、この電子キー5には、電池切れに備えて非常用キー7が装着されている。
電子キー5は、通信機能を利用してキーレスエントリECU1に対し解錠要求コマンドと自キーのFOB−IDとを送信する。
図4は、電子キー5の構成を示すブロック図である。図4に示すように電子キー5は、リモコン通信手段122、リモコン通信用インタフェース123、メモリ124、インタフェース127および制御部128を備えている。
リモコン通信手段122は、キーレスエントリECU1と無線により各種データを送受信するためのアンテナ121を備えている。そして、キーレスエントリECU1の通信手段102との間で確立されるキーFOB通信経路により、自分に与えられたIDである自キーFOB−IDおよび解錠要求コマンドを含む各種データを送受信する。
リモコン通信用インタフェース123は、キーレスエントリECU1との間で確立されたキーFOB通信経路を経由して送受信される各種データの信号形態の変換を含む各種処理を行う。
メモリ124は、RAM、ROMおよびEEPROMなどの記憶装置であり、各電子キーごとに与えられるID情報である自キーFOB−ID125が格納されており、さらに車両情報設定用領域126が設定されている。
この車両情報設定用領域126には、室内温度を含むエアコンの制御、計器類の照明の明るさの制御、ミュージックサーバの管理形態についての制御、およびナビゲーション装置の画面表示についての制御を含む各種制御を当該電子キーを携帯する利用者の嗜好に合致するように自動選択する利用者同定データが設定される。
インタフェース127は、メモリ124に書き込まれ、あるいはメモリ124から読み出されるデータを含む各種信号を、制御部128とメモリ124との間で入出力する装置である。
制御部128はマイクロコンピュータなどの情報処理装置により構成されており、解錠要求手段129を有し、キーレスエントリECU1との間で送受信される自キーFOB−ID125、解錠要求コマンドを含む各種データの制御を行う。
図1に戻り、サーバ8はネットワーク12に接続されており、固定IPが与えられている。また、サーバ8は、ワークステーション・サーバなどの情報処理装置から構成されている。
サーバ8では、車両と、その車両を利用可能にする電子キーとの関係を動的に管理する。
また、サーバ8は、ネットワーク12を経由してキーレスエントリECU1と接続されると、接続されたキーレスエントリECU1から、利用者が、キーレスエントリECU1を設定モードにした後に車両ドアの開閉を操作することにより行う自分が携帯する電子キーのFOB−IDの登録を受け付けるFOB−ID登録受付機能を備えている。
また、サーバ8は、キーレスエントリECU1へ解錠要求コマンドを送信した電子キーのFOB−IDの認証要求を、キーレスエントリECU1から受信すると、当該FOB−IDがFOB−ID登録受付機能により登録されているか否かを判定し、登録されているとFOB−IDの登録要求をキーレスエントリECU1へ発行する。
図5は、サーバ8の構成を示すブロック図である。
図5に示すようにサーバ8は、接続手段132、記憶装置135、インタフェース136および制御部137を備えている。
接続手段132は、サーバ8が、ネットワーク12と移動体通信用のネットワーク(図示せず)とを経由して車両2に搭載されたキーレスエントリECU1と接続され各種データを送受信することを可能にする。
記憶装置135は、ハードディスク装置、RAM、ROMなどのデータを記憶するメモリ装置である。メモリ装置135には、事前登録された車両の識別情報と、その車両に対し占有権が与えられる電子キーのFOB−IDとが対応付けられて記憶される。
図6は、この実施の形態の車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムにおけるサーバの記憶装置に事前登録された登録FOB−ID134を示す説明図である。
この登録FOB−ID134は、識別情報により特定された車両と、それら車両ごとに占有権が与えられる電子キーのFOB−IDとが対応付けられて登録されている。
図6に示す例では、車両識別情報“001”の車両に対しては、FOB−ID(A)とFOB−ID(B)、車両識別情報“002”の車両に対しては、FOB−ID(A)、車両識別情報“003”の車両に対しては、FOB−ID(B)とFOB−ID(C)の電子キーが事前登録されていることを示す。
インタフェース136は、記憶装置135に書き込まれ、あるいは記憶装置135から読み出されるデータ、記憶装置135に対しアクセスするための各種信号を、制御部137と記憶装置135との間で入出力する。
制御部137はCPUにより構成され、キーレスエントリECU1、電子キー5との間で送受信される各種データを制御する。
また制御部137は、事前登録受付手段138、FOB−ID確認手段139、FOB−ID登録要求発行手段141を備えている。
事前登録受付手段138は、キーレスエントリECU1の事前登録手段110によるサーバ8へのFOB−IDの事前登録の受け付けを行う。
FOB−ID確認手段139は、キーレスエントリECU1から認証要求のあったFOB−IDが事前登録されているFOB−IDであるか確認を行う。
FOB−ID登録要求発行手段141は、キーレスエントリECU1から認証要求のあったFOB−IDが事前登録されている場合に、キーレスエントリECU1に対しそのFOB−IDを登録するように要求する。
次に動作について説明する。
図2は、この実施の形態の車両管理方法が適用されたカーシュアリングシステムの動作説明図である。また、図7、図8および図9は、電子キーと車両2のキーレスエントリECU1とサーバ8の動作を示すシーケンス図である。
以下の説明では、車両ドアは初期状態として施錠されている。また、電子キー(以下、キーFOBという)はキーFOB(A)、キーFOB(B)およびキーFOB(C)の3つのキーFOBがあり、ユーザ(A)がキーFOB(A)、ユーザ(B)がキーFOB(B)、ユーザ(C)がキーFOB(C)を携帯しているものとする。
以下、図2および図7、図8、図9を参照して動作について説明する。
図7に示すシーケンス図では、ユーザ(A)が携帯するキーFOB(A)と、ユーザ(B)が携帯するキーFOB(B)とが、共に同一の車両を利用可能なキーFOBとして登録される場合であり、ユーザ(A)が携帯するキーFOB(A)により施錠されている車両ドアが解錠されるまでの動作を示している。
まず、ユーザ(A)とユーザ(B)は、利用しようとする同一車両のキーレスエントリECU1の事前登録手段110により各自携帯するキーFOBのFOB−IDをサーバ8へ各々事前登録する(ステップS101、ステップS102、ステップS103、ステップS104)。
このサーバ8への各自携帯するキーFOBのFOB−IDの事前登録は図2の符号21,22に示す。
このときの操作は、ユーザ(A)については、サーバ8により(登録要求の一部として)利用しようとする車両のキーレスエントリECU1を設定モードに設定し、携帯しているキーFOB(A)とキーレスエントリECU1との間のキーFOB通信経路を確立させた状態で車両ドアを開閉することで、事前登録を完了する(ステップS101)。
この結果、その車両に対し占有権が与えられ利用可能なキーFOBとして車両の識別情報に対応させてキーFOB(A)のFOB−IDがサーバ8に事前登録される(ステップS102)。
また、ユーザ(B)についても同様で、サーバ8により(登録要求の一部として)車両のキーレスエントリECU1を設定モードにし、携帯しているキーFOB(B)とキーレスエントリECU1との間のキーFOB通信経路を確立させた状態で車両ドアを開閉する(ステップS103)。
この結果、その車両に対し占有権が与えられ利用可能なキーFOBとして車両の識別情報に対応させてキーFOB(B)のFOB−IDがサーバ8に事前登録される(ステップS104)。
このように、事前に、ユーザ(A)とユーザ(B)が各自携帯するキーFOB(A)、キーFOB(B)のFOB−IDをサーバ8へ事前登録しておく。
この事前登録では、サーバ8は、図6の符号151,152,153で示すように車両の識別情報“001”に対応させてキーFOB(A)とキーFOB(B)のFOB−IDを登録する。
この状態で、たとえばユーザ(A)が車両を運転する場合、ユーザ(A)はキーFOB(A)を携帯した状態で車両に接近し、車両ドアのハンドルを把持する。
この結果、キーFOB(A)とキーレスエントリECU1との間にはキーFOB通信経路が確立され、このキーFOB通信経路を経由して解錠要求コマンドとキーFOB(A)のFOB−ID(A)がキーFOB(A)からキーレスエントリECU1へ通知される(ステップS3)。
この解錠要求とキーFOB(A)のFOB−ID(A)の通知は図2の符号23により示される。
そして、キーレスエントリECU1は、認証要求発行手段113により、サーバ8へ、キーFOB(A)から送られてきたFOB−ID(A)の認証要求を発行する(ステップS4)。
このFOB−ID(A)の認証要求の発行は、図2の符号41により示される。
サーバ8は、キーレスエントリECU1から発行されたFOB−ID(A)の認証要求に対し、FOB−ID(A)が事前登録受付手段138により事前に登録されているか否かを確認する。
この結果、FOB−ID(A)が事前登録受付手段138により事前に登録されていることを確認すると(ステップS5)、認証要求をしたキーレスエントリECU1に対しFOB−ID(A)を登録するようにFOB−ID(A)の登録要求を発行する(ステップS6)。
このFOB−ID(A)の登録要求の発行は図2の符号42により示される。
キーレスエントリECU1は、メモリ装置105に、自車両を占有利用可能なキーFOBのFOB−ID104としてFOB−ID(A)のキーFOB(A)を登録し、記憶する(ステップS7)。
そして、登録したFOB−ID(A)と、ステップS3においてキーFOB(A)から解錠要求のあったときに通知されたFOB−ID(A)との一致判定を行い(ステップS8)、判定の結果、FOB−IDが一致しており、さらにドア接触センサ116により車両ドアに人体が接触している状態が検出されていると、ドアロック制御指令生成手段112によりドアロック機構4の解錠を行うドアロック制御指令を生成し、ドアロック制御用I/O114を介してドアロック制御指令を含む各種制御信号をドアロック機構4へ出力し、車両ドアを解錠する(ステップS9)。
このドアロック制御指令を含む各種制御信号のドアロック機構4への出力は、図2の符号45により示される。
次に、図8に示すシーケンス図に従ってユーザ(A)が利用した車両を今度はユーザ(B)が利用するときの動作について説明する。
図8に示すシーケンス図は、ユーザ(A)が携帯するキーFOB(A)と、ユーザ(B)が携帯するキーFOB(B)とが、共に同一の車両を利用可能なキーFOBとして登録されており、この状態でユーザ(A)が利用した車両を今度はユーザ(B)が利用するときの動作を示す。
ユーザ(A)は車両ドアを施錠してユーザ(B)が利用可能な場所へ当該車両を戻している。
まず、ユーザ(B)は車両を運転するため、キーFOB(B)を携帯した状態で車両に接近し、車両ドアのハンドルを把持する。この結果、キーFOB(B)とキーレスエントリECU1との間にはキーFOB通信経路が確立され、このキーFOB通信経路を経由して解錠要求コマンドとキーFOB(B)のFOB−ID(B)がキーFOB(B)からキーレスエントリECU1へ通知される(ステップS11)。
この解錠要求コマンドとFOB−ID(B)のキーFOB(B)からキーレスエントリECU1への通知は図2の符号25により示される。
そして、キーレスエントリECU1は、サーバ8へキーFOB(B)から送られてきたFOB−ID(B)の認証要求を発行する(ステップS12)。
このFOB−ID(B)の認証要求の発行は、図2の符号41により示される。
サーバ8は、キーレスエントリECU1から発行されたFOB−ID(B)の認証要求に対し、FOB−ID(B)が事前登録受付手段138により事前に登録されているか否かを確認する。
この結果、FOB−ID(B)が事前登録受付手段138により事前に登録されていることを確認すると(ステップS13)、認証要求をしたキーレスエントリECU1に対しFOB−ID(B)を登録するようにFOB−ID(B)の登録要求を発行する(ステップS14)。
このFOB−ID(B)の登録要求の発行は、図2の符号42により示される。
キーレスエントリECU1は、自車両を占有利用可能なキーFOBのFOB−ID104としてFOB−ID(B)を自車両と関係付け、メモリ装置105に、FOB−ID(B)のキーFOB(B)を登録し、記憶する(ステップS15)。
なお、このとき、前回、当該車両をFOB−ID(A)のキーFOB(A)を携帯したユーザ(A)が利用していたことから、メモリ装置105には、自車両を占有利用可能なキーFOBのFOB−ID104としてFOB−ID(A)が記憶されている。
このため、ステップS15におけるFOB−ID(B)のキーFOB(B)の登録は、記憶されているFOB−ID(A)にFOB−ID(B)が上書きされることになる。
そして、登録したFOB−ID(B)と、ステップS11においてキーFOB(B)から解錠要求のあったときに通知されたFOB−ID(B)との一致判定を行い(ステップS16)、判定の結果、FOB−IDが一致しており、さらにドア接触センサ116により車両ドアに人体が接触している状態が検出されていると、ドアロック制御指令生成手段112によりドアロック機構4の解錠を行うドアロック制御指令を生成し、ドアロック制御用I/O114を介してドアロック制御指令を含む各種制御信号をドアロック機構4へ出力し、車両ドアを解錠する(ステップS17)。
次に、図9に示すシーケンス図に従って、ネットワーク通信経路が確立されていないときと、キーFOBの事前登録が行われていないときの動作について説明する。
図9に示すシーケンス図は、キーレスエントリECU1とサーバ8との間のネットワーク通信経路が確立されていない場合、つまりキーレスエントリECU1とサーバ8との間のリンクが接続されていない場合の動作と、事前登録が行われていないキーFOB(C)を携帯するユーザ(C)が車両を利用しようとする場合の動作を示す。
まず、キーレスエントリECU1とサーバ8との間のリンクが接続されていない場合であるが、ユーザ(A)はキーFOB(A)を携帯した状態で車両に接近し、車両ドアのハンドルを把持する。
この結果、キーFOB(A)とキーレスエントリECU1との間にはキーFOB通信経路が確立され、このキーFOB通信経路を経由して解錠要求コマンドとキーFOB(A)のFOB−ID(A)がキーFOB(A)からキーレスエントリECU1へ通知される(ステップS21)。
この解錠要求とキーFOB(A)のFOB−ID(A)の通知は図2の符号24により示される。
キーレスエントリECU1はサーバ8へ、キーFOB(A)から送られてきたFOB−ID(A)の認証要求を発行する(ステップS22)。
この認証要求の発行は、図2の符号46により示される。
このとき、キーレスエントリECU1とサーバ8との間のネットワーク通信経路が確立されていないと、認証要求はサーバ8へは伝わらず、キーレスエントリECU1は認証供給に失敗したものとして、キーFOB(A)からキーレスエントリECU1へ通知された解錠要求コマンドとキーFOB(A)のFOB−ID(A)をキーレスエントリECU1は破棄する(ステップS23)。
従って、この場合には、事前登録されたFOB−ID(A)のキーFOB(A)によっても車両2の解錠は不可能となる。
次に事前登録が行われていないキーFOB(C)を携帯するユーザ(C)が車両を利用しようとする場合の動作について説明する。
まず、ユーザ(C)は車両を運転するため、キーFOB(C)を携帯した状態で車両に接近し、車両ドアのハンドルを把持する。この結果、キーFOB(C)とキーレスエントリECU1との間にはキーFOB通信経路が確立され、このキーFOB通信経路を経由して解錠要求コマンドとキーFOB(C)のFOB−ID(C)がキーFOB(C)からキーレスエントリECU1へ通知される(ステップS31)。
この解錠要求とキーFOB(C)のFOB−ID(C)の通知は図2の符号26により示される。
キーレスエントリECU1はサーバ8へ、キーFOB(C)から送られてきたFOB−ID(C)とその認証要求を発行する(ステップS32)。
この認証要求の発行は、図2の符号41により示される。
サーバ8は、キーレスエントリECU1から発行されたFOB−ID(C)の認証要求に対し、FOB−ID(C)が事前登録受付手段138により事前に登録されているか否かを確認する。
この結果、FOB−ID(C)は事前登録受付手段138により事前に登録されていないため、FOB−ID(C)についての事前登録を未確認と判定し(ステップS33)、認証要求をしたキーレスエントリECU1に対しFOB−ID(C)について事前登録未確認の通知を発行する(ステップS34)。
この事前登録未確認の通知は、図2の符号43により示される。
キーレスエントリECU1は、FOB−ID(C)について事前登録されていない未確認として、キーFOB(C)からキーレスエントリECU1へ通知された解錠要求コマンドとキーFOB(C)のFOB−ID(C)を破棄する(ステップS35)。
従って、FOB−ID(C)のキーFOB(C)では車両2の解錠は不可能となる。
なお、以上説明した動作では、1台の車両について複数のユーザが各自携帯するキーFOBのFOB−IDを登録する場合について説明したが、複数の車両に複数のユーザが各自携帯するキーFOBのFOB−IDを登録する場合であっても、この実施の形態のカーシュアリングシステムは有効に機能する。
つまり、図6に示すように、FOB−ID(A)のキーFOBを携帯するユーザ(A)が車両識別情報“001”、“002”の複数の車両についてサーバ8へ事前登録し、さらにFOB−ID(B)のキーFOBを携帯するユーザ(B)が車両識別情報“001”、“003”の複数の車両についてサーバ8へ事前登録するという形態も可能である。
言い換えると、複数の車両に複数のユーザが各自携帯するキーFOBのFOB−IDを登録し、複数の車両を複数のユーザが利用する形態も可能である。
この結果、車両と、その車両の占有権が与えられるキーFOBとの関係をフレキシブルに管理でき、利便性の向上を図れる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、車両と、その車両の占有権が与えられるキーFOBとの関係をフレキシブルに管理でき、利便性の向上を図れる車両管理方法および装置を提供できる効果がある。
また、キーレスエントリECU1とサーバ8との間の通信経路が確保されていないときには、認証要求に失敗したものとしてキーFOBからの解錠要求、当該キーFOBのFOB−IDは破棄され、当該車両の車両ドアの解錠、当該車両の利用は不可能になるため、安全性を確保しつつ、車両と、その車両の占有権が与えられるキーFOBとの関係をフレキシブルに管理でき、利便性の向上を図れる車両管理方法および装置を提供できる効果がある。
1……キーレスエントリECU、2……車両、5……電子キー、8……サーバ、102……通信手段(車両・サーバ間通信手段、受信手段)、103……通信用インタフェース(車両・サーバ間通信手段、受信手段)、110……事前登録手段、111……FOB−ID登録手段(キー識別情報登録手段)、110……事前登録手段、113……認証要求発行手段、122……リモコン通信手段、123……リモコン通信用インタフェース、129……解錠要求手段、132……接続手段、138……事前登録受付手段、139……FOB−ID認証手段(キー識別情報認証手段)、141……FOB−ID登録要求発行手段(キー識別情報登録要求発行手段)。

Claims (5)

  1. 車両と電子キーとサーバとの間で前記電子キーの識別情報の送受信をサーバとの間で行い、前記サーバにおいて、前記車両とその車両に対し占有権が与えられる前記電子キーとの関係付けを管理する車両管理方法であって、
    前記電子キーと前記車両との間の通信経路を確立する電子キー・車両間通信経路確立ステップと、
    前記車両と前記サーバとの間の通信経路を確立する車両・サーバ間通信経路確立ステップと、
    前記電子キー・車両間通信経路確立ステップと前記車両・サーバ間通信経路確立ステップとにより確立された通信経路を介して、前記電子キーと前記車両と前記サーバとの間で前記電子キーのキー識別情報を含むデータの送受信を行い、前記車両と、その車両に対し占有権が与えられる前記電子キーのキー識別情報とを関係付け前記サーバに登録する事前登録ステップと、
    前記電子キー・車両間通信経路確立ステップにより確立された前記通信経路を介して、前記電子キーが前記車両へ当該車両に対する解錠要求を前記電子キーのキー識別情報とともに送信する解錠要求送信ステップと、
    前記解錠要求送信ステップにより、前記電子キーから前記解錠要求が前記キー識別情報とともに送信されてくると、前記車両・サーバ間通信経路確立ステップにより確立された通信経路を介して、前記車両において、前記サーバへ前記キー識別情報の認証要求を発行する認証要求発行ステップと、
    前記車両から前記サーバへ認証要求発行ステップにより発行された前記認証要求のキー識別情報に対し、前記サーバが、前記車両に対し占有権が与えられる電子キーのキー識別情報として前記事前登録ステップで事前登録されているか否かを判定する判定ステップと、
    前記サーバが、前記判定ステップにより、前記認証要求のキー識別情報が前記車両に対し事前登録されていると判定すると、前記車両・サーバ間通信経路確立ステップにより確立された通信経路を介して、前記電子キーのキー識別情報の登録要求を前記車両へ発行する登録要求発行ステップと、
    前記登録要求発行ステップにより、前記サーバから前記車両へ前記電子キーのキー識別情報の登録要求が発行されると、前記車両において、前記電子キーのキー識別情報を自車両と関係付け、前記キー識別情報の登録を行うキー識別情報登録ステップと、
    前記車両において、前記キー識別情報登録ステップにより登録した前記キー識別情報と、前記解錠要求送信ステップにより前記電子キーから前記解錠要求とともに送信されたキー識別情報との一致判定を行うキー識別情報判定ステップと、
    前記車両において、前記キー識別情報判定ステップにより前記キー識別情報の一致が判定されると、前記電子キーから送信された前記解錠要求に応じた処理を行う解錠要求処理ステップと、
    を備えたことを特徴とする車両管理方法。
  2. 前記事前登録ステップは、前記車両のキーレスエントリECUが所定の操作により設定モードにシフトする設定モード移行ステップを有し、前記設定モード移行ステップにより前記車両のキーレスエントリECUが設定モードにシフトした状態で、前記車両のドアが開閉されることを条件に、前記電子キー・車両間通信経路確立ステップと前記車両・サーバ間通信経路確立ステップとにより確立された前記通信経路を介して、前記電子キーと前記車両のキーレスエントリECUと前記サーバとの間で前記電子キーのキー識別情報を含むデータの送受信が行われ、前記車両と、その車両に対し占有権が与えられる前記電子キーのキー識別情報とが関係付けられて前記サーバに事前登録されることを特徴とする請求項1記載の車両管理方法。
  3. キーレスエントリECUと電子キーとサーバとの間で前記電子キーのキー識別情報の送受信を行い、前記サーバにおいて、車両と、その車両に対し占有権が与えられる前記電子キーとの関係付けを管理するカーシュアリングシステムであって、
    前記電子キーは、
    前記キーレスエントリECUとの間の通信経路を確立し、前記キーレスエントリECUとの間の通信を可能にする電子キー・車両間通信手段と、
    前記電子キー・車両間通信手段により確立された前記通信経路を介して、前記電子キーから前記キーレスエントリECUへ当該車両に対する解錠要求を前記電子キーにあらかじめ与えられたキー識別情報とともに送信する解錠要求手段と、
    を備え、
    前記キーレスエントリECUは、
    前記電子キー・車両間通信手段により確立された前記通信経路を介して前記電子キーの解錠要求手段が送信した前記解錠要求およびキー識別情報を受信する受信手段と、
    前記キーレスエントリECUと前記サーバとの間の通信経路を確立し、前記サーバとの間の通信を可能にする車両・サーバ間通信手段と、
    前記電子キーの電子キー・車両間通信手段により確立された通信経路と、前記車両・サーバ間通信手段により確立された通信経路とを介して、前記電子キーのキー識別情報を前記サーバへ事前登録する事前登録手段と、
    前記電子キー・車両間通信手段により確立された前記通信経路を介して、前記電子キーの前記解錠要求手段が解錠要求とともに送信した前記電子キーのキー識別情報について、前記車両・サーバ間通信手段により確立された前記通信経路を介して、前記サーバへ前記事前登録されているか否かの認証要求を発行する認証要求発行手段と、
    前記認証要求発行手段により発行された認証要求に対し、前記電子キーのキー識別情報が前記サーバへ前記事前登録されているときに前記サーバから発行される登録要求に対応して前記電子キーのキー識別情報を登録し、前記キー識別情報の電子キーと自車両とを関係付けるキー識別情報登録手段とを備え、
    前記サーバは、
    前記車両・サーバ間通信手段が確立した前記通信経路を介して前記キーレスエントリECUと接続し、前記事前登録する前記電子キーのキー識別情報、前記認証要求、前記登録要求を含む各種情報を前記キーレスエントリECUとの間で送受信する接続手段と、
    前記キーレスエントリECUの前記事前登録手段による前記電子キーのキー識別情報の事前登録に対し受付けを行う事前登録受付手段と、
    前記キーレスエントリECUの認証要求発行手段が発行する認証要求に対し、前記電子キーのキー識別情報が事前登録されているか否かを判定するキー識別情報認証手段と、
    前記キー識別情報認証手段により前記電子キーのキー識別情報が事前登録されていると判定されると、前記電子キーのキー識別情報の登録要求を、前記車両・サーバ間通信手段により確立された前記通信経路を介して前記キーレスエントリECUへ発行するキー識別情報登録要求発行手段と、
    を備えていることを特徴とするカーシュアリングシステム。
  4. 前記キーレスエントリECUの前記事前登録手段は、前記キーレスエントリECUが所定の操作により設定モードにシフトした状態で、前記車両のドアが開閉されることを条件に、前記電子キー・車両間通信手段と前記車両・サーバ間通信手段とが確立した前記通信経路を介して前記電子キーと前記キーレスエントリECUと前記サーバとの間で前記電子キーのキー識別情報を含むデータの送受信を行い、前記車両と、その車両に対し占有権が与えられる前記電子キーのキー識別情報とを関係付けて前記サーバに事前登録することを特徴とする請求項3記載のカーシュアリングシステム。
  5. キーレスエントリECUとの間で電子キーのキー識別情報の送受信を行い、車両と、その車両に対し占有権が与えられる前記電子キーとの関係付けを管理するカーシュアリングシステムのサーバであって、
    前記キーレスエントリECUとの間の通信経路を確立し、前記電子キーのキー識別情報、認証要求、登録要求を含む各種情報を前記キーレスエントリECUとの間で送受信する接続手段と、
    前記キーレスエントリECUによる前記電子キーのキー識別情報の事前登録に対し受付けを行う事前登録受付手段と、
    前記電子キーから前記キーレスエントリECUへキー識別情報とともに解錠要求が発行されたとき、前記接続手段により確立された前記通信経路を介して前記キーレスエントリECUから発行される前記キー識別情報についての前記認証要求に対し、前記電子キーのキー識別情報が事前登録されているか否かを判定するキー識別情報認証手段と、
    前記キー識別情報認証手段により前記電子キーのキー識別情報が事前登録されていると判定されると、前記電子キーのキー識別情報の登録要求を、前記接続手段により確立された前記通信経路を介して前記キーレスエントリECUへ発行するキー識別情報登録要求発行手段と、
    を備えていることを特徴とするカーシュアリングシステムのサーバ。
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